JP4144380B2 - ネットワークシステム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置が、自装置の備える情報記憶手段又はネットワークで接続された他の情報処理装置の備える情報記憶手段から読み出した処理実行用情報を用いて所定の処理を実行可能なネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の通信カラオケシステム、即ち、配信用ホスト装置と複数のカラオケ装置が電話回線を介して通信を行うことによって楽音データ等の配信データを取得し、カラオケ装置は利用者からのリクエストにより楽音データを再生して演奏を行うシステムにおいて、通信費の削減及びリクエストに対するレスポンス等の問題から各カラオケ装置にHDD等の記憶装置を設け、一旦取得した配信データはHDDに記憶しておき、演奏の際にはHDDからリクエストに対応した楽音データを読み出し再生する構成がある。
【0003】
また、近年では更なる通信費の削減を目的に、ある店舗に設置された複数のカラオケ制御装置の内、少なくとも1つのカラオケ制御装置に電話回線を接続し、該カラオケ制御装置はセンターホストより電話回線を介して配信データを受信するが、その他の複数のカラオケ制御装置は、LAN等の回線を介して配信データを受信しているカラオケ制御装置からデータを受信する構成となっている。この構成の場合、各カラオケ制御装置は、自装置のHDDが故障した場合にも他のカラオケ制御装置よりLANを介して楽音データを受信し演奏することによってカラオケサービスを行うことを可能としている(例えば、特許文献1参照。)
【0004】
【特許文献1】
特開平10−91174号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
楽音データ等の配信データを受信した各カラオケ装置が該配信データを蓄積するために使用しているHDD等の記憶装置は、稼働している時の消費電力が大きく、また、稼働中に振動や電源の瞬断等が発生すると、記憶している該配信データの破損を起こす可能性が高い。そのため、長期間の利用を考慮すると、カラオケサービスを低下させないのであれば極力稼働させない方が望ましい。また、実状を考えても、複数のカラオケ装置が設置された店舗において、全てのカラオケ装置が同時に利用されている状態が常に存在するわけではない。さらに、近年のハードウェアの進歩に伴い、1台の記憶装置を稼働させるだけで複数台のカラオケ装置に楽音データを提供することが容易になってきている。このような実状を考慮すると、カラオケ装置に備えられた記憶装置を全て稼働させておくことは、電気代の節約や記憶装置の故障防止・低減の観点からすれば好ましくない。
【0006】
なお、このような問題はカラオケ装置に限らず、ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置が、自装置の備える情報記憶手段又はネットワークで接続された他の情報処理装置の備える情報記憶手段から読み出した処理実行用情報を用いて所定の処理を実行可能なシステムであれば同様に生じ得る。
【0007】
そこで本発明は、このようなネットワークシステムにおいて消費電力の節約及びHDD等の情報記憶手段の故障防止・低減を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
(1)本発明のネットワークシステムは、ネットワークを介して接続された複数の情報処理装置のそれぞれが、処理実行用情報を記憶しておく情報記憶手段、受け付けた予約を記憶しておく予約記憶手段、その予約記憶手段に記憶された予約に基づいて、自装置の備える情報記憶手段又はネットワークで接続された他の情報処理装置の備える情報記憶手段から読み出した処理実行用情報を用いて所定の処理を実行する処理実行手段、を備えている。
【0009】
そして、ネットワークシステム内に存在する利用状況把握手段、必要稼働数算出手段、決定手段及び命令手段が次のような処理を実行する。つまり、利用状況把握手段が各情報処理装置の利用状況を把握し、その把握した各情報処理装置の利用状況に基づいて必要稼働数算出手段がネットワークシステム内で必要な情報記憶手段の数を算出し、その必要稼働数算出手段によって算出された必要稼働数に基づくと共に、前記利用状況把握手段によって把握した各情報処理装置の利用状況にも基づいて、稼働させる情報記憶手段を決定手段が決定する。そして、命令手段が、決定手段によって決定された情報記憶手段を備える情報処理装置に対しては稼働命令を出し、それ以外の情報処理装置には非稼働命令を出す。
【0010】
一方、各情報処理装置では、命令対応稼働制御手段が次のような処理を実行する。つまり、命令手段から稼働命令を受けた場合には、自装置の備える情報記憶手段が稼働していなければ稼働させ、一方、非稼働命令を受けた場合には自装置の備える情報記憶手段が稼働していれば停止させる。
【0011】
このようにすることで、ネットワークシステム全体として見た場合に、消費電力の節約ができ、またHDD等の情報記憶手段の故障防止・低減を実現することができる。
【0012】
