JP4032279B2 - プリンタ及びドットデータ読出し処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ライン方向にノズルが分散して配置されたヘッドを有するプリンタに関し、特に、ヘッドのノズル位置と、そのノズルのドットの印字タイミングとに合わせて印字データを補正する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタのヘッドには、印字方向に沿った各ラインのドットごとにインクを噴射するノズルが、ラインに直交する直線上に一列に並んで配置されていた。そして、印字画面のドット密度を高くするためには、ノズルの間隔を狭くする必要がある。ところが、ドット密度をより高くしようとすると、ラインに直交する直線上にノズルを一列に並べることが困難となる。そこで、近年、隣接するラインのノズルをライン方向に交互に千鳥状にずらしたり、各ラインのノズルをライン方向に分散させてマトリクス状に配置したヘッドが提案されている。
【0003】
そのような従来技術の一例が、特開平7−81142号公報に開示されている。この公報に開示の技術によれば、ライン方向及びこれと直交する方向にずれて配置された複数のノズルから構成されたインクジェット記録ヘッドを用いて印字するにあたり、ドット形成部のライン方向へのずれ量だけをビットシフトして、予めタイミング調整された状態でデータを記憶手段に書き込む。これにより、記憶手段からデータを読み出す際には、ドットデータをそのまま読み出すことができるので、読出し時の処理を大幅に簡素化することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の公報に開示の技術においては、ラインと直交する方向のドット列ごとに記憶手段からデータを読み出している。このため、一列目のドット列を印字した次の印字タイミングでは、同じアドレスのデータを再度読み出して二列目のドット列を印字する必要がある。すなわち、一つのアドレスで読み出されるデータのビット数だけ、同じアドレスのデータを繰り返し読み出す必要がある。このため、記憶装置からデータを読み出す回数が多くなってしまう。
【0005】
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、ライン方向にノズルが分散して配置されたヘッドを有するプリンタにおいて、ノズルの位置と印字タイミングとを合わせて、効率的に印字データを読み出すことができる技術の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的の達成を図るため、本発明の請求項1に係るプリンタによれば、マトリクス状のドットパターンで構成された画像を形成するプリンタであって、ドットパターンの印字方向に沿った各ラインに個別に対応するノズルが、印字方向に沿って分散して配置されたヘッドと、ラインの各々について、ドットパターンを構成するドットデータを一定ドット数ごとに区切ったラスタデータとし、ラスタデータごとにカラムアドレス番号を与えて記憶するデータ記憶部と、ラインの各々について、印字方向におけるノズル位置に応じた補正値を記憶した補正値記憶部と、ラインの各々について、データ記憶部のうち、当該ラインに対応するノズルの印字方向における配置位置に応じて選択した連続した二つのカラムアドレス番号からラスタデータを読出すカラムアドレス選択部と、カラムアドレス選択部により読み出されたラスタデータを二つのカラムアドレス番号順に記憶するレジスタと、レジスタに格納されたラスタデータのうち、該当するラインの補正値に応じた連続部分の前記一定ドット数分のドットデータを選択的に読み出すドットデータ選択部と、ドットデータ選択部により読み出された前記一定ドット数分のドットデータをラインごとに蓄積し、蓄積された各ラインのドットデータの先頭から共通ドット数の各ラインのドットデータから構成されるデータ列を共通の印字タイミングで、データ列ごとに順次に、ヘッドへ送るラスタカラム変換器とを備える構成としてある。
【0007】
