JP4153673B2 - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばInGaAlP等の半導体材料を用いた半導体素子、特に、格子定数が相互に異なる半導体層により構成される半導体素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体基板上に発光層等の半導体層を積層して形成された半導体素子が知られている。この半導体層の材料としてInGaAlP、GaAlAs、InGaP、GaP、GaN等が用いられる。これら半導体層を形成する際、半導体基板上にエピタキシャル成長法により各層を順次積層する方法が採られている。しかしながら、従来から、結晶の格子定数が異なる半導体層を良好な状態で上記方法により形成することは困難である。
【0003】
例えば、上記材料として、GaAsやGaAlAs等は高周波において優れた特性を有することが知られている。一般にGaAsやGaAlAs等の半導体層は、これらと格子定数がほぼ等しいGaAs基板上に形成される。一方、ロジック等の半導体素子を形成する際、高密度で集積することが可能なSi材料が基板、半導体層等に多く使用される。そこでSi材料の半導体素子とGaAlAs、GaAs材料の半導体素子を1つのSi基板上に形成することにより、両者の特性を生かした半導体素子を形成できる。しかし、Si材料とGaAlAs、GaAs材料とは格子定数が異なることが知られている。したがって、Si基板上にGaAsやGaAlAsをエピタキシャル成長して形成することはほぼ不可能である。このため、現在急速に発展する携帯電話等のモバイル機器の小型化、高機能化が妨げられている。
【0004】
また、InGaAlP系の材料を用いた半導体発光素子においては、InGaAlPと格子定数がほぼ等しいGaAs基板が用いられる。しかし、GaAs基板は可視光に対して透明ではない。このため、発光層から発せられた光のうちGaAs基板方向に向かうものは全てGaAs基板に吸収されてしまう。これは、LEDを高輝度化する上で大きな障害となっている。ところで、GaP基板は赤乃至緑の波長を有する光を透過することが知られている。したがって、GaP基板上にInGaAlP系材料を形成できれば、発光層から発せられた光は全方向から取り出すことができ、素子の高輝度化が可能となる。
【0005】
また、GaN系の材料を用いた半導体発光素子においては、格子定数がGaNと等しく且つ入手の容易な基板が今のところ存在しない。このため、一般にサファイア基板やSiC基板上に特殊な方法を用いてMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)によりエピタキシャル成長されている。すなわち、これらの基板上にまず約500℃のMOCVDによりアモルファスバッファ層を形成する。続けてこのアモルファスバッファ層上に約1000℃のMOCVDにより単結晶薄膜のGaNを形成する。しかしながら、この方法によっても良好な状態でGaN系材料の薄膜を形成することはできない。また、アモルファスバッファ層には電流が流れにくく、素子の動作電圧を低減することは困難であった。さらに、サファイア基板は絶縁性であるため、電極をサファイア基板上に設ける構成とすることができない。このため、電極を側面に設ける必要があり、上下方向に電極を設ける一般的な発光素子を形成する場合に比べ、工程数が増大する。
【0006】
これらの問題は、基板上に基板とは格子定数が異なる半導体層をエピタキシャル成長により形成することが困難であることによる。そこで、この方法に代えて、それぞれ別の基板上に形成した半導体層同士を接着して形成する方法が最近用いられている。
【0007】
図24はGaP基板を使用し、上記接着による方法を用いて形成された半導体発光素子を示している。図24において、1は例えば250μmの厚さを有するp型のGaP基板である(以下、p型をp−、n型をn−と略記する)。このGaP基板1上に、厚さが例えば0.5μmのp−GaPによる第2接着層2、厚さが例えば0.03μm〜0.1μmのp−InGaPによる第1接着層3が設けられている。この第2接着層2、第1接着層3は、前記GaP基板1と、後述する各半導体層を接着するために設けられる。
【0008】
上記第1接着層3上には、p−InAlPによるp−クラッド層4、InGaAlPによる活性層5、n−InAlPによるn−クラッド層6が順次形成されている。各層の厚さは、例えばp−クラッド層4が1.0μm、活性層5が0.6μm、n−クラッド層6が0.6μmである。7は、p−クラッド層4、活性層5、n−クラッド層6により構成された発光層である。
【0009】
n−クラッド層6上には、例えば15μmの厚さを有する、n−InGaAlPによる電流拡散層8が形成されている。この電流拡散層8は後述する電極より注入された電流を拡散させることにより、前記発光層7において効率よく発光させる機能を有する。
