JP2003255966A - カラオケ装置、カラオケシステム、サーバ装置、カラオケ端末装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

カラオケ装置、カラオケシステム、サーバ装置、カラオケ端末装置、プログラムおよび記録媒体

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JP2003255966A
JP2003255966A JP2002057883A JP2002057883A JP2003255966A JP 2003255966 A JP2003255966 A JP 2003255966A JP 2002057883 A JP2002057883 A JP 2002057883A JP 2002057883 A JP2002057883 A JP 2002057883A JP 2003255966 A JP2003255966 A JP 2003255966A
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karaoke
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karaoke terminal
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JP2002057883A
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Shingo Kamiya
伸悟 神谷
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Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量の記憶装置等をカラオケ装置に内蔵す
ることなく、映像表示が全くなされない等の大きなトラ
ブルが発生する可能性を抑制しつつ多種類の映像を表示
させる。 【解決手段】 このカラオケシステムは、互いにLAN
101を介して接続されるホストサーバ100と複数の
カラオケ端末装置200−1〜200−nとを有してい
る。あるカラオケ端末装置で利用者から曲番号が入力さ
れると、当該曲番号を含む配信要求がホストサーバ10
0になされる。これを受けたホストサーバ100は、配
信要求に応じた楽曲データおよび動画像データを配信す
る。この配信を受けたカラオケ端末装置は、楽曲データ
に基づくカラオケ演奏を実行するとともに、動画像デー
タに基づく映像表示を行う。当該映像表示の際には、動
画像データの受信状況を監視し、受信状況が悪化した場
合には内蔵する記憶装置に格納された緊急用画像データ
に基づく映像表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ装置、カ
ラオケシステム、サーバ装置、カラオケ端末装置、カラ
オケ装置のコンピュータ等を制御するためのプログラム
および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置では、曲データに基づくカ
ラオケ曲の演奏再生を行う際に、CRT(Cathode-ray
Tube)などの表示装置にその曲の歌詞を表示させるとと
もに、その背景画像として種々の映像を表示している。
従来のカラオケ装置では、その装置に内蔵される記憶装
置(ハードディスクドライブやCD(Compact Disc)チ
ェンジャー装置など)が記録媒体に記録されている動画
像データを読み出し、その読み出した動画像データに応
じた映像を再生するとともに、その再生映像上に歌詞を
スーパーインポーズすることで上記のように表示装置に
歌詞と背景映像を表示させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のカラ
オケ装置では、上記のようにカラオケ曲の演奏中に表示
装置に表示する背景映像として、当該演奏曲の内容に比
較的マッチする背景映像を選択して表示している装置も
ある。しかしながら、現在では通信カラオケシステムの
普及等によりカラオケ装置で演奏できる曲数は無数にあ
り、これらの無数の曲の各々にマッチした背景映像を表
示するためには、多数種類の背景画像を表示するための
動画像データを用意する必要がある。つまり、多数の動
画像データを格納するために大容量の記憶装置を搭載す
ることが必要となり、また大容量の記憶装置を搭載した
場合であっても、演奏可能な無数の曲に対応する動画像
データを格納することは困難であり、また新たに曲が追
加された際には、それに対応する動画像データを新たに
格納させるといった煩雑な作業を行わなくてはならい。
【0004】多種類の映像を表示するために生じる上記
のような問題を解消するために、動画像データ配信サー
バ等からネットワークを介して動画像データの配信を受
け、配信された動画像データをカラオケ装置で再生する
ことも考えられるが、この方法では通信環境が悪化する
等した場合には映像を表示できなくなるといった致命的
な問題が生じてしまうおそれがある。
【0005】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、大容量の記憶装置等をカラオケ装置に内蔵
することなく、映像表示が全くなされない等の大きなト
ラブルが発生する可能性を抑制しつつ多種類の映像をカ
ラオケ演奏中等に表示させることができるカラオケ装
置、カラオケシステム、カラオケ端末装置、サーバ装
置、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るカラオケ装置は、曲データに基づいた
曲演奏を行う演奏手段と、外部装置からネットワークを
介して供給される画像データを受信する受信手段と、画
像データに基づいた画像を再生する画像再生手段と、画
像データを記憶する記憶手段と、前記受信手段によって
受信された画像データを前記画像再生手段に供給してい
る間、前記受信手段による前記ネットワークを介した画
像データの受信状況を監視する監視手段と、前記受信手
段によって受信された画像データ、もしくは前記記憶手
段に記憶されている画像データのいずれかを前記画像再
生手段に供給するかを選択する手段であって、前記監視
手段によって監視される前記受信状況が予め設定された
状況となった場合に、前記画像データの前記画像再生手
段への供給元を前記受信手段から前記記憶手段に切り換
える選択手段とを具備することを特徴としている。
【0007】この構成では、外部装置から供給される画
像データを受信し、受信した画像データに基づく映像表
示を行うことができる。ここで、カラオケ曲演奏中に表
示する映像としては、その曲に対応した、例えば曲調に
応じた映像等であればより利用者の心を捉えることがで
きる場合があり、製品としての能力を向上させることが
できる。この構成では、上記のように外部装置から画像
データの配信を受けて映像を表示しているので、このよ
う曲に対応した映像表示を実現するために、当該装置内
に多数の曲に対応した画像データを格納しておく必要が
なく、大容量の記憶装置等を搭載する必然性が少なく装
置構成を簡易化できる。また、外部装置との間の通信状
況が悪化した場合には、内部に格納している画像データ
を表示させることができるので、映像が切れてしまうと
いった致命的な不具合を回避することができる。
【0008】また、本発明の別態様のカラオケ装置は、
曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、外部装置
からネットワークを介して供給される画像データを受信
する受信手段と、画像データに基づいた画像を再生する
画像再生手段と、画像データを記憶する記憶手段と、前
記演奏手段によって演奏される曲に対応する画像データ
を選択し、選択した画像データが前記外部装置に格納さ
れている場合には、当該画像データを前記受信手段に受
信させるとともに、受信された画像データを前記画像再
生手段に供給する一方で、選択した画像データが前記記
憶手段に記憶されている場合には当該記憶手段に記憶さ
れている画像データを前記画像再生手段に供給する供給
手段とを具備することを特徴としている。
【0009】この構成では、演奏すべき曲に対応する映
像を表示するための画像データが自装置内にある場合に
は当該画像データを読み出して映像表示を行い、画像デ
ータが自装置内にない場合には外部装置から画像データ
の配信を受けて映像表示を行うようになっている。した
がって、曲に対応した映像表示を実現するために、当該
装置内に多数の曲に対応した画像データを格納しておく
必要がなく、大容量の記憶装置等を搭載する必然性が少
なく装置構成を簡易化できる。また、画像データが自装
置内に格納されていないときに外部装置からの配信を受
けるようにしているので、外部装置との間の通信状況が
悪化することに起因する映像表示の不具合が発生するお
それを低減することができる。
【0010】また、本発明に係るカラオケシステムは、
画像データを蓄積するホスト装置と、当該ホスト装置と
ネットワークを介して接続されるカラオケ端末装置とを
備えたカラオケシステムであって、前記カラオケ端末装
置は、曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、前
記ホスト装置から前記ネットワークを介して供給される
画像データを受信する受信手段と、画像データに基づい
た画像を再生する画像再生手段と、画像データを記憶す
る記憶手段と、前記受信手段によって受信された画像デ
ータを前記画像再生手段に供給している間、前記受信手
段による前記ネットワークを介した画像データの受信状
況を監視する監視手段と、前記受信手段によって受信さ
れた画像データ、もしくは前記記憶手段に記憶されてい
る画像データのいずれかを前記画像再生手段に供給する
かを選択する手段であって、前記監視手段によって監視
される前記受信状況が予め設定された状況となった場合
に、前記画像データの前記画像再生手段への供給元を前
記受信手段から前記記憶手段に切り換える選択手段とを
備えることを特徴としている。
【0011】また、本発明の別態様のカラオケシステム
は、画像データを蓄積するホスト装置と、当該ホスト装
置とネットワークを介して接続されるカラオケ端末装置
とを備えたカラオケシステムであって、前記カラオケ端
末装置は、曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段
と、前記ホスト装置から前記ネットワークを介して供給
される画像データを受信する受信手段と、画像データに
基づいた画像を再生する画像再生手段と、画像データを
記憶する記憶手段と、前記演奏手段によって演奏される
曲に対応する画像データを選択し、選択した画像データ
が前記ホスト装置に格納されている場合には、当該画像
データを前記受信手段に受信させるとともに、受信され
た画像データを前記画像再生手段に供給する一方で、選
択した画像データが前記記憶手段に記憶されている場合
には当該記憶手段に記憶されている画像データを前記画
像再生手段に供給する供給手段とを備えることを特徴と
している。
【0012】また、本発明のさらに別態様のカラオケシ
