JP4143230B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に係り、特に、例えば、複写機やLBP(レーザービームプリンタ)等によるシート面への画像形成において画像形成後のシートの仕分けや綴じ等の処理を行う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像処理装置の後処理装置として、画像処理装置から出力される記録紙を一時的に蓄え、それを整合して綴じ処理等を施すフィニッシャがある。しかし、綴じ処理といっても、処理形態は様々であり、記録紙束の端部を綴じるステイプル処理もあれば、記録紙束の中心ラインを綴じ記録紙束を2つ折りにしてパンフレットのような綴じ形態を行う製本処理などがある。また、記録紙束に表紙等の特定の紙を付けて綴じるためのインサータ機能や、ラージサイズの紙をハーフサイズの大きさにする(例えばA3をA4にする)ためにZ形に用紙を折るZ折り機能、バインダに綴じておくために用紙の端部にパンチ穴を開けるパンチ機能等も後処理装置の機能として挙げられる。
【0003】
最近の画像処理装置の後処理装置では、上記の処理機能の1つしか備えていない装置から、ユーザが広く処理機能を選択できるようにより多くの処理機能を備えた装置へと発展してきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術においては下記のような問題があった。即ち、画像処理装置の後処理装置が上述したような複数の処理機能を備えていたとしても、それらの機能を選択的に切り離すことはできなかった。従って、ある処理機能において故障などのトラブルが発生した場合、その後処理装置の全ての機能が停止し、全く使用できない状態になっていた。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、ある処理機能部分の機能停止が全体に影響を及ぼし全機能が停止してしまうような不具合を防止し、必要最小限の機能停止にとどめることで、システム全体のダウンを防止し、装置の機能を十分に発揮可能とし、特に機能切り離しが行われた場合の操作性を改善可能とした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明は、シートに後処理を行う複数の機能ユニットを有する画像形成装置であって、前記複数の機能ユニットの中の任意の機能ユニットを手動のスイッチ操作により無効に設定する機能無効設定手段と、前記スイッチ操作により無効に設定された機能ユニットを判別する無効機能ユニット判別手段と、前記無効機能ユニット判別手段により無効に設定されていると判別された機能ユニットがある場合、故障であることの警告表示を行わせる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、請求項2記載の本発明は、前記表示制御手段は、前記画像形成装置の待機時の画面では、前記複数の機能ユニットの何れかに故障が発生していることを示す第1の警告表示を行うことを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、請求項3記載の本発明は、前記表示制御手段は、前記後処理の機能を選択する画面では、前記複数の機能ユニットのどの機能ユニットが故障しているかを示す第2の警告表示を行うことを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために、請求項4記載の本発明は、前記機能無効設定手段により無効に設定されていても、前記複数の機能ユニットが物理的に接続されていることを検出する接続確認手段を有し、前記表示制御手段は、前記第2の警告表示で、物理的に接続されている機能ユニットと前記機能無効設定手段で機能が無効に設定された機能ユニットとを識別可能に表示することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項5記載の本発明は、前記表示制御手段は、前記第2の警告表示を行っている状態で、無効に設定されている機能ユニットの選択が行われた場合は、選択された機能ユニットが故障していることを示す第3の警告表示を行うことを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するために、請求項6記載の本発明は、前記無効機能ユニット判別手段で無効に設定されていると判別された機能ユニットがある場合に、機能禁止情報の通報を行う通信制御手段を有することを特徴とする。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項7記載の本発明は、前記通信制御手段による通報が終了した場合に、前記表示制御手段は、通報済みの表示を行うことを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項8記載の本発明は、前記通信制御手段が前記通報に対する返信を受信した場合、前記表示制御手段は、サービスマンの来訪情報を表示することを特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態並びに第2の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0045】
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態並びに後述の第2の実施の形態においては、シート処理装置は画像形成装置に装着されており、画像形成装置から排出される画像形成後のシートの仕分け/綴じ等の処理を行う。
【0046】
図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置1000の内部構造を示す構成図である。本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置1000は、原稿給送装置100、イメージリーダ200、プリンタ300、折り処理部400、フィニシャ500を備えている。
【0047】
上記構成を動作と共に詳述すると、原稿給送装置100は、セットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から右へ向けて搬送し、その後、排紙トレイ112へ排出する。このときスキャナユニット104は所定の位置に保持された状態にあり、このスキャナユニット104上を原稿が左から右へ通過することにより、原稿の読み取りが行われる。原稿の通過時、スキャナユニット104のランプ103の光が原稿に照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107、レンズ108を介してイメージセンサ109に導かれる。尚、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送した後に停止させ、スキャナユニット104を左から右へ移動させることにより、原稿の読み取りを行うこともできる。
【0048】
イメージセンサ109により読み取った原稿の画像は、画像処理が施されて露光制御部110へ送られる。露光制御部110は、画像信号に応じたレーザ光を出力する。このレーザ光は感光ドラム111に照射され、感光ドラム111上に静電潜像が形成される。感光ドラム111上の静電潜像は現像器113により現像され、感光ドラム111上の現像剤はカセット114、115、手差し給紙部125、両面搬送パス124のいずれかから給送されたシートに転写部116で転写される。
【0049】
現像剤が転写されたシートは、定着部117で現像剤の定着処理が施される。定着部117を通過したシートは、フラッパ121により一旦パス122に導き、シートの後端がフラッパ121を抜けた後にシートをスイッチバックさせてフラッパ121により排出ローラ118へ導く。これにより、現像剤が転写された面を下向きの状態(フェイスダウン)で排出ローラ118によりプリンタ300から排出される。
【0050】
尚、手差し給紙部125からOHPシートなどの硬いシートに画像形成を行うときには、パス122に導くことなく、現像剤が転写された面を上向きの状態(フェイスアップ)で排出ローラ118から排出させる。また、シートの両面に画像形成する場合には、シートを定着部117からまっすぐ排出ローラ118へ導き、シートの後端がフラッパ121を抜けた直後にシートをスイッチバックし、フラッパ121により両面搬送パス124へ導く。