また、利用状況把握手段が、各情報処理装置の備える予約記憶手段に記憶された予約状況を利用状況の一つとして把握し、決定手段は、その予約状況に基づいて、処理実行用情報を用いて所定の処理を実行中である情報処理装置か否かを判断し、処理実行用情報を用いて所定の処理を実行中である情報処理装置が備える情報記憶手段を優先して、稼働させる情報記憶手段として決定する。
【0013】
例えば5台の情報処理装置が接続されたネットワークシステムにおいて、情報記憶手段の必要稼働数が3とされた場合、任意の3台の情報処理装置が備える情報記憶手段を、稼働させる情報記憶手段として決定してもよいが、自装置では処理実行用情報を用いた所定の処理を実行していないにもかかわらず他の情報処理装置へのみ送信するためだけに情報記憶手段を稼働させることとなる。しかしその場合には、ネットワーク途中でデータ伝送がとぎれる危険を負担することとなる。したがって、自装置にて処理実行用情報を用いた所定の処理を実行するのであれば、それは自装置が持つ情報記憶手段から読み出した処理実行用情報を用いた方が、上記危険負担がなくなる点で好ましい。
【0014】
また、請求項2に示すように、各情報処理装置の備える情報記憶手段の累積稼働時間を前記利用状況の一つとして把握し、その累積稼働時間が少ない情報記憶手段を優先して、 稼働させる情報記憶手段として決定することが考えられる。このように累積稼働時間を少ないものを優先して稼働させるようにすれば、累積稼働時間の平均化が図られる。これによって、例えばある一つの情報記憶手段の累積稼働時間が突出してしまうことによる故障発生の可能性を低くすることができ、ネットワークシステム全体としての信頼性向上につながる。
【0015】
(2)前記利用状況把握手段、必要稼働数算出手段、決定手段及び命令手段はネットワークシステム内のどこかに存在すればよいため、情報装置とは別個に設けても良いが、例えば請求項3に示すように、複数の情報処理装置の何れかが備えるようにしてもよい。
【0016】
(3)なお、請求項4に示すように、請求項1〜3の何れかに記載のネットワークシステムに用いられる情報処理装置であって、前記情報記憶手段、前記処理実行手段及び前記命令対応稼働制御手段を備える情報処理装置として実現することもできる。このような情報処理装置であれば、上述したネットワークシステムにおいて用いられることによって、上述の効果を発揮する上で有意な役割を果たすこととなる。
【0017】
また、請求項5に示すように、さらに、前記利用状況把握手段、前記必要稼働数算出手段、前記決定手段及び前記命令手段を備える情報処理装置として実現することもできる。例えば請求項5に示す構成を備えた情報処理装置をマスタ、請求項4に示す構成を備えた情報処理装置をスレーブとすれば、請求項3のようなネットワークシステムを構成することができる。
【0018】
(4)また、請求項6に示すように、請求項1〜3の何れかに記載のネットワークシステムにおける前記利用状況把握手段、前記必要稼働数算出手段、前記決定手段及び前記命令手段をコンピュータにて実現する場合、例えばコンピュータで実行するプログラムとして備えることができる。
【0019】
また、請求項7に示すように、請求項5に記載の情報処理装置における前記処理実行手段、前記利用状況把握手段、前記必要稼働数算出手段、前記決定手段、前記命令手段及び前記命令対応稼働制御手段をコンピュータにて実現する場合、例えばコンピュータで実行するプログラムとして備えることができる。
【0020】
このようなプログラムは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして実行したり、ネットワークを介してロードして実行することにより、前記各手段としての機能を実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0022】
図2は、本実施例のネットワークシステム10の概略構成を示すブロック図であり、図1はネットワークシステム10を構成する情報処理装置としてのカラオケ装置の概略構成を示している。図2に示すように、本実施例のネットワークシステム10はカラオケ店舗に設置されており、カラオケ店舗の各部屋にそれぞれ1台ずつ設置された7台のカラオケ装置1a〜1gが店舗内ネットワーク30にて接続することにより構成されている。
【0023】
そして、これら7台のカラオケ装置1a〜1gの内、図2においてカラオケ店舗の部屋1に設置されているカラオケ装置1aは、公衆回線40を介して配信用ホスト装置50に接続できるようになっており、この公衆回線40を介して接続した配信用ホスト装置50からカラオケに関する配信データ(処理実行用情報としての音楽情報や画像情報、あるいは例えばカラオケ演奏処理を実行するためのアプリケーションプログラム(カラオケ演奏プログラム)等)を取得して、情報記憶手段としてのハードディスク13へ記憶しておくことができる。そして、カラオケ装置1aは、ハードディスク13に記憶されている配信データを、店舗内ネットワーク30によって接続された他のカラオケ装置1b〜1gへ送信することができる。そのため、本実施例のネットワークシステム10では、カラオケ店舗の部屋1に設置されているカラオケ装置1aがマスタ(親機)となっており、他の部屋2〜7に設置されているカラオケ装置1b〜1gがそれぞれスレーブ(子機)となっている。そして、これら7台のカラオケ装置1a〜1gのシリアルナンバーはそれぞれ「00001」〜「00007」である。