ステムは、ホスト装置と、当該ホスト装置とネットワー
クを介して接続される複数のカラオケ端末装置とを備え
たカラオケシステムであって、前記ホスト装置は、画像
データを記憶するホスト記憶手段と、前記カラオケ端末
装置からの画像データの配信要求に応じて、前記ホスト
記憶手段から画像データを読み出し、読み出した画像デ
ータを前記ネットワークを介して要求元の前記カラオケ
端末装置に送信する送信手段と、複数の前記カラオケ端
末装置の利用状況に基づいて、画像データの配信を許可
する前記カラオケ端末装置と配信を許可しない前記カラ
オケ端末装置とを決定する配信決定手段とを備え、各前
記カラオケ端末装置は、曲データに基づいた曲演奏を行
う演奏手段と、前記ホスト装置に対して配信要求を行
い、当該ホスト装置から前記ネットワークを介して供給
される画像データを受信する受信手段と、画像データに
基づいた画像を再生する画像再生手段と、画像データを
記憶する記憶手段と、当該カラオケ端末装置が前記配信
決定手段によって配信が許可された装置である場合に
は、前記ホスト装置に対して配信要求を行うことにより
前記受信手段によって受信された画像データを前記画像
再生手段に供給する一方で、当該カラオケ端末装置が配
信が許可されていない装置である場合には、前記記憶手
段に記憶された画像データを前記画像再生手段に供給す
る供給手段とを備えることを特徴としている。
【0013】この構成では、ホスト装置は、当該ホスト
装置から画像データの配信を受けることができる複数の
カラオケ端末装置の利用状況に基づいて、各カラオケ端
末装置に対する画像データの配信を許可するか許可しな
いかを決定している。したがって、多数のカラオケ端末
装置が同時に利用され、各カラオケ端末装置に対して同
時に画像データを配信することにより、各装置を接続す
るネットワークのデータ転送能力を超えてしまう場合に
は、配信すべきカラオケ端末装置を制限することで、正
常な配信が行われずに各カラオケ端末装置における映像
表示に支障が生じるといったことを抑制できる。また、
このような制限がないときには、ホスト装置から画像デ
ータを各カラオケ端末装置に配信することができるの
で、各カラオケ端末装置は、多数の曲に対応した多数の
画像データを格納することなく、各曲に対応した映像表
示を行うことができる。
【0014】また、本発明に係るサーバ装置は、ネット
ワークを介して複数のカラオケ端末装置と接続されるサ
ーバ装置であって、画像データを記憶する記憶手段と、
前記カラオケ端末装置からの画像データの配信要求に応
じて、前記記憶手段から画像データを読み出し、読み出
した画像データを前記ネットワークを介して要求元の前
記カラオケ端末装置に送信する送信手段と、複数の前記
カラオケ端末装置の利用状況に基づいて、画像データの
配信を許可する前記カラオケ端末装置と配信を許可しな
い前記カラオケ端末装置とを決定する配信決定手段とを
具備することを特徴としている。
【0015】また、本発明に係るカラオケ端末装置は、
ホスト装置とネットワークを介して接続されるカラオケ
端末装置であって、曲データに基づいた曲演奏を行う演
奏手段と、前記ホスト装置に対して配信要求を行い、当
該ホスト装置から前記ネットワークを介して供給される
画像データを受信する受信手段と、画像データに基づい
た画像を再生する画像再生手段と、画像データを記憶す
る記憶手段と、前記ホスト装置から画像データが供給さ
れた場合には、前記受信手段によって受信された画像デ
ータを前記画像再生手段に供給する一方で、当該カラオ
ケ端末装置が配信が許可されていない装置である旨の通
知を受けた場合には、前記記憶手段に記憶された画像デ
ータを前記画像再生手段に供給する供給手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0016】本発明に係るプログラムは、曲データに基
づいた曲演奏を行う演奏手段と、外部装置からネットワ
ークを介して供給される画像データを受信する受信手段
と、画像データに基づいた画像を再生する画像再生手段
と、画像データを記憶する記憶手段とを備えたカラオケ
装置を制御するコンピュータを、前記受信手段によって
受信された画像データを前記画像再生手段に供給してい
る間、前記受信手段による前記ネットワークを介した画
像データの受信状況を監視する監視手段、前記受信手段
によって受信された画像データ、もしくは前記記憶手段
に記憶されている画像データのいずれかを前記画像再生
手段に供給するかを選択する手段であって、前記監視手
段によって監視される前記受信状況が予め設定された状
況となった場合に、前記画像データの前記画像再生手段
への供給元を前記受信手段から前記記憶手段に切り換え
る選択手段として機能させる。
【0017】また、本発明の別態様のプログラムは、曲
データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、外部装置か
らネットワークを介して供給される画像データを受信す
る受信手段と、画像データに基づいた画像を再生する画
像再生手段と、画像データを記憶する記憶手段とを備え
たカラオケ装置を制御するコンピュータを、前記演奏手
段によって演奏される曲に対応する画像データを選択
し、選択した画像データが前記外部装置に格納されてい
る場合には、当該画像データを前記受信手段に受信させ
るとともに、受信された画像データを前記画像再生手段
に供給させる一方で、選択した画像データが前記記憶手
段に記憶されている場合には当該記憶手段に記憶されて
いる画像データを前記画像再生手段に供給させる供給制
御手段として機能させる。
【0018】また、本発明のさらに別態様のプログラム
は、ホスト装置とネットワークを介して接続され、曲デ
ータに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、前記ホスト装
置から前記ネットワークを介して供給される画像データ
を受信する受信手段と、画像データに基づいた画像を再
生する画像再生手段と、画像データを記憶する記憶手段
とを備えたカラオケ端末装置を制御するコンピュータ
を、前記ホスト装置から画像データが供給された場合に
は、送信される画像データを前記受信手段により受信さ
せて前記画像再生手段に供給させる一方で、当該カラオ
ケ端末装置が配信が許可されていない装置である旨の通
知を受けた場合には、前記記憶手段に記憶された画像デ
ータを前記画像再生手段に供給させる供給制御手段とし
て機能させる。
【0019】また、本発明に係る記録媒体は、曲データ
に基づいた曲演奏を行う演奏手段と、外部装置からネッ
トワークを介して供給される画像データを受信する受信
手段と、画像データに基づいた画像を再生する画像再生
手段と、画像データを記憶する記憶手段とを備えたカラ
オケ装置を制御するコンピュータを、前記受信手段によ
って受信された画像データを前記画像再生手段に供給し
ている間、前記受信手段による前記ネットワークを介し
た画像データの受信状況を監視する監視手段、前記受信
手段によって受信された画像データ、もしくは前記記憶
手段に記憶されている画像データのいずれかを前記画像
再生手段に供給するかを選択する手段であって、前記監
視手段によって監視される前記受信状況が予め設定され
た状況となった場合に、前記画像データの前記画像再生
手段への供給元を前記受信手段から前記記憶手段に切り
換える選択手段として機能させるためのプログラムを記
録している。
【0020】また、本発明の別態様の記録媒体は、曲デ
ータに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、外部装置から
ネットワークを介して供給される画像データを受信する
受信手段と、画像データに基づいた画像を再生する画像
再生手段と、画像データを記憶する記憶手段とを備えた
カラオケ装置を制御するコンピュータを、前記演奏手段
によって演奏される曲に対応する画像データを選択し、
選択した画像データが前記外部装置に格納されている場
合には、当該画像データを前記受信手段に受信させると
ともに、受信された画像データを前記画像再生手段に供
給させる一方で、選択した画像データが前記記憶手段に
記憶されている場合には当該記憶手段に記憶されている
画像データを前記画像再生手段に供給させる供給制御手
段として機能させるためのプログラムを記録している。
【0021】また、本発明のさらに別態様の記録媒体
は、ホスト装置とネットワークを介して接続され、曲デ
ータに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、前記ホスト装
置から前記ネットワークを介して供給される画像データ
を受信する受信手段と、画像データに基づいた画像を再
生する画像再生手段と、画像データを記憶する記憶手段
とを備えたカラオケ端末装置を制御するコンピュータ
を、前記ホスト装置から画像データが供給された場合に
は、送信される画像データを前記受信手段により受信さ
せて前記画像再生手段に供給させる一方で、当該カラオ
ケ端末装置が配信が許可されていない装置である旨の通
知を受けた場合には、前記記憶手段に記憶された画像デ
ータを前記画像再生手段に供給させる供給制御手段とし
て機能させるためのプログラムを記録している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.第1実施形態 A−1.カラオケシステムの全体構成 まず、図1は本発明の第1実施形態に係るカラオケシス
テムの全体構成を示すブロック図である。同図に示すよ
うに、このカラオケシステムは、LAN(Local Area N
etwork)101を介して互いに接続されるホストサーバ
100と、複数のカラオケ端末装置200−1,200
−2,200−3……200−nとを備えている。各カ
ラオケ端末装置200−1〜200−nとホストサーバ
100とは、LAN101を介して種々のデータの授受
を行うことができるようになっている。なお、各カラオ
ケ端末装置200−1〜200−nは、例えばカラオケ
ボックスの各個室内に設置され、各々の室内の利用者等
によって利用される。
【0023】A−2.カラオケ端末装置の構成 次に、図2にカラオケ端末装置200−1の構成を示
す。同図に示すように、カラオケ端末装置200−1
は、互いにバス22に接続されるCPU(CentralProce
ssing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)11
と、RAM(Random Access Memory)12と、ハードデ
ィスクドライブ(HDD)13と、操作部14と、LA
Nインターフェース15と、文字表示部16と、表示制
御部17と、音源装置19とを備えている。
【0024】CPU10は、当該カラオケ端末装置20
0−1の装置各部を制御する。ROM11には、当該カ
ラオケ端末装置を起動するために必要な起動プログラム
が記憶されている。当該装置の電源がオンされると、こ
の起動プログラムがCPU10によって読み出され、ハ
ードディスクドライブ13に記憶されたシステムプログ
ラムおよびアプリケーションプログラムがRAM12に
ロードされる。CPU10はこのようなアプリケーショ
ンプログアムにしたがって後述するような種々の処理を
