JP2009250147A - 液冷式エンジンの液循環回路 - Google Patents

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光宣 内田
Katsuo Azegami
勝男 畔上
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哲也 加藤
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Abstract

【課題】エンジンの冷間始動直後において、早期に暖機もしくは暖房を可能とする。
【解決手段】制御装置50は、エンジン10の冷間始動からの暖機時に、切替弁40でエンジン流入経路41を選択し、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水がエンジン10内に充填されるようにしている。次に、切替弁40をエンジンバイパス経路43に切り替えてエンジン10内に充填された温水の循環を止めた状態でエンジン10の暖機を行うようにしている。
これによれば、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水を冷間始動直後のエンジン10内に充填し、充填したらエンジン10内での温水の循環を停止させた状態で暖機を進めることにより、更なる早期暖機を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液冷式エンジンの液循環回路、特にエンジンの冷間始動からの暖機に関するものであり、車両用に用いて好適である。
従来の液冷式エンジンの液循環回路として、下記の特許文献1には、エンジンをバイパスさせて冷却液を循環させる経路と、ヒータ回路には補助熱源を設けた暖房装置が示されている。この暖房装置において、エンジン始動後の暖機運転時には、エンジンをバイパスさせて冷却液を循環させることにより、エンジンでは内部の冷却液循環が停止することにより、早期暖機を図るとともに、ヒータ回路ではエンジンに熱を奪われることなく補助熱源を用いて速効暖房を図ったものである。
特開2007−137184号公報
しかしながら、冷却液の熱容量は大きく、上記従来の暖房装置においてエンジン内部の冷却液循環を停止させても、冷間始動時に冷却液の温度を上昇させるには時間を要し、エンジンを暖機するまでに時間が掛かるという問題点がある。また、補助熱源として排気熱回収器を使用する場合、ヒータコアへ供給する冷却液の温度を瞬時に上昇させるのは困難であり、暖房するまでに時間が掛かるという問題点がある。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、エンジンの冷間始動直後において、早期に暖機もしくは暖房を可能とする液冷式エンジンの液循環回路を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、液冷式のエンジン(10)に冷却液を循環させる液循環回路であり、液循環回路中に設けられて冷却液を循環させるポンプ手段(12)と、エンジン(10)から流出した冷却液を冷却して再びエンジン(10)へ環流する冷却回路(30)と、ポンプ手段(12)の液流れ上流側に設けられて通過する高温の冷却液を蓄える蓄熱手段(70)と、ポンプ手段(12)から流出した冷却液をエンジン(10)に流入させるエンジン流入経路(41)と、ポンプ手段(12)から流出した冷却液をエンジン(10)をバイパスさせるエンジンバイパス経路(43)と、両経路(41、43)を切り替える切替手段(40)と、これらの作動を制御する制御手段(50)とを備え、
制御手段(50)は、エンジン(10)の冷間始動からの暖機時に、切替手段(40)でエンジン流入経路(41)を選択し、蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水がエンジン(10)内に充填されるようにし、次に、切替手段(40)をエンジンバイパス経路(43)に切り替えてエンジン(10)内に充填された温水の循環を止めた状態でエンジン(10)の暖機を行うことを特徴としている。
この請求項1に記載の発明によれば、蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水を冷間始動直後のエンジン(10)内に充填し、充填したらエンジン(10)内での温水の循環を停止させた状態で暖機を進めることにより、更なる早期暖機を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の液冷式エンジンの液循環回路において、エンジン(10)の冷却液流出部に、冷却液の温度を検出するエンジン水温検出手段(10s)を備え、