【0051】
排出ローラ118から排出されたシートは、折り装置400へ送り込まれる。折り装置400は、シートをZ形に折りたたむ処理を行う。A3サイズやB4サイズのシートでかつ折り処理の指定がなされているときには、折り装置400で折り処理を行い、それ以外のシートはそのままフィニッシャ本体500へ送り込まれる。フィニッシャ本体500では製本処理、綴じ処理、穴あけ等の処理等を行う。また、フィニシャ500上には、インサータ900が設けられており表紙、合紙等をフィニシャ本体500に給送する。
【0052】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置1000の制御系の構成を示すブロック図である。本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置1000の制御系は、操作部1、原稿給送装置制御部101、CPU回路部150、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、外部I/F(インタフェース)209、プリンタ制御部301、折り装置制御部401、フィニッシャ制御部501を備えている。更に、CPU回路部150は、ROM151、RAM152、CPU153を備えている。図中210はコンピュータ、211はモデム、250はサービス拠点である。
【0053】
上記構成を詳述すると、CPU回路部150のCPU153は、ROM151に格納されているプログラム及び操作部1の設定に従って、原稿給送装置制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折り装置制御部401、フィニッシャ制御部501、外部I/F203の制御を司るものであり、本発明のプログラムに基づき後述の各フローチャートに示す処理の実行を制御する。それぞれ、原稿給送装置制御部101は原稿給送装置100を、イメージリーダ制御部201はイメージリーダ200を、プリンタ制御部301はプリンタ300を、折り装置制御部401は折り装置400を、フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500を制御する。
【0054】
CPU回路部150のROM151は、プログラムや固定データを格納している。CPU回路部150のRAM152は、制御データを一時的に保持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部I/F209は、コンピュータ210からのインターフェースであり、プリントデータを画像に展開して画像信号制御部202へ出力する。イメージリーダ制御部201から画像信号制御部202へはイメージセンサ109で読み取られた画像が出力され、画像信号制御部202からプリンタ制御部301へ出力された画像は露光制御部110へ入力される。更に、コンピュータ210は、モデム211を介してサービス拠点250と情報の交換を行う。
【0055】
次に、上記図1及び図2に示した本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置1000における折り装置400、フィニッシャ500、サドルパス、インサータパス、折り装置400及びフィニッシャ500の制御ブロック、機能切離SW、機能切り離し動作と切り離されたユニットへの電源供給、ループバック信号線の電圧、パンチャユニットの電源切換え、フィニッシャ500のコントローラ部2000の接続検知、コントローラ部2000と機能ユニット間の信号受け渡し、機能接続の判定テーブルの詳細構成について説明する。
【0056】
<折り装置の構成説明>
先ず、折り装置400及びフィニッシャ500の構成について図3を参照しながら説明する。図3は上記図2に示した折り装置400及びフィニッシャ500の内部構造を示す構成図である。折り装置400は、図3に示すように、プリンタ300から排出された用紙を導入し、フィニッシャ500側に導くための折り搬送水平パス402を備えている。折り搬送水平パス402上には、搬送ローラ対403及び搬送ローラ対404が設けられている。また、折り搬送水平パス402の出口部(フィニッシャ500側)には、折りパス選択フラッパ410が設けられている。この折りパス選択フラッパ410は、折り搬送水平パス402上の用紙を折りパス420またはフィニッシャ側500に導くための切換動作を行う。
【0057】
ここで、折り処理を行う場合には、折りパス選択フラッパ410がオンされ、用紙が折りパス420に導かれる。折りパス420に導かれた用紙は、折りローラ421まで搬送されてZ形に折りたたまれる。これに対し、折り処理を行わない場合は、折りパス選択フラッパ410がオフされ、用紙はプリンタ300から折り搬送水平パス402を介してフィニッシャ500に直接に送られる。
【0058】
フィニッシャ500は、折り装置400を介して排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数の用紙を整合して1つの束に束ねる処理、束ねた用紙束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだ用紙の後端付近に孔あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート後処理を行う。
【0059】
<フィニシャの構成説明>
フィニシャ500は図3に示すように、プリンタ300から折り装置400を介して排出された用紙を内部に導くための入り口ローラ対502を有する。入口ローラ対502の下流には、用紙をフィニシャパス552または第1製本パス553に導くための切換フラッパ551が設けられている。フィニシャパス552に導かれた用紙は搬送ローラ対503を介して、バッファローラ505に向けて送られる。搬送ローラ503とバッファローラ505は正逆転可能に構成されている。
【0060】
入口ローラ対502と搬送ローラ対503の間には、入口センサ531が設けられ、また、入り口センサ531の用紙搬送方向上流近傍では、第2製本パスがフィニシャパス552から分岐(ここの分岐点を分岐Aと呼ぶ)している。分岐Aは、入り口ローラ対502から搬送ローラ対503に用紙が搬送されるが、搬送ローラ503が逆転して、用紙を搬送ローラ503側から入り口センサ531側に搬送する際は、第2製本パス554側にのみ搬送されるワンウェイ機構を有する分岐である。
【0061】
更に、搬送ローラ対503とバッファローラ505の間にはパンチャユニット550が設けられており、必要に応じて動作し、搬送されてきた用紙の後端付近に穴あけを行う。バッファローラ505は、その外周に搬送ローラ対503を介して送られてきた用紙を所定枚数積載して巻き付け可能なローラであり、該ローラの外周にはその回転中に用紙が、各押下コロ512、513、514により巻き付けられる。
【0062】
押下コロ513、514の間には、切換フラッパ510が配置されており、押下コロ514下流には、切換フラッパ511が配置されている。切換フラッパ510はバッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離してノンソートパス521またはソートパス522に導くためのフラッパであり、切換フラッパ511はバッファローラに巻き付けられた用紙をソートパス522またはバッファパス523に導くためのフラッパである。
【0063】
ノンソートパス521に導かれた用紙は、排出ローラ対509を介してサンプルトレイ701に排出される。また、ノンソートパス521の途中にはジャム検出等のための排紙センサ533が設けられている。ソートパス522に導かれた用紙は、搬送ローラ対506、排出ローラ対507を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。処理トレイ630上に積載された用紙束は、必要に応じて整合処理、ステープル処理がなされた後に排出ローラ680a、680bによりスタックトレイ700上に排出される。処理トレイ630上に束状に積載された用紙を綴じるステイプル処理にはステープラ601が用いられる。また、スタックトレイ700は鉛直方向に自走可能に構成されている。
【0064】
<サドルパス>