【0024】
なお、図2では、カラオケ店舗の部屋数が7部屋であり、これに伴い、ネットワークシステム10を構成するカラオケ装置1a〜1gの台数も7台となっているが、台数はあくまで一例であり、これに限られない。
[カラオケ装置1a〜1gの説明]
カラオケ装置1a〜1gの基本的な構成はいずれも同じであるが、上述のように、マスタとして機能するカラオケ装置1aのみが公衆回線40を介して配信用ホスト装置50に接続できるようになっている。それ以外の機能は基本的にいずれも同じである。したがって、以下の構成説明に関しては、カラオケ装置1aに関して行うこととする。
【0025】
カラオケ装置1aは、図1に示すように、カラオケ装置1aを制御するための中央処理装置11、ネットワークとしての店舗内ネットワーク30を介して他のカラオケ装置(この場合はスレーブとして機能するカラオケ装置1b〜1g)と接続したり、公衆回線40を介して配信用ホスト装置50と接続し、各種の情報を送受信する通信制御装置12、各種データ等を記憶している「情報記憶手段」としてのハードディスク13、曲の予約や電源のON・OFFなどを行うための操作パネル14、操作パネル14と同様に曲の予約等を行うためのリモコン送信機15、リモコン送信機15からの信号を受信するためのリモコン受信機16、操作パネル14やリモコン受信機16からの信号を受け付けて処理する操作制御部17、演奏の再生を行うシンセサイザ18、音楽情報にかかる電気信号を増幅等するミキシングアンプ19、ミキシングアンプ19からの電気信号を入力して伴奏曲及び利用者の歌声等を流すスピーカ20、利用者の歌声等をミキシングアンプ19に入力するマイクロフォン21、中央処理装置11によって生成された歌詞情報を記憶するビデオRAM22、画像情報等を映像化する映像再生装置23、ビデオRAM22からの歌詞情報や映像再生装置23からの映像信号に基づき、歌詞及び歌詞の背景映像を出力する映像制御部24、映像制御部24から出力された歌詞及び歌詞の背景映像を表示する表示装置25、システムプログラムや各種の設定に必要な設定データなどが記憶されているEEPROM27を備えている。また、このうちの中央処理装置11には、通信制御装置12、ハードディスク13、操作制御部17、シンセサイザ18、ビデオRAM22、映像再生装置23、映像制御部24及びEEPROM27が接続されており、中央処理装置11は、これらを介してカラオケ装置1aを制御する。
【0026】
続いて各部の具体的な構成を説明する。
[中央処理装置11およびハードディスク13の構成]
まず、中央処理装置11は、CPU、ROM、RAMなどを備える周知の構成である。このCPUによって実行される複数のプログラムはROM、EEPROM27及びハードディスク13に格納されており、CPUは該プログラムをRAMに展開しプログラムを実行することとなる。また、不揮発性メモリであるEEPROM27には、後述する管理テーブル一覧やハードディスク累積稼働時間が記憶されている。一方、ハードディスク13には、配信データを記憶しておく。
【0027】
なお、各カラオケ装置1a〜1gの中央処理装置11は、処理実行手段、命令対応稼働制御手段に相当する。そして、マスタとして機能するカラオケ装置1aの中央処理装置11に関しては、さらに利用状況把握手段、必要稼働数算出手段、決定手段及び命令手段にも相当するが、スレーブとして機能するカラオケ装置1b〜1gの中央処理装置11は、これら3つの手段としては機能しない。
【0028】
[通信制御装置12の構成]
通信制御装置12は、店舗内ネットワーク30を介してカラオケ店舗内の他の部屋に設置されたカラオケ装置(この場合はスレーブとして機能するカラオケ装置1b〜1g)に接続されており、これら他のカラオケ装置1b〜1gとの間で各種の情報を送受信する。また、カラオケ装置1aの通信制御装置12は、上述したように、公衆回線40を介して配信用ホスト装置50と接続し、この配信用ホスト装置50との間で各種の情報を送受信する。
【0029】
この配信用ホスト装置50は、カラオケ装置1aに対して、最新の流行曲等の曲データを発信したり、どのような曲が何回演奏されたかといったログデータを含む関連情報をカラオケ装置1aから受信したりして管理することができるようになっている。さらに、配信用ホスト装置50は、データベースを備えており、このデータベースに楽曲演奏に使用する配信データとしての音楽情報や背景画または歌詞等の画像情報等を記憶している。また、配信用ホスト装置50は、コンテンツデータ以外にバージョンアップされたシステムプログラム等をデータベースに記憶し、そのデータベースから随時読み出してカラオケ装置1aに対して発信することができるようになっている。
【0030】
カラオケ装置1aは、公衆回線40を介して配信用ホスト装置50に接続し、この公衆回線40を介して接続した配信用ホスト装置50からカラオケに関する配信データ(処理実行用情報としての音楽情報や画像情報、あるいはカラオケ演奏プログラム等)を取得して、ハードディスク13へ記憶しておく。そして、カラオケ装置1aは、ハードディスク13に記憶されている配信データを、店舗内ネットワーク30によって接続された他のカラオケ装置1b〜1gへ送信して複製する。つまり、マスタとして機能するカラオケ装置1aとスレーブとして機能するカラオケ装置1b〜1gの各ハードディスク13に同じ配信データが記憶されるようにするのである。