制御手段(50)は、蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水をエンジン(10)内に充填し始めた後、エンジン水温検出手段(10s)で検出される冷却液の温度上昇率(ΔTwe)が、一旦大きくなった後に所定の温度上昇率(α)以下に小さくなったとき、切替手段(40)をエンジンバイパス経路(43)に切り替えることを特徴としている。
この請求項2に記載の発明によれば、エンジン(10)の冷却液流出部で、一旦大きくなった冷却液の温度上昇率(ΔTwe)が、所定値(α)以下に小さくなったことで、蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水がエンジン(10)内に充填されたことを検知することができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の液冷式エンジンの液循環回路において、エンジン(10)から流出した冷却液が、暖房用空気と熱交換するヒータコア(21)を経由して再びエンジン(10)へ環流する暖房回路(20)と、ポンプ手段(12)から流出した冷却液をヒータコア(21)に流入させるヒータコア流入経路(42)とを備え、
制御手段(50)は、エンジン(10)の冷間始動からの暖機時に、切替手段(40)をヒータコア流入経路(42)に切り替えて蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水がヒータコア(21)に流通されるようにし、ヒータコア(21)を用いて暖房を行うことを特徴としている。
この請求項3に記載の発明によれば、早期暖房を優先する場合は、蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水を冷間始動直後のヒータコア(21)に流通させて暖房を行うことにより、冷間始動直後でもすぐに温風を吹き出すことができる。また、エンジン(10)では、冷却液循環が行われないことにより、早期暖機を図ることができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の液冷式エンジンの液循環回路において、ヒータコア(21)の冷却液流出部に、冷却液の温度を検出するヒータ水温検出手段(21s)を備え、
制御手段(50)は、蓄熱手段(70)内に蓄えていた温水をヒータコア(21)に流通し始めた後、ヒータ水温検出手段(21s)で検出される冷却液の温度低下率(ΔTwh)が、所定の温度低下率(β)以上に大きくなったとき、切替手段(40)をエンジンバイパス経路(43)もしくはエンジン流入経路(41)に切り替えることを特徴としている。
この請求項4に記載の発明によれば、ヒータコア(21)の冷却液流出部で、一旦高い温度になった後の冷却液の温度低下率(ΔTwh)が、所定値以上に大きくなったことで、蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水がヒータコア(21)内を通過しきったことを検知することができる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項3または4に記載の液冷式エンジンの液循環回路において、エンジン(10)の暖機と、ヒータコア(21)を用いての暖房とを選択切り替えできるようになっていることを特徴としている。この請求項5に記載の発明によれば、早期暖機と速効暖房とで、優先される方を選択して実施することができる。
また、請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれかに記載の液冷式エンジンの液循環回路において、ポンプ手段(12)を、電動機を動力源とする電動ポンプ(12A)にするとともに、制御手段(50)は、電動ポンプ(12A)での循環量を制御することを特徴としている。
この請求項6に記載の発明によれば、冷却回路(30)のエンジン(10)を始動する直前に、蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水をエンジン(10)もしくはヒータコア(21)へ供給することが可能となる。また、循環量を制御することにより、エンジン(10)内への循環を開始したときに生じるエンジン水温の急激な低下を抑えことができる。また、蓄熱手段(70)内の温水をヒータコア(21)に流通させる場合も、循環量を制御することにより、温水の熱量を有効に利用した速効暖房を行うことができる。
なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態の具体的な構成について、図1ないし図4を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態におけるエンジン10の液循環回路の全体構成を示す模式図である。本実施形態は、液冷式のエンジン10を走行用の駆動源とする車両(自動車)に、本発明の液循環回路を適用したものである。
エンジン温調用の冷却液を循環させる液循環回路は、大別すると、エンジン10から流出した冷却液が、補助熱源としての排気熱回収器60と、暖房用空気と熱交換するヒータコア21とを経由して、再びエンジン10へ環流するヒータ回路(暖房回路)20と、エンジン10から流出した冷却液が、外気と熱交換するラジエータ31を経由して、再びエンジン10へ環流するラジエータ回路(冷却回路)30とから成っている。
そして、エンジン10を流出してから、ヒータ回路20とラジエータ回路30とに分岐される分岐点10aまでの部分と、分岐されたヒータ回路20とラジエータ回路30とを流れた冷却液が合流する合流点10bからエンジン10までの部分は、共通部分となっている。なお、エンジン10の冷却液流出部の近傍には、通過する冷却液の温度を検出するエンジン水温センサ(エンジン水温検出手段)10sが設けられており、このエンジン水温センサ10sで検出(出力)される温度信号は、後述する制御装置(制御手段)50に入力される。
まず、ヒータ回路20について説明する。ヒータ回路20の上流側には、エンジン10の排気管11の途中に設けられた排気熱回収器60が接続されている。排気熱回収器60は、エンジン10の排気と冷却液とを熱交換して冷却液を加熱するものであり、図2および図3に示されるものなどがある。図2は、排気熱回収器60の概略組み立て構造の一例を示す縦断面模式図である。
排気が流通する排気流路61aとなるチューブ61を、複数本積層して熱交換コア部62を形成し、その積層した複数本のチューブ61の端部に、第1挿入孔63aを有する第1タンク部品63と、複数の第2挿入孔64aを有する第2タンク部品64とを順次差し込んで接合することで、左側タンク部65(図3参照)を含む熱交換器本体部を組み立てている。
そして図3は、図2の排気熱回収器60の流路構造を説明する部分縦断面図である。第2タンク部品64内に流入した排気は、複数の排気流路61aに分配供給されて紙面の右方へと流れる。また、図3右側の図示しない入口パイプから図示しない右側タンク部内に流入した冷却液は、チューブ61の両縁に突出させた突起部61bによってチューブ61間に形成された冷却液流路61cに分配供給されて紙面の左方に流れ、並行かつ対向する向きで流れる排気と熱交換するようになっている。
そして、排気と熱交換して加熱された冷却液は、左側タンク部65内で集合し、出口パイプ66からヒータ回路20に戻される。なお、図2および図3では右側タンク部の図示を省略したが、左側と対称で同様の構成となっている。排気熱回収器60で加熱されて流出する冷却液は、次にヒータコア21を流通する。
ヒータコア21は、図示しない空調ユニットの空調ケース内に配設されており、図示しない送風機によって通風される暖房(空調)用空気を、内部に循環される冷却液(温水)との熱交換により加熱する。なお、ヒータコア21の冷却液流出部の近傍には、通過する冷却液の温度を検出するヒータ水温センサ(ヒータ水温検出手段)21sが設けられており、このヒータ水温センサ21sで検出(出力)される温度信号は、制御装置50に入力される。
次に、ラジエータ回路30について説明する。ラジエータ回路30は、分岐点10aの下流側の分岐点30aでさらに分岐されて、外気と熱交換して冷却液を冷却するラジエータ31を経由する流路と、ラジエータ31をバイパスするラジエータバイパス路32とに分かれている。そして、分かれたラジエータ31側流路とラジエータバイパス路32とは、再び合流し、その合流点にはサーモスタット33が配設されている。
サーモスタット33は、冷却液の温度に応じて、以下述べる作動をするように、内部の感温部材の温度−変位量特性が設定されている。まず、サーモスタット33は、冷却液の温度がエンジン10を効率的に運転するための温度よりも低い間中、ラジエータバイパス路32を最大開度とし、ラジエータ31側流路を最小開度あるいは全閉とする。この間、ラジエータバイパス路32により、液循環回路内の内圧が過度に上昇するのが防止される。