第1製本パス553、第2製本パス554からの用紙は、第1搬送ローラ対813、第2搬送ローラ対817によって収納ガイド820に収納され、更に、第3搬送ローラ822によって、用紙先端が可動式のシート位置決め部材823に接するまで搬送される。第2搬送ローラ817の搬送方向下流には2対のステープラ818が設けられており、ステープラ818と対抗する位置にあるアンビル819と協働して用紙束の中央を綴じることができるようになっている。
【0065】
ステープラ818の下流には折りローラ対826が設けられており、突き出し部材825で押出された用紙束を折り畳んだ後、サドルトレイ832に排出する。尚、ステープラ818で綴じられた用紙束を折る場合は、ステープル終了後に、用紙束のステープル位置が折りローラ対826の中央の位置になるように、位置決め部材823を所定距離降下させることで可能である。
【0066】
<インサータパス>
インサータ900はフィニシャ本体500の上部に設けられており、トレイ901に積載された用紙束Cを順次分離し、フィニシャパス552または製本パス553に搬送する。用紙束Cは表面を上にしてセットされており、給紙ローラ902によって、搬送ローラ903、分離ベルト904からなる分離部に搬送され、最上位紙から1枚づつ順次分離される。
【0067】
分離部下流には近接して引き抜きローラ対905が配置されており、分離された用紙を安定して下流に搬送する。入口ローラ対502と引き抜きローラ対905の中間には搬送ローラ対906が設けられており、また、引き抜きローラ対905の下流方向近傍には、分離された用紙を検出する給紙センサ907が配置されている。インサータからの搬送パス908は、入口ローラ対502の上流で、画像形成装置1からの搬送パスと合流する。
【0068】
<折り装置及びフィニッシャの制御ブロック>
図4は本発明の第1の実施の形態に係る折り装置400及びフィニッシャ500の制御系の構成を示すブロック図である。本発明の第1の実施の形態に係る折り装置400及びフィニッシャ500の制御系は、コントローラ部2000、機能切離SW部2010、ユニット接続SW部2020、サンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070を備えている。
【0069】
上記構成を詳述すると、コントローラ部2000は、CPU、ROM、ROM、通信IC等(不図示)から構成されている。サンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070は、フィニッシャ500の構成ユニットである。各機能ユニットからは各機能ユニットの接続信号2091から2095が出力されており、コントローラ部2000が機能ユニット接続の有無を検出できるようになっている。
【0070】
機能切離SW部2010には、上記フィニシャ500の構成ユニットに対応したスイッチが設けられており、各機能に対応するスイッチを操作することにより、該当する機能が物理的に実装されていても機能を無効にできる。ユニット接続SW部2020は、機能ユニットの接続確認制御部であり、機能切離SW部2010により機能が切り離されていても、コントローラ部2000からの強制確認信号2021により、物理的に接続されている全機能ユニットの装着の有無を検出できるようになっている。
【0071】
<機能切離SW部の詳細>
図5は上記図4に示した機能切離SW部2010の詳細構成を示すブロック図である。機能切離SW部2010は、スイッチ1(SW1)からスイッチ5(SW5)で構成される5極のデッィプスイッチ2011から構成されており、デッィプスイッチ2011の片端子は信号線でグランドに接地されている。デッィプスイッチ2011のSW1のもう一方の端子は信号線2081を介し、サンプルトレイユニット2030内のコネクタ2031を経由して信号線2091に接続される。
【0072】
そして、信号線2091はコントローラ部2000内のCPU2009の入力ポートPinaに接続される。また、信号線2081には、ユニット接続SW部2020内の信号線2023が接続されており、トランジスタ2022を経由して信号線2021に接続される。そして、信号線2021はコントローラ部2000内のCPU2009の出力ポートPoutに接続される。
【0073】
同様に、デッィプスイッチ2011のSW2からSW5のもう一方の各端子は信号線(2082から2085)を介し、パンチャユニット2040、サドルステッチャユニット2050、インサータユニット2060、折り機ユニット2070内のコネクタ(2041から2071)を経由して信号線(2092から2095)に接続される。
【0074】
そして、信号線(2092から2095)はコントローラ部2000内のCPU2009の入力ポート(PinbからPine)に各々接続される。また、信号線(2082から2085)には、ユニット接続SW部2020内の信号線(2024から2027)が接続されており、トランジスタ2022を経由して信号線2021に接続される。そして、信号線2021はコントローラ部2000内のCPU2009の出力ポートPoutに接続される。
【0075】
<機能切り離し動作と切り離されたユニットへの電源供給>
図6はパンチャユニット2041の電源制御部及び機能切離SW部2010の詳細構成を示すブロック図である。図6において、2041はパンチャユニット2041内のルーブバック信号線である。2042はループバック信号線2041の電位(以後V1とする)を監視する電源監視回路であり、基準電圧2043と比較して、ドライバ回路への電源のオン・オフ切換えを行なう電源切換スイッチ2044へ切換え制御信号を出力する。
【0076】
<ループバック信号線の電圧説明>
図6における機能切離SW部2010のスイッチ群2011のSW2がオフで、ユニット接続SW部(接続確認制御部)2020のスイッチ2022が作用していない場合には、ループバック信号線2041上には電源電圧にほぼ等しい電圧、電圧VHが発生している。機能切離SW部2010のスイッチ群2011のSW2がオフで、ユニット接続SW部2020のスイッチ2022が作用している場合には、ループバック信号線2041上には、電圧VMが発生している。電圧VMは、コントローラ部(CPU回路部)2000の抵抗R2002と、ユニット接続SW部2020内の抵抗R2020と、ダイオード2024のフォワード電圧で決定される値である。機能切離SW部2010のスイッチ群2011がオンしている状態では、ループバック信号線2041上にはグランド電位にほぼ等しい電圧VLが現れる。
【0077】
<パンチャユニットの電源切換え>
パンチャユニット2040内の基準電圧2043の電圧は、上述のVMより小さく、上述のVLより大きな値に設定されており、スイッチ群2011のSW2がオンしている場合には、電源監視回路2042から電源切換SW2044にはオン信号が出力されるが、それ以外の場合は、電源切換SW2044にはオフ信号が出力されている。
【0078】
<コントローラ部の接続検知>
コントローラ部2000にあるパンチャユニット接続検出回路2002の基準電圧ESの値は、上述のVMより大きな値に設定されており、スイッチ群2011のSW2がオンしている場合及びスイッチ群2011のSW2がオフの状態でも、ユニット接続SW部2020のスイッチ2022が作用している場合はパンチャユニット2040の接続を検出できる。
【0079】
<コントローラ部と機能ユニット間の信号受け渡し>
図7はコントローラ部2000とパンチャユニット2040との間の信号線インタフェース回路を示したものである。図7において、M2041はパンチ穴をあけるためのパンチ回転モータであり、ドライバD2041によって駆動される。ドライバD2041へは、コントローラ部2000から出力ドライバT2001を介してモータオン信号が送られてきている。出力ドライバT2001の出力形式は、周知のオープンコレクタ形式をとっている。また、M2042は搬送されてくる用紙の中央にパンチ穴が位置するようパンチャユニットの穿孔部(不図示)を用紙搬送方向に対し直角方向に移動させる移動モータであり、パンチ回転モータM2041の場合と同様に、オープンコレクタ形式でモータオン信号を受ける。
【0080】