【0031】
[操作制御部17、操作パネル14、リモコン送受信機15,16の構成]
操作制御部17には、操作パネル14およびリモコン受信機16が接続されている。このうち、操作パネル14は、利用者がカラオケ曲の選択や演奏アレンジの切り替えを行ったりするためのものである。利用者がこの操作パネル14を操作すると、その入力操作の信号が操作制御部17および中央処理装置11に送られて処理される。一方、リモコン受信機16は、リモコン送信機15からの信号を受信するためのものである。また、このリモコン送信機15は、操作パネル14と同様に、利用者がカラオケ曲の選択や演奏アレンジの切り替えを行ったりするためのものである。利用者がこのリモコン送信機15を操作すると、その入力操作の信号がリモコン受信機16を介して操作制御部17および中央処理装置11に送られて処理される。
【0032】
[その他の構成]
また、シンセサイザ18には、ミキシングアンプ19が接続され、このミキシングアンプ19にはスピーカ20が接続されている。ハードディスク13等から読み出され、中央処理装置11から供給される音楽情報(MIDI形式のカラオケ演奏データ)に基づいてシンセサイザ18から出力される楽音信号はミキシングアンプ19で増幅されてスピーカ20から出力される。また、ミキシングアンプ19には利用者の歌唱音声を入力するためのマイクロフォン21が接続されており、このマイクロフォン21によって入力された音声信号もシンセサイザ18からの楽音信号と共にスピーカ20から出力される。
【0033】
また、映像制御部24には、ビデオRAM22、映像再生装置23および表示装置25が接続されており、これらビデオRAM22や映像再生装置23から出力される映像信号と歌詞情報に基づき、歌詞を歌詞の背景映像にスーパーインポーズして出力し、表示装置25に表示させる。
【0034】
以上のように構成されているカラオケ装置1aにおいては、操作パネル14を介して入力、あるいはリモコン送信機15から送信された選曲番号をリモコン受信機16にて受信、という形で利用者からカラオケ演奏曲を選択するための選曲番号の入力がなされると、自装置1aが備えるハードディスク13若しくは店舗内ネットワーク30を介して接続された他のカラオケ装置1b〜1gから取得したカラオケ演奏用のデータを用いて、カラオケ演奏を実行する。そして、利用者が、表示装置25に表示される歌詞を参照しながら、スピーカ20より流れる演奏にあわせて、マイクロフォン21を使って歌を歌うことができる、つまりカラオケを楽しむことができるようになっている。なお、上述のように、スレーブとして機能するカラオケ装置1b〜1gは、公衆回線40を介して配信用ホスト装置50に接続する機能を有さないだけで他の構成は基本的にカラオケ装置1aと同じであり、やはり自装置が備えるハードディスク13若しくは店舗内ネットワーク30を介して接続された他のカラオケ装置から取得したカラオケ演奏用のデータを用いてカラオケ演奏を実行する。したがって、カラオケ装置1a同様、利用者がカラオケを楽しむことができる。
【0035】
[カラオケ装置1a〜1gの動作説明]
上述の構成を有するネットワークシステム10においては、マスタとして機能するカラオケ装置1aが、ネットワークシステム10を構成する各カラオケ装置1a〜1gの利用状況を把握し、その把握した各カラオケ装置1a〜1gの利用状況に基づいて、ネットワークシステム10内で必要なハードディスク13の数を算出する。これは、1台のハードディスク13を稼働させるだけで複数台のカラオケ装置にカラオケ演奏用のデータを提供することができるためである。そして、算出した必要稼働数に基づいて稼働させるハードディスク13を決定する。つまり、どのカラオケ装置1a〜1gの備えるハードディスク13を稼働させるかを決定する。そして、その決定に基づいて、稼働させるべきハードディスク13を備えるカラオケ装置1a〜1gには稼働命令を出し、それ以外のカラオケ装置1a〜1gには非稼働命令を出す。そして、稼働命令を受けたカラオケ装置1a〜1gは、自装置の備えるハードディスク13が稼働していなければ稼働させ、一方、非稼働命令を受けた場合には自装置の備えるハードディスク13が稼働していれば停止させる。なお、ハードディスク13の稼働及び停止の制御は、中央処理装置11からハードディスク13に出力される制御コマンドにより実行される。
【0036】
以上はハードディスク13の稼働・非稼働に係る動作内容の概要説明であったため、次に、その動作に関し各カラオケ装置1a〜1gにて実行される処理について説明する。
[マスタとして機能するカラオケ装置1aにて実行される処理]
まず、マスタとして機能するカラオケ装置1aにて実行される「ハードディスク13の稼働・非稼働に係る制御処理」について、図3,4のフローチャートを参照して説明する。
【0037】
カラオケ装置1aでは、電源がONされると(S1)、ハードディスク13の起動を行い(S2)、利用者からのリクエストがあるか否かを判断する(S3)。そして、リクエストがあれば(S3:Y)、そのリクエストを受け付けて予約曲数をインクリメントして(S4)、S5へ移行する。一方、リクエストがなければ(S3:N)、そのままS5へ移行する。
