JP4323450B2 - カラオケシステム - Google Patents

カラオケシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4323450B2
JP4323450B2 JP2005096777A JP2005096777A JP4323450B2 JP 4323450 B2 JP4323450 B2 JP 4323450B2 JP 2005096777 A JP2005096777 A JP 2005096777A JP 2005096777 A JP2005096777 A JP 2005096777A JP 4323450 B2 JP4323450 B2 JP 4323450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification code
karaoke
sound
unit
speaker system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005096777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006276552A (ja
Inventor
直孝 野村
誠 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichikosho Co Ltd filed Critical Daiichikosho Co Ltd
Priority to JP2005096777A priority Critical patent/JP4323450B2/ja
Publication of JP2006276552A publication Critical patent/JP2006276552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4323450B2 publication Critical patent/JP4323450B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

本発明は、楽曲の演奏音や歌唱者の歌唱音の楽音信号をもって、これらを所定のスピーカシステムから放音させるカラオケ演奏装置を備えたカラオケシステムに関する。
近年、カラオケは老若男女を問わずポピュラーな娯楽として定着し、カラオケボックスやスナック店に数多く設置され、全国的に広がっている。一方、各店舗に設置される一般的なカラオケ演奏装置は、最近の記憶装置の大容量化に伴って、当初から数万曲以上の演奏データや多数のアーティスト本人映像などの背景映像を格納できるようになり、スタンドアロン仕様の装置は基より、通信カラオケ仕様の装置へのデータ追加をせずとも十分な使用条件を満たすため、カラオケ演奏装置が盗まれる事態が発生するようになった。そのため、現在では、盗難予防ないしは窃盗行為の抑止ができるカラオケ演奏装置が望まれている。
そこで、従来、盗難予防機能を有したカラオケ演奏装置も想到されてきた。例えば、特許文献1には、通信カラオケ演奏装置が盗難に遭っても、オフラインでは使用できなくさせる技術が開示されている。具体的には、カラオケ演奏装置がホストコンピュータと通信ネットワークで接続され、定期的に所定のログデータをホストコンピュータに送信するシステムとし、当該ログデータが正しくホストコンピュータに送信されなかった場合、所定数量の計測後に演奏装置自体の使用を不能とするものである。すなわち、盗難による回線切断とメンテナンスなどによる一時的な回線切断を鑑み、所定の短期間に限って使用できるようにし、その後は使用できなくすることで、盗難予防を図るものである。
特許第3196166号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている盗難予防の手法では、カラオケ演奏装置がホストコンピュータと通信ネットワークと接続されていることが必須条件であることから、未だ通信ネットワークが整備されていない地域では適用できず、また、諸外国においてもカラオケが一般化しつつある現在では、ADSLやISDNあるいは光通信技術などを利用したネットワーク化が遅れている国々もあり、この手法を適用できないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みなされたもので、すなわち、未だ通信ネットワークが整備されていない地域での利用など、カラオケ演奏装置がスタンドアロン仕様のものであっても、その盗難予防ないしは窃盗行為の抑止ができるカラオケシステムