JP2006118590A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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忍 釜田
Hiroshi Iwano
岩野  浩
Hiroshi Oba
大羽  拓
Michiyuki Haniyu
倫之 羽二生
Kazuhiro Takeda
和宏 竹田
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Abstract

【課題】ハイブリッド車両のモータジェネレータを小型化、軽量化する。
【解決手段】ハイブリッド車両は、エンジン1と、駆動輪13に接続される車両駆動軸11と、第1の変速機71及び第2の変速機72と、第1のクラッチ18及び第2のクラッチ19と、第1の変速機71の入力軸14に接続されるモータジェネレータ3とを備える。第1の変速機71は少なくとも第1、第3、第5の変速段を有し、第2の変速機72は少なくとも第2、第4、第6の変速段を有し、第6の変速段の減速比は第1及び第2の変速機71、72が有する変速段の中で最も小さく、かつ、第1ないし第6の変速段の減速比は第1の変速段、第2の変速段、第3の変速段、第4の変速段、第5の変速段、第6の変速段の順に小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動力源としてエンジンとモータを備えたハイブリッド車両に関する。
特許文献1のハイブリッド車両では、駆動輪に接続される1つの車両駆動軸に対して第1及び第2の入力軸を平行に設け、第1の入力軸と駆動軸の間に第2、第4、第6の変速段を構成するギヤ列、第2の入力軸と駆動軸の間に第1、第3、第5の変速段を構成するギヤ列をそれぞれ配置している。各変速段の減速比は、変速段に付けられた番号の順に小さくなる。また、第1の入力軸にはモータジェネレータが接続されるとともに、クラッチを介してエンジンが接続され、エンジンは別のクラッチを介して第2の入力軸にも接続されている。
このような構成により、エンジンの駆動力を第1ないし第6のいずれかの変速段を介して駆動軸に伝達可能にし、また、モータジェネレータの駆動力を第1、第3、第5のいずれかの変速段を介して駆動軸に伝達可能にしている。
特開2002−89594公報
しかしながら、上記構成のハイブリッド車両においては、モータジェネレータのみで車両を発進させる場合、減速比が最大ではない第2の変速段を介してモータジェネレータの駆動力を駆動軸に伝達するので、十分な発進加速性能を確保するためには、高トルク型のモータジェネレータを用意する必要があった。
また、第6の変速段を使用して高速走行する状態(エンジン、モータジェネレータ共に第1の入力軸接続)を考えると、エンジンをその最高回転速度以上で回転させることができないことから、モータジェネレータの最高回転速度がエンジンの最高回転速度によって制限され、また、モータジェネレータの駆動力が減速比の最も小さな第6の変速段を介して駆動輪に伝達されることから、小型のモータジェネレータを高速回転させて駆動力を確保することができず、十分な駆動力を得るためにはモータジェネレータを大型化して対応する必要があった。
また、コースト走行状態からアクセルペダルを踏み込んで再加速する場合は、コースト走行時に使用していた変速段からアクセルペダル踏込み後に変速マップを参照して新たに設定されるマップ参照変速段まで変速段を1段ずつ落としていくことで変速する必要があり、マップ参照変速段に到達するまでにクラッチの切換えが多く発生し、変速時間が長引いて加速性能を低下させ、運転者に違和感を与えるという問題もあった。
図11は第6の変速段を使用してコースト走行しているときにアクセルペダルが踏み込まれ、再加速するときの様子を示したものである。アクセルペダルの踏込みにより、再加速時のマップ参照変速段は第6の変速段から第3の変速段に変更されるが、第3の変速段まで変速するためには、トルク抜けを防止するために第5の変速段への変速、第4の変速段への変速を先に行う必要があり、その度にクラッチの掛け換えが発生して加速タイムラグが大きくなる。
本発明は、このような技術的課題を鑑みてなされたもので、モータジェネレータを小型化、軽量化すること、さらには、コースト走行状態から再加速する場合のクラッチの切換え回数を減らし、変速時間、すなわち加速タイムラグを短縮することを目的とする。
