JP4161626B2 - 温度調節器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱電対を用いて温度を計測し、計測した温度に基づいて温度制御を行なう温度調節器に関する。
【0002】
【従来の技術】
温度計測や温度制御に用いられる熱電対は、温接点(測温接点)と冷接点(基準接点)との温度差を計測するものであるために、冷接点、例えば、熱電対が接続される温度計測装置の接続端子部の温度が何度であるかを、別の冷接点温度センサで検出し、その検出温度を温度差に加算し、常に冷接点が0℃になっているように電気的に補償する冷接点補償を行なう必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
冷接点温度センサは、冷接点(接続端子部)に近接して配置されるけれども、位置的なずれは不可避であって、周囲温度や気流などの影響により、冷接点の温度と冷接点温度センサによる検出温度とを、完全一致させることは困難である。
【0004】
特に、温度計測装置の周囲温度が変動しているとき、例えば、制御盤内に温度計測装置が収納されている状態において、その温度計測装置の周囲の機器が起動されて発熱し、周囲温度が上昇するような場合には、冷接点の温度上昇と冷接点温度センサの温度上昇とに温度ずれが生じ、正確な冷接点補償が行なわれず、高精度の温度計測ができないという難点がある。
【0005】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、冷接点補償の精度を高めて高精度な温度計測を行なえるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次のように構成している。
【0011】
本発明の温度調節器は、熱電対を用いて温度を計測するとともに、前記熱電対の冷接点の温度を冷接点温度センサで検出して冷接点補償を行なう温度調節器であって、前記冷接点補償された温度が、設定温度になるように制御する温度制御手段と、前記冷接点温度センサで検出される検出温度に基づいて、該検出温度と前記冷接点の温度との誤差を補正する誤差補正手段とを備え、前記誤差補正手段は、前記冷接点温度センサで検出される検出温度に基づいて、該検出温度と前記冷接点の温度との誤差を、モデルを用いて予測する誤差予測部と、予測される前記誤差に基づいて、前記検出温度と前記冷接点の温度との誤差を補正する補正部とを有し、前記誤差予測部では、前記検出温度と前記冷接点の温度との誤差を、前記冷接点のモデルと前記冷接温度センサのモデルとのモデルの差を用いて予測している。
【0012】
本発明によると、熱電対の冷接点の温度と冷接点温度センサによる検出温度との誤差を補正するので、周囲温度が変動しているときなどにおける冷接点の温度と冷接点温度センサによる検出温度との温度ずれが補正されて正確な冷接点補償が行なわれることになり、これによって、精度の高い温度計測が可能となって高精度の温度制御が可能となる。
【0014】
本発明によると、冷接点と冷接点温度センサとの間で発生する誤差を、モデルを用いて予測し、予測される誤差を用いて検出温度と冷接点の温度との誤差を補正するので、いわゆるハード構成を変更することなく、ソフト的に温度ずれを補正して高精度な温度計測が可能となり、これによって、高精度な温度制御が可能となる。
【0015】
本発明の他の実施態様においては、前記冷接点のモデルおよび前記冷接点温度センサのモデルが、それぞれ一次遅れモデルであって、前記検出温度と前記冷接点の温度との誤差を、前記冷接点の一次遅れモデルと前記冷接点温度センサの一次遅れモデルとの差として、近似した誤差モデルを用いて予測するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る温度調節器を用いた温度制御システムの概略構成図である。
【0019】
この実施の形態の温度調節器1は、熱処理盤や熱処理炉などの制御対象2の温度を検出する熱電対3からの検出出力に基づいて、操作信号を、電磁開閉器などの操作器4に出力してヒータ5の通電を制御することにより、制御対象2の温度が設定温度になるように温度制御を行なうものである。