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者らは、演奏音や歌唱音の楽音信号をもって、所定のスピーカシステムから放音させるためのカラオケ演奏装置を具備してなり、スピーカシステムには識別符号を付与し、カラオケ演奏装置には、所定のスピーカシステムの識別符号を予め登録すると共に、スピーカシステムには、その付与された識別符号と登録識別符号との一致・不一致を照会して認証する機能を持たせ、その認証結果に応じて、受信した楽音信号を放音するか否かを制御するシステム、さらに好ましくは、不一致の場合に、所定の計測を開始して、予め設定された計測値までは放音し、その後は放音しないように制御するシステムを提供することで上記課題を解決できることを見出し、本発明のカラオケシステムを想到した。
すなわち、本発明の請求項1記載のカラオケシステムは、楽曲の演奏音や歌唱者の歌唱音の楽音信号をもって、これらを所定のスピーカシステムから放音させるためのカラオケ演奏装置を具備したカラオケシステムにおいて、
(ア)前記カラオケ演奏装置は、
スピーカシステムとの間でデータ授受を行うためのデータ送受信部と、
スピーカシステムに楽音信号を転送させるための楽音転送部と、
所定のスピーカシステムの識別符号を予め登録するための識別符号登録部と、
当該登録識別符号を前記スピーカシステムに転送するための識別符号転送部とを有し、
(イ)前記スピーカシステムは、
カラオケ演奏装置との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部と、
カラオケ演奏装置より楽音信号を受信して放音させるための放音制御部と、
当該スピーカシステムを識別する識別符号を記憶する識別符号記憶部と、
前記転送された登録識別符号と当該スピーカシステムの識別符号との一致・不一致を照会して認証するための識別符号認証部と、
前記放音制御部が、当該認証結果に応じ、一致の場合には、前記受信した楽音信号を放音するように制御し、不一致の場合には、放音しないように制御する、
ことを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載のカラオケシステムは、請求項1記載のカラオケシステムにおいて、前記認証結果が不一致の場合には、時間計測部にて自然時間または稼働時間の時間計測を開始し、前記放音制御部が、予め設定された計測値までは前記楽音信号を放音し、その後は放音しないように制御することを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3記載のカラオケシステムは、請求項1記載のカラオケシステムにおいて、前記認証結果が不一致の場合には、回数計測部にて演奏回数の回数計測を開始し、前記放音制御部が、予め設定された計測値までは前記楽音信号を放音し、その後は放音しないように制御することを特徴とする。
本発明の請求項1記載のカラオケシステムによれば、スピーカシステムの識別符号と、予め登録された識別符号との一致・不一致を照会して認証を行い、識別符号が一致した場合には楽音信号を放音して通常の使用ができるが、不一致の場合には放音しないため通常の使用ができない。これにより、盗難を意図する場合、カラオケ演奏装置と一緒にスピーカシステムをも盗まなければならず、さらに、最近のスピーカシステムの大型化や壁や天井への固定化も相まって、盗難が困難となり、カラオケ演奏装置がスタンドアロン仕様のものであっても、その盗難予防ないしは窃盗行為の抑止ができるといった効果を奏する。
また、本発明の請求項2記載のカラオケシステムによれば、認証結果が不一致の場合には、自然時間または稼働時間の時間計測を開始し、予め設定された計測値までは楽音信号を放音し、その後は放音しないように制御することから、盗難カラオケ演奏装置との接続ではなく、正規のメンテナンスや故障の際、代替カラオケ演奏装置の接続時からの非放音制御まで、ある程度のタイムラグが設定できるため、一定期間は通常使用に支障をきたさないという効果を奏する。
さらに、本発明の請求項3記載のカラオケシステムによれば、認証結果が不一致の場合には、回数計測部にて演奏回数の回数計測を開始し、予め設定された計測値までは楽音信号を放音し、その後は放音しないように制御することから、請求項2の発明と同様な効果を奏する。
以下、本発明のカラオケシステムにつき、好適な実施例を挙げて説明するが、先ず、図1に示す、本発明のカラオケシステムに係わる主要構成図と、図2に示す、本発明に係わるカラオケ演奏装置の構成図と、図3に示す、本発明の一実施例に係わるブロック構成図と、図4に示す、本発明の一実施例に係わるフロー図に基づき、本発明の請求項1記載のカラオケシステムについて詳述する。
