JP2018193960A - 熱制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気熱を利用する自由度を向上させる。【解決手段】熱制御装置1は、移動体を駆動するためのエンジン10と、移動体において発生する熱を蓄熱する蓄熱部13と、移動体の車室内の空気を昇温するヒータ部14と、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体をヒータ部14に搬送し、ヒータ部14から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に搬送する第1搬送部15と、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体をエンジン10に搬送し、エンジン10から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に搬送する第2搬送部16と、第1搬送部15と第2搬送部16とを切り替える第1切替部20と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、車両で発生した熱を回収し、車両で利用するための熱制御装置に関する。
車両には、車両で発生した熱を回収し、車両で利用する熱制御装置が設けられている。特許文献1には、蓄熱器の温水をエンジン及びヒータコアに供給する構造が開示されている。
特開2008−38827号公報
特許文献1に示すように、蓄熱部の温水はエンジンに流入する場合、または、蓄熱部の温水はヒータを流れた後にエンジンに流入する場合があるが、この場合、エンジン始動時に、蓄熱部の熱を、エンジンを暖機することだけに用いるか、又はヒータによって室内を昇温することだけに用いるかのどちらか一方を選択することはできなかった。この結果、車両のエンジンで発生する排気熱を利用する自由度が低下してしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、車両のエンジンで発生する排気熱を利用する自由度を向上させることができる熱制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、移動体を駆動するためのエンジンと、前記移動体において発生する熱を蓄熱する蓄熱部と、前記移動体の車室内の空気を昇温するヒータ部と、前記蓄熱部から流出した熱搬送媒体を前記ヒータ部に搬送し、前記ヒータ部から流出した前記熱搬送媒体を前記蓄熱部に搬送する第1搬送部と、前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンに搬送し、前記エンジンから流出した前記熱搬送媒体を前記蓄熱部に搬送する第2搬送部と、前記第1搬送部と前記第2搬送部とを切り替える第1切替部と、を有することを特徴とする熱制御装置を提供する。
また、前記エンジンは、エンジンヘッド部と、前記エンジンヘッド部の下方に設けられているエンジンブロック部と、を有し、前記第1切替部は、室温設定値が所定の閾値以上の場合、前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に供給し、前記室温設定値が前記所定の閾値未満の場合、かつ前記エンジンの内部における前記熱搬送媒体の温度が所定の閾値未満の場合、前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンヘッド部に供給し、前記エンジンブロック部から流出した前記熱搬送媒体を前記蓄熱部に供給してもよい。
また、前記エンジンから排出された排気ガスの熱を回収する回収部と、前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に搬送し、前記ヒータ部から流出した前記熱搬送媒体を前記回収部に搬送する第3搬送部と、前記第1搬送部と前記第3搬送部とを切り替える第2切替部と、を有し、前記第2切替部は、前記第1切替部が前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に供給してから所定の時間が経過した後に、または、前記蓄熱部の入口と出口における温度差が所定の閾値以下の場合に、前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に供給してもよい。
