JP2914186B2 - 電気機器の制御装置 - Google Patents

電気機器の制御装置

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JP2914186B2
JP2914186B2 JP6189380A JP18938094A JP2914186B2 JP 2914186 B2 JP2914186 B2 JP 2914186B2 JP 6189380 A JP6189380 A JP 6189380A JP 18938094 A JP18938094 A JP 18938094A JP 2914186 B2 JP2914186 B2 JP 2914186B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、湿度センサと温度セ
ンサを備えた電気機器の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば、特開平4−343056
号に示された従来の湿度検出装置の電気回路図である。
図に示すように、湿度や温度によって抵抗が変化する感
湿素子1と、この感湿素子1と同等の抵抗温度特性を有
する感温素子2とによって湿度センサ3を構成する。4
は所定の周期で反転する出力回路すなわち矩形波の発振
回路で、5は出力回路4の出力を入力として反転させて
出力する反転回路である。湿度センサ3は反転回路5の
入出力間に接続されている。このような接続をすること
により、湿度センサ3には矩形の交流電圧が印加される
ことになる。そして、出力回路4と感湿素子1および感
温素子2の直列接続点を入力とする検出部6が有り、出
力回路4の出力する矩形波の周期に同期して直列接続点
の電圧を検出することにより、周囲の相対湿度を検出す
るようになっている。
【0003】現在、上記のような感湿素子1と感温素子
2を直列に接続した湿度センサ3は一般的なものであ
る。このような一般的に湿度センサ3を使用した電気機
器として特開平5−52392号公報に示すような加湿
機がある。この加湿機においては、湿度センサ3の他
に、室温を検出する温度センサを備え、設定湿度を目標
に加湿するとともに、そのときの室温に応じて加湿量を
補正し、室温が高いときは設定湿度に対してやや低い湿
度になるように制御し、結露を防止するようにしてい
る。また、この温度センサによって検出される室温が所
定の範囲を越えた場合、加湿を中止し、機器本体を保護
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、湿度セ
ンサ3と温度センサを備えた従来の電気機器において
は、湿度センサ3としての感湿素子1と温度補償用の感
温素子2、そして室温を検出する温度センサと3つのセ
ンサを備えているため、コストアップになり、これらの
制御も非常に困難であった。また、湿度センサ3に使用
されている感温素子2から室温を検出しようとしても、
感湿素子1と直列に接続されているため、湿度の影響が
出て検出不可能であった。さらにまた、感湿素子1の温
度依存性を温度補償用感温素子2で補償するので、両素
子の温度特性を合わせることが難しく、相対湿度の検出
精度が悪いなどの問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、電気機器の機能を変えること
なくセンサの数を減らしてコストダウンを図るととも
に、相対湿度の検出精度の高い電気機器の制御装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気機器
の制御装置は、感温素子により温度を検出する温度検出
手段と、湿度と温度により抵抗値が変化する感湿素子に
より湿度を検出する湿度検出手段と、この湿度検出手段
の出力を前記温度検出手段の検出値に基づいて補正し相
対湿度を算出する相対湿度算出手段と、この算出された
相対湿度に基づいて機器の運転を制御する運転制御手段
と、前記相対湿度算出手段によって算出された相対湿度
を表示する湿度表示手段とを備え、前記湿度検出手段は
前記温度検出手段の検出値が所定の範囲を越えたとき、
湿度表示を消灯させるようにしたものである。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】この発明においては、湿度と温度により抵抗値
が変化する感湿素子により湿度を検出する湿度検出手段
の出力を温度検出手段の検出値に基づいて補正し、相対
湿度を算出するとともに、前記湿度検出手段は温度検出
手段の検出温度が所定の範囲を越えたときに、湿度表示
を消灯するようにしたので、感湿素子の検出精度が悪い
温度領域では、湿度表示が消えて使用不可能な温度であ
ることを使用者に知らせることができるとともに、誤っ
た湿度表示で使用者に不信感を抱かせることがない。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1はこの発明の制御装置の主要構成を示すブ
ロック図である。図において、1は湿度と温度により抵
抗値が変化する感湿素子、7は感湿素子1の出力をデジ
タル値に変換して湿度を検出する湿度検出手段、8はサ
ーミスタ等からなる室温検出用感温素子、9はこの感温
素子8の出力をデジタル値に変換して周囲の温度を検出
する温度検出手段、10は湿度検出手段7の検出値を温
度検出手段9の検出値に基づいて感湿素子1の温度特性
を補正し相対湿度を算出する相対湿度算出手段、11は
この相対湿度に基づいて加湿機等の運転を制御する運転
制御手段である。この運転制御手段11は、温度検出手
段9の検出値によっても制御される。また、相対湿度算
出手段10には、湿度表示手段12が接続され、相対湿
度を表示するようになっている。
【0013】図2は上記制御装置の電気回路図である。
感湿素子1は温度補償用感温素子の代りに抵抗13と直
列に接続され、そして、この接続点が湿度入力回路14
に接続されている。湿度入力回路14は、感湿素子1の
温湿度による変化を電圧信号に変え、マイクロコンピュ
ータ15(以下、マイコンという)内のAD変換回路1
6へ送る。また、感湿素子1は一般的に直流電圧を印加
すると分極が発生するため、発振回路17に接続して交
流電圧が印加される。
【0014】マイコン15内のAD変換回路16は湿度
入力回路14のアナログ電圧信号をデジタル信号に変換
し、CPU18へ送る。この湿度検出値は温度補償され
ていない値のため、そのまま相対湿度として使用するこ
とはできない。