【0038】
S5では、現在カラオケ演奏をしているか否かを判断し、演奏していなければ(S5:N)、予約曲があるか否か判断し(S6)、予約曲があれば(S6:Y)、演奏を開始し(S7)、S8へ移行する。一方、現在演奏している場合は(S5:Y)、そのままS8へ移行する。
【0039】
S8では演奏が終了したか否かを判断し、演奏が終了した場合には(S8:Y)、予約曲数をデクリメントし(S9)、S10へ移行する。一方、演奏が終了していない場合には(S8:N)、そのままS10へ移行する。なお、S6で否定判断、すなわち、予約曲がない場合には、そのままS10へ移行する。
【0040】
S10では、前回の稼働ハードディスク13の不足検査より5分以上経過しているか否か判断し、5分以上経過していなければ(S10:N)S3へ戻り、5分以上経過していれば(S10:Y)S11へ移行する。
S11では、店舗内ネットワーク30を介して接続された他のカラオケ装置1b〜1gに利用情報送信命令を送信する。そして、その利用情報送信命令の結果として、店舗内ネットワーク30を介して接続された他のカラオケ装置1b〜1gより予約曲数、現在のハードディスク状態(ハードディスク13が稼働中か否か)、及びハードディスク累積稼働時間(ハードディスク13がこれまでに稼働していた時間を累積したもの)を受信する(S12)。
【0041】
そして、このカラオケ装置1b〜1gからの受信情報、及び自カラオケ装置1aの予約曲数、現在のハードディスク状態、及びハードディスク累積稼働時間を元にして管理テーブル一覧を作成する(S13)。この管理テーブル一覧を図6(a)に示す。図6(a)に示すように、このとき、稼働フラグは全て「停止」に初期化する。また、ハードディスク累積稼働時間は、店舗にカラオケ装置1a〜1gが設置されたときに初期化され、さらにハードディスク13が設置後に交換された場合には、交換されたハードディスク13に対応するハードディスク累積稼働時間が初期化される。
【0042】
次に、予約曲数より現在利用されているカラオケ装置の台数を算出する(S14)。図6(a)に示すような一覧が作成された場合には、その予約曲数が1以上のものが「現在利用中」のカラオケ装置である。この場合は、シリアルナンバーが「00001」〜「00003」、「00005」及び「00007」の5台のカラオケ装置において予約曲数が1以上であるため、利用中のカラオケ装置の台数は「5」である。そして、利用中の装置の台数より稼働すべきハードディスク13の台数を算出する(S15)。この稼働すべきハードディスク13の台数については、ハードディスク13その他のハードウェアの性能等に応じて決まるが、例えば予め利用中のカラオケ装置の台数と稼働すべきハードディスク13の台数との対応関係を示すテーブルを記憶しておき、それに基づいて算出したり、予め定めた計算式を用いて算出することが考えられる。本実施例では、1台のハードディスク13によって2台のカラオケ装置でのカラオケ演奏をまかなえるようになっているため、利用中のカラオケ装置が5台であれば、稼働すべきハードディスク13は3台であると算出する。
【0043】
その後、受信した現在のハードディスク状態より抽出した現在稼働中のハードディスク13が、S15にて算出した稼働すべきハードディスク13の台数より少ないか否かを判断する(S16)。これが「稼働ハードディスク不足検査」である。
【0044】
そして、現在稼働中のハードディスク13が、稼働すべきハードディスク13の台数以上である場合には(S16:N)、前回の稼働ハードディスク調整処理より2時間以上経過しているか否かを判断し(S17)、経過時間が2時間未満であれば(S17:N)、S3へ戻る。一方、2時間以上経過していれば(S17:Y)、図4のS18へ移行する。なお、ここで稼働ハードディスク調整処理の実行間隔を2時間以上としたのは、あまり短期間で調整すると、ハードディスクの稼働・停止が煩雑となり、またそのような細かい制御自体の実効性が高くないと考えられるからである。特にカラオケ店舗においては、利用を開始した客は例えば2時間程度は継続して利用することが考えられるため、例えばその程度の調整間隔を採用したのである。もちろん、この調整間隔は、適宜設定変更可能としておけばよい。
【0045】
S18で稼働ハードディスク調整処理を開始すると、まず、管理テーブル一覧において、予約曲数が1以上のカラオケ装置の稼働フラグを「稼働」に変更する(S19)。この変更した状態の管理テーブル一覧を図6(b)に示す。図6(b)に示すように、予約曲数が1以上のカラオケ装置、すなわちシリアルナンバーが「00001」〜「00003」、「00005」及び「00007」の5台のカラオケ装置に対応する稼働フラグを「稼働」にする。これは、実際に利用されているカラオケ装置のハードディスク13を優先的に稼働させるための措置である。
【0046】
