JP4155275B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像表示装置に関するものである。
液晶装置等の空間光変調装置で生成された画像情報を含む色光を投射系を介してスクリーン上に投射する画像表示装置(プロジェクタ)の一例として、スクリーンの背面側から色光を投射する背面投射型画像表示装置(リアプロジェクタ)が知られている。また、偏光方向が互いに異なる色光をスクリーン上に投射し、投射した画像を鑑賞者に立体像として認識させる立体画像表示装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−185969号公報
従来の技術は、一方の目用画像を形成するためのプロジェクタと他方の目用画像を形成するためのプロジェクタとをそれぞれ個別に設けている。すなわち、2つのプロジェクタのそれぞれが光源を独立して有している構成である。この場合、各プロジェクタの光源から射出される光量にばらつきが生じると、一方の目用画像と他方の目用画像との間に差異が生じたり色ずれが生じる等の不都合が生じ、所望の画像を表示できない可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、所望の画像を表示できる画像表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、光を射出する光源を含む1つの照明系と、前記照明系から射出された光を偏光分離する偏光分離系と、前記照明系に対して複数設けられ、前記偏光分離系で分離された光のそれぞれを複数の基本色光に分離する色分離系と、前記色分離系に対応して複数設けられ、前記色分離系で生成された前記複数の基本色光のそれぞれを画像信号に応じて光変調する空間光変調装置と、前記色分離系に対応して複数設けられ、前記空間光変調装置により変調された前記基本色光を合成する色合成系と、前記複数の色合成系のそれぞれで生成された光を合成する1つの偏光合成系と、前記偏光合成系で生成された光を投射面上に投射する1つの投射系とを備えた画像表示装置を提供する。
本発明によれば、光源を含む1つの照明系より光を射出し、その照明系から射出された光を偏光分離系で偏光分離し、偏光分離された複数の光のそれぞれを、その複数の光に対応して設けられた複数の色分離系、空間光変調装置、及び色合成系のそれぞれを通過させて、互いに異なる偏光方向を有する光に基づく複数の画像を生成し、その偏光方向が互いに異なる複数の光のそれぞれを偏光合成系で合成して1つの投射系に供給するようにしたので、光源を含む照明系が複数あることに起因する不都合を防止しつつ、偏光方向が互いに異なる複数の光のそれぞれを投射面上に投射することができる。
前記複数の空間光変調装置の光射出面のそれぞれと前記投射系との光学的な距離は互いに略等しい構成を採用することができる。これにより、投射面に投射される偏光方向が互いに異なる複数の光のそれぞれの状態をほぼ等価にすることができる。
前記複数の色分離系のうち第1の色分離系の光入射部に設けられ、光の偏光方向を変換させる第1偏光変換素子と、前記複数の色合成系のうち前記第1の色分離系とは異なる第2の色分離系に対応する第2の色合成系の光射出部に設けられ、光の偏光方向を変換させる第2偏光変換素子とを有する構成を採用することができる。これにより、偏光方向が互いに異なる複数の光のそれぞれを投射面上に投射することができる。
前記基本色光は、赤色光、緑色光、及び青色光を含み、前記複数の色合成系のうち第1の色合成系は第1偏光の赤色光及び青色光と第2偏光の緑色光とを前記偏光合成系に供給し、第2の色合成系は第2偏光の赤色光及び青色光と第1偏光の緑色光とを前記偏光合成系に供給する構成を採用することができる。これにより、所望のフルカラー画像を形成することができる。
前記投射系から投射され前記投射面を介した光のうち第1偏光のみを透過する一方の目用透過部と、第2偏光のみを透過する他方の目用透過部とを有する眼鏡を有する構成を採用することができる。これにより、眼鏡をかけた鑑賞者に立体像を認識させることができる。
前記空間光変調装置は液晶装置を含む構成を採用することができる。これにより、画像信号に応じた所望の画像を投射することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。そして、水平面内における所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれに直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。更には、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
