JP4158279B2 - マイクロホン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パワースイッチ或はトークスイッチと称されるスライドスイッチを備えたマイクロホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スライドスイッチを備えたマイクロホンとしてハンドヘルド型のマイクロホンが知られている。
【0003】
図19に示したように、上記マイクロホン101は、把持部102にスライドスイッチ113を有している。そして、上記把持部102を右手又は左手で把持し、把持した手の親指等で上記スライドスイッチ103をオン・オフ操作することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のマイクロホン101は、スライドスイッチ103によってマイクロホン使用者が必要に応じて任意に電源をオン・オフすることができるという利点がある反面、使用者の不注意による誤操作が発生しやすい。従って、放送中に上記スライドスイッチ103を誤操作したために放送が中断されてしまうというような事態が発生するという虞もある。
【0005】
上述のような事態が発生するのを防止するために、図20に示したように上記スライドスイッチ103を覆うようにカバー105をネジ106で取り付けたり、図21に示したように、ストッパー107をネジ106で取り付けたりして、上記スライドスイッチ103のスライドを阻止する外付け式のロック手段、或は上記電源のオン・オフ用のスライドスイッチの他にソフトウェア制御用のスイッチを設け、該スイッチがオンしている状態の下では、上記スライドスイッチ103を誤操作してもその操作を無効にするようにした電気的処理手段が採られている。
【0006】
しかし、上記カバー105やストッパー107を使用する外付け手段は、これらカバー105やストッパー107をネジ106で把持部102等に取り付ける作業が面倒であり、またカバー105やストッパー107を取外しているときにこれらが紛失しやすいという欠点がある。
【0007】
また、上記電気的処理手段は、そのぶん回路構成が複雑になるとともに、ソフトウェア制御用のスイッチも高価でマイクロホンのコストが高くなるという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スライドスイッチを把持部に備え、上記スライドスイッチの接点切換方向へのスライドを許容又は阻止するロック機構が上記把持部に組み込まれているマイクロホンにおいて、上記スライドスイッチは、フレームと、上記フレームに接点切換方向にスライド可能に取り付けられているとともに該フレームに設けられた切換つまみ用窓部から外部に臨む切換つまみを有するスライダと、上記スライダのスライドにより接点の切換えが行われる端子板と、上記スライダの接点切換方向へのスライドを阻止するロック機構と、を備え、上記ロック機構は、上記フレーム又はスライダのいずれか一方に設けられたロックつまみ導入用切欠部及びロックつまみストッパー部と、上記フレーム又はスライダの他方に設けられていて、ロック解除位置にあるときには、上記ロックつまみ導入用切欠部内に導入されて上記スライダの接点切換方向へのスライドを許容し、ロック位置にあるときには、上記ロックつまみストッパー部に当接して上記スライダの接点切換方向へのスライドを阻止するロックつまみと、を備えている。
【0009】
従って、上記ロック機構によって必要に応じて任意に上記スライドスイッチのスライドを可能にしたり不可能にしたりすることができる。そして、上記ロック機構は、マイクロホンに組み込まれているために、従来の外付け式のカバーやストッパーのようにネジで取り付けたり取り外したりする必要がなく取扱いが簡単になるとともに、紛失等の虞もなくなる。また、ロック機構がスライドスイッチに組み込まれているので、スライドスイッチをマイクロホンに組み付ければ自ずとロック機構も組み付けられた状態になる。更に、スライドスイッチのフレームとスライダを係合させることにより切換つまみをロックして、接点の切換えを不可能にし、上記フレームとスライダの係合を解除することにより切換つまみのロックを解除して、接点の切換えを可能にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のマイクロホン1の要部の斜視図である。上記マイクロホン1は、ワイヤレスのハンドヘホルド型のマイクロホンとして構成されていて、把持部2に電源オン・オフ用のスライドスイッチ3が設けられているとともに、上記スライドスイッチ3の接点切換方向へのスライドを許容又は阻止するロック機構11が組み込まれている。上記ロック機構11は、上記スライドスイッチ3に組み込まれている。