SE2041はパンチャユニットの穿孔部のホームポジションを検出するためのセンサであり、出力ドライバT2041を介してコントローラ部2000へ出力する。出力ドライバT2041の出力形式は同様にオープンコレクタ形式をとる。SE2042は穿孔部が移動モータM2042で移動する場合に使用するホームポジションセンサである。
【0081】
このように、コントローラ部2000とパンチャユニット2040間の信号線はオープンコレクタ形式をとるため有効論理はローレベルである。これによって、コントローラ部2000とパンチャユニット2040の信号線には、信号を出力する側のユニット内で使用する電圧が信号を受信する側には発生しないようにでる。これによって、ユニット間を電気的に切り離し可能となるため、各ユニットの電源を任意のタイミングでオン/オフ制御してもユニット間の信号線の電位差に関する問題の発生を防止できる。
【0082】
以上のような電源回路の制御、ユニット間の信号の受け渡しの構成をとっているため、パンチャユニット2040はコントローラ部2000と電気的に切り離し可能となっており、パンチャユニット2040が故障した場合には、物理的な切り離しを行なわなくても、機能切離SW部2010を用いて機能の切り離しが可能となる。この時、切り離されたユニットへの電源供給を禁止できるので、故障した電気部品への通電で発生する問題を回避しながら、他の機能を継続して利用できる。尚、サンプルトレイユニット2031、インサータユニット2051、折機ユニット、サドルステッチャユニット2070のインタフェイスもパンチャユニット2041と同様の構成をとっている。
【0083】
<機能接続の判定テーブル>
次に、図8を用いて具体的なソフト制御を説明する。図8は上記図4に示したようにフィニッシャ500の各構成ユニットであるサンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070のユニットの有無判断、動作機能の有効、無効をソフト的に判断するための機能接続判定テーブル801である。機能接続判定テーブル801は、領域2301、領域2302、領域2303、領域2304を備えている。
【0084】
図8において、物理的にユニットが接続されている場合はユニット有無の欄を“有”と表現し、物理的にユニットが接続されていない場合はユニット有無の欄を“無”と表現している。また、各ユニットの動作機能を有効にしたい場合には機能切離SWの欄を“ON”と表現し、逆に無効にしたい場合は“OFF”と表現している。更に、CPU2009の出力ポートをHに設定している場合にはユニット接続の欄を“ONと”表現し、逆にLに設定しいる場合には“OFF”と表現している。
【0085】
図10は本発明のプログラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図である。本発明のプログラム及び関連データは、フロッピディスクやCD−ROM等の記憶媒体1001を装置1002に装備された記憶媒体ドライブ挿入口に挿入することで供給される。その後、本発明のプログラム及び関連データを記憶媒体1001から一旦ハードディスクにインストールしハードディスクからRAMにロードするか、或いは、ハードディスクにインストールせずに直接RAMにロードすることで、本発明のプログラムを実行することが可能となる。
【0086】
この場合、本発明の第1の実施の形態並びに後述の第2の実施の形態に係る画像形成装置において本発明のプログラムを実行する場合は、例えば上記図10に示したようなコンピュータ等の装置を介して画像形成装置に本発明のプログラム及び関連データを供給するか、或いは画像形成装置に予め本発明のプログラム及び関連データを格納しておくことで、プログラム実行が可能となる。
図9は本発明のプログラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報901、ディレクトリ情報902、プログラム実行ファイル903、プログラム関連データファイル904等の記憶内容で構成される。本発明のプログラムは、下記の動作説明箇所で詳述する制御手順をプログラムコード化したものである。
【0088】
次に、上記の如く構成された本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置における各種制御について上記図1〜図26を参照しながら詳細に説明する。
【0089】
先ず始めに、フィニッシャ制御部501のコントローラ部2000のCPU2009の出力ポートPoutを“L”に設定し、ユニット接続SW部2020内のトランジスタ2022がOFFしている状態で、CPU2009の各入力ポート(PinaからPine)の論理レベルを読み込む。このとき、Pinaは、機能切離SW2010内のディップスイッチ2011のSW1がクローズ状態で、更に、サンプルトレイユニット2030内のコネクタ2031が接続状態にあるので、論理レベルとしては“L”が入力される。Pinbは、機能切離SW2010内のディップスイッチ2011のSW2がクローズ状態で、更に、パンチャユニット2040内のコネクタ2041が離間状態にあるので、論理レベルとしては“H”が入力される。
【0090】
Pincは、機能切離SW2010内のディップスイッチ2011のSW3がオープン状態で、更に、インサータユニット2050内のコネクタ2051が接続状態にあるので、論理レベルとしては“H”が入力される。Pindは、機能切離SW2010内のディップスイッチ2011のSW4がオープン状態で、更に、折り機ユニット2060内のコネクタ2061が離間状態にあるので、論理レベルとしては“H”が入力される。PineもPinaと同様に論理レベルとしては“L”が入力される。
【0091】
次に、CPU2009の出力ポートPoutを“H”に設定し、ユニット接続SW部2020内のトランジスタ2022がONしている状態で、CPU2009の各入力ポート(PinaからPine)の論理レベルを読み込む。このとき、Pinaは、機能切離SW2010内のディップスイッチ2011のSW1がクローズ状態で、更に、サンプルトレイユニット2030内のコネクタ2031が接続状態にあるので、論理レベルとしては“L”が入力される。Pinbは、機能切離SW2010内のディップスイッチ2011のSW2がクローズ状態で、更に、パンチャユニット2040内のコネクタ2041が離間状態にあるので、論理レベルとしては“H”が入力される。
【0092】
Pincは、機能切離SW2010内のディップスイッチ2011のSW3がオープン状態で、更に、インサータユニット2050内のコネクタ2051が接続状態にあるので、論理レベルとしては“L”が入力される。Pindは、機能切離SW2010内のディップスイッチ2011のSW4がオープン状態で、更に、折り機ユニット2060内のコネクタ2061が離間状態にあるので、論理レベルとしては“H”が入力される。PineもPinaと同様に論理レベルとしては“L”が入力される。
【0093】
最後に、上記の結果を図8の機能接続判定テーブル801に照らしあわせることで、フィニッシャ500の各構成ユニットであるサンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070のユニットの有無判断、動作機能の有効、無効を判断する。
【0094】
サンプルトレイユニット2030に関しては、機能接続判定テーブル801の2301に対応し、“ユニット有、機能有効”と判別される。パンチャユニット2040に関しては、機能接続判定テーブル801の2304に対応し、“ユニット無”と判別される。インサータユニット2050に関しては、機能接続判定テーブル801の2302に対応し、“ユニット有、機能無効”と判別される。折り機ユニット2060に関しては、機能接続判定テーブル801の2304に対応し、“ユニット無”と判別される。サドルステッチャユニット2070に関しては、機能接続判定テーブル801の2301に対応し、“ユニット有、機能有効”と判別される。
【0095】
次に、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置における付加機能状態検出処理、切り離し機能表示処理、機能別警告表示処理について説明する。
【0096】
