JP4156860B2 - インクジェットプリンタおよび受入材料を印刷する方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、いくつかのプリントエレメントを有するプリントヘッドを備えたプリンタに関し、そのプリントエレメントからは、個々のインク滴をパターンに基づいて受入材料に転写することができる。また、本発明は、インクで受入材料を印刷する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタとも呼ばれるこの種のプリンタは、米国特許第4748453号から知ることができる。この特許明細書は、いくつかのプリントヘッド、すなわち、黄、シアン、マゼンタ、および、黒のそれぞれの色ごとに1つのプリントヘッドを有するインクジェットプリンタを記載しており、それぞれのヘッドは、プリントエレメントの列を備える。それぞれのプリントエレメントは、個々に駆動することができ、かつ、一滴のインクを吐出(噴射)するようになされている。4つのプリントヘッドが、キャリッジと呼ばれる支持部材上で組み合わせられている。受入材料を印刷するために、キャリッジは、受入材料に対して、いくつかのパスにおいて、主走査方向および副走査方向へ移動し、それと同時に、インク滴が、プリントエレメントから受入材料に向けて噴射される。このようにして、受入材料上に個々のインク滴によって画像を組み立てることが可能である。インク滴の噴射は、予め定められたプリントマスクを用いてなされる。これは、インク滴が、予め定められたパターンに基づいて、受入材料に転写されることを意味する。このパターンは、印刷しようとする画像が、上に個々のインク滴を塗られるような手段すなわちキャンバスである。前記特許明細書は、チェス盤パターンを使用し、それによれば、少なくとも2つの印刷パスが、主走査方向における1ライン全体を印刷するのに必要である。良く知られているプリンタにおいてプリンタメモリー内に記憶されたこのパターンは、特定の種類の受入材料、具体的には、透明オーバヘッドフィルムの表面全体にわたって、均一なカラー印刷を得るのに使用される。上述したパターンを使用すれば、次から次に印刷されるインク滴同士は、少なくとも前記インク滴がまだ液体である間は、重なり合うことはない。これは、インク滴がお互いに混ざり合うのを防ぎ、そのために、均一なカラー印刷が、常に得られる。
【0003】
また、この種のプリンタは、米国特許第4965593号からも知ることができる。このプリンタも、また、プリントマスクを使用し、そのマスクによれば、プリントヘッドの同一パスにおいては、画素が次から次に印刷されないようなパターンである。これは、インク滴が混ざり合うのを、したがって、色が混ざり合うのを防ぐ。
【0004】
これらの良く知られているプリンタの大きな欠点は、印刷された受入材料上のインクの光沢度が、使用される受入材料の種類に大きく依存することである。一般的な種類の用紙(普通紙)が使用される場合、通常、艶消し印刷になる。光沢のある印刷を得るためには、異なる種類の受入材料、例えば、米国特許第5141599号から知ることのできる光沢紙を選択しなければならない。この種の特殊な受入材料は、きわめてコストが高い。もう1つの欠点は、白黒情報およびカラー情報のいずれをも含む資料を印刷するときにわかる。白黒情報、一般には、テキストは、より読みやすくするために、好ましくは、艶を消した状態で印刷される。テキスト情報しか含まないページは、しばしば、良く知られた電子写真技術によって普通紙上に印刷される。色空間を最大にし、かつ、十分な鮮明度を得るために、好ましくは、カラー情報、例えば、グラフィックスまたは写真画像は、しばしば、上述した光沢紙上に高い光沢度で印刷される。その結果、そのような資料は、2つのはっきりと異なる受入材料を含むことになり、これが、読者をかなり混乱させる。
【0005】
上述した問題は、また、それらの良く知られているプリンタのユーザを混乱させる。ユーザが、光沢のある印刷から艶消し印刷に切り替えたいときにはいつも、ユーザは、インクジェットプリンタに異なる受入材料を供給しなければならない。これは、時間を要し、また、しばしば、受入材料を傷つけ、あるいは、汚すことになる。さらに、ユーザの情報をワークステーションからプリンタへ頻繁に送信する、疑わないユーザは、一般に、どの種類の受入材料がプリンタ内に存在しているかを予め確かめることはしない。これは、ユーザが選択していない種類の受入材料上に情報が印刷される結果をもたらすことがあり、ユーザは、印刷が実行されるまでそれに気づかない。
【0006】