このように、本発明のプリンタによれば、カラムアドレス選択部により、ノズルの配置位置に応じて、連続した二つのカラムアドレスを選択してレジスタに格納する。さらに、ドットデータ選択部により、ノズルの配置位置に応じて、レジスタ内から一定のドット数分のドットデータを選択的にラスタカラム変換器へ読み出す。これにより、各ラインについて、ノズルの配置位置のずれを相殺するようにシフトしたドットデータを容易に蓄積することができる。
そして、ラスタカラム変換器に蓄積された各ラインのドットデータを、列ごとに順次に、読み出すことにより、ラスタカラム変換部に蓄積されたドットデータをノズルの位置と印字タイミングとを合わせて、ヘッドへ送ることができる。
これにより、ライン方向にノズルが分散して配置されたヘッドを有するプリンタにおいて、ノズルの位置と印字タイミングとを合わせて、効率的に印字データを読み出すことができる。
【0008】
また、請求項2記載の発明によれば、ヘッドに設けられた複数のノズルのうち、印字方向に沿って先頭に位置するノズルを基準ノズルとし、基準ノズルから他のノズルまでのドット距離を一定ドット数で除した余りの値を、他のノズルの補正値とする構成としてある。
これにより、ノズルの印字方向での位置に応じた適切な補正値を得ることができる。
【0009】
また、請求項3記載の発明によれば、ヘッドに設けられた複数のノズルのうち、印字方向に沿って先頭に位置するノズルを基準ノズルとし、基準ノズルから他のノズルまでのドット距離を一定ドット数で除した商の整数値に1を加算した数値を、基準ノズルのカラムアドレス番号から減算し、各ノズルのカラムアドレスを算出する構成としてある。
これにより、ノズルの印字方向での位置に応じた適切な補正値を得ることができる。
【0010】
また、請求項4記載の発明によれば、レジスタを、一定ドット数分のビット容量を有する二つレジスタにより構成してある。
これにより、各カラムアドレスのドット数と同一のレジスタで容易にプリンタを構成することができる。
【0011】
また、請求項5記載の発明によれば、ドットパターンを構成するドットが複数ビットのデータで構成されている場合、ビットごとにラスタカラム変換器を設ける構成としてある。
これにより、1ドットの印字データが、複数ビットで構成されている場合にも容易に対応することができる。
【0012】
また、本発明の請求項6に係るドットデータ読出し処理方法によれば、マトリクス状のドットパターンの印字方向に沿った各ラインに個別に対応するノズルが、印字方向に沿って分散して配置されたヘッドにより画像を形成する際のドットデータ読出し処理方法であって、ラインの各々について、ドットパターンを構成するドットデータを一定ドット数ごとに区切ったラスタデータとし、ラスタデータごとにカラムアドレス番号を与えてデータ記憶部に記憶しておき、ラインの各々について、印字方向におけるノズル位置に応じた補正値を補正値記憶部に記憶しておき、ラインの各々について、データ記憶部のうち、当該ラインに対応するノズルの印字方向における配置位置に応じて選択した連続した二つのカラムアドレス番号からラスタデータを読出し、二つのカラムアドレス番号順にレジスタに記憶し、レジスタに格納されたラスタデータのうち、該当するラインの補正値に応じた連続部分の前記一定ドット数分のドットデータを選択的に読み出してラインごとに蓄積し、蓄積された各ラインのドットデータの先頭から共通ドット数の各ラインのドットデータから構成されるデータ列を共通の印字タイミングで、データ列ごとに順次に、ヘッドへ送る方法としてある。
【0013】
このように、本発明のドットデータ読出し処理方法によれば、ノズルの配置位置に応じて、連続した二つのカラムアドレスを選択してレジスタに格納し、さらに、ノズルの配置位置に応じて、レジスタ内から一定のドット数分のドットデータを選択的にラスタカラム変換器へ読み出す。これにより、各ラインについて、ノズルの配置位置のずれを相殺するようにシフトされドットデータを容易に蓄積することができる。
そして、ラスタカラム変換器に蓄積された各ラインのドットデータを、列ごとに順次に、読み出すことにより、ラスタカラム変換部に蓄積されたドットデータをノズルの位置と印字タイミングとを合わせて、ヘッドへ送ることができる。
