JP4151442B2 - 排熱利用加熱システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池又はガスエンジン等の外部熱源装置の排熱を熱源とする熱交換器に対し被加熱媒体を循環供給することにより熱交換加熱するために用いられる排熱利用加熱システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、排熱を加熱用の熱源として利用するシステムとして、例えば特許文献1又は特許文献2に開示されたものが知られている。このものでは発電機駆動用のガスエンジンを外部熱源装置として利用しそのガスエンジンの排熱を加熱用の熱源として熱交換器に循環供給する一方、この熱交換器に対し蓄熱槽内の湯水を循環供給することにより、蓄熱槽内の湯水を熱交換加熱するようにしている。すなわち、ガスエンジンの冷却水を排熱媒体として利用し、蓄熱槽の下部から取り出した湯水を上記排熱媒体と液−液熱交換させて加熱し加熱後の湯水を上記蓄熱槽の上部に戻すようにしている。そして、蓄熱槽内の貯湯は給湯カラン又は浴槽への給湯や、浴槽内湯水の追い焚き又は温水暖房用の加熱用熱媒体として利用される。
【0003】
また、上記のガスエンジンの他にも燃料電池等を外部熱源装置として利用し、その排熱を加熱用熱源として熱交換器に循環供給して蓄熱槽内の湯水を熱交換加熱するようにしたシステムも知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−171102号公報
【特許文献2】
特開2001−296055号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のシステムにおいては排熱を利用する上で、その排熱との熱交換により水を湯に変換して蓄熱槽内に貯湯(蓄熱)し、この蓄熱槽内の貯湯を各種用途に活用するようにしているが、例えば図6に示すように蓄熱槽300内への蓄熱のために蓄熱槽300内の湯水を循環供給させる第1の熱交換器230と、蓄熱槽300内の湯水とは別に他の循環回路130内の循環媒体を熱交換加熱するための熱源用媒体を加熱するなどの他の用途に利用する媒体を加熱するためにその媒体を循環供給させる第2の熱交換器250との2種類を直列に設置し、これら直列配置の熱交換器に対し同じ供給元100からの排熱媒体を加熱用の熱源として供給するようにすることも考えられる。つまり、加熱の目的・用途の異なる2種類の熱交換器230,250を直列に設置して同じ供給元100からの排熱を熱源として熱交換加熱しようとするものである。
【0006】
ところが、このような構成を採用すると、加熱用の排熱媒体はまず第1の熱交換器230に供給された後に第2の熱交換器250に供給されることになり、その結果、第2の熱交換器250には常に第1の熱交換器230で放熱されて保有熱量の低下した後の排熱媒体しか供給されないことになる。直列配置の順を逆にして第2の熱交換器250を第1の熱交換器230よりも上流側に設置した場合には、上記とは逆に第1の熱交換器230には常に放熱後の排熱しか供給されないことになる。このため、下流側の熱交換器での熱交換加熱運転を実施したとしても、その加熱度合は上流側の熱交換器での熱交換加熱ほどは期待できないことになってしまう。
【0007】
一方、上記の直列に設置する構成とは異なり、上記の第1の熱交換器と第2の熱交換器とを並列に設置して同じ供給元からの排熱を分岐させて第1及び第2の両熱交換器に同時に供給させる構成も考えられる。しかしながら、この場合には第1又は第2の一方の熱交換器で熱交換加熱運転が停止されている場合には、その停止されている熱交換器に供給される排熱が未利用となって無駄となる上に、排熱が冷却水に担持されたものであると高温の冷却水の冷却機能を果たせなくなるおそれが生じることになる。