米国特許第4095234号および米国特許第4853706号は、ともに、使用される受入材料に関係なく印刷されたインクが高光沢を得ることのできるプリンタを開示している。いずれのプリンタにおいても、印刷された受入材料は、インクがより高い光沢度を有するような後処理を施される。米国特許第4095234号は、光沢剤による後処理を開示しており、その光沢剤は、印刷されたインク滴上に選択的に付着する。米国特許第4853706号は、熱/機械的な後処理を開示しており、その後処理においては、インク滴が、それらがほぼ平坦な表面を形成するように平らにされ、それによって、光の屈折および散乱は、最小限に抑制される。これらの公知のプリンタのいずれもが、後処理ステーションを備えなければならないという欠点を有する。そのようなステーションは、プリンタをコストの高いものにし、それらを使用することは、比較的に大きなエネルギー消費を伴う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、使用される受入材料に関係なく、また、印刷された受入材料の後処理を実施する必要がなく、受入材料上のインクの光沢を予め調節することのできるインクジェットプリンタおよびそれに関連する方法を実現することである。このために、プリアンブルに基づくインクジェットプリンタが、発明された。そのプリンタは、プリンタがホットメルトインクを使用し、また、特定の光沢度を選択するための選択手段を備え、前記選択に基づいて、パターンを生成することができ、前記パターンは、インクが受入材料上で前記光沢度を呈するようなものであることを特徴とする。
【0008】
さらに、受入材料をインクで印刷するための方法が発明された。前記方法は、受入材料上でインクが呈すべき光沢度を前もって選択する段階と、選択された光沢度に基づいて、印刷パターンを生成する段階と、いくつかのプリントエレメントを有するプリントヘッドを備えたプリンタによってホットメルトインクで印刷する段階とを備え、個々のインク滴は、プリントエレメントから噴射され、前記パターンに基づいて、受入材料に転写され、その後に、インクが、受入材料上で凝固し、選択された光沢度を呈する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、ホットメルトインクと特定のパターンとを組み合わせることによって達成されることがわかった。本発明は、ホットメルトインクの個々のインク滴が、受入材料の種類に実質的に関係なく、受入材料上で凝固することを実現することに基づくものであるが、そのような凝固は、ホットメルトインクのまだ液体であるインク滴が、凝固しているインク滴の近傍に存在する可能性があることによって大きく影響される。つまり、どのようにして個々のインク滴を受入材料上に散布するかが、これは使用されるパターンによって決定されるが、インク滴それぞれの凝固挙動に大きく影響する。そして、さらなる調査によって、どのようにしてホットメルトインク滴が凝固するかが、凝固したインク滴の光沢度を決定することがわかった。したがって、ホットメルトインクおよび特定のパターンの両方を用いることによって、受入材料上のインクの光沢を予め調節できることがわかる。インクの光沢度は、このようにして、使用される受入材料に実質的に関係なくなり、きわめて艶のない状態ときわめて光沢のある状態との間で設定することが、これに関連して印刷された受入材料の後処理を実施しなくても可能である。
【0010】
選択手段によって、異なるいくつかの光沢度、例えば、「高光沢」、「絹状光沢」、および、「艶消し」などを選択することができる。選択することによって、インクの選択された光沢度をホットメルトインクと協働してもたらすパターンの生成が開始される。
【0011】
どのようにしてパターンが生成されるかは、本発明には重要ではないことに注意されたい。一実施形態においては、いくつかのパターンが、プリンタ内に、リモートコントローラ内に、あるいは、どこにせよ、記憶されており、特定の光沢度を選択することによって、前記パターンの中の1つが、メモリーから取り出され、受入材料を印刷するのに使用される。また、特定の光沢度が選択された後に、例えば、前記選択に結合されたアルゴリズムに基づいて、プリンタが、能動的にパターンを生成することも可能である。この後者の実施形態は、それが前者よりも柔軟性があるという利点を有する。
【0012】
