JP4148074B2 - 吐出制御装置、液体吐出装置、液体吐出方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

吐出制御装置、液体吐出装置、液体吐出方法、記録媒体及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、液滴を吐出して対象物上に着滴させる液体吐出装置及びその吐出を制御する吐出制御装置に関する。また、同技術を実現する液体吐出方法及びプログラムに関する。また、当該プログラムを記録した記録媒体に関する。
印刷画像の階調を表現する方法の一つにパルス数変調方法がある。この方法は、画像の最小構成単位である「画素」を、小径の液滴の集合として描画する。液滴の数により、画素を形成する見かけ上の画素径が増減する。この画素径の違いが、画素の階調の違いとして認識される。なお、液滴の数は、1つの画素に対応する領域である「画素領域」に着滴した液滴の数をいう。
図1(A)に、画素の階調に対応した吐出パターン例を示す。吐出パターンは、液滴の吐出の有無を示す吐出データの列からなる。因みに、数字の“1”は、液滴を吐出することを、数字の“0”は、液滴を吐出しないことを示す。この例は、1画素を最大8発の液滴で構成する場合の吐出パターン例を示している。なお個々の数字は、吐出タイミングの最小単位(吐出周期)に対応する。
吐出パターンは、描画対象である画素領域に対応付けられてバッファメモリに格納され、対応するノズル(吐出口)に転送される。このとき、吐出データは、バッファメモリの0ビット目から順番に読み出される。そして、この吐出パターンの通りに液滴の吐出が制御される。この様子を図1(B)及び(C)に示す。
ところで、液体を吐出するヘッドには、複数のノズルを1ライン上に配列し、これら複数のノズルから、ノズル数と同数の画素を同時に描画するものがある。この方式のヘッドをラインヘッドと呼ぶ。この場合、前述の吐出パターンは、描画する画素数と同数の列を有するバッファメモリに格納される。
特開2003−226017号公報
前述した技術は、図2に示すように、1つのノズルから吐出された液滴を1つの画素領域にのみ着滴させる場合には問題がない。
しかし、本出願人が提案するLD(lateral direction)吐出技術にはそのまま適用することができない。
ここでLD吐出技術とは、液滴の吐出方向を電気的に偏向制御する技術である。図3に、3方向に偏向制御されるヘッドを用いて1つの画素領域に液滴を重ね打ちする様子を表している。図3に示すように、1つの画素は、複数(この例では2つ)のノズルから別々に吐出された液滴数により階調が表現される。図3は、吐出方向が左右の2方向に偏向される例である。
しかし、バッファメモリに書き込まれた吐出パターンは、各画素領域に対応付けられている。すなわち、吐出方向の偏向は考慮されていない。このため、吐出パターンをその並びのまま一つのノズルに読み出すと、本来1つの画素領域に着滴されるべき液滴が図4に示すように左右に打ち分けられてしまう。これは、意図せざる位置に液滴が着滴されることを意味する。
かかる画像の乱れを回避するには、図5に示すように、吐出データを吐出方向の偏向に応じて予め並べ替えておく必要がある。例えば図5に示すように、吐出された液滴が同一の画素領域に着滴するように並べ替えておく必要がある。図では、左方向に偏向吐出される偏向周期に吐出データを1列分右側にシフトしている。図中網掛けで示した部分が、着滴位置が同一の画素領域に対応する吐出パターンである。
しかし、このように予め偏向方向を加味して吐出データの並びを替える方法は、階調データを吐出パターンに変換処理するプロセッサの演算負担を増加させる。また、プロセッサとバッファメモリとを接続するバス幅も吐出方向の偏向がない場合の2倍、すなわち8ビット必要になる。このように、ハードウェア的にも演算負荷の点でも余り好ましい解決策ではない。
本発明は、以上の技術的課題を考慮してなされたものであり、前述した問題を解決することを目的とする。