【0008】
特に上記供給元100から供給される排熱媒体の保有熱量(排熱の供給熱量)が比較的少ない(例えば数百kcal/h程度)の場合には、排熱の利用効率が低下する、あるいは、熱交換加熱される側の媒体を所定温度まで加熱するのに不十分になるなどの問題が生じることになる。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、互いに異なる加熱目的・用途を有する2種類以上の熱交換器に対し共通の供給元からの排熱を熱源として供給する場合において、排熱を有効にかつ無駄なく利用して熱交換加熱し得る排熱利用加熱システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、蓄熱槽内の湯水が循環供給される第1熱交換器と、暖房回路内の温水又は追焚回路内の湯水を熱交換加熱するための熱源用媒体が循環供給される第2熱交換器と、上記第1及び第2の両熱交換器に対し外部熱源装置の排熱媒体を加熱用の熱源として循環供給する排熱媒体循環回路とを備えた排熱利用加熱システムを対象として、次の特定事項を備えることとした。すなわち、上記第1熱交換器及び第2熱交換器を上記排熱媒体循環回路に並列に介装し、上記排熱媒体循環回路に、上記外部熱源装置からの排熱媒体を上記第1熱交換器及び第2熱交換器のいずれに対し優先供給するかを選択的に切換える排熱切換手段を介装すると共に、上記第2熱交換器に優先供給されるときには、その第2熱交換通過後の排熱媒体を続いて上記第1熱交換器に供給するように循環経路を設定することとした。そして、上記排熱切換手段の切換作動を制御する切換制御手段を備えるようにし、上記切換制御手段として、第1熱交換器に対し蓄熱槽内の湯水を循環供給する循環加熱運転のみが実行されるときには上記第1熱交換器に対し排熱媒体が先に供給されるように上記排熱切換手段を切換作動制御する一方、第2熱交換器に対し熱源用媒体を循環供給する循環加熱運転のみが実行されるときには上記第2熱交換器に対し排熱媒体が先に供給されるように上記排熱切換手段を切換作動制御し、上記循環加熱運転の双方が同時に実行されるときには上記第2熱交換器に対し排熱媒体が先に供給され続いてその第2熱交換器を通過した後の排熱媒体が上記第1熱交換器に対し供給されるよう、上記排熱切換手段を切換作動制御する構成とす
【0015】
この構成の場合、排熱切換手段の切換えにより、蓄熱槽内の湯水を加熱して蓄熱するための第1熱交換器に対し先に排熱媒体を供給したり、あるいは、熱源用媒体を加熱するための第2熱交換器に対し先に排熱媒体を供給したりというように加熱の必要に応じて変更させることが可能になる。これにより、蓄熱優先の場合や、熱源用媒体の加熱優先の場合の如く加熱要求(循環加熱運転)の発生や必要性等に応じて最も高い熱量を有する状態の排熱による熱交換加熱を選択的に行わせることが可能になり、排熱媒体が保有する熱量を有効かつ最大限に利用した熱交換加熱を実現させることが可能になる。
【0016】
加えて、加熱目的として、排熱回収して蓄熱するためなのか、暖房回路又は追焚回路用の熱源用媒体を加熱するためなのかという具体的事情に応じて排熱切換手段の切換作動を如何に制御するかの具体構成が特定される。これにより、蓄熱のための循環加熱運転が実行されるときには最大熱量状態の排熱媒体からの排熱回収が可能となり、熱源用媒体の加熱のための循環加熱運転が実行されるときには最大熱量状態の排熱媒体により可及的な熱交換加熱を受けることが可能になり、双方の循環加熱運転が同時に実行されるときには加熱の必要性の高い、つまり緊急性の高い熱源用媒体の加熱を優先して行うことが可能になる。
【0017】