画像形成装置1000に付設された後処理装置における可動サンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070の各ユニットの物理的な装着情報及び機能切り離しが行われている機能ユニットの情報は、フィニッシャ制御部501のコントローラ部2000内の通信IC(不図示)を経由して画像形成装置1000のCPU回路部150に伝えられる。これらの情報と画像形成装置1000のCPU回路部150のROM151に格納されている制御プログラムによって、操作部1にはフィニッシャ500の状態表示を行うことが可能である。
【0097】
図11、図12は画像形成装置が待機している状態での操作部1の表示例を示す説明図である。図11は機能の切り離しが行われていない状態を示し、図12は機能の切り離しが行われている状態を示す。操作部1の表示画面の下側には、排紙処理装置であるフィニッシャ500が故障している旨の表示「フィニッシャの一部が故障しています」が表示されている。
【0098】
図13は上記図12の状態でソータキーが押下された場合の操作部1の表示例を示す説明図である。この表示画面では操作者が希望する後処理を選択できるが、インサータ機能選択キー、パンチ機能選択キーが網掛けで表示されており、機能切り離し状態、即ち機能が故障していることを示している。図14は上記図13の状態でインサータ機能が選択された場合の表示例を示しており、「インサータ機能が故障しています」表示を行うことにより、操作者の操作に応じて適切な故障表示を行っている。同様に、パンチ機能が選択された場合は、「パンチ機能が故障しています」表示を行う(図15参照)。
【0099】
更に、画像形成装置1000に付設された後処理装置における可動サンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070の各ユニットの物理的な装着情報及び機能切り離しが行われている機能ユニットの情報は、画像形成装置1000のCPU回路部150から外部I/F209を介してコンピュータ210へも送信され、コンピュータ210のディスプレイ上にも同様の情報が表示される。
【0100】
先ず、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置における付加機能状態検知処理について図16〜図17に基づき説明を行う。付加機能状態検知処理は、パンチャユニット2040、インサータユニット2050等の付加機能構成の物理的な接続状態を検出すると同時に、機能切り離しの状態を検出する処理である。先ず、付加機能構成の有無を検出するために、折り装置400及びフィニッシャ500を制御する上記図5のコントローラ部2000のCPU2009のPout2021にHIGHレベルを出力する(これをフローチャートでは便宜上“Pout=1”と表現する)(ステップS1001)。その後、所定時間経過後(ステップS1002)、CPU2009の各ポートPina、Pinb、Pinc、Pind、Pineのそれぞれの電圧レベルを確認する。PoutをHIGHレベルにしてあるため、機能切離SW2011のオン、オフ状態に関わらず、各付加機能構成の接続状態を検出できる。
【0101】
具体的には、Pinaが0であれば“可動サンプルトレイユニット2030が物理的に接続されている”ことを示し、Pinaが1であれば“可動サンプルトレイユニット2030が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1003、ステップS1004、ステップS1005)。
【0102】
同様に、Pinbが0であれば“パンチャユニット2040が物理的に接続されている”ことを示し、Pinbが1であれば“パンチャユニット2040が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1006、ステップS1007、ステップS1008)。同様に、Pincが0であれば“インサータユニット2050が物理的に接続されている”ことを示し、Pincが1であれば“インサータユニット2050が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1009、ステップS1010、ステップS1011)。
【0103】
同様に、Pindが0であれば“折り機ユニット2060が物理的に接続されている”ことを示し、Pindが1であれば“折り機ユニット2060が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1012、ステップS1013、ステップS1014)。同様に、Pineが0であれば“サドルステッチャユニット2070が物理的に接続されている”ことを示し、Pineが1であれば“サドルステッチャユニット2070が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1015、ステップS1016、ステップS1017)。
【0104】
次に、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の各機能の電気的な接続状態の判別について図18〜図19に基づき説明を行う。先ず、上記図5のコントローラ部2000のCPU2009のPout2021にLOWレベルを出力する(これをフローチャート上では便宜上“Pout=0”と表現する)(ステップS1018)。その後、所定時間経過後(ステップS1019)、CPU2009の各ポートPina、Pinb、Pinc、Pind、Pineのそれぞれの電圧レベルを確認する。PoutをLOWレベルにしてあるため、機能切離SW2011のオン、オフ状態を検出できる。即ち、各機能に対する機能切離SW2011のSW1からSW5が動作可能に設定されていれば、対応するPinはLOWレベル(便宜上“Pin=0”と表現)になり、また、機能を動作禁止に設定されていれば、対応するPinはHIGHレベル(便宜上“Pin=1”と表現)になる。
【0105】
具体的には、Pinaが0であれば“可動サンプルトレイユニット2030が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pinaが1であれば“可動サンプルトレイユニット2030の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1020、ステップS1021、ステップS1022)。
【0106】
同様に、Pinbが0であれば“パンチャユニット2040が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pinbが1であれば“パンチャユニット2040の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1023、ステップS1024、ステップS1025)。同様に、Pincが0であれば“インサータユニット2050が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pincが1であれば“インサータユニット2050の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1026、ステップS1027、ステップS1028)。
【0107】
同様に、Pindが0であれば“折り機ユニット2060が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pindが1であれば“折り機ユニット2060の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1029、ステップS1030、ステップS1031)。同様に、Pineが0であれば“サドルステッチャユニット2070が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pineが1であれば“サドルステッチャユニット2070の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1032、ステップS1033、ステップS1034)。
【0108】
以上、ステップS1001からステップS1034の処理を行うことで、画像形成装置の各付加機能に関して、その構成が物理的に接続されているか否か、その機能が禁止されているか否かを個別に判別することが可能になっている。
【0109】