かかる目的を実現するため、本発明の一つでは、液滴の吐出周期で、吐出パターン記憶部(例えば、バッファメモリ)に与える読み出しアドレスを、各吐出口の偏向制御の方向に連動して偏移させる手法を採用する。具体的には、図6に示すように、吐出パターン記憶部1に与える読み出しアドレスを読出アドレス偏移部2により偏移する。
この読出アドレス偏移部2があるため、各画素領域に対応して配置された各吐出口3から吐出される液滴の吐出方向が、1画素の描画期間内に複数の画素領域を打ち分けるように偏向制御される場合にも、吐出パターン記憶部1には偏向制御がない場合と全く同様に吐出パターンを書き込むことができる。
すなわち、吐出パターン記憶部1には、各画素領域に着滴する液滴数により階調を表現する階調データに応じた吐出パターンを、各画素領域に対応付けて書き込めば良く、各ノズル3に対応付けて書き込む必要がない。
なお、読出アドレス偏移部2は、液滴の吐出方向が、複数並列された吐出口の全てについて同一方向に一斉に切り替わるとき、読み出しアドレスを同一方向へ一斉に偏移するものが好ましい。かかる場合、1つの読出アドレス偏移部により全ての吐出口から正しい位置へ向けて液滴を吐出させることができる。
また、読出アドレス偏移部2は、液滴の吐出方向が、複数並列された吐出口について吐出方向が個別に切り替えられるとき、読み出しアドレスを吐出口単位で個別に偏移するものが好ましい。この場合、偏向方向の同じ吐出口の集合について1つの読出アドレス偏移部を設けるだけで良い。
また、吐出パターン記憶部が、それぞれ一組の吐出口に対応する複数の記憶領域で構成されるとき、各記憶領域の継ぎ目部分には、少なくとも偏向方向に隣接する他の記憶領域の継ぎ目部分と同じ吐出パターンが拡張的に記憶されることが望ましい。
図7に一例を示す。図7は、偏向なし(ノズルから真直ぐ液滴が吐出される。)と、図中右方向への偏向との2つが定義されている場合の例である。
このとき、記憶領域1Aにn個の吐出口3に転送されるべき吐出パターンが書き込まれているとすると、第n+1列目の領域(網掛けで示す部分)を設けて、ここに右隣の記憶領域1Bの第1列目の吐出パターン(網掛けで示す部分)と同じ吐出パターンを書き込むことが望ましい。
かかる場合、偏向方向が右方向となる吐出周期に、記憶領域1Aの第n+1列目に記憶されている吐出データを読み出して、記憶領域1Aが分担する第n列目のノズルに転送するだけで、吐出方向の偏向に適応した液滴の吐出を可能とできる。
本発明の一つによれば、液滴数により階調を表現する技術を、吐出方向を偏向する技術と組み合わせる場合にも、吐出方向を偏向する技術を用いない場合と同じ吐出パターンを吐出パターン記憶部に書き込むことができる。これにより、処理負荷の低減とハードウェアの複雑化を防ぐことができる。
また、吐出方向の偏向数を増減する場合にも読み出しアドレスを偏移させるだけで対応することができる。
以下、インク液滴を吐出するプリンタを例に、液滴吐出装置の実施形態を説明する。なお、本明細書で特に図示又は記載されない特質は、当該技術分野において知られているものから選択されるものとする。
以下の説明では、好適な実施の形態をハードウェアとして実現する場合について説明するが、かかるハードウェアと等価なソフトウェア処理によっても実現できる。
本発明がコンピュータプログラムとして実現される場合、プログラムは、コンピュータ読取り可能な記憶媒体に記憶される。
この記憶媒体には、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスク又はハードディスク)又は磁気テープのような磁気記憶媒体、光ディスク、光テープ又はマシン読取り可能なバーコードのような光記憶媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はリードオンリメモリ(ROM)のような半導体記憶装置の他、コンピュータプログラムを記憶するために使用される他の物理装置又は媒体が含まれる。
また本発明がハードウェアで実現される場合、特定用途向け集積回路(ASIC)のような集積回路、又は当該技術分野において公知の他のデバイスとして実現されてもよい。
