JP2012027054A - 画像表示システム及び画像表示装置 - Google Patents

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文夫 小山
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Abstract

【課題】周囲の状況を容易に認識することが可能な画像表示システム及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】照明装置3が発する光は、鑑賞者Pが装着する液晶シャッター眼鏡2の光学フィルターによって除去されるため、この光は、鑑賞者Pに認識されづらい。このため、照明装置3は、画像の鑑賞を行っている間も点灯した状態を継続するようになっている。また、照明装置3が発する光は、プロジェクター1による画像の表示(画像光の形成)に寄与しない光であるため、この光を除去する液晶シャッター眼鏡2を装着していても、鑑賞者Pは、画質の変化を感じにくい。つまり、鑑賞者Pは、照明装置3が点灯した状態にも拘らず、プロジェクター1が投写する画像を高画質で鑑賞することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示システム及び画像表示装置に関する。
プロジェクター等の画像表示装置が表示する画像を高画質で鑑賞するためには、外光や照明光等の環境光を排除して、できるだけ暗い環境下で鑑賞することが望ましい。また、特許文献1によれば、液晶シャッター眼鏡を装着して立体像を鑑賞するシステムにおいて、環境光が画像のちらつきを増大させる恐れがある。このため、このようなシステムを利用する際にも、できるだけ暗い環境下で画像を鑑賞することが望ましい。
特開2002−107669号公報
しかしながら、画像を鑑賞する環境を暗くしすぎると、画像表示装置が画像を表示していない場合等に、周囲の状況が認識しづらくなってしまう。このため、鑑賞の前後、或いは鑑賞を中断して他の作業を行うためには、室内を明るくしなければならず、利便性が悪いという問題を有している。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る画像表示システムは、画像を表示する画像表示装置と、前記画像を鑑賞する際に装着される眼鏡状の鑑賞装置と、前記画像を鑑賞する場所を照明する照明装置と、を備えた画像表示システムであって、前記照明装置は、可視光域内の所定の波長域の光を射出し、前記鑑賞装置は、前記所定の波長域の光を除去するフィルターを備えていることを特徴とする。
この画像表示システムによれば、鑑賞装置のフィルターが、照明装置が発する光を除去するため、鑑賞装置を装着して画像を鑑賞する鑑賞者は、照明装置の光を視認することができない。つまり、画像の鑑賞に影響を与えることなく、照明装置を点灯させたままにしておくことが可能となる。この結果、鑑賞する場所が照明装置の光によって照明されているため、鑑賞者は、鑑賞装置を取り外すだけで、周囲の状況を容易に認識することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に係る画像表示システムにおいて、前記画像表示装置は、右目用の画像及び左目用の画像を表示し、前記鑑賞装置は、前記右目用の画像を前記右目に視認させるとともに、前記左目用の画像を前記左目に視認させ、前記右目と前記左目との視差によって立体像を認識させることが望ましい。
この画像表示システムによれば、鑑賞装置を利用して立体像を認識させるシステムであり、元々鑑賞装置を必要とするシステムであることから、この画像表示システムの実現が容易になる。
[適用例3]上記適用例に係る画像表示システムにおいて、前記照明装置は、前記画像表示装置と一体的であることが望ましい。
この画像表示システムによれば、照明装置が画像表示装置と一体的であるため、照明装置を別途取り付ける必要がなく、画像表示システムの実現が容易になる。
[適用例4]上記適用例に係る画像表示システムにおいて、前記画像表示装置は、光源と、前記光源が射出した光を変調する光変調装置とを備え、前記照明装置は、前記光源が射出した光から、前記波長域の光を抽出することが望ましい。
この画像表示システムによれば、照明装置が、画像表示装置の光源が射出した光から所定の波長域の光を抽出しているため、所定の波長域の光を射出するための装置を別途備える必要がない。
[適用例5]上記適用例に係る画像表示システムにおいて、前記照明装置は、前記画像表示装置による前記画像の表示に寄与しない光を射出することが望ましい。