【0010】
上記電流拡散層8上の中央には、例えば0.1μmの厚さを有する、n−GaAsによるコンタクト層9が形成されている。このコンタクト層9上には厚さが例えば0.2μmのInGaAlPによる電流ブロック層16、厚さが例えば0.1μmのGaAsによるカバー層17を介して例えばAuGe系の表面細線電極10が設けられている。また、前記電流拡散層8上の両端には、コンタクト層9を介して表面細線電極10が形成されている。また、前記GaP基板1の、第2接着層2との界面と反対面には、例えばAuZn系の裏面電極11が設けられている。
【0011】
上記構成とすることによって、発光層から発せられた光を全方向から取り出すことができる。
【0012】
図25は上記半導体発光素子の従来の製造方法を示している。図25に示すようにn型のGaAs基板12上に、n−GaAsによるバッファ層13、カバー層17、電流ブロック層16、コンタクト層9、電流拡散層8が順次MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)によりエピタキシャル成長される。さらに、電流拡散層8上にn−クラッド層6、活性層5、p−クラッド層4、第1接着層3が同様に形成される。このようにして第1の半導体層14が形成される。
【0013】
次に図26に示すようにp型のGaP基板1上に、第2接着層2をMOCVDにより堆積して、第2の半導体層15を形成する。この第2接着層2と第1接着層3とを界面として、第2の半導体層15と上記第1の半導体層14を室温で貼り合わせる。続いて、不活性ガス雰囲気中で、約700〜800℃で1時間の熱処理を行うことにより第1の半導体層14と第2の半導体層15が接着される。この後、GaAs基板12を除去し、電極10、11が形成され、図24に示す半導体発光素子となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記GaAs基板12とGaP基板1との間には熱膨張係数に大きな差がある。このため、第1の半導体層14と第2の半導体層15を熱処理により接着する際、これら基板の間に大きな応力が発生する。したがって、GaAs基板12、GaP基板及び接着界面である第1の半導体層14と第2の半導体層15に転位やクラックが発生する。これは、各基板及び半導体層の強度を弱め、製品パッケージを組み立てる際、チップ破損の原因になる。あるいは、発光層7へダメージが生じ、素子の光出力、ライフ特性等を低下させる。
【0015】
一般に熱膨張係数の差による影響は、2つの基板の熱膨張係数の差が増大するに連れ大きくなる。また、基板の厚さが厚いほど、熱処理温度が高いほど、同様に影響は大きくなる。そこで、上記影響を低減するため、以下に示す方法が考えられる。
【0016】
まず、各基板間の熱膨張係数差を小さくすることにより、基板間に発生する応力を小さくすることができる。しかし、熱膨張係数は材料固有の物性値であるため変えることはできない。
【0017】
次に、基板の厚さを薄くすること、すなわち熱処理前にGaAs基板12を除去することが考えられる。しかし、熱処理を行う前に室温で第1の半導体層14と第2の半導体層15を張り合わせたのみでは接着強度が弱く、GaAs基板12を除去する際に、半導体層3〜9、13、16、17等が剥離してしまう。
【0018】
さらに、熱処理温度を低くする方法が考えられるが、熱処理温度を下げると第1の接着層3と第2の接着層2の接着強度が低下してしまう。これら接着層1、2を強固に接着するためには熱処理温度を700℃以上にする必要がある。また、接着界面で低抵抗のオーミック接触を得るためにも、熱処理温度は700℃以上であることが必要である。すなわち、接着時の熱処理温度が700℃以上であると良好なオーミック接触が得られ、素子の動作電圧は1.9V〜2.0V程度まで十分に低減化できる。一方、クラックの発生を防ぐためには熱処理温度は500℃以下にする必要がある。したがって、これらの温度条件を同時に満たすことは不可能であり、熱処理温度を低くする方法も採用することはできない。
【0019】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、基板上にこの基板と格子定数の異なる半導体層を形成し、且つ熱処理により発生する応力を低減できる半導体素子の製造方法を提供しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体素子の製造方法は、上記課題を解決するため、半導体層基板上に少なくとも1つの半導体層を含む第1の半導体層を形成する工程と、前記半導体層上に第2の半導体層を配置する工程と、前記半導体基板、第1の半導体層、第2の半導体層を第1の温度で熱処理する工程と、前記半導体基板を除去する工程と、前記第1の半導体層及び第2の半導体層を前記第1の温度より高い第2の温度で熱処理する工程とを具備することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】
