JP4148523B2 - プラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体,及び,プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は,プラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体及びプラズマディスプレイ装置に係り,より詳しくは,放電遅延現象が減少する構造を有するプラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置に関するものである。
プラズマディスプレイ装置は,気体放電現象を用いて画像を実現する平板ディスプレイ装置であって,大画面を有しながらも,高画質,超薄型,軽量化及び広視野角の優れた特性を持っており,他の平板ディスプレイ装置に比べて製造方法が簡単で大型化が容易なので,最近,大型平板ディスプレイ装置として脚光をあびている。
プラズマディスプレイパネルは,内部ガス放電によって画像が表示される駆動原理を用いるため,プラズマディスプレイパネルを駆動するときに多くの熱が発生する。もしプラズマディスプレイパネルから発生する熱が適切に外部に放出されなければ,プラズマディスプレイパネルに残像が発生するという問題点が生ずる。したがって,このような残像発生を防止するために,一般に,プラズマディスプレイパネルの背面に配置されたシャーシを介して,プラズマディスプレイパネルから発生した熱を外部に放出する。通常,シャーシは高熱伝導率を有するアルミニウムを用いて製作されるが,アルミニウムの熱伝導率は約150W/mK〜220W/mKである。
このように高熱伝導率の素材を用いてシャーシを製作する場合,熱放出能力において利点を有する。ところが,プラズマディスプレイパネルが配置されたところの気温が降下する場合,プラズマディスプレイパネルの放電セルに充填された放電ガスの温度が低くなり,プラズマディスプレイパネルでプラズマ放電遅延が発生するという問題点がある。ここで,放電遅延とは,放電セルにおけるプラズマ放電が所望の時間帯に行われず,放電が遅延して起こることを意味する。
図1は放電遅延現象を概略的に示すグラフである。図1のグラフにおいて,横軸は時間を示し,縦軸は放電電流の大きさを示す。図1を参照すると,一つの放電セルで要求される放電電流は第1曲線(G1)で表わされる。
しかしながら,放電遅延が発生する場合,放電電流は第2曲線(G2)を有することになり,放電電流が一定の時間Δt遅延する。このような放電遅延は,前述したように,プラズマディスプレイパネルの放熱が発生し過ぎて,放電セルに充填された放電ガスの温度が減少するにつれて,さらに大きく発生する。
そこで,本発明は,このような問題点に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,放電遅延現象が減少する構造を有するプラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,熱伝導率が55W/mK〜100W/mKであるMMCC(Metal Matrix Cast Composite) Al/Al で構成されたシャーシを備える,プラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体が提供される。
また,本発明の他の観点によれば,気体放電を用いて画像を表示するプラズマディスプレイパネル,及び前記プラズマディスプレイパネルを支持し、熱伝導率が55W/mK〜100W/mKであるMMCC(Metal Matrix Cast Composite) Al/Al で構成されたシャーシを備える,プラズマディスプレイ装置を提供する。
また,本発明において,シャーシの熱伝導率は50W/mK〜100W/mKであることが好ましい。
また,本発明において,前記シャーシは鉄(iron)を含む素材で形成されることが好ましい。この際,前記シャーシは亜鉛メッキ鋼板(galvanized
iron)を含む素材で形成されることが好ましい。
また,本発明において,前記シャーシの厚さは0.8mm〜2.0mmであることが好ましい。
また,本発明において,前記シャーシ組立体または前記プラズマディスプレイ装置は,前記シャーシの一側に配置され,前記シャーシの剛性を補強する補強部材をさらに備えることができる。この際,前記補強部材を前記シャーシと同一の素材を用いて形成することが好ましい。
また,本発明によれば,上記プラズマディスプレイ装置において,少なくとも前方隔壁の側面が保護膜によって覆われることを特徴とする,プラズマディスプレイパネルが提供される。
