JP4160312B2 - コマンド通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動式の遊技機において主基板からサブ基板の方向にのみ制御信号を伝達するようにしたコマンド通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコなどの弾球式遊技機やパチスロなどの回胴式遊技機では、液晶表示装置や入力装置、音響装置など遊技の趣興をより高めるための役物が設けられている。このため、遊技機の運転を制御する制御装置に加えて、上記役物装置を制御するための制御基板を設けて、相互間を通信線で接続して使用している。
一般に、遊技機は遊技島と呼ばれる狭い領域に密集して設置され、遊技盤の役物などに多数用いられているスイッチ、モータ、ソレノイド、ランプなどの電機部品が電磁波ノイズを発生させる原因となる。また、弾球式遊技機のための遊技島では、遊技島内に遊技球が循環する長い循環路が形成されおり、経路中に球磨き機が設置されているため、その経路を遊技球が転動して摩擦したり球磨き器等で磨かれるために帯電する。
【0003】
このように、遊技機は静電気や電磁波のノイズが常時発生する場所に設置され、主制御盤とサブ制御盤の間に渡した通信線がノイズを誘導しやすいため、ノイズの影響を無視することができない。また、不正な競技者が発生する電磁波による誤動作なども防止できることが好ましい。
なお、遊技機をギャンブル化させないため、遊技機のハードウエアとソフトウエアには様々な規制があって、特に入賞確率の制御を行う主制御盤に対しては外部から信号を与えることができないようにするため、サブ制御盤から通信信号を受けられないようにしている。したがって、サブ制御盤で受け取る信号を返送させてノイズの影響を確認するような一般的な方法を採用することはできない。
【0004】
従来のコマンド通信装置は、図9に示すように、遊技機に設置された主基板とサブ基板をパラレル通信線で接続して単方向通信するようになっていた。
主基板上の制御装置により生成されるコマンドを通信部で電気信号に変換し送信部から出力バッファを介して通信線に供給する。一方、サブ基板は通信線から電気信号を受信バッファに取り込んで受信部に送り、通信部でコマンド信号に変換し、復元したコマンドをそれぞれの制御回路に伝達する。ドア側に搭載されたそれぞれの機器は、コマンドによって決められたプログラムに従って稼働して、遊技者に色々な情報を伝達したり、楽しい雰囲気を醸成して遊技者の趣興を増進させたりする。
【0005】
従来、遊技機内で発生する電磁ノイズにより回路基板間の通信におけるデータ誤りを防止するため、イベントの発生から次のイベントの発生まで同じコマンドを繰返し送ったり、通信チェック用コマンドBCC(block check character)を用いて受信側で対照確認するようにしたりする方法が用いられてきた。
特に、単方向通信によることを前提として個々の心毎にノイズが存在しても正しいコマンドを復元するようにするためには、多数回コマンド信号を送って多数決原理で正しいコマンドを推定する方法などを採用することになる。したがって、これらの処理を行うための回路構成が複雑になり、またこれらをソフトウエアで実現するときにはソフトウエアの構造が複雑になる問題があった。
【0006】
なお、たとえば、特開平11−333111は、制御回路の不正な改竄を簡単に見破れるように回路板を透明カバーで囲うようにした発明を開示したものであるが、この文献には、種々の対象に使用される制御回路基板を、共通アースした導電部材の裏側に組み上げることにより、前面の役物で発生する電磁波ノイズや外側から不正に当てられる電磁波を遮断することが記載されている。
しかし、上記引用の発明は、制御基板同士を接続するケーブルが電磁波ノイズに影響されてコマンドの誤伝送の原因になりやすいことを認識したものではなく、またその対策を講ずるものでもない。また、電磁波を発生する電気部品が制御回路の前方に設置されている場合の対策を講じるものであって、たとえばパチスロなど回胴式遊技機のように通信線の両側に電気機器を配置する遊技機における対策は十分ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、主基板とサブ基板を通信線で接続した遊技機において、受信先から信号を受け取ることなく、ノイズ状況を的確に判断し状況に応じたノイズ対策をするようなコマンド通信方法と装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、主基板で生成したコマンドを表す通信信号に変換し単方向通信する通信線によりサブ基板に送信することによりコマンドを伝達する遊技機に用いる本発明のコマンド通信方法は、主基板において、通信線上の通信信号を取り込んでコマンド信号を復元し、元のコマンド信号と比較して復元コマンド信号における誤りの存否を判定し、復元コマンド信号に誤りがなかったときはコマンド通信完了を表す完了信号をサブ基板に伝送し、また、復元コマンド信号に誤りがあったときには元のコマンド信号に再送信号を書き込んだ再送コマンド信号をサブ基板に伝送する。