そして、この変更後の状態で、稼働フラグが「稼働」となっているカラオケ装置の台数が、稼働すべきハードディスク13の台数よりも多いか否かを判断し(S20)、多い場合には(S20:Y)、「稼働」になっているカラオケ装置の中からハードディスク累積稼働時間が最も多いカラオケ装置を「停止」に変更し(S21)、S20へ戻る。それでもまだ「稼働」となっているカラオケ装置が稼働すべきハードディスク13の台数よりも多い場合には(S20:Y)、S21での「ハードディスク累積稼働時間が最も多いカラオケ装置を「停止」に変更する」処理を繰り返す。そして、「稼働」となっているカラオケ装置が稼働すべきハードディスク13の台数以下となった場合には(S20:N)、S22へ移行する。
【0047】
例えば図6(b)に示す管理テーブル一覧の状態では、シリアルナンバーが「00001」〜「00003」、「00005」及び「00007」の5台のカラオケ装置に対応する累積稼働時間が、それぞれ1200時間、3600時間、4800時間、600時間及び2400時間である。したがって、まず累積稼働時間が4800時間で最も多い、シリアルナンバーが「00003」のカラオケ装置に対応する稼働フラグを「停止」に変更する。その変更後の状態であれば、累積稼働時間が3600時間で最も多い、シリアルナンバーが「00002」のカラオケ装置に対応する稼働フラグが「停止」に変更される。図6(c)では、このように2台のカラオケ装置に対応する稼働フラグが「停止」に変更された状態を示しているが、この状態では「稼働」となっているカラオケ装置が3台であり、稼働すべきハードディスク13の台数である「3」と同じであるため、S20にて否定判断となってS22へ移行する。
【0048】
S22では、管理テーブル一覧より「稼働」になっているカラオケ装置にハードディスク稼働命令を送信し、次のS23では、一覧より「停止」になっているカラオケ装置にハードディスク停止命令を送信する。なお、上述のように、図6(c)に示す状態の管理テーブル一覧であれば、シリアルナンバーが「00001」、「00005」及び「00007」のカラオケ装置に対してハードディスク稼働命令を出し、シリアルナンバーが「00002」〜「00004」及び「00006」のカラオケ装置に対してハードディスク停止命令を出す。
【0049】
そして、自カラオケ装置1aの稼働フラグが「停止」か否かを判断し(S24)、停止でなければ(S24:N)、現在ハードディスク13が起動しているか否か判断し(S25)、起動していれば(S25:Y)、図3のS3へ戻る。一方、現在ハードディスク13が起動していない場合には(S25:N)、ハードディスク13を起動してから(S26)、図3のS3へ戻る。
【0050】
これに対して、S24で肯定判断、すなわち、自カラオケ装置1aの稼働フラグが「停止」であれば(S24:Y)、現在ハードディスク13が停止しているか否か判断し(S27)、停止していれば(S27:Y)、図3のS3へ戻る。一方、現在ハードディスク13が停止していない場合には(S27:N)、ハードディスク13を停止し(S28)、さらにハードディスク累積稼働時間に停止までの起動時間を足してから(S29)、図3のS3へ戻る。
【0051】
なお、上述のように、図6(c)に示す状態の管理テーブル一覧であれば、自カラオケ装置1a、つまりシリアルナンバーが「00001」のカラオケ装置に対応する稼働フラグは「稼働」となっているので、S24では否定判断となる。
[スレーブとして機能するカラオケ装置1b〜1gにて実行される処理]
次に、スレーブとして機能するカラオケ装置1b〜1gにて実行される「ハードディスク13の稼働・非稼働に係る制御処理」について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0052】
これらのカラオケ装置1b〜1gでは、電源がオンされると(S51)、ハードディスク13の起動を行い(S52)、利用者からのリクエストがあるか否かを判断する(S53)。そして、リクエストがあれば(S53:Y)、そのリクエストを受け付けて予約曲数をインクリメントして(S54)、S55へ移行する。一方、リクエストがなければ(S53:N)、そのままS55へ移行する。
【0053】
S55では、現在演奏しているか否かを判断し、演奏していなければ(S55:N)、予約曲があるか否か判断し(S56)、予約曲があれば(S56:Y)、演奏を開始し(S57)、S58へ移行する。一方、現在演奏している場合は(S55:Y)、そのままS58へ移行する。
【0054】
S58では演奏が終了したか否かを判断し、演奏が終了した場合には(S58:Y)、予約曲数をデクリメントし(S59)、S60へ移行する。一方、演奏が終了していない場合には(S58:N)、そのままS60へ移行する。なお、S56で否定判断、すなわち、予約曲がない場合には、そのままS60へ移行する。
【0055】
S60では、マスタとして機能するカラオケ装置1aからの利用情報送信命令(図3のS11にて送信されたもの)を受信したか否かを判断する。利用情報送信命令を受信した場合には(S60:Y)、予約曲数及び現在のハードディスク状態、ハードディスク累積稼働時間をマスタ装置であるカラオケ装置1aに送信し(S61)、その後、S53へ戻る。なお、予約曲数は中央処理装置11内のRAMに記憶されており、ハードディスク累積稼働時間はEEPROM27に記憶されている。なお、この、このRAMが「予約記憶手段」に相当する。
【0056】