また、サーモスタット33は、冷却液の温度が約80℃を越えると、ラジエータバイパス路32を閉じ始めると同時に、ラジエータ31側流路を開け始める。そして、温度がさらに上昇するにつれて、サーモスタット33は、ラジエータバイパス路32の開度をさらに減少させる。やがて、冷却液の温度が約90℃に達すると、サーモスタット33は、ラジエータバイパス路32を最小開度あるいは全閉とし、ラジエータ31側流路を最大開度とする。そして、サーモスタット33から流出する冷却液は、合流点10bへ流入する。
次に、ヒータ回路20とラジエータ回路30との共通部分について説明する。エンジン10の冷却液流入部の上流側には、エンジン10と図示しない駆動ベルトで連結されて駆動され、冷却液を循環させるメカニカルポンプであるウォータポンプ(ポンプ手段)12が配設されている。さらに、本実施形態では、ウォータポンプ12より液流れ上流側で合流点10bとの間には、蓄熱タンク(蓄熱手段)70が配設されている。
図4は、図1中の蓄熱タンク70の一例を示す模式図であり、(a)はバイパス弁77の開状態、(b)はバイパス弁77の閉状態を示す。蓄熱タンク70は、循環する高温の冷却液を内部に蓄えるタンクに、冷却液の流通切替用のパイプが設けられたものである。図4に示すように、タンクは例えば、耐食性に優れるステンレス材から成る外タンク71と内タンク72とが、溶接あるいはろう付けにより接合されて形成されている。
両タンク71、72の間には、真空に保たれた真空部71aが形成され、この真空部71aが断熱層と成って高い保温性を発揮するようになっている。また、内タンク72の内部は、冷却液が蓄えられる冷却液保存空間72aとして形成されている。そして、冷却液流路から冷却液保存空間72aに繋がる流入パイプ73と、冷却液保存空間72aから冷却液流路に繋がる流出パイプ74とが設けられている。
流出パイプ74は、冷却液保存空間72aの上方近傍まで延びており、冷却液保存空間72a内での自然対流によって上側に溜まる高温の冷却液が先に冷却液流路に流出するようになっている。また、両パイプ73、74の間には、冷却液保存空間72aをバイパスするバイパス通路76が設けられている。そして、バイパス通路76には、バイパス弁77が設けられており、制御装置50で作動が制御されている。
通常は、図4(a)に示すようにバイパス弁77が開いて、言わば、冷却液流路と蓄熱タンク70とが並列接続されたような状態となっている。これにより、バイパス通路76を高温の冷却液が流通するとともに、その一部が少しずつ蓄熱タンク70に取り込まれて溜まるようになっている。
そして、蓄熱タンク70内の温水を利用する場合は、図4(b)に示すようにバイパス弁77を閉じて、言わば、冷却液流路と蓄熱タンク70とが直列接続されたような状態とする。これにより、蓄熱タンク70内に溜められた高温の冷却液は、押し出されて冷却液流路内に取り出されることとなる。
また、本実施形態では、ウォータポンプ12とエンジン10との間に切替弁(切替手段)40を設けて、ウォータポンプ12からの冷却液の供給先を切り替えられるようになっている。その供給先として、本実施形態では、エンジン10に供給するエンジン流入経路41、ヒータコア21上流側の供給点20aに供給するヒータコア流入経路42、およびエンジン10をバイパスさせてエンジン10の冷却液流出部と分岐点10aとの間の供給点10cに供給するエンジンバイパス経路43の3つの経路を設けている。
そして、切替弁40は制御装置50によって制御され、エンジン流入経路41、ヒータコア流入経路42、およびエンジンバイパス経路43のいずれかを選択切り替えできるようになっている。なお、ヒータコア流入経路42を接続した供給点20aの液流れ上流側、およびエンジンバイパス経路43を接続した供給点10cの液流れ上流側には、それぞれ供給した冷却液の逆流を防ぐための逆流防止手段として、逆止弁13および22を設けている。
次に、上記構成に基づく本実施形態の作動、およびその作用効果について、図5ないし図9を用いて説明する。図5は、本発明の液循環回路における冷間始動制御のフローチャートである。まず、エンジン10が始動されると、ウォータポンプ12も連動して駆動される。制御装置50は、エンジン水温センサ10sによって検出される冷却液温度が所定温度より低いと、エンジン10が所定温度よりも冷えた状態での冷間始動であると判断し、通常制御の前に、本冷間始動制御を実施する。
