JP4151311B2 - 留置針 - Google Patents
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- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
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- A61M25/0606—"Over-the-needle" catheter assemblies, e.g. I.V. catheters
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、末梢静脈、皮下等に穿刺されて、薬液、血液等の輸液及び採血等に用いられる留置針に関する。
【0002】
【従来の技術】
手の甲の末梢静脈からの輸液には、輸液ルートを湾曲させる必要があるため、翼状針(翼付)タイプの留置針(PSV)が用いられる。このタイプの留置針は、中空針と、中空針の先端部に外嵌固定され且つ皮膚に固定される固定翼を有する。
【0003】
ところで、上記のような留置針では、主に、金属製の中空針が使用されるが、このような金属製の中空針を使用すると、血管留置中に刃先で血管を傷つけてしまう惧れがあり、このため、上記留置針を、薬液の長時間にわたる投与や、血管に対する長時間の留置には、使用できないとの問題があった。
【0004】
そこで、上記の場合には、下記のタイプの留置針を使用していた。即ち、この留置針は、プラスチック製の外套針と、外套針の先端部に外嵌固定された固定翼と、外套針に挿脱自在に挿通され且つ先端部が外套針から前方に突出する金属製内針を有する。そして、輸液時には、まず、内針と外套針を患者の血管に穿刺した後、内針を外套針から抜去し、外套針のみを血管に留置して、輸液を行なう。然しながら、外套針が、上記のように、プラスチック製であると、輸液時に、外套針を湾曲させて、患者の腕にテープで固定する際に、外套針がキンクし易く、そのため、外套針を湾曲させて、患者の腕に固定する作業を容易に行なえないとの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これを解決する留置針が、米国特許4177809号明細書、5163913号明細書等で提案され、日本ベクトンディッキンソン株式会社により、インティマ(intima)(商標)として、商品化されている。然しながら、上記のものは、構造が複雑で高価な為、日本では普及しなかったのが実情である。
【0006】
本発明は、外套針がプラスチック製であるにもかかわらず、輸液時等に、外套針を湾曲させた際に、外套針がキンクせず、それ故、外套針を湾曲させて、患者の腕等にテープ等で固定する作業を容易に行なえ、従って、手の甲の末梢静脈等からの輸液や採血も容易且つ良好に行なえると共に、構造が簡単で、安価に製造できる留置針を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の留置針の特徴とするところは、A.可撓性を有するプラスチック製外套針と、B.外套針の基端部に備えられた外套針側ハブと、C.外套針及び外套針側ハブに挿脱自在に挿通されて、先端部が外套針から前方に突出する内針と、D.外套針の先端部に外嵌固定された保持筒部と、保持筒部から外側方に突設された左右一対の翼部と、各翼部の上面又は下面と保持筒部を連結する左右一対の連結部を有し、両翼部を相対的に接近させることで、各連結部を介して、保持筒部及び外套針を径方向内方に押圧し、外套針と内針を解除可能に固定する固定翼を有する留置針において、外套針における、固定翼と外套針側ハブ間の部分に、・ この部分のキンクを防止すると共に、基端部と先端部が、それぞれ、外套針側ハブと保持筒部に挿入固定される保護チューブが外嵌された点にある。
尚、内針の基端部に、内針側ハブが備えられ、外套針側ハブの基端部から、該基端部と内針側ハブ間に介装される内針収納体が後方に連設され、内針収納体が、A.内針が挿通される内筒と、B.内筒に外嵌される外筒と、C.内筒に外嵌されて、先端部が内針収納体側に固定されると共に、基端部が内針側ハブの先端部に外嵌固定され、軸心方向に関して折畳まれた状態で内筒と外筒間に収納され、内針の外套針及び外套針側ハブからの離脱時に、軸心方向に伸長して、内針における、内筒よりも基部側部分を覆被するスリーブを有することもある。