また、特定の光沢度を選択するための選択手段の形態も、本発明の一部を構成するものではない。選択手段は、例えば、回転ノブ、プルノブ、押しボタン、摺動スイッチ、タンブラスイッチ、ジョイスティック型スイッチ、タッチスクリーンなどのハードウェアノブ(または、複数のそのようなノブ)であってもよい。また、この種の手段は、当然ながら、例えば、ソフトウェアのようなその他の何らかの方法で実施されてもよく、それによって、とりわけ、分散ワークステーションから印刷ジョブを定義する際に、とりわけ「光沢」オプション、さらにはテキストまたはその他のオプションを選択することが可能であり、これは、マウスおよびアイコンを用いて実行されてもよい。また、コントローラまたはワークステーションのような遠隔端末を含んでもよいプリンタが、音声などの音または何らかの刺激(光学的、機械的、直接的、間接的な)に反応することも可能である。その他のオプションは、例えば、プリンタによって認識されてその印刷に特定のパターンをもたらす受入材料上のコードであり、あるいは、例えば、印刷命令が生成された場所に依存して、その印刷命令とともに転送されるコードなどである。
【0013】
本発明によるプリンタの一実施形態においては、特定の光沢度の選択は、プリンタのユーザが実行することができる。この実施形態は、高い柔軟性が得られるという利点を有し、そのために、プリンタは、きわめてユーザフレンドリである。それぞれの印刷ジョブに先立って、ユーザは、光沢度を選択し、その特定の時点において要求される結果に、光沢度を合わせることができる。プリンタが、ワークステーションから操作できる場合、光沢度は、好ましくは、ワークステーションから選択することもできる。これは、例えば、ワークステーションのVDU上またはその他の場所にある1つかまたはそれ以上のアイコンを用いて、例えば、印刷ジョブの定義中に設定することのできる選択によって可能である。
【0014】
別の実施形態においては、選択は、調節可能な基準に基づいて、インクジェットプリンタによって自動的になされてもよい。この実施形態においては、特定のプリントマスクすなわち特定の印刷光沢を選択するのはプリンタ自身である。プリンタは、特定の基準に基づいて、この選択を実行し、この基準は、調節可能であり、すなわち、例えば、異なる基準が選択されてもよく、あるいは、基準そのものが修正されてもよい(例えば、閾値が変更される)。このようにしてもやはり、プリンタは、十分に柔軟性がある。この実施形態による構成は、高度に規格化された環境においては利点があるかもしれないが、それにもかかわらず、規格を自由に変更できるべきである。この実施形態は、また、ユーザの利便性を助長することができる。例えば、特定の設定が、いつも、光沢のある印刷に選択されていることがわかっていれば、ユーザが関連する設定を選択するときに、その光沢のある印刷が自動的に選択されることはユーザにとって便利である。この実施形態においては、また、もっとも頻繁に必要とされる種類の光沢に合わせて、デフォルト選択を設定することもできる。
【0015】
この別の実施形態の好ましい形においては、基準は、受入材料の種類、ホットメルトインクの種類、印刷されるべき情報の種類、ユーザ、最大印刷時間からなるグループから選択される。例えば、印刷ジョブの設定において、カラー紙または普通紙のような特定の種類の受入材料が選択されている場合、ユーザは、いつも、艶消し印刷を望むかもしれない。その場合には、この選択が、プリンタ自身によって、自動的になされてもよい。また、プリンタは、例えば、センサを備えて、どのような種類の受入材料が印刷されるかを測定してもよい。これが、例えば、オーバヘッドフィルムであれば、高光沢印刷が、自動的に選択されてもよい(なぜなら、これは、光をあまり散乱しないからである)。例えば、「ゴールドブランド(Gold Brand)」インクのような、とくに高光沢印刷に使用することを意図した特定の種類のホットメルトインクを選択するにしても、それに対応した高光沢印刷の選択が自動的になされるなら都合が良く、それによって、この高価なインクが、艶消し印刷に無駄に消耗されることがない。自動選択は、また、印刷しようとする情報の種類に合わせてもよい。情報がテキストの場合には、艶消しで印刷することが、選択されてもよく、そして、(例えば、同じページ上にある)写真画像の場合には、高光沢印刷が、自動的に選択される。また、特定のユーザが、いつも絹状光沢印刷を望むことが起こるかもしれない。この種のユーザには、自動的にこの種の光沢が設定されると都合が良い。最大印刷時間が、さらに別の基準であってもよい。それぞれのプリントマスクは、異なる印刷時間を必要とするので、特定の最大印刷時間の選択は、特定の光沢度を都合が良いように選択することと矛盾する場合がある。ここでも、自動選択は、利点を有する。
【0016】