これにより、ライン方向にノズルが分散して配置されたヘッドを有するプリンタにおいて、ノズルの位置と印字タイミングとを合わせて、効率的に印字データを読み出すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明のプリンタ及びドットデータ読出し処理方法の実施の形態について併せて説明する。
先ず、図1を参照して、実施形態のプリンタにおけるドットデータの読出し処理について説明する。
【0015】
この実施形態のプリンタは、マトリクス状のドットパターンで構成された画像を形成するプリンタであって、ヘッド、データ記憶部、補正値記憶部(図示せず)、カラムアドレス選択部、第一及び第二レジスタ1及び2、ドットデータ選択部(セレクタ)3及びラスタカラム変換器4により構成されている。
【0016】
なお、図1では、1ドットを2ビットで構成したデータを想定して、ラスタカラム変換器4を二つ設けた例を示している。二つのラスタカラム変換器4の動作は同じであるので、以下の実施形態においては、二つのラスタカラム変換器のうち一方のラスタカラム変換器についてのみ説明する。
【0017】
本実施形態のヘッドは、図2に示すように、ドットパターンの印字方向に沿った各ラインに個別に対応するノズルが、印字方向に沿って分散して配置されている。ここで、図2に、ヘッド10のノズルの配置例を示す。図2は、ヘッド10をノズル面の反対側から見た透視図である。
【0018】
図2に示す例では、斜め横に2行、斜め立てに4列のノズルが配置されている。それぞれ第0〜3ラインからなる1行目、及び、第4〜7ラインからなる2行目の同一行の各ノズルは、印字方向(横方向)に4ドット距離、すなわち印字画像上での4ドット分の距離だけ離れて配置されている。また、第1〜4列の同一列の各ノズルは、印字方向に直交する方向(縦方向)に4ドット距離だけ離れて配置されている。そして、各行の横方向に隣り合うノズルどうしは、縦方向に1ドット距離だけ離れて配置されている。また、1行1列のノズル18と、2行4列のノズル11とも、縦方向に1ドット距離だけ離れて配置されている。
【0019】
また、印字方向が図2の右方向である場合、すなわち、ヘッド10が右方向へ進む場合、2行4列のノズル11が先頭ノズルとなる。そこで、2行4列のノズル11を基準ノズルとすると、1行4列のノズル12は、基準ノズルから印字方向に1ドット距離ずれて配置されている。また、2行3列のノズル13は4ドット距離、1行3列のノズル14は5ドット距離、2行2列のノズル15は8ドット距離、1行2列のノズル16は9ドット距離、2行1列のノズル17は12ドット距離、1行1列のノズル18は13ドット距離、それぞれ基準ノズルからずれて配置されている。
【0020】
つぎに、図3を参照して、データ記憶部5に記憶されているドットパターンについて説明する。
図3では、第0〜7ラインに対応する、row0〜7アドレスと、col0〜3アドレスを代表して示す。各colアドレスは、それぞれbit0〜7の8ビットのドットデータから構成されている。
【0021】
そして、ラインの各々について、ドットパターンを構成するドットデータを一定ドット数ごとに区切ったラスタデータとし、ラスタデータごとにカラムアドレス番号を与えて記憶している。
図3では、ドットパターンとして縦方向の直線パターンを示す。すなわち、各rowアドレスのcolアドレス2のbit7のみビット値が「1」であることを黒丸で模式的に示す。なお、これ以外の各ビット値は「0」であり、その図示を省略している。
【0022】
各ラインのノズルが縦方向に一直線に並んで配置されている場合には、データ記憶部に記憶されているドットパターンをヘッドにそのまま送れば、縦方向の直線パターンを印字することができる。しかしながら、ノズルが印字方向に分散して配置されている場合には、ヘッドにデータを送るタイミングを、ノズルの配置に合わせてずらす必要がある。そこで、本実施形態では、以下のようにして、ノズルの配置と印字タイミングとを合わせている。
【0023】
本実施形態では、カラムアドレス選択部(図示せず)により、ラインの各々について、データ記憶部5のうち、当該ラインに対応するノズルの印字方向における配置位置に応じて、連続した二つのカラムアドレス番号を選択する。
【0024】