(第1の実施形態)
本発明に係る半導体素子の断面図は図24に示す半導体素子と同様であるため、説明は省略する。
【0023】
図1乃至図4は、上記構成の半導体素子の製造方法を示しており、図1乃至図4において図24と同一部分は同一符号を付す。以下、図1乃至図4を参照して製造方法を説明する。
【0024】
図1に示すようにGaAs基板12上に、バッファ層13がMOCVDによりエピタキシャル成長し、堆積される。
【0025】
MOCVDの材料として、例えばGa源にはTMG(トリメチルガリウム)、Al源にはTMA(トリメチルアルミニウム)、In源にはTMI(トリメチルインジウム)などの有機金属、また、アルシン、ホスフィンなどの水素化物ガスが用いられる。MOCVDの成長温度は例えば約700℃である。以下、各工程のMOCVDも同様の条件、材料により行われる。
【0026】
上記バッファ層13上に、カバー層17、電流ブロック層16、コンタクト層9、電流拡散層8、n−クラッド層6がMOCVDにより順次エピタキシャル成長により形成される。次にこれらコンタクト層9、電流拡散層8、n−クラッド層6に、n型不純物として例えばシリコンが注入される。シリコンの材料には例えばシランが使用される。
【0027】
次に、n−クラッド層6上に活性層5がMOCVDにより形成される。この活性層5の組成は、発光波長に応じて決定される。すなわち、InGaAlP中のGaとAlとのバランスを変えることにより、このバランスに応じ赤色、橙色、黄色、黄緑色、緑色の光を得られる。
【0028】
続いて上記活性層5上にp−クラッド層4、第1接着層3がMOCVDにより順次形成される。この後、これらp−クラッド層4、第1接着層3に、p型不純物として例えば亜鉛が注入される。亜鉛の材料には例えばDMZ(ジメチル亜鉛)が使用される。このようにして第1の半導体層(第1のウェハ)14が形成される。
【0029】
次に、図2に示すように、GaP基板1上に第2接着層2がMOCVDにより形成され、p型不純物が注入され、第2の半導体層(第2のウェハ)15が形成される。
【0030】
次に、図3に示すように、前記第2の接着層2及び第1接着層3を界面として、前記第1の半導体層14と第2の半導体層15とを室温で貼り合わせる。この後、不活性ガス雰囲気内で、約300〜450℃、好ましくは400℃で1回目の熱処理をする。こうすることにより、第1の半導体層14と第2の半導体層15が接着される。
【0031】
続いて、図4に示すように、前記GaAs基板12を機械的研磨またはエッチングにより除去する。このとき、1回目の熱処理により第1の半導体層14と第2の半導体層15が接着されているため、GaAs基板12を除去する際、これら半導体層14、15が接着界面で剥離することを回避できる。
【0032】
この後、不活性ガス雰囲気内で、約700〜800℃、好ましくは770℃で2回目の熱処理をする。この後、バッファ層13をエッチング等により除去する。
【0033】
次に、素子両端部の電流ブロック層16及びカバー層17が除去される。この後、図24に示すように、素子中央部のカバー層17上、及び両端部のコンタクト層9上にAuGe系の金属が堆積され、リソグラフィ工程により加工され、表面細線電極10がそれぞれ形成される。また、同様に、GaP基板1上にAuZn系の金属が堆積され、リソグラフィ工程により加工され、裏面電極11が形成される。
【0034】
図5は第2の半導体層15に対する熱処理温度とXRD(X線解析)による半値幅との関係を示している。図5に示すように、第1の半導体層14と第2の半導体層15とを貼り合わせ、300℃以下で熱処理した場合、第2の半導体層15のXRDによる半値幅は40秒以下となっている。すなわち、第2の半導体層15には転位が発生していない。これは、400℃以下で熱処理した場合、第1の半導体層14との接着界面に発生する応力が小さく、それぞれの半導体層の変形は弾性変形の範囲にとどまるためである。しかし、熱処理温度が450℃以上になると、半値幅は大きくなり、第2の半導体層15に転位及びクラックが発生する。これは、接着界面に発生した応力により第1の半導体層14及び第2の半導体層15が変形したとき、第2の半導体層15に非弾性変形(結晶の破壊)が起こるからである。
【0035】
上記理由により、1回目の熱処理温度を300〜450℃としている。このため、熱処理によりGaP基板1及びGaAs基板12、及び第1の半導体層14と第2の半導体層15の接着界面に転位及びクラックが発生することを回避できる。
【0036】
