JP4147816B2 - ショートアーク型超高圧放電ランプ - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、点灯時の水銀蒸気圧が150気圧以上となるショートアーク型超高圧放電ランプとその光源装置に関し、特に、液晶ディスプレイ装置やDMD(デジタルミラーデバイス)を使ったDLP(デジタルライトプロセッサ)などのプロジェクター装置の光源として使うショートアーク型超高圧放電ランプとその光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
投射型のプロジェクター装置は、矩形状のスクリーンに対して、均一にしかも十分な演色性をもって画像を照明させることが要求され、このため、光源としては、水銀や金属ハロゲン化物を封入させたメタルハライドランプが使われている。また、このようなメタルハライドランプも、最近では、より一層の小型化、点光源化が進められ、また電極間距離の極めて小さいものが実用化されている。
【0003】
このような背景のもと、最近では、メタルハライドランプに代わって、今までにない高い水銀蒸気圧、例えば150気圧、を持つランプが提案されている。これは、水銀蒸気圧をより高くすることで、アークの広がりを抑える(絞り込む)とともに、より一層の光出力の向上を図るというものである。
このような超高圧放電ランプは、例えば、特開平2−148561号、特開平6−52830号に開示されている。
【0004】
ところで、この超高圧放電ランプの点灯装置は、ノイズや絶縁性確保の観点から、点灯始動時に発生する高電圧を小さくすることが求められている。しかし、この高電圧を小さくすると、ランプを消灯させた後であって比較的短い間隔をあけて再点灯させた場合に、十分に点灯しないという問題があった。
この問題を解決するために、例えば、欧州特許出願EP1104582A1には封止部の中に放電機構を設ける構造が開示される。この構造では、放電機構により紫外線を発生させ、この紫外線を発光部内に照射させて発光部内を予備的に電離状態とするものである。
また、特開2000−173549号にも放電ランプの端部に、誘電体材料を介在させる放電機構が開示される。この構造も前記と同様に紫外線を発生させて発光管内部に光電効果により電子を供給するものである。
その他、WO01/59811,US4721888,特開平8−236080号、特開平1−134848号にも同様な放電機構を有する構造が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術に紹介した構造、すなわち、発光部とは別に放電機構を設ける構造では、放電ランプ全体が複雑な構造になってしまう。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、ショートアーク型超高圧放電ランプにおいて、再点灯が容易であって、かつ、そのために必要な構造をきわめて簡易に提供することである。
【0006】
上記課題を解決するために、この発明のショートアーク型超高圧放電ランプは、発光管内部に一対の電極を有し、0.15mg/mm3以上の水銀を封入しており、前記放電ランプの外表面の一部に、対となって放電を発生させる外部電極が誘電体を介在させることなく間隙を有して配置していることを特徴とする。
【0007】
また、この発明の光源装置は、発光管内部に一対の電極を有し、0.15mg/mm3以上の水銀を封入したショートアーク型超高圧放電ランプと、この放電ランプを取り囲む凹面反射鏡より構成され、この凹面反射鏡の一部には、対となって放電を発生させる外部電極が誘電体を介在させることなく間隙を有して配置していること特徴とする。
【0008】
さらに、外部電極を放電させるための回路が、前記一対の電極により形成される主放電経路と並列に形成されており、その少なくとも一部に限流手段が接続されることを特徴とする。
また、前記限流手段は、凹面反射鏡を構成する誘電体材料を挟んで形成するコンデンサ手段であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るショートアーク型超高圧放電ランプ(以下、単に「放電ランプ」ともいう)の全体構成を示し、(a)は断面図、(b)は外観図を示す。
放電ランプ1は、石英ガラスからなる放電容器によって形成された略ラグビボール状の発光部2を有し、この発光部2内には、陰極6と陽極7が互いに対向するよう配置されている。また、発光部2の両端部から伸びるよう各々封止部3が形成され、これらの封止部3内には、通常モリブデンよりなる導電用金属箔8が、例えばシュリンクシールにより気密に埋設されている。陰極6および陽極7の端部は金属箔8の一端部に溶接されて電気的に接続される。また、金属箔8の他端には、外部に突出する外部リード9(9a,9b)が溶接され、外部リード9には給電線がつながっている。