なお本発明は、液滴を偏向吐出する技術を前提とするが、当該技術の一例は本出願人の先願に詳細に記載されている。例えば、特願2002−320861号、特願2002−320862号、特願2003−037343号等に詳細に記載されている。以下では、これらの偏向吐出技術の重複説明を避け、本発明の関連部分のみを説明する。
(a)第1の実施形態
(a−1)回路構成及び処理動作
図8に、信号処理ユニットのうち発明に関連する部分を示す。図8に示す信号処理ユニットは、ディジタル信号処理部11と、ヘッドコントローラ12と、ヘッドチップ13との3つの部分で構成される。
ディジタル信号処理部(DSP:digital signal processor)11は、8ビットの画像データを多値誤差拡散処理して4ビットの階調データに変換する。この実施例では、最大5つの液滴で階調を表現するように変換する。
階調データは、ヘッドコントローラ12にDMA(Direct Memory Access )転送される。具体的には、階調データは、0〜7の4ビットデータとして、アドレス1からヘッド幅に相当するアドレスnまで1画素(ドット)分ずつ順番に転送される。
パルス数変調部12Aは、入力された4ビットの階調データを8ビットの吐出パターンに変換する。ここで吐出パターンを構成する各ビットは、吐出周期のそれぞれに対応する。この実施例では、1画素の描画期間を8つの吐出周期で構成する。
吐出パターンは、8ビット単位でバッファメモリ12Bに書き込まれる。バッファメモリ12Bは、ダブルバッファ構成を採る。具体的には、1ライン分の記憶容量を有するランダムアクセスメモリ(RAM)1と2で構成される。RAM1と2は、一方に吐出パターンが書き込まれている間に、もう一方から各吐出周期に対応する吐出データが読み出される関係にある。
書き込みカウンタ12Cは、書込アドレスを発生してバッファメモリ12Bに与える。書き込みカウンタ12Cは、1ラインに相当する列アドレスを先頭アドレスから順に発生する。
図9は、1ライン分の吐出パターンがRAMに書き込まれた状態を示している。RAMには、8行n列の記憶領域を有するものを使用する。行アドレスを示す“0”〜“7”のビット値は、前述した吐出周期1〜8に対応する。
因みに、右側縦方向に示す表記「PNM1」〜「PNM8」は、吐出周期毎の吐出パターンを示している。例えば「PNM1」は、吐出周期1(行アドレスが0ビット)内にn個のノズルから吐出される吐出データの集まりを示す。
読み出しカウンタ12Dは、読出アドレスを順に発生してバッファメモリ12Bに与える。
この実施例では、各吐出周期を64分割し、時分割で液滴を吐出させる。このとき、各分割周期には5つのノズルだけが駆動される。この動作が分割周期毎に繰り返され、64分割周期の終了後、吐出周期の一つが終了する。
従って、読み出しカウンタ12Dは、各分割周期に駆動されるノズルに対し、対象となる吐出データが読み出されるように読出アドレスを発生する。例えば、吐出周期1には、行アドレスとしてビット値“0”を発生し、列アドレスとして各分割周期に5つずつ320個の値を発生する。同様に、吐出周期2のとき、行アドレスとしてビット値“1”を発生し、列アドレスとして各分割周期に5つずつ320個の値を発生する。以下、吐出周期8までこの動作が繰り返される。
読出アドレス偏移部12Eは、吐出方向の偏向に応じて、読み出しカウンタ12Dで発生された読出アドレス(列アドレス)を遷移する。図10に、読出アドレス偏移部12Eの一例を示す。図10は、吐出方向の偏向が2種類の場合の例である。具体的には、偏向無しと、右隣の画素(1アドレス大きい画素)への偏向の2種類の場合である。そして、偏向方向は1ライン全てのノズルについて共通であり、その方向は吐出周期毎に入れ替わる場合を前提とする。
この場合、図10に示すように、列アドレスについて加算器12E1を設ける。加算器12E1は、偏向方向の情報と、列アドレスとを入力する。ここで、偏向方向の情報は、偏向無しを“0”、右隣の画素への偏向を“+1”とする。すなわち、図11に示すように、2ノズルからの液滴(インク液滴)で1画素を構成する場合である。なお、偏向方向の情報は、不図示の記憶手段から与えられる。