又、内針収納体に、・ 内針の外面に対して、内面が相対的に摺動可能として、弾発状に圧接し、内針の後方側への離脱後に、それ自体の弾発力により、径方向内方に変形して、内径が内針の外径よりも小となる圧接部が形成されることもある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の第1例を図1〜図5の図面に基づき説明すると、図1〜図3は翼付留置針を示し、留置針は、外套針1と、固定翼2と、外套針側ハブ3と、保護チューブ4と、内針(中空針)5と、内針側ハブ6と、フィルター取付部材7と、フィルター8等を有する。尚、本発明の留置針とはカテーテルも包含している。
【0009】
外套針1は細長い(半)透明のチューブ(管)状とされて、可撓性を有し、プラスチック(樹脂)材料により一体形成されている。このプラスチック材料としては、例えば、熱可塑性樹脂が使用される。この熱可塑性樹脂としては、好ましくは、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルエーテル共重合体(PFA)、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオキシメチレン樹脂等が挙げられる。
【0010】
図4及び図5にも示すように、固定翼2は外套針1の先端部側に備えられて、患者の皮膚に固定されるもので、可撓性を有する。固定翼2は、外套針1の先端部に外嵌固定される保持筒部(外嵌部)10と、保持筒部10の下部から左右両側方に突設された左右一対の翼部11と、左右一対の連結部(リブ部)12等を有し、プラスチック(樹脂)材料により一体形成されている。各連結部12は、保持筒部10の側面から上面にわたる部分と、各翼部11の内側端部から外側端部にわたる上面を連結しており、保持筒部10、両翼部11及び連結部12により、固定手段が構成されている。固定手段は、固定翼2の両翼部11を上方に撮み上げて、両翼部11を相対的に接近させることで、両連結部12を介して、保持筒部10及び外套針1を径方向内方に押圧し、保持筒部10の内部を狭窄させて、外套針1と内針5を固定する。尚、固定翼2を構成するプラスチック材料としては、例えば、外套針1と同様のものが挙げられる。
【0011】
外套針側ハブ3は筒状とされて、その先端部が外套針1の基端部に外嵌固定されている。外套針側ハブ3はプラスチック(樹脂)材料により一体形成されており、このプラスチック材料としては、例えば、外套針1と同様のものが挙げられる。
【0012】
保護チューブ4は、外套針1のキンク(kink)を防止するキンク防止手段を構成するもので、可撓性を有し、外套針1に外嵌されて、先端部が固定翼2の保持筒部10の基部内に挿入固定されると共に、基端部が外套針側ハブ3の先端部に挿入固定されている。保護チューブ4はプラスチック(樹脂)材料により一体形成されており、このプラスチック材料としては、例えば、外套針1と同様のものが挙げられる。
【0013】
内針5は、外套針1及び外套針側ハブ3に挿脱自在に挿通されて、先端部が外套針1から前方に突出するもので、細長いチューブ(管)状とされて、可撓性を有し、先端が先鋭状とされると共に、先端部の側壁には、フラッシュバック用側孔14が形成されている。内針5は、例えば、ステンレス(SUS304が好ましい。)により一体形成されている。
【0014】
内針側ハブ6は筒状とされて、その先端部が内針5の基端部に外嵌固定されると共に、外套針側ハブ3の基部に挿脱自在に挿入される。内針側ハブ6はプラスチック(樹脂)材料により一体形成されており、このプラスチック材料としては、例えば、外套針1と同様のものが挙げられる。
【0015】
フィルター取付部材7は筒状とされて、その先端部が内針側ハブ6の基部に挿脱自在に挿入される。取付部材7はプラスチック(樹脂)材料により一体形成されており、このプラスチック材料としては、例えば、外套針1と同様のものが挙げられる。
【0016】
フィルター8は、フィルター取付部材7の基端部内に装着されている。
【0017】
上記構成例によれば、患者の手の甲の末梢静脈等の血管や皮下等からの輸液や採血等を行なう際には、まず、留置針の内針5及び外套針1を患者の血管等に穿刺するのであるが、この際には、図5に示すように、固定翼2の両翼部11を撮み上げて、両翼部11を相対的に接近させ、これにより、両連結部12を介して、保持筒部10及び外套針1を径方向内方に押圧して、保持筒部10の内部を狭窄させ、外套針1と内針5を固定する。このように、外套針1と内針5を固定翼2により固定し、内針5の軸心方向への移動を阻止した状態で、内針5及び外套針1を患者の血管等に穿刺するので、穿刺を容易且つ正確に行なえる。
【0018】
尚、内針5が患者の血管や皮下等に穿刺された際には、患者の血管内の血液や体液がフラッシュバックして、内針5のフラッシュバック用側孔14から、内針5と外套針1間に流出し、これを外套針1を介して視認できるので、上記穿刺を容易に確認できる。
【0019】
