JP4160471B2 - ガラスセルの製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、化学分析に用いられる角型形状をしたガラスセルの製造方法および製造装置に関する。
化学分析では、例えば、試薬と反応した被検試料をガラスセル内に充填し、ガラスセルに光を透過させて、その吸収率を測定する分析装置が使用されている。この装置に用いるガラスセルとしては、角型形状のものが用いられる。この角型形状のガラスセルは、ガラスからなる有底管を基材として成形されている。
ガラスセルの製造では、従来より外形が角形状の内型および外側の外型を用いて行われている。この製造では、有底管を電気炉等により成形可能な温度に加熱した後、角形状の内型を有底管の開口部から押し込み、次いで、外型を有底管の外周面に押し付けて内型と外型との間で有底管を角型形状に成形する。そして、冷却の後、外型を成形品から離隔すると共に、内型を成形品から引き抜き、さらに所定の長さに切断して完成品とする。
特許第2788404号公報
従来のガラスセルの製造では、成形品から内型を引き抜く際に、内型が成形品内面を摺動するため、成形品の内面が擦れて傷付いている。このような傷付きがある場合には、分析時の光が散乱するため、高精度に分析できない問題を有している。また、内型の引き抜きの際に、内型が振動したり、ブレた場合には、成形品が割れる問題も有している。
本発明はこのような従来の問題点を考慮してなされたものであり、内型の引き抜きの際に成形品内面の傷付きが発生することなく、また割れの発生を防止することが可能なガラスセルの製造方法および製造装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明のガラスセルの製造方法は、有底管からガラスセルを成形するガラスセルの製造方法において、前記有底管を成形可能な温度に加熱する加熱工程と、前記有底管の開口部から角形状の内型を挿入する第1工程と、前記有底管の外周面に外型を押し付けて内型との間で有底管を押圧成形する第2工程と、前記有底管の外周面から外型を僅かに離型させ、有底管の内部をブロー加圧することにより外型に有底管の外周面を押し付けて、有底管の外周面を外型形状に成形する第3工程と、を有することを特徴とする。
請求項1の発明における加熱工程〜第2工程では、加熱された有底管に角形状の内型を挿入し、有底管の外周面に外型を押し付けて押圧することにより、有底管を角形状に成形する。このような内型および外型による押圧により、有底管の内面および外周面に対して型形状を確実に転写することができると共に、有底管の側面の肉厚を規定の厚さにすることができる。
第3工程では、外型を有底管から離した後、有底管の内部をブロー加圧して外型に有底管の外周面を押し付けることにより、有底管の外周面を外型形状に成形する。この有底管内部へのブロー加圧により、有底管の外周を高精度に成形できるため、後工程で研削や研磨を行う必要がなくなる。
また、有底管内部へのブロー加圧では、有底管の内面が内型から離れた非接触状態となる。このため、内型を有底管から引き抜く際に、有底管の内面と摺動することがなく、引き抜きの際の傷付きを防止することができる。また、内型と有底管の内面の間に隙間ができるため、内型が振動やブレが発生しても、有底管が割れることがなくなる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のガラスセルの製造方法であって、前記内型の稜線が面取りされていることを特徴とする。
請求項2の発明では、内型の稜線が面取りされていることにより、内型によって成形される有底管の内面の角部が鋭角となることがない。このため、分析時における被検試料の液切れが良く、付着残渣も少なくなり、ガラスセルの洗浄を容易に行うことができる。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のガラスセルの製造方法であって、前記加熱工程は、有底管の底部から開口部に向かって徐々に加熱することを特徴とする。
