JP4156843B2 - 沈砂池設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、沈砂池設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、下水処理施設には、下水処理を行う下水処理設備と自然流下で下水処理設備に送水することが不可能な際に設けられるポンプ場設備とがある。このうちポンプ場設備においては、汚水を下水処理施設に送水する汚水ポンプ場設備と、雨水を河川に放流する雨水ポンプ場設備とがある。
【0003】
そして、雨水ポンプ場設備は、幹線からの雨水等の流入水を受入れる流入渠と、流入渠よりも一段低く掘り下げられて流入渠を通過した流入水から砂等を沈降させる沈砂池と、沈砂池で砂等を除去した流入水を汲み上げる主ポンプを設置するポンプ井とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の雨水ポンプ場設備の沈砂池設備では、以下のような問題があった。
【0005】
即ち、流入渠の入側には、大きい夾雑物を捕集するための前側スクリーンが設けられているが、この前側スクリーンは、縦ストライプ状(縦縞状)のものであるため、長物の夾雑物が縦になって前側スクリーンを通過することがあり、この場合に、長物の夾雑物が沈砂池に設けられた揚砂ポンプにまで到達してしまい、揚砂ポンプに閉塞を引き起こすおそれがあった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、揚砂ポンプの閉塞を防止し得るようにした沈砂池設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、入側に大きい夾雑物を捕集するための前側スクリーンが設けられると共に、集砂用の砂溜りと、砂溜り溜まった砂を集めるポンプピットと、ポンプピットに溜まった砂等を吸上げる揚砂ポンプとを備えた沈砂池設備において、ポンプピットに、ポンプピットのほぼ全面を覆うように揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを設けた沈砂池設備を特徴としている。
また、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンをストライプ状としたことを特徴としている。
更に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅を、揚砂ポンプの通過口径よりも小さくしたことを特徴としている。
【0008】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、長物の夾雑物が縦になって前側に設けられたスクリーンの目を通過したような場合、長物の夾雑物がポンプピットの中へ入り込むと、砂を吸上げる際に、揚砂ポンプが長物の夾雑物を吸込んで閉塞を起こすおそれがあるが、ポンプピットに、ポンプピットのほぼ全面を覆うように揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを設けているので、長物の夾雑物等がポンプピットの中へ入り込むのが防止され、揚砂ポンプが閉塞を起こすことを未然に防止することができる。
また、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを、網目状や格子状等とすると、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンで目詰まりがおきるおそれがあるが、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンをストライプ状(縞目状)とすることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンでの目詰まりを防止することができる。
更に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅を、揚砂ポンプの通過口径よりも小さくすることにより、揚砂ポンプで吸込めないような大きめの夾雑物を確実に捕集することができる。
【0011】
請求項に記載された発明では、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅を、砂溜りの出側に設けられる後側スクリーンの目幅よりも大きくした請求項記載の沈砂池設備を特徴としている。
【0012】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅を、砂溜りの出側に設けられる後側スクリーンの目幅よりも大きくなるようにすることにより、揚砂ポンプで支障なく吸込める程度の小さな夾雑物を通すことができるので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの目詰まりを確実に防止することができる。よって、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのメンテナンス回数を削減することができる。
【0013】
請求項に記載された発明では、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの向きをポンプピットへの水の流れと交差する方向とした請求項1または2記載の沈砂池設備を特徴としている。
【0014】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、ポンプピットへの水の流れと交差する方向とすることにより、上記水に乗って流れて来る夾雑物に対する捕集効率を一層上げることができる。
【0015】
請求項に記載された発明では、砂溜りの砂等を集めてポンプピットへ送る中央トラフおよび凹溝が砂溜りに設けられ、中央トラフが流入水の流れ方向へ延び、凹溝が中央トラフに十字状に交差して、中央トラフと凹溝との交点部分にポンプピットが設けられると共に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの設置高さを、ポンプピットにおける中央トラフの接続高さと凹溝の接続高さの中間とした請求項1ないしのいずれか1項に記載の沈砂池設備を特徴としている。
【0016】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの設置高さを、ポンプピットにおける中央トラフの接続高さと凹溝の接続高さの中間とすることにより、ポンプピットにおける揚砂ポンプが砂を吸込むのに必要な容積を揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの下方に確保することができる。また、ポンプピットへの流入量が最も多い中央トラフからの水を上から受けることとなるので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンが水圧でズレたりするのを防止することができる。