又、この穿刺時には、内針側ハブ6の基端側開口は、フィルター取付部材7及びフィルター8により閉鎖状態にあるので、内針側ハブ6の基端側開口から雑菌等が侵入する惧れはない。
【0020】
上記のようにして、内針5及び外套針1を患者の血管等に穿刺した後、固定翼2による外套針1と内針5の固定を解除し、固定翼2の各翼部11を患者の手の甲にテープ等で固定する。
【0021】
次に、内針5を外套針1及び外套針側ハブ3から抜去した後、外套針側ハブ3に輸液用チューブ等を接続すると共に、輸液や採血等を容易に行なえるように、外套針1を適当に湾曲させて、手の甲にテープ等で固定し、輸液や採血等を開始する。
【0022】
この場合において、外套針1及び保護チューブ4が可撓性を有するので、外套針1を容易に湾曲させることができると共に、外套針1に、外套針1のキンクを防止する保護チューブ4を外嵌しているので、外套針1の湾曲時に、外套針1のキンクを防止でき、それ故、外套針1を湾曲させて、患者の腕等にテープ等で固定する作業を容易に行なえ、従って、輸液や採血等を容易且つ良好に行なえる。
【0023】
又、外套針1がプラスチック製であるので、血管内等での留置中に、刃先で血管等を傷つけてしまう惧れがなく、薬液の長時間にわたる投与や、血管等に対する外套針1の長時間にわたる留置を行なっても、問題はない。更に、留置針の構造は簡易で、安価に製造できる。
【0024】
図6は本発明の実施の形態の第2例を示すもので、保護チューブ4が、メッシュツ(編組線)チューブとされている。
【0025】
図7は本発明の実施の形態の第3例を示すもので、保護チューブ4がコイル状チューブとされている。このコイル状チューブは、合成繊維、又は、金属製の糸条やシートを密に螺旋状に捲回して熱処理等することで、製造される。
【0026】
図8及び図9は本発明の実施の形態の第4例を示すもので、キンク防止手段として、4本の金属製、又は、合成繊維製の保護材(保護線)16が使用され、外套針1の周囲に間隔をおいて配設されて、外套針1に沿設されている。尚、保護材16は、周方向(略)等間隔に配設される場合と、等間隔に配設されない場合とがある。各保護材16の先端部は固定翼2の保持筒部10の基部内に挿入固定され、基端部は外套針側ハブ3の先端部内に挿入固定されている。
【0027】
図10〜図12は本発明の実施の形態の第4例を示すもので、内針側ハブ6の基端側開口がフィルター8により閉鎖されると共に、外套針側ハブ3と内針側ハブ6間に内針収納体18が介装されている。
【0028】
内針収納体18は、内針5を患者の血管等から抜去した際に、内針5を収納して、医療従事者の内針5による穿刺事故を防止するもので、筒状の挿入体(コネクタ)20と、内筒21と、外筒22と、スリーブ(スリーブ部材)23等を有する。
【0029】
挿入体20の先端部は、外套針側ハブ3の基部に挿脱自在に挿入されると共に、その内部に内針5が挿脱自在に挿通されている。挿入体20の内周部の基端部は圧接部25とされて、該圧接部25には、該部分が径方向外方に弾性変形された状態で、内針5が挿通されており、内針5の外面に対して、圧接部25が相対的に摺動可能として、弾発状に圧接(当接)している。圧接部25は、内針の後方側への離脱後に、それ自体の弾発力により、径方向内方に(移動)変形して、内径が内針5の外径よりも小となる。
【0030】
内筒21は、挿入体20の基端部から後方に突設されると共に、内部に内針5が軸心方向に移動自在に挿通され、基端部に内針側ハブ6の先端部が嵌脱自在に外嵌固定される。
【0031】
外筒22は、内筒21部に外嵌されて、先端部が内筒21部に固着され、基端部が内針側ハブ6の先端部に外嵌される。
【0032】
スリーブ23は、柔軟性を有するプラスチック製シート(フィルム)から成り、内筒21に外嵌されて、先端部が内筒21の先端部の外面に外嵌固着されると共に、基端部が内針側ハブの先端部の外面に外嵌固着されて、内筒21と外筒22間に、軸心方向に関して折畳まれた状態で収納されており、内針5の外套針1及び外套針側ハブ3からの離脱時に、軸心方向に伸長して、内針5における、内筒21よりも基部側部分を覆被する。
【0033】
上記構成例によれば、留置針の内針5及び外套針1を患者の血管等に穿刺する際には、図10及び図11に示すように、内針収納体18の内筒21の基端部に内針側ハブ6の先端部を外嵌固定すると共に、外筒22の基端部を内針側ハブ6の先端部に外嵌して、スリーブ23を内筒21と外筒22間に収納した状態としておく。
【0034】
そして、内針5を患者の血管等から抜去した際には、図12に示すように、内針5を外套針1及び外套針側ハブ3から抜去し、スリーブ23を軸心方向後方に大きく伸長させて、内針5全体を内筒21とスリーブ23内に収納する。尚、内針5を外套針側ハブ3から抜去した際には、圧接部25が、それ自体の弾発力により、径方向内方に(移動)変形して、その内径が内針5の外径よりも小となり、内針5の外套針側ハブ3内への再度の挿入を阻止する。