請求項3の発明では、有底管の底部側から成形可能な温度とすることができるため、底部側からの成形が可能となり、成形性が良好となる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のガラスセルの製造方法であって、前記第1工程では、前記有底管の開口部から内型を挿入したとき、内型の側面に有底管の内周面が大部分接触するまで有底管の底部を内型により押し伸ばして有底管の内周面を略内型形状に成形することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のガラスセルの製造方法であって、前記第1工程では、前記有底管の開口部から内型を挿入したとき、内型の側面に有底管の内周面が大部分接触するまで有底管の底部を内型の重量によって押し伸ばして有底管の内周面を略内型形状に成形することを特徴とする。
請求項4および5の発明では、有底管が底部から徐々に押し伸ばされて略内型形状に成形されるため、内型の角形状を有底管に良好に転写することができ、成形性が向上する。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のガラスセルの製造方法であって、前記第1工程では、前記有底管の開口部から内型を挿入したとき、有底管の底部を内型と底型とによって押圧成形することを特徴とする。
請求項6の発明では、有底管の底部を内型および底型によって押圧成形するため有底管の底部の肉厚を規定の厚さにすることができる。
請求項7の発明は、請求項6に記載のガラスセルの製造方法であって、前記内型と底型とによる有底管の底部の押圧成形は、有底管の側方に外型が配置された状態で行うことを特徴とする。
請求項7の発明のように、外型が配置された状態で内型と底型とによる押圧成形を行うことにより、有底管の側面が必要以上に膨らむことがなく、良好な成形を行うことができる。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載のガラスセルの製造方法であって、前記第2工程では、前記有底管の外周面をガラスセルの最終の外径寸法よりも小さく成形することを特徴とする。
請求項8の発明のように、有底管をガラスセルの寸法よりも小さくすることにより、第3工程でのブロー加圧による成形代を確保することができ、有底管を規定の寸法に合わせて成形することができる。
請求項9の発明は、請求項6または7に記載のガラスセルの製造方法であって、前記第3工程では、前記有底管の外周面から外型と共に底型を僅かに離型させて有底管の内部をブロー加圧することを特徴とする。
このように外型および底型を有底管から離すことにより、ブロー加圧による成形を確実に行うことができる。
請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれかに記載のガラスセルの製造方法であって、前記第3工程では、前記有底管の外周面から外型を離型させて、ガラスセルの最終の外径寸法となる位置まで移動させ、有底管の内部をブロー加圧することにより外型に有底管の外周面を押し付けて有底管の外周面を外型形状に成形することを特徴とする。
請求項10の発明では、外型の離型状態でのブロー加圧により、有底管の外周面が外型に押し付けられるため、外型形状を有底管に良好に転写することができる。
請求項11の発明は、請求項1〜10のいずれかに記載のガラスセルの製造方法であって、前記第3工程では、前記内型に設けた通気孔に加圧媒体を通過させて有底管内をブロー加圧することを特徴とする。
請求項11の発明では、ブロー加圧の際の加圧媒体が内型から噴き出るため、ブロー加圧を確実に行うことができる。
請求項12の発明は、請求項6または7に記載のガラスセルの製造方法であって、前記第3工程の後、前記外型および底型をガラス転移点以下に冷却して有底管を固化する冷却工程と、外型および底型を有底管から退避させて有底管と離反する離反工程と、をさらに有することを特徴とする。
請求項12の発明では、冷却工程を備えることにより有底管を固化させることができ、離反工程を備えることにより、外型および底型から有底管を離すことができる。これにより、成形された有底管の回収を行うことができる。
請求項13の発明は、請求項12に記載のガラスセルの製造方法であって、前記離反工程では、成形された有底管の成形面に対して外型および底型が垂直方向に離反することを特徴とする。
請求項13の発明のように、外型および底型が垂直方向に離反することにより、外型および底型による有底管の傷付きを防止することができる。