一方、利用情報送信命令を受信していない場合には(S60:N)、マスタ装置であるカラオケ装置1aからハードディスク停止命令を受信したか否かを判断し(S62)、ハードディスク停止命令を受信した場合には(S62:Y)、現在ハードディスク13が停止しているか否かを判断し(S63)、停止してれば(S63:Y)、そのままS53へ戻るが、停止していなければ(S63:N)、ハードディスク13を停止させ(S64)、ハードディスク累積稼働時間に停止までの起動時間を足してから(S65)、S53へ戻る。
【0057】
一方、ハードディスク停止命令を受信していない場合には(S62:N)、ハードディスク稼働命令を受信したか否かを判断し(S66)、ハードディスク稼働命令を受信していない場合には(S66:N)、そのままS53へ戻るが、ハードディスク稼働命令を受信した場合には(S66:Y)、現在ハードディスク13が起動しているか否か判断し(S67)、起動していれば(S67:Y)、S53へ戻る。一方、現在ハードディスク13が起動していない場合には(S67:N)、ハードディスク13を起動してから(S68)、S53へ戻る。
【0058】
なお、図3のステップS11,S12,S13の処理が利用状況把握手段の処理に相当し、ステップS14,S15の処理が必要稼働数算出手段の処理に相当する。また、図3のステップS16,S17,図4のステップS18,S19,S20,S21の処理が決定手段の処理に相当し、図4のステップS22,S23が命令手段の処理に相当する。また、マスタとして機能するカラオケ装置1aにおいては図4のステップS24〜S29が、スレーブとして機能するカラオケ装置1b〜1gにおいては図5のステップS62〜S68がそれぞれ命令対応稼働制御手段の処理に相当する。
【0059】
このように、本実施例のネットワークシステム10によれば、次のような効果が得られる。
(a)カラオケ装置1a〜1gの利用状況に基づいて、ネットワークシステム10全体として見た場合に稼働させるべきハードディスク13の必要数を算出し、その必要数のハードディスク13のみを稼働させるよう制御している。そのため、稼働しないハードディスク13については消耗を防ぐことができ、またネットワークシステム10全体として見た場合の消費電力の節約ができる。さらに、このような制御をしない場合は、実際には稼働しなくてもよいハードディスク13まで稼働させることとなるが、その場合は振動や電源の瞬断によって破損する対象となるハードディスク13を増やすこととなる。したがって、上述のような制御によって必要最低限のハードディスク13のみ稼働させることで、そのような故障防止・低減を実現することができる。
【0060】
(b)本実施例では、稼働させるハードディスク13を決定する際、ハードディスク13の累積稼働時間が少ないものを優先している。逆に言えば累積稼働時間が多いものほど積極的に休ませるようにしている。そのため、ネットワークシステム10内に存在する複数のハードディスク13における累積稼働時間の平均化が図られる。これによって、例えばある一つのハードディスク13の累積稼働時間が突出してしまうことによる故障発生の可能性を低くすることができ、ネットワークシステム10全体としての信頼性向上につながる。
【0061】
(c)本実施例では、稼働させるハードディスク13を決定する際、カラオケ演奏を実行中のカラオケ装置(具体的には予約曲が存在するカラオケ装置)が備えるハードディスク13について優先するようにしている。このような考慮をしない場合は、例えば、本来は自装置でカラオケ演奏をしているカラオケ装置が備えるハードディスク13のみを稼働させるだけで足りる状況であるにもかかわらず、自装置ではカラオケ演奏をしていないが他のカラオケ装置へのみ送信するためだけにハードディスク13を稼働させる状況が生じることとなる。しかしその場合には、ネットワーク途中でデータ伝送がとぎれる危険を負担することとなる。したがって、上記のような考慮をすることで、上記危険負担を低減させることができる。
【0062】
[その他の実施例]
(1)上記実施例では、予約曲の有無によってカラオケ装置1a〜1gが利用中か否かを判断したが、例えばカラオケ演奏以外にもゲーム等のサービスを提供できる機能を持っているのであれば、そのようなサービスの提供中であるか否かも加味して判断してもよい。
【0063】
(2)上記実施例では、マスタとして機能するカラオケ装置1aが、利用状況の把握、ハードディスク13の必要稼働数の算出、稼働させるハードディスク13の決定及び各カラオケ装置1a〜1gに対するハードディスク13の稼働または停止命令を実行するようにした。しかし、これらカラオケ装置1a〜1gとは別個に、店舗内ネットワーク30に接続する制御装置を設け、その制御装置がこれら利用状況把握、必要稼働数算出、稼働ハードディスク13の決定及びハードディスク13の稼働または停止命令を実行する構成を採用しても良い。
【0064】
(3)上記実施例では、カラオケ装置1a〜1gによって構成されたネットワーク10を例に挙げて説明したが、このようなカラオケ装置1a〜1gに限らず、少なくとも2台以上の情報処理装置が接続されたネットワークシステムにおいて、自装置が備えるハードディスク若しくはネットワークを介して接続された他の情報処理装置から取得した処理実行用情報を用いて所定の処理を実行可能なシステムであれば、同様に適用でき、同様の効果を得ることができる。