このプリンタの好ましい実施形態においては、ユーザ自身によって、プリントマスクの自動選択をキャンセルすることができる。この実施形態においては、ユーザは、最大の柔軟性を有する。なぜなら、ユーザは、いつでも、プリンタの選択をキャンセルして、ユーザ自身が、印刷しようとする受入材料上のインクをどれくらいの光沢度にしたいかを決めることができるからである。この実施形態においては、プリンタによってなされるような選択は、プリンタ上に、または、ワークステーションに、例えば、モニタ上に表示され、それによって、ユーザは、その選択をキャンセルし、異なる基準に基づいて、ユーザ自身が、それの代わりとなる選択を行うか、あるいは、プリンタに新しい選択をまかせるかの機会を有する。
【0017】
本発明の2つの実施形態、すなわち、ユーザが光沢度を選択する実施形態、および、プリンタが光沢度を自動的に選択する実施形態のいずれにおいても、印刷しようとする受入材料のあちこちで、選択された光沢度を変更することが可能である。したがって、「高光沢」が選択されている場合に、カラー情報だけを高光沢度で印刷し、(白黒の)テキスト情報を艶消し状態または絹状光沢の状態で印刷することが可能である。また、場所(例えば、資料の残りの情報に対する光沢度の選択に関係なく、常に、高い光沢度である表紙または資料表題)に依存して、印刷しようとする受入材料のあちこちに分布区域が存在してもよい。そのような分布区域は、ユーザによって選択されるが、当然ながら、自動設定によって、そのような分布区域を定めることも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
ここで、以下の例に基づいて、本発明を詳細に説明する。
【0019】
(図1)
図1は、インクジェットプリンタを概略的に示す。この実施形態においては、プリンタは、例えば、1枚の紙または透明紙などの受入材料2を支持するローラ1を備え、走査キャリッジ3に沿って受入材料2を移動させる。このキャリッジは、支持部材5を備え、その支持部材5上に、4つのプリントヘッド4a、4b、4c、および、4dが取り付けられる。それぞれのプリントヘッドは、それに固有の色、この場合には、シアン(C)、マゼンタ(M)、黄(Y)、および、黒(K)をそれぞれ有するインクを備える。プリントヘッドは、それぞれのプリントヘッド4の背部に、かつ、支持部材5上に配置された加熱手段9によって加熱される。これらの加熱手段は、プリントヘッドの温度がホットメルトインクの溶融温度よりも確実に高くなるようにし、それによって、ホットメルトインクは、プリントヘッド内に液体の状態で存在することが可能である。さらに、温度センサ(図示しない)が、キャリッジ上に提供される。プリントヘッドは、センサによって測定された温度に応じて個別に加熱手段を駆動することのできる制御ユニット10を介して、所定の温度に維持される。
【0020】
ローラ1は、矢印Aで示されるように、それの軸を中心にして回転することができる。このようにして、支持部材5に対して、したがって、また、プリントヘッド4に対して、副走査方向(X方向)へ受入材料を移動させることができる。キャリッジ3は、適切な駆動手段(図示しない)によって、ローラ1に平行な双方向矢印Bで示される方向へ往復運動することができる。そのために、支持部材5は、ガイドロッド6および7に沿って移動する。この方向は、主走査方向またはY方向と呼ばれる。このように、プリントヘッド4によって、受入材料をくまなく走査することができる。図示される実施形態においては、それぞれのプリントヘッド4は、いくつかのプリントエレメントを備え、そのプリントエレメントのそれぞれは、それ自身のノズル8を備えたインクダクト(図示しない)を備える。この実施形態においては、ノズルは、それぞれのプリントヘッドごとに、ローラ1の軸に垂直(副走査方向)に延びる1つの列を形成する。インクジェットプリンタの実際の実施形態においては、1プリントヘッドあたりのインクダクトの数は、何倍も多く、そして、ノズルは、2つかまたはそれ以上の列として分布している。それぞれのインクダクトは、インクダクト内の圧力を急激に増加させることのできる手段(図示しない)を備え、それによって、インク滴が、対応するダクトのノズルから受入材料に向けて吐出される。この種の手段は、例えば、サーミスタまたは圧電素子を備える。これらの手段は、画像に基づいて、対応する電気駆動回路(図示しない)を介して駆動することができる。このようにして、インク滴によって組み立てられた画像を受入材料2上に形成することができる。
【0021】