請求項14の発明は、請求項12または13に記載のガラスセルの製造方法であって、前記離反工程では、前記底型を有底管から離反させた後、外型を有底管から離反させることを特徴とする。
請求項14の発明では、底型が離れるとき、有底管は外型に保持されているため、外周面の歪みを防止することができる。
請求項15の発明は、請求項12〜14のいずれかに記載のガラスセルの製造方法であって、前記離反工程の後、前記内型を有底管から離して必要長さに有底管を切断する工程をさらに有することを特徴とする。
このように有底管を切断することにより、所望の長さのガラスセルとすることができる。
請求項16の発明のガラスセルの製造装置は、有底管からガラスセルを成形するガラスセルの製造装置において、前記有底管を成形可能な温度に加熱する加熱手段と、前記有底管の開口部から挿入される角形状の内型と、前記有底管の外周面に押し付けられることにより、前記内型との間で有底管を押圧成形する外型と、前記有底管の外周面と外型との間に隙間を設けた状態に対し、有底管の内部をブロー加圧するブロー加圧手段と、を具備し、前記内型の外径寸法がガラスセルの最終の内径寸法よりも小さいことを特徴とする。
請求項16の発明では、加熱手段が有底管を加熱し、内型および外型が有底管を押圧成形するため、内型および外型の形状を有底管に確実に転写することができると共に、有底管の側面の肉厚を規定の厚さにすることができる。
ブロー加圧手段は、有底管の内部に対してブロー加圧を行うことにより、有底管を外型に押し付ける。これにより、有底管の外周を高精度に成形でき、後工程で研削や研磨を行う必要がなくなる。また、ブロー加圧手段が有底管を内型から離れた非接触状態とするため、内型を有底管から引き抜く際に、有底管の内面と摺動することがなく、引き抜きの際の傷付きを防止することができ、しかも、内型と有底管の内面の間に隙間ができるため、内型が振動やブレが発生しても、有底管が割れることがなくなる。
また、内型の外径寸法がガラスセルの寸法よりも小さくなっていることにより、内型によって成形される有底管をガラスセルの寸法よりも小さくすることができる。これにより、第3工程でのブロー加圧による成形代を確保することができ、有底管を規定の寸法に合わせて成形することができる。
本発明のガラスセルの製造方法によれば、有底管内部へのブロー加圧によって有底管の内面が内型から離れた非接触状態となるため、内型を有底管から引き抜く際に、有底管の内面と摺動することがなく、引き抜きの際の傷付きを防止することができ、しかも、内型に振動やブレが発生しても、有底管が割れることがなくなる。
本発明のガラスセルの製造装置によれば、内型および外型が有底管を押圧成形して、その形状を有底管に転写するため、有底管の側面の肉厚を規定の厚さにすることができる。また、ブロー加圧手段が有底管を内型から離れた非接触状態とするため、内型が有底管の内面と摺動することがなく、引き抜きの際の傷付きを防止することができ、さらに、内型に振動やブレが発生しても、有底管が割れることがなくなる。
図1は、本発明の一実施の形態におけるガラスセルの製造装置の全体を示す。図1は、ガラスセルの製造の初期状態を示している。この製造装置は、ベース1上にガイドレール2が立設されており、このガイドレール2に沿って内型3、加工されるワークとしての有底管4、外型5および底型6が上下方向で一直線状となるように順に配置されている。
内型3、有底管4および底型6は、いずれもガイドレール2に沿って上下方向に移動可能な内型保持アーム10、有底管保持アーム11および底型保持アーム12に保持されている。これらの保持アーム10,11,12は、略水平状態で上下動機構7に連結されており、上下動機構7が駆動することによりガイドレール2の長さ方向に沿った上下動が行われる。