一方の封止部3の端部には、キャップ状の外部電極4が装着されている。この点については後述する。
【0010】
発光部2には、水銀と、希ガスと、必要に応じてハロゲンガスが封入されている。
水銀は、必要な可視光、例えば、波長380〜770nmという放射光を得るためのもので、0.15mg/mm3以上、例えば、0.17mg/mm3、あるいは、0.20mg/mm3、0.25mg/mm3、0.30mg/mm3という量が封入されている。この封入量は、温度条件によっても異なるが、点灯時150気圧以上で極めて高い蒸気圧となる。また、水銀をより多く封入することで点灯時の水銀蒸気圧200気圧以上、300気圧以上という高い水銀蒸気圧の放電ランプを作ることができ、水銀蒸気圧が高くなるほどプロジェクター装置に適した光源を実現することができる。
点灯始動のために希ガスとして、例えば、アルゴンガスが約13kPa封入されている。
【0011】
ハロゲンは、沃素、臭素、塩素などが封入され、ハロゲンの封入量は、例えば、10−6〜10−2μmol/mm3の範囲から選択できる。ハロゲンの機能はハロゲンサイクルを利用した長寿命化であるが、本発明の放電ランプのように極めて小型で高い内圧を有するものは、このようなハロゲンを封入することで放電容器の黒化、失透を防止することもできる。
【0012】
このような放電ランプの数値例を示すと、例えば、発光部の最大外径9.5mm、電極間距離1.5mm、発光管内容積75mm3、定格電圧80V、定格電力150Wである。
また、このショートアーク型超高圧放電ランプは、小型化するプロジェクター装置などに内蔵されるものであり、全体構造が極めて小型化される一方で高い光量が要求される。したがって、発光部内の熱的条件は極めて厳しいものとなり、管壁負荷値は0.8〜2.0W/mm2、具体的には1.5W/mm2というものである。
そして、前記したプロジェクター装置やオーバーヘッドプロジェクターのようなプレゼンテーション用機器に搭載され、演色性の良い放射光を提供することができる。
【0013】
ここで、封止部3の端部には、前記のようにキャップ状の外部電極4が装着されている。
この場合、外部電極4と外部リード9aが一対の電極を構成することになる。
図2は、この外部電極4を拡大するものであって、(a)は端部の斜視図であり、(b)は(a)のA方向から眺めた図である。
外部電極4は、外部リード9aと対になって放電を発生させる。この放電は、封止部の構成材料である石英ガラス(誘電体)を壁として沿面放電となるか、あるいは、直接、空気中を介して放電する、いわゆる気中放電となる。ここで、一般的には、沿面放電の方が気中放電より低電圧で発生するため、通常は沿面放電となるケースが多いものであるが、両者が混在するような放電もある。いずれにしても前記した従来技術で知られる放電とは、電極間に石英ガラスのような誘電体材料を介在させていない点で大きく相違しており、簡単な構成で放電を達成することができる。
【0014】
外部電極4は、例えば、真鍮又は銅からなるキャップ状のものであって、内径が封止部の外径がほぼ一致することで封止部端部に良好に適合する。
このような外部電極4と外部リード9aによる予備放電によって、紫外線を発生させることができ、この紫外線が封止部を伝達するなどの手段により発光部2内に導かれることで発光部内の封入物質を予め電離させることができる。
このため、放電ランプの点灯始動を低い始動電圧により確実に達成させることができる。
【0015】
図3は上記放電ランプ1を点灯させる回路を示す。
DC駆動方式の給電装置を用いて点灯する状況の一例を簡略化して示す図である。放電ランプ1は、前記図1、図2に記載されたものが接続される。
【0016】
給電回路Ubには、これを駆動するための電源として、DC電源Uaが接続され、給電回路Ubの出力端子T1、T2に放電ランプ1が接続する。
【0017】
給電回路Ubは、降圧チョッパ方式のものが例示してあり、FET等のスイッチ素子QbによってDC電源Uaよりの電流をオン・オフし、スイッチ素子Qbがオン状態のときは、DC電源UaからチョークコイルLbを介して、スイッチ素子Qbがオフ状態のときは、チョークコイルLbの誘導作用によりダイオードDbを介して平滑コンデンサCbへの充電と放電ランプ1への電流供給が行われる。放電ランプ1の発光部内の一対の電極間を流れる放電電流、または一対の電極間の電圧、あるいはこれら電流と電圧の積であるランプ電力が、その時点における放電ランプ1の状態に応じた適切な値になるように、ゲート駆動回路Gbから適当なデューティサイクル比を有するゲート信号が、スイッチ素子Qbに加えられる。
【0018】
放電ランプ1を点灯させる場合は、始動に先立ち、無負荷開放電圧を放電ランプ1の発光部内の一対の電極間に印加する。同時に放電ランプ1と並列に接続されたコンデンサC1と外部電極4を含む回路(外部電極を放電させるための回路)に電流が流れ、外部電極4と外部リードの間で点灯始動に先立つ予備的な放電、例えば、沿面放電が発生する。