この構成により、読出アドレス偏移部12Eは、偏向有りのときに右隣のアドレス(右隣の画素)の吐出データを読み出す列アドレスを生成し、これをバッファメモリ12Bに与える。行アドレスについての変更はない。一方、読出アドレス偏移部12Eは、偏向無しのとき、読み出しカウンタで発生された読出アドレスをそのまま出力する。
図12に、この読出アドレス偏移部12Eで実行される処理動作例を説明する。図12では、偏向の向きを矢印の向きで表している。また、列アドレスについて加算する偏向方向の情報を“0”と“+1”で表している。なお、図12では、吐出周期1を偏向無しとしている。
吐出周期が奇数のとき(すなわち、吐出パターンPNM1,PNM3,PNM5,PNM7のとき)、読出アドレス偏移部12Eは、入力された読出アドレスをそのまま出力する。
一方、吐出周期が偶数のとき(すなわち、吐出パターンPNM2,PNM4,PNM6,PNM8のとき)、読出アドレス偏移部12Eは、列アドレスに“1”を足して出力する。このとき、行アドレスは入力時のまま出力される。
これにより、バッファメモリ12Bからは、図12において斜線を付したように読み出し位置が偏移された吐出パターンが、列アドレス0に対応するノズルに転送される。
このとき、吐出周期が奇数の期間には、読み出された吐出データ“0”、“0”、“1”、“1”が、列アドレス0に対応するノズルから対向する画素領域に向けて吐出される。また、吐出周期が偶数の期間には、読み出された吐出データ“0”、“1”、“1”、“0”が、列アドレス0に対応するノズルに対して右隣の画素に向けて吐出される。
この結果、実際に画素領域に着滴する液滴は、バッファメモリ12Bに書き込まれているのと全く同じものになる。すなわち、全ての液滴は正確な着滴位置に吐出される。
なお、この構成の読出アドレス遷移部12Eは、図13に示すように、吐出方向の偏向を3種類とする場合、すなわち3つのノズルから吐出された液滴を1つの画素領域に重ね打ちする場合にも適用できる。
この場合には、偏向方向の情報として、偏向無しを“0”、右隣の画素への偏向を“+1”、左隣の画素への偏向を“−1”とすれば良い。このとき、バッファメモリ12Bから読み出される吐出パターンは、図14において斜線を付したものになる。
すなわち、吐出周期2、5、8のとき(すなわち、吐出パターンPNM2,PNM5,PNM8のとき)、バッファメモリ12Bからは、読出アドレス偏移部12Eに入力された読出アドレスの吐出データがそのまま出力される。
これに対し、吐出周期3、6のとき(すなわち、吐出パターンPNM3,PNM6のとき)、バッファメモリ12Bからは、読出アドレス偏移部12Eに入力された読出アドレスに対して右隣のアドレスの吐出データが出力される。
また、吐出周期1、4、7のとき(すなわち、吐出パターンPNM1,PNM4,PNM7のとき)、バッファメモリ12Bからは、読出アドレス偏移部12Eに入力された読出アドレスに対して左隣のアドレスの吐出データが出力される。
次に、読出アドレス偏移部12Eの他の実施例を説明する。図10に示す読出アドレス偏移部12Eは、複数並列された吐出口の全てが同一方向に一斉に切り替わる場合に好適なものであった。ここでは、液滴の吐出方向が、複数並列された吐出口について吐出方向が個別に切り替えられる場合に好適な読出アドレス偏移部12Eの構成を説明する。
図15に、読出アドレス偏移部12Eの他の例を示す。図15の場合も、吐出方向の偏向は2種類であるものとする。そして、その偏向の向きは、偏向無しと、右隣の画素(1アドレス大きい画素)への偏向の2種類とする。また、偏向方向は吐出周期毎に切り替わるものとする。ここまでは、図10の前提条件と同様である。
違いは、奇数列アドレスと偶数列アドレスとで偏向方向が異なる点である。すなわち、1つの吐出周期内に2つの偏向方向が混在する点である。このため、図15に示す読出アドレス偏移部12Eでは、列アドレスについての加算器12E1と、行アドレスについての加算器12E2との2つを用意する。そして、各加算器において、偏向方向の情報を対応するアドレスに加算する構成を採る。
この構成により、読出アドレス偏移部12Eは、偏向有りのときに右隣のアドレス(右隣の画素)の次の吐出周期の吐出データを読み出すアドレスを生成し、これをバッファメモリ12Bに与える。一方、読出アドレス偏移部12Eは、偏向無しのとき、読み出しカウンタで発生された読出アドレスをそのまま出力する。