本発明に係るハイブリッド車両は、エンジン(1)と、駆動輪(13)に接続される車両駆動軸(11)と、エンジン(1)の回転速度を変速して車両駆動軸(11)に伝達する第1の変速機(71)と、エンジン(1)の回転速度を変速して車両駆動軸(11)に伝達する第2の変速機(72)と、エンジン(1)と第1の変速機(71)の間に介装される第1のクラッチ(18)と、エンジン(1)と第2の変速機(72)の間に介装される第2のクラッチ(19)と、第1の変速機(71)の入力軸(14)に接続されるモータジェネレータ(3)と備える。そして、第1の変速機(71)は少なくとも第1、第3、第5の変速段を有し、第2の変速機(72)は少なくとも第2、第4、第6の変速段を有し、第6の変速段の減速比は第1及び第2の変速機(71、72)が有する変速段の中で最も小さく、かつ、第1ないし第6の変速段の減速比は第1の変速段、第2の変速段、第3の変速段、第4の変速段、第5の変速段、第6の変速段の順に小さい。
なお、理解を容易にするために括弧内に実施例の対応する構成の参照符号を記載しているが、本発明の技術的範囲を実施例の構成に限定する趣旨ではない。
本発明に係るハイブリッド車両においては、モータジェネレータで車両を発進させる際には、減速比が最も大きくなる第1の変速段を介してモータジェネレータの駆動力を駆動輪へと伝達できるので、モージェネレータに要求されるトルクを小さくすることができる。また、エンジンの駆動力を第6の変速段を介して車両駆動軸に伝達し高速走行するときにおいても、モータジェネレータを第6の変速段よりも減速比の大きな第5の変速段を介して車両駆動軸に接続することができ、エンジンの最高回転速度によってモータジェレータの最高回転速度が制限されることもないので、従来よりもトルクの小さな高回転型のモータジェネレータを用いることができる。したがって、本発明によれば、ハイブリッド車両に搭載されるモータジェネレータを小型化、軽量化し、車両への搭載性を高めることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1に示されるように本発明に係るハイブリッド車両は駆動力源としてエンジン1とモータ3を備えている。エンジン1はガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等の内燃機関であり、モータジェネレータ3は例えば三相交流式の電動機である。エンジン1には、スタータモータと発電機の機能を有するスタータジェネレータ2が接続されており、エンジン1はスタータジェネレータ2を力行させることで始動される。また、モータジェネレータ3にはインバータ4を介してバッテリ5が接続されており、バッテリ5の電力をモータジェネレータ3に供給すればモータジェネレータ3を力行させて電動機として機能させることができ、また、モータジェネレータ3が発電機として機能するときはその発電電力でバッテリ5を充電することもできる。
この車両のパワートレインについて説明すると、終減速装置12を介して駆動輪13に接続される車両駆動軸11に対して平行に第1の入力軸14、第2の入力軸15が設けられており、第1の入力軸14の一端にはモータジェネレータ3が接続されている。エンジン1は第1のクラッチ18、第2のクラッチ19を介して第1の入力軸14、第2の入力軸15のいずれにも接続することができる。第1のクラッチ18、第2のクラッチ19は図示しない油圧供給回路から供給される油圧で締結/解放状態、締結力を切り換えることができる摩擦板式クラッチであるが、これに代えて供給電流によって締結/解放状態、締結力を切り換えることができる電磁クラッチ等、別の機構のクラッチを用いても構わない。
第1の入力軸14にはギヤ41ないし43が第1の入力軸14と相対回転可能に設けられている。これらのギヤの間に配置されるドグクラッチ61あるいは62を軸方向に移動させてギヤ41ないし43のいずれかに噛み合せば、噛み合ったギヤが第1の入力軸14に固定され、第1の入力軸14と一体となって回転する。同様に第2の入力軸15にはギヤ44ないし47が第2の入力軸15と相対回転可能に設けられている。これらのギヤの間に配置されるドグクラッチ63あるいは64を軸方向に移動させてギヤ44ないし47のいずれかに噛み合せば、噛み合ったギヤが第2の入力軸15に固定され、第2の入力軸15と一体となって回転する。
車両駆動軸11には、ギヤ51ないし57が固定され、車両駆動軸11と一体となって回転する。ギヤ52、54、56はそれぞれ第1の入力軸14に設けられているギヤ41ないし43とそれぞれ噛み合っており、ギヤ51、53、55はそれぞれ第2の入力軸15に設けられているギヤ44ないし46と噛み合っている。ギヤ57はカウンターギヤ58を介して第2の入力軸15に設けられているギヤ47と噛み合っており、ギヤ57、58、47は後進用のギヤ列を構成する。