さらに、上記排熱媒体循環回路として、排熱切換手段の切換作動により第2熱交換器に対し先に排熱媒体が供給されるときにはその第2熱交換器通過後の排熱媒体を第1熱交換器に供給するように循環経路を設定しているため、熱源用媒体の加熱を優先させつつも、その熱源用媒体への熱交換加熱後の排熱媒体の残りの熱量を利用して第1熱交換器で蓄熱槽内の湯水への熱交換加熱を行い排熱回収を併せて行うことが可能になる。そして、本発明では、排熱媒体循環回路として、上記排熱切換手段の切換作動により排熱媒体が第1熱交換器が介装された第1経路及び第2熱交換器が介装された第2経路のいずれか一方に流れるようにし、上記第1熱交換器として、上記第1経路に対し直列配置とされた上流側及び下流側の2つの第1熱交換器により構成し、上記排熱媒体循環回路に対し、上記排熱切換手段の切換作動により第2熱交換器に対し先に排熱媒体が供給されるときに、その第2熱交換器通過後の排熱媒体を下流側の第1熱交換器のみに供給する循環経路と、上記第2熱交換器通過後の排熱媒体を上流側及び下流側の2つの第1熱交換器に順に供給する循環経路とを設定することとした(請求項。又、本発明において、上記外部熱源装置を、熱電併給装置である燃料電池又は熱電併給装置である発電機駆動用ガスエンジンとし、排熱媒体を、上記燃料電池で生じた排熱を担持させた冷却水又は上記ガスエンジンの冷却水とすることができる(請求項)。
【0021】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1又は請求項2の排熱利用加熱システムによれば、排熱切換手段の切換えにより、蓄熱槽内の湯水を加熱して蓄熱するための第1熱交換器に対し先に排熱媒体を供給したり、あるいは、熱源用媒体を加熱するための第2熱交換器に対し先に排熱媒体を供給したりというように、加熱の必要性に応じて排熱媒体を最初に供給する熱交換器を変更切換させることができる。これにより、蓄熱優先の場合や、熱源用媒体の加熱優先の場合の如く加熱要求の発生や必要性等に応じて最も高い熱量を有する状態の排熱による熱交換加熱を選択的に行うことができ、排熱媒体が保有する熱量を有効かつ最大限に利用した効率的な熱交換加熱を実現させることができる。
【0022】
加えて、切換制御手段による排熱切換手段の切換作動制御によって、排熱回収して蓄熱するためなのか、暖房回路又は追焚回路用の熱源用媒体を加熱するためなのかという加熱目的の具体的事情に応じて排熱切換手段の切換作動を如何に制御するかの具体構成を特定することができる。これにより、蓄熱時には最大熱量状態の排熱媒体からの排熱回収を行うことができ、熱源用媒体の加熱時には最大熱量状態の排熱媒体により可及的な熱交換加熱を受けることができ、双方の循環加熱運転の同時実行時には加熱の必要性の高い熱源用媒体の加熱を優先して行うことができるようになる。
【0023】
さらに、その上に、熱源用媒体の加熱を優先させつつも、その熱源用媒体への熱交換加熱後の排熱媒体の残りの熱量を第1熱交換器での蓄熱のための熱交換加熱により排熱回収を併せて行うことができ、より一層の排熱の利用効率の向上を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1は、本発明の実施形態に係る排熱利用加熱システムを適用したコジェネレーションシステムを示す。このコジェネレーションシステムは外部熱源装置として熱電併給装置である燃料電池1を採用したものであり、その燃料電池での発電の際等に生じた排熱を所定の媒体(例えば冷却水)に担持させこの排熱媒体を加熱手段2の熱源として利用するようにしたものである。そして、上記加熱手段2での熱交換加熱により蓄熱槽3内の湯水を加熱して蓄熱したり、後述の暖房回路7及び追焚回路8を加熱するための熱源用媒体としての湯水を加熱したりするようになっている。以下に本コジェネレーションシステムについて詳細に説明する。
【0026】