プリントエレメントによってインク滴が吐出されるこの種のプリンタによって、受入材料が印刷される場合、前記受入材料またはそれの一部分は、画素行および画素列が規則的に配列された領域を構成する一定の区画に(仮想的に)分割される。一実施形態においては、画素行は、画素列に垂直である。結果として得られる個々の区画は、それぞれ、1つかまたはそれ以上のインク滴を提供されてもよい。画素行および画素列に平行な方向における単位長さあたりの区画の数は、印刷される画像の解像度と呼ばれ、例えば、400×600d.p.i.(ドット/インチ)として示される。支持部材5が移動することによってノズル列が受入材料に対して相対的に移動するときに、画像に基づいてインクジェットプリンタのプリントヘッドのノズル列を駆動することによって、インク滴によって組み立てられた(部分)画像が、受入材料上に、少なくともノズル列の長さの幅を有する帯状部分として形成される。この実施形態においては、さらに、制御ユニット10は、摺動ノブ11を備え、それによって、インクジェットプリンタのユーザは、必要な光沢度を選択することができる。その選択に基づいて、前記領域は、この光沢度に対応したパターンを用いて印刷される。
【0022】
(図2)
図2は、受入材料上で凝固するとき、使用される媒体にほとんど関係なく高い光沢度を有するインクを実現するためのパターンを示す。一般に、光沢のある印刷は、個々のインク滴ができるだけすみやかに次から次に受入材料上に噴射されるパターンを選択することによって得られると言ってもよい。インク滴は、受入材料に転写されてまもなくは、まだ、液体であるので、それらは、接触点でお互いに混ざり合おうとする。この結果として、かなり滑らかな表面構造が得られる。この種の表面構造は、光をほとんど散乱せず、しかも、より鏡のような特性を有し、そのために、高光沢印刷のような印象が得られる。いかなる場合にも、使用される受入媒体が、印刷の最終的な光沢度に(少しだけ)影響することに注意されたい。当然ながら、まったく同じインク被覆率を備えた高い反射率を有する地は、その地が印刷を見る者へより多くの光を反射するという単純な理由から、自ずと、より光沢のある特性をインクに与える。そのために、インク自身の光沢(高光沢のインク配合物だけでなく、より艶のないインク配合物も存在する)も、また、最終的な全体的印象に影響する。
【0023】
光沢のある印刷を実現することのできる多くのパターン(プリントマスク)を考えることができる。特定のパターンが適切であるかどうかは、とりわけ、インクジェットプリンタの種類、インクそのもの、印刷される画像に依存し、そして、また、要求される印刷解像度と比較したプリントエレメント列の解像度にも依存する。
【0024】
この例においては、プリンタによって高光沢で印刷することが可能なパターンが提供され、そのプリンタにおいては、プリントエレメント列は、プリントエレメント列に平行な方向における要求印刷解像度(ここでは、印刷解像度と呼ばれる)よりも4倍だけ低い解像度(すなわち、ここでは、「ノズルピッチ」)を有する。これは、インクジェットプリントヘッドの1つのパスにおいて、4つの画像行のうちどれか1つの画像行(主走査方向に平行な行)しか印刷できないことを意味する。図1は、4つの画像行(L1、L2、L3、L4)からなる第1の列(C1)を概略的に示す。
【0025】
この例においては、わかりやすいように、受入材料は、べた組みのインク表面を備えると仮定する。これは、この表面においては、それぞれのインク滴がお互いに他のインク滴によって完全に取り囲まれていることを意味する。実際問題として、べた組みの表面が、ただそれだけ、印刷されることは決してないが、実際には、べた組みの表面からなる部分が、たとえ1画素に至ろうとも、かならず存在する。しかしながら、これらの場合にも、同じパターンが、使用されるが、受入材料上のすべての画素が、インク滴を提供されるわけではない。しかしながら、本発明を説明するために、前記べた組み表面に基づいて考える。
【0026】
パターンのそれぞれの点(C1、L1)、(C1、L2)、(C1、L3)、および、(C1、L4)には、プリントヘッドのパスが指示され、そのパスにおいて、対応する画素は、インク滴を提供される。この場合、第1の列(C1)および第1の行(L1)に対応する画素は、パス1において印刷され、第1の列(C1)および第2の行(L2)に対応する画素は、パス2において印刷され、そして、以下同様に印刷されることがわかる。L1からL4に対応する行内にあるその他の画素(図示しない)は、このパターンの反復使用によって印刷される(主走査方向において反復使用される)。これは、このマスクが使用される場合、第1の行(マスクのL1に対応する)内のすべての画素は、プリントヘッドの第1のパスにおいてインク滴を提供されることを意味する。インク滴は、すみやかに次から次に印刷されるので、それらのインク滴は、お互いに混ざり合う。このマスクに基づいて、第4の行(L4)は、第2の印刷パス(例えば、プリントヘッドの戻りパス)において、インク滴で印刷される。第3のパスにおいて、第3の行(L3)が、インク滴を提供され、最後に、第2の行(L2)が、第4のパスにおいて、インク滴を提供される。その次の行、すなわち、図示された行の上または下にある行を印刷するために、このパターンが、対応する箇所において反復使用される(副走査方向において反復使用される)。