図1は、本実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示す斜視図である。また、図2は、図1の一部を抽出した側面図である。図3は、後述する第1色分離系D1、第1空間光変換装置V1、及び第1色合成系19を示す平面図、図4は、第2色分離系D2、第2空間光変換装置V2、及び第2色合成系29を示す平面図である。
図1において、画像表示装置PJは、スクリーン(投射面)10と、スクリーン10上に画像を投射する投射ユニットUとを備えている。投射ユニットUからスクリーン10に対して光が投射されることにより、スクリーン10上に画像が形成される。本実施形態の画像表示装置PJは、スクリーン10の背面側からスクリーン10上に画像を投射する背面投射型画像表示装置、所謂リアプロジェクタである。以下の説明において、画像表示装置を適宜、「プロジェクタ」と称する。
投射ユニットUは、光を射出する光源を含む1つの照明系1と、照明系1から射出された光を偏光分離する偏光分離系2と、照明系1に対して複数設けられ、偏光分離系2で分離された光のそれぞれを複数の基本色光に分離する色分離系D1、D2と、色分離系D1、D2に対応して複数設けられ、色分離系D1、D2で生成された複数の基本色光のそれぞれを画像信号に応じて光変調する空間光変調装置V1、V2と、色分離系D1、D2に対応して複数設けられ、空間光変調装置V1、V2により変調された基本色光を合成する色合成系19、29と、複数の色合成系19、29のそれぞれで生成された光を合成する1つの偏光合成系7と、偏光合成系7で生成された光をスクリーン10上に投射する1つの投射系(投射光学系)8とを備えている。
本実施形態においては、投射ユニットUは、第1色分離系D1及び第2色分離系D2の2つの色分離系を有している。また、投射ユニットUは、第1空間光変調装置V1及び第2空間光変調装置V2の2つの空間光変調装置を有している。また、投射ユニットUは、第1色合成系19及び第2色合成系29の2つの色合成系を有している。
照明系1は、光源、インテグレータ系、及びレンズ系を含んで構成されている。光源は、例えば超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプなどによって構成可能であり、白色光(W)を射出する。光源は1つである。インテグレータ系は、例えばフライアイレンズを含んで構成されており、光源より射出され、偏光分離系2に対する光(白色光)の照度を均一化する。
図1及び図2において、偏光分離系2は、例えば偏光ビームスプリッタによって構成されており、照明系1から射出された光をP偏光とS偏光とに分離する。偏光分離系2で分離されたS偏光は第1色分離系D1側に供給され、P偏光は第2色分離系D2側に供給される。
偏光分離系2で偏光分離されたP偏光とS偏光とのうち、S偏光は、反射ミラー3で反射した後、第1偏光変換素子4に入射する。第1偏光変換素子4は、光の偏光方向を変換させるものであって、第1偏光変換素子4によって、S偏光はP偏光に変換される。
図1、図2、図3において、第1偏光変換素子4を通過したP偏光の白色光(W)は、第1色分離系D1によって、複数の基本色光に分離される。第1偏光変換素子4は、第1色分離系D1の光入射部に設けられた構成となっている。第1色分離系D1は、第1ダイクロイックミラー11と、第2ダイクロイックミラー12とを備えている。また、第1色分離系D1に対応して設けられた第1空間光変調装置V1は、赤色光用ライトバルブ16と、緑色光用ライトバルブ17と、青色光用ライトバルブ18とを備えている。
第1ダイクロイックミラー11は、赤色波長帯域の光(以下、赤色光(R)と称する)を透過し、その他の波長帯域の光を反射する。第1ダイクロイックミラー11を透過した赤色光(R)は、反射ミラー15で反射して、赤色光用ライトバルブ16に導かれる。一方、第1ダイクロイックミラー11で反射した光は、第2ダイクロイックミラー12に導かれる。