【0017】
請求項に記載された発明では、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを、複数に分割した請求項1ないしのいずれか1項に記載の沈砂池設備を特徴としている。
【0018】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを、複数に分割することにより、安価に製作することが可能となる。また、メンテナンス時の揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの着脱を容易化することができる。
【0019】
請求項に記載された発明では、揚砂ポンプに隣接する揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を、揚砂ポンプに対して結合可能とした請求項記載の沈砂池設備を特徴としている。
【0020】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、揚砂ポンプに隣接する揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を、揚砂ポンプに対して結合可能とすることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を揚砂ポンプと一体的に取り扱うことが可能となる。特に、揚砂ポンプの側部に取付けたほぼL字型の係止部材で揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを下方から係止し得るようにすることにより、揚砂ポンプのメンテナンス時に揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を揚砂ポンプと一体的に引き上げることが可能となると共に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのみのメンテナンス時にも揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を揚砂ポンプから分離して取外すことが可能となる。
【0021】
請求項に記載された発明では、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンが、脚部を有してポンプピットの底面に自立可能である請求項1ないしのいずれか1項に記載の沈砂池設備を特徴としている。
【0022】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを、脚部でポンプピットの底面に自立させることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのポンプピットへの設置を容易化することができると共に、脚部により、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの設置高さを容易に設定することができる。
【0023】
請求項に記載された発明では、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの周縁部が、ポンプピットの周縁部に対し、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅よりも狭い間隙を有している請求項1ないしのいずれか1項に記載の沈砂池設備を特徴としている。
【0024】
このように構成された請求項にかかる発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの周縁部が、ポンプピットの周縁部に対し、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅よりも狭い間隙を有しているので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの周縁部に砂が堆積することを防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図示例と共に説明する。
【0026】
図1〜図6は、この発明の実施の形態を示すものである。
【0027】
まず、構成を説明すると、雨水ポンプ場設備は、例えば、図1、図2に示すように、幹線1からの雨水等を受入れる流入渠2と、流入渠2よりも一段低く掘り下げられて流入渠2を通過した雨水から砂等を沈降させる沈砂池3と、沈砂池3で砂等を除去した雨水を汲み上げる主ポンプを設置するポンプ井4とを備えている。
【0028】
上記した流入渠2の入側には、流入ゲート5、および、大きい夾雑物を捕集する前側スクリーン6が設けられている。また、沈砂池3とポンプ井4との間には、小さい夾雑物を捕集する後側スクリーン7、および、流出ゲート8が設けられている。このうち、前側スクリーン6は目幅が約100mm程度の粗目の縦ストライプ状(縦縞状)となっている。また、後側スクリーン7は目幅が25mm〜50mm程度の細目の縦ストライプ状(縦縞状)となっている。
【0029】
上記の流入渠2は、ほぼ水平で平坦な底面10を有すると共に、入側に対して出側が拡がる漸拡形状部11,12を例えば二段備えている。そして、流入渠2における漸拡形状部11,12間の平行部13から沈砂池3にかけて、流入渠2および沈砂池3を複数の流路に仕切る複数の仕切壁14が設けられている。
【0030】
なお、流入渠2を設けないようにすることもできるが、流入渠2を設けないと、沈砂池3が相当大規模なものとなってしまうので、沈砂池3の規模を縮小するために、流入渠2は基本的に設けられるようになっている。
【0031】
上記の沈砂池3は、各流路に、それぞれ、集砂用の砂溜り15と、ポンプピット16とを集砂設備として備えている。
【0032】
砂溜り15は、例えば、図3に示すように、流入水の流れ方向17へ延びる中央トラフ18と、流れ方向17と直交する方向へ延びて中央トラフ18に十文字状に交差する凹溝19とによって、前後左右の4つの区画に仕切られている。そして、中央トラフ18と凹溝19との交点部分にポンプピット16が設けられている。なお、ポンプピット16における凹溝19の接続位置は、中央トラフ18との接続位置よりも低くなっている。中央トラフ18および凹溝19には高い位置に砂をポンプピット16へ向けて流下させる集砂ノズル20,21が備えられている。
【0033】
砂溜り15の各区画は、平面視ほぼ長方形状を呈しており、ポンプピット16側の頂点15aが最も低く、ポンプピット16と対角に位置する頂点15bが最も高く、これら2つの頂点と隣接する残る2つの頂点15c,15dが中間高さとなる傾斜面となっている。砂溜り15の各区画には、上記流入水の流れ方向17に対し所要のピッチで、流れ方向17と直交する方向へ延びて凹溝19に合流する小トラフ22が複数本設けられている。また、小トラフ22間の位置で且つ中央トラフ18と反対側の位置には傾斜面に溜まった砂を中央トラフ18へ向けて流下させる集砂ノズル23が備えられている。