上記加熱手段2は、排熱切換手段としての三方切換弁20及び排熱循環ポンプ21が介装された排熱循環回路22を通して、燃料電池1からの排熱媒体を3つの熱交換器23,24,25に対し選択切換可能に供給し、その後、放熱後の排熱媒体を燃料電池1に戻すというように、排熱媒体を燃料電池1と上記熱交換器23〜25の内の1又は2以上との間に循環させるようになっている。この加熱手段2においては、燃料電池1を運転させると、同時に排熱循環ポンプ21も作動され、燃料電池1から吸熱して昇温した排熱媒体が上記熱交換器23,24,25の内の選択された熱交換器に供給され、熱交換加熱により冷却された排熱媒体が再び燃料電池1に戻されて燃料電池1の冷却を行うと同時に再び吸熱するようになっている。
【0027】
上記三方切換弁20はその切換作動により燃料電池1からの排熱媒体を第1経路26及び第2経路27のいずれか一方に流すようになっている。上記第1経路26は上記三方切換弁20から中間位置に第1開閉切換弁261を介して直列配置とされた上流側及び下流側の2つの第1熱交換器23,24を通過して排熱循環ポンプ21の吸入側(上流側)に延ばされている。また、上記第2経路27は上記三方切換弁20から第2熱交換器25及び第2開閉切換弁271を通過して上記第1開閉切換弁261と下流側第1熱交換器24との中間位置の上記第1経路26に合流するように延びている。つまり、排熱媒体の供給先として2つの第1熱交換器23,24と、1つの第2熱交換器25との合計3つが設置されている。
【0028】
そして、上記三方切換弁20と上流側第1熱交換器23との中間位置の第1経路26から上記第2熱交換器25と第2開閉切換弁271との中間位置の第2経路27までの間に第1迂回経路28が延ばされ、この第1迂回経路28には第3開閉切換弁281が介装されている。さらに、上記上流側第1熱交換器23と第1開閉切換弁261との中間位置の第1経路26から上記三方切換弁20と第2熱交換器25との中間位置の第2経路27まで第2迂回経路29が延ばされ、この第2迂回経路29には第4開閉切換弁291が介装されている。
【0029】
上記の下流側及び上流側の2つの第1熱交換器24,23と蓄熱槽3との間には被加熱媒体として蓄熱槽3内の湯水を循環供給するための第1循環回路4が接続され、上記の第2熱交換器25と後述の二次加熱手段1との間にはその二次加熱手段1の熱源用媒体として回路内に充満された湯水を被加熱媒体として循環供給するための第2循環回路5が接続されている。なお、上記蓄熱槽3は、その下部に接続された給水路6を通して水道水が水道圧等に基づき供給されて満水状態に維持されるようになっている。つまり、給湯カラン7が開かれて給湯路8を通して給湯されたり、注湯回路9を通して浴槽10に湯張りされたりなどして蓄熱槽3内の湯水が減ったときに、その減った分だけ給水路6から給水されるようになっている。なお、図1中の符号61,61は給水路6及び後述の分岐給水路6aに介装された逆止弁である。
【0030】
上記第1循環回路4は上流端41が蓄熱槽3の下部に接続され、下流端42が蓄熱槽3の上部に接続されたものである。上記第1循環回路4は、途中に介装された第1循環ポンプ43の作動により、蓄熱槽3の下部から取り出した湯水を上記の下流側第1熱交換器24及び上流側第1熱交換器23を通して蓄熱槽3の上部に戻すようになっている。この第1循環回路4の循環加熱運転(第1循環ポンプ43の作動)が開始されると、排熱媒体が供給されていれば上記下流側及び/又は上流側の第1熱交換器24,23において液−液熱交換による熱交換加熱を受け、加熱された湯水が蓄熱槽3の上部に戻されて蓄熱(貯湯)されることになる。なお、図1中の符号44は蓄熱槽3からの加熱前の湯水温度を検出する温度センサであり、符号45は第1熱交換器24,23を通過した後の湯水温度を検出する温度センサである。また、符号46は放熱器であり、上記温度センサ44の検出温度が所定温度以上のときに三方切換弁47から湯水を導入して放熱後の湯水を第1熱交換器24,23に供給するようになっている。