第2ダイクロイックミラー12は、青色波長帯域の光(以下、青色光(B)と称する)を透過し、緑色波長帯域の光(以下、緑色光(G)と称する)を反射する。第2ダイクロイックミラー12で反射した緑色光(G)は緑色光用ライトバルブ17に導かれる。また、第2ダイクロイックミラー12を透過した青色光(B)は、リレーレンズ41、反射ミラー13、リレーレンズ42、反射ミラー14、及びリレーレンズ43を介して青色光用ライトバルブ18に導かれる。
第1空間光変調装置V1の各ライトバルブ16、17、18は、液晶装置によって構成されている。ライトバルブは、入射側偏光板と、一対のガラス基板どうしの間に封入された液晶を有するパネル部と、射出側偏光板とを備えている。ガラス基板には画素電極や配向膜が設けられている。ライトバルブは、定められた振動方向の光のみを透過させるようになっており、ライトバルブに入射した各基本色光(赤色光、緑色光、及び青色光)は、ライトバルブを通過することによって光変調される。
各ライトバルブ16、17、18を通過することで変調された各基本色光(変調光)は、第1色合成系19で合成される。第1色合成系19はダイクロイックプリズムによって構成されており、P偏光の赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)は第1色合成系19で合成されてカラー合成光となる。第1色合成系19から射出される光はS偏光のカラー合成光である。第1色合成系19から射出されたP偏光のカラー合成光は偏光合成系7に導かれる。したがって、偏光合成系7にはP偏光の赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)が供給される。
偏光分離系2で偏光分離されたP偏光とS偏光とのうち、P偏光は、第2色分離系D2に入射する。
図1、図2、図4において、偏光分離系2で偏光分離されたP偏光の白色光(W)は、第2色分離系D2によって、複数の基本色光に分離される。第2色分離系D2は、第1ダイクロイックミラー21と、第2ダイクロイックミラー22とを備えている。また、第2色分離系D2に対応して設けられた第2空間光変調装置V2は、赤色光用ライトバルブ26と、緑色光用ライトバルブ27と、青色光用ライトバルブ28とを備えている。
第1ダイクロイックミラー21は、赤色光(R)を透過し、その他の波長帯域の光を反射する。第1ダイクロイックミラー21を透過した赤色光(R)は、反射ミラー25で反射して、赤色光用ライトバルブ26に導かれる。一方、第1ダイクロイックミラー21で反射した光は、第2ダイクロイックミラー22に導かれる。
第2ダイクロイックミラー22は、青色光(B)を透過し、緑色光(G)を反射する。第2ダイクロイックミラー22で反射した緑色光(G)は緑色光用ライトバルブ27に導かれる。また、第2ダイクロイックミラー22を透過した青色光(B)は、リレーレンズ51、反射ミラー23、リレーレンズ52、反射ミラー24、及びリレーレンズ53を介して青色光用ライトバルブ28に導かれる。
第2空間光変調装置V2の各ライトバルブ26、27、28は、液晶装置によって構成されている。ライトバルブに入射した各基本色光(赤色光、緑色光、及び青色光)は、ライトバルブを通過することによって光変調される。
各ライトバルブ26、27、28を通過することで変調された各基本色光(変調光)は、第2色合成系29で合成される。第2色合成系29はダイクロイックプリズムによって構成されており、P偏光の赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)は第2色合成系29で合成されてカラー合成光となる。第2色合成系29から射出される光はP偏光のカラー合成光である。
第2色合成系29の光射出部には、光の偏光方向を変換させる第2偏光変換素子5が設けられている。第2偏光変換素子5によって、第2色合成系29から射出されたP偏光のカラー合成光は、S偏光のカラー合成光に変換される。第2色合成系29から射出され、第2偏光変換素子5を通過したS偏光のカラー合成光は、反射ミラー6を介して偏光合成系7に導かれる。したがって、偏光合成系7にはS偏光の赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)が供給される。
偏光合成系7で合成された光、すなわちP偏光のカラー合成光とS偏光のカラー合成光とは、投射系8によってスクリーン10上に投射される。投射系8は、入射側の画像を拡大してスクリーン10上に投射する所謂拡大系である。これにより、投射ユニットUは、スクリーン10上にフルカラーの合成画像を形成することができる。鑑賞者は、投射ユニットUによりスクリーン10の背面側からスクリーン10に対して投射された画像(合成画像)を正面側から鑑賞する。