図中にギリシア数字で示すように、ギヤ41とギヤ52からなるギヤ列を第1の変速段、ギヤ44とギヤ51からなるギヤ列を第2の変速段、ギヤ42とギヤ54からなるギヤ列を第3の変速段、ギヤ45とギヤ53からなるギヤ列を第4の変速段、ギヤ43とギヤ56からなるギヤ列を第5の変速段、ギヤ46とギヤ55からなるギヤ列を第6の変速段とする。各ギヤ列のギヤ比は各変速段の減速比(変速比)が変速段の番号が大きくなるほど小さくなるように選択される。第1、第3及び第5の変速段が第1の変速機71、第2、第4及び第6の変速段が第2の変速機72をそれぞれ構成し、エンジン1の回転は第1、第2の変速機71、72で変速されて車両駆動軸11に伝達される。第1の変速機71、第2の変速機72の変速段の変更は、ドグクラッチ61ないし64を軸方向に変位させることで行われる。
エンジン1にはその回転速度を検出するセンサ81が取り付けられており、また、車両駆動軸11にはその回転速度を検出するセンサ82が取り付けられている。また、車両には運転者のアクセルペダルの操作量を検出するアクセル操作量センサ83、バッテリ5の充電状態を検出するセンサ84が設けられている。コントローラ90には、これらセンサ81ないし84の検出信号の他、エンジン1の冷却水温、油温、吸入空気量、スロットル開度等を示す信号が入力され、コントローラ90は、入力された信号に基づき車両の運転状態を判断し、エンジン1の吸入空気量、燃料噴射量、燃料噴射時期を制御し、また、第1の変速機71、第2の変速機72の変速制御(クラッチ18、19、ドグクラッチ61ないし64の切換え制御)を行う。
特に、本発明に係るハイブリッド車両では、走行中にアクセルペダルが離されて車両がコースト走行状態(惰性走行状態)になると、クラッチ18、19をともに解放してエンジン1を車両駆動軸11から切り離し、エンジン1が連れ回ることによる損失をなくし、さらにこのとき、モータジェネレータ3を回生動作させてエネルギを回収する。
回生時、第1の変速機71の変速段は、モータジェネレータ3の回生効率がよくなるような変速段、具体的には、モータジェネレータ3の回転速度が高効率で回生を行うことができる回転速度の上限よりも低くなるように変更される。また、モータジェネレータ3の回生量は、それによる減速力が、変速マップを参照して得られるマップ参照変速段を介してエンジン1と車両駆動力11を接続したときに得られるエンジンブレーキによる減速力と等しくなるように設定される。
また、コースト走行状態で車速とアクセル操作量から図3ステップS11に示すような変速マップを参照して得られる変速段(マップ参照変速段)が第6の変速段あるいは第4の変速段であるときは、第2の変速機72の変速段を隣のより減速比が大きな変速段に変更する。すなわち、マップ参照変速段が第6の変速段のときはドグクラッチ64を中立状態にするとともに、ドグクラッチ63をギヤ45に噛み合わせて第2の変速機72の変速段を予め第4の変速段に変更する。同様に、マップ参照変速段が第4の変速段のときは、ドグクラッチ64を中立状態のままとし、ドグクラッチ63をギヤ44に噛み合わせて第2の変速機72の変速段を予め第2の変速段に変更する。
これにより、アクセルペダルが踏み込まれてコースト走行が終了し、新たに設定されるマップ参照変速段まで変速を行うときに、この新たに設定された変速段が予め変速しておいた第2の変速機72の変速段以下の場合は、従来よりも変速時のクラッチの掛け換えが1回少なくなり、変速時間を短縮して加速性能を向上させることができる。
例えば、コースト走行状態でのマップ参照変速段が第6の変速段で、第2の変速機72の変速段を予め第4の変速段に変更しているときに、アクセルペダルが踏み込まれて目標変速段が第3の変速段となったときは、第2クラッチ19を締結して第4の変速段に変速し、この状態で第1の変速機71の変速段を第3の変速段に変更し、第1のクラッチ18と第2のクラッチの掛け換えを実行すれば、第3の変速段への変速が完了する。従来のように、変速段を一段ずつ落として第3の変速段に変速する必要がないので、変速時間がその分短くなる。
また、コースト走行状態から再加速する際には、新たに設定されるマップ参照変速段に応じて第1のクラッチ18あるいは第2のクラッチ19が締結されるが、エンジン1が車両駆動軸11に接続されて慣性モーメントが変化することによる駆動力変動、ドグクラッチ掛け換え時の回転速度差による駆動力変動は、いずれもモータジェネレータ3でアシストすることで吸収し、運転者に違和感を与えないようにする。
図2は、車両がコースト状態に入り、その後、アクセルペダルが踏み込まれて再加速するまでのコントローラ90の制御内容を示したフローチャートである。以下、フローチャートを参照しながらコースト走行時の制御、コースト走行終了後の変速制御について説明する。