【0011】
図2に示したように、上記スライドスイッチ3は、コ字状のフレーム4と、上記フレーム4に接点切換方向にスライド可能に取り付けられているとともに、該フレーム4に設けられた切換つまみ用窓部5から外部に臨む切換つまみ6を有するスライダ7と、上記スライダ7のスライドにより接点の切換えが行われる端子板8と、上記スライダ7の接点切換方向へのスライドを阻止する上記ロック機構11とを備えている。
【0012】
上記ロック機構11は、上記フレーム4に設けられたロックつまみ導入用切欠部12及びロックつまみストッパー部13と、上記スライダ7に設けられていてロック解除位置にあるときには、上記ロックつまみ導入用切欠部12内に導入されて上記スライダの接点切換方向へのスライドを許容し、ロック位置にあるときには、上記ロックつまみストッパー部13に当接して上記スライダの接点切換方向へのスライドを阻止するロックつまみ14とを備えている。
【0013】
上記ロックつまみ導入用切欠部12及びロックつまみストッパー部13は、上記フレーム4に設けられた切換つまみ用窓部5の切換つまみスライド方向の一端側(図2の下端側)の一側部(左端側)と他側部(右端側)に設けられている。
【0014】
上記ロックつまみ14は、上記スライダ7にスライド可能に取り付けられていて、一方向(左方向)にスライドさせることにより上記ロックつまみ導入用切欠部12に対向するロック解除位置に位置し、他方向(右方向)にスライドさせることにより上記ロックつまみストッパー部13に対向するロック位置に位置するようになっている。
【0015】
図3〜4に示したように、上記ロックつまみ14は、上記スライダ7に設けられた長孔状のロックつまみ用窓部21を介して、上記フレーム4の切換つまみ用窓部5内に侵入していて、上記長孔状のロックつまみ用窓部21の一端側(左端側)にスライドさせると、上記ロック解除位置に位置し、上記長孔状のロックつまみ用窓部21の他端側(右端側)にスライドさせると、上記ロック位置に位置するようになっている。
【0016】
上記ロックつまみ14は、つまみ支持体22の一側面に設けられている。上記つまみ支持体22は、上記スライダ7に設けられた支持体取付部23にスライド可能に取り付けられている。
【0017】
上記つまみ支持体22は、上記ロックつまみ14がロック位置にあるときに、上記長孔状のロックつまみ用窓部21を介して外部に表出されるロック表示部24を有している。
【0018】
上記ロック表示部24は、上記つまみ支持体22の一側面を赤や黄色等の所謂目立つ色に着色することにより構成されている。
【0019】
上記スライダ7の背面(上記切換つまみ6が設けられている面と反対側の面)には、接触子支持部板25が取り付けられる。
【0020】
図4に示したように、上記接触子支持部板25は、外面側に1対の接触子26,26を有し、内面側に第1,第2の突起27,28を有している。
【0021】
上記接触子支持部板25は、上記第1の突起27を上記スライダ7の背面側に設けた突起嵌合部29に嵌合することにより、上記スライダ7の背面側に取り付けられる。
【0022】
上記接触子支持部板25をスライダ7の背面側に取り付けると、上記第2の突起28が上記つまみ支持体22の背面に設けた突起嵌合用スリット30内に圧入される。そして、上記ロックつまみ14乃至つまみ支持体22を上記ロック解除位置に移動させると上記第2の突起28は、上記スリット30の一端部に設けた第1の凹部31に嵌合して、上記つまみ支持体22乃至ロックつまみ14をロック解除位置で停止させ、上記ロックつまみ14乃至つまみ支持体22を上記ロック解除位置からロック位置に移動させると、上記第2の突起28は、上記スリット30の他端部に設けた第2の凹部32に嵌合して、上記つまみ支持体22乃至ロックつまみ14をロック位置で停止させる。
【0023】