本実施形態においては、複数のライトバルブ16、17、18、26、27、28の各光射出面のそれぞれと、投射系8との光学的距離は互いに等しくなっている。これにより、スクリーン10に投射される偏光方向が互いに異なる複数の光のそれぞれの状態をほぼ等価にすることができ、スクリーン10上に所望の画像を形成することができる。
また、本実施形態のプロジェクタPJは、立体画像表示装置として使用可能である。すなわち、スクリーン10上に投射した画像を立体像として鑑賞者に認識させるために、プロジェクタPJは、一方の目用画像(例えば左目用画像)として、S偏光のフルカラー合成光をスクリーン10上に投射し、他方の目用画像(例えば右目用画像)として、P偏光のフルカラー合成光をスクリーン10上に投射している。
鑑賞者は、図1に示すような、左目側にS偏光透過フィルム31を有し、右目側にP偏光透過フィルム32を有した眼鏡30を装着することにより、立体像を認識することができる。ここで、眼鏡30の左目側のS偏光透過フィルム31は、スクリーン10を介したS偏光のみを透過する左目用透過部として機能し、眼鏡30の右目側のP偏光透過フィルム32は、スクリーン10を介したP偏光のみを透過する右目用透過部として機能している。
以上説明したように、1つの照明系(光源)1から射出させた光を偏光分離系2でS偏光とP偏光とに分離し、それら分離した光を2つの色分離系D1、D2、空間光変調装置V1、V2、及び色合成系19、29のそれぞれを通過させた後、最終的はそれら2つの光(S偏光フルカラー合成光、P偏光フルカラー合成光)を偏光合成系7で合成して1つの投射系8からスクリーン10上に投射しているので、光源(照明系)が複数あることに起因する不都合を防止しつつ、2つの光をスクリーン10上に投射することができる。すなわち、光源が2つ(複数)ある場合には、例えば2つの光源のそれぞれから射出される光の光量に違いがあったり、2つの光源のうちどちらか一方の経時的な劣化が大きい場合、一方の目用画像と他方の目用画像との間に差異が生じたり色ずれが生じる等の不都合が生じ、所望の画像を表示できない可能性がある。ところが、本実施形態では、光源を1つにしたので、そのような不都合を防止することができる。また、光源及び投射系が1つなので、スクリーン10上での照度むらや色むら、あるいはちらつき(フリッカ)等の発生を抑えることができる。
また、投射系8も1つなので、例えばスクリーン10に対する投射系8の位置合わせ作業も、1つの投射系8に対して行えばよいので、複数の投射系がある構成に比較して、投射系8(投射ユニットU)の設置作業を簡単に行うことができる。
また本実施形態においては、第1色分離系D1と第2色分離系D2とはほぼ同等の構成を有し、第1空間光変調装置V1と第2空間光変調装置V2とはほぼ同等の構成を有し、第1色合成系19と第2色合成系29とはほぼ同等の構成を有している。したがって、互いに異なる構成を有する色分離系、空間光変調装置、及び色合成系を用意しなくても、同種の色分離系、空間光変調装置、及び色合成系を複数用意し、これらを組み合わせてユニットを形成し、その形成されたユニットを2つ組み合わせ、第1色分離系の光入射部側に第1偏光素子4を配置するとともに、第2色合成系の光射出部側に第2偏光変換素子5を配置するといった簡単な構成で、本実施形態の投射ユニットUを製造することができる。
なお上述のように、第1色分離系D1と第2色分離系D2とはほぼ同等の構成を有し、第1空間光変調装置V1と第2空間光変調装置V2とはほぼ同等の構成を有し、第1色合成系19と第2色合成系29とはほぼ同等の構成を有しており、第1色合成系19からは、偏光合成系7に対して、P偏光の赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)が供給され、第2色合成系29からは、偏光合成系7に対して、第2偏光変換素子29を介して、S偏光の赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)が供給されているが、例えば、第1色合成系19がS偏光の赤色光(R)及び青色光(B)とP偏光の緑色光(G)とを偏光合成系7に供給し、第2色合成系29がP偏光の赤色光(R)及び青色光(B)とS偏光の緑色光(G)とを偏光合成系7に供給するようにしてもよい。例えば、ダイクロイックミラーで生成された緑色光(G)の光路上に偏光変換素子を配置し、緑色光(G)の偏光方向と、赤色光(R)及び青色光(B)の偏光方向とを異ならせることで、上述の構成を実現できる。あるいは、特開2003−185969号公報に開示されているような映像信号供給手段を使って、色合成系に入射する緑色光(G)の偏光方向を赤色光(R)及び青色光(B)と異ならせてもよい。