【0034】
ポンプピット16には、揚砂ポンプ25が揚砂設備として設けられている。また、ポンプピット16には、ポンプピット16に溜まった砂を揚砂ポンプ25へ吸入させるための特に図示しないピット集砂ノズルが設けられている。
【0035】
そして、ポンプピット16では、揚砂ポンプ25は特に図示しない架台の上に載置保持されていると共に、サポート部材29および上下方向へ延びるガイド30を介して昇降自在とされており、メンテナンス時等に図示しないチェーン等を用いて吊上げ、吊り下げ可能となっている。なお、揚砂ポンプ25の吐出口に接続される配管33は、揚砂ポンプ25に対して結合分離可能とされており、位置を固定されている。なお、揚砂ポンプ25は、その吸入口34をポンプピット16の底面35へ向けると共に、吸入口34をポンプピット16の底面35から揚砂ポンプ25の通過口径36とほぼ等しい距離37だけ離れた位置に配設されている。例えば、揚砂ポンプ25の通過口径36が105mmである場合に、吸入口34の底面35からの距離37は100mmとする。なお、ポンプピット16には水位計38が設けられている。
【0036】
そして、図1の上記ポンプ井4には、図示しない揚水用の主ポンプと、沈砂池3の集砂ノズル20,21,23へポンプ井4の滞留水を送給する集砂水ポンプ40とが設けられている。
【0037】
この実施の形態のものでは、図4〜図6に示すように、ポンプピット16に、ポンプピット16のほぼ全面を覆うように揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51を設ける。
【0038】
この揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、網目状や格子状等ではなく、ストライプ状(縞目状)とする。
【0039】
揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のストライプの目幅52は、揚砂ポンプ25の通過口径36よりも小さく、且つ出側に設けられる後側スクリーン7の目幅よりも大きくなるようにする。
【0040】
例えば、揚砂ポンプ25の通過口径36が105mmであり、後側スクリーン7の目幅25mm〜50mm程度である場合に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の目幅52を55mmとする。
【0041】
そして、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のストライプの向きは、中央トラフ18の延設方向、即ち、凹溝19の延設方向と交差する方向とする。または、凹溝19の延設方向、即ち、中央トラフ18の延設方向と交差する方向としてもよい。即ち、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のストライプの向きを、中央トラフ18または凹溝19を流れてポンプピット16へ入る水の流れと交差する方向とする。
【0042】
揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の設置高さ53は、ポンプピット16における中央トラフ18の接続高さ54と凹溝19の接続高さ55の中間とする。
【0043】
例えば、ポンプピット16における中央トラフ18の接続高さ54がポンプピット16の底面35から300mmであり、凹溝19の接続高さ55がポンプピット16の底面35から100mmである場合に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の設置高さ53を、ポンプピット16の底面35から175mmとする。
【0044】
また、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、その中央部に、揚砂ポンプ25および揚砂ポンプ25の吐出口に接続される配管33等の外形とほぼ合致する形状の孔部56を有している。この孔部56を通して揚砂ポンプ25および配管33等が配置されている。
【0045】
そして、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、複数(図4では5つの揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片51a〜51e)に分割されている。即ち、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、揚砂ポンプ25と配管33との境界部分の近傍で中央トラフ18の延設方向へ大きく2分割されている。且つ、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、揚砂ポンプ25の軸心位置で凹溝19の延設方向へ大きく2分割されている。更に、水位計38の周辺で部分的に分割されている。
【0046】
揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、揚砂ポンプ25に隣接する揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片51a,51bを、揚砂ポンプ25に対して結合可能とする。そのために、揚砂ポンプ25の側部にほぼL字型の係止部材57を取付け、係止部材57で揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51を下方から係止し得るようにする。
【0047】
また、各揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片51a〜51eは、それぞれ脚部58を有して、ポンプピット16の底面35に自立している。そして、これら脚部58により、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の設置高さが設定される。
【0048】
更に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の周縁部71は、ポンプピット16の周縁部72に対し、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のストライプの目幅よりも狭い間隙59,60を有している。そのために、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、中央トラフ18の延設方向の寸法61をポンプピット16の上記方向の寸法62よりも僅かに小さくしている。また、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、その凹溝19の延設方向の寸法63をポンプピット16の上記方向の寸法64よりも僅かに大きくして、凹溝19のポンプピット16との接続部に一部重合させると共に、脚部58を所要の高さにして、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51を上記接続部から上方へ浮せるようにしている。