【0009】
さらに、サブ基板においては、受信した通信信号をコマンド信号に変換し、再送信号が無いときには保管して次の通信信号を受信するまで待機し、再送信号が有るときにはレジスタの内容を新しいコマンド信号に更新して待機し、完了信号を受信したときにコマンドを実行することを特徴とする。
【0010】
本発明のコマンド通信方法によれば、サブ基板に伝達する電気信号を主基板が通信線からそのまま取り込むので、通信線が電磁ノイズの影響を受けて異常を来した通信信号を主基板側で把握することができる。
主基板では、復元したコマンド信号を元のコマンドと比較して誤りを検出し、誤りが有れば同じコマンドをサブ基板に再送し、誤りが無ければ送信完了信号を送る。一方、サブ基板はコマンド信号を受信しても一旦保持しておいて、送信完了信号を受け取ることにより正しいコマンドを受け取ったことを確認してからコマンドの実行をする。
したがって、サブ基板からの帰還信号を用いずに信号の誤送を検出して、確実に正しいコマンドを伝達することができる。
【0011】
なお、コマンド信号は、1個のコマンドを1または複数のバイトずつを単位として分割して伝送し、サブ基板は単位毎に受信して処理し、全ての単位について完了信号を受信したときに1個のコマンドとして実行するようにすることが好ましい。
コマンドは、たとえば、1バイトのコマンドコード、1または3バイトのコマンド用パラメータ、1バイトの遊技機の状態を示すフラグ、1バイトのBCCからなる4バイトまたは6バイトで構成される。
コマンド長が異なる場合にも同じアルゴリズムを使用して処理できるようにするため、この実施態様は、コマンドを構成するバイトの公約数で処理するようにしたものである。
なお、再送信号はコマンド信号の最後に付加してもよいが、コマンドコードやBCCの中の未使用ビットを利用してこれらに組み込んで使用してもよい。また、送信完了信号は別途独立した1バイトまたは2バイトのコマンドコードとして使用することができる。
【0012】
また、本発明のコマンド通信装置は、主基板とサブ基板と両者を繋ぐ通信線を備え、主基板にコマンドを発生する制御部とそのコマンドを一時保管するレジスタとコマンドを通信信号に変換してサブ基板に送信する送信ユニットを有する通信部を備えて、通信信号を主基板からサブ基板の方向に単方向通信することによりコマンドを伝達する遊技機に用いるコマンド通信装置であって、主基板がさらにコマンド比較部と判断部とコマンド挿入部を備えると共に、主基板の通信部に受信ユニットを備えたものである。
【0013】
受信ユニットは、通信線上の通信信号を取り込んでコマンド信号を復元し、コマンド比較部は、復元したコマンド信号をレジスタに保管した元のコマンド信号と比較し、判断部は、その比較結果に基づいて復元コマンド信号における誤りの存否を判定する。
そして、判断部により復元コマンド信号に誤りがないと判定されたときは、コマンド通信完了を表す完了信号をレジスタにセットし送信ユニットを介してサブ基板に伝送し、復元コマンド信号に誤りがあると判定されたときには、コマンド挿入部が元のコマンド信号に再送信号を書き加えた再送コマンド信号をレジスタにセットしてサブ基板に伝送することを特徴とする。
【0014】
このコマンド通信方法によれば、サブ基板が受信した状態をサブ基板からフィードバックする必要がないので、遊技機の規制に基づいた単方向通信性を維持することができる。また、判定結果に基づいた再送信号や完了信号は、常時使われるコマンド信号の形式に調和した形で送信されるので、別の通信経路や信号処理部品を導入することなく、通常のコマンド処理装置を利用することができる。
【0015】
本発明のコマンド通信装置は、通信線上に供給されサブ基板に送信されるものと同じ電気信号を主基板に取り込んでコマンド信号に復元し、保存してあった元のコマンドと比較することで誤りを検出することができる。そして、通信線上のコマンドに誤りが無ければ通信完了信号を発してサブ基板が受け取ったコマンドを実行できることを通知し、コマンドが誤っていれば再度同じコマンドを伝送して誤りを正すようにする。