第1の実施形態によれば、第1の半導体層14と第2の半導体層15とを張り合わせ、300〜450℃で1回目の熱処理によりこれら半導体層を相互に接着し、この後GaAs基板12を除去し、700〜800℃で2回目の熱処理をしている。このように、1回目の熱処理は低温であるため、第1の半導体層14と第2の半導体層15の間に発生する応力を低減できる。また、予めGaAs基板12を除去しているため、2回目の熱処理をする際、第2の半導体層15、及び各半導体層3〜9、13、16、17に発生する応力を低減できる。したがって、GaP基板1、及び第1の半導体層14と第2の半導体層15の接着界面に転位及びクラックが発生することを回避できる。このため、GaP基板を使用し、高輝度な半導体発光素子を形成しつつ、パッケージング等の工程で第1接着層と第2接着層が剥離したり、半導体チップが破損したりする問題を回避できる。また、発光層7にダメージが発生することを防止できるため、素子の光出力を向上することができる。
【0037】
また、高温で2回目の熱処理をしているため、第1接着層3、第2接着層2間で十分な接着強度を得られ、且つ良好なオーミック接触を得られる。したがって、素子の動作電圧を低く抑えることができる。
【0038】
尚、2回目の熱処理に先立ち、GaAs基板12を全て除去する工程とした。しかし、GaAs基板12の一部を例えば1μm程度残しておくことによって、後述する熱処理工程のとき、コンタクト層9乃至第2接着層2の各半導体層に対する熱の影響を遮断することができる。
【0039】
(第2の実施形態)
図6は本発明の第2の実施形態を示す断面図である。第2の実施形態は、第1の実施形態を適用し、Si基板上にGaAs系材料、及びInGaPによるバイポーラトランジスタを形成している。すなわち、図6に示すように、Si基板21上の全面に例えば0.5μmの厚さのn−GaAsによるサブコレクタ層22が形成されている。このサブコレクタ層22上に厚さが例えば0.4μmのn−GaAsによるコレクタ層23及び例えば例えばAu系金属によるコレクタ電極24が相互に離間して設けられている。
【0040】
前記コレクタ層23上の全面に厚さが例えば0.05μmのp−GaAsによるベース層25が形成されている。さらに、このベース層25上に厚さが例えば0.03μmのn−InGaPによるエミッタ層26及び例えばAu系金属によるベース電極27が相互に離間して設けられている。
【0041】
前記エミッタ層26上に厚さが例えば0.2μmのn−GaAsによる第1コンタクト層28が形成されている。この第1コンタクト層28上の一部に厚さが例えば0.05μmのn−InGaAsによる第2コンタクト層29を介して例えばAu系金属によるエミッタ電極30が設けられている。
【0042】
図7乃至図9は、上記構成の半導体素子の製造方法を示しており、図7乃至図9において図6と同一部分は同一符号を付す。以下、図7乃至図9を参照して製造方法を説明する。
【0043】
図7に示すように、GaAs基板12上に第2コンタクト層29、第1コンタクト層28、エミッタ層26、ベース層25、コレクタ層23、サブコレクタ層22がMOCVDにより順次エピタキシャル成長し、形成される。尚、MOCVDの条件、材料は第1の実施形態と同様である。また、ベース層25には不純物として炭素が注入され、その材料として例えば4臭化炭素(CBr4)が用いられる。サブコレクタ層22、コレクタ層23、エミッタ層26、第1コンタクト層28、第2コンタクト層29には材料としてシランを使用し、シリコンが注入される。
【0044】
次に、図8に示すようにサブコレクタ層22上にSi基板21を室温で貼り合わせた後、不活性ガス雰囲気中で約300〜500℃、好ましくは約400℃で1回目の熱処理をする。こうすることにより、サブコレクタ層22とSi基板21とが接着される。
【0045】
次に、図9に示すようにGaAs基板12を機械的研磨またはエッチングにより除去する。このとき、1回目の熱処理によりサブコレクタ層22とSi基板21とが接着されているため、GaAs基板12を除去する際、サブコレクタ層22とSi基板21が接着界面で剥離することを回避できる。この後、不活性ガス雰囲気内で、約500〜900℃、好ましくは約770℃で2回目の熱処理をする。
【0046】
この後、図6に示すように、各半導体層23、25、26、28、29がフォトリソグラフィ工程により加工され、各電極24、27、30が形成される。
【0047】
第2の実施形態によれば、300〜500℃で1回目の熱処理によりサブコレクタ層22とSi基板21とを接着し、この後GaAs基板12を除去し、500〜900℃で2回目の熱処理をしている。このため、Si基板21及びサブコレクタ層22に転位及びクラックが発生することなく、Si基板21上にGaAsを使用した半導体素子を形成できる。したがって、1つのSi基板上にSiを材料とした従来の半導体素子とGaAsを使用した半導体素子を形成することができる。