本発明に係るプラズマディスプレイ装置の場合,熱伝導率10W/mK〜100W/mKのシャーシによってプラズマディスプレイパネルが適正の温度範囲内で作動するため,プラズマディスプレイパネルの放電遅延現象が抑制される。また,プラズマディスプレイパネルの過放電が防止される。
特に,シャーシが亜鉛メッキ鋼板で形成される場合,費用が節減されるうえ,剛性が優秀であり,騒音が低減されるという効果がある。
本発明を採用すれば,プラズマディスプレイパネルの放電遅延現象が減少したプラズマディスプレイ装置を製造することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図2は本発明の好適な一実施形態に係るプラズマディスプレイ装置200の分離斜視図である。図2を参照すると,プラズマディスプレイ装置200は,シャーシ220及び補強部材250を含むシャーシ組立体と,シャーシ220の前方に支持され,ガス放電を用いて画像を実現するプラズマディスプレイパネル210と,シャーシ220の後方に支持され,プラズマディスプレイパネル210を駆動する回路部230とを備える。
図3は図2に示したプラズマディスプレイパネルの一例として交流型3電極面放電プラズマディスプレイパネル210を部分切開して示す分離斜視図である。図3に示すように,プラズマディスプレイパネル210は,上板211とこれに平行に結合する下板212とを備える。上板211の前面基板11上には維持電極対12が配置されている。この際,前面基板11を介して画像が投射されるので,前面基板11はガラスを主材料とした透明な材料で形成されることが好ましい。
維持電極対12とは,維持放電を引き起こすために前面基板11上に形成された一対の維持電極31,32を意味する。前面基板11にはこのような維持電極対12が所定の間隔で平行に配列されている。各維持電極対12は,走査電極31及び共通電極32を備える。また,走査電極31及び共通電極32のそれぞれは透明電極31a,32a及びバス電極31b,32bを備える。透明電極31a,32aは,放電を引き起こすことが可能な導電体でありながら,蛍光体層26から放出される光が前面基板11へ進むことを妨害しない透明な材料で形成されるが,このような材料としてはITO(indium
tin oxide)などがある。ところが,前記ITOのような透明導電体は通常その抵抗が大きい。よって,透明電極のみで放電維持電極を形成すると,その長手方向への電圧降下が大きくて多くの駆動電力がかかり,応答速度が遅くなるので,これを改善するために,前記透明電極の外側端部には,金属材質からなり且つ狭い幅で形成されるバス電極31b,32bが配置される。
前面基板11に対向する背面基板21上には,アドレス電極22が単位放電セル70で走査電極31及び共通電極32と交差するように配置されている。アドレス電極22は,走査電極31と共通電極32間の維持放電をより容易にするためのアドレス放電を引き起こすためのもので,より具体的には,維持放電が起こるための電圧を低める役割を果たす。アドレス放電は走査電極31とアドレス電極22との間に起こる放電である。アドレス放電が終了すると,走査電極31側には陽イオンが蓄積され,共通電極側には電子が蓄積される。これにより,走査電極31と共通電極32間の維持放電がより容易になる。このように配置された一対の走査電極31及び共通電極32と,これらに交差するアドレス電極22によって設けられる空間とが,単位放電セル70として一つの放電部を形成する。
前面基板11上には,維持電極対12を埋め込むように前面誘電体層15が形成されている。前面誘電体層15は,主放電の際に隣接した走査電極31と共通電極32との間に直接通電が行われること,及び陽イオンまたは電子が電極31,32に直接衝突して維持電極31,32を損傷させることを防止しながらも,電荷を誘導して壁電荷を蓄積することが可能な光透過性のよい誘電体として形成される。このような誘電体としてはPbO,B,SiOなどがある。また,前面誘電体層15には通常MgOからなる保護層16が形成されている。
保護層16は,放電の際に陽イオンと電子が前面誘電体層15に衝突して前面誘電体層15が損傷することを防止し,良い光透過性を有し,放電の際に2次電子を多量放出する。背面基板21上にも,アドレス電極22を埋め込むように背面誘電体層25が形成されている。
背面誘電体層25は,放電の際に陽イオンまたは電子がアドレス電極22に衝突してアドレス電極22を損傷させることを防止しながらも,電荷を誘導することが可能な誘電体として形成される。このような誘電体としてはPbO,B,SiOなどがある。背面誘電体層25上には,放電距離を維持し且つ放電セル間の電気的光学的クロストークを防止する隔壁30が形成されている。この隔壁30の両側面,及び隔壁30の形成されていない背面誘電体層25の全面には,赤色,緑色,青色発光蛍光体層26が塗布されている。図3には,四角形の横断面を有する,放電セル70を区画するマトリックス形式の隔壁30が示されているが,これに限定されない。