【0027】
このパターンが使用される場合、インク滴は、お互いに混ざり合うのに十分な時間を有することは明白であり、したがって、それによって、高光沢印刷の印象を与えるきわめて平坦な反射表面を形成する。
【0028】
(図3)
図3は、例2の場合と同様のプリントヘッドおよび要求印刷解像度のためのパターンを提供する。すなわち、ノズルピッチ/印刷解像度の比は1/4である。このパターンは、絹状光沢印刷を提供する。
【0029】
このパターンにおいて、与えられたマスクの区画(C1、L1)に対応する画素は、プリントヘッドの第1のパスにおいて印刷され、同じ行内のその次の画素は、それは、図示されるように、マスクの区画(C2、L1)に対応するが、第5のパスにおいて印刷される。この第1の行内にある残りの画素は、このパターンを反復使用することによって、すなわち、すべての奇数画素は、第1のパスにおいて、すべての偶数画素は、第5のパスにおいて印刷される。第2の行(L2)の場合、すべての奇数画素は、プリントヘッドの第8のパスにおいて印刷され、すべての偶数画素は、プリントヘッドの第4のパスにおいて印刷される。第3の行(L3)の場合、すべての奇数画素は、第3のパスにおいて印刷され、すべての偶数画素は、第7のパスにおいて印刷される。最後に、第4の行(L4)の場合、すべての奇数画素は、第6のパスにおいて印刷され、すべての偶数画素は、第2のパスにおいて印刷される。そして、その次の行(L5など、図示しない)は、このパターンを反復使用することによって、印刷される。隣接するインク滴を印刷する間に存在する時間(平均して、3つのパスよりも少し多い)がより長いために、お互いに混ざり合う程度が減少する結果となることは明白であり、それによって、結果として得られる凝固したインク滴の構造は、いくぶんより粗い特性を備えた表面を有する。より正確には、この例においては、隣接するインク滴間には少なくとも1つのパスが存在すると言ってもよい(そのために、インク滴は、その間にある程度だけ凝固する)。この例におけるインクの場合、まだ混ざり合うことのできるインク滴は、通常、お互いに対して斜めに印刷される。これは、お互いに混ざり合うのをよりいっそう難しくすることを意味する。なぜなら、これらのインク滴同士の接触面は、図2に示されるインク滴の場合よりも小さいからである。これは、結果として、絹状光沢特性を有する凝固したインクをもたらす。インク滴が、お互いに混ざり合う度合いは、プリントマスクだけでなく、例えば、インクの種類(乾燥が速いかまたは遅い)、受入材料の種類(滑らかまたは繊維質である)、受入材料およびインクの温度、インク滴同士の接触面の長さ(接触点または接触線)、隣接するインク滴を配置する間の乾燥時間などにも依存する。関係のあるそれぞれのパラメータを考慮することによって、インク滴がお互いに混ざり合うかどうかに依存して、2つの隣接するインク滴を配置する間にいくつのパスが存在してもよいか(主走査方向および副走査方向に、あるいは、斜めに)を調整することが可能である。
【0030】
(図4)
図4は、例2の場合と同様のプリントヘッドおよび要求印刷解像度のためのパターンを提供する。すなわち、ノズルピッチ/印刷解像度の比は1/4である。このパターンは、結果として、艶消し印刷をもたらす。
【0031】
このパターンにおいては、図示されるように、16画素からなる表面は、プリントヘッドの16のパスにおいて塗られる。このパターンにおいては、1つのインク滴がもう1つのインク滴の次に配置される前に、平均して、いくぶんより長い待ち時間(ほぼ6つのパスの)が存在する。その結果として、個々のインク滴は、それらがお互いに接触する前に、凝固する可能性がよりいっそう高くなり、そのために、結果として得られる印刷されたインク層の構造は、実質的に、個々の半球形インク滴からなる構造に類似している。比較的に多い光散乱の結果として、これは、艶消し印刷の印象を与える。
【0032】
(図5)
図5は、図2に示されるパターンを用いて、ホットメルトインクのべた組み表面として印刷された受入材料の顕微鏡写真である。ここでは、目に見える個々のインク滴が、実際に、存在しないことがわかる。これは、大部分のインク滴が、お互いに混ざり合い、均一な光沢のある表面を形成したことを意味する。