【0048】
(第3の実施形態)
図10は本発明の第3の実施形態を示す断面図である。第3の実施形態は、図2と同様、Si基板上にInGaAs系材料、及びInGaPによるMOSFETを形成している。すなわち、図10に示すように、Si基板21上に厚さが例えば0.5μmのGaAsによるバッファ層31が形成されている。このバッファ層31上に厚さが例えば0.015μmのInGaAsによるチャネル層32、厚さが例えば0.03μmのn−InGaPによる電子供給層33が順次形成されている。
【0049】
前記電子供給層33上には厚さが例えば15μmのn−GaAsによるコンタクト層34が両端部に形成されている。一方のコンタクト層34上には例えばAu系金属によるソース電極35が形成され、他方のコンタクト層34上には例えばAu系金属によるドレイン電極36が形成されている。また、前記電子供給層33上の、ソース電極35とドレイン電極36との間には、各電極35、36と離間して例えばAu系金属によるゲート電極37が設けられている。
【0050】
図11乃至図13は、上記構成の半導体素子の製造方法を示しており、図11乃至図13において、図10と同一部分には同一符号を付す。以下、図11乃至図13を参照して製造方法を説明する。
【0051】
図11に示すように、GaAs基板12上にコンタクト層34、電子供給層33、チャネル層32、バッファ層31がMOCVDにより順次エピタキシャル成長し、形成される。尚、MOCVDの際の条件、材料は第1の実施形態と同様である。また、電子供給層33及びコンタクト層34には原料として例えばシランを用い、シリコンを注入する。
【0052】
次に、図12に示すようにバッファ層31上にSi基板21を室温で貼り合わせた後、不活性ガス雰囲気中で、約300〜500℃、好ましくは約400℃で1回目の熱処理をする。こうすることにより、バッファ層31とSi基板21とが接着される。
【0053】
次に、図13に示すようにGaAs基板12を機械的研磨またはエッチングにより除去する。このとき、1回目の熱処理によりバッファ層31とSi基板21とが接着されているため、GaAs基板12を除去する際、バッファ層31とSi基板とが接着界面で剥離することを回避できる。この後、不活性ガス雰囲気内で、約500〜900℃、好ましくは約770℃の高温で2回目の熱処理をする。
【0054】
この後、図10に示すように、各コンタクト層34がフォトリソグラフィ工程により形成され、続いて各電極35〜37が形成される。
【0055】
第3の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得られる。
【0056】
(第4の実施形態)
図14は本発明に係る半導体素子の第4の実施形態を示す断面図である。第4の実施形態は半導体発光素子であり、GaN系材料により活性層を構成している。図14において、41は厚さが例えば250μmのn型のSiC基板である。このSiC基板41上に例えば厚さが5.0μmのn−GaNによる接着層42、厚さが例えば0.4μmのn−AlGaNによるn−クラッド層43、厚さが例えば0.2μmのn−GaNによるn−ガイド層44が形成されている。このn−ガイド層44上には、多重量子井戸構造の活性層45が形成されている。この活性層45は図15に示すように、例えば層の厚さが5nm、In含有率が15%のInGaN層45aと、層の厚さが8nm、In含有率が2.5%のInGaN層45bを交互に堆積することにより形成される。堆積される層数は、例えばInGaAlP層45aが11層、InGaAlP層45bが10層である。
【0057】
前記活性層45上には厚さが例えば0.2μmのp−GaNによるp−ガイド層46、厚さが例えば0.4μmのp−AlGaNによるp−クラッド層47、厚さが例えば0.1μmのp−GaNによるコンタクト層48が順次形成されている。
【0058】
前記コンタクト層48上には例えばAuNi系の表面電極55が設けられており、前記SiC基板41上には例えばAuNi系の裏面電極56が設けられている。
【0059】
図16乃至図19は上記構成の半導体素子の製造方法を示しており、図16乃至図19において、図14と同一部分には同一符号を付す。以下、図16乃至図19を参照して製造方法を説明する。
【0060】
図16において、49は例えば厚さが250μmのサファイア基板である。このサファイア基板49上に厚さが例えば0.05μmのAlNによるバッファ層50を約500℃のMOCVDにより形成する。このバッファ層50上に接着層42を約1000℃のMOCVDにより形成する。尚、図16乃至18に示す符号51については、第5の実施形態で説明する。
【0061】