【0031】
また、上記第2循環回路5は、途中に介装された第2循環ポンプ51の作動により、回路内の湯水(熱源用媒体)を第2熱交換器25及び補助熱源装置11を通して二次加熱手段12に循環供給するようになっている。上記補助熱源装置11は例えば通常のガス給湯器と同様構成のものが用いられ、第2熱交換器25での熱交換加熱が不能又は不十分なときに後述のコントローラ15により作動されて、熱交換器111を通る第2循環回路5内の湯水を燃焼バーナ112の燃焼熱により加熱するようになっている。つまり、上記補助熱源装置11は、第2循環回路5内の湯水及び給湯路8への給湯に対する加熱を補助するものである。
【0032】
上記二次加熱手段12は暖房回路13が通過する暖房熱交換器121と、追焚回路14が通過する追焚熱交換器122とを備えており、上記第2循環回路5に接続された二次加熱手段12の上流端123から分岐して一方が上記暖房熱交換器121に、他方が上記追焚熱交換器122に分かれた後、暖房熱交電磁弁124又は追焚熱交電磁弁125を介して合流した下流端126から上記第2循環回路5に至るようになっている。つまり、暖房熱交電磁弁124のみを開いた状態で第2循環ポンプ51を作動すれば、第2循環回路5内の湯水が第2熱交換器25において液−液熱交換により加熱され、加熱された湯水が熱源として暖房熱交換器121に循環供給されることになり、逆に追焚熱交電磁弁125のみを開いた状態で第2循環ポンプ51を作動すれば、第2熱交換器25において加熱された湯水が熱源として追焚熱交換器122に循環供給されることになる。
【0033】
一方、上記暖房回路13は暖房循環ポンプ131の作動により膨張タンク132及び閉回路内の温水を上記暖房熱交換器121と暖房端末(例えば床暖房器等)133との間に循環させ、また、上記追焚回路14は追焚循環ポンプ141の作動により浴槽10内の湯水を追焚熱交換器122との間に循環させるようになっている。なお、上記の暖房熱交電磁弁124の開作動及び暖房循環ポンプ131の作動は後述のリモコン150の暖房スイッチからのON出力を受けて暖房運転制御により実行され、上記の追焚熱交電磁弁125の開作動及び追焚循環ポンプ141の作動は後述のリモコン150の追焚スイッチからのON出力を受けて追焚運転制御により実行されるようになっている。
【0034】
上記第1循環回路4の下流端42近傍から上記給湯路8が分岐し、この給湯路8は逆止弁81と、上記補助熱源装置11と、給水路6の上流側から分岐した分岐給水路6aからの水を所定の混合比で混合する混水器82とを介して下流端が給湯カラン7に接続されている。そして、給湯カラン7を開けば蓄熱槽3の上部から高温の湯水が上記給湯路8を通して給湯されるようになっており、この給湯の際に蓄熱槽3内の湯水温度が設定給湯温度よりも低いときには上記補助熱源装置11において補助加熱され、逆に湯水温度が設定給湯温度よりも高いときには上記混水器82による混水制御を受けて給湯カラン7からの出湯が設定給湯温度になるように温調されるようになっている。
【0035】
一方、上記給湯路8の混水器82の下流側位置から注湯回路9が分岐し、この注湯回路9は注湯電磁弁91と、二段配置の逆止弁92とを介して下流端が追焚回路14のいずれか(図例では追焚循環ポンプ141の上流側)に連通接続されている。
【0036】
以上の構成のコジェネレーションシステムは、図示省略のリモコンのスイッチ操作により入力されるユーザーからの要求指令や、予め搭載された所定のプログラム及び回路基板等による自動制御指令を受けて、コントローラ15により循環加熱運転、給湯運転、湯張り運転、暖房運転及び追焚運転等の種々の運転に係る制御が行われるようになっている。
【0037】