行う。ハードディスクドライブ13には、これらのシス
テムプログラムおよびアプリケーションプログラムのほ
か、カラオケ演奏時に表示装置18に背景画像を表示さ
せるための緊急用画像データが記憶されている。
【0025】ここで、図3は、カラオケ端末装置200
−1でカラオケ曲の演奏に用いられる楽曲データの構成
を示す。同図に示すように、楽曲データは、曲名、曲番
号、および演奏時間などの曲データに関する情報を示す
ヘッダと、各種処理の内容を示すトラックデータとから
構成されており、例えばMIDI(Musical Instrument
Digital Interface)データ等である。
【0026】トラックデータは、楽音トラック、歌詞ト
ラック……から構成されており、図4に示すように、楽
音トラックは、楽音発音処理などの演奏の具体的な処理
を示す演奏イベントデータと、演奏イベントデータの実
行タイミングを示すデュレーションデータΔtとからな
るシーケンスデータで構成されている。この演奏イベン
トデータには、楽音の発音や消音などを指示するノート
イベントデータ(ノートオンイベントデータ、ノートオ
フイベントデータ)などが含まれている。
【0027】歌詞トラックも、歌詞表示処理などの具体
的な処理を示す歌詞表示データと、歌詞表示データの実
行タイミングを示す時間情報データΔtからなるシーケ
ンスデータで構成されている。
【0028】図2に戻り、CPU10は、カラオケ演奏
時にシーケンスプログラム(カラオケ演奏のためのアプ
リケーションプログラム)によって各トラックのデータ
を並行して読み出すようになっている。各トラックのシ
ーケンスデータを読み出す場合、所定のテンポクロック
によりΔtをカウントし、カウントを終了したときこれ
に続く演奏イベントデータおよび歌詞表示データ等を読
み出す。
【0029】RAM12には、上述したプログラムを読
み出すエリア、楽曲データを読み出すエリア、および使
用者が入力した曲番号を登録した予約リストを記憶する
予約リストエリアなどが設定されている。
【0030】操作部14は、テンキーやモード切換キー
などの各種のキースイッチを備えており、利用者がこれ
らのスイッチを操作して、予約するカラオケ曲の曲番号
等を入力することができる。
【0031】音源装置19は、例えばMIDI音源等で
あり、楽曲データにおける楽音トラックデータに基づい
て、楽音データを生成し、生成した楽音データをアンプ
スピーカ20に出力する。
【0032】アンプスピーカ20は、音源装置19にお
いて生成された楽音データをアナログデータに変換した
後増幅して放出し、これにより楽曲データに対応した演
奏がなされる。また、アンプスピーカ20には、ボーカ
ル用のマイク21が接続されている。マイク21から入
力される歌唱音声信号は、アンプスピーカ20に入力さ
れ、上記の楽音データに基づく楽音にミキシングされて
アンプスピーカ11から放出される。すなわち、本実施
形態において、CPU10、音源装置19およびアンプ
スピーカ20は、楽曲データに基づいてカラオケ曲を演
奏する演奏手段を構成している。
【0033】LANインターフェース15は、図1に示
すLAN101に接続されるホストサーバ100や他の
カラオケ端末装置とデータの授受を行うものであり、ホ
ストサーバ100からLAN101を介して供給される
楽曲データや画像データを受信し、CPU10に供給す
る。また、CPU10から供給される楽曲データの配信
要求や動画像データの配信要求等のデータはLANイン
ターフェース15を介してLAN101を経由してホス
トサーバ100に送信される。
【0034】文字表示部16は、楽曲データの歌詞トラ
ックに書き込まれたデータが入力されるとこれに対応す
る曲名や歌詞等のフォントデータを内部のROM(図示
略)から読み出し、このデータを表示制御部17に出力
する。
【0035】表示制御部17には、カラオケ曲の演奏時
にCPU10の制御の下、ホストサーバ100から供給
される動画像データ、もしくはハードディスクドライブ
13に格納されている緊急用画像データのいずれかが供
給される。表示制御部17は、供給される動画像データ
もしくは緊急用画像データに対応する映像を再生し、そ
の再生した映像上に文字表示部17から出力される歌詞
等のフォントデータに基づく文字パターンをスーパーイ
ンポーズで合成して映像・歌詞データを生成する。例え
ば、供給される動画像データがMPEG(Moving Pictu
re Experts Group)規格にしたがった圧縮された符号化
データである場合には、表示制御部17は当該符号化デ
ータを復号し、映像を再生する。
【0036】表示制御部17により生成された映像・歌
詞データは、表示装置18に出力される。表示装置18
は、表示制御部17で生成された映像・歌詞データに対
応する映像を表示する。
【0037】以上がカラオケ端末装置200−1の構成
であり、他のカラオケ端末装置200−2〜200nも
カラオケ端末装置200−1と同様の構成であるため、
その説明を省略する。
【0038】A−3.ホストサーバ 図1に戻り、ホストサーバ100は、大容量の外部記憶
装置(ハードディスクドライブ)を備えており、この外
部記憶装置に画像データベース100aと曲データベー
ス100bとが構築されている。曲データベース100
bには、カラオケ曲を演奏するための多数の楽曲データ
(図3参照)が、各楽曲データを識別するための曲番号
と対応付けて記憶されている。
【0039】画像データベース100aには、多数種類
の動画像データ(例えばMPEGデータ)が、各々のデ
ータを識別するための識別情報に対応付けて格納されて
いる。また、図4に示すように、ホストサーバ100
は、各動画像データを識別するための識別情報と、複数
の曲番号とが対応付けられて記憶された画像特定用デー
タベースを有している。ここで、各識別情報に対応付け
られる曲番号は、これらの曲番号によって特定される楽
曲をカラオケ演奏する際には、その識別番号によって特
定される動画像データに基づく映像を背景映像として用
いるように設定されている曲番号である。例えば、識別
情報Aによって特定される動画像データの再生映像が寂
しげな雰囲気の映像である場合には、これに対応付けら
れた各曲番号によって特定される楽曲も寂しげな楽曲、
例えばバラード曲であり、また識別情報Bによって特定
される動画像データの再生映像が和服を着た女性等の映
像である場合には、これに対応付けられた各曲番号によ
って特定される楽曲は演歌であるといった具合で、各識
別情報毎に複数の曲番号が対応付けられている。
【0040】この構成の下、ホストサーバ100のCP
Uは、各カラオケ端末装置200−1〜200−nから
LAN101を介して曲番号を含む配信要求を受けた場
合、以下のような処理を行う。まず、当該配信要求に含
まれる曲番号に対応する楽曲データを曲データベース1
00bから読み出して、要求元のカラオケ端末装置にL
AN101を介して送信する。また、ホストサーバ10
0のCPUは、画像特定用データベースを参照し、当該
配信要求に含まれる曲番号と対応付けられた識別情報に
よって特定される動画像データを画像データベース10
0aから読み出し、要求元のカラオケ端末装置に対して
当該動画像データを配信するための準備を行う。そし
て、要求元のカラオケ端末装置からLAN101を介し
て送信される配信開始指示を受信すると、当該指示にし
たがって動画像データの配信を開始し、この動画像デー
タの全てを送信すると配信処理を終了する。
【0041】A−4.カラオケ端末装置の動作 次に、上記のようにホストサーバ100から配信される
楽曲データに基づくカラオケ演奏を行い、その演奏中に
配信される動画像データを受信しながら再生して表示装
置18に表示させるカラオケ端末装置200−1の動作
について説明する。
【0042】まず、操作部14を介して利用者から曲番
号情報が入力されると、カラオケ端末装置200−1の
CPU10は、当該曲番号情報に示される曲番号を含む
配信要求をLANインターフェース15を介して101
経由でホストサーバ100に送信する。かかる配信要求
に応じて上記のようにホストサーバ100から曲番号に
対応した楽曲データの配信を受けると、CPU10は当
該楽曲データをRAM12にロードする。
【0043】このようにして楽曲演奏の準備が完了する
と、CPU10は、RAM12から楽曲データが順次読
み出し、楽曲データの演奏トラックデータを音源装置1
9に出力する。そして、RAM4から順次出力される楽
曲データに応じた楽音データが、音源装置19によって
生成され、アンプスピーカ20に出力される。これによ
り音源装置19からの楽音データが増幅された後、アン
プスピーカ20から放出される。このようにして、利用
者に指定された楽曲データに対応した演奏が開始され
る。以降、当該楽曲データのデュレーションデータに示
されるタイミングにしたがって順次出力される演奏イベ
ントデータがRAM12から出力され、楽曲演奏が行わ
れる。
【0044】一方、CPU10は、上記のような楽曲の
演奏のために処理を開始させるとともに、表示装置18
に画像を表示させるための処理を行う。より具体的には
CPU10は、上記の楽曲演奏の開始に合わせて画像表
示がなされるよう、LANインターフェース15を介し
てLAN101経由でホストサーバ100に対して動画
像データの配信開始指示を送信する。
【0045】この指示を受けたホストサーバ100から
は、演奏するカラオケ曲に応じた動画像データが当該カ
ラオケ端末装置200−1に順次送信され、CPU10
は順次送信される動画像データを表示制御部17に転送
する。このようにして順次供給される動画像データ、例
えばMPEGデータが表示制御部17によって復号され
て映像信号が得られる。
【0046】また、CPU10は、RAM12から順次
読み出された楽曲データの歌詞トラックデータを順次文
字表示部16に出力する。そして、RAM12からの歌
詞トラックデータに基づいて、文字表示部16によりフ
ォントデータが生成され、このフォントデータが表示制
御部17に出力される。表示制御部17は、上記のよう
にホストサーバ100から送信されてCPU10によっ
て順次転送される動画像データに基づく映像信号に、上
記のフォントデータに応じた映像信号を合成し、合成後
の映像信号を表示装置18に出力する。これにより、ホ
ストサーバ100から供給される動画像データに基づく
映像上に歌詞トラックデータに基づく文字画像がスーパ
ーインポーズされた映像が表示装置18に表示される。
【0047】CPU10は、以上のようなカラオケ曲演
奏のための処理と、当該演奏中に表示装置18に映像を
表示させるための処理を並行して行いつつ、さらに映像
表示のための処理が開始されると、この処理と並行して
図6に示すような監視切換処理を行う。
【0048】同図に示すように、あるカラオケ曲の演奏
が開始され、上記のようにホストサーバ100から送信
される動画像データに基づく映像を表示させるための処
理を開始すると、CPU10は後述するカウンタ値αを
リセットし、ホストサーバ100との間の動画像データ
の転送レート(bps:Bit per Second)を検出する(ス
テップSa1)。
【0049】そして、CPU10は、転送レートの検出