図16に、この読出アドレス偏移部12Eで実行される処理動作例を説明する。図16では、偏向の向きを矢印の向きで表している。また、行アドレスと列アドレスのそれぞれ加算する偏向方向の情報を“0”と“+1”で表している。因みに、行アドレスについては吐出周期が一つ進むことを明確にするため、“PNM+1”と表記している。なお、図16の場合、吐出周期1の奇数列アドレスが偏向無しに対応し、偶数列アドレスが偏向有りに対応する。
具体的に説明する。吐出周期1の奇数列アドレスが読出アドレス偏移部12Eに入力されたとする。このとき、これらの画素に向けて吐出される液滴に対する偏向は無い。このため、加算器12E1と12E2のいずれにも“0”が入力され、入力されたアドレスがそのままバッファメモリ12Bに出力される。
他方、吐出周期1の偶数アドレスが読出アドレス偏移部12Eに入力されたときを考える。このとき、これらの画素には、右隣方向に液滴を吐出するように偏向が掛けられる。
従って、加算器12E1と12E2のいずれにも“1”が入力される。この結果、列アドレスは右隣の奇数アドレスになり、行アドレスは次の吐出周期2に移動する。
この結果、偶数列アドレスに対応するノズルには、吐出周期1に次の吐出周期2の吐出データが読み出される。このため、図16の最下段に示すように、列アドレス2(奇数列アドレス)の吐出周期1には、対向するノズルからの液滴と左隣のノズルからの液滴との2つが着滴する。ただし、その次の吐出周期2の同じ列アドレス2(奇数列アドレス)には、なんら液滴は着滴しない。
これは、この列に吐出されるべき液滴は既に前吐出周期に吐出されているためと、隣の画素領域に液滴が着滴される期間であるためでもある。
この結果、この吐出制御の方法を用いれば、2つの液滴を密な位置に打つことが可能となる。着滴位置の分布の違いは形成された画像を確認する場合の質感に影響を与える。なお、かかる制御方式は、前述の例と同様、偏向方向が3種類以上の場合にも適用できる。
(a−2)実施形態の効果
この第1の実施形態に示すように、読み出しアドレスを吐出方向の偏向に応じて偏移させる手法を採用することにより、ディジタル信号処理部11その他のバッファメモリの前段回路に偏向吐出技術を用いない場合と同じ回路構成をそのまま使用できる。このため、新たにディジタル信号処理回路を設計する必要もない。また、回路が複雑化するおそれや回路規模が増大するおそれも回避できる。
また、読み出しアドレスを偏移させる手法を採用するため、偏向方向や偏向量を変更する場合にも、また偏向順序を変更する場合にも容易に対応することができる。また、重ね打ちされる液滴を吐出するノズル数を増減する場合にも容易に対応することができる。このため、既存回路素子の有効活用並びに解像度の向上にも容易に対応できる。
参考までに、実施形態のような読み出しアドレスの遷移を用いない場合の構成例を図17に示す。図17は、ディジタル信号処理部11Aにおいて、吐出パターンの並び替えまで実行する場合の回路構成である。かかる構成を採用すると、専用のディジタル信号処理部11Aの設計が必要になるだけでなく、ディジタル信号処理部での処理時間が長くなる問題がある。また、ディジタル信号処理部11Aとヘッドコントローラ12との間のデータバス幅が8ビットに増加する問題もある。
(b)第2の実施形態
(b−1)回路構成及び処理動作
次に、第1の実施形態をタイリング方式のヘッドに適用する場合を考慮した実施形態を説明する。ここで、タイリング方式のヘッドとは、図18に示すように、ヘッド部分が複数のヘッドチップに分割されている方式のヘッドをいう。因みに、図18のRAM1及び2は、それぞれ図8で説明したバッファメモリ12BのRAM1及び2に対応する。
さて、この方式のヘッドチップには、それぞれ対応するメモリチップ1〜Nから並列的に吐出データが転送される。ところが、第1の実施形態で説明した読み出し方法を適用すると、図19に示すように、ヘッドチップのつなぎ目に位置する吐出データが2つのメモリチップにまたがって存在してしまう。このため、前述の読み出しを実現するためには、2つのメモリチップmのデータバスを切り替える回路を必要とする。