次に、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置における上記図16〜図17で説明した機能の物理的接続判定及び上記図18〜図19で説明した機能の電気的接続判定に基づき、機能切離SW2011の作用判別処理の説明を行う。この説明(請求項1に相当)を図20〜図21のフローチャートに基づき行う。先ず、ステップS1035で、可動サンプルトレイユニット2030が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“可動サンプルトレイユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1035、ステップS1036、ステップS1037)。
【0110】
同様に、ステップS1038で、パンチャユニット2040が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“パンチャユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1038、ステップS1039、ステップS1040)。同様に、ステップS1041で、インサータユニット2050が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“インサータユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1041、ステップS1042、ステップS1043)。
【0111】
同様に、ステップS1044で、折り機ユニット2060が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“折り機ユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1044、ステップS1045、ステップS1046)。同様に、ステップS1047で、サドルステッチャユニット2070が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“サドルステッチャユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1047、ステップS1048、ステップS1049)。
【0112】
そして、画像形成装置の各付加機能に関して、それの故障フラグをチェックし(ステップS1050、ステップS1051、ステップS1052、ステップS1053、ステップS1054)、何れかの故障フラグがセットされている場合は、図11に示す待機時の表示を切り替え図12に示す警告表示Bを操作部1の表示画面に出力する(ステップS1055)。このようにすることで、機能選択スイッチを操作した人(付加機能の故障を知っている人)以外の他の操作者に対しても、付加機能の何れかに故障が発生し機能に関する項目に制限がある旨を認識させることが可能になり、余計な誤操作を未然に防ぎ操作性の向上を実現することができる。
【0113】
次に、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の切り離し機能表示処理に関して図22に基づき説明を行う。先ず、図12の状態でソータキーが押下されたか否かを判定し(ステップS2001)、ソータキーが押下された場合は、そのときパンチャユニット2040が故障しているかを判断し(ステップS2002)、故障している場合は、パンチャユニット2040が故障していることをユーザに知らせるために警告表示C−1を操作部1に表示する(ステップS2003)。本実施形態の場合は、この警告表示C−xは機能を選択するためのキーを“網掛け”の状態に表示し、この機能の選択、実行が不可能であることを示すものである。
【0114】
同様に、インサータユニット2050が故障しているかを判断し(ステップS2004)、故障している場合は、インサータユニット2050が故障していることをユーザに知らせるために警告表示C−2を操作部1に表示する(ステップS2005)。次に、折り機ユニット2060が故障しているかを判断し(ステップS2006)、故障している場合は、折り機ユニット2060が故障していることをユーザに知らせるために警告表示C−3を操作部1に表示する(ステップS2007)。同様に、サドルステッチャユニット2070が故障しているかを判断し(ステップS2008)、故障している場合は、サドルステッチャユニット2070が故障していることをユーザに知らせるために、警告表示C−4を操作部1に表示する(ステップS2009)。
【0115】
これによって、図13に示すような表示が可能になり、操作者は後処理選択入力を行う際にどの機能が故障しているか判断できるようになる。また、複数の機能が故障している場合は、各々の機能選択キーを同時に網掛け表示ができ、操作者は故障箇所を一覧できる。
【0116】
次に、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の機能別警告表示処理に関して図23〜図24に基づき説明を行う。先ず、図13の操作表示状態でパンチャモードキーが押下されたかを判断し(ステップS4001)、押下された場合は、そのときパンチャユニット2040の故障を示す警告表示C−1を表示しているかを判断し(ステップS4002)、表示している場合は、パンチャユニット2040の故障に関する情報:警告表示D−1を操作部1に表示する(ステップS4003)。警告表示D−1は図14に示すように、選択しようとした機能(本実施形態ではパンチャユニット2040)が故障状態であることの表示としている。他のユニットが故障している場合の警告表示D−nは警告表示D−1と同様で、「××機能が故障しています」表示となる。更に、故障の箇所、原因等の他の情報を表示することも勿論可能である。
【0117】
同様に、インサータモードキーが押下されたかを判断し(ステップS4004)、押下された場合は、そのときインサータユニット2050の故障を示す警告表示C−2を表示しているかを判断し(ステップS4005)、表示している場合は、インサータユニット2050の故障に関する情報:警告表示D−2を操作部1に表示する(ステップS4006)。次に、折りモードキーが押下されたかを判断し(ステップS4007)、押下された場合は、そのとき折り機ユニット2060の故障を示す警告表示C−3を表示しているかを判断し(ステップS4008)、表示している場合は、折り機ユニット2060の故障に関する情報:警告表示D−3を操作部1に表示する(ステップS4009)。
【0118】
次に、サドルステッチャモードキーが押下されたかを判断し(ステップS4010)、押下された場合は、そのときサドルステッチャユニット2070の故障を示す警告表示C−4を表示しているかを判断し(ステップS4011)、表示している場合は、サドルステッチャユニット2070の故障に関する情報:警告表示D−4を操作部1に表示する(ステップS4012)。そして、全てのキーがオフしたのを確認して処理を終了させる(ステップS4013)。
【0119】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置によれば、複数の機能ユニットを個々に電気的に切り離す機能切離SW部2010、複数の機能ユニットの装着の有無を検出するユニット接続SW部2020、複数の機能ユニットの有無及び機能の有効/無効を判別するための機能接続判定テーブル801、複数機能の中の任意の機能を無効にする制御、機能の切り離しが行われた場合は機能の登録情報の削除と削除された機能ユニットへの電源供給の遮断を同時に行う制御を実行するコントローラ部2000を有するフィニッシャ制御部501と、機能が無効とされた場合に機能無効の警告表示制御を実行するCPU回路部150とを備えているため、下記のような作用及び効果を奏する。
【0120】
上記構成において、画像形成装置のフィニッシャ500における可動サンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070の各処理ユニットの機能を選択的に切離すための機能切離SW部2010を設けることにより、ある処理ユニットが故障などのトラブルが発生した場合に、その機能切離SW部2010を作動させることで、故障したユニットだけを切り離して他のユニットを使用した処理を行う。
【0121】