結果が予め決められた転送レート以下であるか否かを判
別する(ステップSa2)。ここで、予め決められた転
送レートとは、上記のようにホストサーバ100から送
信される動画像データに対応した転送レートであり、よ
り具体的にはその動画像データを正常に再生するために
必要な転送レートである。
【0050】この判別の結果、検出されたデータ転送レ
ートが所定値以上である場合には(ステップSa2の判
別「NO」)、受信状況に異常がなく、正常な動画像デ
ータの再生を行う支障もないと判断され、CPU10は
カウンタ値αをリセットし(ステップSa6)、ステッ
プSa1に戻る。
【0051】一方、検出された転送レートが予め決めら
れた転送レートよりも小さい場合には、カウント値αに
1をインクリメントし(ステップSa3)、インクリメ
ント後のカウント値αが予め決められた値Aと同じであ
るか否かを判別する(ステップSa4)。ここで、値A
はホストサーバ100から送信される動画像データが正
常に再生できる程度に受信できているか否かといった受
信状況が正常であるか否かを判別することができるよう
定められた値である。すなわち、図7に示すように、カ
ウント値αは、転送レートが所定値以下になった場合に
インクリメントされる値であり、この値が大きいことは
動画像データを再生するために必要な十分な転送レート
がしばらくの間(カウント値αの値に応じた時間)確保
されていないといった受信状況であることを意味する。
したがって、このような良好な受信状況が得られない時
間がある一定の時間となったときに受信状況が異常であ
ると判別し、後述する切換処理のトリガーとして検出で
きるような値が値Aに設定されている。例えば、0.1
秒毎に転送レートの検出を行う場合において、1秒間続
けて受信状況が良好でないときにその対処として後述す
る切換処理を実施するといった態様を実現するには、値
A=10とすればよい。このようにすることで、カウン
ト値αが10になる、つまり0.1秒毎に検出される転
送レートが1秒間続けて所定値を下回った場合に後述す
る切換処理がなされることになるからである。
【0052】以上のような理由で定められた値Aとカウ
ント値αが同じであると判別した場合、つまり受信状況
が動画像データの正常な再生に影響を与えると判断した
場合、CPU10は切換処理を実行する(ステップSa
5)。切換処理では、CPU10はホストサーバ100
からLAN101を介して送信される動画像データの表
示制御部17への転送を停止するとともに、ハードディ
スクドライブ13に格納されている画像データを読み出
して表示制御部17に供給する。これにより、表示制御
部17では供給された緊急用画像データに基づく映像信
号が生成され、当該映像信号にフォントデータに基づく
映像を合成されて表示装置18に出力される。この結
果、表示装置18に表示される映像が、ホストサーバ1
00から供給される動画像データに基づく映像から、ハ
ードディスクドライブ13に格納されている緊急用画像
データに基づく映像に切りかわる。
【0053】以上説明したように本実施形態に係るカラ
オケシステムにおいては、カラオケ端末装置200−1
(カラオケ端末装置200−2〜200−nも同様)
は、通常時はホストサーバ100から配信される動画像
データに基づいた演奏中のカラオケ曲に対応する映像を
表示装置18に表示させることができる。したがって、
カラオケ端末装置200−1は、多数のカラオケ曲に対
応する多数種類の動画像データを内蔵するハードディス
ク等の記憶装置に格納しておく必要がない。つまりカラ
オケ端末装置200−1が、動画像データを多数格納し
ておくための大容量記憶装置を搭載する必要がなく、装
置構成を簡易とすることができる。
【0054】また、多数の新曲が発売されると、その新
曲に対応したカラオケ曲演奏用の楽曲データが業者によ
って作成され、カラオケ端末装置200−1によって演
奏できる状況になる。したがって、新曲に対応した映像
を表示装置18に表示させることがカラオケ装置として
の機能を向上させ、集客力の向上等につながると考えら
れる。本実施形態では、カラオケ端末装置200−1が
通常時にはホストサーバ100から配信される動画像デ
ータに応じた映像を表示するようにしているので、例え
ば店舗内に多数設置されるカラオケ端末装置の記憶装置
等に多数の新曲に対応する動画像データを逐一格納させ
るといった煩雑な作業を行う必要がない。
【0055】このようにホストサーバ100から動画像
データの配信を受けることで種々の効果が得られるが、
LAN101に接続される他のカラオケ端末装置の当該
LAN101の使用が重なる等に理由によりデータ転送
レートが低下し、正常に動画像データを再生できなくな
ってしまうことがある。このような場合にも配信される
動画像データを再生して表示すれば、乱れた映像が表示
されたり、映像が切れてしまうといったことが生じ、利
用者に不快感を与えてしまうことになる。これに対し、
本実施形態では、上述したようにカラオケ端末装置20
0−1において動画像データの受信状況をモニタし、そ
の受信状況が悪化していると判断した場合に配信される
動画像データに基づく映像表示から、ハードディスクド
ライブ13に予め格納されている緊急用画像データに基
づく映像表示に切り換えるようにしている。このように
切り換えることで、映像は切り替わるものの、乱れた映
像が表示されたり、映像が切れてしまうといった不快感
を与えるような事態を回避することができる。ここで、
緊急用画像データとしては、静止画像データであっても
よいし、動画像データであってもよいが、データ量の比
較的小さい画像データとしておけば、ハードディスクド
ライブ13の記憶領域を大きく占有することがなくな
る。
【0056】また、本実施形態では、上述した値Aに対
応する時間継続してデータ転送レートが低下している場
合に、受信状況が悪化していると判断して上記のような
切換処理を行っているので、例えば図7に示すT1の期
間のように、何らかの事由で突発的にデータ転送レート
が低下した場合に上記のような切換処理は行われない。
したがって、突発的にデータ転送レートが低下した場合
に映像が切り換えられることを抑制できる。
【0057】A−5.第1実施形態の変形例 (1)なお、上述した第1実施形態においては、互いに
LAN101を介して接続されるホストサーバ100と
複数のカラオケ端末装置200−1〜200−nとを備
えたカラオケシステムに本発明を適用した場合について
説明したが、これに限らず、例えば図8に示すようなカ
ラオケシステムに本発明を適用するようにしてもよい。
【0058】同図に示すように、このカラオケシステム
は、インターネット160に接続されるホストサーバ1
50およびカラオケ端末装置170とを備えている。こ
こで、ホストサーバ150およびカラオケ端末装置17
0は、上記第1実施形態におけるホストサーバ100お
よびカラオケ端末装置170と同様の機能に加え、互い
にインターネット160を介してデータの授受を行うこ
とができるネットワークインターフェース機能を有して
おり、両者間でインターネット160を介して配信要
求、楽曲データおよび動画像データの授受を行うことが
できるようになっている。
【0059】この構成の下、カラオケ端末装置170
は、利用者から入力された曲番号情報が入力されると、
該情報に示される曲番号を含む配信要求をインターネッ
ト160を介してホストサーバ150に送信する。この
ような配信要求を受けたホストサーバ150は要求に応
じた楽曲データを配信するとともに、その後に供給され
る動画像データの配信開始指示に基づいて動画像データ
の配信を開始する。カラオケ端末装置170では、配信
される動画像データに基づく映像表示を行うとともに、
上記第1実施形態におけるカラオケ端末装置200−1
と同様に、ホストサーバ150から送信される動画像デ
ータの受信状況を監視する。そして、受信状況が悪化し
たと判断した場合にはカラオケ端末装置170のハード
ディスク装置等に格納されている緊急用画像データに基
づく映像表示に切り換える。
【0060】このようにLAN101といったローカル
のネットワークに限らず、インターネットのような公衆
ネットワークを介してデータの授受を行うホストサーバ
150とカラオケ端末装置170とを備えたカラオケシ
ステムに本発明を適用することも可能である。
【0061】(2)また、上述した第1実施形態では、
ホストサーバ100から配信される動画像データに基づ
く映像表示からハードディスクドライブ13に格納され
ている緊急用画像データに基づく映像表示に切り換えた
後、そのカラオケ曲の演奏中には動画像データに基づく
映像表示に復帰することはなかったが、受信状況が良化
した場合には動画像データに基づく映像表示に再度切り
換えるようにしてもよい。このような再切換処理につい
て図9を参照しながら説明する。
【0062】同図に示すように、上記第1実施形態にお
ける監視切換処理(図6参照)において緊急用画像デー
タに基づく映像表示に切り換わると、CPU10は後述
するカウンタ値βをリセットし、ホストサーバ100と
の間の動画像データの転送レートを検出する(ステップ
Sb1)。なお、上記のような切換処理を行った場合に
も、ホストサーバ100から送信される動画像データの
受信は続行されている。
【0063】そして、CPU10は、転送レートの検出
結果が予め決められた転送レート以上であるか否かを判
別する(ステップSb2)。ここで、予め決められた転
送レートとは、上記第1実施形態と同様、その動画像デ
ータを正常に再生するために必要な転送レートである。
【0064】この判別の結果、検出されたデータ転送レ
ートが所定値以下である場合には(ステップSb2の判
別「NO」)、受信状況に良化の傾向が見られず、正常
な動画像データの再生を行うことができないと判断さ
れ、CPU10はカウンタ値βをリセットし(ステップ
Sb6)、ステップSb1に戻る。
【0065】一方、検出された転送レートが予め決めら
れた転送レートよりも大きい場合には、カウント値βに
1をインクリメントし(ステップSb3)、インクリメ
ント後のカウント値βが予め決められた値Bと同じであ
るか否かを判別する(ステップSb4)。ここで、値B
はホストサーバ100から送信される動画像データが正
常に再生できる程度に受信状況が良化しているか否かを
判別することができるように定められた値である。すな
わち、図10に示すように、カウント値βは、転送レー
トが所定値以上、つまり良好な受信状態になった場合に
インクリメントされる値であり、この値が大きいことは
動画像データを再生するために必要な転送レートがしば
らくの間継続している受信状況であることを意味する。
したがって、このような良好な受信状況が得られる状況
がある一定の時間継続される場合に、受信状況が良化し
たと判断し、再切換処理のトリガーとして検出すること
ができるような値が値Bに設定されている。
【0066】以上のような理由で定められた値Bとカウ
ント値βが同じであると判別した場合、つまり受信状況
が動画像データの正常な再生を行える程度に良化したと
判断した場合、CPU10は再切換処理を実行する(ス
テップSb5)。再切換処理では、CPU10は、再度
ホストサーバ100からLAN101を介して送信され