この実施の形態において、上下動機構7は、ガイドレール2と平行となるようにベース1上に立設されたボールネジ13と、ボールネジ13が貫通するようにボールネジ13に取り付けられたモータ10a、11a、12aとを備えている。モータ10a、11a、12aは、内型保持アーム10、有底管保持アーム11、底型保持アーム12に対応しており、それぞれの保持アーム10,11,12から延びているガイドアーム10b、11b、12bを介して、対応した保持アーム10,11,12に連結されている。この場合、ガイドアーム10b、11b、12bにはガイドレール2が挿通しており、これによりガイドレール2に沿った上下動が安定して行われるようになっている。各モータ10a、11a、12aは、その駆動によってボールネジ13に沿って上下動し、これにより、対応した保持アーム10,11,12(すなわち、内型3、有底管4、底型6)が一体的に上下動する。この上下動は、モータ10a、11a、12aが図示を省略したモータ制御装置に接続されることにより、モータ制御装置内に格納されたプログラムに基づいて高精度に制御されるものである。
なお、上下動機構としては、内型3、底管4および底型6を安定且つ高精度に昇降するものであれば、図示の形態に限定されるものではなく、例えば、リニアモータ、流体圧シリンダ、その他の機構であっても良い。
内型3は、図2に示すように角形状の縦長となっており、その下降によって有底管4の開口部から有底管4内に挿入される。そして、有底管4内への挿入状態で内型3の側面3aが有底管4の内周面を角形状に成形する。また、内型3は、WC、SiC等の燒結金属によって形成されており、これにより良好な耐熱性を有している。さらに、内型3の表面を無電解ニッケルメッキ等の高耐熱性処理を行うことも可能である。なお、内型保持アーム10は、内型3の上部をチャッキング等により把持するものであり、これにより、内型3は内型保持アーム10に吊り下げ状となって保持される。
図2(a)および(b)は、内型3の各例を示し、内型3は有底管4に挿入可能な所定長さとなっている。また、隣接した側面3aの境界部分である稜線が面取りされている。図2(a)の内型3においては、稜線を湾曲面とすることにより面取りが施され、図2(b)の内型3においては、稜線をC面とすることにより面取りが施されている。この場合、湾曲面は、例えば、0.3mm以上の曲率径、C面は0.3mm以上の曲率となるように形成される。このような面取りを施すことにより、内型3によって有底管4から成形されるガラスセルの内周面の角部が鋭角となることがない。このため、化学分析の際にガラスセル内に充填された被検試料の液切れが良好となるばかりでなく、試料残渣の付着量も少なくなり、ガラスセルの洗浄を容易に行うことが可能となる。
なお、内型3には、後述するように、ブロー加圧手段からの加圧流体が通過する通気孔3bが長さ方向に貫通している。この通気孔3bは、内型3の略中央部分を貫通するように形成されている。
有底管4は、底部が閉鎖され上部が開口された管状に成形されており、開口された上部が有底管保持アーム11から突出した状態で同アーム11に保持される。有底管保持アーム11による有底管4の保持は、有底管4の軸心が内型3の軸心と略一致した垂直状となるように行われる。この保持状態において、有底管4の大部分が有底管保持アーム11から下方に露出しており、この露出部分が後述する有底管加熱装置9によって加熱される。また、有底管4の保持状態に対し、内型3が上部の開口部から挿入される。
有底管4としては、内型3に相応した角形状が良好であるが、円形等であっても良い。また、有底管4の径は内型3が挿入可能なように設定される。有底管4の材質としては、ガラスセルに適合したガラスが選択される。この材質としては、例えば、B含有のSiOからなる商品名「パイレックス」(イワキ(社)製)を使用することができる。
ガラスセル製造の初期状態である図1に示すように、内型保持アーム10の下側には内型加熱装置8が配置され、有底管保持アーム11の下側には、有底管4の加熱手段としての有底管加熱装置9が配置されている。
内型加熱装置8は、内型3を加熱するものであり、略水平な載置フレーム15に載置された状態で内型3に対して進退可能となっている。内型加熱装置8の進退は、同装置8の一端側に連結された流体圧シリンダ等の押し具16によって行われる。
図3は、内型加熱装置8を示し、内型3が挿入される内型挿入孔8aが中央部分に形成された平面コ字形に成形されている。内型挿入孔8aは、一端側が開口されており、押し具16の作動によって内型加熱装置8が内型3方向に移動することにより、開口された一端側から内型3が内型挿入孔8aに挿入されるようになっている。