また、前記エンジンから排出された排気ガスの熱を回収する回収部と、前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンヘッド部に搬送し、前記エンジンブロック部から流出した前記熱搬送媒体を前記回収部に搬送する第4搬送部と、前記第2搬送部と前記第4搬送部とを切り替える第2切替部と、を有し、前記第2切替部は、前記第1切替部が前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンヘッド部に供給してから所定の時間が経過した後に、または、前記蓄熱部の入口と出口における温度差が所定の閾値以下の場合に、前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンヘッド部に供給してもよい。
また、前記第1切替部は、前記エンジンの内部における前記熱搬送媒体の温度が所定の閾値以上の場合、前記エンジンヘッド部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に供給し、前記ヒータ部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンブロック部に供給し、前記第2切替部は、前記エンジンの内部における前記熱搬送媒体の温度が所定の閾値以上の場合、前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記蓄熱部に供給し、前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記回収部に供給してもよい。
本発明によれば、車両のエンジンで発生する排気熱を利用する自由度が向上するという効果を奏する。
本実施形態に係る熱制御装置の構成(第1モード)を示す。 本実施形態に係る熱制御装置の構成(第2モード)を示す。 本実施形態に係る熱制御装置の構成(第3モード)を示す。 本実施形態に係る熱制御装置の構成(第4モード)を示す。 本実施形態に係る熱制御装置の構成(第5モード)を示す。 本実施形態に係る熱制御装置における制御部の動作フローチャートを示す。
<本実施形態>
[熱制御装置1の基本構成]
図1〜図5は、本実施形態に係る熱制御装置1の構成を示す図である。図1は、第1モードの状態における熱制御装置1を示している。第1モードは、エンジン10の始動後、熱搬送媒体を蓄熱部13とヒータ部14との間を循環させることで、蓄熱部13が蓄熱した熱をヒータ部14による室内の昇温に用いるモードである。
図2は、第2モードの状態における熱制御装置1を示している。第2モードは、エンジン10の始動後、熱搬送媒体を回収部12とヒータ部14との間を循環させることで、回収部12に回収された熱をヒータ部14による室内の昇温に用いるモードである。
図3は、第3モードの状態における熱制御装置1を示している。第3モードは、エンジン10の暖機後、熱搬送媒体をエンジン10とヒータ部14との間を循環させ、かつ、熱搬送媒体を回収部12と蓄熱部13との間を循環させるモードである。この結果、第3モードは、エンジン10が発した熱をヒータ部14による室内の昇温に用い、かつ、回収部12に回収された熱で蓄熱部13を蓄熱するモードである。
図4は、第4モードの状態における熱制御装置1を示している。第4モードは、エンジン10の始動後、熱搬送媒体を蓄熱部13とエンジン10との間を循環させることで、蓄熱部13が蓄熱した熱を用いてエンジン10を暖機するモードである。
図5は、第5モードの状態における熱制御装置1を示している。第5モードは、エンジン10の始動後、熱搬送媒体を回収部12とエンジン10との間を循環させることで、回収部12に回収された熱を用いてエンジン10を暖機するモードである。
熱制御装置1は、移動体の一種である車両に搭載されている。図1〜図5における実線の矢印は、車両における熱搬送媒体が管を流れる向きを示している。熱搬送媒体は、例えば冷却水として利用されているLLC(Long Life Coolant)である。
熱制御装置1は、車両のエンジン10から排出される排気ガスの排気熱を、車両で有効に利用する装置である。熱制御装置1は、エンジン10、排気管11、回収部12、蓄熱部13、ヒータ部14、第1搬送部15、第2搬送部16、第3搬送部17、第4搬送部18、第1切替部20、第2切替部21、ポンプ22、ポンプ23、及び制御部30を有する。
エンジン10は、車両を駆動するための動力を発生する。エンジン10は、例えばディーゼルエンジン又はガソリンエンジンである。エンジン10は、エンジンヘッド部101、エンジンブロック部102、及びポンプ103を有する。エンジンヘッド部101は、エンジン10における上方に位置する部分であり、エンジンブロック部102は、エンジン10における下方に位置する部分である。エンジンブロック部102は、エンジンヘッド部101の下方に設けられている。
エンジンヘッド部101は、例えば、吸排気装置、点火装置、及び燃料噴射装置が含まれる。また、エンジンブロック部102は、例えば、シリンダとクランクケースとが含まれる。エンジン10の内部には、熱搬送媒体が流れる流路が形成されている。ポンプ103は、エンジン10の内部に形成されている当該流路に熱搬送媒体を流すための力を発生する機能を有する。