る動画像データを表示制御部17に転送する。これによ
り、表示制御部17では転送された動画像データに基づ
く映像信号が生成され、当該映像信号にフォントデータ
に基づく映像を合成されて表示装置18に出力される。
この結果、表示装置18に表示される映像が、緊急用画
像データに基づく映像から、ホストサーバ100から供
給される動画像データに基づく映像に再度切りかわる。
このような再切換処理を行うことで、図10に示すよう
に、良好な動画像データの再生が行える受信状況にない
ときには緊急用画像データに基づく映像表示を行い、一
方正常な動画像データ再生が行える受信状況にあるとき
には動画像データに基づく映像表示を行うことができ
る。
【0067】なお、上記のように切換処理よって緊急用
画像データに基づく映像表示を開始した後に、ホストサ
ーバ100からの動画像データの受信を一旦停止し、再
度受信状況確認用のテストデータの配信をホストサーバ
100から受けるようにし、この際の受信データ転送レ
ートに基づいて受信状況が良好であると判断した場合
に、再切換処理を行うようにしてもよい。
【0068】(3)また、上述した第1実施形態では、
ホストサーバ100から送信される動画像データのデー
タ転送レートが所定値以下となっている時間が所定時間
(値Aに対応する時間)継続した場合に、受信状況が悪
化したと判断して映像表示を切り換えるようにしていた
が、他の条件によって受信状況の良否を判断するように
してもよい。例えば、ある一定時間、例えば3秒間に受
信された動画像データの総データ量が所定値以下になっ
た場合に映像表示を切り換えるようにしてもよいい。こ
のようにすれば、突発的なデータ転送レートの変動に影
響をほとんど受けずに、受信状況の良否をより正確に判
断することができる。
【0069】また、上述した第1実施形態では、ホスト
サーバ100から送信される動画像データの受信レート
を検出し、当該検出結果に基づいて映像表示を切り換え
るか否かを判断していたが、受信レートの検出結果に加
え、CPU10が表示制御部17による映像信号の再生
処理状況を把握し、該把握した再生状況も映像表示切換
の判断要素としてもよい。例えば、ホストサーバ100
から配信される動画像データがMPEG規格で符号化さ
れた符号化データである場合には、表示制御部17によ
る復号処理におけるエラーの発生状況を検出し、このエ
ラー発生状況を判断要素としてもよい。
【0070】B.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態に係るカラオケシステムに
ついて図11を参照しながら説明する。同図に示すよう
に、第2実施形態に係るカラオケシステムは、LAN
(Local Area Network)101を介して互いに接続され
るホストサーバ300と、複数のカラオケ端末装置40
0−1,400−2,400−3……400−nとを備
えている。各カラオケ端末装置400−1〜400−n
とホストサーバ300とは、LAN101を介して種々
のデータの授受を行うことができるようになっている。
【0071】第2実施形態におけるホストサーバ300
とは、上記第1実施形態におけるホストサーバ100と
同様、カラオケ端末装置400−1等からLAN101
を介してデータ配信要求を受けた場合に、当該要求に応
じた楽曲データおよび動画像データを送信するように構
成されている。
【0072】カラオケ端末装置400−1は、上記第1
実施形態におけるカラオケ端末装置200−1と同様の
ハードウェア構成を有しており(図2参照)、利用者の
指示にしたがってホストサーバ100に対して楽曲デー
タの配信要求を行い、配信された楽曲データに基づくカ
ラオケ曲演奏を行う点で一致している。しかしながら、
カラオケ曲演奏中に表示装置18に映像を表示させるた
めの処理が上記第1実施形態におけるカラオケ端末装置
200−1と相違している。したがって、以下では、カ
ラオケ端末装置400−1における映像を表示させるた
めの処理について説明する。
【0073】図12に示すように、利用者から曲番号情
報が入力されると、カラオケ端末装置400−1のCP
U10は、当該曲番号情報に示される曲番号に対応する
画像データが、自装置のハードディスクドライブ13
(図2参照)に格納されているか否かを判別する(ステ
ップSc1)。
【0074】この判別処理は以下のようにして行われ
る。当該カラオケ端末装置400−1のハードディスク
ドライブ13には、図13に示すような画像データベー
スが構築されている。同図に示すように、この画像デー
タベースには、複数種類の動画像データの各々に対応付
けて複数の曲番号が格納されている。そして、当該判別
処理においては、CPU10は利用者に指定された曲番
号と同一の曲番号が、当該画像データベースに格納され
ているか否かを判別する。
【0075】この画像データベース中に同一の曲番号が
検索できない場合には、CPU10は当該画像データベ
ースには、指定された曲番号に対応する画像データは格
納されていないと判断し、上述した第1実施形態と同
様、曲番号を含む動画像データの配信要求(楽曲データ
の配信要求を含む)をLAN101を介してホストサー
バ300に送信する(ステップSc3)。そして、カラ
オケ曲の演奏時には、CPU10は上記第1実施形態と
同様、ホストサーバ300からLAN101を介して送
信される動画像データを表示制御部17に転送すること
で表示装置18に配信動画像データに基づく映像を表示
させる。
【0076】一方、画像データベース中に、指定された
曲番号に対応する画像データが含まれていると判断した
場合には、CPU10は、当該画像データベースにおけ
る指定された曲番号に対応付けられている動画像データ
を読み出す(ステップSc4)。そして、読み出した動
画像データを表示制御部17に転送することで表示装置
18に読み出した動画像データに基づく映像を表示させ
る。
【0077】以上説明したように本実施形態に係るカラ
オケシステムでは、カラオケ端末装置400−1(カラ
オケ端末装置400−2〜400−nも同様)は、利用
者に指定された曲に対応する画像データが当該カラオケ
端末装置に内蔵される記憶装置に格納されている場合に
はその画像データを読み出して映像表示を行い、画像デ
ータが記憶装置に格納されていない場合には、ホストサ
ーバ300に対して配信要求を行い、当該要求に応じて
配信される動画像データに基づいた映像表示を行うこと
ができる。
【0078】したがって、例えば利用者による指定頻度
が高い曲、つまり人気曲に対応する画像データはカラオ
ケ端末装置内の記憶装置に格納しておくようにし、それ
以外の曲に対応する画像データについてはホストサーバ
300からの配信を受けるといったようにすることもで
きる。このようにすることで、自端末装置内には多数の
楽曲に対応する画像データを全て格納することなく、大
容量の記憶装置を搭載する必要がなくなる。また、利用
頻度の高い曲に対応する画像データを自端末内に格納し
ているので、これらの画像データをLAN101を介し
て受信する必要がなく、LAN101を利用したデータ
転送量が全体として減少し、受信状況の悪化に起因して
表示映像が乱れるといったことを抑制できる。
【0079】また、別の態様として、古いカラオケ曲に
対応する画像データについてはカラオケ端末装置内の記
憶装置に格納しておくようにし、新しいカラオケ曲に対
応する画像データについてはホストサーバ300からの
配信を受けるといったようにすることもできる。このよ
うにすることで、新しいカラオケ曲が多数発売等される
度に、それに対応する画像データを自装置内の記憶装置
に格納するといった繁雑な作業を行う必要がなくなる。
【0080】なお、第2実施形態においては、互いにL
AN101を介して接続されるホストサーバ300と複
数のカラオケ端末装置400−1〜400−nとを備え
たカラオケシステムに本発明を適用した場合について説
明したが、これに限らず、インターネットを介して接続
されるホストサーバとカラオケ端末装置とを備えたカラ
オケシステムに適用することもできる(図8参照)。
【0081】C.第3実施形態 C−1.構成 次に、図14は本発明の第3実施形態に係るカラオケシ
ステムの全体構成を示すブロック図である。同図に示す
ように、第3実施形態に係るカラオケシステムは、LA
N(Local Area Network)101を介して互いに接続さ
れるホストサーバ500と、複数のカラオケ端末装置6
00−1,600−2,600−3……600−nとを
備えている。各カラオケ端末装置600−1〜600−
nとホストサーバ300とは、LAN101を介して種
々のデータの授受を行うことができるようになってい
る。
【0082】本実施形態におけるカラオケ端末装置60
0−1は、上述した第1実施形態におけるカラオケ端末
装置200−1と同様のハードウェア構成を有しており
(図2参照)、ホストサーバ500から配信される動画
像データを受信してその表示装置に受信した動画像デー
タに基づく映像を表示する機能と、自装置内のハードデ
ィスクドライブに格納された緊急用画像データに基づく
映像表示のいずれかを選択して行うことができるように
なっている。
【0083】図15に示すように、ホストサーバ500
は、互いにバス501に接続されるCPU510と、R
OM511と、RAM512と、操作部513と、LA
Nインターフェース514と、ハードディスクドライブ
515とを備えている。
【0084】CPU510は、ホストサーバ500の装
置各部を制御する。ROM511には、ホストサーバ5
00を起動するために必要な起動プログラムが記憶され
ている。当該装置の電源がオンされると、この起動プロ
グラムがCPU510によって読み出され、ハードディ
スクドライブ515に記憶されたシステムプログラムお
よびアプリケーションプログラムがRAM512にロー
ドされる。CPU510はこのようなアプリケーション
プログアムにしたがって後述する配信禁止のための制御
や配信制御などを行う。ハードディスクドライブ13に
は、これらのシステムプログラムおよびアプリケーショ
ンプログラムが記憶されるほか、管理データベース52
0、利用状況データベース521、画像データベース5
22および曲データベース523が格納されている。
【0085】画像データベース522および曲データベ
ース523の各々には、カラオケ端末装置600−1,
600−2……600−nに配信するための多数の楽曲
データおよび動画像データが格納されている。ここで、
楽曲データおよび動画像データは各々、曲番号と対応付
けて画像データベース522および曲データベース52
3に格納されており、これによりカラオケ端末装置から
の曲番号を含む配信要求を受けた場合には、当該曲番号
に対応する楽曲データおよび動画像データを特定するこ
とができ、これを読み出して要求元のカラオケ端末装置
に配信することができるようになっている。
【0086】図16に模式的に示すように、利用状況デ
ータベース521には、このカラオケシステムに含まれ
るカラオケ端末装置600−1,600−2……600
−n毎(図では、「端末No1」、「端末No2」…
…)の利用状況が時系列で格納されている。
【0087】図17に模式的に示すように、管理データ
ベース520には、LAN101に接続される複数のカ