また、上記端子板8は、外側面に第1,第2,第3の3対の端子41,42,43を有しているとともに、内側面には図3に示したように、上記端子41,42,43にそれぞれ接続された第1,第2,第3の3対の接触子44,45,46が設けられている。上記第1,第2の接触子44,45は、上記切換つまみ6を上記切換つまみ用窓部5の上端側に移動させたときに、上記スライダ7の背面側に、上記接触子支持部板25を介して設けた1対の接触子26,26によって接続されるようになっている。また、上記第2,第3の接触子45,46は、上記切換つまみ6を上記切換つまみ用窓部5の下端側に移動させたときに、上記1対の接触子26,26によって接続されるようになっている。
【0024】
なお、上記スライドスイッチ3の組み立ては以下の順序で行われる。先ず、上記スライダ7につまみ支持体22と接触子支持部板25を組み付けたのち、上記スライダ7を上記コ字状のフレーム4内に挿入し、上記切換つまみ6を上記フレーム4に設けた切換つまみ用窓部5から突出させて、上記スライダ7をスライド可能に上記フレーム4内に組み付ける。次に、上記スライダ7の背面側に上記端子板8を重ね合わせる。そして、上記コ字状のフレーム4に設けた係合爪片51…51を上記端子板8に設けた爪係合溝52…52に挿入して、上記爪片51…51の先端を折り曲げて固定することにより組立て作業は終了する。
【0025】
上記スライドスイッチ3は、フレーム4の上下端に設けられたネジ止部61を利用してネジによって、上記マイクロホン1の把持部2に取り付けられている。
【0026】
次に、上記スライドスイッチ3の作用について説明する。図5に示したように、上記ロックつまみ14を長孔状のロックつまみ用窓部21の左端側のロック解除位置に移動させた状態にすると、ロック機構11によるスライダ7のロックは解除された状態になる。
【0027】
従って、上記切換つまみ6を介して上記スライダ7を押し下げると、上記ロックつまみ14が上記ロックつまみ導入用切欠部12内に導入され、上記スライダ7は所定の位置まで下降して接点の切換えが行われて、電源はオフ状態になる。
【0028】
また、図5に示した状態から、上記ロックつまみ14を長孔状のロックつまみ用窓部21の右端側のロック位置に移動させると、図7に示したように、上記ロックつまみ14は上記ストッパー部13の上部のロック位置にセットされるとともに、上記つまみ支持体22の一側面に設けたロック表示部24が上記ロックつまみ用窓部21を通して外部に表出され、ロック状態であることを表示する。
【0029】
そして、上記切換つまみ6を介して上記スライダ7を押し下げると、上記ロックつまみ14が上記ストッパー部14に当接して、上記スライダ7の更なる下降及び該下降による接点の切換を阻止して、電源がオフ状態になるのを防止するのである。
【0030】
図8は、スライドスイッチ3の変形例を示す。この変形例においては、切換つまみ6(スライダ7)にロックつまみ導入用切欠部12とロックつまみストッパー部13が設けられている。また、フレーム4に長孔状のロックつまみ用窓部21が設けられているとともに、該窓部21に沿ってスライド可能にロックつまみ14が取り付けられている。
【0031】
そして、上記ロックつまみ14を上記ロックつまみ用窓部21の左端側に移動させた状態で、上記切換つまみ6を下方にスライドさせると、図9に示したように上記ロックつまみ導入用切欠部12内に上記ロックつまみ14が導入されて、上記切換つまみ6を設けたスライダ7も下方にスライドして接点の切換えを行うようになっている。また、図10に示したように、上記ロックつまみ14を上記ロックつまみ用窓部21の右端側に移動させた状態で上記切換つまみ6を下方にスライドさせると上記ストッパー部13が上記ロックつまみ14に当接して、上記切換つまみ6を設けたスライダ7の更なるスライド及び該スライダ7の更なるスライドによる接点の切換えを阻止するようになっている。
【0032】
図11は、スライドスイッチ3の他の変形例を示す。この変形例においては、切換つまみ6を設けたスライダ7にロックつまみ14を設けている。上記ロックつまみ14は、所謂プッシュ式になっていて、非プッシュ状態においては、フレーム4に設けた切換つまみ用窓部5から外部に突出している。従って、この状態で切換つまみ6を下方にスライドさせると、上記ロックつまみ14が上記フレーム4の切換つまみ用窓部5の下端縁に当接して切換つまみ6を設けたスライダ7の更なるスライド及び該スライダ7の更なる下降による接点の切換えを阻止するようになっている。
【0033】
