JP4143317B2 - 集合住宅用インターホン装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、集合住宅用インターホン装置に係わり、特に例えば、画面、音声、データを共有化することにより居室端末の不揮発メモリを削減できる集合住宅用インターホン装置に関する。
【従来の技術】
【0003】
従来から、図4に示すような幹線L2で接続され居室端末3と集合玄関機4にて構成される集合住宅用インターホン装置が広く使用されている。
【0004】
この集合住宅用インターホン装置において、居室端末3…は、図5に示すように、集合玄関機4とのデータ通信を行うデータ伝送部31と、呼出通話を行う呼出通話部32と、集合玄関機4で撮像された映像や居室端末3…、集合玄関機4間での呼出、通話に必要なメニュー画面を表示する表示部33と、画像データ、音声データおよびプログラムデータを記憶するための記憶部34と、予め録音された音声を再生する音声再生部35とを有する。
【0005】
集合玄関機4は、図6に示すように居室端末3…とのデータ通信を行うデータ伝送部41と、呼出通話を行う呼出通話部42と、映像を撮影する映像撮像部43とを有する。
【0006】
この集合住宅用インターホン装置では、居室端末3…に表示されるメニュー画面は全ての居室端末3…の記憶部34に同じ画面が予め保存され、必要に応じて居室端末3…の表示部33に表示される。図示の例において、居室端末3…には全て同じ画面データAが保存されている。
【0007】
居室端末3…より再生される音声は、全ての居室端末3…の記憶部34に同じ音声データが予め保存され、必要に応じて居室端末3…の音声再生部35より再生される。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来の集合住宅用インターホン装置は、同じデータをそれぞれの居室端末の記憶部が保有しているため、居室端末内の記憶部が無駄に使われている。
【0009】
本発明はこのような難点を解消するためになされたもので、データを分割して複数台の居室端末に分散し保存し、個々の居室端末の記憶部の容量が少なくて済むようにした集合住宅用インターホン装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的を達成するため本発明の集合住宅用インターホン装置は、居室内に設置された複数台の居室端末とマンション等の玄関に設置された1台もしくは複数台の集合玄関機とを備えている。
【0011】
居室端末は、データの通信を行うデータ伝送部、呼出通話を行う呼出通話部を有する。
【0012】
集合玄関機は、データの通信を行うデータ伝送部、通話路により呼出通話を行う呼出通話部、映像を撮影し映像路により映像を伝送するための映像撮像部を有する。
【0013】
前記居室端末の複数台に、画像データ、音声データおよびプログラムデータの少なくとも1つのデータを全ての居室端末のうち所定の居室端末に分割して予め保存するデータ記憶部が設けられている。
【0014】
全ての居室端末には、全ての居室端末のうち何れの居室端末に何れのデータが保存されているかが記憶されたデータ所在位置を予め保持する位置記憶部が設けられている。
【0015】
このように構成された集合住宅用インターホン装置において、画面、音声その他のデータを分割して複数台の居室端末に分散し保存し別の居室端末と共有するため、個々の居室端末の記憶部、例えば不揮発メモリの容量が少なくて済むようになる。
【発明の実施の形態】
【0016】
以下、本発明の集合住宅用インターホン装置をその好ましい実施の形態例について、図面にしたがって説明する。
【0017】
図1において、本発明の集合住宅用インターホンは、居室内に設置された複数台の居室端末1a・・・1fとマンション等の玄関に設置された1台もしくは複数台の集合玄関機2とが幹線L1で接続されている。
【0018】
居室端末1a・・・1fは、外部機器である集合玄関機2との画面、音声その他のデータの通信を行うデータ伝送部11、呼出通話を行う呼出通話部12、居室端末1a・・・1f、集合玄関機2間の呼出、通話に必要なメニュー画面や集合玄関機2で撮像された映像を表示する表示部13、留守の場合には集合玄関機2での訪問者の音声を予め録音し、録音された音声を再生する音声再生部15を有する。
【0019】
集合玄関機2は、外部機器である居室端末1a・・・1fとのデータの通信を行うデータ伝送部21と、通話路により呼出通話を行う呼出通話部22と、映像を撮影し映像路により映像を伝送するための映像撮像部23とを有する。
【0020】
居室端末の1台もしくは複数台には、全てのデータを全ての居室端末のうち所定の居室端末1aに分割して予め保存するデータ記憶部14aが設けられている。図示の例において、居室端末1a・・・1fのデータ記憶部14aには全て異なるデータA〜Fがそれぞれ保存されている。