ラオケ端末装置600−1,600−2,600−3…
…600−nの各端末装置について画像データの配信を
禁止する時間帯を示す情報が格納されている。図示のよ
うな内容が管理データベース520に登録されている場
合において、「端末No2」に対応するカラオケ端末装
置から「8:00〜18:10」の間に画像データの配
信要求があったときにも、後述するようにホストサーバ
500は当該要求に応じた画像データ配信は行わない。
以上のようなデータベースがハードディスクドライブ5
15に格納されている。
【0088】操作部513は、キーボードやマウス等の
入力手段を有しており、利用者がこれらの入力手段を操
作して種々の情報を入力することができ、各カラオケ端
末装置600−1……等が設置された個室が利用者によ
って利用される等した場合に、店員等が利用時間帯およ
び利用する端末No等の情報を入力する。
【0089】C−2.動作 次に、上記構成のカラオケシステムの動作をホストサー
バ500の動作を中心として説明する。まず、このカラ
オケシステムが設置されているカラオケ店舗では、利用
客が来店し、いずれかのカラオケ端末が設置された個室
をある時間帯にわたって利用する場合には、その旨がホ
ストサーバ500に入力されるようになっている。
【0090】C−2−1.登録時の動作 以下においては、カラオケ端末装置600−2(端末N
o2)が設置された個室を「6:00〜12:00」に
おいて利用客によって利用される場合に、店員がその旨
をホストサーバ500に登録した際のホストサーバ50
0の動作について図18を参照しながら説明する。
【0091】同図に示すように、店員等によって操作部
513を介して利用される端末Noと利用時間帯が入力
されると、ホストサーバ500のCPU510は、当該
入力された内容にしたがって利用状況データベース52
1の内容を更新する(ステップSd1)。この例では、
「端末No2」が「6:00〜12:00」の時間帯利
用される旨が入力されているので、この情報が利用状況
データベース521に反映される(図16参照)。
【0092】利用状況データベース521の更新が終了
すると、CPU510は、その更新された利用状況デー
タベース521の内容を参照し、当該ホストサーバ50
0からLAN101を介して各カラオケ端末装置600
−1〜600−nに配信できるデータ容量を超えるおそ
れのある時間帯があるか否かを判別する(ステップSd
2)。
【0093】例えば、このカラオケシステムにおいてL
AN101に接続されるカラオケ端末装置が16台(n
=16)の場合において、LAN101のデータ転送能
力がホストサーバ500からLAN101を介して同時
に曲データおよび画像データをカラオケ端末装置に配信
できる台数が12台であるときには、全てのカラオケ端
末装置が利用されている時間帯では4台のカラオケ端末
装置に対して正常なデータ配信を行えないおそれがあ
る。CPU510は、このようなLAN101のデータ
転送能力に応じて予め設定された同時送信可能台数を越
える台数のカラオケ端末装置が同時に使用される時間帯
(以下、容量オーバー時間帯という)があるか否かを、
更新後の利用状況データベース521を参照して判別す
るのである。
【0094】更新後の利用状況データベース521を参
照した結果、上記のような容量オーバー時間帯がないと
判別された場合には、当該処理を終了する。一方、容量
オーバー時間帯があると判別された場合には、CPU5
10は、その容量オーバー時間帯において配信を禁止す
るカラオケ端末装置を決定する処理を行う(ステップS
d3)。すなわち、同時にホストサーバ500からLA
N101を介してデータ転送を行うカラオケ端末の台数
がLAN101の能力内(12台とする)に収まるよう
に、その能力を超えた分の台数のカラオケ端末装置への
画像データ配信を禁止する必要がある。このため、容量
オーバー時間帯において配信を禁止すべきカラオケ端末
装置を決定する処理を行うのである。
【0095】ここで、どのカラオケ端末装置に対する画
像データ配信どの時間帯で禁止するかを決定する手法は
任意であるが、例えば容量オーバー時間帯において同時
利用される各カラオケ端末装置が均等な時間だけ画像デ
ータの配信を禁止させる方法がある。
【0096】容量オーバーをしている台数を2台(つま
り同時使用台数が14台)、容量オーバーする時間を7
0分とした場合に、まず各カラオケ端末装置が画像デー
タ配信を禁止される時間KTは、以下の式で求まる。 KT=70/(14/2)=10 これにより、10分づつ当該容量オーバー時間帯に同時
利用される各カラオケ端末装置への画像データ配信を禁
止することが決定され、その順序は端末Noの小さい方
から順番にすればよく、例えば「8:00〜9:10」
が容量オーバー時間帯である場合には端末Noの最も小
さいカラオケ端末装置の禁止時間帯が「8:00〜8:
10」、最も端末Noの大きいカラオケ端末装置の禁止
時間帯が「9:10」といった具合である。
【0097】以上のように容量オーバー時間帯において
配信を禁止すべきカラオケ端末装置およびその禁止時間
帯が決定されると、CPU510は決定内容を管理デー
タベース520に登録する(ステップSd4)。例えば
図17に示すように、端末No2は、禁止時間帯が
「8:00〜8:10」であるといった登録を行い、当
該処理を終了する。
【0098】C−2−2.データ配信時の動作 次に、カラオケ端末装置600−1からLAN101を
介して曲番号を含む配信要求があった場合における当該
カラオケシステムの動作について図19に示すホストサ
ーバ500の動作を中心に説明する。
【0099】まず、利用者によってカラオケ端末装置6
00−1に対して曲番号情報が入力されると、カラオケ
端末装置600−1は当該曲番号によって特定されるカ
ラオケ曲の演奏および当該演奏に伴う映像表示を行うた
め、当該曲番号を含む楽曲データおよび動画像データの
配信要求をLAN101を介してホストサーバ500に
送信する。
【0100】カラオケ端末装置600−1からの配信要
求を受けたホストサーバ500のCPU510は、当該
曲番号に対応する楽曲データを曲データベース523か
ら読み出してLAN101を介して要求元であるカラオ
ケ端末装置600−1に送信する(ステップSe1)。
そして、CPU510は、管理データベース520に登
録された内容を参照し、当該要求元のカラオケ端末装置
がその要求時点において配信が禁止された端末であるか
否かを判別する(ステップSe2)。
【0101】要求元のカラオケ端末装置600−1がそ
の時点で配信が禁止される端末として管理データベース
520に登録されている場合には(ステップSe2の判
別「YES」)、CPU510は動画像データの配信が
禁止されている旨の通知をLAN101を介して要求元
のカラオケ端末装置600−1に対して送信する(ステ
ップSe4)。
【0102】一方、要求元のカラオケ端末装置600−
1がその時点で配信が禁止される端末として管理データ
ベース520に登録されていない場合には(ステップS
e2の判別「NO」)、CPU510は配信要求に含ま
れる曲番号に対応した動画像データを画像データベース
522から読み出し、LAN101を介してカラオケ端
末装置600−1に送信する(ステップSe3)。以上
がカラオケ端末装置から配信要求がなされた場合にホス
トサーバ500において実行される動作である。
【0103】以上のように配信要求を送出したカラオケ
端末装置600−1には、曲番号に対応した楽曲データ
が配信され、カラオケ端末装置600−1は配信された
楽曲データに基づくカラオケ曲の演奏を行う。
【0104】また、カラオケ端末装置600−1には、
管理データベース520の登録内容に応じて禁止通知も
しくは曲番号に対応する動画像データが送信されること
になる。そして、ホストサーバ500から禁止通知が送
信された場合、カラオケ端末装置600−1では、当該
カラオケ端末装置600−1のCPUが自装置に内蔵さ
れる記憶装置に格納された緊急用画像データを読み出
し、当該緊急用画像データに基づく映像表示を行う。一
方、ホストサーバ500から動画像データが送信された
場合、カラオケ端末装置600−1では、CPUが当該
動画像データを表示制御部に転送し、これを再生するこ
とで配信された動画像データに基づく映像表示を行う。
【0105】以上説明したように本実施形態に係るカラ
オケシステムでは、ホストサーバ500およびカラオケ
端末装置600−1〜600−nを接続するLAN10
1のデータ転送能力を超える台数のカラオケ端末装置の
同時使用が起こりうる場合に、そのデータ転送能力が越
えないように動画像データを配信すべきカラオケ端末装
置の台数を制限することができる。したがって、同時に
多数のカラオケ端末装置に動画像データを配信すること
によりLAN101のデータ転送能力を超え、配信処理
に不具合等が生じて各カラオケ端末装置における表示映
像に不具合が生じるといったことを抑制できる。
【0106】また、カラオケ店舗が混雑してないとき等
には、各カラオケ端末装置600−1〜600−nは、
ホストサーバ500からの動画像データの配信を受ける
ことができるので、端末装置内における記憶装置に多数
のカラオケ曲に対応する多数種類の動画像データを格納
しておく必要がない。また、多数の新曲が発売された場
合にも、店舗内に多数設置されるカラオケ端末装置の記
憶装置等に多数の新曲に対応する動画像データを逐一格
納させるといった煩雑な作業を行う必要がない。
【0107】C−3.変形例 なお、上述した第3実施形態においては、LAN101
に接続される各カラオケ端末装置が設置された個室等が
利用客に利用されているか否かといった利用状況に基づ
いて、ホストサーバ500が配信を禁止すべきカラオケ
端末装置や禁止時間を決定するようにしていたが、各カ
ラオケ端末装置が利用されているか否かに加えて、各カ
ラオケ端末装置においてどのような曲が予約されている
かといった予約曲の内容を含めた各カラオケ端末装置の
利用状況に基づいて配信禁止の有無等を決定するように
してもよい。
【0108】このような配信管理制御を行う場合には、
各カラオケ端末装置は、利用者によって予約曲情報が入
力されると、その都度予約曲番号をLAN101を介し
てホストサーバ500に送信する。ホストサーバ500
では、図20に示すような利用状況データベースをハー
ドディスクドライブ515に格納しており、CPU51
0は各カラオケ端末装置から予約曲番号が供給される毎
に、当該予約状況データベースを更新する。
【0109】同図に模式的に示すように、利用状況デー
タベースには、各カラオケ端末装置毎に時系列で予約さ
れた曲情報が管理されている。図示の例では、端末No
1のカラオケ端末装置では、「0:00」〜順番に「A
曲」、「B曲」、「C曲」といった順序で予約が入力さ
れている。なお、各曲の演奏時間は曲番号から特定する
ことができ、当該特定した演奏時間に基づいて図示のよ
うな時系列の予約状況データベースを作成・更新するこ
とができる。
【0110】上記第3実施形態と同様に各カラオケ端末
装置の利用状況に基づいて求められる容量オーバー時間
帯において、CPU510は上記の予約状況データベー
スを参照し、どのカラオケ端末装置の配信を禁止し、ど