この画像表示システムによれば、照明装置が射出する光、即ち鑑賞装置のフィルターが除去する光は、画像表示装置による画像の表示に寄与しない光であるため、鑑賞装置で除去することによる画質の低下を抑制することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に係る画像表示システムにおいて、前記画像表示装置は、青色光、緑色光、赤色光によって前記画像を表示し、前記照明装置は、前記青色光の波長域と前記緑色光の波長域との間の波長域に含まれるシアン色光、又は前記緑色光の波長域と前記赤色光の波長域との間の波長域に含まれる橙色光を射出することが望ましい。
[適用例7]本適用例に係る画像表示装置は、青色光、緑色光、赤色光によって画像を表示する画像表示装置であって、前記青色光の波長域と前記緑色光の波長域との間の波長域に含まれるシアン色光、又は前記緑色光の波長域と前記赤色光の波長域との間の波長域に含まれる橙色光を射出して、前記画像を鑑賞する場所を照明する照明装置を備えたことを特徴とする。
この画像表示装置によれば、照明装置が射出する光は、画像の表示に寄与しない光であるため、この光を除去するフィルターを通して画像を鑑賞すれば、画質を低下させることなく、照明装置を点灯させたままにしておくことが可能となる。この結果、鑑賞する場所が照明装置の光によって照明されているため、鑑賞者は、フィルターを取り外すだけで、周囲の状況を容易に認識することが可能となる。
第1実施形態の画像表示システムの構成を示す構成図。 第1実施形態のプロジェクターの構成を示す構成図。 液晶シャッター眼鏡を示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、液晶シャッター眼鏡に備わる液晶シャッターの側面図。 第2実施形態の画像表示システムの構成を示す構成図。 第2実施形態のプロジェクターの回路構成を示すブロック図。 第2実施形態の画像表示システムの構成を示す構成図であり、プロジェクターを天井に設置した状態を示す図。 第3実施形態の画像表示システムの構成を示す構成図。 第3実施形態のプロジェクターの構成を示す構成図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の画像表示システムの構成を示す構成図である。
図1に示すように、画像表示システム100は、部屋RM内に居る鑑賞者Pに対して画像を表示するシステムであり、両眼視差を利用して鑑賞者Pに立体像(3次元映像)を認識させることが可能になっている。画像表示システム100は、画像表示装置としてのプロジェクター1と、鑑賞装置としての液晶シャッター眼鏡2と、照明装置3とを含んで構成されている。
プロジェクター1は、内蔵する光源から射出された光を変調して投写することにより、部屋RMの壁面に設置されているスクリーンSC上に画像を表示する。液晶シャッター眼鏡2は、部屋RM内で画像を鑑賞する鑑賞者Pに装着されている。つまり、鑑賞者Pは、スクリーンSCに表示される画像を、液晶シャッター眼鏡2を通して鑑賞する。照明装置3は、部屋RMの天井に設置されており、画像を鑑賞する場所である部屋RM内を照明する。また、部屋RMは、プロジェクター1が投写する画像を高画質で鑑賞できるように、外光の進入が抑制されている。
図2は、プロジェクター1の構成を示す構成図である。
図2に示すように、プロジェクター1は、照明光学系10と、色光分離光学系20と、リレー光学系30と、液晶パネル41等を含んで構成される液晶ライトバルブ40と、色光合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム50と、波長選択型位相差板60と、偏光素子70と、投写光学系としての投写レンズ80とを備えている。
照明光学系10は、光源としての光源装置11と、光学フィルター12と、第1のレンズアレイ13と、第2のレンズアレイ14と、偏光変換素子15と、重畳レンズ16とを備えて構成されている。光源装置11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、凹状の放物面鏡等からなるリフレクター11bとを備えている。光源ランプ11aは、リフレクター11bの内側に取り付けられており、波長域が430〜700nmの可視光を含む光を放射状に射出する。そして、光源ランプ11aから射出された放射状の光束は、リフレクター11bで反射し、第1のレンズアレイ13へと射出される。なお、光源装置11が寿命に達したり、故障したりした際に、新しい光源装置11と交換ができるように、光源装置11は、プロジェクター1に対して着脱が自在な構成になっている。
光学フィルター12は、光源装置11が射出した光から、画質に悪影響を及ぼす橙色光を反射して除去し、他の色光を透過させるノッチフィルターである。本実施形態の光学フィルター12は、橙色光として、波長域が580〜600nmの光を除去する。