なお上述の各実施形態においては、スクリーン10の背面側からスクリーン10に対して画像を投射する背面投射型画像表示装置(リアプロジェクタ)に関して本発明の画像表示装置を適用する場合を例にして説明したが、スクリーンの正面側からスクリーンに対して画像を投射する画像表示装置に適用してもよい。
上述の各実施形態においては、1つの基本色光について互いに直交関係にある偏光方向を有する光をスクリーン10上に投射することによって立体像を形成しているが、偏光方向としては、直線偏光であるS偏光及びP偏光に限られず、円偏光である右円偏光及び左円偏光であってもよい。
また上述の実施形態においては、本発明の画像表示装置を立体画像表示装置に適用した場合を例にして説明したが、二次元画像を表示する装置であってもよい。この場合、スクリーン10上には、互いに直交関係にある偏光方向を有する光を必ずしも投射しなくてもよい。すなわち、各投射ユニットから、同じ偏光方向を有する光を投射するようにしてもよい。
なお上述の実施形態においては、空間光変調装置として液晶装置(ライトバルブ)を用いているが、例えばDMD(Digital Micromirror Device)等の反射型光変調装置(ミラー変調器)を用いてもよい。
本実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示す斜視図である。 図1の一部を抽出した側面図である。 第1色分離系、第1空間光変換装置、及び第1色合成系を示す平面図である。 第2色分離系、第2空間光変換装置、及び第2色合成系を示す平面図である。
符号の説明
1…照明系、2…偏光変換系、7…偏光合成系、8…投射系、10…スクリーン(投射面)、19、29…色合成系、30…メガネ、31…S偏光透過フィルム(一方の目用透過部)、32…P偏光透過フィルム(他方の目用透過部)、D1、D2…色分離系、PJ…プロジェクタ(画像表示装置)、U…投射ユニット、V1、V2…空間光変調装置

Claims (5)

  1. 光を射出する光源を含む1つの照明系と、
    前記照明系から射出された光を偏光分離する偏光分離系と、
    前記照明系に対して複数設けられ、前記偏光分離系で分離された光のそれぞれを複数の基本色光に分離する第1,第2色分離系と、
    前記第1,第2色分離系のそれぞれに対応して設けられ、前記第1,第2色分離系のそれぞれで生成された前記複数の基本色光のそれぞれを画像信号に応じて光変調する第1,第2空間光変調装置と、
    前記第1,第2色分離系のそれぞれに対応して設けられ、前記第1,第2空間光変調装置により変調された前記基本色光を合成する第1,第2色合成系と、
    前記第1,第2色合成系のそれぞれで生成された光を合成する1つの偏光合成系と、
    前記偏光合成系で生成された光を投射面上に投射する1つの投射系と
    前記第1色合成系に対応する前記第1色分離系の光入射部に設けられ、光の偏光方向を変換させる第1偏光変換素子と、
    前記第2色分離系に対応する前記第2色合成系の光射出部に設けられ、光の偏光方向を変換させる第2偏光変換素子とを備えた画像表示装置。
  2. 前記複数の空間光変調装置の光射出面のそれぞれと前記投射系との光学的な距離は互いに略等しい請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記基本色光は、赤色光、緑色光、及び青色光を含み、
    前記複数の色合成系のうち第1の色合成系は第1偏光の赤色光及び青色光と第2偏光の緑色光とを前記偏光合成系に供給し、第2の色合成系は第2偏光の赤色光及び青色光と第1偏光の緑色光とを前記偏光合成系に供給する請求項1又は2記載の画像表示装置。
  4. 前記投射系から投射され前記投射面を介した光のうち第1偏光のみを透過する一方の目用透過部と、第2偏光のみを透過する他方の目用透過部とを有する眼鏡を有する請求項1〜のいずれか一項記載の画像表示装置。
  5. 前記空間光変調装置は液晶装置を含む請求項1〜のいずれか一項記載の画像表示装置。
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