まず、ステップS1では、アクセル操作量センサ83からの信号に基づき、アクセルペダルが離されたかどうかを判断し、アクセルペダルが離されたと判断するとステップS2に進む。
ステップS2では、第1のクラッチ18、第2のクラッチ19への供給油圧を減少させて両クラッチを解放し、モータジェネレータ3による回生を開始する。第1のクラッチ18、第2のクラッチ19を共に解放するのは、エンジン1が連れ回ることによる損失を低減するためであり、モータジェネレータ3を回生動作させるのは、エネルギを回生することで車両の燃費効率を向上させることに加え、エンジンブレーキ相当の減速力をモータジェネレータ3の回生によって発生させ、エンジンブレーキが作用する車両に慣れた運転者に違和感を与えないようにするためである。
ステップS3ではコースト回生時の変速制御ルーチンを実行し、ステップS4でアクセルペダルが踏み込まれたことが判定されるまで同ルーチンを繰り返す。第1のクラッチ18、第2のクラッチ19がともに解放されていて第1の入力軸14、第2の入力軸15にはトルクが入力されず、ギヤ−入力軸間に反力が発生しないことから、このコースト回生時の変速制御では、ドググラッチ61ないし64を変位させれば、第1の変速機71、第2の変速機72の変速段を自由に変更することができる。コースト回生時の変速制御は具体的には図3から図5に示されるフローチャートに従って行われ、これについては後述する。
ステップS4でアクセルペダルが踏み込まれたと判定されるとステップS5に進み、モータジェネレータ3による回生を中止する。
ステップS6では、アクセルペダル踏込み後のアクセルペダル操作量と車両駆動軸11の回転速度から求められる車速に基づき、図3のステップS11に示すような変速マップを参照して新たに得られるマップ参照変速段に応じて、第1のクラッチ18、第2のクラッチ19のいずれかを締結する。特に、新たに得られたマップ参照変速段がコースト状態終了時の第2の変速機72の変速段以下の変速段になるときは、第2のクラッチ19を締結する。例えば、コースト走行時の第2の変速機72の変速段が第4の変速段となっており、あるセルペダル踏込み後のマップ参照変速段が第3の変速段である場合である。また、このとき、エンジン1が車両駆動軸11に接続されて慣性モーメントが変化するので、これによる駆動力変動をモータジェネレータ3でアシストすることで吸収する。
ステップS7ではコースト回生終了後の変速制御を実行する。コースト回生後の変速制御は図6に示されるフローチャートに従って行われ、これについては後述する。
図3は図2のステップS3で実行されるコースト回生時変速制御のメインルーチンである。
これによると、まず、ステップS11では、アクセル操作量と車速に基づき、所定の変速マップを参照してマップ参照変速段S_TGを設定する。車速は検出される車両駆動軸11の回転速度から求めることができる。
ステップS12では、マップ参照変速段S_TGを介してエンジン1を車両駆動軸11に接続した場合にエンジンブレーキによって生じる減速力(エンジンブレーキ相当減速力)DF_TGを所定の減速力マップを参照して求める。減速力マップは、アクセル操作量ゼロの状態での車速と減速力の関係を各変速段について規定したもので、実験あるいは演算によって求められる。
ステップS13ではマップ参照変速段S_TGが第4の変速段、第6の変速段であるか、あるいは、これら以外の変速段であるかが判断される。マップ参照変速段S_TGが第4の変速段あるいは第6の変速段であるときはステップS14に進み、そうでないときはステップS19に進む。
ステップS14では、エンジンブレーキ相当減速力DF_TGをしきい値RB_THと比較し、エンジンブレーキ相当減速力DF_TGをモータジェネレータ3を回生動作させることによって発生させることができるかどうかを判断する。しきい値RB_THはモータジェネレータ3の回生量を最大としたときに得られる減速力である。バッテリ5の充電状態が低いときはそれだけ多くの電力をバッテリ5に受け入れることができるので、モータジェネレータ3の回生量を大きくして大きな減速力を発生することができることから、しきい値RB_THはセンサ84で検出されるバッテリ5の充電状態に応じて設定され、バッテリ5の充電状態が低いほど大きな値が設定されるF。
エンジンブレーキ相当減速力DF_TGがしきい値RB_THよりも小さいときはステップS15、S16に進み、後述する第2の変速機72の要求変速段設定ルーチン(図4)、第1の変速機71の要求変速段設定ルーチン(図5)を実行する。特に、第2の変速機72の要求変速段設定ルーチンでは、第2の変速機72の要求変速段が、マップ参照変速段よりも減速比の大きな変速段に設定される。