次に,上述したように構成された本発明に係るプラズマパネル210の作動を説明する。以下,アドレスディスプレイ分離(address−display
separation,ADS)駆動方式を用いたプラズマディスプレイパネルの駆動について説明しているが,本発明はこれに限定されない。
プラズマディスプレイパネル210におけるプラズマ放電は,大きくアドレス放電と維持放電に分けられる。アドレス放電は,アドレス電極22と走査電極31との間にアドレス放電電圧が印加されることにより起こる。このアドレス放電の結果として,維持放電が起こるべき放電セル70が選択される。より詳しく説明すると,走査電極に走査パルスが印加され,アドレス電極22にアドレスパルスが印加されることにより,アドレス電極と走査電極との間にアドレス放電電圧が維持される。その後,前記選択された放電セル70の走査電極31と共通電極32との間に維持電圧が交互に印加されると,走査電極31及び共通電極32に積もっていた電子などの粒子が衝突して維持放電を起こし,この維持放電の際に励起された放電ガスのエネルギー準位が低くなりながら紫外線が放出される。そして,この紫外線が放電セル70内に塗布された蛍光体層26を励起させるが,この励起された蛍光体層26のエネルギー準位が低くなりながら可視光が放出され,この放出された可視光が画像を構成する。
このようにプラズマディスプレイパネル210が駆動されるとき,プラズマ放電によって多くの熱が発生する。もし発生する熱が適切に外部へ放出されなければ,プラズマディスプレイパネル210に残像が発生するという問題点がある。したがって,プラズマディスプレイパネル210を構造的に支持する役割をするうえ,放熱部材としての役割をするシャーシ220が,プラズマディスプレイパネル210の後方に配置される。シャーシの厚さはプラズマディスプレイパネルの大きさなどを考慮して様々に選択できるが,薄型及び重量低減のために,シャーシの厚さは0.8mm〜2.0mmであることが好ましい。
また,プラズマディスプレイパネル210とシャーシ220との間には熱伝導媒体227が介在している。熱伝導媒体227は,プラズマディスプレイパネル210から発生する熱を分散させることにより,局部的な熱集中を取り除くうえ,プラズマディスプレイパネル210から発生する熱をシャーシ220に伝達する機能も行う。本実施形態において,熱伝導媒体227は,単一シートの形状を有し,一側はプラズマディスプレイパネル210に付着し,他側はシャーシ220に付着することが放熱のために好ましい。しかし,熱伝導媒体227の形状及び介在方法はこれに限定されない。例えば,熱伝導媒体227は,多数枚のシートに分離して配置してもよく,シャーシとの間が離隔するように配置してもよい。熱伝導媒体227は,熱伝導率の向上のために,高熱伝導率のグラファイト(graphite)などの炭素系列またはシリコンを含んで形成することが好ましい。
本実施形態において,プラズマディスプレイパネル210とシャーシ220はこれら210,220の間に挟まれる両面テープ223によって結合し,両面テープ223は単一シート状の熱伝導媒体227を取り囲むように配置される。
プラズマディスプレイパネル210を駆動する回路部230は,ボス240によってシャーシ220の背面から離隔して設置されている。一般に,シャーシ220に形成されたボス240と回路部230の貫通孔から挿入されたねじとを締結させる。
プラズマディスプレイパネル210と回路部230間の電気的信号及び電源の伝達のために,信号伝達手段がそれら210,230を連結している。本実施形態において,信号伝達手段としてFPC(flexible printed circuit)272とテープキャリアパッケージ(tape carrier package,以下「TCP」という)271が採用されている。特に,回路部230のアドレス駆動部とプラズマディスプレイパネルのアドレス電極22との間にはTCP271が連結されており,電子素子275の実装されたTCP271にはカバープレート260が配置され,電子素子275から発生する熱を外部に放出する。また,TCP271とカバープレート260との間には熱伝導シート(図示せず)が挿入されており,TCP271と補強部材250との間には熱伝達を促進し,電子素子275に加えられる圧縮力を緩和するためにグリース(図示せず)が挿入されている。
シャーシ220の背面には,シャーシ220の強度補強のために補強部材250が配置されている。補強部材250は,ねじ(図示せず)によってシャーシ220に固定されている。補強部材250は,回路部230とオーバーラップせず,回路部230間の回路連結を妨害しない部分に配置される。補強部材250は,横断面「L」または「コ」字状の様々な形状を有する。このような補強部材250は,シャーシ220と別途に製作されて結合できるが,製作工程を減らすために,シャーシ220と補強部材250が一体に形成されることが好ましい,また,補強部材250とシャーシ220間のそれぞれ異なる熱膨張率による撓みを防止するために,シャーシ220と補強部材250は同材料で形成されることが好ましい。