排気管11は、エンジン10から排出される排気ガスが流れる管である。回収部12は、エンジン10から排出される排気ガスの排気熱を回収する機能を有する。回収部12は、例えば熱交換器である。回収部12は、排気管11に設けられている。エンジン10から排出された排気ガスは、排気管11を流れて、回収部12を通過した後に、車両の外側に排出される。その際に、排気ガスは回収部12において、熱搬送媒体と熱交換することにより、熱搬送媒体を加熱する。一方、排気ガスは、冷却されて車両の外側に排出される。
蓄熱部13は、車両において発生する熱を蓄熱する機能を有する。蓄熱部13は、例えば、エンジン10が発生する熱により温められた熱搬送媒体を一時的に蓄えることにより蓄熱する。蓄熱部13は、第1搬送部15を介してヒータ部14と接続されている。また、蓄熱部13は、配管40及び配管46と、配管45及び配管47とを介して回収部12と接続されている。
ヒータ部14は、車両の室内の空気と熱搬送媒体との間の熱交換を行う機能を有する。熱搬送媒体の温度が室内の空気の温度よりも高い場合、ヒータ部14は熱搬送媒体の熱により温められた空気を室内に排出することで、室内の温度を上昇させる。ユーザは、車両のインスツルメントパネルに設けられた操作部により、室内の温度を設定することができる。ヒータ部14は、制御部30の制御に基づいて、室内の温度が設定された温度になるように動作する。ヒータ部14は、第1搬送部15を介して蓄熱部13と接続されている。またヒータ部14は、配管42及び配管48と、配管43及び配管49とを介してエンジン10と接続されている。
第1搬送部15は、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体をヒータ部14に搬送し、ヒータ部14から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に搬送する。第1搬送部15は、蓄熱部13とヒータ部14とを接続する配管である。具体的には、第1搬送部15は、蓄熱部13とバルブ211とを接続する配管40、バルブ211とバルブ201とを接続する配管41、及びバルブ201とヒータ部14とを接続する配管42を有する。また、第1搬送部15は、ヒータ部14とバルブ202とを接続する配管43、バルブ202とバルブ212とを接続する配管44、及びバルブ212と蓄熱部13とを接続する配管45を有する。
第2搬送部16は、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体をエンジン10に搬送し、エンジン10から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に搬送する。第2搬送部16は、蓄熱部13とエンジン10とを接続する配管である。具体的には、第2搬送部16は、配管40、配管41、及びバルブ201とエンジン10のエンジンヘッド部101とを接続する配管48を有する。また、第2搬送部16は、エンジン10のエンジンブロック部102とバルブ202とを接続する配管49、配管44、及び配管45を有する。
第3搬送部17は、回収部12から流出した熱搬送媒体をヒータ部14に搬送し、ヒータ部14から流出した熱搬送媒体を回収部12に搬送する。第3搬送部17は、回収部12とヒータ部14とを接続する配管である。具体的には、第3搬送部17は、回収部12とバルブ211とを接続する配管46、配管41、及び配管42を有する。また、第3搬送部17は、配管43、配管44、及びバルブ212と回収部12とを接続する配管47を有する。
第4搬送部18は、回収部12から流出した熱搬送媒体をエンジンヘッド部101に搬送し、エンジンブロック部102から流出した熱搬送媒体を回収部12に搬送する。第4搬送部18は、回収部12とエンジン10とを接続する配管である。具体的には、第4搬送部18は、配管46、配管41、及び配管48を有する。また、第4搬送部18は、配管49、配管44、及び配管47を有する。
第1切替部20は、制御部30の指示に基づいて、熱搬送媒体の流路を切り替える機能を有する。第1切替部20は、第1搬送部15と第2搬送部16とを切り替える。第1切替部20は、バルブ201とバルブ202とを有する。バルブ201とバルブ202は、例えば三方向バルブである。バルブ201とバルブ202とは、蓄熱部13とヒータ部14との間に設けられている。具体的には、バルブ201は、配管41、配管42、及び配管48の接続位置に設けられている。また、バルブ202は、配管43、配管44、及び配管49の接続位置に設けられている。