この実施形態では、データバスの切り替え回路を必要としない手法を提案する。このため、本実施形態では、ヘッドチップの切れ目部分に対応する吐出パターンを隣接するメモリチップに重複して記録しておく。
具体的には、図20に示すように、各メモリチップの境界部分に冗長エリアを設ける。この冗長エリアの行方向のアドレス幅は元のメモリチップのアドレス幅と同じである。また冗長エリアの列方向のアドレス幅は偏向量と同じである。
偏向量は、吐出方向の偏向により液滴が何画素だけ隣の位置に移動するかに応じて定まる。例えば、偏向量が2画素分、3画素分でも良い。
なお、偏向量が1画素の場合には、図20のように、冗長エリアの列方向のアドレス幅は1画素分である。このように偏向の方向が一方向のみの場合には、各メモリチップの冗長エリアは一方の側にのみ設けられる。また、偏向の方向が図14に示すように、正方向と負方向の2方向の場合には、冗長エリアはメモリチップの両側に設けられる。
なお、この実施形態で用いる書き込みカウンタ12Cには、冗長エリアを加味した修正が必要となる。
冗長エリアを加味した修正は、書き込みカウンタ12Cを、隣接する2つのメモリチップの境目にデータが転送されてきた時に、境目の両側のアドレスに書き込める様に動作することでできる。
例えば、書き込みカウンタ12Cは、隣接する2つのメモリチップのうち先頭列アドレスに吐出パターンを書き込むとき、前段メモリチップの最後列のアドレスも書き込み領域に指定するように動する。
このためには、例えば、書き込みカウンタ12Cに、前段メモリチップの最後列のアドレスを、次段メモリチップの先頭列アドレスと同時に発生させる手法を採用する。また例えば、書き込みカウンタ12Cに、前段メモリチップの最後列のアドレスをラッチさせておき、次段メモリチップの先頭列アドレスの発生時に同時にバッファメモリ12Bに与える方法を採用する。
この他、バッファメモリ12Bのアドレス線に変更を加える方法を採用することもできる。例えば、特定のアドレスが発生した場合には、前段メモリチップの特定アドレスも書き込み領域に指定されるように配線する方法を採用する。
さらには、ディジタル信号処理部11において、重複する必要のある吐出パターンが検出されると、これを重複的に出力させる方法を採用することもできる。すなわち、冗長エリアに書き込むデータを、ディジタル信号処理部11から重複して出力し、これを冗長エリアにそのまま書き込む方法を採用することもできる。
このように、実現方法には様々な方法が考えられるが、境界部分の吐出パターンを特定の冗長領域に書き込めるように書き込みアドレスが発生されれば良い。
(b−2)実施形態の効果
この第2の実施形態に示すように、バッファメモリ12Bを構成する各メモリチップに冗長エリアを設け、当該冗長エリアに他のメモリチップに属する吐出パターンを重複して記録することにより、タイリング方式のヘッドユニットの吐出方向を偏向制御する場合にも読み出しアドレスの遷移だけで正確な位置に液滴を吐出させることができる。
また、その読出しには専用の回路構成を必要とせず、簡易な回路構成にて実現できる。
本発明は、インク液滴をヘッドから吐出するプリンタのヘッド部に適用できる。また本発明は、当該ヘッド部の信号処理回路に適用し得る。また本発明は、当該ヘッド部を有するプリンタ及びその他の電気機器に適用できる。なお、プリンタの描画対象は、紙に限定されず、プラスチック部材や金属製材料その他の物体でも良い。
その他本発明は、検査試料を液滴として吐出する検査装置にも適用し得る。