この予備的な放電により発した光は、放電ランプ1の発光部内に導かれ、発光部内の放電用媒質をイオン化することによって、発光部内の電極間の主たる放電を低電圧で発生しやすくできる。
【0019】
また、放電ランプに対して始動用高電圧供給手段、いわゆる起動器を設けることもでき、この場合は起動器による始動用高電圧を低い電圧で点灯始動を可能とできる。
このような高電圧発生手段と、図示略ではあるが、導電ワイヤーを発光部の外面に配設するなどの構成を採用することができる。
コンデンサC1は限流手段であり、放電の点灯後は外部電極を放電させるための回路には電流は流れない。限流手段としては、コンデンサに限定されるものではなく、抵抗、インダクタンス要素など他の素子を採用することもできる。
【0020】
前記数値例を示した放電ランプにおいて、上記予備放電の作用を十分に達成するための数値例をあげると、外部電極4と外部リード9aとの距離Xは、0.1〜1.0mmの範囲から選択されて、例えば0.3mm、コンデンサC1の容量は1〜100pFの範囲から選択されて、例えば、20pF、外部電極4と外部リード9a間に印加される電圧は1kV以上である。
【0021】
図4は本発明に係る放電ランプを使った光源装置を示す。
光源装置10は、放電ランプ1と放電ランプ1を取り囲む凹面反射鏡11より構成される。凹面反射鏡11は前方開口と後方頂部から構成され、例えば、ホウケイ酸ガラスからなり、反射面には、例えば酸化チタン(TiO2)とシリカ(SiO2)の誘電体多層膜が形成されており、その焦点位置は放電ランプ1のアーク輝点に位置している。
なお、反射鏡11と放電ランプ1の接合は、反射鏡11の後方頂部において、接着剤などの周知の手段が採用される。
【0022】
凹面反射鏡11の一部には、反射鏡の構成材料である誘電体、この実施例においてはホウケイ酸ガラスを挟むように電極12a、12bが配置されている。これら電極12a、誘電体、電極12bによってコンデンサ要素を形成することができ、これが図3に示すコンデンサC1、すなわち限流手段に相当する。
このような構成によって、コンデンサという素子が不要になること以外に、装置がコンパクトで信頼性が高くなるという新たな利点も有する。
電極12a、12bには、例えば、銅板が採用される。
【0023】
図5は、コンデンサ要素の他の実施例を示すもので、(a)は凹面反射鏡11の一部を表し、(b)は(a)の等価回路を表している。
凹面反射鏡11には外面に電極12c,12eが配置され、内面に電極12dが配置されている。従って、電極12c、誘電体(反射鏡を構成する材料)、電極12dにより一つのコンデンサC5aを形成するとともに、電極12d、誘電体(反射鏡を構成する材料)、電極12eにより別のコンデンサC5bを形成する。
このような構成によりコンデンサ要素を形成する利点は、例えば、予備放電のための金属キャップを凹面反射鏡の頂部側に設ける場合などにおいて、給電線を反射鏡内部に配設しなくてすむということが挙げられる。
【0024】
図6は、本発明に係るショートアーク型超高圧放電ランプにおいて外部電極の他の形態を示す。
放電ランプの一方の封止部に外部電極4a、4bが配置される。この外部電極4a,4bは導電性部材、例えば銅板、タングステン線、板、又はニッケル線、板などからなるもので帯状であって封止部を巻きつくように配置される。一方の電極4aはコンデンサc1を介して接続点T3において主放電経路を連結しており、他方の電極4bは他方の外部リードに接続されている。外部電極4a,4bは、例えば、0.1〜1.0mmの微小間隙で配置され、この間において予備放電、具体的には封止部である石英ガラスを使った沿面放電によって紫外光が発生する。そして、この紫外光により発光部2内の封入物質が予備的に電離される。
【0025】
図7は、本発明に係る光源装置において外部電極の他の形態を示す。
凹面反射鏡11には外部電極4a,4bが間隙をもって埋設されている。外部電極4aは放電ランプ1の外部リード9aに接続されるとともに、外部電極4bはコンデンサC1を介して接続点T3、すなわち他方の外部リードに接続される。
この形態の特徴は外部電極が放電ランプではなく凹面反射鏡に形成されることにあり、外部電極間での沿面放電、紫外光発生のメカニズムは前記した実施例と同様である。
この形態が有する特有の利点としては、放電ランプ発光部に適する位置に外部電極を配置することができ、外部電極から発生する紫外光をより有効に発光部内の電離に活用できることにある。
【0026】
図8は、さらに本発明に係る光源装置における外部電極の他の形態を示す。
凹面反射鏡11にはリング状の外部電極4a,4bが間隙をもって反射鏡の内面に配設されている。外部電極4aは放電ランプ1の外部リード9aに接続されるとともに、外部電極4bは反射鏡を貫通してコンデンサC1を介して接続点T3、すなわち他方の外部リードに接続される。