【0049】
なお、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、図6に示すように、入側65が狭く、出側66が広い断面形状を有している。
【0050】
次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0051】
合流式下水道においては、降雨時に図示しない幹線及び流入渠に設置されている堰をオーバーフローした雨水が雨水ポンプ場設備に流入する。分流式下水道においては、降雨時に雨水ポンプ場設備に流入する。
【0052】
雨水ポンプ場設備では、幹線1からの雨水等の流入水を流入渠2で受入れ、流入渠2を通過した流入水中の砂等を沈砂池3で沈降させ、沈砂池3で砂等を除去した雨水をポンプ井4で主ポンプにより汲み上げる。
【0053】
この際、大きな夾雑物は前側スクリーン6で捕集され、小さな夾雑物は後側スクリーン7で捕集される。
【0054】
そして、沈砂池3に堆積した砂等を除去する場合、流入ゲート5、流出ゲート8を閉じ、ポンプ井4に滞留した水を集砂水ポンプ40で汲み上げて、沈砂池3の集砂ノズル20,21,23へ送給し、集砂ノズル20,21,23から噴射される水の勢いで、砂溜り15、小トラフ22、中央トラフ18および凹溝19を介してポンプピット16へと砂を集める。
【0055】
そして、集砂水ポンプ40で汲み上げた水の一部を図示しない集砂ノズルへ送給し、揚砂ポンプ25を駆動することにより、ポンプピット16の砂を吸入口34から吸上げ、吐出口および配管33を介して除去する。
【0056】
長物の夾雑物が縦になって前側スクリーン6の目を通過したような場合、長物の夾雑物がポンプピット16の中へ入り込むと、砂を吸上げる際に、揚砂ポンプ25が長物の夾雑物を吸込んで閉塞を起こすおそれがあるが、この実施の形態では、ポンプピット16に、ポンプピット16のほぼ全面を覆うように揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51を設けているので、長物の夾雑物等がポンプピット16の中へ入り込むのが防止され、揚砂ポンプ25が閉塞を起こすことを未然に防止することができる。
【0057】
揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51を、網目状や格子状等とすると、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51で目詰まりがおきるおそれがあるが、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51をストライプ状(縞目状)とすることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51での目詰まりを防止することができる。
【0058】
揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のストライプの目幅52を、揚砂ポンプ25の通過口径36よりも小さくすることにより、揚砂ポンプ25で吸込めないような大きめの夾雑物を確実に捕集することができる。また、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のストライプの目幅52を、出側に設けられる後側スクリーン7の目幅よりも大きくなるようにすることにより、揚砂ポンプ25で支障なく吸込める程度の小さな夾雑物を通すことができるので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の目詰まりを確実に防止することができる。よって、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のメンテナンス回数を削減することができる。
【0059】
そして、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のストライプの向きを、中央トラフ18の延設方向、即ち、凹溝19の延設方向と交差する方向としたり、凹溝19の延設方向、即ち、中央トラフ18の延設方向と交差する方向としたりすることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の製作を容易化することができる。また、前側スクリーン6の目の方向との整合性が取れるので、夾雑物に対する捕集効率を上げることができる。特に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のストライプの向きを、中央トラフ18または凹溝19を流れてポンプピット16へ流入する水の流れと交差する方向とすることにより、上記水に乗って流れて来る夾雑物に対する捕集効率を一層上げることができる。
【0060】
揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の設置高さ53を、ポンプピット16における中央トラフ18の接続高さ54と凹溝19の接続高さ55の中間とすることにより、ポンプピット16における揚砂ポンプ25が砂を吸込むのに必要な容積を揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の下方に確保することができる。また、ポンプピット16への流入量が最も多い中央トラフ18からの水を上から受けることとなるので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51が水圧でズレたりするのを防止することができる。
【0061】
揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51を、複数に分割することにより、安価に製作することが可能となる。また、メンテナンス時の揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の着脱を容易化することができる。
【0062】
揚砂ポンプ25に隣接する揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片51a,51bを、揚砂ポンプ25に対して結合可能とすることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片51a,51bを揚砂ポンプ25と一体的に取り扱うことが可能となる。特に、揚砂ポンプ25の側部に取付けたほぼL字型の係止部材57で揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51を下方から係止し得るようにすることにより、揚砂ポンプ25のメンテナンス時に揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片51a,51bを揚砂ポンプ25と一体的に引き上げることが可能となると共に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のみのメンテナンス時にも揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片51a,51bを揚砂ポンプ25から分離して取外すことが可能となる。