連続した二つのカラムアドレス番号を選択する理由は、二つのカラムアドレスに含まれる合計16ビットのドットデータの中から、ドットデータ選択部3により、8ビットを選択するためである。このように、読み出すカラムアドレスを選択することにより、8ビット単位でドットデータをシフトさせることができる。
【0025】
なお、データ記憶部5をSDRAMで構成した場合、連続するカラムアドレスのデータ読み出し動作は、SDRAMにクロックを供給するだけでよい。このため、連続する二つのカラムアドレスからデータを読み出すのに要する時間と、一つのカラムアドレスからデータを読み出すのに要する時間との時間差は、1クロック分にすぎない。
また、二つのカラムアドレスから16ビット分のデータを読み出すことにより、冗長なデータを読み出すことになるが、そのためのシステムのパフォーマンスの劣化は小さく、実用上問題ない。
【0026】
そして、選択されるカラムアドレス番号は、ノズルの配置位置によって決まる。ここでは、ヘッドに設けられた複数のノズルのうち、印字方向に沿って先頭に位置するノズルを基準ノズルとする。そして、基準ノズルから他のノズルまでのドット距離を一定ドット数である「8」で除した商の整数値に「1」を加算した数値を求める。更に、この数値を基準ノズルのカラムアドレス番号から減算し、各ノズルのカラムアドレスを算出する。
【0027】
具体的には、図2に示したように、印字方向の先頭ノズル11を基準ノズルとする。このため、第0ライン(L0)の場合、対応するノズル12までのドット距離「1」を「8」で除した商の整数値は「0」となる。この「0」に「1」を加算した数値は「1」である。したがって、基準ノズル11が、第2及び第3カラムアドレスを選択した場合には、ノズル12に対応する第0ライン(L0)では、第1及び第2カラムアドレスを選択し、これらアドレスのラスタデータを読み出す。
【0028】
また、第1ライン(L1)の場合、対応するノズル14までのドット距離「5」を「8」で除した商の整数値も「0」となる。この「0」に「1」を加算した数値は「1」である。したがって、基準ノズル11が、第2及び第3カラムアドレスを選択した場合には、ノズル14に対応する第1ライン(L1)でも、第1及び第2カラムアドレスを選択し、これらアドレスのラスタデータを読み出す。
【0029】
これに対し、第2ライン(L2)の場合、対応するノズル16までのドット距離「9」を「8」で除した商の整数値は「1」となる。この「1」に「1」を加算した数値は「2」である。したがって、基準ノズル11が、第2及び第3カラムアドレスを選択した場合には、ノズル16に対応する第2ライン(L2)では、第0及び第1カラムアドレスを選択し、これらアドレスのラスタデータを読み出す。
【0030】
同様にして、ノズル18に対応する第4ライン(L4)では、第0及び第1カラムアドレスを選択し、ノズル13に対応する第5ライン(L5)では、第1及び第2カラムアドレスを選択し、ノズル15に対応する第6ライン(L6)では、第1及び第2カラムアドレスを選択し、ノズル17に対応する第7ライン(L7)では、第0及び第1カラムアドレスを選択する。
【0031】
ここで、下記の表1に、各ラインのノズルの基準ノズルからの距離、及び、選択されるカラムアドレスをまとめて示す。
【0032】
【表1】
【0033】
なお、上記の表1では、第4ライン(L4)の基準ノズル11が、第2及び第3カラムアドレスを選択した場合のカラムアドレス単位の補正の例を示したが、基準のずる11が、第0及び第1カラムアドレスを選択する場合もある。その場合に、他のノズルの選択するカラムアドレス番号がマイナス値とならないようにするためには、例えば、データ記憶部に、予めオフセットを持たせたデータを格納しておくとよい。
【0034】
そして、選択したカラムアドレス番号から読み出されたラスタデータは二つのカラムアドレス番号順に第1及び第2レジスタ1及び2に格納される。例えば、第0ライン(L0)の場合、第1カラムアドレスのドットデータは第1レジスタ1に格納され、第2カラムアドレスのドットデータは第2レジスタ2に格納される。また、例えば、第4ライン(L4)の場合、第2カラムアドレスのドットデータは第1レジスタ1に格納され、第3カラムアドレスのドットデータは第2レジスタ2に格納される。
