JP4156096B2 - エアフィルター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機等に組み込まれる熱交換器に通す空気中の塵埃を除去するように設けられるエアフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフィルターとして図8〜図11に示すものが知られていた。以下その構成について、図8〜図11を参照しながら説明する。
【0003】
図に示すように、不織布からなる集塵フィルター101の周囲に金型(図示せず)内で樹脂成形枠102を一体成形してエアフィルター103を形成していた。
【0004】
そして、空気調和機(図示せず)に組み込まれる熱交換器104には、エアフィルター103が着脱自在となるように断面L字型状のフィルター取付枠105を形成し、エアフィルター103を取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のエアフィルターでは、集塵フィルター101の周囲に樹脂成形枠102を成形金型で一体成形していたため、金型費用を含めるとトータルの製造コストが割高になるとともに、空気調和機の空調容量により熱交換器104の奥行寸法Lが変わった場合には、新しく成形金型を作らなければ対応することができないという課題があり、製造コストが安く、熱交換器104の奥行寸法Lが変わりエアフィルター103の長さが変わる場合にも容易に対応できるようにすることが要求されている。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、製造コストが安く、奥行寸法の長さが変わっても容易に対応し形成することができるエアフィルターを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のエアフィルターは上記目的を達成するために、帯状で所定の長さに切断して形成される不織布からなる集塵フィルターと、この集塵フィルターの周辺に接着剤を介し設けられるテープ状の高密度不織布材から形成されるフィルター枠とを備え、前記集塵フィルターとフィルター枠との間に金属線等からなる補強枠を介在させ、前記フィルター枠を前記集塵フィルターに接着し、前記集塵フィルターの接着部分を前記接着剤で固め形成したものである。
【0008】
本発明によれば、製造コストが安く、奥行寸法の長さが変っても容易に対応し形成することができるエアフィルターが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、帯状で所定の長さに切断して形成される不織布からなる集塵フィルターと、この集塵フィルターの周辺に接着剤を介して設けられるテープ状の高密度不織布材から形成されるフィルター枠とを備え、前記フィルター枠を前記集塵フィルターに接着し、前記集塵フィルターの接着部分を前記接着剤で固め形成したものであり、集塵フィルターにフィルター枠を設けるのに成形金型を必要とすることがなくなり、成形金型費や成形加工費が削減され製造コストが安くなるとともに、奥行寸法の長さが変った場合でも容易に対応し形成することができるという作用を有する。
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0011】
【実施例】
参考例1)
図1〜図3に示すように、帯状の不織布を所定の長さに切断して集塵フィルター1を形成し、集塵フィルター1の周辺に片面にホットメルト2を塗布したテープ状のフエルト材3を所定の長さに切断してフィルター枠4を形成する。
【0012】
そして、集塵フィルター1の周辺に重ねられたフィルター枠4を加熱し、加圧することにより、フエルト材3に塗布されたホットメルト2が溶けて集塵フィルター1にフィルター枠4が接着されるとともに、加圧されることにより圧縮された集塵フィルター1の接着部分5にホットメルト2が溶け込み接着部分5がホットメルト2で固められエアフィルター6が形成される。
【0013】
上記構成において、エアフィルター6は空気調和機(図示せず)に組み込まれている熱交換器7に設けられたフィルター取付枠8に、フィルター枠4部分を介して挿脱される。このとき、集塵フィルター1の周辺はフィルター枠4と集塵フィルター1の接着部分5で固められているので、着脱を簡単に行うことができることとなる。
【0014】
また、空気調和機の空調容量が変わり、熱交換器7の奥行寸法Lが変った場合には、集塵フィルター1の長さを熱交換器7の奥行寸法Lの長さに切断し、テープ状のフエルト材3の長さも集塵フィルター1の長さに合わせ設けることにより簡単に対応することができる。
【0015】
このように本発明の実施例1のエアフィルターによれば、帯状の不織布を切断し形成した集塵フィルター1の周辺にテープ状のフエルト材3からなるフィルター枠4をホットメルト2を介して設け、フィルター枠4を集塵フィルター1に加熱し加圧してエアフィルター6を形成したので、エアフィルター6を形成するのに成形金型が不用となり、製造コストを低減することができるとともに熱交換器の奥行寸法Lが変わっても容易に対応してエアフィルター6を形成できる。
【0016】
なお本実施例では接着剤は熱溶融性のホットメルトを使用しているが、常温で硬化する他の接着剤を使用してもよい。
【0017】
(実施例
図4および図5に示すように、集塵フィルター1とテープ状のフエルト材3により形成されるフィルター枠4との間に金属線をロ字状に形成した補強枠9を介在させている。