【0063】
また、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片51a〜51eを、脚部58でポンプピット16の底面35に自立させることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51のポンプピット16への設置を容易化することができると共に、脚部58により、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の設置高さを容易に設定することができる。
【0064】
更に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の周縁部71が、ポンプピット16の周縁部72に対し、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の目幅よりも狭い間隙59,60を有しているので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の周縁部71に砂が堆積することを防止することができる。

【0065】
揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51は、図6に示すように、入側65が狭く、出側66が広い断面形状を有しているので、入側65よりも出側66の圧力が低くなり、以て、目詰まりしにくい構造とすることができる。
【0066】
【変形例】
図7は実施の形態の変形例であり、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の中央トラフ18に対応する部分の目51fを一部、中央トラフ18の延設方向と交差する方向へ向けるようにしたものである。
【0067】
このように、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の中央トラフ18に対応する部分の目51aを一部、中央トラフ18の延設方向と交差する方向へ向けることにより、中央トラフ18から流れてくる夾雑物に対する揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン51の捕集効率を一層上げることができる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、長物の夾雑物が縦になって前側に設けられたスクリーンの目を通過したような場合、長物の夾雑物がポンプピットの中へ入り込むと、砂を吸上げる際に、揚砂ポンプが長物の夾雑物を吸込んで閉塞を起こすおそれがあるが、ポンプピットに、ポンプピットのほぼ全面を覆うように揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを設けているので、長物の夾雑物等がポンプピットの中へ入り込むのが防止され、揚砂ポンプが閉塞を起こすことを未然に防止することができる。
【0069】
また、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを、網目状や格子状等とすると、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンで目詰まりがおきるおそれがあるが、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンをストライプ状(縞目状)とすることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンでの目詰まりを防止することができる。
【0070】
更に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅を、揚砂ポンプの通過口径よりも小さくすることにより、揚砂ポンプで吸込めないような大きめの夾雑物を確実に捕集することができる。
請求項2の発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅を、砂溜りの出側に設けられる後側スクリーンの目幅よりも大きくなるようにすることにより、揚砂ポンプで支障なく吸込める程度の小さな夾雑物を通すことができるので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの目詰まりを確実に防止することができる。よって、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのメンテナンス回数を削減することができる。
【0071】
請求項の発明によれば、ポンプピットへの水の流れと交差する方向とすることにより、上記水に乗って流れて来る夾雑物に対する捕集効率を一層上げることができる。
【0072】
請求項の発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの設置高さを、ポンプピットにおける中央トラフの接続高さと凹溝の接続高さの中間とすることにより、ポンプピットにおける揚砂ポンプが砂を吸込むのに必要な容積を揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの下方に確保することができる。また、ポンプピットへの流入量が最も多い中央トラフからの水を上から受けることとなるので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンが水圧でズレたりするのを防止することができる。
【0073】
請求項の発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを、複数に分割することにより、安価に製作することが可能となる。また、メンテナンス時の揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの着脱を容易化することができる。
【0074】
請求項の発明によれば、揚砂ポンプに隣接する揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を、揚砂ポンプに対して結合可能とすることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を揚砂ポンプと一体的に取り扱うことが可能となる。特に、揚砂ポンプの側部に取付けたほぼL字型の係止部材で揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを下方から係止し得るようにすることにより、揚砂ポンプのメンテナンス時に揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を揚砂ポンプと一体的に引き上げることが可能となると共に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのみのメンテナンス時にも揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を揚砂ポンプからして取外すことが可能となる。