第2切替部21は、制御部30の指示に基づいて、熱搬送媒体の流路を切り替える機能を有する。第2切替部21は、第1搬送部15と第3搬送部17とを切り替える。また、第2切替部21は、第2搬送部16と第4搬送部18とを切り替える。第2切替部21は、バルブ211とバルブ212とを有する。バルブ211とバルブ212は、例えば三方向バルブである。バルブ211とバルブ212は、蓄熱部13とヒータ部14との間に設けられている。具体的には、バルブ211は、配管40、配管41、及び配管46の接続位置に設けられている。また、バルブ212は、配管44、配管45、及び配管47の接続位置に設けられている。
ポンプ22とポンプ23とは、熱搬送媒体を流すための力を発生する機能を有する。ポンプ22とポンプ23とは、制御部30の制御により熱搬送媒体の単位時間あたりの流量を調整することができる。ポンプ22は、配管41におけるバルブ201とバルブ211との間に設けられている。ポンプ23は、配管47における回収部12とバルブ212との間に設けられている。
ポンプ22とポンプ23とは、制御部30の指示に基づいて、正回転又は逆回転してもよい。ポンプ22は、制御部30の制御により、正回転又は逆回転することで、ポンプ22を通過する熱搬送媒体の向きを切り替えることができてもよい。また、ポンプ23は、制御部30の制御により、正回転又は逆回転することで、ポンプ23を通過する熱搬送媒体の向きを切り替えることができてもよい。
[制御部30によるモード切り替え動作]
制御部30は、熱制御装置1の各部を制御する。制御部30は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を有する。制御部30は、ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、熱搬送媒体の流路を切り替える制御を実行する。
制御部30は、第1切替部20、第2切替部21、ポンプ22、ポンプ23、及びポンプ103を制御することで、熱制御装置1を第1モード、第2モード、第3モード、第4モード、又は第5モードに設定する。
図6は、本実施形態に係る熱制御装置1における制御部30の動作フローチャートである。
まず、制御部30は、エンジン10が始動しているかどうかを確認する(S1)。次に、制御部30は、空調の状態を特定する(S2)。具体的には、制御部30は、例えば、ヒータ部14のスイッチがオンになっているかどうかを確認することで、乗員が車室内部を温めたい状態にあるかどうかを確認する。
次に、制御部30は、車両の室温設定状態を確認する(S3)。制御部30は、室温設定値が所定の閾値以上の場合(S3においてYES)、第1切替部20及び第2切替部21を第1モードへ切り替える(S4)。具体的には、制御部30は、室温設定値が所定の閾値以上の場合、第1切替部20、第2切替部21、及びポンプ22を、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体をヒータ部14に供給し、ヒータ部14から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に供給するように制御する。このとき、熱制御装置1は、図1に示す第1モードの状態となり、蓄熱部13に蓄熱されている熱を用いて、ヒータ部14によって車室内の空気を昇温させることができる。
具体的には、第1モードでは、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体は、配管40、バルブ211、配管41、ポンプ22、バルブ201、配管42、ヒータ部14、配管43、バルブ202、配管44、バルブ212、配管45、蓄熱部13の順に流れる。制御部30は、ステップS4の処理の後、ステップS7に処理を進める。
続いて、制御部30は、室温設定値が所定の閾値未満の場合(S3においてNO)、エンジン水温を確認する(S5)。具体的には、制御部30は、エンジン10の内部における熱搬送媒体の温度を確認する。
制御部30は、エンジン水温が所定の閾値以上の場合(S5においてYES)、S12に処理を進める。具体的には、制御部30は、エンジン10の内部における熱搬送媒体の温度が所定の温度以上の場合、S12に処理を進める。
制御部30は、エンジン水温が所定の閾値未満の場合(S5においてNO)、第1切替部20及び第2切替部21を第4モードへ切り替える(S6)。具体的には、制御部30は、エンジン10の内部における熱搬送媒体の温度が所定の温度未満の場合、第1切替部20、第2切替部21、及びポンプ22を、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体をエンジンヘッド部101に供給し、エンジンブロック部102から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に供給するように制御する。このとき、熱制御装置1は、図4に示す第4モードの状態となる。