【0035】
つぎに、ドットデータ選択部(セレクタ)3により、第1及び第2レジスタ1及び2に格納されたラスタデータのうち、該当するラインの補正値に応じた連続部分の一定ドット数分(8ビット)のドットデータを選択的に読み出す。
このように、カラムアドレスの選択による8ビット単位での補正に加え、ラインごとに設定された補正値により、ノズルの配置に応じてシフトしたドットデータを読み出すことができる。
【0036】
ここで、図4に、第1及び第2レジスタ1及び2の合計16ビットのうち、補正値0〜7に対応して選択される8ビットを示す。ここでは、基準となる補正値が「0」の場合に、第1レジスタ1の「b0」ビット及び第2レジスタ2の「b7」〜「b1」の合計8ビットを選択的に読み出す。そして、補正値が1増加するごとに、選択するビットを第1レジスタ1側へ1ビットずつシフトさせる。
【0037】
例えば、補正値が「1」の場合、第1レジスタ1の「b1」及び「b0」ビット、及び、第2レジスタ2の「b7」〜「b2」からなる連続した8ビットが、セレクタ3により選択的に読み出される。
また、例えば、補正値が「4」の場合、第1レジスタ1の「b4」〜「b0」ビット及び第2レジスタ2の「b7」〜「b5」からなる連続した8ビットが、セレクタ3により、選択的に読み出される。
また、例えば、補正値が「5」の場合、第1レジスタ1の「b5」〜「b0」ビット及び第2レジスタ2の「b7」及び「b6」からなる連続した8ビットが、セレクタ3により選択的に読み出される。
【0038】
各ラインの補正値は、印字方向におけるノズル位置に応じて、補正値記憶部に予め設定しておく。すなわち、ヘッドに設けられた複数のノズルのうち、印字方向に沿って先頭に位置するノズル11を基準ノズルとし、基準ノズル11から他のノズルまでのドット距離を一定ドット数(8ドット)で除した余りの値を、他のノズルの補正値とする。したがって、補正値は、0以上7以下の整数となる。
【0039】
ここで、下記の表2に、各ラインのノズルの基準ノズルからの距離、及び、補正値をまとめて示す。
【0040】
【表2】
【0041】
つぎに、セレクタ3により読み出された一定ドット数(8ビット)分のドットデータは、図5に示すように、ラインごとにラスタカラム変換器4に蓄積される。例えば、図5に示す例では、第0ライン(L0)の場合、第1レジスタ1に格納されていた、第1カラムアドレスのラスタデータのうち「b0」ビットのデータと、第2レジスタ2に格納されていた、第2カラムアドレスのラスタデータのうち「b7」〜「b1」のビットのデータとが、選択的に読み出され、ラスタカラム変換器4に蓄積される。
【0042】
ラスタカラム変換器4に、ラインごとに蓄積されたドットデータは、いずれも、ノズルの配置を相殺するようにシフトされている。
すなわち、図5に示すように、基準ノズル11が対応する第4ライン(L4)では、左端のA列に、ビット値が「1」であることを示す黒丸が示されている。そして、この黒丸で示されるドットデータが出力される際に、該当するノズルからインクが噴射(ファイア)されて、ドットが印字される。
【0043】
これに対して、図2に示したように、第0ライン(L0)では、対応するノズル12が基準ノズル11から印字方向に沿って1ドット後方に配置されている。このため、図5に示すように、ラスタカラム変換器4では、第0ライン(L0)のビット値「1」を示す黒丸は、A列から1ドット右側のB列に格納されている。
【0044】
また、第1ライン(L1)では、対応するノズル14が基準ノズル11から印字方向に沿って5ドット後方に配置されている。このため、ラスタカラム変換器4では、第1ライン(L1)の黒丸は、A列から5ドット右側のF列に格納されている。
【0045】
また、第5ライン(L5)では、対応するノズル13が基準ノズル11から印字方向に沿って4ドット後方に配置されている。このため、ラスタカラム変換器4では、第5ライン(L5)の黒丸は、A列から4ドット右側のE列に格納されている。
【0046】