画素の階調に対応する吐出パターンと、対応するノズルからの液滴で描画されるパターンとの関係を示す図である。 偏向吐出を行わない場合のノズルと画素領域との位置関係を示す図である。 偏向吐出を行う場合(2方向)のノズルと画素領域との位置関係を示す図である。 偏向吐出を考慮せず書き込まれた吐出パターンを偏向吐出する場合にノズルから吐出される液滴の軌跡を示す図である。 偏向吐出を考慮した吐出パターンの並べ替えを説明する図である。 一つの発明の機能ブロック構成を示す図である。 一つの発明の概念構成を示す図である。 信号処理ユニットの実施形態例を示す図である。 吐出パターンの書き込み状態を示す図である。 読出アドレス偏移部の実施例を示す図である。 図10において前提とする偏向方向と偏向量を示す図である。 図11の偏向吐出を前提とする吐出パターンと、書き込み時の吐出パターンとの関係を示す図である。 偏向方向と偏向量の他の例を示す図である。 図13の偏向吐出を前提とする吐出パターンと、書き込み時の吐出パターンとの関係を示す図である。 読出アドレス偏移部の他の実施例を示す図である。 読み出しアドレスの遷移関係と、描画結果であるドットの配列を示す図である。 読出アドレス偏移部を用いない場合の回路構成を示す図である。 タイリング方式のヘッドを示す図である。 タイリング方式のヘッドに起こり得る問題を示す図である。 タイリング方式のヘッドに読出アドレス偏移部を適用する場合のバッファメモリの構成例を示す図である。
符号の説明
1 吐出パターン記憶部
2 読出アドレス偏移部
11 ディジタル信号処理部
12 ヘッドコントローラ
12A パルス数変調部
12B バッファメモリ
12C 書き込みカウンタ
12D 読み出しカウンタ
12E 読出アドレス偏移部
13 ヘッドチップ

Claims (8)

  1. 複数個の吐出口がライン状に配置されたヘッドユニットであり、各吐出口から吐出される液滴の吐出方向が1画素の描画期間内に設定された複数個の吐出周期に連動して順番に偏向され、1つの吐出口から吐出された液滴が複数個の画素領域に順番に着滴されるヘッドユニットに対する吐出データの供給を制御する吐出制御装置であって、
    各画素領域を形成する液滴数を与える階調データに対応する吐出パターンであって、各吐出周期における液滴の吐出の有無を規定する吐出データが吐出方向の偏向を考慮することなく時間順次に配列された吐出パターンが、各画素領域の階調データに応じて書き込まれる吐出パターン記憶部と、
    描画対象とする画素領域に対応する各吐出周期の吐出データを前記吐出パターン記憶部から読み出すための読み出しアドレスであって、吐出方向の偏向を考慮しない読み出しアドレスを吐出周期に連動して発生する読み出しカウンタと、
    前記読み出しカウンタで発生された各読み出しアドレスに、各吐出周期における偏向方向と偏移量を規定する吐出情報を加算して修正し、当該修正後の読み出しアドレスを前記吐出パターン記憶部に与える読出アドレス偏移部と
    を有する吐出制御装置。
  2. 請求項1に記載の吐出制御装置において、
    前記液滴の吐出方向が、複数並列された吐出口の全てについて同一方向に一斉に切り替わるとき、
    前記読出アドレス偏移は、前記読み出しアドレスを同一方向へ一斉に偏移する
    ことを特徴とする吐出制御装置。
  3. 請求項1に記載の吐出制御装置において、
    前記液滴の吐出方向が、複数並列された吐出口について吐出方向が個別に切り替えられるとき、
    前記読出アドレス偏移は、前記読み出しアドレスを吐出口単位で個別に偏移する
    ことを特徴とする吐出制御装置。
  4. 請求項1に記載の吐出制御装置において、
    前記吐出パターン記憶部が、それぞれ一組の吐出口に対応する複数の記憶領域で構成されるとき、各記憶領域の継ぎ目部分には、少なくとも前記偏向方向に隣接する他の記憶領域の継ぎ目部分と同じ吐出パターンが拡張的に記憶されている
    ことを特徴とする吐出制御装置。
  5. 複数個の吐出口がライン状に配置されたヘッドユニットであり、各吐出口から吐出される液滴の吐出方向が1画素の描画期間内に設定された複数個の吐出周期に連動して順番に偏向され、1つの吐出口から吐出された液滴が複数個の画素領域に順番に着滴されるヘッドユニットと、
    各画素領域を形成する液滴数を与える階調データに対応する吐出パターンであって、各吐出周期における液滴の吐出の有無を規定する吐出データが吐出方向の偏向を考慮することなく時間順次に配列された吐出パターンが、各画素領域の階調データに応じて書き込まれる吐出パターン記憶部と、