図1に示すように、本発明のカラオケシステム(1)は、基本的には従来のカラオケシステムとほぼ構成要素を同じくする。具体的には、楽曲の演奏音やカラオケマイク(M)からの歌唱音を放音させるスピーカシステム(S)と、当該楽曲演奏に応じた歌詞・背景映像を表示させる液晶やプラズマなどのディスプレイ(D)と、これらの演奏音や歌唱音および歌詞・背景映像を供給するカラオケ演奏装置(P)などから構成されている。
ここで、図2に基づき、本発明に係わるカラオケ演奏装置について説明する。本実施例において、カラオケ演奏装置(P)は従来の通信カラオケシステムの演奏端末と殆ど同じ構成であり、その動作も基本的に同様である。すなわち、内部にCPU、RAM、ROMなどを含む中央制御部(33)は、モデム(MD)を介して電話回線と適時に接続することで、カラオケホスト装置(図示省略)から配信されたカラオケデータを受け取る。そして、受け取ったカラオケデータをハードディスク装置(37)に格納する構成を有する。
演奏データ(38)はハードディスク装置(37)に蓄積され、カラオケ楽曲の伴奏音楽を生成するため、MIDI規格などによって符号化された音源制御情報からなる。中央制御部(33)は、操作パネル(30)から直接、あるいは、リモコン装置(R)からリモコン受信部(31)を経由して、操作制御部(32)を介して選曲情報を受け取ると、カラオケ楽曲のリクエストであるとしてシーケンサ(図示省略)に伝達する。このシーケンサは、主に楽曲シーケンサ、歌詞シーケンサおよび文字パターン作成手段からなり、楽曲IDコードで識別される演奏データ(38)を、ハードディスク装置(37)から読み出す。次に、音源(36)は、中央制御部(33)が実行するシーケンサの処理によって入力された楽曲IDに対応した演奏データに応じて演奏信号を形成する。
形成された演奏信号はデジタルミキサ(35)に入力され、このデジタルミキサ(35)は音源(36)が発生した演奏信号とA/Dコンバータ(34)を介して入力されたマイク(M)からの歌唱信号を適当なバランスでミキシングする。そして、ミキシングされたデジタル楽音信号は楽音転送部(12)に入力される。この楽音転送部(12)は、D/Aコンバータおよびパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、データ送受信部(11)を介してスピーカシステム(S)の放音制御部に送って放音させる。なお、本実施例では楽音信号を、データ送受信部を介してスピーカシステムに送るように構成しているが、本発明はこれに限らず、後述する識別符号転送部からの登録識別符号データのみをデータ送受信部を介して転送し、楽音信号はデータ送受信部を介さずに、直接、放音制御部に送るように構成しても構わない。
さらに、ハードディスク装置(37)には、楽曲データベース(DB)が管理する演奏データ(38)の他、識別符号登録部(13)には、登録識別符号データ(13a)も蓄積されている。この登録識別符号データ(13)は、当該カラオケ演奏装置(P)に対応して使用可能なスピーカシステムを、その付与された識別符号にて特定し、これを所定のテーブル(図示省略)にて予め登録するもので、識別符号転送部(14)は、当該カラオケ演奏装置(P)とスピーカシステム(S)が接続されると、識別符号認証部(図5参照)の確認と指示により、あるいは、識別符号転送部(14)自らの接続確認により自発的に、この登録識別符号データ(13)をデータ送受信部(11)を介して全てスピーカシステム(S)に転送する。なお、この登録識別符号は、通常、ステレオの左右1対のスピーカセット(ツィータ、スコーカ、ウーハなどからなる)を主体とするスピーカシステムに付与された識別符号の1つを登録するが、複数のスピーカシステムの識別符号を登録しても構わない。また、勿論、モノラルのスピーカシステムでは左右1対でなくても構わない。
次に、図3に基づき、本発明の一実施例に係わる各構成要件について説明する。本実施例のカラオケシステム(1a)は、先ず、カラオケ演奏装置(P)側には、スピーカシステム(S)との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部(11)と、任意の楽曲の演奏音や歌唱者の歌唱音の楽音信号をスピーカシステム(S)に送出するための楽音転送部(12)と、所定のスピーカシステムの識別符号を予め登録するための識別符号登録部(13)と、当該登録識別符号(13)を接続されたスピーカシステム(S)に転送するための識別符号転送部(14)などが設けられている。