前述したように,プラズマディスプレイパネル210の駆動中にプラズマディスプレイパネル210を放熱させるときにプラズマディスプレイパネル210があまり放熱する場合,プラズマディスプレイパネルに放電遅延現象が発生する。すなわち,放電セル70における放電が所望の時間帯に行われず,所望の時間より遅く放電が行われる。したがって,シャーシ220は,剛性を有するとともに,プラズマディスプレイパネル210の内部温度を適切に維持することが可能な素材で形成されるべきである。
プラズマディスプレイパネル210の駆動の際に,放電遅延は大きくアドレス放電区間と維持放電区間で発生する。但し,維持放電区間では一つの放電セル70に配置された電極31,32に多数の維持放電パルスが印加されるが,これに対し,アドレス放電区間では一つの放電セルの走査電極31とアドレス電極22にそれぞれ1つの走査パルスとアドレスパルスが印加されるため,アドレス放電区間で発生する放電遅延現象が,維持放電区間で発生する放電遅延よりさらに大きい問題になる。
図4はアドレス放電区間でアドレス電極22に印加される一つのアドレスパルスにおいて,時間によるアドレス電極の電圧G3と放電電流G4間の関係を概略的に示している。図4のグラフの横軸はナノ秒(ns)単位の時間軸であり,左側の縦軸Y1はアドレス電圧を示し,右側の縦軸Y2は放電電流を示す。
図4のグラフに示すように,アドレス電極の電圧は,第1時間t1から第2時間t2に行くにつれて,電圧が第1電圧V1から第2電圧V2に増加した後,第2時間t2〜第3時間t3では一定の電圧(V2=V3)に維持される。その後,電圧は減少し,第4時間t4に最初の電圧と同じ大きさの第4電圧V4に回復する。
アドレス電極に印加される一パルスの時間,すなわち第1時間t1から第4時間t4までの時間間隔は1000nsである。この際,第1時間t1と第2時間t2との間は200nsであり,第2時間t2と第3時間t3間の間隔は650ns,第3時間t3と第4時間t4間の間隔は150nsである。
アドレス放電時の放電電流は,第1放電時間s1で発生して第2放電時間s2に最大値を有し,第3放電時間s3で消滅する。放電電流の大きさをグラフで表わすと,上方に膨らんだ放物線の形状を有する。また,放電電流の持続時間は第1放電時間s1と第3放電時間s3間の約350ns中である。
安定的なアドレス放電のために,放電電流Gq4は第2時間t2と第3時間t3との間に位置する。したがって,第2時間t2と第3時間t3間の650ns中に,可視光線の発生のための約350nsが確保されるべきである。すなわち,第2時間t2と第3時間t3間の650nsから放電電流持続時間の350nsを差し引いた時間以内に放電が発生されるべきなので,放電遅延時間が300ns以下に維持されなければならない。このような考察から,第1放電時間s1と第2時間t2との間の時間ΔDが300ns以下に維持されるようにするシャーシ220の材料を選択すべきである。以下では,第1放電時間s1と第2時間t2との間の時間ΔDを便宜上「遅延時間」と定義する。
表1はシャーシ220の熱伝導率を異にして遅延時間ΔDを測定した実験結果を示す。図5は表1の実験値をグラフで示す。前記実験は42インチのプラズマディスプレイパネル210を温度−30℃のチャンバ内に設置して行われた。この際,シャーシ220の厚さは2mmであり,熱伝導媒体227は厚さ1.4mmのカーボンシートを用いた。実験値は,プラズマディスプレイパネル210が定常状態(steady
state)で作動中のときに測定された。
Figure 0004148523
表1より,シャーシ220の熱伝導率が増加するにつれて,遅延時間ΔDが増加することが分かる。シャーシ220の熱伝導率が増加する。プラズマディスプレイパネル210からの放熱が促進されてプラズマディスプレイパネル210の温度が低く維持されるため,遅延時間ΔDが増加する。ここで,陰(−)の遅延時間ΔDは,第1放電時間s1が第2時間t2より先に発生したことを示す。この場合,プラズマディスプレイパネル210は過放電を起こす。過放電は,シャーシの熱伝導率があまり低い場合,プラズマディスプレイパネルから発生する熱が効果的に放出されないので,プラズマディスプレイパネルの内部温度が適正値以上に上昇することに起因する。