この装置を用いれば、特殊な部品を導入することなく、単方向通信性を維持したままで、正しいコマンド信号をサブ基板に伝達することができる。
【0016】
また、上記主基板と共に使用されるサブ基板は、受信した通信信号をコマンド信号に変換し、再送信号が無いときにはレジスタに保管して次の通信信号を受信するまで待機し、再送信号が有るときにはレジスタの内容を新しいコマンド信号に更新し、完了信号を受信したときに、コマンドの実行をするように構成される。
サブ基板は、特別なコマンド処理装置を備えることなく、主基板から送信される通信信号を処理し、コマンド信号に含まれた再送信号や送信完了信号を判定して、適切な処理を行い正しいコマンドを実行することができる。
【0017】
本発明の装置において、コマンドを伝送する通信線は、従来多用されてきたパラレル通信線に限らずシリアル通信線であってもよい。
主基板とサブ基板をシリアル通信線で接続するようにすることにより、検査やメンテナンスに利点があるのみならず、組立工数やコストが低減し、さらに将来に対する拡張性も大きいことは、本願出願人の出願に係る特開平11−309264に開示されている。
本発明のコマンド通信装置は、通信信号から変換した後のコマンド信号を元のコマンド信号と比較して誤りを検出するものであるため、いずれの通信形式を用いた場合にも同じ効果を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について実施例に基づき図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施例のコマンド通信装置を示すブロック図、図2は本実施例に用いる元のコマンド構成例を説明する図面、図3は本実施例に用いる再送コマンドの構成例を示す図面、図4は再送信号を組み込んで利用する場合を示すコマンドコードの構成図、図5は本実施例における主基板の送信手順を説明するフロー図、図6はサブ基板の受信手順を説明するフロー図、図7は本実施例において3バイト分割でコマンド信号を送受信するときの主基板の送信手順例を説明するフロー図、図8はサブ基板の受信手順を説明するフロー図である。
【0019】
本実施例のコマンド通信装置は、図1に示すように、遊技機の筐体側に設けられる主基板1に、制御部11とその他の図示しない回路とレジスタ12と通信部13と送信ドライバ14に加えて、受信ドライバ15とコマンド比較部16と判断部17とコマンド挿入部18を備える。また、通信部13には送信ユニット19に加えて受信ユニット20を備えている。
遊技機のドア側に設けられるサブ基板2には、ドアに搭載される各種機器を制御する制御部25などと、受信ユニット26を有する通信部22と受信ドライバ21とレジスタ23と判断部24を備える。
【0020】
主基板1の送信ドライバ14とサブ基板2の受信ドライバ21は1本のシリアル通信線31で、また主基板の送信ドライバ14と受信ドライバ15は1本のシリアル通信線32でそれぞれ接続されている。2本のシリアル通信線31,32は主基板の送信ドライバ14の端子を介して互いに接続されている。
シリアル通信のインターフェースには、複数接続が可能なRS−422規格に準拠したものを使用することができる。
なお、遊技を進行するため筐体の基板に接続する必要があるスイッチ類やセンサなどでドア側に取り付けられたものは、別の通信路を介して筐体側の主基板に信号取込みが行われる。
【0021】
制御部11は、遊技機で遊戯されるゲームを司り、入賞確率の制御、入賞や外れの判定、その他ゲームの実体部分を制御する回路で、ゲームの展開に応じてイベントを決定する。決定されたイベントに応じて、ドア側のランプやスピーカあるいは液晶装置などを作動させて趣興を起させる演出を行う。
サブ基板2にコマンドを送信する必要があるようなイベントが発生したときには、たとえば図5に示した手順により主基板1でコマンド信号を生成してサブ基板2に送信する。
まず、制御部11がイベントの実行に必要なコマンドを選択し、コマンドに対応するビット配列を形成してレジスタ12に供給する(S11)。
なお、レジスタ12はたとえば7コマンドなど複数のコマンドを格納する容量を備えていて、複数のコマンドを連続して送信したり、ランダムな時間遅れを挿入して送信待機をさせる場合にも対応できるようになっている。
【0022】