    描画対象とする画素領域に対応する各吐出周期の吐出データを前記吐出パターン記憶部から読み出すための読み出しアドレスであって、吐出方向の偏向を考慮しない読み出しアドレスを吐出周期に連動して発生する読み出しカウンタと、
    前記読み出しカウンタで発生された各読み出しアドレスに、各吐出周期における偏向方向と偏移量を規定する吐出情報を加算して修正し、当該修正後の読み出しアドレスを前記吐出パターン記憶部に与える読出アドレス偏移部と
    を有する液滴吐出装置。
  6. 複数個の吐出口がライン状に配置されたヘッドユニットであり、各吐出口から吐出される液滴の吐出方向が1画素の描画期間内に設定された複数個の吐出周期に連動して順番に偏向され、1つの吐出口から吐出された液滴が複数個の画素領域に順番に着滴されるヘッドユニットに対する吐出データの供給を制御する吐出制御方法であって、
    各画素領域を形成する液滴数を与える階調データに対応する吐出パターンであって、各吐出周期における液滴の吐出の有無を規定する吐出データが吐出方向の偏向を考慮することなく時間順次に配列された吐出パターンが、各画素領域の階調データに応じて吐出パターン記憶部に書き込まれる処理と、
    描画対象とする画素領域に対応する各吐出周期の吐出データを前記吐出パターン記憶部から読み出すための読み出しアドレスであって、吐出方向の偏向を考慮しない読み出しアドレスを吐出周期に連動して発生する処理と、
    前記処理で発生された各読み出しアドレスに、各吐出周期における偏向方向と偏移量を規定する吐出情報を加算して修正し、当該修正後の読み出しアドレスを前記吐出パターン記憶部に与える処理と
    を有する吐出制御方法。
  7. 複数個の吐出口がライン状に配置されたヘッドユニットであり、各吐出口から吐出される液滴の吐出方向が1画素の描画期間内に設定された複数個の吐出周期に連動して順番に偏向され、1つの吐出口から吐出された液滴が複数個の画素領域に順番に着滴されるヘッドユニットに対する吐出データの供給を制御するコンピュータに、
    各画素領域を形成する液滴数を与える階調データに対応する吐出パターンであって、各吐出周期における液滴の吐出の有無を規定する吐出データが吐出方向の偏向を考慮することなく時間順次に配列された吐出パターンが、各画素領域の階調データに応じて吐出パターン記憶部に書き込ませる処理と、
    描画対象とする画素領域に対応する各吐出周期の吐出データを前記吐出パターン記憶部から読み出すための読み出しアドレスであって、吐出方向の偏向を考慮しない読み出しアドレスを吐出周期に連動して発生させる処理と、
    前記処理で発生された各読み出しアドレスに、各吐出周期における偏向方向と偏移量を規定する吐出情報を加算して修正し、当該修正後の読み出しアドレスを前記吐出パターン記憶部に与える処理と
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 複数個の吐出口がライン状に配置されたヘッドユニットであり、各吐出口から吐出される液滴の吐出方向が1画素の描画期間内に設定された複数個の吐出周期に連動して順番に偏向され、1つの吐出口から吐出された液滴が複数個の画素領域に順番に着滴されるヘッドユニットに対する吐出データの供給を制御するコンピュータに、
    各画素領域を形成する液滴数を与える階調データに対応する吐出パターンであって、各吐出周期における液滴の吐出の有無を規定する吐出データが吐出方向の偏向を考慮することなく時間順次に配列された吐出パターンが、各画素領域の階調データに応じて吐出パターン記憶部に書き込ませる処理と、
    描画対象とする画素領域に対応する各吐出周期の吐出データを前記吐出パターン記憶部から読み出すための読み出しアドレスであって、吐出方向の偏向を考慮しない読み出しアドレスを吐出周期に連動して発生させる処理と、
    前記処理で発生された各読み出しアドレスに、各吐出周期における偏向方向と偏移量を規定する吐出情報を加算して修正し、当該修正後の読み出しアドレスを前記吐出パターン記憶部に与える処理と
    を実行させるためのプログラム。
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