図5を参照すると,第1放電時間s1と第2時間t2間の時間ΔDが0〜300nsに維持されるべきなので,シャーシ220の熱伝導率が100W/mK以下であることが好ましい。特に,シャーシ220の熱伝導率が100W/mKを超過する場合,遅延時間ΔDが急激に増加するので,プラズマディスプレイパネルの好適な放電特性を得ることが難しい。また,プラズマディスプレイパネル210の過放電を防止するために,遅延時間ΔDが0ns以上にならなければならないので,シャーシ220の熱伝導率が10W/mK以上であることが好ましい。したがって,放電遅延及び過放電の発生を防止するために,シャーシ220の熱伝導率は10W/mK〜100W/mKであることが好ましい。但し,遅延時間ΔDが50W/mK〜100W/mKで相対的に同様の値を有するので,プラズマ放電安定性のために,シャーシ220の熱伝導率が50W/mK〜100W/mKであることがより好ましい。
特に,前記実験において,シャーシ220を熱伝導率約65W/mKの電気亜鉛メッキ鋼板で形成されたものとする場合,TCP271に隣接した部分で測定された温度が,一般的なアルミニウムで製作されたシャーシを使用するときより約10℃増加したと測定された。これは低い熱伝導率を有する素材で製作されたシャーシが全体的に高い温度を維持することを証明する。
熱伝導率10W/mK〜100W/mK以下の材料は,様々に選択できるが,剛性及び費用などの面において,鉄を含む素材で形成されることが好ましい。特に,鉄を含む素材としては,腐食防止のために亜鉛メッキ鋼板を含む素材で形成されることが好ましい。この際,亜鉛メッキは様々な方法で行われるが,好ましくは費用及び製作容易性を考慮するとき,電気的な方法を用いた電気亜鉛メッキ鋼板(electrolytic
galvanized iron)または溶融亜鉛メッキ鋼板(hot dip galvanized iron)を含む素材でシャーシ220を製造することが好ましい。亜鉛メッキ鋼板は,熱伝導率が約65W/mKなので,プラズマディスプレイパネルが低温だけでなく高温で駆動される際にも適切な熱伝導率を有し,環境有害性の面においても安全性が確保された素材である。特に,溶融亜鉛メッキ鋼板の場合,亜鉛メッキ層の厚さが厚いため,腐食防止において良い特性を有する。
また,亜鉛メッキ鋼板を用いてシャーシ220を形成する場合,プラズマディスプレイ装置200の振動及び騒音が減少する。次に,これをより詳細に説明する。
プラズマディスプレイパネル210がプラズマ放電を行うため,放電の際に発生する振動及び騒音がシャーシ220に伝達され,前記振動及び騒音は2次的に回路部230の電磁気的騒音特性と調和をなして騒音が増幅される。もし適正値以上の騒音が発生すれば,ユーザの不満要素となるため,プラズマディスプレイパネルの騒音低減方案を講じなければならない。
ところが,前記振動及び電磁気的な特性によって発生した騒音は音響エネルギーで表現できる。このような騒音を減少させるためには,音響エネルギーを他の形態のエネルギーに変換させることにより騒音を発生させることができる。騒音を減少させるための代表的な例として,音響エネルギーを熱エネルギーに変換させる吸音材などを多く使用するが,プラズマディスプレイパネル210から発生する振動,騒音が,密度の大きい素材で構成されたシャーシ220に伝達されるようにすることにより,音響エネルギーを減少させて騒音を低減させることができる。
一般に,媒質の面密度と固有周波数による騒音の透過損失(Transmission Loss)は次の数式1で表わすことができる。数式1を参照すると,媒質材料の密度が増加するほど透過損失が大きくなるので,騒音及び振動の伝達が減少し,結果として媒質を介した騒音が減少することが分かる。
(数式1)
TL=18
log mf −44[dB]
式中,mは媒質の面密度[kg/m],fは周波数[Hz]を示す。
前記のような理論的根拠をもって,シャーシ220の材質を変化させてプラズマディスプレイ装置200の騒音を測定した。シャーシによる騒音の測定は,ディスプレイ装置の前面と背面から一定の距離離れた位置でマイクセンサを用いてSPL値を測定して行ったが,従来のアルミニウム系列のシャーシと比較した結果は表2に示す。本実験では,従来のアルミニウムを用いて形成されたシャーシと本発明の一実施形態に係る電気亜鉛メッキ鋼板で形成されたシャーシにおける騒音値を比較して測定した。表2より,電気亜鉛メッキ鋼板で形成されたシャーシにおいて騒音が減少したことを確認することができた。これは電気亜鉛メッキ鋼板の面密度が大きくて騒音の透過損失が大きいためである。
Figure 0004148523
但し,本発明では,鉄を含む亜鉛メッキ鋼板だけでなく,様々な素材を用いてシャーシが製造できる。表3は本発明に利用可能な3種のアルミニウム合金の熱伝導率を示す。3種とも熱伝導率が10W/mK〜100W/mKであることが分かる。また,表4は本発明に利用可能な低炭素鋼,中炭素鋼及び高炭素鋼の熱伝導率を示す。しかし,本発明のシャーシに用いられるアルミニウム合金及び炭素鋼は,表3及び表4に列挙されたアルミニウム合金及び炭素鋼に限定されない。それ以外に,シャーシ220はステンレススチール,酸化アルミニウム,カーボンシリコン,チタニウム,ジルコニウム,銅,コバルト,パラジウム,炭素繊維,黒鉛繊維,ガラス繊維などを含む様々な素材及びこれらの複合材料を用いて形成することができる。