上記ロックつまみ14は、これをプッシュすると図12に示したように、上記スライダ7内に没入した状態でロックされるようになっている。従って、この状態で、上記切換つまみ6を下方へスライドさせると、上記ロックつまみ14は、上記フレーム4に設けた切換つまみ用窓部5の下端縁に当接せず、上記切換つまみ6が上記切換つまみ用窓部5の下端部にくるまで上記スライダ7はスライドして接点の切換えを行うようになっている。なお、図12に示したロックつまみ14がスライダ7内に没入してロックされている状態において、上記ロックつまみ14を再び軽くプッシュすると、上記ロックつまみ14はロックを解除されて突出するようになっている。
【0034】
図14〜18は、スライドスイッチ3と、該スライドスイッチ3に取り付けて使用されるスライドスイッチカバー51を把持部2に備えた請求項9〜11のマイクロホン1を示す。
【0035】
図15〜16に示したように、上記スライドスイッチ3は、フレーム4と、上記フレーム4に接点切換方向にスライド可能に取り付けられているとともに該フレーム4に設けられた切換つまみ用窓部5から外部に臨む切換つまみ6を有するスライダ7と、上記スライダ7のスライドにより接点の切り換えが行われる端子板8と、上記スライダ7の接点切換方向へのスライドを阻止するロックつまみ14を有するロック機構11とを備えている。
【0036】
上記スライドスイッチカバー51は、上記スライドスイッチ3の切換つまみ6を操作する切換つまみ操作部61と、上記スライドスイッチ3のロックつまみ14を操作するロックつまみ操作部71とを備えている。
【0037】
上記切換つまみ操作部61は、表面側に被操作部62を設けたベースプレート部63の裏面側をつまみ取付部64を介して上記切換つまみ6に取り付けることにより構成されている。図16に示したように、上記つまみ取付部64の背面側にはつまみ嵌合用の溝部65が設けられていて、該溝部65に上記切換つまみ6の先端を圧入するようになっている。
【0038】
上記ロックつまみ操作部71は、上記ロックつまみ14に取付部72を介して一端側が取り付けられているとともに他端側に設けた被操作部73を上記切換つまみ操作部61のベースプレート部63に設けた長孔66内に臨ませた状態で上記ベースプレート部63の裏面側に設けられた取付部67にスライド可能に取り付けられている。上記取付部72の背面側には、つまみ嵌合用の溝部74が設けられていて、該溝部74に上記切換つまみ14の先端を圧入することにより、該切換つまみ14の先端に一体的に取り付けられるようになっている。上記ロックつまみ操作部71は、図17に示したように、上記被操作部73をペン先等で押圧して上記長孔66の一端(図17の右端)側に移動させることにより上記スライドスイッチ3のロックつまみ14をロック位置つまりスライドスイッチ3のストッパー部13に当接する位置に移動させ、他端(図17の左端)側に移動させることにより上記ロックつまみ14をロック解除位置つまりスライドスイッチ3のロックつまみ導入用切欠部12に導入される位置に移動させるようになっている。
【0039】
上記ロックつまみ操作部71は、上記ロックつまみ14がロック位置にあるときに、上記長孔66を介して外部に表示されるロック表示部75を有している。
【0040】
そして、図18に示したように、マイクロホン1のプリント基板1aにマウントされたスライドスイッチ3に取り付けられたスライドスイッチカバー51は、上記マイクロホン1の把持部2の開口部2aに臨んで配置されている。
【0041】
そして、上述したように上記ロックつまみ操作部71の被操作部73をペン先等で上記長孔66の一端側に移動させると上記スライドスイッチ3のロックつまみ14をロック位置に移動させて、上記スライドスイッチ3を切換不可能な状態にロックする。また、上記被操作部73を上記長孔66の他端側に移動させると上記スライドスイッチ3のロックつまみ14がロック解除位置に移動する。従って、上記切換つまみ操作部61の被操作部62を指先等で操作してスライドスイッチ切換方向に押圧すると、上記スライドスイッチ3のロックつまみ14がロックつまみ導入用切欠部12内に侵入し、スライドスイッチカバー51全体がスライドスイッチ切換方向に移動して、上記スライドスイッチ3の接点の切り換えが行われるのである。なお、図14〜18に示したスライドスイッチ3の構造も図1〜12に示したスライドスイッチ3と基本的な構造は同じであるので重複する説明は省略する。
【0042】