コマンド信号は、複数のバイトで構成される。本実施例では、通常のコマンドには、図2に示すように、コマンドコードに1バイト、イベント実行に必要なパラメータに3バイト、遊技機の状態を表すために1バイト、通信チェック用コードBCCとして1バイトの6バイト構成を採用する。コマンドの種類によって多数のパラメータを必要としない場合は4バイト構成をとる。また、無指示コマンド、いわゆるNOPコマンドなど特殊な場合には2バイトあるいは1バイト構成を採用することもできる。
たとえばパチスロ機におけるコマンドコードは、1バイトを16進数で表現した01Hにリセットコマンド、02Hにデモ表示コマンド、03Hに遊技メダル投入コマンド、04Hに遊技開始コマンド、07Hに入賞コマンド、などと割当てられている。
【0023】
遊技開始コマンドは、パチスロ機のスタートレバーが操作され、回胴の図柄組合せの抽選および疑似当選情報の生成後にサブ基板に送信され、ドア側の液晶表示器、遊技状態表示ランプおよびスピーカを用いた演出を行わせるものである。このため、疑似当選した遊技種類を示す1バイトの情報と、一般遊技遊技、ボーナス遊技(RB)、ビッグボーナス遊技(BB)など遊技状態に合わせて必要になる、たとえばRB遊技可能回数、BB遊技可能回数を示す2バイトの情報を記録した3バイトのパラメータコードが準備され、コマンド全体は6バイトで構成される。
6バイトコマンドには、他にも、回胴が停止したときに発生する回胴停止コマンド、回胴が停止したときの図柄により入賞したときに発生される入賞コマンドなどがある。
【0024】
また、設定変更時に発するリセットコマンド、遊戯していないときに発生させるデモ表示コマンド、遊技メダルが投入されたときに演出するための遊技メダル挿入コマンドなどは、多くのパラメータを必要としないので、4バイト構成が採用される。
なお、NOPコマンド、サブ基板に特定の動作を要求しないコマンドで、たとえばFFHなどが割当てられ、1バイトあるいはBBCを含めて2バイトで表示できる。本実施例では、このNOPコマンドを後述する通信完了信号として使用することもできる。
【0025】
制御部11は、コマンドの種類に応じた送信バイト数の情報を付加した形で、送信するコマンド信号をレジスタ12にセットする。
レジスタ12に格納されたコマンド信号はサブ基板1に送信される(S12)。
レジスタ12に格納されたコマンド信号は、まず通信部13に供給される。
通信部13の送信ユニット19は、供給されたコマンド信号を伝送できる電気信号に変換して送信ドライバ14に送る。
送信ドライバ14は、コマンドを表す電気信号を送信ユニット16から受取りシリアル信号に変換してシリアル通信路31,32に送り出す。
【0026】
受信ドライバ15は、シリアル通信線32からシリアルな電気信号を入力してコマンドを表す電気信号に変換し、通信部13の受信ユニット20に供給する。また、受信ユニット20は、電気信号を変換してビット配列になったコマンドを復元してコマンド比較部16に供給する。
コマンド比較部16は、制御部11が伝送しようとした元のコマンドをレジスタ12から受け取り、これと受信ユニット20で復元されたコマンドと比較して誤りを検出する(S13)。比較はコマンドについてビット単位、バイト単位あるいはワード単位で行う。
判断部17は、比較部16の誤り検出結果からシリアル通信線31,32におけるノイズの影響で誤った信号に変化したか否かを判定し、判定結果に基づいて、制御部11またはコマンド挿入部18に指示を与える(S14)。
【0027】
受信したコマンド信号が元のものと同じである場合は、正しいコマンド信号がサブ基板側に供給されて必要な通信が完了したと考えられるので、制御部11は通信完了信号を生成してレジスタ12に格納し通常のコマンド信号と同じ手順によりサブ基板に送信する(S16)。通信完了信号をコマンドとして別途新しいコマンドコードを生成してもよいが、サブ基板2がレジスタ23に保存したコマンド信号を制御部に取り込むことを許可するだけなので、先に説明したNOPコマンドを転用してもよい。
【0028】
また、受信したコマンド信号が元のものと異なっている場合は、シリアル通信線31がノイズで乱された結果、初めのものから変化してしまったコマンド信号がサブ基板2側に到達したと考えられる。したがって、同じコマンドを再送してサブ基板のレジスタ23の書直しをさせる必要があるので、コマンド挿入部18が主基板1のレジスタ12に格納されていた元のコマンド信号に再送することを示す再送信号を付加して再度格納する(S15)。
レジスタ12は、格納したコマンド信号を再び通信部13を介してサブ基板2に送信する(S12)。