のカラオケ端末装置への配信を許可するかを決定する。
例えば、各曲毎に優先順位を予め決めておき(例えば、
新しい曲の優先度を高くする)、当該優先順位の低い曲
が予約曲として予約状況データベースに登録されている
カラオケ端末装置については、その優先順位の低い曲を
演奏するであろう時間を禁止時間帯とするといった決定
手法を採用することができる。
【0111】D.変形例 なお、上述した各実施形態では、カラオケ端末装置およ
びホストサーバがハードディスクドライブに格納された
アプリケーションプログラムを実行することにより、映
像表示の切換処理(図6、図9、図12等参照)や配信
管理のための処理(図18、図19等参照)を行うよう
になっていたが、専用のハードウェア回路を構成し、当
該ハードウェア回路によって上記のような処理を実行す
るようにしてもよい。また、ソフトウェアで上記処理を
行う場合には、上記処理をコンピュータに実現させるた
めのプログラムを記録したCD−ROM(Compact Disc
Read Only Memory)やフロッピー(登録商標)ディス
ク等の様々な記録媒体を店舗経営者等のユーザに提供す
るようにしてもよいし、インターネット等の通信回線を
介してユーザに提供するようにしてもよい。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大容量の記憶装置等をカラオケ装置に内蔵することな
く、映像表示が全くなされない等の大きなトラブルが発
生する可能性を抑制しつつ多種類の映像をカラオケ演奏
中等に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るカラオケシステ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 前記カラオケシステムの構成要素であるカラ
オケ端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 前記カラオケ端末装置でカラオケ曲の演奏に
用いられる楽曲データの内容を示す図である。
【図4】 前記カラオケ端末装置でカラオケ曲の演奏に
用いられる楽曲データの内容を示す図である。
【図5】 前記カラオケシステムの構成要素であるホス
トサーバに格納される画像特定用データベースの内容を
示す図である。
【図6】 前記カラオケ端末装置によって実行される監
視切換処理の手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】 前記監視切換処理の内容を説明するための図
である。
【図8】 前記カラオケシステムの変形例の全体構成を
示すブロック図である。
【図9】 前記カラオケ端末装置の変形例によって実行
される際切換処理の手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図10】 前記再切換処理の内容を説明するための図
である。
【図11】 本発明の第2実施形態に係るカラオケシス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図12】 第2実施形態に係る前記カラオケシステム
の構成要素であるカラオケ端末装置によって実行される
画像データ特定処理の手順を説明するためのフローチャ
ートである。
【図13】 第2実施形態における前記カラオケ端末装
置に格納される画像データベースの内容を示す図であ
る。
【図14】 本発明の第3実施形態に係るカラオケシス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図15】 第3実施形態に係る前記カラオケシステム
の構成要素であるホストサーバの構成を示すブロック図
である。
【図16】 第3実施形態における前記ホストサーバに
格納される利用状況データベースの内容を示す図であ
る。
【図17】 第3実施形態における前記ホストサーバに
格納される管理データベースの内容を示す図である。
【図18】 第3実施形態における前記ホストサーバに
よって実行される登録時の処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図19】 第3実施形態における前記ホストサーバに
よって実行される配信時の処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図20】 第3実施形態における前記ホストサーバの
変形例に格納される予約状況データベースの内容を示す
図である。
【符号の説明】
10……CPU、11……ROM、12……RAM、1
3……ハードディスクドライブ、14……操作部、15
……LANインターフェース、16……文字表示部、1
7……表示制御部、18……表示装置、19……音源装
置、20……アンプスピーカ、21……マイク、100
……ホストサーバ、101……LAN、150……ホス
トサーバ、160……インターネット、170……カラ
オケ端末装置、200−1〜200−n……カラオケ端
末装置、300……ホストサーバ、400−1〜400
−n……カラオケ端末装置、500……ホストサーバ、
510……CPU、511……ROM、512……RA
M、513……操作部、514……LANインターフェ
ース、515……ハードディスクドライブ、600−1
〜600−n……カラオケ端末装置

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手
    段と、 外部装置からネットワークを介して供給される画像デー
    タを受信する受信手段と、 画像データに基づいた画像を再生する画像再生手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記受信手段によって受信された画像データを前記画像
    再生手段に供給している間、前記受信手段による前記ネ
    ットワークを介した画像データの受信状況を監視する監
    視手段と、 前記受信手段によって受信された画像データ、もしくは
    前記記憶手段に記憶されている画像データのいずれかを
    前記画像再生手段に供給するかを選択する手段であっ
    て、前記監視手段によって監視される前記受信状況が予
    め設定された状況となった場合に、前記画像データの前
    記画像再生手段への供給元を前記受信手段から前記記憶
    手段に切り換える選択手段とを具備することを特徴とす
    るカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記監視手段は、前記ネットワークを介
    して前記受信手段による画像データの受信転送レートを
    監視し、 前記選択手段は、前記受信転送レートが予め設定された
    状況となった場合に、前記受信手段から前記記憶手段に
    前記画像データの供給元を切り換えることを特徴とする
    請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記画像再生手段による前記画像データ
    の再生状況を監視する再生監視手段をさらに具備し、 前記選択手段は、前記監視手段による受信状況、および
    前記再生監視手段によって監視される前記再生状況が予
    め設定された状況となった場合に、前記受信手段から前
    記記憶手段に画像データの供給元を切り換えることを特
    徴とする請求項1または2に記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 前記監視手段は、前記選択手段の切換に
    よって前記記憶手段に記憶されている画像データが前記
    画像再生手段に供給されている間、前記受信状況を監視
    し、 前記選択手段は、前記記憶手段に記憶されている画像デ
    ータが前記画像再生手段に供給されている際に、前記監
    視手段によって監視される前記受信状況が予め設定され
    た状況となった場合、前記記憶手段から前記受信手段に
    画像データの供給元を切り換えることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手
    段と、 外部装置からネットワークを介して供給される画像デー
    タを受信する受信手段と、 画像データに基づいた画像を再生する画像再生手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記演奏手段によって演奏される曲に対応する画像デー
    タを選択し、選択した画像データが前記外部装置に格納
    されている場合には、当該画像データを前記受信手段に
    受信させるとともに、受信された画像データを前記画像
    再生手段に供給する一方で、選択した画像データが前記
    記憶手段に記憶されている場合には当該記憶手段に記憶
    されている画像データを前記画像再生手段に供給する供
    給手段とを具備することを特徴とするカラオケ装置。
  6. 【請求項6】 画像データを蓄積するホスト装置と、当
    該ホスト装置とネットワークを介して接続されるカラオ
    ケ端末装置とを備えたカラオケシステムであって、 前記カラオケ端末装置は、 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、 前記ホスト装置から前記ネットワークを介して供給され
    る画像データを受信する受信手段と、 画像データに基づいた画像を再生する画像再生手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記受信手段によって受信された画像データを前記画像
    再生手段に供給している間、前記受信手段による前記ネ
    ットワークを介した画像データの受信状況を監視する監
    視手段と、 前記受信手段によって受信された画像データ、もしくは
    前記記憶手段に記憶されている画像データのいずれかを
    前記画像再生手段に供給するかを選択する手段であっ
    て、前記監視手段によって監視される前記受信状況が予
    め設定された状況となった場合に、前記画像データの前
    記画像再生手段への供給元を前記受信手段から前記記憶
    手段に切り換える選択手段とを備えることを特徴とする
    カラオケシステム。
  7. 【請求項7】 画像データを蓄積するホスト装置と、当
    該ホスト装置とネットワークを介して接続されるカラオ
    ケ端末装置とを備えたカラオケシステムであって、 前記カラオケ端末装置は、 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、 前記ホスト装置から前記ネットワークを介して供給され
    る画像データを受信する受信手段と、 画像データに基づいた画像を再生する画像再生手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記演奏手段によって演奏される曲に対応する画像デー
    タを選択し、選択した画像データが前記ホスト装置に格
    納されている場合には、当該画像データを前記受信手段
    に受信させるとともに、受信された画像データを前記画