【0015】一方、感温素子8は感湿素子1の近傍に取
り付けられ、周囲の温度を検出できるとともに、感湿素
子1の温度補償用に使用される。この感温素子8は抵抗
19と直列に接続され、温度情報を温度入力回路20を
通してAD変換回路16に入力する。AD変換回路16
は複数のチャンネルを持ち、このチャンネルを切り替え
ることにより、それぞれ湿度データ,温度データをCP
U18へ送る。
【0016】CPU18はクロック回路21で作られる
クロックを基準時間にして動作し、メモリ22とデータ
のやりとりをしながら演算処理,制御処理等を行い、前
記湿度データと温度データから相対湿度を算出する処理
も行う。この処理結果に基づき、CPU18は出力回路
23に信号を送り、湿度表示手段としての表示器12や
加湿機等を動作させる負荷群24の制御を行う。
【0017】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら動作について説明する。まず、図示しない運転スイッ
チをオンすると、マイコン15は感湿素子1の抵抗値を
電圧として読み込み、メモリ22内にストアする(ステ
ップ30)。また、感温素子8の抵抗値を同様に読み込
み、メモリ22内の温度データテーブルと比較し、温度
を検出する(ステップ31)。そして、CPU18は感
湿素子1の抵抗値と温度からメモリ22内の湿度データ
テーブルを参照して相対湿度を算出する(ステップ3
2)。
【0018】図4は一般的に感湿素子1の相対湿度に対
する電気抵抗の特性をグラフに表したものである。感湿
素子1の抵抗値は、相対湿度だけでなく周囲の温度によ
っても変化する。例えば、ステップ30で検出した抵抗
値がRで、ステップ31で検出した温度が20℃とする
と、そのときの相対湿度は50%ということになる。メ
モリ22内の湿度データテーブルは、各温度毎に抵抗値
に対する相対湿度の関係をデータとして記憶しているも
のであり、温度の刻みを小さくすることで容易に相対湿
度の検出精度を上げることができる。また、感湿素子1
と感温素子8の温度特性を合わせる必要がなく、各々の
特性を予めメモリ22内にデータテーブルとして書き込
んでおけばよい。
【0019】次に、CPU18は検出された温度が電気
機器(この場合は加湿機)の動作温度範囲である0℃〜
40℃の範囲内にあるかどうかを判定し(ステップ3
3)、範囲内の場合は相対湿度を表示するための信号を
表示器12へ送る。加湿機は0℃以下では水が氷になる
し、40℃以上では過加湿になるとともに機器の内部温
度が高くなるため、運転しない方がよい。また、感湿素
子1の検出精度もこの温度範囲から外れると、極端に悪
くなる傾向にある。従って、ステップ33で所定温度範
囲外のときは、正確な相対湿度を検出できないため、湿
度表示を消灯させ(ステップ35)、加湿運転を停止さ
せる(ステップ36)。
【0020】このように、感温素子8は感湿素子1の温
度補償用としてばかりでなく、周囲温度を検出して機器
の運転を制限し、安全性を向上させる役目をしている。
【0021】温度が所定範囲内のときは、相対湿度が予
め設定された値、この場合は50%以下がどうかを判定
し(ステップ37)、以下の場合は50%になるまで加
湿運転を継続し(ステップ38)、50%以上になると
加湿運転を停止する。これにより、相対湿度50%で湿
度制御をすることができる。
【0022】また、ステップ39では運転スイッチがオ
ンかどうかを判定し、オンの場合はステップ30に戻
り、以上の動作を繰り返し、運転スイッチがオフになる
と運転を停止する。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、感温
素子により温度を検出する温度検出手段と、湿度と温度
により抵抗値が変化する感湿素子により湿度を検出する
湿度検出手段と、この湿度検出手段の出力を前記温度検
出手段の検出値に基づいて補正し相対湿度を算出する相
対湿度算出手段と、この算出された相対湿度に基づいて
機器の運転を制御する運転制御手段と、前記相対湿度算
出手段によって算出された相対湿度を表示する湿度表示
手段とを備え、前記湿度検出手段は前記温度検出手段の
検出温度が所定の範囲を越えたときに、湿度表示を消灯
するようにしたので、機器の信頼性が向上し、使用者に
不信感を与えることがないという効果を有する。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における制御装置の主要構
成を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施例における制御装置の電気回
路図。
【図3】この発明の一実施例における制御装置の動作を
示すフローチャート。
【図4】一般的な感湿素子の特性図。
【図5】従来の湿度検出装置の電気回路図。
【符号の説明】
1 感湿素子 7 湿度検出手段 8 感温素子 9 温度検出手段 10 相対湿度検出手段 11 運転制御手段 12 湿度表示手段 15 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−121936(JP,A) 特開 平1−143623(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 103 F24F 11/02 105

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感温素子により温度を検出する温度検出
    手段と、湿度と温度により抵抗値が変化する感湿素子に
    より湿度を検出する湿度検出手段と、この湿度検出手段
    の出力を前記温度検出手段の検出値に基づいて補正し相
    対湿度を算出する相対湿度算出手段と、この算出された
    相対湿度に基づいて機器の運転を制御する運転制御手段
    と、前記相対湿度算出手段によって算出された相対湿度
    を表示する湿度表示手段とを備え、前記湿度検出手段は
    前記温度検出手段の検出値が所定の範囲を越えたとき、
    湿度表示を消灯するようにしたことを特徴とする電気機
    器の制御装置。
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CN105910246A (zh) * 2016-06-06 2016-08-31 江苏友奥电器有限公司 一种可调节湿度控制器
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