【0029】
再送信号は、図3に示すように、1または2以上の余分なビットをコマンド信号に付加して伝送する。再送信号とコマンドビット数を表示する情報と一緒にしてバイト情報を形成するようにしてもよい。
なお、付加したバイト信号として送付する代りに、コマンド信号の中に再送信号位置をとって利用することもできる。この場合は、同じ手順で再送信号を検出するためにはコマンド構成中の同じ位置に収納することが好ましい。このため、たとえば図4に示すように、コマンド種別を下側4ビットで表現し、空いているコマンドコードの先頭ビットを利用して再送信号とすることができる。
【0030】
サブ基板2は、主基板1からのコマンド信号をたとえば図6に示すような手順で受信する。
主基板1からシリアル通信線31を介して送信されるコマンド信号は、受信ドライバ21を介してサブ基板2に受信される(S21)。
サブ基板2の受信ドライバ21は、シリアル通信線31から供給される電気信号をコマンドを表す電気信号に変換し、通信部22の受信ユニット26に供給する。受信ユニット26は、コマンドを表す電気信号からビット配列のコマンドを復元してレジスタ23に格納する。なお、レジスタ23には保存するためのストアレジスタと読み捨てるためのカレントレジスタが備えられている。
レジスタ23に格納されたコマンド信号は判断部24に送られる。
【0031】
判断部24はコマンド信号中のBCCあるいはチェックサムなどエラーチェックデータを検査し、再送信号や通信完了信号の存否を判定する。
判断部24は、エラーチェックに合格しない受信信号は無条件で棄却する。合格した受信信号について、初めに通信完了信号であるかどうかを判定する(S22)。
通信完了信号でないときは、再送信号が付帯するかどうかを判定する(S23)。再送信号が付随している場合は、前回格納されたコマンドと比較し、同じであれば元のコマンドをそのまま残し、相違する場合は新しく受信したコマンド信号が正しいとして採用する。なお、判定動作を省略するため、元のコマンドと新しいコマンドが同じ場合にも、新しいコマンドで書き換えるようにしてもよい(S24)。
また、再送信号が付随しないコマンド信号であって前回のコマンドと内容が異なる場合は、新しいコマンドを伝達してきたものとしてレジスタ23に保存する(S25)。
さらに、通信完了信号を受信したことが判明したときに、コマンド信号を制御部25に伝達して、イベントの実行をさせる(S26)。
【0032】
このように、レジスタ23は、判断部24に制御されて、主基板1から正しいコマンド信号が再送信されてくる度に書き換える。また内容を書き換える間は、コマンドを制御部25には伝達しない。
通信完了信号を受け取ったときには、格納されていたコマンド信号を制御部25に正しいコマンドを表すものとして提供する。
【0033】
制御部25は、コマンドに対応するプログラムに従って、ランプ、液晶表示装置、スピーカなどを駆動して遊技者に情報を伝達しあるいはゲームの雰囲気を盛上げるように演出する。
本実施例の装置では、ノイズ状態を監視してレベルに対応して異なる処理を行う必要が無く、送信したコマンド信号と元の信号を対比させて相違があれば再送し、相違がなければ送信成功として完了信号を伝送するので、受信側はノイズ状態が変化しても何時も同じ操作によって正しいコマンドを受取って制御することができる。
【0034】
従来のコマンド通信装置は、通信線31を通して主基板1からサブ基板2にコマンド信号を伝送するが、通信線はノイズに対する絶縁が難しくしかも長い経路を有するので、ノイズに比較的影響されやすく、基板を十分保護しても通信線を介して誤情報をサブ基板に伝達することになりやすい。
しかし、本実施例のコマンド通信装置では、通信線をシリアル通信線とし、主基板1からサブ基板2に伝送する第1のシリアル通信線31と接続した第2のシリアル通信線32が主基板の受信ドライバ15に接続されている。したがって、第1のシリアル通信線31が電磁波ノイズにより誤ったコマンドをサブ基板2に伝送するときは、同時に第2のシリアル通信線32を介して同じ誤ったコマンドが主基板1の受信ドライバ15に供給される。
【0035】
そこで、制御部11が送信しようとした元のコマンドと受信ドライバ15が受取ったコマンドをコマンド比較部16で検査することにより、通信線のノイズ状況を判定し、誤りがあるときには正しいコマンドを再送するようにしてあるので、正しいコマンドを伝達することができる。