ステップS17では、ステップS16で設定された第2の変速機72、第1の変速機71の変速段がそれぞれステップS15、S16で設定された要求変速段となるように、図示しない油圧供給回路を介してドグクラッチ61ないし64を切り換える。
一方、ステップS14でエンジンブレーキ相当減速力DF_TGがしきい値RB_THよりも大きいと判断されたときは、モータジェネレータ3を回生動作させてもエンジンブレーキ相当の減速力を発生させることができないので、ステップS18に進み、ステップS11で設定されたマップ参照変速段S_TGを介してエンジン1が車両駆動軸11に接続され、エンジン1のエンジンブレーキが車両に作用するように、クラッチ18、19、ドグクラッチ61ないし64を制御する(通常変速段設定ルーチン)
また、ステップS13でマップ参照変速段S_TGが第4の変速段、第6の変速段以外の変速段であるときはステップS19に進み、エンジンブレーキ相当減速力DF_TGをしきい値RB_THと比較し、エンジンブレーキ相当減速力DF_TGがしきい値RB_THよりも小さいときはステップS20に進んで第1の変速機71の要求変速段設定ルーチン(図5)を実行し、そうでないときはステップS18に進んで通常変速段設定ルーチンを実行する。
図4は図3のステップS15で実行される第2の変速機72の要求変速段設定ルーチンである。
これによると、まず、ステップS21ではマップ参照変速段S_TGから2を引いた値がゼロ以下であるか判断する。ゼロ以下の場合は、ステップS25に進み、第2の変速段72の要求変速段をマップ参照変速段S_TGとする。
マップ参照変速段S_TGから2を引いた値がゼロよりも大きい場合はステップS22に進み、第2の変速機72の変速段をマップ参照変速段S_TGよりも2段低い変速段S_TG−2に変速した場合のエンジン1の回転速度Ne_ES(S_TG−2)を演算する。この値は、変速段S_TG−2のギヤ比Gr(S_TG−2)と車両駆動軸11の回転速度Nt_outから演算する。
ステップS23では、演算されたNe_ES(S_TG−2)がしきい値Ne_ACよりも大きいかどうかを判定し、大きい場合はステップS25に進んで第2の変速段72の要求変速段S_Eng_TGをマップ参照変速段S_TGとし、そうでない場合はステップS24に進んで第2の変速段72の要求変速段S_Eng_TGをマップ参照変速段S_TGよりも2段低い変速段とする。しきい値Ne_ACはエンジン1が加速するのに最適な回転速度の上限、例えば、エンジン1のエンジントルクマップにおいてトルクの落ち込みが始まる回転速度に設定される。しきい値Ne_ACは運転者の運転特性、好みに応じて変更するようにしてもよく、しきい値Ne_ACを大きくすればそれだけエンジン1が高回転で使用されることになる。
したがって、第2の変速機72の要求変速段としては、マップ参照変速段S_TGよりも2段低い変速段でクラッチ18を締結したとしても、エンジン1の回転速度が加速に適した回転速度の上限であるしきい値Ne_ACを超えることがない場合は、マップ参照変速段S_TGよりも2段低い変速段が設定され、超える場合はマップ参照変速段S_TGに設定される。
図5は図3のステップS16、S20で実行される第1の変速段71の要求変速段設定ルーチンである。
これによると、ステップS31では、マップ参照変速段S_TGが2以上かを判断する。2以上であるときはステップS33に進み、2未満であるときはステップS32に進んで第1の変速段71の要求変速段S_MG_TGを第1の変速段に設定する。
ステップS33では、マップ参照変速段S_TGが偶数の変速段か判断する。偶数の変速段でない場合はステップS34に進み、そうである場合はステップS38に進む。
ステップS34では、第1の変速段71の変速段をマップ参照変速段S_TGとした場合のモータジェネレータ3の回転速度Nmg_ES(S_TG)をマップ参照変速段S_TGのギヤ比Gr(S_TG)に車両駆動軸11の回転速度Nt_outを掛けることで演算する。
ステップS35では、演算されたNmg_ES(S_TG)を所定のしきい値Nmg_Uppと比較し、しきい値Nmg_Uppよりも高い場合は、ステップS37に進んでマップ参照変速段S_TGに2を加えた値を第1の変速段71の要求変速段S_MG_TGに設定する。但し、2を加えた値が第1の変速段71の最高変速段である5を超える場合は、要求変速段S_MG_TGを第5の変速段に制限する。Nmg_ES(S_TG)が所定のしきい値Nmg_Uppよりも低い場合はステップS36に進んでマップ参照変速段S_TGを第1の変速段71の要求変速段S_MG_TGに設定する。