【発明の効果】
本発明のマイクロホンには次に述べるような効果がある。
(1)請求項1のマイクロホンは、スライドスイッチの接点切換方向へのスライドを許容又は阻止するロック機構を組み込んであるので、上記ロック機構によってスライドスイッチのスライドを阻止しておくことにより、上記スライドスイッチの誤操作を確実に防止することができる。特に、ロック機構が組み込まれているので従来の外付け式のカバーやストッパーのようにネジ等を使用しての取り付け、取外しの手間がなくなり、カバーやストッパーの紛失等の問題もなくなる。また、ロック機構がスライドスイッチに組み込まれているので、スライドスイッチをマイクロホンに組み付ければ自ずとロック機構も組み付けられた状態になる。更に、スライドスイッチのフレームとスライダを係合させることにより切換つまみをロックして、接点の切換えを不可能にし、上記フレームとスライダの係合を解除することにより切換つまみのロックを解除して、接点の切換えを可能にすることができる。
(2)請求項2のマイクロホンは、ロックつまみをスライドさせることによりロックとロック解除を行うことができる。
(3)請求項3のマイクロホンは、ロックつまみを長孔状のロックつまみ用窓部内でスライドさせるようにしたので、上記窓部内におけるロックつまみの位置により該つまみがロック状態にあるかロック解除状態にあるか判断するのが容易になる。
(4)請求項4のマイクロホンは、ロックつまみをスライダに容易にスライド可能に組み付けることが可能になる。
(5)請求項5のマイクロホンは、スライドスイッチがロック機構によってロックされた状態にあるか否かをロック表示部によって容易に識別することができる。
(6)請求項6のマイクロホンは、ロック表示部を赤や黄色等の目立つ色で着色したのでより識別が容易になる。
(7)請求項7のマイクロホンは、スライドスイッチカバーでスライドスイッチの表面を覆うので、上記スライドスイッチの外観が多少体裁の悪いものでも文字通りこれをカバーすることができるとともに、上記カバーに設けた切換つまみ操作部とロックつまみ操作部によって上記スライドスイッチの切換つまみとロックつまみを間接的に操作することができる。特に、ロックつまみ操作部の被操作部を、切換つまみ操作部のベースプレート部に設けた長孔内に臨ませて、該ベースプレート部の表面から突出しないようにしたので上記被操作部が他の物に当たるなどして誤操作されるのを防止することができる。
(8)請求項8のマイクロホンは、ロックつまみ操作部に設けたロック表示部によってスライドスイッチがロック状態になっていることを表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロホン要部の斜視図。
【図2】スライドスイッチの斜視図。
【図3】スライドスイッチの分解斜視図。
【図4】スライドスイッチの分解斜視図。
【図5】正面図(ロック解除状態)。
【図6】正面図(ロック解除状態)。
【図7】正面図(ロック状態)。
【図8】スライドスイッチの変形例の斜視図(ロック解除状態)。
【図9】スライドスイッチの変形例の斜視図(ロック解除状態)。
【図10】スライドスイッチの変形例の斜視図(ロック状態)。
【図11】スライドスイッチ他の変形例の斜視図(ロック状態)。
【図12】スライドスイッチ他の変形例の斜視図(ロック解除状態)。
【図13】スライドスイッチ他の変形例の斜視図(ロック解除状態)。
【図14】請求項9のマイクロホンの正面図。
【図15】スライドスイッチカバーの斜視図。
【図16】スライドスイッチカバーを背面側から見た斜視図。
【図17】スライドスイッチカバーの正面図。
【図18】スライドスイッチカバーの使用状態の断面図。
【図19】従来例の斜視図。
【図20】従来例の斜視図。
【図21】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1…マイクロホン、2…把持部、3…スライドスイッチ、4…フレーム、5…切換つまみ用窓部、6…切換つまみ、7…スライダ、8…端子板、11…ロック機構、12…ロックつまみ導入用切欠部、13…ロックつまみストッパー部、14…ロックつまみ、21…ロックつまみ用窓部、22…つまみ支持体、23…スライダの支持体取付部、24…ロック表示部、51…スライドスイッチカバー、61…切換つまみ操作部、62…被操作部、63…ベースプレート部、64…つまみ取付部、66…長孔、71…ロックつまみ操作部、72…つまみ取付部、73…被操作部、75…ロック表示部。