【0075】
請求項の発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを、脚部でポンプピットの底面に自立させることにより、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのポンプピットへの設置を容易化することができると共に、脚部により、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの設置高さを容易に設定することができる。
【0076】
請求項の発明によれば、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの周縁部が、ポンプピットの周縁部に対し、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅よりも狭い間隙を有しているので、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの周縁部に砂が堆積することを防止することができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の側方断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の沈砂池の概略斜視図である。
【図4】図3のポンプピットの平面図である。
【図5】図4の側方断面図である。
【図6】図5の揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの部分拡大側方断面図である。
【図7】実施の形態の変形例にかかる図4と同様の平面図である。
【符号の説明】
3 沈砂池
6 前側スクリーン
15 砂溜り
16 ポンプピット
18 中央トラフ
19 凹溝
25 揚砂ポンプ
36 通過口径
51 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン
51a 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片
51b 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片
51c 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片
51d 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片
51e 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片
52 目幅
53 設置高さ
54 中央トラフの接続高さ
55 凹溝の接続高さ
57 係止部材
58 脚部
59 間隙
60 間隙
71 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの周縁部
72 ポンプピットの周縁部

Claims (8)

  1. 入側に大きい夾雑物を捕集するための前側スクリーンが設けられると共に、集砂用の砂溜りと、砂溜りに溜まった砂等を集めるポンプピットと、ポンプピットに溜まった砂を吸上げる揚砂ポンプとを備えた沈砂池設備において、
    ポンプピットに、ポンプピットのほぼ全面を覆うように揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを設け
    揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンをストライプ状とし、
    揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅を、揚砂ポンプの通過口径よりも小さくしたことを特徴とする沈砂池設備。
  2. 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅を砂溜りの出側に設けられる後側スクリーンの目幅よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の沈砂池設備。
  3. 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの向きをポンプピットへの水の流れと交差する方向としたことを特徴とする請求項1または2記載の沈砂池設備。
  4. 砂溜りの砂等を集めてポンプピットへ送る中央トラフおよび凹溝が砂溜りに設けられ、中央トラフが流入水の流れ方向へ延び、凹溝が中央トラフに十字状に交差して、中央トラフと凹溝との交点部分にポンプピットが設けられると共に、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの設置高さを、ポンプピットにおける中央トラフの接続高さと凹溝の接続高さの中間としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の沈砂池設備。
  5. 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンを、複数に分割したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の沈砂池設備。
  6. 揚砂ポンプに隣接する揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーン片を、揚砂ポンプに対して結合分離可能としたことを特徴とする請求項5記載の沈砂池設備。
  7. 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンが、脚部を有してポンプピットの底面に自立可能であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の沈砂池設備。
  8. 揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンの周縁部が、ポンプピットの周縁部に対し、揚砂ポンプ閉塞防止用スクリーンのストライプの目幅よりも狭い間隙を有していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の沈砂池設備。
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