【0018】
エアフィルター6Aはフィルター枠4を加熱および加圧することにより、ホットメルト2を溶かして集塵フィルター1にフィルター枠4を補強枠9とともに固着して形成している。
【0019】
上記構成において、エアフィルター6Aは、集塵フィルター1の周辺に補強枠9が設けられることにより、エアフィルター6Aの曲りに対する強度が実施例1に比較してさらに高まり、エアフィルター6Aのフィルター取付枠(図示せず)への取付け時に、エアフィルター6A周縁部の曲がりや変形を防止し、フィルター取付枠より外れることがなくなる。
【0020】
このように、集塵フィルター1とフィルター枠4との間に補強枠9を介在させたので、エアフィルター6Aの曲りに対する強度が高まり、フィルター取付枠に取り付けるときの取付操作が容易となる。
【0021】
(実施例
図6および図7に示すように、集塵フィルター1Aとテープ状のフエルト材3より形成されるフィルター枠4との間に金属線をコ字状に形成した一対の分割補強枠10を介在させ、各分割補強枠10間に分割部分11を設け、折り曲げ可能としている。フィルター枠4を加熱し、加圧することによりホットメルト2を溶かして集塵フィルター1に分割補強枠10を介在させフィルター枠4を固着し、エアフィルター6Bを形成する構成としている。
【0022】
上記構成において、エアフィルター6Bの長さが長いときには、空気調和機に組み込まれた熱交換器に設けられたフィルター取付枠(図示せず)より、エアフィルター6Bを取り出すときには、エアフィルター6Bが長い状態では取り出しのために大きなスペースが必要となる。このようなときに、エアフィルター6Bを分割補強枠10の設けられていない分割部分11で折曲げ、エアフィルター6Bの取り出し時の突出量を少なくして取り出すことができる。
【0023】
このように本発明の実施例のエアフィルターによれば、集塵フィルター1とフィルター枠4との間に分割補強枠10を介在させ、分割部分11を折曲自在としたので、エアフィルター6Bの掃除時において、空気調和機より取り出すときに、エアフィルター6Bを引き出す突出量が多くなって取り出しが困難なときには、分割部分11で折り曲げ取り出し時の突出量を少なくして取り出せることができ、取り出しに必要なスペースを半減させることができるとともに、空気調和機の設置可能スペースを広げることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上の実施例より明らかなように、本発明によれば帯状で所定の長さに切断して形成される不織布からなる集塵フィルターと、この集塵フィルターの周辺に接着剤を介して設けられるテープ状の高密度不織布材から形成されたフィルター枠とを備え、前記集塵フィルターとフィルター枠との間に金属線等からなる補強枠を介在させ、前記フィルター枠を前記集塵フィルターに熱を加えて加圧接着し、前記集塵フィルターの接着部分を前記接着剤で固め形成したので、奥行寸法の長さが変わっても容易に対応できるエアフィルターを提供でき、生産方法として、成形金型を必要とすることがなくなるので、成形金型費や成形加工費および樹脂材料費が削減されて製造コストが安くなると共に、小量小ロットでも生産が容易となり、かつ短時間で生産が可能となるので短納期でエアフィルターを提供することができる。
【0025】
さらに、エアフィルターの曲がりに対する強度が高まり、フィルター取付枠に対する取り付けが容易となる。
【0026】
また、分割した補強枠を介在させ、分割部分で折り曲げ可能としたので、取り出しに必要なスペースを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例1のエアフィルターの構成を示す斜視図
【図2】 同エアフィルターの構成を示す断面図
【図3】 同エアフィルターをフィルター取付枠に取り付ける状態を示す斜視図
【図4】 本発明の実施例のエアフィルターの構成を示す分解斜視図
【図5】 同エアフィルターの構成を示す断面図
【図6】 本発明の実施例のエアフィルターの構成を示す分解斜視図
【図7】 同エアフィルターの折り曲げた状態を示す斜視図
【図8】 従来のエアフィルターの構成を示す斜視図
【図9】 同エアフィルターの構成を示す断面図
【図10】 同エアフィルターをフィルター取付枠に取り付ける状態を示す斜視図
【図11】 同エアフィルターを取り付けたときの気流の流れを示す断面図
【符号の説明】
1 集塵フィルター
2 ホットメルト(接着剤)
3 フエルト材(高密度不織布材)
4 フィルター枠
5 接着部分
6 エアフィルター
6A エアフィルター
6B エアフィルター
9 補強枠
10 分割補強枠
11 分割部分

Claims (2)

  1. 帯状で所定の長さに切断して形成される不織布からなる集塵フィルターと、この集塵フィルターの周辺に接着剤を介して設けられるテープ状の高密度不織布材から形成されるフィルター枠とを備え、前記集塵フィルターとフィルター枠との間に金属線等からなる補強枠を介在させ、前記フィルター枠を前記集塵フィルターに接着し、前記集塵フィルターの接着部分を前記接着剤で固め形成したエアフィルター。
  2. 集塵フィルターとフィルター枠との間に一対の分割補強枠を介在させ、分割部分で折り曲げ可能とした請求項1記載のエアフィルター。
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