【0035】
上記のように、内針5を外套針1及び外套針側ハブ3から抜去した際には、内針5全体が内筒21とスリーブ23に覆被されて、その内部に収納されると共に、内針5の外套針側ハブ3内への再度の挿入が阻止されるので、医療従事者の内針5による穿刺事故を良好に防止できる。
【0036】
尚、上記実施の形態では、キンク防止手段を、保護チューブや、線状の保護体から構成したが、線状の保護体に代えて、短冊状シートから成る保護体を使用してもよく、或いは、キンク防止手段をコイル巻きバネ等から構成してもよく、又、外套針自体を強化針とすることで、キンク防止手段を構成してもよく、更には、これらや各実施の形態の構成の任意の複数のものを組合わせてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、外套針がプラスチック製であるにもかかわらず、輸液時等に、外套針を湾曲させた際に、外套針がキンクせず、それ故、外套針を湾曲させて、患者の腕等にテープ等で固定する作業を容易に行なえ、従って、手の甲の末梢静脈等からの輸液や採血も容易且つ良好に行なえると共に、構造が簡単で、安価に製造できる。又、内針と外套針の患者の血管等への穿刺時に、固定翼により、内針と外針を固定できるので、上記穿刺を容易且つ正確に行なえる。
又、請求項2によれば、内針を外套針及び外套針側ハブから抜去した際に、医療従事者の内針による穿刺事故を防止できる。
更に、請求項3によれば、内針の外套針及び外套針側ハブへの再度の挿入を防止でき、医療従事者の内針による穿刺事故を更に良好に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す平面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図2の分解図である。
【図4】図2のA−A線矢視断面図である。
【図5】図4の作動状態図である。
【図6】本発明の実施の形態の第2例を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態の第3例を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態の第4例を示す平面図である。
【図9】図8のB−B線矢視断面図である。
【図10】本発明の実施の形態の第5例を示す平面図である。
【図11】図10の要部の断面図である。
【図12】図11の作動状態図である。
【符号の説明】
1 外套針
2 固定翼
3 外套針側ハブ
4 保護チューブ
7 内針
8 内針側ハブ
10 保持筒部
11 翼部11
12 連結部
16 保護材(保護線)
18 内針収納体
20 挿入体
21 内筒
22 外筒
23 スリーブ
25 圧接部
Claims (3)
- A.可撓性を有するプラスチック製外套針と、
B.外套針の基端部に備えられた外套針側ハブと、
C.外套針及び外套針側ハブに挿脱自在に挿通されて、先端部が外套針から前方に突出 する内針と、
D.外套針の先端部に外嵌固定された保持筒部と、保持筒部から外側方に突設された左 右一対の翼部と、各翼部の上面又は下面と保持筒部を連結する左右一対の連結部を有 し、両翼部を相対的に接近させることで、各連結部を介して、保持筒部及び外套針を 径方向内方に押圧し、外套針と内針を解除可能に固定する固定翼
を有する留置針において、
外套針における、固定翼と外套針側ハブ間の部分に、
・ この部分のキンクを防止すると共に、基端部と先端部が、それぞれ、外套針側ハ ブと保持筒部に挿入固定される保護チューブ
が外嵌された留置針。 - 内針の基端部に、内針側ハブが備えられ、
外套針側ハブの基端部から、該基端部と内針側ハブ間に介装される内針収納体が後方に連設され、
内針収納体が、
A.内針が挿通される内筒と、
B.内筒に外嵌される外筒と、
C.内筒に外嵌されて、先端部が内針収納体側に固定されると共に、基端部が内針側ハ ブの先端部に外嵌固定され、軸心方向に関して折畳まれた状態で内筒と外筒間に収納 され、内針の外套針及び外套針側ハブからの離脱時に、軸心方向に伸長して、内針に おける、内筒よりも基部側部分を覆被するスリーブ
を有する請求項1記載の留置針。 - 内針収納体に、
・ 内針の外面に対して、内面が相対的に摺動可能として、弾発状に圧接し、内針の後 方側への離脱後に、それ自体の弾発力により、径方向内方に変形して、内径が内針の 外径よりも小となる圧接部
が形成された請求項2記載の留置針。
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