【0065】
(4)なお、上記実施例では情報記憶手段としてハードディスク13を挙げたが、ハードディスク以外であっても、その情報記憶手段の稼働・停止が制御でき、且つ稼働させていることで消耗が発生したり、電源の瞬断等によって破損する可能性があるものであれば、同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のネットワークシステムを構成する情報処理装置としてのカラオケ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図3】マスタとして機能するカラオケ装置にて実行されるハードディスクの稼働・非稼働制御処理の前半を示すフローチャートである。
【図4】マスタとして機能するカラオケ装置にて実行されるハードディスクの稼働・非稼働制御処理の後半を示すフローチャートである。
【図5】スレーブとして機能するカラオケ装置にて実行されるハードディスクの稼働・非稼働制御処理を示すフローチャートである。
【図6】ハードディスクの稼働・非稼働制御処理に用いられる管理テーブル一覧の説明図である。
【符号の説明】
1a〜1g…カラオケ装置、10…ネットワークシステム、11…中央処理装置、12…通信制御装置、13…ハードディスク、14…操作パネル、15…リモコン送信機、16…リモコン受信機、17…操作制御部、18…シンセサイザ、19…ミキシングアンプ、20…スピーカ、21…マイクロフォン、22…ビデオRAM、23…映像再生装置、24…映像制御部、25…表示装置、30…店舗内ネットワーク、40…公衆回線、50…配信用ホスト装置。
Claims (7)
- 複数の情報処理装置がネットワークを介して接続されており、
前記各情報処理装置は、処理実行用情報を記憶しておく情報記憶手段、受け付けた予約を記憶しておく予約記憶手段、その予約記憶手段に記憶された予約に基づいて、自装置の備える情報記憶手段又はネットワークで接続された他の情報処理装置の備える情報記憶手段から読み出した処理実行用情報を用いて所定の処理を実行する処理実行手段を備えるネットワークシステムであって、
前記各情報処理装置の利用状況を把握する利用状況把握手段、
前記利用状況把握手段によって把握した各情報処理装置の利用状況に基づいてネットワークシステム内で必要な情報記憶手段の数を算出する必要稼働数算出手段、
前記必要稼働数算出手段によって算出された必要稼働数に基づくと共に、前記利用状況把握手段によって把握した各情報処理装置の利用状況にも基づいて、稼働させる情報記憶手段を決定する決定手段、
前記決定手段によって決定された情報記憶手段を備える情報処理装置に対しては稼働命令を出し、それ以外の情報処理装置には非稼働命令を出す命令手段、
を備え、
前記各情報処理装置は、前記命令手段から前記稼働命令を受けた場合には、自装置の備える情報記憶手段が稼働していなければ稼働させ、一方、前記非稼働命令を受けた場合には自装置の備える情報記憶手段が稼働していれば停止させる、命令対応稼働制御手段を備え、
前記利用状況把握手段は、前記各情報処理装置の備える前記予約記憶手段に記憶された予約状況を前記利用状況の一つとして把握し、
前記決定手段は、前記予約状況に基づいて、前記処理実行用情報を用いて所定の処理を実行中である情報処理装置か否かを判断し、前記処理実行用情報を用いて所定の処理を実行中である情報処理装置が備える情報記憶手段を優先して、前記稼働させる情報記憶手段として決定する
ネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記利用状況把握手段は、前記各情報処理装置の備える情報記憶手段の累積稼働時間を前記利用状況の一つとして把握し、
前記決定手段は、前記利用状況把握手段によって把握した各情報処理装置の備える情報記憶手段の累積稼働時間にも基づき、その累積稼働時間が少ない情報記憶手段を優先して、前記稼働させる情報記憶手段として決定する
ネットワークシステム。 - 請求項1又は2に記載のネットワークシステムにおいて、
前記複数の情報処理装置の何れかが、前記利用状況把握手段、前記必要稼働数算出手段、前記決定手段及び前記命令手段を備える
ネットワークシステム。 - 請求項1〜3の何れかに記載のネットワークシステムに用いられる情報処理装置であって、
前記情報記憶手段、前記処理実行手段及び前記命令対応稼働制御手段を備える情報処理装置。 - 請求項4に記載の情報処理装置であって、
さらに、前記利用状況把握手段、前記必要稼働数算出手段、前記決定手段及び前記命令手段を備える情報処理装置。 - 請求項1〜3の何れかに記載のネットワークシステムにおける前記利用状況把握手段、前記必要稼働数算出手段、前記決定手段及び前記命令手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項5に記載の情報処理装置における前記処理実行手段、前記利用状況把握手段、前記必要稼働数算出手段、前記決定手段、前記命令手段及び前記命令対応稼働制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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