第1のレンズアレイ13及び第2のレンズアレイ14は、それぞれ微小なレンズ13a,14aがマトリクス状に配置された構成になっている。そして、光源装置11から入射した光束は、第1のレンズアレイ13によって複数の微小な部分光束に分割される。第2のレンズアレイ14及び重畳レンズ16は、第1のレンズアレイ13で分割された部分光束のそれぞれが、照明対象である液晶パネル41の全体に照射するように構成されている。このため、各部分光束は、液晶パネル41で重畳され、液晶パネル41の全体がほぼ均一に照明される。
偏光変換素子15は、光源装置11からの光を液晶パネル41で効率よく利用可能とするため、特定の偏光方向を有する偏光光に揃える機能を有している。本実施形態では、後述するクロスダイクロイックプリズム50の誘電体多層膜51,52に対してs偏光となる光に変換される。ここで、s偏光とは、特定の反射面における入射面(反射面の法線と入射光線の中心軸を含む面)に対して垂直に振動する偏光であり、入射面に対して平行に振動する偏光は、p偏光と呼ばれる。なお、偏光変換素子15により、誘電体多層膜51,52に対してp偏光となる光に変換することも可能である。照明光学系10を射出した偏光光は、色光分離光学系20に入射する。
色光分離光学系20は、第1のダイクロイックミラー21と、第1の反射ミラー22と、第2のダイクロイックミラー23とを備えており、照明光学系10から射出された光を、波長域の異なる3色の光に分離する。第1のダイクロイックミラー21は、略赤色の光である赤色光R(波長域が600〜700nmの光)を反射するとともに、赤色光Rよりも短波長の光を透過する。第1のダイクロイックミラー21で反射した赤色光Rは、第1の反射ミラー22でさらに反射し、平行化レンズ17で平行化されて赤色光用の液晶ライトバルブ40Rの液晶パネル41を照明する。
第2のダイクロイックミラー23は、略青色の光である青色光B(波長域が430〜490nmの光)を透過するとともに、透過する光よりも長波長の光を反射する。このため、第1のダイクロイックミラー21を透過した光のうち、略緑色の光である緑色光G(波長域が490〜580nmの光)は、第2のダイクロイックミラー23で反射し、平行化レンズ17で平行化されて緑色光用の液晶ライトバルブ40Gの液晶パネル41を照明する。また、青色光Bは、第2のダイクロイックミラー23を透過してリレー光学系30に入射する。そして、リレー光学系30を経由した後、平行化レンズ17で平行化されて青色光用の液晶ライトバルブ40Bの液晶パネル41を照明する。
なお、リレー光学系30は、青色光Bの経路が他の色光の経路に比べて長くなってしまうことから、光束の発散による液晶パネル41への照明効率の低下を抑制するために設けられている。リレー光学系30は、入射側レンズ31と、第2の反射ミラー32と、リレーレンズ33と、第3の反射ミラー34とを備えており、リレー光学系30に入射した青色光Bは、入射側レンズ31によってリレーレンズ33の近傍で収束し、平行化レンズ17に向けて発散する。
液晶ライトバルブ40(赤色光用の液晶ライトバルブ40R、緑色光用の液晶ライトバルブ40G、青色光用の液晶ライトバルブ40B)は、それぞれ光変調装置としての液晶パネル41と、各液晶パネル41の入射側及び射出側にそれぞれ配置された入射側偏光板42及び射出側偏光板43とを備えて構成されている。液晶ライトバルブ40には、偏光変換素子15によってs偏光に揃えられた光が入射する。
液晶パネル41は、液晶が封入された一対の透明基板を備えており、透明基板の内面には、液晶に対して微小領域(画素)毎に駆動電圧を印加可能な透明電極(画素電極)がマトリクス状に形成されている。入射側偏光板42及び射出側偏光板43は、それぞれ特定の偏光方向の偏光光のみを透過させる光学素子である。このうち、入射側偏光板42は、偏光変換素子15によって偏光方向が揃えられた光の偏光度をより高めるためのものであり、p偏光を吸収してs偏光を透過させる。つまり、液晶パネル41に向けて照射された各色光の大部分は入射側偏光板42を透過して、液晶パネル41に入射する。一方、射出側偏光板43は、s偏光を吸収してp偏光を透過させる。
ここで、液晶パネル41の各画素に、外部から入力された画像情報に基づく駆動電圧が印加されると、液晶パネル41に入射した光は、駆動電圧に応じて変調され、画素毎に異なる偏光方向を有した偏光光となる。この偏光光のうち、射出側偏光板43を透過可能な偏光成分、即ちp偏光のみが射出側偏光板43から射出される。つまり、液晶パネル41及び射出側偏光板43が、画像情報に応じて画素毎に異なる透過率で入射光を透過させることによって、階調を有する画像光が色光毎に形成される。