以下、循環加熱運転が行われる際の排熱媒体の供給切換及びその循環経路の変更切換に係る制御を中心に説明する。上記循環加熱運転には、第1循環回路4の第1循環ポンプ43を作動させて蓄熱槽3内の湯水を加熱し蓄熱するための第1循環加熱運転と、第2循環回路5の第2循環ポンプ51を作動させて第2循環回路5内の湯水を加熱し二次加熱手段12での熱源とするための第2循環加熱運転との2種類がある。そして、これら第1及び第2の両循環加熱運転の運転状況に応じて上記の排熱媒体の供給切換及び循環経路の変更切換を行うために、上記コントローラ15は図2に示すように循環加熱運転制御部151と、これに連係する排熱切換制御手段としての排熱切換制御部152及び循環経路切換制御部153とを備えている。
【0038】
上記循環加熱運転制御部151は、温度センサ44が排熱回収し得ないものとして設定された上限温度が検出されるまでは第1循環ポンプ43を作動させて蓄熱槽3内の湯水を第1循環回路4内に循環させる第1循環加熱運転を実行し、上記上限温度が検出されるまで蓄熱が完了すれば上記第1循環ポンプ43の作動を停止して第1循環加熱運転を休止させるようになっている。また、上記循環加熱運転制御部151は、リモコン150の暖房スイッチ及び/又は追焚スイッチがユーザー操作によりONされれば、そのON出力を受けて第2循環ポンプ51を作動させて第2循環回路5内の湯水を第2熱交換器25に循環供給して第2循環加熱運転を開始し、上記スイッチがOFFされれば上記第2循環ポンプ51の作動を停止させて第2循環加熱運転を停止させるようになっている。なお、上記の第1又は第2の循環加熱運転が実行されるときには、燃料電池1が作動され排熱循環ポンプ21も作動されるようになっている。
【0039】
上記第1循環加熱運転が停止状態で第2循環加熱運転のみが実行されるときには(図3参照)、その制御情報を上記循環加熱運転制御部151から受けて、上記循環経路切換制御部153は第2開閉切換弁271のみを開にし他の第1、第3及び第4開閉切換弁261,281,291を共に閉にする一方、この経路設定の状態で上記排熱切換制御部152は三方切換弁20を第1経路26側が閉、第2経路27側が開となるように切換作動するようになっている。これにより、排熱循環回路22を通して燃料電池1から供給される排熱媒体は三方切換弁20、第2経路27、第2熱交換器25、第2開閉切換弁271、下流側第1熱交換器24及び排熱循環ポンプ21を通過した後、燃料電池1に戻される。つまり、第2循環回路5の湯水が通される第2熱交換器25に対し排熱媒体が最初に供給され、続いて下流側の第1熱交換器24に供給されることになる。このため、第2循環回路5内の湯水が最大熱量状態の排熱媒体により十分に熱交換加熱されることになる。なお、この場合には、第1及び第3開閉切換弁261,281を開にして第2及び第4開閉切換弁271,291を閉にすることにより、最初に第2熱交換器25に供給した排熱媒体を、続いて上流側の第1熱交換器23及び下流側の第1熱交換器24に通過させた後に燃料電池1に戻すようにしてもよい。
【0040】
逆に上記第2循環加熱運転が停止状態で第1循環加熱運転のみが実行されるときには(図4参照)、その制御情報を上記循環加熱運転制御部151から受けて、上記循環経路切換制御部153は第1開閉切換弁261のみを開にし他の第2〜第4の開閉切換弁271,281,291を共に閉にする一方、この経路設定の状態で上記排熱切換制御部152は三方切換弁20を第2経路27側が閉、第1経路26側が開となるように切換作動するようになっている。これにより、排熱循環回路22を通して燃料電池1から供給される排熱媒体は三方切換弁20、第1経路26、上流側第1熱交換器23、第1開閉切換弁261、下流側第1熱交換器24及び排熱循環ポンプ21を通過した後、燃料電池1に戻される。つまり、第1循環回路4の湯水が通される一対の第1熱交換器23,24に対し排熱媒体が供給される一方、第2熱交換器25には供給されない状態になる。このため、第1循環回路4内の湯水が最大熱量状態の排熱媒体により熱交換加熱されることになる。しかも、直列の2段の第1熱交換器23,24において排熱媒体の保有熱量を十分に利用した熱交換加熱を行うことができる。