しきい値Nmg_Uppは、モータジェネレータ3が高効率で回生できる回転速度の上限に設定され、回生中、モータジェネレータ3の回転速度がしきい値Nmg_Uppを超えない範囲に収まるように、第1の変速段71の要求変速段が設定される。しきい値Nmg_Uppは運転者の運転特性等に応じて変更するようにしてもよい。
一方、ステップS33でマップ参照変速段S_TGが偶数段であると判断されて進むステップS38では、第1の変速段71の変速段をS_TG−1とした場合のモータジェネレータ3の回転速度Nmg_ES(S_TG−1)を変速段S_TG−1のギヤ比Gr(S_TG−1)に車両駆動軸11の回転速度Nt_outを掛けることで演算する。
ステップS39では、演算されたNmg_ES(S_TG−1)を所定のしきい値Nmg_Uppと比較し、所定のしきい値Nmg_Uppよりも高い場合は、ステップS41に進んでマップ参照変速段S_TGに1を加えた値を第1の変速段71の要求変速段S_MG_TGに設定する。但し、1を加えた値が第1の変速段71の最高変速段である5を超える場合は、要求変速段S_MG_TGを第5の変速段に制限する。これに対し、演算されたNmg_ES(S_TG−1)が所定のしきい値Nmg_Uppよりも低い場合はステップS40に進み、S_TG−1を第1の変速段71の要求変速段S_MG_TGに設定する。
したがって、第1の変速機71の変速段は、モータジェネレータ3の回転速度がしきい値Nmg_Uppを超えない範囲でマップ参照変速段S_TGに最も近い変速段となるように設定され、モータジェネレータ3は常に回生効率の高い回転速度で回転する。
図6は図2のステップS7で実行されるコースト回生終了後の変速制御ルーチンである。このルーチンにより、アクセルペダル踏込み後に新たに設定されるマップ参照変速段までの変速と、それに伴う第1のクラッチ18、第2のクラッチ19の掛け換えが行われる。
これについて説明すると、まず、ステップS51では、第1の変速機71の要求変速段S_MG_TGあるいは第2の変速機72の要求変速段S_Eng_TGのいずれかがアクセルペダル踏込み後に新たに設定されるマップ参照変速段S_TGとなっているかどうか判断する。いずれかの要求変速段がマップ参照変速段S_TGになっているときはそのまま処理を終了し、そうでないときはステップS52に進む。
ステップS52では第1のクラッチ18が締結されているか判断し、締結されているときはステップS53に進む。
ステップS53では、マップ参照変速段S_TGから第2の変速機72の要求変速段S_Eng_TGを減じた値が正かどうかを判断し、正である場合はステップS54で要求変速段S_Eng_TGに1を加えた値を新たな要求変速段S_Eng_TGとし、負である場合はステップS55で要求変速段S_Eng_TGから1を減じた値を新たな要求変速段S_Eng_TGとする。
ステップS56では、第2の変速機72の変速段が要求変速段S_Eng_TGに変更されるようにドグクラッチ63、64を変更し、ステップS57では第1のクラッチ18への供給油圧を減少させてその締結力を低下させるとともに、第2のクラッチ19への供給油圧を増大させてその締結力を増大させて、クラッチの掛け換えを行う。
ステップS58では、第1のクラッチ18、第2のクラッチ19への供給油圧の制御がいずれも完了したか判定し、いずれも完了しているときは処理を終了する。
一方、ステップS52で第1のクラッチ18が解放されていると判断されて進むステップS59では、第2のクラッチ19が締結されているか判断する。第2のクラッチ19が解放されていると判断されたときは処理を終了し、第2のクラッチ19が締結されていると判断されたときは、ステップS60に進む。
ステップS60では、マップ参照変速段S_TGから第1の変速機71の要求変速段S_MG_TGを減じた値が正かどうかを判断し、正である場合はステップS61で要求変速段S_MG_TGに1を加えた値を新たな要求変速段S_MG_TGとし、負である場合はステップS62で要求変速段S_MG_TGから1を減じた値を新たな要求変速段S_MG_TGとする。
ステップS63では、第1の変速機71の変速段が要求変速段S_MG_TGに変更されるようにドグクラッチ61、62を変更し、ステップS64では第2のクラッチ19への供給油圧を減少させてその締結力を低下させるとともに、第1のクラッチ18への供給油圧を増大させてその締結力を増大させて、クラッチの掛け換えを行う。
ステップS65では、第1のクラッチ18、第2のクラッチ19への供給油圧の制御がいずれも完了したか判定し、いずれも完了しているときは処理を終了する。
この図6のルーチンはステップS51で第1の変速機71の要求変速段S_MG_TGあるいは第2の変速機72の要求変速段S_Eng_TGのいずれかがマップ参照変速段S_TGとなったことが判定するまで続けられ、これにより、マップ参照変速段への変速が実現される。