赤色光用の液晶ライトバルブ40R、及び青色光用の液晶ライトバルブ40Bの射出側には、互いに垂直な偏光成分間に半波長の位相差を与える1/2波長板44が配置されている。このため、赤色光及び青色光からなる画像光は、s偏光となってクロスダイクロイックプリズム50に入射する。一方、緑色光からなる画像光は、p偏光のままでクロスダイクロイックプリズム50に入射する。
クロスダイクロイックプリズム50には、赤色光を反射する誘電体多層膜51と、青色光を反射する誘電体多層膜52とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設けられている。このため、赤色光が誘電体多層膜51で反射し、青色光が誘電体多層膜52で反射し、緑色光が双方の誘電体多層膜51,52を透過することにより、各色の画像光が合成され、カラーの画像光が形成される。そして、この画像光は、射出面50xから射出される。
このように、本実施形態では、誘電体多層膜51,52を反射膜として使用する赤色光及び青色光をs偏光とし、誘電体多層膜51,52を透過膜として使用する緑色光をp偏光として、クロスダイクロイックプリズム50に入射している。誘電体多層膜51,52の反射特性は、p偏光よりもs偏光のほうが優れており、誘電体多層膜51,52の透過特性は、s偏光よりもp偏光のほうが優れている。このため、各色光の偏光方向を上記のようにすることで、クロスダイクロイックプリズム50での光の利用効率を向上することが可能となっている。
クロスダイクロイックプリズム50の射出面50xには、波長選択型位相差板60が配置されている。波長選択型位相差板60は、所定の波長域の光に対して1/2波長板として機能する光学素子であり、本実施形態では、波長域が490〜580nmの光、即ち緑色光Gに対して半波長の位相差を与えるようになっている。このため、波長選択型位相差板60に入射した画像光の中の緑色光Gは、赤色光R及び青色光Bと同じs偏光に変換される。つまり、赤色光R、緑色光G及び青色光Bの各色光は、すべてs偏光となって偏光素子70に入射する。
偏光素子70は、投写レンズ80から投写される光の偏光方向を一方向に揃える平板状の光学素子(偏光板)であり、入射される光の偏光度をより高めるために配置されている。つまり、本実施形態の偏光素子70は、p偏光を吸収してs偏光を透過させる。このため、クロスダイクロイックプリズム50で合成され、波長選択型位相差板60を透過した光の大部分は、偏光素子70を透過して、投写レンズ80に入射する。
投写レンズ80は、1つ又は複数のレンズを備えて構成されており、偏光素子70を透過した画像光をスクリーンSCに投写する。
図1に戻って、プロジェクター1は、投写レンズ80から投写される偏光が、鉛直方向(上下方向)に振動する偏光となるような向きで設置されている。また、スクリーンSCは、鏡面反射を行う反射型のスクリーンであり、プロジェクター1から投写された光は、スクリーンSCで反射して、鑑賞者P、即ち液晶シャッター眼鏡2に向かう。なお、拡散反射を行うスクリーンの場合には、反射によって偏光状態が乱れてしまうが、本実施形態では、鏡面反射を行うスクリーンSCを採用しているため、反射後も偏光状態が維持される。
図3は、液晶シャッター眼鏡2を示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、液晶シャッター眼鏡2に備わる液晶シャッターの側面図である。
図3(a)に示すように、液晶シャッター眼鏡2は、鑑賞者Pの右目及び左目に対応する位置に配置された左右一対の液晶シャッター90を備えている。図3(b)に示すように、液晶シャッター90は、液晶パネル91と、液晶パネル91の入射側表面(スクリーンSCと対峙する面)に貼り合わせられた入射側偏光板92と、液晶パネル91の射出側表面(鑑賞者Pの目に対峙する面)に貼り合わせられた射出側偏光板93と、を備えている。
また、液晶シャッター90の入射側表面には、光学フィルター94が配置されている。光学フィルター94は、プロジェクター1の照明光学系10に備わる光学フィルター12と同様、波長域が580〜600nmの橙色光を除去し、他の色光を透過させるノッチフィルターである。なお、図示は省略しているが、液晶シャッター眼鏡2の眼鏡フレームには、液晶パネル91の駆動を制御する制御装置等が格納されている。
液晶シャッター眼鏡2を装着した鑑賞者Pが、頭を傾けずに、液晶シャッター90がスクリーンSCと略平行になるような正しい姿勢で画像を鑑賞する場合において、入射側偏光板92は、スクリーンSCに向かって左右方向に振動する偏光を吸収し、上下方向に振動する偏光を透過させる。つまり、入射側偏光板92は、偏光素子70によって偏光方向が揃えられた光を透過させる。一方、射出側偏光板93は、上下方向に振動する偏光を吸収し、スクリーンSCに向かって左右方向に振動する偏光を透過させる。そして、制御装置は、液晶パネル91を駆動して、液晶シャッター90の開閉、即ち投写された画像を視認可能な状態と、視認不能な状態とを切り替えることができる。