【0041】
一方、第1及び第2の双方の循環加熱運転が同時に実行されるときには、上記循環経路切換制御部153及び排熱切換制御部152は上記の第2循環加熱運転のみが単独で実行される場合と同じ循環経路の変更切換及び排熱媒体の供給切換を行うようになっている(図3参照)。つまり、熱源用媒体としての加熱の緊急性・迅速性の必要を考慮して第2循環回路5内の湯水に対する熱交換加熱を優先させるようにしている。このようにした場合であっても、第2熱交換器25を通過した後の排熱媒体が下流側第1熱交換器24(あるいはこれに加えて上流側第1熱交換器23)にも供給されるため、第1循環回路4内の湯水に対する熱交換加熱も行われるようにしている。
【0042】
なお、上記の図3及び図4には排熱媒体が通過する経路と、排熱媒体により熱交換加熱される湯水が通過する経路を太線により強調して示している。
【0043】
以上のコジェネレーションシステムの場合では、外部熱源装置として排熱の供給量が例えば500kcal/h程度と比較的少ない燃料電池1を用いたとしても、循環加熱運転の状況や加熱目的の迅速性等を考慮して排熱媒体を最初に供給する熱交換器を選択的に切換るようにしているため、排熱媒体の少ない保有熱量を無駄なく有効に利用して第1循環回路4による蓄熱や、第2循環回路5による熱源用媒体の加熱を行うことができ、排熱の熱量利用効率を向上させることができる。
【0044】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、第1熱交換器として上流側及び下流側の2つの熱交換器23,24を用いた場合を示しているが、これに限らず、第1熱交換器を1つのもので構成してもよい。この場合には、例えば図5に示すように1つの第1熱交換器23′と1つの第2熱交換器25とを排熱循環回路22′に並列に介装し、両熱交換器23′,25の上流側に排熱切換手段20′を介装し、第1熱交換器23′に第1循環回路4を通し、第2熱交換器25に第2循環回路5を通すようにすればよい。この場合には、排熱循環回路22の第1〜第4開閉切換弁261,271,281,291や、これらの開閉切換による循環経路切換制御部153等を省略することができる。
【0045】
また、排熱切換手段としては上記実施形態の如く三方切換弁20により構成してもよいし、図5に示すように排熱循環回路22′を第1経路26′と第2経路27′との2つに分岐させ、各経路26′,27′に個別に開閉切換弁201,202を介装し、これら一対の開閉切換弁201,202からなる排熱切換手段20′により構成してもよい。
【0046】
上記実施形態では、加熱目的・用途が互いに異なる2種類の熱交換器(第1熱交換器23,24及び第2熱交換器25)を設置した例を示したが、これに限らず、加熱目的・用途が互いに異なる3種類以上の熱交換器をそれぞれ並列に排熱循環回路に介装し、これら3種類以上の熱交換器を対象にして排熱媒体をいずれの熱交換器に最初に優先供給するかを排熱切換手段により切換えるようにしてもよい。
【0047】
上記実施形態では、外部熱源装置として燃料電池1を用いた例を説明したが、これに限らず、熱電併給装置である発電機駆動用ガスエンジンを用い、このガスエンジンの冷却水を排熱媒体として利用するようにしてもよい。
【0048】