一方、スピーカシステム(S)側には、カラオケ演奏装置(P)との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部(21)と、カラオケ演奏装置(P)より楽音信号を受信して放音させるための放音制御部(22)と、当該スピーカシステム(S)を識別する識別符号を記憶する識別符号記憶部(23)と、転送された登録識別符号と当該スピーカシステム(S)の識別符号との一致・不一致を照会して認証するための識別符号認証部(24)などが設けられている。この識別符号認証部(24)は、識別符号同士を照合するためのテーブル(図示省略)や一時記憶メモリ(図示省略)などを備え、当該テーブルを参照して、スピーカシステム(S)自らがカラオケ演奏装置(P)に登録されたものであるか否かの認証を行うと共に、その認証結果に基づき、放音制御部(22)に対し、所定の制御信号を発するもので、そのための回路基板やプログラムを具備する。
そして、識別符号認証部(24)による認証結果に応じ、一致の場合には、放音制御部(22)は放音するように制御し、不一致の場合には、放音しないように制御する。この放音制御とは、具体的には、回路接続のハードウエア的な切断/接続制御や信号伝達プログラムのソフトウエア的なON/OFF制御であり、スピーカからの放音を可能としたり不可能としたりする。
ここで、本実施例のカラオケシステムの動作手順につき、図4に示すフロー図に基づき説明する。先ず、電源が入った状態のカラオケ演奏装置とスピーカシステムとが接続されると、スピーカシステムの識別符号認証部は、この接続を確認し(S1)、カラオケ演奏装置へその登録識別符号の転送を要求する(S2)。すると、カラオケ演奏装置の識別符号転送部をもって、識別符号登録部から登録識別符号が転送される(S3)。登録識別符号が転送されると、これに基づき、識別符号認証部は当該スピーカシステムの識別符号記憶部に記憶された識別符号との一致・不一致を照会して認証を行う(S4)。
そして、この認証結果に基づき、識別符号が一致の場合、識別符号認証部は放音制御部に対して放音信号を送出し(S5)、この放音信号に基づき、放音制御部は放音するように制御する(S6)。すなわち、識別符号認証部は自らのスピーカシステムが正規のものであると判断し、当該カラオケ演奏装置は通常のカラオケ機能で使用される。反面、識別符号が不一致の場合、識別符号認証部は放音制御部に対して非放音信号を送出し(S7)、この非放音信号に基づき、放音制御部は放音しないように制御する(S8)。すなわち、識別符号認証部は自らのスピーカシステムが正規のものでないと判断し、当該カラオケ演奏装置は、正規のスピーカシステムと接続しない限り、通常の使用ができなくなる。
以下、図5に示す、本発明の別の実施例に係わるブロック構成図と、図6に示す、本発明の別の実施例に係わるフロー図に基づき、本発明の請求項2および請求項3記載のカラオケシステムについて詳述する。
先ず、図5に基づき、本発明の別の実施例に係わる各構成要件について説明する。本実施例のカラオケシステム(1b)は、上記実施例1と同様に、カラオケ演奏装置(P)側には、スピーカシステム(S)との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部(11)と、演奏データベースから、任意の演奏楽曲の楽音信号をスピーカシステム(S)に送出するための楽音転送部(12)と、所定のスピーカシステムの識別符号を予め登録するための識別符号登録部(13)と、当該登録識別符号(13)を接続されたスピーカシステム(S)に転送するための識別符号転送部(14)などが設けられている。
一方、スピーカシステム(S)側には、上記実施例1と同様に、カラオケ演奏装置(P)との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部(21)と、カラオケ演奏装置(P)より楽音信号を受信して放音させるための放音制御部(22)と、当該スピーカシステム(S)を識別する識別符号を記憶する識別符号記憶部(23)と、転送された登録識別符号と当該スピーカシステム(S)の識別符号との一致・不一致を照会して認証するための識別符号認証部(24)と、さらに、時間計測あるいは回数計測を行うための計測部(25)などが設けられている。
この計測部(25)とは、タイマ機能あるいはカウンタ機能を有するものであり、具体的には、通常の時計時間に基づく自然時間やカラオケ演奏装置との接続時間に基づく稼働時間を計測したり、あるいは、1曲分の楽音信号がカラオケ演奏装置から送出される毎、それぞれを個々の演奏と見なし、その演奏回数を計測するもので、識別符号認証部(24)による不一致の判定時点をトリガとして計測を開始する。さらに、この計測部(25)は、放音制御部(22)に対し、条件付表示を行うように制御する。すなわち、予め設定された計測値までは放音し、計測値が設定値に達すると放音しないように制御し、そのための回路基板やプログラムを具備する。