【0033】
(図6)
図6は、図3に示されるパターンを用いて、ホットメルトインクのべた組み表面として印刷された受入材料の顕微鏡写真である。この顕微鏡写真においては、個々のインク滴は、まだ、はっきりと認識されるが、インク滴は、程度の差こそあれ、それらが隣接するインク滴とお互いにほとんど完全に混ざり合っているように思える。これは、受入材料上のインクに絹状光沢があるような印象を与える。
【0034】
(図7)
図7は、図4に示されるパターンを用いて、ホットメルトインクのべた組み表面として印刷された受入材料の顕微鏡写真である。この顕微鏡写真においては、実際に、すべてのインク滴が、まだ、個々のインク滴として認識される。これは、インク滴が、たとえあったにしてもお互いにほとんど混ざり合っておらず、その代わりに、それらのインク滴は、個々のインク滴として凝固していることを意味する。これは、結果として、比較的に粗いインク表面をもたらし、したがって、光の強度を分散させ、それによって、艶消しの印象になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタを説明する概略図である。
【図2】高光沢の印刷結果を得るためのパターンである。
【図3】絹状光沢の印刷結果を得るためのパターンである。
【図4】艶消しの印刷結果を得るためのパターンである。
【図5】図2に示されるパターンを用いて、ホットメルトインクのべた組み表面として印刷された受入材料の顕微鏡写真である。
【図6】図3に示されるパターンを用いて、ホットメルトインクのべた組み表面として印刷された受入材料の顕微鏡写真である。
【図7】図4に示されるパターンを用いて、ホットメルトインクのべた組み表面として印刷された受入材料の顕微鏡写真である。
【符号の説明】
1 ローラ
2 受入材料
3 走査キャリッジ
4a、4b、4c、4d プリントヘッド
5 支持部材
6、7 ガイドロッド
8 ノズル
9 加熱手段
10 制御ユニット
11 摺動ノブ
A 副走査方向
B 主走査方向
Claims (7)
- パターンに基づいて個々のインク滴を受入材料に印刷することのできるいくつかのプリントエレメントを有するプリントヘッドを備えたプリンタであって、前記プリンタが、ホットメルトインクを使用し、また、特定の光沢度を選択するための選択手段を備え、前記選択に基づいて、パターンを生成することができ、前記パターンは、隣接するインク滴の印刷の間に前記光沢度に応じた時間が存在するようなものであり、それによってインクが受入材料上で前記光沢度を呈することを特徴とするプリンタ。
- プリンタのユーザが、前記選択をなすことができることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
- プリンタが、リモートワークステーションを備え、ユーザが、ワークステーションから前記選択をなすことができることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
- 調節可能な基準に基づいて、プリンタが、自動的に前記選択をなすことができることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
- 前記基準が、受入材料の種類、ホットメルトインクの種類、印刷しようとする情報の種類、ユーザ、および、最大印刷時間からなるグループから選択されることを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
- プリンタのユーザが、前記自動選択をキャンセルすることができることを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
- 受入材料をインクで印刷する方法であって、
受入材料上でインクが呈すべき光沢度を前もって選択する段階と、
選択された光沢度に基づいて、印刷パターンを生成する段階であって、印刷パターンは、隣接するインク滴の印刷の間に前記光沢度に応じた時間が存在するようなものである、段階と、
いくつかのプリントエレメントを有するプリントヘッドを備えたプリンタによってホットメルトインクで印刷する段階であって、個々のインク滴が、プリントエレメントから噴射され、前記パターンに基づいて、受入材料に印刷され、その後に、インクが、受入材料上で凝固し、選択された光沢度を呈する、印刷する段階とを備えた方法。
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