一方、第2、第3、第6及び第7ライン(L2、L3、L6及びL7)では、対応するノズル16、18、15及び17が、基準ノズル11から8ドット以上後方に離れて配置されている。このため、ラスタカラム変換器4において、これらラインの8ビットのデータ中にはビット値「1」を示す黒丸は含まれていない。すなわち、これらラインの格納データのビット値は、全て「0」である。
【0047】
つぎに、ラスタカラム変換器4は、蓄積された各ラインのドットデータの先頭から共通ドット数のドットデータから構成されるデータ列を共通の印字タイミングで、データ列ごとに順次に、ヘッドへ送る。
【0048】
すなわち、ヘッド10が印字方向へ1ドット分進むごとに、ラスタカラム変換器4に蓄積されたドットデータをA列からH列まで1列分ずつ送る。
そして、ヘッド10は、読み出されたデータのうち、ビット値が「1」であるラインに対応するノズルからインクを噴射させる。
【0049】
ここで、図6〜図11に、各印字タイミングにおけるヘッド10と画像が印字される用紙20との位置関係、及び、印字された画像を模式的に示す。
なお、図6〜図11では、印字されたドットを黒丸で示す。また、ヘッド10の各ラインとの対応関係を説明するため、用紙20上に各ラインに対応する位置を示す仮想のマトリクスを便宜的に示す。
【0050】
図6は、印字タイミングAにおけるヘッド10と用紙20との位置関係と、印字された画像を示す。印字タイミングAには、ラスタカラム変換器4に蓄積されていたドットデータのうち、A列のデータが読み出されてヘッド10へ送られる。図5に示すように、A列のデータは、第4ライン(L4)のビット値のみが「1」である。このため、印字タイミングAでは、ヘッド10を構成するノズルのうち、第4ライン(L4)に対応するノズル11(基準ノズル)のみがファイアする。その結果、用紙20のうち、第4ライン(L4)に対応する部分にドットが印字される。
【0051】
図7は、印字タイミングBにおけるヘッド10と用紙20との位置関係と、印字された画像を示す。印字タイミングBには、ラスタカラム変換器4に蓄積されていたドットデータのうち、B列のデータが読み出されてヘッド10へ送られる。図5に示すように、B列のデータは、第0ライン(L0)のビット値のみが「1」である。このため、印字タイミングBでは、ヘッド10を構成するノズルのうち、第0ライン(L0)に対応するノズル12のみがファイアする。その結果、用紙20のうち、第0ライン(L0)に対応する部分に新たにドットが印字される。
【0052】
図8は、印字タイミングCにおけるヘッド10と用紙20との位置関係と、印字された画像を示す。印字タイミングCには、ラスタカラム変換器4に蓄積されていたドットデータのうち、C列のデータが読み出されてヘッド10へ送られる。図5に示すように、C列のデータは、いずれのラインのビット値も「0」のみである。このため、印字タイミングCでは、ヘッド10を構成するいずれのノズルもファイアしない。このため、印字タイミングCでは、新たなドットは印字されない。
【0053】
図9は、印字タイミングDにおけるヘッド10と用紙20との位置関係と、印字された画像を示す。印字タイミングDには、ラスタカラム変換器4に蓄積されていたドットデータのうち、D列のデータが読み出されてヘッド10へ送られる。図5に示すように、D列のデータも、いずれのラインのビット値も「0」のみである。このため、印字タイミングDにおいても、ヘッド10を構成するいずれのノズルもファイアしない。このため、印字タイミングDでも、新たなドットは印字されない。
【0054】
図10は、印字タイミングEにおけるヘッド10と用紙20との位置関係と、印字された画像を示す。印字タイミングEには、ラスタカラム変換器4に蓄積されていたドットデータのうち、E列のデータが読み出されてヘッド10へ送られる。図5に示すように、E列のデータは、第5ライン(L5)のビット値のみが「1」である。このため、印字タイミングEでは、ヘッド10を構成するノズルのうち、第5ライン(L5)に対応するノズル13のみがファイアする。その結果、用紙20のうち、第5ライン(L5)に対応する部分に新たにドットが印字される。
【0055】
