JP4148154B2 - 燃料電池用ガスケット - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池に用いられる燃料電池用ガスケットに関するものである。
ガスケットを燃料電池セパレータに装着する方法としては、図4に示す方法がある。
まず、トムソン刃101が埋め込まれた打ち抜き用下型102にゴム製のガスケット110を配置する(図4(a))。そして、さらにPETフィルム120をガスケット110の上に配置する。PETフィルム120は、トムソン刃101がガスケット110の厚みを超えて突き出した場合の保護材の役割を果たす。
ガスケット110を上型103と下型102とで挟み、加圧することでバリ111(補強用リブ)を切断し、所望のガスケット110を得る(図4(b))。
切断して得られたガスケット110を燃料電池セパレータに接着するために、接着工程用下型104(接着用治具)に配置する(図4(c))。そして、ガスケット110の上方に配置された接着剤スタンプ治具105により、ガスケット110のリップが設けられている側とは反対側の背面に接着剤106をスタンプ塗布する(図4(d))。
燃料電池セパレータとなるカーボンプレート130をガスケット110の接着面に置き、加圧用下型及び上型で挟み、熱板で加圧接着を行う(図4(e))。
そして、ガスケット110のはじからはみ出た接着剤を手仕上げで取り除き、ガスケットが一体となった燃料電池セパレータを得ていた。
特開平8−162145号公報
このような従来の装着方法では、工程数も多く作業が煩雑となっていた。また、接着剤が意図に反して広がってしまい、接着剤の手仕上げでの取り除き作業に手間がかかっていた。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、装着が簡単にできる燃料電池用ガスケットを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の燃料電池用ガスケットにあっては、燃料電池セパレータとなるカーボンプレートに接着される燃料電池用ガスケットであって、接着される背面に接着剤の広がりを防止して接着剤溜りを形成させる広がり防止手段を有し、前記ガスケットの背面に接着剤が塗布され、前記接着剤の塗布後に前記カーボンプレートに前記ガスケットの背面が貼り付けられ、貼り付け後に前記広がり防止手段によって形成された接着剤溜りを前記広がり防止手段と一緒にレーザカットされ、前記カーボンプレートに装着されることを特徴とする。
本発明のガスケットの装着方法にあっては、燃料電池セパレータとなるカーボンプレートに接着される燃料電池用ガスケットの装着方法であって、前記ガスケットは接着される背面に接着剤の広がりを防止して接着剤溜りを形成させる広がり防止手段を有し、前記ガ
スケットの背面に接着剤を塗布し、前記接着剤の塗布後に前記カーボンプレートに前記ガスケットの背面を貼り付け、貼り付け後に前記広がり防止手段によって形成された接着剤溜りを前記広がり防止手段と一緒にレーザカットすることを特徴とする。
本発明によると、広がり防止手段で接着剤の広がりを防止して接着剤溜りを形成しつつカーボンプレートにガスケットを貼り付け、接着剤溜りを広がり防止手段と一緒にレーザカットするだけでガスケットが装着でき、手仕上げ等の手間がかからず、ガスケットの装着が簡単に行える。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、第1の実施の形態について説明する。図1は第1の実施の形態に係る燃料電池用ガスケットの装着方法を示す工程図である。
燃料電池用ガスケット1は、燃料電池セパレータに装着されるものである。燃料電池セパレータは、導電性を有するカーボンプレート2で形成され、燃料電池の一つのセルを区切るものである。この燃料電池セパレータにおいて流れる空気や水素等を外部に漏らさないように区切ってシールするのが燃料電池用ガスケット1の役目である。
図1を用いて実施の形態に係る燃料電池用ガスケット1の装着方法を説明する。
(1)まず、補強部がついたガスケット1を下型10に配置する(図1(a))。下型10側に下向きで表面の凸状に突き出したリップ3がくるようにし、下型10表面に燃料電池セパレータとなるカーボンプレート2に接着剤で接着される背面が露出される。
このガスケット1の背面には、広がり防止手段の一例としての2本の並行なリブ4がリップ3の延びる方向を示すリップラインに沿って設けられている。2本のリブ4は、リップ3の背面から対称に等距離離れた位置に設けられている。このリブ4は、ガスケット1の軽い補強の役割を果たしている。
下型10にはトムソン刃は無く、トムソン刃によるカットを行わないため位置ズレの心配が小さいので、ガスケット1に過大な補強用のリブは形成されていない。
下型10は、リップ3を取り囲み真空引きを行う穴11が形成されており、その穴の両側が一段高くなって押圧部12となっている。押圧部12は、リップ3からリブ4の距離よりも幅狭に形成されている。
(2)下型10の上方に用意した接着剤スタンプ治具13から、ガスケット1の背面に接着剤14を塗布する(図1(b))。接着剤14は、ガスケット1の背面の2本のリブ4間に挟まれたリップラインの真裏に塗布される。
(3)燃料電池セパレータとなるカーボンプレート2をガスケット1の接着剤14が塗布された背面上に配置し、下型10及び上型15と熱板16とで加圧接着を行い、カーボンプレート2にガスケット1を貼り付ける(図1(c))。