続いて、上記制御を行うことによる作用をタイムチャートを参照しながら説明する。
図7は、コースト回生中のマップ参照変速段が第6の変速段で、アクセルペダルが踏み込まれて再加速する時にマップ参照変速段が第3の変速段に変更される場合のタイムチャートを示す。
走行中、アクセルペダルが離されると、第1のクラッチ18と第2のクラッチ19が解放され、モータジェネレータ3はエンジンブレーキ相当の減速力を発生させる回生制動を開始する(時刻t1)。第1のクラッチ18と第2のクラッチ19を解放したことにより、エンジン1が連れ回ることによる損失が抑えられ、また、モータジェネレータ3が回生することでエンジンブレーキ相当の減速力を車両に作用させる。
このとき、変速マップを参照して得られるマップ参照変速段は第6の変速段であるが、第2の変速段72の変速段としては、マップ参照変速段よりも2速下の段である第4の変速段が選択される(時刻t2)。第1の変速機71の変速段はモータジェネレータ3の回生効率が最適となる回転速度となるように第5の変速段に設定される。
時刻t3でアクセルペダルが踏み込まれると、マップ参照変速段が第6の変速段から3速段に変更され、第2のクラッチ19が締結されて、車両は第4の変速段を使用して走行する状態となる。第4の変速段を使用して走行している間に第1の変速機71の変速段を第3の変速段に変更し(時刻t4)、その後、第2のクラッチ19を解放するとともに第1のクラッチ18を締結し(時刻5〜t6)、第3の変速段への変速を短期間のうちに終了する。
コースト回生時、マップ参照変速段通りに第6の変速段を用いて走行していると、再加速時に変速を行おうとすると、駆動力抜けを防止するために第1のクラッチ18を締結してまず第5の変速段を介してエンジン1の動力を伝達し、その間に第2の変速機72の変速段を第4の変速段に変更しなくてはならない。これに対し、本発明によれば、コースト回生時に予めマップ参照変速段よりも2段低い第4の変速段に変更しておき、アクセルペダルが踏み込まれたら第5の変速段を経由することなく第4の変速段に変速することができ、第1のクラッチ18の締結を一段省略して変速期間を短縮し、再加速時の加速性能を向上させることができる。
また、図8は、コースト回生中のマップ参照変速段が第6の変速段で、再加速時にマップ参照変速段が第4の変速段に変更される場合のタイムチャートである。
コースト回生中、第2の変速機72の変速段はマップ参照変速段の6速段ではなく4速段にセットされる。そして、アクセルペダルが踏み込まれるとマップ参照変速段が第6の変速段から第4の変速段に変更される。この場合は、第2のクラッチ19を締結するだけで駆動力抜けなく再加速でき、瞬時に変速を完了させることができる。これに対し、本発明を適用しない場合は、一旦第5の変速段を介してエンジン1の動力を伝達し、その後に第4の変速段への変速を行う必要があるので、第1のクラッチ18の締結と解放を行わなければならず、その分変速時間が長くなる。
また、図9は、コースト回生中のマップ参照変速段が第6の変速段で、再加速時にマップ参照変速段が第5の変速段に変更される場合のタイムチャートである。
コースト回生中に第2の変速機72の変速段はマップ参照変速段である6速段ではなく第4の変速段に変更され、第1の変速機71の変速段は第5の変速段に変更される。アクセルペダルが踏み込まれると、第1のクラッチ18を締結し、第5の変速段を介してエンジン1の動力を伝達する。アクセルペダルの踏込みと同時に第2の変速段72の変速段を第6の変速段に変更しているのは、車速上昇により第5の変速段から第6の変速段へのシフトアップが行われることに備えたものである。
また、図10は、コースト回生中のマップ参照変速段が第6の変速段で、再加速時のマップ参照変速段も第6の変速段である場合のタイムチャートを示す。
コースト回生中に第2の変速機の変速段はマップ参照変速段である第6の変速段ではなく第4の変速段に予め設定され、第1の変速機71の変速段は第5の変速段に設定されている。アクセルペダルが踏み込まれると、第2の変速機72の変速段が第6の変速段に戻され、第2のクラッチ19が締結される。