図3に示すように、内型加熱装置8は平面コ字形に成形された金属製の断熱材8bと内型挿入孔8aを囲むように断熱材8bに埋め込まれた放熱体8cと、放熱体8cを内型挿入孔8aとの間で挟むように、すなわち放熱体8cの背面に位置するように断熱材8bに埋め込まれた発熱体8dとを備えている。放熱体8cは、発熱体8dからの熱を受け取って放熱するものであり、例えば、窒化アルミニウム、窒化珪素、炭化珪素等の燒結金属により成形されている。放熱体8cを設けることにより、内型3全体への均等な加熱が可能となっている。
内型加熱装置8では、発熱体8dからの熱が放熱体8cに伝達された後、内型挿入孔8aの周囲から同孔8aに放熱される。これにより、内型挿入孔8a内における温度のばらつきが小さく、内型3の長さ方向における温度分布が10℃以内の状態で内型3を加熱することができる。
有底管加熱装置9も内型加熱装置8と同様に、略水平な載置フレーム17に載置された状態で流体圧シリンダ等の押し具18に連結されており、押し具18の作動によって有底管4の方向に進退移動する。そして、有底管4の方向への移動により、有底管加熱装置9は有底管4を囲んだ状態で停止し、この停止状態で有底管4を加熱する。このため、有底管加熱装置9は上述した内型加熱装置8と同様な平面コ字形に形成されている。
図4および図5は、有底管加熱装置9の上下方向の断面を示し、有底管4が挿入される管挿入孔9aが上下方向に貫通している。有底管加熱装置9も管挿入孔9aを囲む断熱材9bを有している。断熱材9bの内部は、上下2段階で加熱を行うようになっている。上部の加熱部は、有底管4の入口部分に設けられており、管挿入孔9a側に位置する放熱体9cと、放熱体9cの背面に位置する発熱体9dとが断熱材9bの上部に埋め込まれることにより形成されている。下部の加熱部は、有底管4の出口部分に設けられており、発熱体9eが管挿入孔9a側に位置するように断熱材9bの下部に埋め込まれることにより形成されている。
図4における領域Bは上部の加熱部による加熱部位(入口部分の加熱部位)、領域Aは下部の加熱部により加熱部位(出口部分の加熱部位)を示す。上部の加熱部(領域B)では、放熱体9cを介した間接的な加熱が行われるものであり、これにより、温度ばらつきのない加熱が可能となっている。この領域Bでは、有底管4を安定した溶融温度とするための予熱領域であり、1011〜1015dPa・sのガラス粘度に相応した温度となるように有底管4を加熱する。
下部の加熱部(領域A)では、発熱体9eによる直接的な加熱が行われる。この領域Aでは、有底管4を十分な延伸可能な温度まで加熱するものであり、10〜1011dPa・sのガラス粘度に相応した温度になるように有底管4を加熱する。以上の有底管加熱装置9の発熱体9dおよび内型加熱装置8の発熱体8dは、図示を省略した温度制御装置によって制御されることにより、その加熱温度が制御されるものである。
外型5は、略水平な載置フレーム19に載置された状態で有底管4を囲むように配置されている。外型5は、有底管4の外周面に押し付けられることにより、有底管4内に挿入された内型3との間で有底管4を押圧成形するものである。このため、外型5は内型3の側面3aと対応するように配置される。
図6は、外型5の一例を示し、有底管4を囲むように2分割された構造となっている。各分割体5aは、内型3の側面3aと対応するV字型の成形面を有しており、押し具21により有底管4の方向に進退可能となっている。
図7は、外型5の別例を示し、内型3の各側面3aと対応するように4分割されている。この場合の外型5においても、4分割された各分割体5bが押し具21によって有底管4の方向に進退可能となっている。なお、以下の実施の形態では、図6に示す外型5を用いた場合について説明する。
外型5においては、後述する有底管4のブロー加圧時に、外型5の形状が転写されるのに適正な温度に加熱されるものであり、このため、図8に示すように、各分割体5aおよび5bの内部にヒータ23が配置されている。ヒータ23は図示を省略した温度制御装置により、その温度が制御されるものである。
底型6は、底型保持アーム12に保持された状態で有底管4の真下に位置している。この底型6は、押し具28を下端側に備えており、底型保持アーム12が上昇した状態で、押し具28が駆動することにより、下方から外型5の間に進入して有底管4の底部に当接する。この当接は、後述するように、有底管4のブロー加圧以前に行われ、これにより、有底管4の底部の肉厚が規定の厚さとなるように作用する。かかる底型6も、図8に示すように外型5と同様にヒータ25を備えており、ヒータ25が温度制御装置26に接続されることにより、その温度が制御されている。