    像再生手段に供給する一方で、選択した画像データが前
    記記憶手段に記憶されている場合には当該記憶手段に記
    憶されている画像データを前記画像再生手段に供給する
    供給手段とを備えることを特徴とするカラオケシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 ホスト装置と、当該ホスト装置とネット
    ワークを介して接続される複数のカラオケ端末装置とを
    備えたカラオケシステムであって、 前記ホスト装置は、 画像データを記憶するホスト記憶手段と、 前記カラオケ端末装置からの画像データの配信要求に応
    じて、前記ホスト記憶手段から画像データを読み出し、
    読み出した画像データを前記ネットワークを介して要求
    元の前記カラオケ端末装置に送信する送信手段と、 複数の前記カラオケ端末装置の利用状況に基づいて、画
    像データの配信を許可する前記カラオケ端末装置と配信
    を許可しない前記カラオケ端末装置とを決定する配信決
    定手段とを備え、 各前記カラオケ端末装置は、 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、 前記ホスト装置に対して配信要求を行い、当該ホスト装
    置から前記ネットワークを介して供給される画像データ
    を受信する受信手段と、 画像データに基づいた画像を再生する画像再生手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 当該カラオケ端末装置が前記配信決定手段によって配信
    が許可された装置である場合には、前記ホスト装置に対
    して配信要求を行うことにより前記受信手段によって受
    信された画像データを前記画像再生手段に供給する一方
    で、当該カラオケ端末装置が配信が許可されていない装
    置である場合には、前記記憶手段に記憶された画像デー
    タを前記画像再生手段に供給する供給手段とを備えるこ
    とを特徴とするカラオケシステム。
  9. 【請求項9】 各前記カラオケ端末装置は、ユーザの指
    示にしたがった予約曲情報を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された予約曲情報を前記ネッ
    トワークを介して前記ホスト装置に送信する送信手段と
    をさらに具備し、 前記ホスト装置の前記配信決定手段は、前記カラオケ端
    末装置から前記ネットワークを介して送信される予約曲
    情報に基づいて、画像データの配信を許可する前記カラ
    オケ端末装置と配信を許可しない前記カラオケ端末装置
    とを決定することを特徴とする請求項8に記載のカラオ
    ケシステム。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して複数のカラオケ
    端末装置と接続されるサーバ装置であって、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記カラオケ端末装置からの画像データの配信要求に応
    じて、前記記憶手段から画像データを読み出し、読み出
    した画像データを前記ネットワークを介して要求元の前
    記カラオケ端末装置に送信する送信手段と、 複数の前記カラオケ端末装置の利用状況に基づいて、画
    像データの配信を許可する前記カラオケ端末装置と配信
    を許可しない前記カラオケ端末装置とを決定する配信決
    定手段とを具備することを特徴とするサーバ装置。
  11. 【請求項11】 ホスト装置とネットワークを介して接
    続されるカラオケ端末装置であって、 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、 前記ホスト装置に対して配信要求を行い、当該ホスト装
    置から前記ネットワークを介して供給される画像データ
    を受信する受信手段と、 画像データに基づいた画像を再生する画像再生手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記ホスト装置から画像データが供給された場合には、
    前記受信手段によって受信された画像データを前記画像
    再生手段に供給する一方で、当該カラオケ端末装置が配
    信が許可されていない装置である旨の通知を受けた場合
    には、前記記憶手段に記憶された画像データを前記画像
    再生手段に供給する供給手段とを具備することを特徴と
    するカラオケ端末装置。
  12. 【請求項12】 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏
    手段と、外部装置からネットワークを介して供給される
    画像データを受信する受信手段と、画像データに基づい
    た画像を再生する画像再生手段と、画像データを記憶す
    る記憶手段とを備えたカラオケ装置を制御するコンピュ
    ータを、 前記受信手段によって受信された画像データを前記画像
    再生手段に供給している間、前記受信手段による前記ネ
    ットワークを介した画像データの受信状況を監視する監
    視手段、 前記受信手段によって受信された画像データ、もしくは
    前記記憶手段に記憶されている画像データのいずれかを
    前記画像再生手段に供給するかを選択する手段であっ
    て、前記監視手段によって監視される前記受信状況が予
    め設定された状況となった場合に、前記画像データの前
    記画像再生手段への供給元を前記受信手段から前記記憶
    手段に切り換える選択手段として機能させるためのプロ
    グラム。
  13. 【請求項13】 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏
    手段と、外部装置からネットワークを介して供給される
    画像データを受信する受信手段と、画像データに基づい
    た画像を再生する画像再生手段と、画像データを記憶す
    る記憶手段とを備えたカラオケ装置を制御するコンピュ
    ータを、 前記演奏手段によって演奏される曲に対応する画像デー
    タを選択し、選択した画像データが前記外部装置に格納
    されている場合には、当該画像データを前記受信手段に
    受信させるとともに、受信された画像データを前記画像
    再生手段に供給する一方で、選択した画像データが前記
    記憶手段に記憶されている場合には当該記憶手段に記憶
    されている画像データを前記画像再生手段に供給させる
    供給制御手段として機能させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 ホスト装置とネットワークを介して接
    続され、曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、
    前記ホスト装置から前記ネットワークを介して供給され
    る画像データを受信する受信手段と、画像データに基づ
    いた画像を再生する画像再生手段と、画像データを記憶
    する記憶手段とを備えたカラオケ端末装置を制御するコ
    ンピュータを、 前記ホスト装置から画像データが供給された場合には、
    送信される画像データを前記受信手段により受信させて
    前記画像再生手段に供給させる一方で、当該カラオケ端
    末装置が配信が許可されていない装置である旨の通知を
    受けた場合には、前記記憶手段に記憶された画像データ
    を前記画像再生手段に供給させる供給制御手段として機
    能させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏
    手段と、外部装置からネットワークを介して供給される
    画像データを受信する受信手段と、画像データに基づい
    た画像を再生する画像再生手段と、画像データを記憶す
    る記憶手段とを備えたカラオケ装置を制御するコンピュ
    ータを、 前記受信手段によって受信された画像データを前記画像
    再生手段に供給している間、前記受信手段による前記ネ
    ットワークを介した画像データの受信状況を監視する監
    視手段、 前記受信手段によって受信された画像データ、もしくは
    前記記憶手段に記憶されている画像データのいずれかを
    前記画像再生手段に供給するかを選択する手段であっ
    て、前記監視手段によって監視される前記受信状況が予
    め設定された状況となった場合に、前記画像データの前
    記画像再生手段への供給元を前記受信手段から前記記憶
    手段に切り換える選択手段として機能させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  16. 【請求項16】 曲データに基づいた曲演奏を行う演奏
    手段と、外部装置からネットワークを介して供給される
    画像データを受信する受信手段と、画像データに基づい
    た画像を再生する画像再生手段と、画像データを記憶す
    る記憶手段とを備えたカラオケ装置を制御するコンピュ
    ータを、 前記演奏手段によって演奏される曲に対応する画像デー
    タを選択し、選択した画像データが前記外部装置に格納
    されている場合には、当該画像データを前記受信手段に
    受信させるとともに、受信された画像データを前記画像
    再生手段に供給させる一方で、選択した画像データが前
    記記憶手段に記憶されている場合には当該記憶手段に記
    憶されている画像データを前記画像再生手段に供給させ
    る供給制御手段として機能させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 ホスト装置とネットワークを介して接
    続され、曲データに基づいた曲演奏を行う演奏手段と、
    前記ホスト装置から前記ネットワークを介して供給され
    る画像データを受信する受信手段と、画像データに基づ
    いた画像を再生する画像再生手段と、画像データを記憶
    する記憶手段とを備えたカラオケ端末装置を制御するコ
    ンピュータを、 前記ホスト装置から画像データが供給された場合には、
    送信される画像データを前記受信手段により受信させて
    前記画像再生手段に供給させる一方で、当該カラオケ端
    末装置が配信が許可されていない装置である旨の通知を
    受けた場合には、前記記憶手段に記憶された画像データ
    を前記画像再生手段に供給させる供給制御手段として機
    能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016013843A3 (ko) * 2014-07-21 2016-03-17 주식회사 타이드 에너지 절감을 위한 다각적 스마트그리드 유닛과 그 운영방법

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