本実施形態の画像表示システム100において、プロジェクター1は、左目用の画像を投写する状態と右目用の画像を投写する状態とを、時分割で交互に切り替えるようになっており、液晶シャッター眼鏡2は、プロジェクター1による画像の切り替えに同期して、液晶シャッター90の開閉を左右交互に切り替える。これにより、鑑賞者Pの左目には、左目用の画像のみが知覚され、鑑賞者Pの右目には、右目用の画像のみが知覚されることとなり、鑑賞者Pは、左目と右目の視差(両眼視差)によって立体像を認識することができる。なお、プロジェクター1による画像の切り替えと、液晶シャッター眼鏡2による液晶シャッター90の開閉の切り替えとを同期させるためには、例えば、プロジェクター1と液晶シャッター眼鏡2とをケーブルで接続して、プロジェクター1から液晶シャッター眼鏡2に同期信号を伝送するようにすればよい。或いは、赤外線の同期信号を送信可能な送信装置をプロジェクター1に備えるとともに、この同期信号を受信可能な受信装置を液晶シャッター眼鏡2に備えるようにすれば、プロジェクター1と液晶シャッター眼鏡2とをケーブルで接続する必要はなくなる。
図1に戻って、照明装置3は、部屋RMの天井に配置されており、橙色光を発する。具体的には、照明装置3は、液晶シャッター眼鏡2の光学フィルター94で除去される波長域(580〜600nm)に含まれる光を発する。このような照明装置3としては、例えば、波長が589nmの単色光を発するナトリウムランプや、約590nmの波長の光を発するLED(発光ダイオード)光源等を用いることができる。或いは、白色光を発する光源に、580〜600nmの波長域内の光のみを透過させるフィルターを装着した態様とすることも可能である。
部屋RMの天井には、白色光を発する通常の照明装置200も備えられているが、照明装置200は、画質(コントラスト感や色再現性等)の低下を抑制するために、鑑賞者Pが画像の鑑賞を行う際には消灯される。一方、照明装置3が発する光は、鑑賞者Pが装着する液晶シャッター眼鏡2の光学フィルター94によって除去されるため、この光は、鑑賞者Pに認識されづらい。このため、照明装置3は、画像の鑑賞を行っている間も点灯した状態を継続するようになっている。また、照明装置3が発する光は、プロジェクター1による画像の表示(画像光の形成)に寄与しない光であるため、この光を除去する液晶シャッター眼鏡2を装着していても、鑑賞者Pは、画質の変化を感じにくい。つまり、鑑賞者Pは、照明装置3が点灯した状態にも拘らず、プロジェクター1が投写する画像を高画質で鑑賞することができる。
なお、照明装置3と照明装置200の点灯状態(点灯及び消灯)を、鑑賞者Pがそれぞれ個別に切り替えできるようにしてもよいが、照明装置200の消灯に伴って照明装置3が点灯し、照明装置200の点灯に伴って照明装置3が消灯するような構成にしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム100によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の画像表示システム100によれば、液晶シャッター眼鏡2の光学フィルター94が、照明装置3が発する橙色光を除去するため、液晶シャッター眼鏡2を装着して画像を鑑賞する鑑賞者Pは、照明装置3の橙色光を視認することができない。つまり、画像の鑑賞に影響を与えることなく、照明装置3を点灯させたままにしておくことが可能となる。この結果、鑑賞する場所である部屋RMが照明装置3の光によって照明されているため、鑑賞者Pは、液晶シャッター眼鏡2を取り外すだけで、周囲の状況を容易に認識することが可能となる。
(2)本実施形態の画像表示システム100によれば、照明装置3は、波長域が580〜600nmの橙色光を射出し、液晶シャッター眼鏡2の光学フィルター94は、この橙色光を除去するように構成されている。そして、この橙色光は、プロジェクター1による画像の表示(画像光の形成)に寄与しない光であるため、液晶シャッター眼鏡2で除去することによる画質の低下を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態の画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
図4は、本実施形態の画像表示システム100の構成を示す構成図である。
図4に示すように、本実施形態の画像表示システム100では、照明装置3がプロジェクター1に一体的に固定されている。これ以外の構成は、第1実施形態と同一である。