ここで、本実施例のカラオケシステムの動作手順につき、図6に示すフロー図に基づき説明する。上記実施例1と同様に、先ず、電源が入った状態のカラオケ演奏装置とスピーカシステムとが接続されると、スピーカシステムの識別符号認証部は、この接続を確認し(S1)、カラオケ演奏装置へその登録識別符号の転送を要求する(S2)。すると、カラオケ演奏装置の識別符号転送部をもって、識別符号登録部から登録識別符号が転送される(S3)。登録識別符号が転送されると、これに基づき、識別符号認証部は当該スピーカシステムの識別符号記憶部に記憶された識別符号との一致・不一致を照会して認証を行う(S4)。
そして、この認証結果に基づき、識別符号が一致の場合、識別符号認証部は、計測部に対して一致信号を送出する(S9)。一致信号を受けた計測部は、放音制御部に対して放音信号を送出する(S10)。この放音信号に基づき、放音制御部は放音するように制御する(S11)と共に、計測部が計測を継続している場合は、計測は中止され初期化が行われる(S12)。反面、識別符号が不一致の場合、識別符号認証部は計測部に対して不一致信号を送出する(S13)。不一致信号を受けた計測部は、直ぐには放音制御部に対して非放音信号を送出せずに放音信号を送出し(S14)、この放音信号に基づき、放音制御部は放音するように制御する(S15)。
また、同時に、計測部が計測を開始する(S16)。計測が開始されると、予め設定した計測値と現計測値が比較されるようになり、設定計測値に到達するまで、通常使用通り、計測部は放音制御部に対しては放音信号を送出し、楽音信号を放音させる(S14〜S16)。そして、設定計測値に到達すると、計測部は、放音制御部に対して非放音信号を送出する(S18)。この非放音信号に基づき、放音制御部は放音しないように制御する(S19)。すなわち、ある程度のタイムラグはあるものの、識別符号認証部は自らのスピーカシステムが正規のものでないと判断し、当該カラオケ演奏装置は、正規のスピーカシステムと接続しない限り、通常の使用ができなくなる。
以上、詳述したように、本発明のカラオケシステムによれば、登録された正規のスピーカシステムにおいてのみ楽音信号が放音されることから、最近のスピーカシステムの大型化や固定化の傾向からも相まって、カラオケ演奏装置と共にスピーカシステムも窃盗しなけらばならず、盗難抑止効果を発揮できる。また、当該カラオケ演奏装置が通信ネットワークに接続されておらず、スタンドアロン仕様で稼働するものであっても同様な効果を発揮できる。
本発明のカラオケシステムに係わる主要構成図。 本発明に係わるカラオケ演奏装置の構成図。 本発明の一実施例に係わるブロック構成図。 本発明の一実施例に係わるフロー図。 本発明の別の実施例に係わるブロック構成図。 本発明の別の実施例に係わるフロー図。
符号の説明
1,1a、1b カラオケシステム
11,21 データ送受信部
12 楽音転送部
13 識別符号登録部
13a 登録識別符号データ
14 識別符号転送部
22 放音制御部
23 識別符号記憶部
24 識別符号認証部
25 計測部
33 中央制御部
37 ハードディスク装置
38 演奏データ
S スピーカシステム
P カラオケ演奏装置

Claims (3)

  1. 楽曲の演奏音や歌唱者の歌唱音の楽音信号をもって、これらを所定のスピーカシステムから放音させるためのカラオケ演奏装置を具備したカラオケシステムにおいて、
    (ア)前記カラオケ演奏装置は、
    スピーカシステムとの間でデータ授受を行うためのデータ送受信部と、
    スピーカシステムに楽音信号を転送させるための楽音転送部と、
    所定のスピーカシステムの識別符号を予め登録するための識別符号登録部と、
    当該登録識別符号を前記スピーカシステムに転送するための識別符号転送部とを有し、
    (イ)前記スピーカシステムは、
    カラオケ演奏装置との間でデータ授受を行うためのデータ送受信部と、
    カラオケ演奏装置より楽音信号を受信して放音させるための放音制御部と、
    当該スピーカシステムを識別する識別符号を記憶する識別符号記憶部と、
    前記転送された登録識別符号と当該スピーカシステムの識別符号との一致・不一致を照会して認証するための識別符号認証部と、
    前記放音制御部が、当該認証結果に応じ、一致の場合には、前記受信した楽音信号を放音するように制御し、不一致の場合には、放音しないように制御する、
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記認証結果が不一致の場合には、時間計測部にて自然時間または稼働時間の時間計測を開始し、前記放音制御部が、予め設定された計測値までは前記楽音信号を放音し、その後は放音しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