図11は、印字タイミングFにおけるヘッド10と用紙20との位置関係と、印字された画像を示す。印字タイミングFには、ラスタカラム変換器4に蓄積されていたドットデータのうち、F列のデータが読み出されてヘッド10へ送られる。図5に示すように、F列のデータは、第1ライン(L1)のビット値のみが「1」である。このため、印字タイミングFでは、ヘッド10を構成するノズルのうち、第1ライン(L1)に対応するノズル13のみがファイアする。その結果、用紙20のうち、第1ライン(L1)に対応する部分に新たにドットが印字される。
【0056】
続いて、印字タイミングG及びHには、それぞれラスタカラム変換器4に蓄積されたG列及びH列のデータが読み出される。しかし、これらデータ列のビット値は全て「0」であるので、印字タイミングG及びHでは、新たなドットは印字されない。
【0057】
このようにして、ラスタカラム変換器4に蓄積された全てのデータが読み出された後、次の8ドットのドットデータを印字するため、基準ノズル11の対応する第4ライン(L4)について、第3及び第4カラムのラスタデータを読み出し、上述した処理を繰り返す。
【0058】
これにより、ライン方向にノズルが分散して配置されたヘッドを有するプリンタにおいて、ノズルの位置と印字タイミングとを合わせて、効率的に印字データを読み出すことができる。 また、ノズルが印字方向に分散して配置されていても、プリンタドライバやF/W等でデータを処理を行うことなく印字することができる。
【0059】
上述した実施の形態においては、本発明を特定の条件で構成した例について説明したが、本発明は、種々の変更を行うことができる。例えば、上述した実施形態では、二つのレジスタに8ビットずつラスタデータを格納した例について説明したが、本発明では、レジスタのビット数は8ビットに限定されない。例えば、16ビットのレジスタに、二つのカラムアドレス分のラスタデータを格納してもよい。
【0060】
また、例えば、上述した実施形態においては、印字方向に直交する一本の直線を印字する例について説明したが、本発明では、印字される画像パターンは限定されない。
また、例えば、上述した実施形態においては、ラスタカラム変換器に蓄積される1ラインあたりのドットデータのビット数を8ビットとしたが、本発明では、このビット数は任意の値でよい。
【0061】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、ノズルの配置位置に応じて、連続した二つのカラムアドレスを選択してレジスタに格納し、さらに、ノズルの配置位置に応じて、レジスタ内から一定のドット数分のドットデータを選択的にラスタカラム変換器へ読み出す。これにより、各ラインについて、ノズルの配置位置のずれを相殺するようにシフトしたドットデータを容易に蓄積することができる。
【0062】
そして、ラスタカラム変換器に蓄積された各ラインのドットデータを、列ごとに順次に、読み出すことにより、ラスタカラム変換部に蓄積されたドットデータを繰り返し読み出すことなく、ノズルの位置と印字タイミングとを合わせて、ヘッドへ送ることができる。
【0063】
これにより、ライン方向にノズルが分散して配置されたヘッドを有するプリンタにおいて、ノズルの位置と印字タイミングとを合わせて、効率的に印字データを読み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のプリンタにおけるドットデータの読出し処理の説明図である。
【図2】実施形態のヘッドにおけるノズルの配置を示す模式図である。
【図3】データ記憶部に記憶されているドットパターンの模式図である。
【図4】補正値と選択されるドットデータを示す模式図である。
【図5】ラスタカラム変換器に蓄積されたドットデータの模式図である。
【図6】印字タイミングAのヘッド位置及び印字結果を示す模式図である。
【図7】印字タイミングBのヘッド位置及び印字結果を示す模式図である。
【図8】印字タイミングCのヘッド位置及び印字結果を示す模式図である。
【図9】印字タイミングDのヘッド位置及び印字結果を示す模式図である。
【図10】印字タイミングEのヘッド位置及び印字結果を示す模式図である。
【図11】印字タイミングFのヘッド位置及び印字結果を示す模式図である。
【符号の説明】
1、2 レジスタ
3 セレクタ
4 ラスタカラム変換器
10 ヘッド