以上に加えて、この実施の形態の製造装置では、図9に示すようにブロー加圧手段31が設けられている。ブロー加圧手段31は、その内部に希ガス、窒素ガス、炭酸ガス等の非酸化性の不活性ガスが加圧状態で充填されている。このブロー加圧手段31は、ホース等の連結管32を介して内型3の上端部と連結されている。連結管32には、開閉可能なバルブ33が挿入されており、バルブ33を開放することにより、加圧媒体としてのブロー加圧手段31からの加圧ガスが内型3に供給される。供給された加圧ガスは、内型3に貫通している通気孔3bから有底管4内に噴出する。この噴出により、後述する有底管4のブロー成形が行われる。この場合、加圧ガスはブロー成形される有底管4の温度と略同じ温度で噴出されることが好ましい。また、上述したように、加圧ガスとして不活性ガスを用いているため、内型3の熱劣化を防止することが可能となっている。
ブロー成形時における内型3からの加圧ガスの漏出を防止するため、内型3と連結管32との連結は密封栓34を介して行われる。また、ブロー成形時に、有底管4の管内圧力が一定以上となることを防止するため、有底管保持アーム11における保持部分には、有底管4の内圧を開放する隙間或いは開放弁が適宜配置されるものである(図示省略)。
次に、この実施の形態によるガラスセルの製造を説明すると、図10は内型3を有底管4内に挿入した状態、図11は内型3および外型5による押圧成形の状態、図12はブロー成形の状態をそれぞれ示す。
図1に示すように、内型加熱装置8の進出によって内型3が内型加熱装置8に挿入されることにより加熱が行われると共に、有底管4は進出した有底管加熱装置9に挿入されることにより加熱が行われる。内型3の加熱は、有底管4を延伸加工可能な温度となるように行われるものであり、10〜1011dPa・sのガラス粘度に相応した温度となるように加熱する。
一方、有底管4の加熱は、定位置で停止している有底管加熱装置9に対し、有底管保持アーム11を下降させて、その管挿入孔9aに挿入することにより行われる。この挿入により、有底管4が有底管加熱装置9の領域Bから領域Aに移動するため、有底管4は底部から上端の開口部に向かって徐々に加熱される。これにより、有底管4の底部を10〜1011dPa・sのガラス粘度に相応した温度に、底部の上側を1011〜1015dPa・sのガラス粘度に相応した温度に加熱する。
図10は、以上の加熱の後に、内型保持アーム10を下降させることにより、内型3を開口部から有底管4内に挿入した状態を示す。この挿入により、有底管4の底部が内型3により押されるため、図13に示すように、有底管4は内型3の側面3aに沿って延伸する。この延伸では、有底管4の内周面の大部分が内型3の側面3aと接触するまで有底管4の底部を押し伸ばす。これにより、有底管4は略内型3の形状に成形される。
この場合、内型3の寸法は、完成品であるガラスセルの最終内径よりも、50〜70μm程度小さくなるように設定されるものである。このように、設定することにより、内型3によって成形される有底管4を完成品であるガラスセルの寸法よりも小さくすることができる。従って、その後のブロー加圧による成形代を確保することができ、ガラスセルを目的の寸法に合わせることが可能となる。
図11は、内型3による有底管4の延伸の後、有底管4を内型3と共に外型5まで下降した状態を示す。この下降においては、内型3は有底管4の内部に挿入された状態のままで外型5まで達する。そして、上述した温度で加熱されている状態の外型5が押し具21によって有底管4の方向に移動し、内型3と外型5とによって有底管4を押圧成形する。この押圧成形により、内型3および外型5の型形状を有底管4に転写すると共に、有底管4の肉厚を規定の厚さとする。かかる内型3および外型5による押圧成形では、内型3が完成品であるガラスセルとの間で上述した寸法関係となっていため、有底管4はその外周面が完成品であるガラスセルの最終の外径寸法よりも50〜70μm程度小さくなるように成形され、これによりブロー加圧による成形代を確保することができる。