次に、図17に示すように接着層42上にSiC基板41を室温で貼り合わせた後、不活性ガス雰囲気中で、約500〜600℃、好ましくは約400℃で1回目の熱処理をする。こうすることにより、接着層42とSiC基板41とが接着される。
【0062】
続いて、図18に示すように、サファイア基板49を機械的研磨により除去する。このとき、1回目の熱処理により接着層42とSiC基板41とが接着されているため、サファイア基板49を除去する際、接着層42とSiC基板41とが接着界面で剥離することを回避できる。次に、不活性ガス雰囲気中で、約700〜800℃で2回目の熱処理をする。
【0063】
この後、バッファ層50を除去し、図19に示すように、接着層42上にn−クラッド層43、n−ガイド層44、活性層45、p−ガイド層46、p−クラッド層47、コンタクト層48が順次形成される。
【0064】
次に、図14に示すように、表面電極55、裏面電極56が形成される。
【0065】
第4の実施形態によれば、500〜600℃で1回目の熱処理により接着層42とSiC基板41とを接着し、この後サファイア基板49及びバッファ層50を除去し、700〜800℃で2回目の熱処理をしている。このため、SiC基板41及び接着層42に発生する応力を低減し、転位及びクラックが発生することを回避できる。さらに、アモルファスバッファ層を介さずに、SiC基板21上にGaNを使用した半導体素子を形成できる。よって、発光素子の動作電圧を低減できる。
【0066】
(第5の実施形態)
第5の実施形態は第4の実施形態の変形例である。すなわち、半導体素子の構造については第4の実施形態と同様であり、製造方法のみが異なる。このため、素子構造についての説明は省略し、以下、図16乃至図19を参照して製造方法について説明する。
【0067】
図16に示すように、サファイア基板49上に厚さが例えば0.1μmのZnOバッファ層51を高周波スパッタリングにより形成する。このとき、原料(ターゲット)として焼結されたZnOを用いる。次に、バッファ層51上に、HVPE(Hydride Vapor Phase Epitaxy)またはMOCVDにより、約1000℃で厚さが例えば5〜30μmのn−GaNによる接着層42を形成する。HVPEの際、原料として例えばGa(ガリウム)、HCl(塩化水素ガス)、NH4(アンモニアガス)を用い、キャリアガスとして窒素を用い、不純物としてシランを用いる。
【0068】
次に、図17に示すように接着層42上にSiC基板41を室温で貼り合わせた後、不活性ガス雰囲気中で、約500〜600℃で1回目の熱処理をする。
【0069】
続いて、図18に示すように、サファイア基板49を機械的研磨及びエッチングにより除去する。この後、不活性ガス雰囲気中で、約700〜800℃で2回目の熱処理をし、続いてバッファ層51が除去される。この後の工程については、第4の実施形態と同じであるため、説明は省略する。
【0070】
上記第5の実施形態によれば、第4の実施形態と同様の効果を得られる。すなわち、SiC基板41及び接着層42に転位及びクラックが発生することなく、アモルファスバッファ層を介さずに、SiC基板21上にGaNを使用した半導体素子を形成できる。
【0071】
(第6の実施形態)
第6の実施形態は第4の実施形態の変形例である。すなわち、半導体素子の構造については第4の実施形態と同様であり、製造方法のみが異なる。このため、素子構造についての説明は省略し、以下、図20乃至図23を参照して製造方法について説明する。
【0072】
図20に示すように、サファイア基板49上に厚さが例えば0.05μmのAlNによるバッファ層52を約500℃のMOCVDにより形成し、このバッファ層52上に厚さが例えば2μmのn−GaNによるバッファ層53を約1000℃のMOCVDにより形成する。次に、バッファ層53上にSiO2によるストライプ層54を形成する。
【0073】
図21はストライプ層54を上面から見た平面図である。図21において、54aはSiO2によるストライプである。各ストライプの幅は例えば3μmであり、高さは例えば0.1μmであり、各ストライプ相互の間隔は例えば9μmである。このストライプ層54は、例えばスパッタリングによりバッファ層53上の全面にSiO2層を形成し、この後、所定のパターンを用い、リソグラフィ工程により形成される。
【0074】
続いて、図20に示すように、厚さが例えば5〜30μmのn−GaN接着層42を約1000℃のMOCVDまたはHVPEにより形成する。
【0075】
次に、図22に示すように接着層42上にSiC基板41を室温で貼り合わせた後、不活性ガス雰囲気中において、約500〜600℃で1回目の熱処理をする。
【0076】
続いて、図23に示すように、サファイア基板49、バッファ層52、53、ストライプ層54を機械的研磨及びエッチングにより除去する。この後、不活性ガス雰囲気中において、約700〜800℃で2回目の熱処理をする。この後の工程については、第4の実施形態と同じであるため、説明は省略する。