さらに、上記実施形態では第2循環回路5内の熱源用媒体として補助熱源装置11を給湯路8と共用している関係上、蓄熱槽3内と同じ湯水を用いているが、これに限らず、第2循環回路を完全に独立した閉回路とすることにより蓄熱槽3とは異なる他の流体を第2循環回路に循環させる熱源用媒体として採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す模式図である。
【図2】排熱の供給切換制御や、循環経路の切換制御に係るブロック構成図である。
【図3】熱源用媒体の循環加熱運転時の排熱媒体及び熱源用媒体の流れを示す図1の部分図である。
【図4】蓄熱槽内の湯水の循環加熱運転時の排熱媒体及び湯水の流れを示す図3相当図である。
【図5】他の実施形態を示す図1の部分図である。
【図6】本発明の課題を説明図するための模式図である。
【符号の説明】
1 燃料電池(外部熱源装置)
3 蓄熱槽
13 暖房回路
14 追焚回路
20 三方切換弁(排熱切換手段)
20′ 排熱切換手段
22,22′ 排熱媒体循環回路
23 上流側第1熱交換器
23′ 第1熱交換器
24 下流側第1熱交換器
25 第2熱交換器
27 第2経路(循環経路)
28 第1迂回経路(循環経路)
152 排熱切換制御部(切換制御手段)

Claims (2)

  1. 蓄熱槽内の湯水が循環供給される第1熱交換器と、暖房回路内の温水及び/又は追焚回路内の湯水を熱交換加熱するための熱源用媒体が循環供給される第2熱交換器と、上記第1及び第2の両熱交換器に対し外部熱源装置の排熱媒体を加熱用の熱源として循環供給する排熱媒体循環回路とを備えた排熱利用加熱システムにおいて、
    上記第1熱交換器及び第2熱交換器は上記排熱媒体循環回路に並列に介装され、
    上記排熱媒体循環回路には、上記外部熱源装置からの排熱媒体を上記第1熱交換器及び第2熱交換器のいずれに対し優先供給するかを選択的に切換える排熱切換手段が介装されると共に、上記第2熱交換器に優先供給されるときには、その第2熱交換通過後の排熱媒体を続いて上記第1熱交換器に供給するように循環経路が設定され、
    上記排熱切換手段の切換作動を制御する切換制御手段を備え、
    上記切換制御手段は、第1熱交換器に対し蓄熱槽内の湯水を循環供給する循環加熱運転のみが実行されるときには上記第1熱交換器に対し排熱媒体が先に供給されるように上記排熱切換手段を切換作動制御する一方、第2熱交換器に対し熱源用媒体を循環供給する循環加熱運転のみが実行されるときには上記第2熱交換器に対し排熱媒体が先に供給されるように上記排熱切換手段を切換作動制御し、上記循環加熱運転の双方が同時に実行されるときには上記第2熱交換器に対し排熱媒体が先に供給され続いてその第2熱交換器を通過した後の排熱媒体が上記第1熱交換器に対し供給されるよう、上記排熱切換手段を切換作動制御するように構成されており
    排熱媒体循環回路は、上記排熱切換手段の切換作動により排熱媒体を第1熱交換器が介装された第1経路及び第2熱交換器が介装された第2経路のいずれか一方に流すようになっており、
    上記第1熱交換器は、上記第1経路に対し直列配置とされた上流側及び下流側の2つの第1熱交換器により構成され、
    上記排熱媒体循環回路には、上記排熱切換手段の切換作動により第2熱交換器に対し先に排熱媒体が供給されるときに、その第2熱交換器通過後の排熱媒体を下流側の第1熱交換器のみに供給する循環経路と、上記第2熱交換器通過後の排熱媒体を上流側及び下流側の2つの第1熱交換器に順に供給する循環経路とが設定されている、ことを特徴とする排熱利用加熱システム。
  2. 請求項1に記載の排熱利用加熱システムであって、
    上記外部熱源装置は、熱電併給装置である燃料電池又は熱電併給装置である発電機駆動用ガスエンジンであり、排熱媒体は、上記燃料電池で生じた排熱を担持させた冷却水又は上記ガスエンジンの冷却水である、排熱利用加熱システム。
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