  3. 前記認証結果が不一致の場合には、回数計測部にて演奏回数の回数計測を開始し、前記放音制御部が、予め設定された計測値までは前記楽音信号を放音し、その後は放音しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
JP2005096777A 2005-03-30 2005-03-30 カラオケシステム Active JP4323450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005096777A JP4323450B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 カラオケシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005096777A JP4323450B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 カラオケシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006276552A JP2006276552A (ja) 2006-10-12
JP4323450B2 true JP4323450B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=37211367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005096777A Active JP4323450B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 カラオケシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4323450B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113518288A (zh) * 2021-08-06 2021-10-19 陈晨 一种一体式多声道音箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006276552A (ja) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1124686A (ja) 楽音再生システム
US20030117531A1 (en) Mobile karaoke system
JP5472159B2 (ja) 情報端末、サーバ、接続先決定方法およびプログラム
US20040064380A1 (en) Contents supplying system
JPH1152966A (ja) 音楽演奏システム
JP4323452B2 (ja) カラオケシステム
JP4323450B2 (ja) カラオケシステム
JP4323451B2 (ja) カラオケシステム
JP4182018B2 (ja) リモコン装置盗難検知機能付きカラオケ演奏装置およびこれを利用したカラオケシステム
JP4366331B2 (ja) カラオケシステム
JP2008097096A (ja) サーバ装置及び通信セッション確立方法
JP4244019B2 (ja) カラオケルーム利用現況判別システム
JP2004279718A (ja) 遊技装置およびカラオケ装置
JP6774844B2 (ja) カラオケシステム
JPH08263080A (ja) カラオケ集中管理システム
JP4394338B2 (ja) カラオケ装置
JP5597606B2 (ja) カラオケ装置
JP4258977B2 (ja) 演奏者及び楽器の認証方法、楽器及び楽器の制御方法
JP2004151362A (ja) 情報処理装置及びネットワークシステム
JP2010085443A (ja) 制御装置及びカラオケ装置
JP4323454B2 (ja) カラオケシステム
JPH07311584A (ja) カラオケ装置
JP3804895B2 (ja) カラオケ装置
KR20020082647A (ko) 인터넷을 이용한 노래방 서비스 방법 및 그 시스템
JP4364145B2 (ja) カラオケシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4323450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250