【0077】
上記第6の実施形態によれば、第4の実施形態と同様の効果を得られる。すなわち、SiC基板41及び接着層42に転位及びクラックが発生することなく、アモルファスバッファ層を介さずに、SiC基板21上にGaNを使用した半導体素子を形成できる。
【0078】
その他、本発明の要旨を変えない範囲において種々変形実施可能なことは勿論である。
【0079】
【発明の効果】
以上、詳述したように本発明によれば、基板上にこの基板と格子定数の異なる半導体層を形成し、熱処理により発生する応力を低減できる半導体素子の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体素子の第1の実施形態の製造方法を示す図。
【図2】本発明に係る半導体素子の第1の実施形態の製造方法を示す図。
【図3】本発明に係る半導体素子の第1の実施形態の製造方法を示す図。
【図4】本発明に係る半導体素子の第1の実施形態の製造方法を示す図。
【図5】GaP半導体層に対する熱処理温度とXRDによる半値幅との関係を示す図。
【図6】本発明に係る半導体素子の第2の実施形態を示す図。
【図7】図6に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図8】図6に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図9】図6に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図10】本発明に係る半導体素子の第3の実施形態を示す図。
【図11】図10に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図12】図10に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図13】図10に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図14】本発明に係る半導体素子の第4、第5の実施形態を示す図。
【図15】図14に示す半導体素子の多重量子井戸構造の活性層を示す図。
【図16】図14に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図17】図14に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図18】図14に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図19】図14に示す半導体素子の製造方法を示す図。
【図20】本発明に係る半導体素子の第6の実施形態の製造方法を示す図。
【図21】本発明に係る半導体素子の第6の実施形態の製造方法を示す図。
【図22】本発明に係る半導体素子の第6の実施形態の製造方法を示す図。
【図23】本発明に係る半導体素子の第6の実施形態の製造方法を示す図。
【図24】従来の半導体素子の構造を示す図。
【図25】従来の半導体素子の製造方法を示す図。
【図26】従来の半導体素子の製造方法を示す図。
【符号の説明】
1…p型GaP基板、
2…第2接着層、
3…第1接着層、
4…p−クラッド層、
5…活性層、
6…n−クラッド層、
7…発光層、
8…電流拡散層、
9…コンタクト層、
10…表面細線電極、
11…裏面電極、
12…GaAs基板、
13…バッファ層、
14…第1の半導体層、
15…第2の半導体層、
16…電流ブロック層、
17…カバー層。

Claims (5)

  1. 半導体層基板上に少なくとも1つの半導体層を含む第1の半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層上に第2の半導体層を配置する工程と、
    前記半導体基板、第1の半導体層、第2の半導体層を第1の温度で熱処理する工程と、
    前記半導体基板を除去する工程と、
    前記第1の半導体層及び第2の半導体層を前記第1の温度より高い第2の温度で熱処理する工程と
    を具備し、
    前記半導体基板はGaAs基板であって、
    前記第1の半導体層は前記GaAs基板上に形成されたバッファ層と、このバッファ層上に形成されたコンタクト層と、このコンタクト層上に形成された電流拡散層と、この電流拡散層上に形成された第1のクラッド層と、この第1のクラッド層上に形成された活性層と、この活性層上に形成された第2のクラッド層と、この第2クラッド層上に形成された第1の接着層とを有しており、
    前記第2の半導体層はGaP基板と、このGaP基板上に形成された第2の接着層とを有しており、