図14は、図11における外型5と内型3との関係を示す。同図(a)に示す内型3の中心と外型5の中心との偏心Eが0.02mm以下、内型3と外型5との回転ずれ角Fが2分以下であり、同図(b)に示す内型3と外型5との平行度Gが0.05mm以下の場合、有底管4の変形を防止できると共に、均一な肉厚とすることが可能となる。
以上の内型3と外型5とによる押圧成形においては、図12に示すように、底型保持アーム12を上昇させると共に、その押し具28を駆動して底型6を外型5の内部に挿入して有底管4の底部に当接させる。この当接により、有底管4の底部が内型3と底型6とによって押圧成形される。これにより、有底管4の底部の肉厚を規定の厚さとすることができる。
その後、外型5を有底管4から50〜70μm程度離隔させる。すなわち、外型5は完成品であるガラスセルの最終の外径寸法となる位置まで退避させるものである。
この退避に続いて、バルブ33を開放することにより、ブロー加圧手段31(図9参照)から加圧ガスを内型3に供給する。供給された加圧ガスは、内型3の通気孔3bから有底管4内に噴出して有底管4をブロー加圧する。このブロー加圧により、有底管4が膨張してその外周面が外型5に押し付けられ、外周面が外型5の形状に成形される。これにより、外型5の形状を有底管4に良好に転写することができる。なお、かかるブロー加圧に際して、有底管4は10〜1011dPa・sのガラス粘度に相当した温度に維持されている。
以上により、有底管4が完成品であるガラスセルの形状および寸法に成形される。その後、有底管4と接触している外型5および底型6をガラス転移点に相当する温度以下に冷却し、有底管4の固化を行う。有底管4の固化の後、外型5および底型6を有底管4から退避させて有底管4と離反させる。この離反に際しては、外型5および底型6を有底管4の成形面に対し垂直方向に退避するように行う。このような垂直方向の離反では、外型5および底型6が有底管4を擦ることなく移動するため、有底管4への傷付きを防止することができる。
この場合において、底型6を有底管4から離反させ、その後、外型5を有底管4から離反させる段階的な離反を行うことも可能である。このような離反では、底型6の離反の際に、有底管4が外型5に保持された状態となっているため、有底管4の外周面の歪みを防止できるメリットがある。
外型5および底型6の離反の後、内型保持アーム10を上昇させることにより、内型3を有底管4の内部から引き抜く。かかる引き抜きの際には、内型3が有底管4の内周面と摺動することがない。このため、有底管4の内周面の傷付きを防止することができると共に、内型3が振動したりブレを発生しても有底管4が割れることがない。
内型3の引き抜きの後、有底管4を有底管保持アーム11から取り外し、あるいは有底管保持アーム11によって保持した状態のままで、必要長さに切断する。これにより、ガラスセルを得ることができる。
本発明の製造装置における初期状態の全体正面図である。 (a),(b)は内型の各例を示す斜視図である。 内型加熱装置の平面からの断面図である。 有底管加熱装置の側面からの縦断面図である。 有底管加熱装置と有底管との関係を示す縦断面図である。 外型の一例を示す平面からの断面図である。 外型の別例を示す平面からの断面図である。 外型および底型の配置を示す正面図である。 ブロー加圧手段と他の部材との関係を示す断面図である。 内型を有底管内に挿入した状態を示す正面図である。 内型および外型による押圧成形を示す正面図である。 底型を用いた成形を示す正面図である。 内型と有底管との関係を示す斜視図である。 (a)、(b)は内型と外型との関係を示す断面図である。
符号の説明
3 内型
3b 通気孔
4 有底管
5 外型
6 底型
8 内型加熱装置
9 有底管加熱装置
31 ブロー加圧手段

Claims (16)

  1. 有底管からガラスセルを成形するガラスセルの製造方法において、
    前記有底管を成形可能な温度に加熱する加熱工程と、
    前記有底管の開口部から角形状の内型を挿入する第1工程と、
    前記有底管の外周面に外型を押し付けて内型との間で有底管を押圧成形する第2工程と、
    前記有底管の外周面から外型を僅かに離型させ、有底管の内部をブロー加圧することにより外型に有底管の外周面を押し付けて、有底管の外周面を外型形状に成形する第3工程と、