冷間始動制御に入ると、まず、ステップS1では、蓄熱タンク70のバイパス弁77を閉じて、蓄熱タンク70を冷却液流路に直列接続とする。次に、ステップS2では、エンジン10の暖機が優先されるか否かを判定する。この、どちらを優先するかの判断は、エンジン水温センサ10sや図示しない外気温センサなどの出力を用いて、制御装置50が所定の基準に基づいて判定するようにしても良いし、乗員がスイッチなどを用いて選択指示できるように構成しても良い。
ステップS2での判定結果がYESで、エンジン10の暖機が優先される場合、ステップS3に進み、切替弁40でエンジン流入経路41を選択し、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水をエンジン10内に充填する。図6は、本発明の液循環回路におけるエンジン10への温水供給状態を示す模式図である。
ウォータポンプ12で蓄熱タンク70内に溜められている温水を吸い出し、切替弁40からエンジン流入経路41を通してエンジン10内に温水が供給される。エンジン10内に入っていた温度の低い冷却液は、エンジン10の冷却液流出部→逆止弁13→分岐点10aと流れ、分岐点10aからは、排気熱回収器60→逆止弁22→ヒータコア21→合流点10bというヒータ回路20側の流れと、分岐点30a→サーモスタット33→合流点10bというラジエータ回路30側の流れとなる。
そして、ステップS4では、エンジン水温検出センサ10sで検出される冷却液の温度上昇率ΔTweが、一旦大きくなった後に所定の温度上昇率α以下に小さくなったか否かを判定する。ステップS4での判定結果がNOで、ある程度の温度上昇率を維持している間はエンジン10への温水供給を続行し、温度上昇率が所定値αより落ちたところでステップS7に進む。
ステップS7では、切替弁40をエンジンバイパス経路43に切り替えるとともに、次のステップS8で、蓄熱タンク70のバイパス弁77を開いて、蓄熱タンク70を冷却液流路と並列接続に戻すものである。図7は、本発明の液循環回路におけるエンジン10のバイパス状態を示す模式図である。
ウォータポンプ12から押し出される冷却液は、切替弁40からエンジンバイパス経路43を通り、エンジン10をバイパスして供給点10cに供給され、分岐点10aからは、排気熱回収器60→逆止弁22→ヒータコア21→合流点10bというヒータ回路20側の流れと、分岐点30a→サーモスタット33→合流点10bというラジエータ回路30側の流れとなる。
図8は、本発明の効果を従来技術との比較で示すグラフである。背景技術で記載した特許文献1の従来技術では、エンジン内の冷却液循環を止めて暖機を進めるため、エンジン内の冷却液循環を行ったままの暖機と比べてエンジン水温の上昇が早くなっているが、本発明では、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水を冷間始動直後のエンジン10内に充填し、充填したらエンジン10内での温水の循環を停止させた状態で暖機を進めることにより、更なる早期暖機を図ることができる。
次のステップS9では、エンジン水温検出センサ10sで検出される冷却液の温度Tweが、所定の温度γ以上に高くなったか否かを判定する。ステップS9での判定結果がNOで、エンジン水温が所定温度γ(例えば、90℃)よりも低い間は、エンジン10をバイパスさせた循環を続行する。
また、エンジン10の始動により、燃焼された燃料は、排気となって排気管11から排気熱回収器60の複数のチューブ61内を流通して大気に排出される。ヒータ回路20において冷却液は、排気熱回収器60の冷却液流路61cを流通する際に排気の熱によって加熱され、下流側のヒータコア21においては、冷却液の熱が暖房用空気に放熱され、暖房用空気が加熱され、暖房用空気が吹き出された車室内を暖房する。
ステップS9での判定結果がYESで、エンジン水温が所定温度γ以上となったところでステップS10に進む。ステップS10では、切替弁40をエンジンバイパス経路43からエンジン流入経路41に戻してエンジン循環を開始させるとともに、本冷間始動制御を終了して通常制御に移行するものである。
次に、ステップS2の判定結果がNOで、ヒータコア21での暖房が優先される場合について説明する。この場合は、ステップS5に進み、切替弁40でヒータコア流入経路42を選択し、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水をヒータコア21に流通させる。図9は、本発明の液循環回路におけるヒータコア21への温水供給状態を示す模式図である。