Figure 0004148523
Figure 0004148523
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
プラズマディスプレイ装置の放電遅延をグラフで示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の斜視図である。 図2に示したプラズマディスプレイパネルの一例を部分切開して示す斜視図である。 時間によるアドレス電圧と放電電流との関係をグラフで示す説明図である。 シャーシの熱伝導率と放電遅延時間との関係をグラフで示す説明図である。
符号の説明
11 前面基板
12 維持電極対
15 前面誘電体層
16 保護層
22 アドレス電極
25 背面誘電体層
26 蛍光体層
30 隔壁
31 走査電極
32 共通電極
31a,32a 透明電極
31b,31b バス電極
70 放電セル
200 プラズマディスプレイ装置
210 プラズマディスプレイパネル
211 上板
212 下板
220 シャーシ
230 回路部

Claims (15)

  1. 熱伝導率が55W/mK〜100W/mKであるMMCC(Metal Matrix Cast Composite) Al/Alで構成されたシャーシを備えることを特徴とする,プラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体。
  2. 前記シャーシの厚さは0.8mm〜2.0mmであることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体。
  3. 前記シャーシの一側に配置され,前記シャーシの剛性を補強する補強部材をさらに備えることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体。
  4. 前記シャーシと前記補強部材は一体であることを特徴とする,請求項3に記載のプラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体。
  5. 前記シャーシと前記補強部材は同一の素材で形成されることを特徴とする,請求項3に記載のプラズマディスプレイ装置用シャーシ組立体。
  6. 気体放電を用いて画像を表示するプラズマディスプレイパネルと,
    前記プラズマディスプレイパネルを支持し、熱伝導率が55W/mK〜100W/mKであるMMCC(Metal Matrix Cast Composite) Al/Alで構成されたシャーシと,
    を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイ装置。
  7. 前記シャーシの厚さは0.8mm〜2.0mmであることを特徴とする,請求項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  8. 前記プラズマディスプレイパネルと前記シャーシとの間に介在する熱伝導媒体をさらに備えることを特徴とする,請求項6に記載のプラズマディスプレイ装置。
  9. 前記熱伝導媒体は炭素系列またはシリコンを含む素材で形成されたことを特徴とする,請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  10. 前記熱伝導媒体の一面は前記プラズマディスプレイパネルに付着することを特徴とする,請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  11. 前記熱伝導媒体の一面は前記シャーシに付着することを特徴とする,請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  12. 前記熱伝導媒体は単一シートであることを特徴とする,請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  13. 前記シャーシの一側に配置され,前記シャーシの剛性を補強する補強部材をさらに備えることを特徴とする,請求項6に記載のプラズマディスプレイ装置。
  14. 前記シャーシと前記補強部材は一体であることを特徴とする,請求項13に記載のプラズマディスプレイ装置。
  15. 前記シャーシと前記補強部材は同一の素材で形成されることを特徴とする,請求項14に記載のプラズマディスプレイ装置。
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