即ち、機能切離SW部2010を介して不具合ユニットのみの機能を切り離すことで、システム全体のダウンを防止することが可能となる。特に、最近の画像形成装置のシート処理装置(後処理装置)においては、そのシート処理装置(後処理装置)1台で複数の処理を選択的に行うために、より多くの処理ユニットを接続させており、本発明のような構成を採ることによって、ある部分の機能停止が全体に影響を及ぼし全機能が停止してしまうような不具合を防止でき、必要最小限の機能停止にとどめることで、その装置の機能を十分に発揮させることができる。また、機能の切り離しが行われたことを外部インタフェース209を介してコンピュータ210側の表示で確認可能であり、リモート操作で後処理指定する際の不具合を解消できる。従って、機能切り離しが行われた場合の操作性を改善することができる。
【0122】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置1000は、上記第1の実施の形態と同様に、原稿給送装置100、イメージリーダ200、プリンタ300、折り処理部400、フィニシャ500を備えている(上記図2参照)。
【0123】
また、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置1000の制御系は、上記第1の実施の形態と同様に、操作部1、原稿給送装置制御部101、ROM151・RAM152・CPU153を有するCPU回路部150、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、外部I/F(インタフェース)209、プリンタ制御部301、折り装置制御部401、フィニッシャ制御部501を備えている(上記図1参照)。
【0124】
本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置1000における上記図1及び図2に示した各部の詳細構成、並びに、フィニッシャ及び折り装置の内部構造(上記図3参照)、フィニシャ及び折り装置の制御系の構成(上記図4参照)、機能切離SW部の詳細構成(上記図5参照)、機能切り離し動作と切り離されたユニットへの電源供給を示す回路図の構成(上記図6参照)、コントローラ部と機能ユニット間の信号受け渡しを示す回路図の構成(上記図7参照)、機能接続判定テーブルの構成(上記図8参照)も、上記第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0125】
次に、上記の如く構成された本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置における各種制御について上記図1〜図5、図11〜図15、図25〜28を参照しながら詳細に説明する。
【0126】
画像形成装置1000に付設された後処理装置における可動サンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070の各ユニットの物理的な装着情報及び機能切り離しが行われている機能ユニットの情報は、フィニッシャ制御部501のコントローラ部2000内の通信IC(不図示)を経由して画像形成装置1000のCPU回路部150に伝えられる。これらの情報と画像形成装置1000のCPU回路部150のROM151に格納されている制御プログラムによって、操作部1にはフィニッシャ500の状態表示を行うことが可能である。
【0127】
図11は画像形成装置が待機している状態での操作部1の表示例である。この状態は機能の切り離しが行われていない状態を示している。図12は機能の切り離しが行われている状態(警告表示B)を示す。操作部1の表示画面の下側には、排紙処理装置であるフィニッシャ500が故障している旨の表示「フィニッシャの一部が故障しています」が表示されている。
【0128】
図13は上記図12の操作画面が表示されている状態でソータキーが押下された場合の操作部1の表示例を示す説明図である。この表示画面では操作者が希望する後処理を選択できるが、インサータ機能選択キー、パンチ機能選択キーが網掛けで表示されており、機能切り離し状態、即ち機能が故障していることを示している。図14は上記図13の操作画面が表示されている状態でインサータ機能が選択された場合の表示例を示しており、「インサータ機能が故障しています」表示を行うことにより、操作者の操作に応じて適切な故障表示を行っている。同様に、パンチ機能が選択された場合は、「パンチ機能が故障しています」表示を行う(図15参照)。
【0129】
画像形成装置1000に付設された後処理装置における可動サンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070の各ユニットの物理的な装着情報及び機能切り離しが行われている機能ユニットの情報は、画像形成装置1000のCPU回路部150から外部I/F209を介してコンピュータ210へも送信され、コンピュータ210のディスプレイ上にも同様の情報が表示される。これによって、リモート操作でパーソナルコンピュータからプリンタを介してプリント出力する際に、どの後処理機能が利用可能か操作者が判断することができ、機能切り離し状態にあっても操作者が後処理指定する際の不具合を解消できる。
【0130】
更に、コンピュータ210は、画像形成装置1000に付設された後処理装置の機能切離SW2010が作用した場合は、サービス拠点250に対し即座に切り離された機能を通報する。この通報を受けたサービス拠点250では装置の不具合を瞬時に知ることができ、迅速なサービスメンテナンスを行うことができる。また、サービス拠点250からはサービスメンテナンス予定をコンピュータ210に返信する。このメンテナンス予定はコンピュータ210のディスプレイ上に表示されるのみならず、外部I/F209を経由して画像形成装置1000のCPU回路部150のCPU153に送られる。CPU153はこの情報を受けてメンテナンス予定を画像形成装置1000の操作部1上に表示するため、操作者は切り離された機能が復活する時期を知ることが可能になる。
【0131】
図25は画像形成装置1000とコンピュータ210間に何らかの通信障害が発生し自動通報が行われない場合に操作部1上で表示される表示例を示す。操作部1の表示画面下方には、サービス拠点250の連絡先が表示されている。図26は画像形成装置1000とサービス拠点250間で機能切り離し発生の情報交換が行われた場合の表示例を示す。操作部1の表示画面の下方には、サービス拠点250へ連絡済みであることと、サービス拠点250から返信されてきたメンテナンス予定日が表示されている。図25、図26の表示は上記図13の後処理機能選択画面表示中に、機能切り離しされた機能(網掛けの機能)の選択が行われた際に、上記図14の表示に続いて表示される。
【0132】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置における付加機能状態検知処理について図16〜図17に基づき説明を行う。付加機能状態検知処理は、パンチャユニット2040、インサータユニット2050等の付加機能構成の物理的な接続状態を検出すると同時に、機能切り離しの状態を検出する処理である。先ず、付加機能構成の有無を検出するために、折り装置400及びフィニッシャ500を制御する上記図5のコントローラ部2000のCPU2009のPout2021にHIGHレベルを出力する(これをフローチャート上では便宜上“Pout=1”と表現する)(ステップS1001)。その後、所定時間経過後(ステップS1002)、CPU2009の各ポートPina、Pinb、Pinc、Pind、Pineのそれぞれの電圧レベルを確認する。PoutをHIGHレベルにしてあるため、機能切離SW2011のオン、オフ状態に関わらず、各付加機能構成の接続状態を検出できる。
【0133】
具体的には、Pinaが0であれば“可動サンプルトレイユニット2030が物理的に接続されている”ことを示し、Pinaが1であれば“可動サンプルトレイユニット2030が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1003、ステップS1004、ステップS1005)。
【0134】