図5は、本実施形態のプロジェクター1の回路構成を示すブロック図である。
図5に示すように、プロジェクター1は、制御部110、記憶部111、入力操作部112、画像信号入力部113、画像処理部114、画像投写部115、画像信号検出部116、照明制御部117、照明装置3を備えている。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部111に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。
記憶部111は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリー、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶部111には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
入力操作部112は、ユーザー(鑑賞者P)がプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作部112が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを切り替えるための「電源キー」、各種設定を行うための設定メニューを表示させる「メニューキー」等がある。ユーザーが入力操作部112の各種操作キーを操作すると、入力操作部112は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部110に出力する。なお、入力操作部112として、遠隔操作が可能なリモコン(図示せず)を用いた構成としてもよい。この場合、リモコンは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線の操作信号を発信し、図示しないリモコン信号受信部がこれを受信して制御部110に伝達する。
画像信号入力部113には、図示しない外部の画像供給装置が接続され、画像供給装置から画像信号が入力される。画像信号入力部113は、入力された画像信号を画像処理部114に出力する。
画像処理部114は、制御部110の指示に基づき、画像信号入力部113から入力される画像信号に対して、各種画像処理を施す。そして、処理後の画像信号を画像投写部115に出力する。
画像投写部115は、上述した光源装置11、液晶ライトバルブ40、投写レンズ80等(図2参照)を備え、光源装置11から射出された光を画像信号に応じて液晶ライトバルブ40で変調し、この変調光を投写レンズ80によって投写して、スクリーンSC上に画像を表示する。
画像信号検出部116は、画像信号入力部113に入力される画像信号の種別を検出し、検出結果を制御部110に出力する。本実施形態の画像信号検出部116は、入力された画像信号が、3次元映像を表示するための画像信号か、或いは通常の映像(2次元映像)を表示するための画像信号かを検出することができる。
照明制御部117は、制御部110の指示に基づいて、照明装置3の点灯状態(点灯及び消灯)を制御する。照明装置3は、第1実施形態と同様、液晶シャッター眼鏡2の光学フィルター94で除去される波長域(580〜600nm)に含まれる橙色光を発する。
本実施形態において、画像信号検出部116が、3次元映像を表示するための画像信号の入力を検出した場合には、制御部110は、照明制御部117に指示をして、照明装置3を点灯させる。3次元映像を鑑賞する場合には、鑑賞者Pは、光学フィルター94が備わる液晶シャッター眼鏡2を装着するため、照明装置3が発する光が鑑賞者Pに視認されずに済む。一方、画像信号検出部116が、2次元映像を表示するための画像信号の入力を検出した場合には、制御部110は、照明制御部117に指示をして、照明装置3を消灯させる。2次元映像を表示する場合には、鑑賞者Pは、液晶シャッター眼鏡2を装着しないため、照明装置3が発する光によって画質が低下してしまうことが抑制される。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム100によれば、照明装置3とプロジェクター1が一体的に構成されているため、照明装置3を部屋RMの天井等に取り付ける必要がなくなり、画像表示システム100の実現が容易になる。また、照明制御部117が、入力される画像信号の種別に応じて照明装置3の点灯と消灯を制御するため、ユーザー(鑑賞者P)の利便性が向上する。
なお、図6に示すように、本実施形態のプロジェクター1を部屋RMの天井に設置するようにしてもよい。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態の画像表示システムについて、図面を参照して説明する。