具体的には、第4モードでは、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体は、配管40、バルブ211、配管41、ポンプ22、バルブ201、配管48、エンジンヘッド部101、エンジンブロック部102、配管49、バルブ202、配管44、バルブ212、配管45、蓄熱部13の順に流れる。
このとき、熱制御装置1は、蓄熱部13に蓄熱されている熱を用いて、エンジン10を暖機することができる。また、このとき、熱搬送媒体は、エンジンヘッド部101に流入し、エンジンブロック部102から流出するので、熱制御装置1は、エンジン10の吸排気装置付近を優先して暖機をすることができる。この結果、熱制御装置1は、エンジン10の暖機時において、エンジン10から排出される排気ガスの清浄度合いを向上させることができる。
ステップS4の後、制御部30は、所定の時間が経過したか、または、蓄熱部13の入口と出口における温度差が所定の閾値以下となったかどうかを確認する(S7)。制御部30は、例えば、蓄熱部13の入口側に設けられている配管45と蓄熱部13の出口側に設けられている配管40とを流れる熱搬送媒体の温度差が所定の閾値以下となったかどうかを判定することにより、蓄熱部13の入口と出口における温度差が所定の閾値以下となったかどうかを確認する。
次に、制御部30は、所定の時間が経過したか、または蓄熱部13の入口と出口における温度差が所定の閾値以下となったと判定した場合(S7においてYES)、第1切替部20及び第2切替部21を第2モードへ切り替える(S8)。
具体的には、制御部30は、所定の時間が経過した、または蓄熱部13の入口と出口における温度差が所定の閾値以下になったと判定した場合(S7においてYES)、第1切替部20、第2切替部21、ポンプ22、及びポンプ23を、回収部12から流出した熱搬送媒体をヒータ部14に供給し、ヒータ部14から流出した熱搬送媒体を回収部12に供給するように制御する。このとき、熱制御装置1は、図2に示す第2モードの状態となり、回収部12で排気熱から回収した熱で、ヒータ部14によって車室内の空気を昇温させることができる。
具体的には、第2モードでは、回収部12から流出した熱搬送媒体は、配管46、バルブ211、配管41、ポンプ22、バルブ201、配管42、ヒータ部14、配管43、バルブ202、配管44、バルブ212、配管47、ポンプ23、回収部12の順に流れる。制御部30は、所定の時間が経過していない、または蓄熱部13の入口と出口の温度差が所定の閾値以下ではないと判定した場合(S7においてNO)は、S2に戻る。
制御部は、S6の後、所定の時間が経過したか、または、蓄熱部13の入口と出口における温度差が所定の閾値以下となったかどうかを確認する(S9)。制御部30は、例えば、蓄熱部13の入口側に設けられている配管45と蓄熱部13の出口側に設けられている配管40とを流れる熱搬送媒体の温度差が所定の閾値以下となったかどうかを判定することにより、蓄熱部13の入口と出口における温度差が所定の閾値以下となったかどうかを確認する。
次に、制御部30は、所定の時間が経過したか、または蓄熱部13の入口と出口における温度差が所定の閾値以下となったと判定した場合(S9においてYES)、第1切替部20及び第2切替部21を第5モードへ切り替える(S10)。
具体的には、制御部30は、所定の時間が経過した、または蓄熱部13の入口と出口における温度差が所定の閾値以下になったと判定した場合(S9においてYES)、第1切替部20、第2切替部21、ポンプ22、及びポンプ23を、回収部12から流出した熱搬送媒体をエンジンヘッド部101に供給し、エンジンブロック部102から流出した熱搬送媒体を回収部12に供給するように制御する。このとき、熱制御装置1は、図5に示す第5モードの状態となり、回収部12で排気熱から回収した熱で、エンジン10を暖機することができる。
また、このとき、熱搬送媒体は、エンジンヘッド部101に流入し、エンジンブロック部102から流出するので、熱制御装置1は、エンジン10の吸排気装置付近を優先して暖機をすることができる。この結果、熱制御装置1は、エンジン10の暖機時において、エンジン10から排出される排気ガスの清浄度合いを向上させることができる。
具体的には、第5モードでは、回収部12から流出した熱搬送媒体は、配管46、バルブ211、配管41、ポンプ22、バルブ201、配管48、エンジンヘッド部101、エンジンブロック部102、配管49、バルブ202、配管44、バルブ212、配管47、ポンプ23、回収部12の順に流れる。制御部30は、所定の時間が経過していない、または蓄熱部13の入口と出口の温度差が所定の閾値以下ではないと判定した場合(S9においてNO)は、S2に戻る。