【0020】
この温度調節器1は、補償導線を介して熱電対3が接続される接続端子6が冷接点となり、この冷接点の温度を検出して冷接点補償を行なうために、測温抵抗体やサーミスタなどからなる冷接点温度センサ7を、前記接続端子6に近接して配置しており、以上の構成は、基本的に従来例の温度調節器と同様である。
【0021】
この実施の形態では、温度調節器1の周囲温度が変動したような場合に、冷接点の温度と、冷接点温度センサ7で検出される温度との過渡的な温度ずれによる計測誤差を可及的に低減して高精度の温度制御を行なえるように次のように構成している。
【0022】
すなわち、この実施の形態の温度調節器1は、図2に示されるように、熱電対3から与えられる温接点(測温接点)と冷接点との温度差に、冷接点温度センサ7で検出された冷接点の温度を加算して冷接点補償を行なう加算器8を備えるとともに、冷接点温度センサ7で検出される検出温度に基づいて、該検出温度と冷接点の温度との誤差(温度誤差)を補正する誤差補正手段9を備えている。
【0023】
この誤差補正手段9は、冷接点温度センサ7で検出される検出温度に基づいて、該検出温度と冷接点の温度との誤差を、後述の誤差モデルを用いて予測する誤差予測部10と、予測される誤差を、冷接点補償された温度から減算する補正部としての減算部11とを備えており、この減算部11の出力が最終的に冷接点補償された現在温度PVとされ、この現在温度PVと設定温度SVとの偏差がPID制御手段12に与えられてPID制御が行なわれるようになっている。
【0024】
これら加算器8、誤差補正手段9およびPID制御手段12等は、例えば、マイクロコンピュータによって構成される。
【0025】
誤差補正手段9の誤差予測部10は、誤差モデルを使って発生誤差を予測するものであり、この実施の形態では、次のような誤差モデル(温度特性モデル)を用いている。
【0026】
すなわち、周囲温度に対する冷接点および冷接点温度センサ7は、それぞれ一次遅れモデル、例えば、K1/(T1s+1)、K2/(T2s+1)でそれぞれ表すことができる。ここで、K1,K2は定常ゲイン、T1,T2は時定数、sはラプラス演算子である。
【0027】
周囲温度が変動した場合の冷接点と冷接点温度センサ7との過渡的な温度ずれは、前記一次遅れモデルの差として把握することができるので、この実施の形態では、前記一次遅れモデルの差としての次のモデルを1次に近似した誤差モデルを用いている。
【0028】
(Ms+k)/{Ns2+s+(1/T)}
この式を1次に近似したものが、次の誤差モデルである。
【0029】
(Ms+k)/{s+(1/T)}
ここで、Mは変化率ゲイン、kは温度係数、Tは時定数、Nは分母の2次項で
M=(K1T2−K2T1)/(T1+T2)
k=(K1−K2)/(T1+T2)
T=T1+T2
N=T1×T2/(T1+T2)
ある。
【0030】
変化率ゲインMは、例えば、図3(a)に示されるように、ステップ状に周囲温度を変化させたときの振幅と、図3(b)に示される冷接点と冷接点温度センサ7との温度ずれの振幅との比に対応し、時定数Tは、図3(b)の発生した温度ずれが定常状態に復帰するまでの時定数に対応し、温度係数kは、定常状態に復帰した後の微小な温度ずれを補正するためのものであり、本発明の他の実施の形態として、この温度係数kは、省略してもよい。
【0031】
この変化率ゲインMおよび時定数Tは、例えば、温度調節器の周囲温度を変化させ、そのときの温度ずれを計測し、それに基づいて決定すればよい。
【0032】
図4は、計測データに基づくシミュレーション結果を示す図である。この図4においては、周囲温度を、例えば、ステップ状に約10℃程度上昇させた場合の冷接点の温度と冷接点温度センサ7の検出温度の温度差を示しており、破線は、従来例を示し、実線は、この実施の形態による誤差補正を行った場合を示している。
【0033】