    前記第1の温度は300〜450℃であり、前記第2の温度は700〜800℃である、
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  2. 半導体層基板上に少なくとも1つの半導体層を含む第1の半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層上に第2の半導体層を配置する工程と、
    前記半導体基板、第1の半導体層、第2の半導体層を第1の温度で熱処理する工程と、
    前記半導体基板を除去する工程と、
    前記第1の半導体層及び第2の半導体層を前記第1の温度より高い第2の温度で熱処理する工程と
    を具備し、
    前記半導体基板はGaAs基板であって、
    前記第1の半導体層は前記GaAs基板上に形成された第2のコンタクト層とこの第2のコンタクト層上に形成された第1のコンタクト層と、この第1のコンタクト層上に形成されたエミッタ層と、このエミッタ層上に形成されたベース層と、このベース層上に形成されたコレクタ層と、このコレクタ層上に形成されたサブコレクタ層とを有しており、
    前記第2の半導体層はSi基板であって、
    前記第1の温度は300〜500℃の範囲内であり、前記第2の温度は500〜900℃の範囲内である、
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  3. 半導体層基板上に少なくとも1つの半導体層を含む第1の半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層上に第2の半導体層を配置する工程と、
    前記半導体基板、第1の半導体層、第2の半導体層を第1の温度で熱処理する工程と、
    前記半導体基板を除去する工程と、
    前記第1の半導体層及び第2の半導体層を前記第1の温度より高い第2の温度で熱処理する工程と
    を具備し、
    前記半導体基板はGaAs基板であって、
    前記第1の半導体層は前記GaAs基板上に形成されたコンタクト層と、このコンタクト層上に形成された電子供給層と、この電子供給層上に形成されたチャネル層と、このチャネル層上に形成されたバッファ層とを有しており、
    前記第2の半導体層はSi基板であって、
    前記第1の温度は300〜500℃の範囲内であり、前記第2の温度は500〜900℃の範囲内である、
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  4. 半導体層基板上に少なくとも1つの半導体層を含む第1の半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層上に第2の半導体層を配置する工程と、
    前記半導体基板、第1の半導体層、第2の半導体層を第1の温度で熱処理する工程と、
    前記半導体基板を除去する工程と、
    前記第1の半導体層及び第2の半導体層を前記第1の温度より高い第2の温度で熱処理する工程と
    を具備し、
    前記半導体基板はサファイア基板であって、
    前記第1の半導体層は前記サファイア基板上に形成されたバッファ層と、このバッファ層上に形成された接着層とを有しており、
    前記第2の半導体層はSiC基板であって、
    前記第1の温度は500〜600℃の範囲内であり、前記第2の温度は700〜800℃の範囲内である、
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  5. 半導体層基板上に少なくとも1つの半導体層を含む第1の半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層上に第2の半導体層を配置する工程と、
    前記半導体基板、第1の半導体層、第2の半導体層を第1の温度で熱処理する工程と、
    前記半導体基板を除去する工程と、
    前記第1の半導体層及び第2の半導体層を前記第1の温度より高い第2の温度で熱処理する工程と
    を具備し、
    前記半導体基板はサファイア基板上に形成された前記第1のバッファ層と、この第1のバッファ層上に形成された第2のバッファ層と、この第2のバッファ層上に形成されたストライプ層とを有しており、
    前記第1の半導体層は前記ストライプ層上に形成された接着層であって、
    前記第2の半導体層はSiC基板であって、
    前記第1の温度は500〜600℃の範囲内であり、前記第2の温度は700〜800℃の範囲内である、
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
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