ウォータポンプ12で蓄熱タンク70内に溜められている温水を吸い出し、切替弁40からヒータコア流入経路42を通して供給点20aからヒータコア21に温水が供給され、合流点10bから蓄熱タンク70に戻る流れとなる。これにより、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水を冷間始動直後のヒータコア21に流通させて暖房を行うことにより、冷間始動直後でもすぐに温風を吹き出すことができる。また、エンジン10では、冷却液循環が行われないことにより、早期暖機を図ることができる。
そして、ステップS6では、ヒータ水温センサ21sで検出される冷却液の温度低下率ΔTwhが、所定の温度低下率β以上に大きくなったか否かを判定する。ステップS6での判定結果がNOで、温度低下率が小さい間はヒータコア21へ温水を流通し続け、温度低下率が所定値βより大きくなったところでステップS7に進む。
以降は、エンジン10の暖機を優先する場合と同様で、ステップS7〜S9を経て、ステップS10に進む。ステップS10では、切替弁40をエンジンバイパス経路43からエンジン流入経路41に戻してエンジン循環を開始させるとともに、本冷間始動制御を終了して通常制御に移行するものである。
次に、本実施形態の特徴と、その効果について述べる。まず、制御装置50は、エンジン10の冷間始動からの暖機時に、切替弁40でエンジン流入経路41を選択し、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水がエンジン10内に充填されるようにしている。次に、切替弁40をエンジンバイパス経路43に切り替えてエンジン10内に充填された温水の循環を止めた状態でエンジン10の暖機を行うようにしている。
これによれば、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水を冷間始動直後のエンジン10内に充填し、充填したらエンジン10内での温水の循環を停止させた状態で暖機を進めることにより、更なる早期暖機を図ることができる。
また、エンジン10の冷却液流出部に、冷却液の温度を検出するエンジン水温センサ10sを備え、制御装置50は、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水をエンジン10内に充填し始めた後、エンジン水温センサ10sで検出される冷却液の温度上昇率ΔTweが、一旦大きくなった後に所定の温度上昇率α以下に小さくなったとき、切替弁40をエンジンバイパス経路43に切り替えるようにしている。
これによれば、エンジン10の冷却液流出部で、一旦大きくなった冷却液の温度上昇率ΔTweが、所定値α以下に小さくなったことで、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水がエンジン10内に充填されたことを検知することができる。
また、エンジン10から流出した冷却液が、暖房用空気と熱交換するヒータコア21を経由して再びエンジン10へ環流するヒータ回路20と、ウォータポンプ12から流出した冷却液をヒータコア21に流入させるヒータコア流入経路42とを備え、制御装置50は、エンジン10の冷間始動からの暖機時に、切替弁40をヒータコア流入経路42に切り替えて蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水がヒータコア21に流通されるようにし、ヒータコア21を用いて早期暖房を行うようにしている。
これによれば、早期暖房を優先する場合は、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水を冷間始動直後のヒータコア21に流通させて暖房を行うことにより、冷間始動直後でもすぐに温風を吹き出すことができる。また、エンジン10では、冷却液循環が行われないことにより、早期暖機を図ることができる。
また、ヒータコア21の冷却液流出部に、冷却液の温度を検出するヒータ水温センサ21sを備え、制御装置50は、蓄熱タンク70内に蓄えていた温水をヒータコア21に流通し始めた後、ヒータ水温センサ21sで検出される冷却液の温度低下率ΔTwhが、所定の温度低下率β以上に大きくなったとき、切替弁40をエンジンバイパス経路43に切り替えるようにしている。