このように、本実施例のコマンド通信装置では、単方向通信しか行わない通信方法を採用しているため、サブ基板2から受信状況についての情報を入手することができないにもかかわらず、主基板1がコマンド信号の伝達状況を正しく推定して対策を取ることができる。
また、サブ基板2は、主基板1から正しいコマンド信号を伝達したことを確認する情報を受信したときに始めてコマンドとして受け入れてイベント制御を行うので、誤ったイベント処理を行う心配がない。
【0036】
コマンドは内容によって必要とするビット数が異なるが、回路構成や通信手順を簡単化するため1バイトまたは2バイトなど単位群に分割して送受信するようにすることができる。
図7と図8は、このようにコマンド信号を分割して通信するときの主基板1とサブ基板2の通信手順をコマンド信号を3個のバイト群に分割したときを例として示したものである。
図7は主基板の送信手順を説明するものである。主基板1では、前に送信したコマンド信号について送信が完了しているかを確認して(S31)、完了していない場合は完了するまで待ってから、新しいコマンド信号の送信手順に入る。
【0037】
コマンド送信は、初めのバイト群を送信レジスタ12に書き込み送信させる(S32)。正しいコマンド信号を送信できたか否かを確認し(S33)、成功しないときには送信を繰返して成功するまで待つ。
第1のコマンド群の送信に成功すると、次に第2のコマンド群をレジスタ12に書き込み送信させ(S34)、同様に送信完了を確認して(S35)、最後の第3コマンド群の送信を行い(S36)、送信完了を確認して(S37)、ダミー信号やNOPコマンドなどを利用した完了信号をレジスタ12に書き込んで送信する(S38)。
【0038】
図8は、サブ基板2が主基板1から受信したコマンド信号を処理する手順を説明するものである。なお、コマンド信号はBCCなどを使用したエラーチェックに合格しない場合はそのまま棄却されるので、以下ではエラーチェックは合格したものとして説明している。
サブ基板2は受信した信号が完了信号であるかどうかを確認し(S41)、完了信号でない場合に、受信した初めのバイト群を第1バイト群としてレジスタ23に保存する(S42)。次に送られてきたバイト群を受信し一旦レジスタ23の第2バイト群の場所に保存する(S43)。次に再送フラグの有無を確認し(S44)、再送データであることが分ったときは、保存した第2バイト群のデータをレジスタの第1バイト群の位置に書き込んで更新する(S45)。
【0039】
次に受信したバイト群データは、また第2バイト群データの位置に一旦格納されて、再送信号が付属しない新しいデータであることが確認されるまで、第1バイト群の書換えに使用される。
新しいバイト群データである場合には、第2バイト群に新しいデータが書き込まれた状態で次の段階に進む。
次の段階では、新しいバイト群データを受信し、今度は第3バイト群の格納位置に保存する(S46)。前の段階と同様に再送フラグの有無を確認し(S47)、再送データであるときは、保存したデータをレジスタの第2バイト群の位置に書き込んで更新する(S48)。
【0040】
次にバイト群データを受信すると、何時でも第3バイト群データの位置に一旦格納されて、再送信号が含まれる間は第2バイト群の書換えに使用される。
新しいバイト群データである場合には、第3バイト群に新しいデータが書き込まれた状態で次の段階に進む。
次の段階では、新しいバイト群データを受信すると第4バイト群データとして保存し(S49)、再送信号であるときには(S50)、保存したデータをレジスタの第3バイト群の位置に書き込んでデータを更新する(S51)。
【0041】
このようにして、第1から第3のバイト群情報が全て正しい情報に書き換えられると、次に発送されるコマンド信号は完了信号となるので、完了信号であることを確認したら(S41)、レジスタ23に保存された第1から第3のバイト群情報をまとめて1個のコマンド信号として、制御部25に送付される(52)。なお、上記実施例の説明では、通信線をシリアル線としているが、本実施例のコマンド通信装置ではコマンド信号を比較して判定するため、通信中の形態には左右されない。したがって、従来装置におけるようにパラレル通信線を使用したときにも同様の作用効果がもたらされることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のコマンド通信装置は、遊技機内のノイズに影響されて誤ったコマンド信号を伝達したときにも、これを発見して正しいコマンド信号をサブ基板に再送して用いるようにして、ドア側の装置に対して何時でも正しい制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコマンド通信装置の1実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例に用いる元のコマンドの例を説明する構成図である。