この図4に示されるように、従来例では、0.7℃の温度ずれが生じていたのに対して、この実施の形態では、約0.1度の温度ずれに低減されている。
【0034】
なお、この実施の形態では、一次近似の誤差モデルを用いたけれども、さらに、高次の誤差モデルを用いることによって、さらに、温度ずれを低減してもよい。
【0035】
このようにして冷接点と冷接点温度センサ7との温度誤差を補正するので、ハード構成を変更することなく、正確な冷接点補償が可能となって高精度の温度計測が可能となり、これによって、高精度の温度制御が可能となる。
【0036】
(その他の実施の形態)
上述の実施の形態では、一つの誤差モデルを用いて誤差を補正したけれども、本発明の他の実施の形態として、冷接点用のモデルと冷接点温度センサ用のモデルとの二つのモデルを用いて誤差を予測して補正するようにしてもよい。
【0037】
本発明の他の実施の形態として、周囲温度が所定温度以上変動した場合にのみ誤差を補正し、周囲温度の変動が所定温度未満であるときには、誤差補正を行なわないようにしてもよい。
【0038】
上述の実施の形態では、温度調節器に適用して説明したけれども、本発明は、温度調節器に限らず、熱電対を用いて温度を計測する他の装置に適用できるのは勿論である。
【0039】
上述の実施の形態では、冷接点温度センサで検出される検出温度に基づいて、誤差補正手段で誤差を補正したけれども、本発明の他の実施の形態として、周囲温度を検出する別の温度センサを設け、この温度センサの検出温度に基づいて誤差を予測して補正するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、熱電対の冷接点の温度と冷接点温度センサの検出温度との誤差を補正するので、周囲温度が変動しているときなどにおける冷接点の温度と冷接点温度センサの検出温度との過渡的な温度ずれが補正されて高精度の温度計測が可能となり、これによって、精度の高い温度制御が可能となる。
【0041】
しかも、冷接点と冷接点温度センサとの間で発生する誤差を、モデルを用いて予測し、予測される誤差を用いて検出温度と冷接点の温度との誤差を補正するので、いわゆるハードウェア構成を変更することなく、ソフト処理によって、高精度な温度計測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温度調節器を用いた温度制御システムの概略構成図である。
【図2】図1の温度調節器の要部のブロック図である。
【図3】周囲温度および温度ずれを示すタイムチャートである。
【図4】温度ずれの抑制効果を示す図である。
【符号の説明】
1 温度調節器
2 制御対象
3 熱電対
6 接続端子(冷接点)
7 冷接点温度センサ
9 誤差補正手段
10 誤差予測部
11 減算部
12 PID制御手段
Claims (2)
- 熱電対を用いて温度を計測するとともに、前記熱電対の冷接点の温度を冷接点温度センサで検出して冷接点補償を行なう温度調節器であって、
前記冷接点補償された温度が、設定温度になるように制御する温度制御手段と、
前記冷接点温度センサで検出される検出温度に基づいて、該検出温度と前記冷接点の温度との誤差を補正する誤差補正手段とを備え、
前記誤差補正手段は、前記冷接点温度センサで検出される検出温度に基づいて、該検出温度と前記冷接点の温度との誤差を、モデルを用いて予測する誤差予測部と、予測される前記誤差に基づいて、前記検出温度と前記冷接点の温度との誤差を補正する補正部とを有し、
前記誤差予測部では、前記検出温度と前記冷接点の温度との誤差を、前記冷接点のモデルと前記冷接温度センサのモデルとのモデルの差を用いて予測することを特徴とする温度調節器。 - 前記冷接点のモデルおよび前記冷接点温度センサのモデルが、それぞれ一次遅れモデルであって、前記検出温度と前記冷接点の温度との誤差を、前記冷接点の一次遅れモデルと前記冷接点温度センサの一次遅れモデルとの差として、近似した誤差モデルを用いて予測する請求項1に記載の温度調節器。
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