このとき、下型10では押圧部12を中心に加圧するため、押圧部12よりも高さが一段低い押圧部以外ではカーボンプレート2と下型10との間に隙間が形成されており、リップ3から離れた位置ではガスケット1はカーボンプレート2と接着せず、離れている。そして、リブ4がカーボンプレート2に突き当たることによって、下型10の押圧部12
がなくなる位置からリブ4がカーボンプレート2に突き当たった位置まででの間にはガスケット1とカーボンプレート2との間に狭く区切られた空間ができ、この空間にははみ出した接着剤14が溜り、接着剤溜り17が形成される。即ち、接着剤14は広くはみ出さず、接着剤溜り17の領域に限定されてはみ出す。
(4)ガスケット1を型から取り出し、補強部のレーザカットを行う(図1(d))。レーザカットは、位置決め機構を備えたテーブル上にカーボンプレートに貼り付けられたガスケット1を表向きに置き、リップラインに沿った図示のレーザカットエリア18にてレーザを照射して行い、バリ19をガスケット製品部から分離する。レーザカットエリア18は、接着剤溜り17のできた範囲を狙って設定される。
このレーザカットの際、ガスケット1は切断するが、カーボンプレート2は損傷を受けないように予めレーザの強度を調整しておく。レーザを吸収する最終ターゲットがカーボンプレート2であり、カーボンプレート2は熱伝導に優れているので、このようなレーザカットを行うことができる。本実施の形態では、1回の照射でガスケット1を完全に分断するのではなく、2回同一ラインをなぞることで完全に分離できる程度の照射強度に設定した。
なお、レーザカットでは、接着剤が接着剤溜り17に溜っており、不用意に広くはみ出していないことから、レーザの照射によって、接着剤溜り17の接着剤も合わせて除去できるという付加的な効果もある。
つまり、接着剤溜り17をリブ4を含むバリ19と一緒にレーザカットして取り除くことができ、容易に製品部分だけを得ることができる(図1(e))。
以上により、リブ4は接着剤溜り17の接着剤14と共にカーボンプレート2に貼り付けたガスケット1から分離し、カーボンプレート2上にガスケット1が装着される。
以上の実施の形態によれば、リブ4で接着剤14の広がりを防止して接着剤溜り17を形成しつつカーボンプレート2にガスケット1を接着し、接着剤溜り17をリブ4と一緒にレーザカットするだけでガスケット1が装着でき、手仕上げ等の手間がかからず、ガスケット1の装着が簡単に行える。
また、全工程において、ガスケット1が配置される下型10は同じものが使用でき、工程によって型を取替える必要が無く、装着に用いる型(治具)を削減することができる。
(第2の実施の形態)
図2、図3を参照して、第2の実施の形態について説明する。図2は第2の実施の形態に係る燃料電池用ガスケットの装着方法を示す工程図である。図3は第2の実施の形態の他の例に係る燃料電池用ガスケットの装着方法を示す工程図である。以下では上記実施の形態と同様な構成については同符号を付しその説明を省略する。
上記第1の実施の形態では広がり防止手段として、リブ4を形成した例を説明した。しかし、広がり防止手段はリブ4に限られるものではなく、図2、図3に示すように、背面に2本の溝5を形成しても同様の装着方法となる。溝5の位置はリブ4の配置位置と同じである。
即ち、上記第1の実施の形態と同様の手順で工程を進めて行き、ガスケット1の貼り付け時にガスケット1の背面に塗布された接着剤14は、溝5に入って接着剤溜り17を形成し、この接着剤溜り17がレーザカットされるような構成でもよい。
なお、図2では溝5を形成した部分の厚みが薄くなる例であるが、補強の観点から厚みを薄くしたくない場合には図3のように溝5の表面側に凸部6を形成して厚みを加えても良い。
第1の実施の形態に係る燃料電池用ガスケットの装着方法を示す工程図である。 第2の実施の形態に係る燃料電池用ガスケットの装着方法を示す工程図である。 第2の実施の形態の他の例に係る燃料電池用ガスケットの装着方法を示す工程図である。 従来技術の燃料電池用ガスケットの装着方法を示す工程図である。
符号の説明
1 燃料電池用ガスケット
2 カーボンプレート
3 リップ
4 リブ
5 溝
6 凸部
10 下型
11 穴
12 押圧部
13 接着剤スタンプ治具
14 接着剤
15 上型
16 熱板
17 接着剤溜り
18 レーザカットエリア
19 バリ

Claims (2)

  1. 燃料電池セパレータとなるカーボンプレートに接着される燃料電池用ガスケットであって、
    接着される背面に接着剤の広がりを防止して接着剤溜りを形成させる広がり防止手段を有し、
    前記ガスケットの背面に接着剤が塗布され、前記接着剤の塗布後に前記カーボンプレートに前記ガスケットの背面が貼り付けられ、貼り付け後に前記広がり防止手段によって形成された接着剤溜りを前記広がり防止手段と一緒にレーザカットされ、前記カーボンプレートに装着されることを特徴とする燃料電池用ガスケット。
  2. 燃料電池セパレータとなるカーボンプレートに接着される燃料電池用ガスケットの装着方法であって、
    前記ガスケットは接着される背面に接着剤の広がりを防止して接着剤溜りを形成させる広がり防止手段を有し、
    前記ガスケットの背面に接着剤を塗布し、
    前記接着剤の塗布後に前記カーボンプレートに前記ガスケットの背面を貼り付け、
    貼り付け後に前記広がり防止手段によって形成された接着剤溜りを前記広がり防止手段と一緒にレーザカットすることを特徴とするガスケットの装着方法。
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