【図3】本実施例に用いる再送コマンドの例を説明する構成図である。
【図4】本実施例において再送信号をコマンドに組き込んで利用する場合を示すコマンドコード構成図である。
【図5】本実施例における主基板の送信手順を説明するフロー図である。
【図6】本実施例におけるサブ基板の受信手順を説明するフロー図である。
【図7】本実施例の別の態様の主基板における送信手順を説明するフロー図である。
【図8】本実施例の別の態様のサブ基板における受信手順を説明するフロー図である。
【図9】従来のコマンド通信装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 主基板
2 サブ基板
11 制御部
12 レジスタ
13 通信部
14 送信ドライバ
15 受信ドライバ
16 コマンド比較部
17 判断部
18 コマンド挿入部
19 送信ユニット
20 受信ユニット
21 受信ドライバ
22 通信部
23 レジスタ
24 判断部
25 制御部
26 受信ユニット
31 シリアル通信線
32 シリアル通信線

Claims (5)

  1. 主基板で生成したコマンドを表す通信信号に変換し単方向通信する通信線によりサブ基板に送信することによりコマンドを伝達する遊技機のコマンド通信方法であって、
    前記主基板が、前記通信線上の通信信号を取り込んでコマンド信号を復元し、元のコマンド信号と比較して復元コマンド信号における誤りの存否を判定し、
    該復元コマンド信号に誤りがなかったときはコマンド通信完了を表す完了信号を前記サブ基板に伝送し、
    また、該復元コマンド信号に誤りがあったときには前記元のコマンド信号に再送信号を書き込んだ再送コマンド信号を前記サブ基板に伝送して、
    前記サブ基板が、受信した通信信号をコマンド信号に変換し、再送信号が無いときには保管して次の通信信号を受信するまで待機し、再送信号が有るときにはレジスタの内容を新しいコマンド信号に更新して待機し、完了信号を受信したときにコマンドの実行をすることを特徴とするコマンド通信方法。
  2. 前記コマンド信号は、1個のコマンドを1または複数のバイトずつ分割した単位毎に送信され、全ての単位について完了信号を受信したときに1個のコマンドとして実行することを特徴とする請求項1記載のコマンド通信方法。
  3. 主基板とサブ基板と両者を繋ぐ通信線を備え、主基板にコマンドを発生する制御部と該コマンドを一時保管するレジスタと該コマンドを通信信号に変換して前記サブ基板に送信する送信ユニットを有する通信部を備えて、通信信号を該主基板から前記サブ基板の方向に単方向通信することによりコマンドを伝達する遊技機において、
    前記主基板が、さらにコマンド比較部と判断部とコマンド挿入部を備えるとともに、前記通信部に受信ユニットを備え、
    該受信ユニットが前記通信線上の通信信号を取り込んでコマンド信号を復元し、前記コマンド比較部が該復元したコマンド信号を前記レジスタに保管した元のコマンド信号と比較し、前記判断部が該比較結果に基づいて前記復元コマンド信号における誤りの存否を判定し、
    該復元コマンド信号に誤りがなかったときはコマンド通信完了を表す完了信号を前記レジスタにセットし前記送信ユニットを介して前記サブ基板に伝送し、
    また、該復元コマンド信号に誤りがあったときには前記コマンド挿入部が前記元のコマンド信号に再送信号を書き込んだ再送コマンド信号を前記サブ基板に伝送することを特徴とするコマンド通信装置。
  4. 前記サブ基板は、受信した通信信号をコマンド信号に変換し、再送信号が無いときにはレジスタに保管して次の通信信号を受信するまで待機し、再送信号が有るときにはレジスタの内容を新しいコマンド信号に更新し、完了信号を受信したときに、コマンドの実行をすることを特徴とする請求項3記載のコマンド通信装置。
  5. 前記主基板が前記コマンド信号を1個のコマンドについて1または複数のバイトずつ分割した単位毎に送信して、前記サブ基板が全ての単位について完了信号を受信したときに1個のコマンドとして実行することを特徴とする請求項4記載のコマンド通信装置。
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