第2の変速機72の変速段が第4の変速段から第6の変速段に変更されると、第2の変速段の入力軸15の回転速度が強制的に下げられ、また、第2のクラッチ19を締結するとエンジン1が車両駆動軸11に接続されて慣性モーメントが変化するので、これらを受けて駆動力が変動するが、このときの駆動力変動はモータジェネレータ3で駆動力アシストを行うことで駆動力の変動は吸収される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上記実施形態は本発明の技術的範囲をその構成に限定する趣旨ではない。本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、例えば、上記実施形態は6つの変速段を有するものであるが、8つの変速段を有していても同様に本発明を適用することができる。また、上記実施形態では後輪あるいは前輪のみが駆動輪となるが、エンジン1、モータジェネレータ3の駆動力を4輪に配分するように構成することで4輪駆動車としても構わない。
本発明に係るハイブリッド車両の概略構成図である。 コントローラの制御内容を示したフローチャートである。 コースト回生時変速制御のメインルーチンを示すフローチャートである。 第2の変速機の要求変速段設定ルーチンを示すフローチャートである。 第1の変速段の要求変速段設定ルーチンを示すフローチャートである。 コースト回生終了後の変速制御ルーチンを示すフローチャートである。 コースト走行状態から再加速する時にマップ参照変速段が第6の変速段から第3の変速段に変更される場合のタイムチャートである。 コースト走行状態から再加速する時にマップ参照変速段が第6の変速段から第4の変速段に変更される場合のタイムチャートである。 コースト走行状態から再加速する時にマップ参照変速段が第6の変速段から第5の変速段に変更される場合のタイムチャートである。 コースト走行状態から再加速する時にマップ参照変速段が第6の変速段から第6の変速段に変更される場合のタイムチャートである。 従来技術において、コースト走行状態から再加速する時にマップ参照変速段が第6の変速段から第3の変速段に変更される場合のタイムチャートである。
符号の説明
1 エンジン
3 モータジェネレータ
11 車両駆動軸
14 第1の入力軸
15 第2の入力軸
18 第1のクラッチ
19 第2のクラッチ
71 第1の変速機
72 第2の変速機
81 エンジン回転速度センサ
82 変速機出力回転速度センサ
83 アクセル操作量センサ
84 バッテリ充電状態センサ
90 コントローラ

Claims (5)

  1. エンジンと、
    駆動輪に接続される車両駆動軸と、
    前記エンジンの回転速度を変速して前記車両駆動軸に伝達する第1の変速機と、
    前記エンジンの回転速度を変速して前記車両駆動軸に伝達する第2の変速機と、
    前記エンジンと前記第1の変速機の間に介装される第1のクラッチと、
    前記エンジンと前記第2の変速機の間に介装される第2のクラッチと、
    前記第1の変速機の入力軸に接続されるモータジェネレータと、
    を備え、
    前記第1の変速機は少なくとも第1、第3、第5の変速段を有し、
    前記第2の変速機は少なくとも第2、第4、第6の変速段を有し、
    前記第6の変速段の減速比は前記第1及び第2の変速機が有する変速段の中で最も小さく、かつ、前記第1ないし第6の変速段の減速比は第1の変速段、第2の変速段、第3の変速段、第4の変速段、第5の変速段、第6の変速段の順に小さくなることを特徴とするハイブリッド車両。
  2. アクセルペダルが離されて車両がコースト走行状態になると、前記第1及び第2のクラッチを解放し、変速マップを参照して求められるマップ参照変速段が前記第2の変速段を除く偶数の変速段であるときは、前記第2の変速機の変速段をマップ参照変速段よりも2段低い変速段に変更する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. アクセルペダルが踏み込まれてコースト走行状態が終了すると、変速マップを参照して新たに設定されるマップ参照変速段に応じて前記第1あるいは第2のクラッチを締結するとともに、前記第1あるいは第2のクラッチの締結が完了するまで前記モータジェネレータにより駆動力アシストを行うことを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両。
  4. アクセルペダルが離されて車両がコースト走行状態になると、前記第1及び第2のクラッチを解放し、前記モータジェネレータを回生動作させる手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかひとつに記載のハイブリッド車両。
  5. 前記コースト走行状態での回生時、前記モータジェネレータの回転速度が所定の回転速度範囲に収まるように前記第1の変速機の変速段を変更することを特徴とする請求項4に記載のハイブリッド車両。
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