この形態の特徴も外部電極が放電ランプではなく凹面反射鏡に形成されることにあり、図7と比べて凹面反射鏡の内面であって反射鏡の開口縁に相当してリング状の電極が配置されることである。そして、当該外部電極間での沿面放電、紫外光発生のメカニズムは前記した実施例と同様である。
この形態が有する特有の利点としては、簡易な構成で外部電極を広い範囲において形成できるので予備電離のための紫外光を多量に生産することができ、また、図7に示す形態と同様に放電ランプ発光部に適する位置に外部電極を配置することができ、外部電極から発生する紫外光をより有効に発光部内の電離に活用できることにある。
【0027】
図9は、本発明に係る放電ランプの外部電極の他の形態を示す。(a)は放電ランプの全体概観図であり、(b)は(a)のA−A断面図を示す。
放電ランプの一方の封止部に誘電体材料40が配置され、この誘電体の中に外部電極4a、4bが埋設される。外部電極4a,4bの先端は各々誘電体材料40から突出しており、この外部電極4a,4bの先端同士が微小間隙で配置されることから、両者の間で放電が発生する。この放電は放電ランプの封止部を使った沿面放電となる。
この形態の特徴は、放電ランプの外部に外部電極と誘電体材料の組合体を別体として配置させたことにあり、この構造の特有の利点は安定な予備電離による紫外光の発生である。
なお、本形態における外部電極の放電メカニズムは前記の実施例と同様である。
【0028】
なお、本発明における外部電極の構成は、図1、図6に示す放電ランプや図7、図8の示す凹面反射鏡に限定されるものではなく、他の形態が適用できることは言うまでもない。さらには、図4、図5に示すようなコンデンサ要素形成手段を図7、図8に示す光源装置に適用することもできる。
また、本発明に係る放電ランプは、直流点灯のものに限定されず、交流点灯にものにも適用でき、いわゆる水銀ランプのみならずメタルハライドランプなどにも適用できる。
【0029】
本発明の放電ランプ、および光源装置によれば、無負荷開放電圧を低くすることができ、また、高電圧発生回路を設けた場合であっても発生させる高電圧を低くさせることができる。
本発明者が、実験をしてみたところ高電圧発生回路を使って5KVの電圧を発光部内の主電極に印加させなければできない放電ランプが、1800Vの電圧印加で放電を発生できることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るショートアーク型超高圧放電ランプの全体構成を示す。
【図2】本発明に係るショートアーク型超高圧放電ランプの部分図を示す。
【図3】本発明に係るショートアーク型超高圧放電ランプの点灯回路を示す。
【図4】本発明に係る光源装置を示す。
【図5】本発明に係る光源装置の部分図を示す。
【図6】本発明に係るショートアーク型超高圧放電ランプの全体構成を示す。
【図7】本発明に係る光源装置を示す。
【図8】本発明に係る光源装置を示す。
【図9】本発明に係る光源装置を示す。
【符号の説明】
1 放電ランプ
2 発光部
3 封止部
4 外部電極
6 電極
7 電極
8 金属箔
9 外部リード
Claims (5)
- 発光管内部に一対の電極を有し、0.15mg/mm3以上の水銀を封入したショートアーク型超高圧放電ランプにおいて、
前記放電ランプの外表面の一部に、対となって放電を発生させる外部電極が誘電体を介在させることなく間隙を有して配置していることを特徴とするショートアーク型超高圧放電ランプ。 - 発光管内部に一対の電極を有し、0.15mg/mm3以上の水銀を封入したショートアーク型超高圧放電ランプと、この放電ランプを取り囲む凹面反射鏡より構成される光源装置において、
前記凹面反射鏡の一部には、対となって放電を発生させる外部電極が誘電体を介在させることなく間隙を有して配置していること特徴とする光源装置。 - 発光管内部に一対の電極を有し、0.15mg/mm 3 以上の水銀を封入したショートアーク型超高圧放電ランプを有する装置において、
前記ショートアーク型超高圧放電ランプは、発光管の外表面の一部に、対となって放電を発生させる外部電極が誘電体を介在させることなく間隙を有して配置しており、
前記外部電極を放電させるための回路が、前記一対の電極により形成される主放電経路と並列に形成されており、その少なくとも一部に限流手段が接続されることを特徴とするショートアーク型超高圧放電ランプを有する装置。 - 前記外部電極を放電させるための回路は、前記発光管内部における一対の電極により形成される主放電経路と並列に形成されており、その少なくとも一部に限流手段が接続されることを特徴とする請求項2の光源装置。
- 前記限流手段は、凹面反射鏡を構成する誘電体材料を挟んで形成するコンデンサ手段であることを特徴とする請求項4の光源装置。
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