ステップS8、ステップS10の後、制御部30は、エンジン水温が所定の閾値以上であるかどうかを確認する(S11)。具体的には、制御部30は、エンジン10の内部における熱搬送媒体の温度が所定の閾値以上であるかどうかを確認する。
制御部30は、エンジン水温が所定の閾値以上であると判定した場合(S11においてYES)、第1切替部20及び第2切替部21を第3モードへ切り替える(S12)。具体的には、制御部30は、エンジン10の内部における熱搬送媒体の温度が所定の閾値以上である場合、第1切替部20及びポンプ103を、エンジンヘッド部101から流出した熱搬送媒体をヒータ部14に供給し、ヒータ部14から流出した熱搬送媒体をエンジンブロック部102に供給するように制御する。
また、制御部30は、エンジン10の内部における熱搬送媒体の温度が所定の閾値以上である場合、第2切替部21及びポンプ23を、回収部12から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に供給し、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体を回収部12に供給するように制御する。このとき、熱制御装置1は、図3に示す第3モードの状態となり、エンジン10が発する熱でヒータ部14によって車室内の空気を昇温し、かつ、回収部12で排気熱から回収した熱で、蓄熱部13を蓄熱することができる。
具体的には、第3モードでは、エンジンヘッド部101から流出した熱搬送媒体は、配管48、バルブ201、配管42、ヒータ部14、配管43、バルブ202、配管49、エンジンブロック部102、エンジンヘッド部101の順に流れる。また、第3モードでは、回収部12から流出した熱搬送媒体は、配管46、バルブ211、配管40、蓄熱部13、配管45、バルブ212、配管47、ポンプ23、回収部12の順に流れる。
制御部30は、エンジン水温が所定の閾値未満であると判定した場合(S11においてNO)は、S2に戻る。制御部30は、第1切替部20及び第2切替部21を第3モードへ切り替えた(S12)後に、エンジン10が停止しているかどうかを確認する(S13)。制御部30は、エンジン10が停止していると判定した場合(S13において、YES)は、制御を終了する。また、制御部30は、エンジン10が停止していないと判定した場合(S13において、NO)は、S2に戻る。
このように熱制御装置1は、エンジン10の始動後、特に、エンジン10の暖機前からエンジン10の暖機後の各条件に応じて、熱搬送媒体の流路が異なる複数のモード間を切り替えることができる。この結果、熱制御装置1は、車両の排気熱を利用する自由度を向上させ、かつ車両の排気熱を効率よく車両で利用することができる。
なお、上記実施形態では、エンジンブロック部102は、エンジンヘッド部101の下方に設けられているとしたが、これに限定されない。エンジンヘッド部101とエンジンブロック部102とは、車両の高さ方向において同じ高さに位置していてもよい。この場合、例えば、エンジンヘッド部101とエンジンブロック部102とが、車両の高さ方向において同じ高さに位置し、かつ、車両の前後方向又は車両の車幅方向において並んで位置していてもよい。
[本実施形態に係る熱制御装置1による効果]
本実施形態に係る熱制御装置1は、移動体を駆動するためのエンジン10と、移動体において発生する熱を蓄熱する蓄熱部13と、移動体の車室内の空気を昇温するヒータ部14と、を有する。また、熱制御装置1は、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体をヒータ部14に搬送し、ヒータ部14から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に搬送する第1搬送部15と、蓄熱部13から流出した熱搬送媒体をエンジン10に搬送し、エンジン10から流出した熱搬送媒体を蓄熱部13に搬送する第2搬送部16と、第1搬送部15と第2搬送部16とを切り替える第1切替部20と、を有する。
本実施形態に係る熱制御装置1は、このように第1搬送部15、第2搬送部16、及び第1搬送部15と第2搬送部16とを切り替える第1切替部20を有する。よって、熱制御装置1は、蓄熱部13に蓄熱されている熱を、ヒータ部14を用いて室内の空気を昇温させることだけに用いるか、または、エンジン10を暖機することだけに用いるのか、を切り替えることができる。この結果、熱制御装置1は、エンジン10の排気熱を利用する自由度が向上する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。例えば、以上の説明においては、移動体が車両である場合について説明したが、移動体は車両に限らず、本発明は、航空機、船舶及び列車等の他の移動体にも適用することができる。また、本発明に係る移動体は、必ずしも移動する機能を有していなくてもよく、内燃機関を有する任意の装置であってもよい。