Claims (8)
- スライドスイッチを把持部に備え、上記スライドスイッチの接点切換方向へのスライドを許容又は阻止するロック機構が上記把持部に組み込まれているマイクロホンにおいて、
上記スライドスイッチは、フレームと、上記フレームに接点切換方向にスライド可能に取り付けられているとともに該フレームに設けられた切換つまみ用窓部から外部に臨む切換つまみを有するスライダと、上記スライダのスライドにより接点の切換えが行われる端子板と、上記スライダの接点切換方向へのスライドを阻止するロック機構と、を備え、
上記ロック機構は、
上記フレーム又はスライダのいずれか一方に設けられたロックつまみ導入用切欠部及びロックつまみストッパー部と、
上記フレーム又はスライダの他方に設けられていて、ロック解除位置にあるときには、上記ロックつまみ導入用切欠部内に導入されて上記スライダの接点切換方向へのスライドを許容し、ロック位置にあるときには、上記ロックつまみストッパー部に当接して上記スライダの接点切換方向へのスライドを阻止するロックつまみと、
を備えていることを特徴とするマイクロホン。 - 上記ロックつまみ導入用切欠部及びロックつまみストッパー部は、上記フレームに設けられた切換つまみ用窓部のスライダスライド方向の一端側の一側部と他側部に設けられ、
上記ロックつまみは、上記スライダにスライド可能に取り付けられていて、一方向にスライドさせることにより上記ロックつまみ導入用切欠部に対向するロック解除位置に位置し、他方向にスライドさせることにより上記ロックつまみストッパー部に対向するロック位置に位置するようになっている
ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン。 - 上記ロックつまみは、上記スライダに設けられた長孔状のロックつまみ用窓部を介して、上記フレームの切換つまみ用窓部内に侵入していて、上記長孔状のロックつまみ用窓部の一端側にスライドさせると、上記ロック解除位置に位置し、上記長孔状のロックつまみ用窓部の他端側にスライドさせると、上記ロック位置に位置するようになっている
ことを特徴とする請求項2に記載のマイクロホン。 - 上記ロックつまみは、つまみ支持体の一側面に設けられているとともに、
上記つまみ支持体は、上記スライダに設けられた支持体取付部にスライド可能に取り付けられている
ことを特徴とする請求項3に記載のマイクロホン。 - 上記つまみ支持体は、上記ロックつまみがロック位置にあるときに、上記長孔状のロックつまみ用窓部を介して外部に表出されるロック表示部を有している
ことを特徴とする請求項3に記載のマイクロホン。 - 上記ロック表示部は、上記つまみ支持体の一側面を着色することにより構成されている
ことを特徴とする請求項5に記載のマイクロホン。 - スライドスイッチと、該スライドスイッチに取り付けて使用されるスライドスイッチカバーを把持部に備えたマイクロホンにおいて、
上記スライドスイッチは、フレームと、上記フレームに接点切換方向にスライド可能に取り付けられているとともに該フレームに設けられた切換つまみ用窓部から外部に臨む切換つまみを有するスライダと、上記スライダのスライドにより接点の切り換えが行われる端子板と、上記スライダの接点切換方向へのスライドを阻止するロックつまみを有するロック機構とを備え、
上記スライドスイッチカバーは、上記スライドスイッチの切換つまみを操作する切換つまみ操作部と、上記スライドスイッチのロックつまみを操作するロックつまみ操作部とを備えているマイクロホンにおいて、
上記切換つまみ操作部は、表面側に被操作部を設けたベースプレート部の裏面側をつまみ取付部を介して上記切換つまみに取り付けることにより構成され、
上記ロックつまみ操作部は、上記ロックつまみに取付部を介して一端側が取り付けられているとともに他端側に設けた被操作部を上記切換つまみ操作部のベースプレート部に設けた長孔内に臨ませた状態で上記ベースプレート部にスライド可能に取り付けられている
ことを特徴とするマイクロホン。 - 上記ロックつまみ操作部は、上記ロックつまみがロック位置にあるときに、上記長孔を介して外部に表示されるロック表示部を有している
ことを特徴とする請求項7に記載のマイクロホン。
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