これによれば、ヒータコア21の冷却液流出部で、一旦高い温度になった後の冷却液の温度低下率ΔTwhが、所定値以上に大きくなったことで、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水がヒータコア21内を通過しきったことを検知することができる。なお、切替弁40は、エンジン流入経路41に切り替ええても良い。また、エンジン10の暖機と、ヒータコア21を用いての暖房とを選択切り替えできるようになっている。これによれば、早期暖機と速効暖房とで、優先される方を選択して実施することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図10は、本発明の第2実施形態におけるエンジン10の液循環回路の全体構成を示す模式図である。なお、本実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。
本実施形態は、ウォータポンプ12を、図示しない電動機を動力源とする電動ポンプ(ポンプ手段)12Aにするとともに、制御装置50は、電動ポンプ12Aでの循環量を制御するようにしている。これによれば、エンジン10を始動する直前に、蓄熱タンク70内に蓄えられていた温水をエンジン10もしくはヒータコア21へ供給することが可能となる。
また、循環量を制御することにより、エンジン10内への循環を開始したときに生じるエンジン水温の急激な低下を抑えことができる。また、蓄熱タンク70内の温水をヒータコア21に流通させる場合も、循環量を制御することにより、温水の熱量を有効に利用した速効暖房を行うことができる。
また、ラジエータ回路30のラジエータバイパス路32を無くすことができる。この場合、サーモスタット33は、ヒータ回路20とラジエータ回路30との合流点に配設し、ヒータ回路20での冷却液温度が所定値よりも高くなった場合に、ラジエータ回路30を開いて循環させるようにしている。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の実施形態では、エンジン水温センサ10sおよびヒータ水温センサ21sは、エンジン10およびヒータコア21の冷却液流出側に設けているが、エンジン10およびヒータコア21の冷却液流入側に設けても良く、蓄熱タンク70から供給される温水が尽きたこと、つまりは一旦高くなった流入温度が下がり始めたところで、循環経路をエンジンバイパス経路43に切り替えるようにしても良い。
また、上述の実施形態では、エンジン10の暖機が優先か、ヒータコア21による暖房が優先かで蓄熱タンク70の温水をエンジン10かヒータコア21かのいずれかに供給しているが、例えば、切替手段40を電動のものとし、エンジン流入経路41とヒータコア流入経路42との両方を開けられるとともに、その開度比率を制御装置で調節できるものとしても良い。これにより、温水をエンジン10とヒータコア21との両方に供給して、エンジン10の暖機とヒータコア21による暖房とを同時に行いながら、使用する温水の比率を状況によって調節できるものとしても良い。
また、上述の実施形態では、補助熱源として排気熱回収器60を用いているが、これに限らず、ヒートポンプサイクルの放熱器、電気ヒータ、燃焼式ヒータなどを用いても良い。また、ヒータ水温センサ21sは、オートエアコンの制御用としてヒータコアの表面温度を検出するように取り付けられた水温センサを用いても良い。
本発明の第1実施形態におけるエンジン10の液循環回路の全体構成を示す模式図である。 排気熱回収器60の概略組み立て構造の一例を示す縦断面模式図である。 図2の排気熱回収器60の流路構造を説明する部分縦断面図である。 図1中の蓄熱タンク70の一例を示す模式図であり、(a)はバイパス弁77の開状態、(b)はバイパス弁77の閉状態を示す。 本発明の液循環回路における冷間始動制御のフローチャートである。 本発明の液循環回路におけるエンジン10への温水供給状態を示す模式図である。 本発明の液循環回路におけるエンジン10のバイパス状態を示す模式図である。 本発明の効果を従来技術との比較で示すグラフである。 本発明の液循環回路におけるヒータコア21への温水供給状態を示す模式図である。 本発明の第2実施形態におけるエンジン10の液循環回路の全体構成を示す模式図である。
符号の説明
10…エンジン
10s…エンジン水温センサ(エンジン水温検出手段)
12…ウォータポンプ(ポンプ手段)
12A…電動ポンプ(ポンプ手段)
20…ヒータ回路(暖房回路)
21…ヒータコア
21s…ヒータ水温センサ(ヒータ水温検出手段)