1・・・熱制御装置
10・・・エンジン
101・・・エンジンヘッド部
102・・・エンジンブロック部
103・・・ポンプ
11・・・排気管
12・・・回収部
13・・・蓄熱部
14・・・ヒータ部
15・・・第1搬送部
16・・・第2搬送部
17・・・第3搬送部
18・・・第4搬送部
20・・・第1切替部
201・・・バルブ
202・・・バルブ
21・・・第2切替部
211・・・バルブ
212・・・バルブ
22・・・ポンプ
23・・・ポンプ
30・・・制御部
40〜49・・・配管

Claims (5)

  1. 移動体を駆動するためのエンジンと、
    前記移動体において発生する熱を蓄熱する蓄熱部と、
    前記移動体の車室内の空気を昇温するヒータ部と、
    前記蓄熱部から流出した熱搬送媒体を前記ヒータ部に搬送し、前記ヒータ部から流出した前記熱搬送媒体を前記蓄熱部に搬送する第1搬送部と、
    前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンに搬送し、前記エンジンから流出した前記熱搬送媒体を前記蓄熱部に搬送する第2搬送部と、
    前記第1搬送部と前記第2搬送部とを切り替える第1切替部と、
    を有することを特徴とする熱制御装置。
  2. 前記エンジンは、
    エンジンヘッド部と、
    前記エンジンヘッド部の下方に設けられているエンジンブロック部と、
    を有し、
    前記第1切替部は、室温設定値が所定の閾値以上の場合、前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に供給し、前記室温設定値が前記所定の閾値未満の場合、かつ前記エンジンの内部における前記熱搬送媒体の温度が所定の閾値未満の場合、前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンヘッド部に供給し、前記エンジンブロック部から流出した前記熱搬送媒体を前記蓄熱部に供給することを特徴とする、
    請求項1に記載の熱制御装置。
  3. 前記エンジンから排出された排気ガスの熱を回収する回収部と、
    前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に搬送し、前記ヒータ部から流出した前記熱搬送媒体を前記回収部に搬送する第3搬送部と、
    前記第1搬送部と前記第3搬送部とを切り替える第2切替部と、
    を有し、
    前記第2切替部は、前記第1切替部が前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に供給してから所定の時間が経過した後に、または、前記蓄熱部の入口と出口における温度差が所定の閾値以下の場合に、前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に供給することを特徴とする、
    請求項2に記載の熱制御装置。
  4. 前記エンジンから排出された排気ガスの熱を回収する回収部と、
    前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンヘッド部に搬送し、前記エンジンブロック部から流出した前記熱搬送媒体を前記回収部に搬送する第4搬送部と、
    前記第2搬送部と前記第4搬送部とを切り替える第2切替部と、
    を有し、
    前記第2切替部は、前記第1切替部が前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンヘッド部に供給してから所定の時間が経過した後に、または、前記蓄熱部の入口と出口における温度差が所定の閾値以下の場合に、前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンヘッド部に供給することを特徴とする、
    請求項2に記載の熱制御装置。
  5. 前記第1切替部は、前記エンジンの内部における前記熱搬送媒体の温度が所定の閾値以上の場合、前記エンジンヘッド部から流出した前記熱搬送媒体を前記ヒータ部に供給し、前記ヒータ部から流出した前記熱搬送媒体を前記エンジンブロック部に供給し、
    前記第2切替部は、前記エンジンの内部における前記熱搬送媒体の温度が所定の閾値以上の場合、前記回収部から流出した前記熱搬送媒体を前記蓄熱部に供給し、前記蓄熱部から流出した前記熱搬送媒体を前記回収部に供給することを特徴とする、
    請求項3又は4に記載の熱制御装置。
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