図7は、本実施形態の画像表示システム100の構成を示す構成図である。
図7に示すように、本実施形態の画像表示システム100は、プロジェクター1と、第1実施形態と同一の液晶シャッター眼鏡2とを備えて構成されており、第1及び第2実施形態で説明したような照明装置3(図1参照)を備えていない。
図8は、本実施形態のプロジェクター1の構成を示す構成図である。
図8に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、照明光学系10に光学フィルター12を備えていない。このため、波長域が580〜600nmの橙色光も色光分離光学系20に射出されるようになっている。
本実施形態の色光分離光学系20において、第1のダイクロイックミラー21は、波長域が580〜700nmの橙色光D及び赤色光Rを第3のダイクロイックミラー24に向けて反射するとともに、橙色光Dよりも短波長の光を第2のダイクロイックミラー23に向けて透過する。
また、本実施形態の色光分離光学系20は、第1の反射ミラー22の代わりに、第3のダイクロイックミラー24を備えている。第3のダイクロイックミラー24は、波長域が600〜700nmの赤色光Rを反射するとともに、赤色光よりも短波長の光、即ち波長域が580〜600nmの橙色光Dを透過させる。そして、第3のダイクロイックミラー24で反射した赤色光Rは、平行化レンズ17で平行化されて赤色光用の液晶ライトバルブ40Rの液晶パネル41を照明する。
一方、第3のダイクロイックミラー24を透過した橙色光Dは、照射レンズ25からプロジェクター1の前方(画像の投写方向)に向けて照射される。そして、プロジェクター1から照射された橙色光Dは、スクリーンSCや壁面で反射して、部屋RMを照明する。
上記以外の構成は、第1実施形態と同一である。
このように、本実施形態では、プロジェクター1の光源装置11が射出する光から橙色光Dを抽出し、この光で部屋RMを照明するようにしている。このため、光源装置11が点灯している限り、部屋RMは、橙色光Dで照明される。つまり、本実施形態では、光源装置11、第1のダイクロイックミラー21、第3のダイクロイックミラー24、照射レンズ25が照明装置として機能することになり、部屋RMを橙色光Dで照明するためだけの照明装置を別途備える必要がない。
なお、本実施形態では、橙色光Dを前方に照射するようにしているが、反射ミラーによって照射角度を変えて、橙色光Dを天井に向けて照射するようにしてもよいし、プロジェクター1が天井に設置される場合には、床面に向けて照射するようにしてもよい。
(変形例)
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上記実施形態では、鑑賞者Pに立体像を認識させる方式として、1つのプロジェクター1から左目用の画像と右目用の画像を交互に時分割で投写するとともに、画像の変化に同期して、液晶シャッター眼鏡2を左右交互に開閉させる方式について説明したが、立体像を認識させる方式は、上記に限定されない。例えば、2つのプロジェクター1を用い、一方のプロジェクター1から所定の偏光方向の偏光光からなる右目用の画像を投写するとともに、他方のプロジェクター1から偏光方向が異なる偏光光からなる左目用の画像を投写する方式にも適用可能である。この場合には、鑑賞者Pは、液晶シャッター眼鏡2に代わる鑑賞装置として、透過軸が異なる偏光フィルターで左右の目をそれぞれ覆うように構成された偏光眼鏡を通して投写画像を鑑賞することにより、立体像を認識することができる。そして、この場合には、この偏光眼鏡の偏光フィルターを光学フィルター94で覆うようにすればよい。
上記実施形態では、照明装置3が発する光を橙色光にしているが、これに限定されない。例えば、波長域が480〜500nmのシアン色光を発するようにしてもよい。この場合には、波長域が430〜480nmの青色光と、500〜580nmの緑色光と、600〜700nmの赤色光で画像を形成すればよい。また、シアン色光と橙色光の合成光を発する照明装置3を用いることも可能である。
上記実施形態では、画像表示システム100は、鑑賞者Pに立体像を認識させることが可能になっているが、立体像の表示に対応していないシステムであっても、光学フィルター94を備えた眼鏡状の鑑賞装置を装着して画像を鑑賞するようにすれば、同様の効果を得ることができる。
上記実施形態において、可視光や各色光の波長域は、上記に限定されず、種々の変更が可能である。なお、液晶シャッター眼鏡2に光学フィルター94を備えることによって画質が低下してしまうことを抑制するためには、除去する波長域をできるだけ狭くすることが望ましい。このためには、照明装置3が発する光の波長域を狭くする必要があるため、単色光を発する照明装置3を採用することが望ましい。