    を有することを特徴とするガラスセルの製造方法。
  2. 前記内型の稜線が面取りされていることを特徴とする請求項1に記載のガラスセルの製造方法。
  3. 前記加熱工程は、有底管の底部から開口部に向かって徐々に加熱することを特徴とする請求項1または2に記載のガラスセルの製造方法。
  4. 前記第1工程では、前記有底管の開口部から内型を挿入したとき、内型の側面に有底管の内周面が大部分接触するまで有底管の底部を内型により押し伸ばして有底管の内周面を略内型形状に成形することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラスセルの製造方法。
  5. 前記第1工程では、前記有底管の開口部から内型を挿入したとき、内型の側面に有底管の内周面が大部分接触するまで有底管の底部を内型の重量によって押し伸ばして有底管の内周面を略内型形状に成形することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラスセルの製造方法。
  6. 前記第1工程では、前記有底管の開口部から内型を挿入したとき、有底管の底部を内型と底型とによって押圧成形することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガラスセルの製造方法。
  7. 前記内型と底型とによる有底管の底部の押圧成形は、有底管の側方に外型が配置された状態で行うことを特徴とする請求項6に記載のガラスセルの製造方法。
  8. 前記第2工程では、前記有底管の外周面をガラスセルの最終の外径寸法よりも小さく成形することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のガラスセルの製造方法。
  9. 前記第3工程では、前記有底管の外周面から外型と共に底型を僅かに離型させて有底管の内部をブロー加圧することを特徴とする請求項6または7に記載のガラスセルの製造方法。
  10. 前記第3工程では、前記有底管の外周面から外型を離型させて、ガラスセルの最終の外径寸法となる位置まで移動させ、有底管の内部をブロー加圧することにより外型に有底管の外周面を押し付けて有底管の外周面を外型形状に成形することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のガラスセルの製造方法。
  11. 前記第3工程では、前記内型に設けた通気孔に加圧媒体を通過させて有底管内をブロー加圧することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のガラスセルの製造方法。
  12. 前記第3工程の後、前記外型および底型をガラス転移点以下に冷却して有底管を固化する冷却工程と、
    外型および底型を有底管から退避させて有底管と離反する離反工程と、
    をさらに有することを特徴とする請求項6または7に記載のガラスセルの製造方法。
  13. 前記離反工程では、成形された有底管の成形面に対して外型および底型が垂直方向に離反することを特徴とする請求項12に記載のガラスセルの製造方法。
  14. 前記離反工程では、前記底型を有底管から離反させた後、外型を有底管から離反させることを特徴とする請求項12または13に記載のガラスセルの製造方法。
  15. 前記離反工程の後、前記内型を有底管から離して必要長さに有底管を切断する工程をさらに有することを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載のガラスセルの製造方法。
  16. 有底管からガラスセルを成形するガラスセルの製造装置において、
    前記有底管を成形可能な温度に加熱する加熱手段と、
    前記有底管の開口部から挿入される角形状の内型と、
    前記有底管の外周面に押し付けられることにより、前記内型との間で有底管を押圧成形する外型と、
    前記有底管の外周面と外型との間に隙間を設けた状態に対し、有底管の内部をブロー加圧するブロー加圧手段と、
    を具備し、
    前記内型の外径寸法がガラスセルの最終の内径寸法よりも小さいことを特徴とするガラスセルの製造装置。
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