30…ラジエータ回路(冷却回路)
40…切替弁(切替手段)
41…エンジン流入経路
42…ヒータコア流入経路
43…エンジンバイパス経路
50…制御装置(制御手段)
70…蓄熱タンク(蓄熱手段)
ΔTw、…冷却液の温度上昇率
ΔTwh…冷却液の温度低下率
α…所定の温度上昇率
β…所定の温度低下率

Claims (6)

  1. 液冷式のエンジン(10)に冷却液を循環させる液循環回路であり、
    前記液循環回路中に設けられて冷却液を循環させるポンプ手段(12)と、
    前記エンジン(10)から流出した冷却液を冷却して再び前記エンジン(10)へ環流する冷却回路(30)と、
    前記ポンプ手段(12)の液流れ上流側に設けられて通過する高温の冷却液を蓄える蓄熱手段(70)と、
    前記ポンプ手段(12)から流出した冷却液を前記エンジン(10)に流入させるエンジン流入経路(41)と、
    前記ポンプ手段(12)から流出した冷却液を前記エンジン(10)をバイパスさせるエンジンバイパス経路(43)と、
    前記両経路(41、43)を切り替える切替手段(40)と、
    これらの作動を制御する制御手段(50)とを備え、
    前記制御手段(50)は、前記エンジン(10)の冷間始動からの暖機時に、前記切替手段(40)で前記エンジン流入経路(41)を選択し、前記蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水が前記エンジン(10)内に充填されるようにし、次に、前記切替手段(40)を前記エンジンバイパス経路(43)に切り替えて前記エンジン(10)内に充填された温水の循環を止めた状態で前記エンジン(10)の暖機を行うことを特徴とする液冷式エンジンの液循環回路。
  2. 前記エンジン(10)の冷却液流出部に、冷却液の温度を検出するエンジン水温検出手段(10s)を備え、
    前記制御手段(50)は、前記蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水を前記エンジン(10)内に充填し始めた後、前記エンジン水温検出手段(10s)で検出される冷却液の温度上昇率(ΔTwe)が、一旦大きくなった後に所定の温度上昇率(α)以下に小さくなったとき、前記切替手段(40)を前記エンジンバイパス経路(43)に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の液冷式エンジンの液循環回路。
  3. 前記エンジン(10)から流出した冷却液が、暖房用空気と熱交換するヒータコア(21)を経由して再び前記エンジン(10)へ環流する暖房回路(20)と、
    前記ポンプ手段(12)から流出した冷却液を前記ヒータコア(21)に流入させるヒータコア流入経路(42)とを備え、
    前記制御手段(50)は、前記エンジン(10)の冷間始動からの暖機時に、前記切替手段(40)を前記ヒータコア流入経路(42)に切り替えて前記蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水が前記ヒータコア(21)に流通されるようにし、前記ヒータコア(21)を用いて早期暖房を行うことを特徴とする請求項1に記載の液冷式エンジンの液循環回路。
  4. 前記ヒータコア(21)の冷却液流出部に、冷却液の温度を検出するヒータ水温検出手段(21s)を備え、
    前記制御手段(50)は、前記蓄熱手段(70)内に蓄えられていた温水を前記ヒータコア(21)に流通し始めた後、前記ヒータ水温検出手段(21s)で検出される冷却液の温度低下率(ΔTwh)が、所定の温度低下率(β)以上に大きくなったとき、前記切替手段(40)を前記エンジンバイパス経路(43)もしくは前記エンジン流入経路(41)に切り替えることを特徴とする請求項3に記載の液冷式エンジンの液循環回路。
  5. 前記エンジン(10)の暖機と、前記ヒータコア(21)を用いての暖房とを選択切り替えできるようになっていることを特徴とする請求項3または4に記載の液冷式エンジンの液循環回路。
  6. 前記ポンプ手段(12)を、電動機を動力源とする電動ポンプ(12A)にするとともに、前記制御手段(50)は、前記電動ポンプ(12A)での循環量を制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液冷式エンジンの液循環回路。
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