11、12、13、14、15、16、17、18 ノズル
20 用紙
Claims (6)
- マトリクス状のドットパターンで構成された画像を形成するプリンタであって、
前記ドットパターンの印字方向に沿った各ラインに個別に対応するノズルが、前記印字方向に沿って分散して配置されたヘッドと、
前記ラインの各々について、前記ドットパターンを構成するドットデータを一定ドット数ごとに区切ったラスタデータとし、ラスタデータごとにカラムアドレス番号を与えて記憶するデータ記憶部と、
前記ラインの各々について、前記印字方向におけるノズル位置に応じた補正値を記憶した補正値記憶部と、
前記ラインの各々について、前記データ記憶部のうち、当該ラインに対応するノズルの前記印字方向における配置位置に応じて選択した連続した二つのカラムアドレス番号からラスタデータを読出すカラムアドレス選択部と、
前記カラムアドレス選択部により読み出されたラスタデータを前記二つのカラムアドレス番号順に記憶するレジスタと、
前記レジスタに格納されたラスタデータのうち、該当するラインの補正値に応じた連続部分の前記一定ドット数分のドットデータを選択的に読み出すドットデータ選択部と、
前記ドットデータ選択部により読み出された前記一定ドット数分のドットデータを前記ラインごとに蓄積し、蓄積された各ラインのドットデータの先頭から共通ドット数の各ラインのドットデータから構成されるデータ列を共通の印字タイミングで、データ列ごとに順次に、前記ヘッドへ送るラスタカラム変換器と
を備えることを特徴とするプリンタ。 - 前記ヘッドに設けられた複数のノズルのうち、前記印字方向に沿って先頭に位置するノズルを基準ノズルとし、前記基準ノズルから他のノズルまでのドット距離を前記一定ドット数で除した余りの値を、前記他のノズルの補正値とする
ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 前記ヘッドに設けられた複数のノズルのうち、前記印字方向に沿って先頭に位置するノズルを基準ノズルとし、前記基準ノズルから他のノズルまでのドット距離を前記一定ドット数で除した商の整数値に1を加算した数値を、前記基準ノズルのカラムアドレス番号から減算し、各ノズルのカラムアドレスを算出する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のプリンタ。 - 前記レジスタを、前記一定ドット数分のビット容量を有する二つレジスタにより構成する
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のプリンタ。 - 前記ドットパターンを構成するドットが複数ビットのデータで構成されている場合、ビットごとに前記ラスタカラム変換器を設ける
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタ。 - マトリクス状のドットパターンの印字方向に沿った各ラインに個別に対応するノズルが、前記印字方向に沿って分散して配置されたヘッドにより画像を形成する際のドットデータ読出し処理方法であって、
前記ラインの各々について、前記ドットパターンを構成するドットデータを一定ドット数ごとに区切ったラスタデータとし、ラスタデータごとにカラムアドレス番号を与えてデータ記憶部に記憶しておき、前記ラインの各々について、前記印字方向におけるノズル位置に応じた補正値を補正値記憶部に記憶しておき、前記ラインの各々について、前記データ記憶部のうち、当該ラインに対応するノズルの前記印字方向における配置位置に応じて選択した連続した二つのカラムアドレス番号からラスタデータを読出し、前記二つのカラムアドレス番号順にレジスタに記憶し、前記レジスタに格納されたラスタデータのうち、該当するラインの補正値に応じた連続部分の前記一定ドット数分のドットデータを選択的に読み出して前記ラインごとに蓄積し、蓄積された各ラインのドットデータの先頭から共通ドット数の各ラインのドットデータから構成されるデータ列を共通の印字タイミングで、データ列ごとに順次に、前記ヘッドへ送る
ことを特徴とするドットデータ読出し処理方法。
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