【0021】
全ての居室端末には、全ての居室端末のうち何れの居室端末に何れのデータが保存されているかが記憶されたデータ所在位置を予め保持する位置記憶部14bが設けられている。
【0022】
この集合住宅用インターホンにおいて、画面、音声その他のデータとして使用されるデータは、画像データ、音声データおよびプログラムデータの少なくとも1つである。
【0023】
このように構成された集合住宅用インターホンにおいて、例えばメニュー画面について言えば、全てのメニュー画面は予めそれぞれの居室端末1a・・・1fに分割してデータ記憶部14aで保存されている。
【0024】
全てのメニュー画面について、どの居室端末1a・・・1fのうち何れの居室端末に保存されているかが記憶された保存場所リストをそれぞれの居室端末1a・・・1fが位置記憶部14bに保持している。
【0025】
例えば、或るメニュー画面が居室端末1aのデータ記憶部14aに保存され、このメニュー画面が居室端末1aに保存されているという保存場所リストをそれぞれの居室端末1a・・・1fが位置記憶部14bに保持しているとする。
【0026】
いま、このメニュー画面を居室端末1bの表示部13にて表示する場合、居室端末1bの位置記憶部14bにて保存された保存場所リストより該当する画面の保存された居室端末1aの居室番号のデータを取得し、該当した居室端末1aとデータ伝送部11で幹線L1を介して、データ通信を行ってメニュー画面を取得し、居室端末1bの表示部13にてメニュー画面を表示する。
【0027】
なお、以上の例ではメニュー画面について説明したが、本発明の集合住宅用インターホン装置では、メニュー画面以外の画像データ、音声データおよびプログラムデータについても同様に適用することができる。
【0028】
また、集合玄関機2の映像撮像部23で撮像された映像をデータ伝送部21、幹線L1、データ伝送部11を介して映像路により居室端末1a・・・1fの表示部13へ表示し、かつデータ伝送部21、幹線L1、データ伝送部11を介して通話路により呼出通話部12と集合玄関機2の呼出通話部22で通話を行うことができる。
【0029】
また、留守の場合には集合玄関機2での訪問者の音声を予め録音し、録音された音声を音声再生部15で再生することができる。
【発明の効果】
【0030】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅用インターホン装置によれば、画面、音声その他のデータを分割して複数台の居室端末に分散し保存し別の居室端末と共有するため、個々の居室端末の記憶部、例えば不揮発メモリの容量が少なくて済むようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例による集合住宅用インターホン装置のブロック図。
【図2】 図2は本発明の実施例による集合住宅用インターホン装置における居室端末のブロック図。
【図3】 図3は本発明の実施例による集合住宅用インターホン装置における集合玄関機のブロック図。
【図4】 図4は従来の集合住宅用インターホン装置のブロック図。
【図5】 図5は従来の集合住宅用インターホン装置における居室端末のブロック図。
【図6】 図6は従来の集合住宅用インターホン装置における集合玄関機のブロック図。
【符号の説明】
1a−1f・・居室端末
1a・・・・全てのデータを分割して予め保存する居室端末
11・・・・データ伝送部
12・・・・呼出通話部
14a・・・データ記憶部
14b・・・何れの居室端末に何れのデータが保存されているかが記憶された
データ所在位置を予め保持する位置記憶部
2・・・・集合玄関機
21・・・データ伝送部
22・・・呼出通話部
23・・・映像撮像部
Claims (1)
- 居室内に設置されデータの通信を行うデータ伝送部(11)、呼出通話を行う呼出通話部(12)を有する複数台の居室端末(1a・・・1f)と、マンション等の玄関に設置されデータの通信を行うデータ伝送部(21)、通話路により呼出通話を行う呼出通話部(22)、映像を撮影し映像路により映像を伝送するための映像撮像部(23)を有する1台もしくは複数台の集合玄関機(2)とを備え、
前記居室端末の複数台に、画像データ、音声データおよびプログラムデータの少なくとも1つのデータを全ての居室端末のうち所定の居室端末(1a)に分割して予め保存するデータ記憶部(14a)を設け、
前記全ての居室端末に、前記全ての居室端末のうち何れの居室端末に何れのデータが保存されているかが記憶されたデータ所在位置を予め保持する位置記憶部(14b)を設けたことを特徴とする集合住宅用インターホン装置。
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