上記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶パネル41を用いているが、反射型の液晶パネル等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
上記実施形態では、画像表示装置としてプロジェクター1を用いているが、画像表示装置はプロジェクター1に限定されない。例えば、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクター、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等、他の画像表示装置を利用することも可能である。
1…プロジェクター、2…液晶シャッター眼鏡、3…照明装置、10…照明光学系、11…光源装置、11a…光源ランプ、11b…リフレクター、12…光学フィルター、13…第1のレンズアレイ、13a…レンズ、14…第2のレンズアレイ、14a…レンズ、15…偏光変換素子、16…重畳レンズ、17…平行化レンズ、20…色光分離光学系、21…第1のダイクロイックミラー、22…第1の反射ミラー、23…第2のダイクロイックミラー、24…第3のダイクロイックミラー、25…照射レンズ、30…リレー光学系、31…入射側レンズ、32…第2の反射ミラー、33…リレーレンズ、34…第3の反射ミラー、40,40R,40G,40B…液晶ライトバルブ、41…液晶パネル、42…入射側偏光板、43…射出側偏光板、44…1/2波長板、50…クロスダイクロイックプリズム、50x…射出面、51,52…誘電体多層膜、60…波長選択型位相差板、70…偏光素子、80…投写レンズ、90…液晶シャッター、91…液晶パネル、92…入射側偏光板、93…射出側偏光板、94…光学フィルター、100…画像表示システム、110…制御部、111…記憶部、112…入力操作部、113…画像信号入力部、114…画像処理部、115…画像投写部、116…画像信号検出部、117…照明制御部、200…照明装置、P…鑑賞者、RM…部屋、SC…スクリーン。

Claims (7)

  1. 画像を表示する画像表示装置と、前記画像を鑑賞する際に装着される眼鏡状の鑑賞装置と、前記画像を鑑賞する場所を照明する照明装置と、を備えた画像表示システムであって、
    前記照明装置は、可視光域内の所定の波長域の光を射出し、
    前記鑑賞装置は、前記所定の波長域の光を除去するフィルターを備えていることを特徴とする画像表示システム。
  2. 請求項1に記載の画像表示システムであって、
    前記画像表示装置は、右目用の画像及び左目用の画像を表示し、
    前記鑑賞装置は、前記右目用の画像を前記右目に視認させるとともに、前記左目用の画像を前記左目に視認させ、前記右目と前記左目との視差によって立体像を認識させることを特徴とする画像表示システム。
  3. 請求項1又は2に記載の画像表示システムであって、
    前記照明装置は、前記画像表示装置と一体的であることを特徴とする画像表示システム。
  4. 請求項3に記載の画像表示システムであって、
    前記画像表示装置は、光源と、前記光源が射出した光を変調する光変調装置とを備え、
    前記照明装置は、前記光源が射出した光から、前記波長域の光を抽出することを特徴とする画像表示システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示システムであって、
    前記照明装置は、前記画像表示装置による前記画像の表示に寄与しない光を射出することを特徴とする画像表示システム。
  6. 請求項5に記載の画像表示システムであって、
    前記画像表示装置は、青色光、緑色光、赤色光によって前記画像を表示し、
    前記照明装置は、前記青色光の波長域と前記緑色光の波長域との間の波長域に含まれるシアン色光、又は前記緑色光の波長域と前記赤色光の波長域との間の波長域に含まれる橙色光を射出することを特徴とする画像表示システム。
  7. 青色光、緑色光、赤色光によって画像を表示する画像表示装置であって、
    前記青色光の波長域と前記緑色光の波長域との間の波長域に含まれるシアン色光、又は前記緑色光の波長域と前記赤色光の波長域との間の波長域に含まれる橙色光を射出して、前記画像を鑑賞する場所を照明する照明装置を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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