同様に、Pinbが0であれば“パンチャユニット2040が物理的に接続されている”ことを示し、Pinbが1であれば“パンチャユニット2040が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1006、ステップS1007、ステップS1008)。同様に、Pincが0であれば“インサータユニット2050が物理的に接続されている”ことを示し、Pincが1であれば“インサータユニット2050が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1009、ステップS1010、ステップS1011)。
【0135】
同様に、Pindが0であれば“折り機ユニット2060が物理的に接続されている”ことを示し、Pindが1であれば“折り機ユニット2060が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1012、ステップS1013、ステップS1014)。同様に、Pineが0であれば“サドルステッチャユニット2070が物理的に接続されている”ことを示し、Pineが1であれば“サドルステッチャユニット2070が物理的に接続されていない”ことを示す(ステップS1015、ステップS1016、ステップS1017)。
【0136】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の各機能の電気的な接続状態の判別について図18〜図19に基づき説明を行う。先ず、上記図5のコントローラ部2000のCPU2009のPout2021にLOWレベルを出力する(これをフローチャートでは便宜上“Pout=0”と表現する)(ステップS1018)。その後、所定時間経過後(ステップS1019)、CPU2009の各ポートPina、Pinb、Pinc、Pind、Pineのそれぞれの電圧レベルを確認する。PoutをLOWレベルにしてあるため、機能切離SW2011のオン、オフ状態を検出できる。即ち、各機能に対する機能切離SW2011のSW1からSW5が動作可能に設定されていれば、対応するPinはLOWレベル(便宜上“Pin=0”と表現)になり、また、機能を動作禁止に設定されていれば、対応するPinはHIGHレベル(便宜上“Pin=1”と表現)になる。
【0137】
具体的には、Pinaが0であれば“可動サンプルトレイユニット2030が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pinaが1であれば“可動サンプルトレイユニット2030の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1020、ステップS1021、ステップS1022)。
【0138】
同様に、Pinbが0であれば“パンチャユニット2040が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pinbが1であれば“パンチャユニット2040の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1023、ステップS1024、ステップS1025)。同様に、Pincが0であれば“インサータユニット2050が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pincが1であれば“インサータユニット2050の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1026、ステップS1027、ステップS1028)。
【0139】
同様に、Pindが0であれば“折り機ユニット2060が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pindが1であれば“折り機ユニット2060の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1029、ステップS1030、ステップS1031)。同様に、Pineが0であれば“サドルステッチャユニット2070が接続され且つその動作が許可されている”ことを示し、Pineが1であれば“サドルステッチャユニット2070の構成が物理的に非接続であるか、その動作が機能切離SW2011によって禁止されている”ことを示す(ステップS1032、ステップS1033、ステップS1034)。
【0140】
以上、ステップS1001からステップS1034の処理を行うことで、画像形成装置の各付加機能に関して、その構成が物理的に接続されているか否か、その機能が禁止されているか否かを個別に判別することが可能になっている。
【0141】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置における上記図16〜図17で説明した機能の物理的接続判定及び上記図18〜図19で説明した機能の電気的接続判定に基づき、機能切離SW2011の作用判別処理の説明を行う。この説明(請求項1に相当)を図20〜図21のフローチャートに基づき行う。先ず、ステップS1035で、可動サンプルトレイユニット2030が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“可動サンプルトレイユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1035、ステップS1036、ステップS1037)。
【0142】
同様に、ステップS1038で、パンチャユニット2040が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“パンチャユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1038、ステップS1039、ステップS1040)。同様に、ステップS1041で、インサータユニット2050が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“インサータユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1041、ステップS1042、ステップS1043)。
【0143】
同様に、ステップS1044で、折り機ユニット2060が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“折り機ユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1044、ステップS1045、ステップS1046)。同様に、ステップS1047で、サドルステッチャユニット2070が物理的に接続され電気的に接続されていないと判断した場合にはメモリ上のステータスフラグである“サドルステッチャユニット故障”を1にセットし、その以外の場合はそのフラグのクリアを行う(ステップS1047、ステップS1048、ステップS1049)。
【0144】
そして、画像形成装置の各付加機能に関して、それの故障フラグをチェックし(ステップS1050、ステップS1051、ステップS1052、ステップS1053、ステップS1054)、何れかの故障フラグがセットされている場合は、図11に示す待機時の表示を切り替え図12に示す警告表示Bを操作部1の表示画面に出力する(ステップS1055)。このようにすることで、機能選択スイッチを操作した人(付加機能の故障を知っている人)以外の他の操作者に対しても、付加機能の何れかに故障が発生し機能に関する項目に制限がある旨を認識させることが可能になり、余計な誤操作を未然に防ぎ操作性の向上を実現することができる。
【0145】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の切り離し機能表示処理に関して図22に基づき説明を行う。先ず、図12の表示状態でソータキーが押下されたか否かを判定し(ステップS2001)、ソータキーが押下された場合は、そのときパンチャユニット2040が故障しているかを判断し(ステップS2002)、故障している場合は、パンチャユニット2040が故障していることをユーザに知らせるために警告表示C−1を操作部1に表示する(ステップS2003)。本実施形態の場合は、この警告表示C−xは機能を選択するためのキーを“網掛け”の状態に表示し、この機能の選択、実行が不可能であることを示すものである。
【0146】
同様に、インサータユニット2050が故障しているかを判断し(ステップS2004)、故障している場合は、インサータユニット2050が故障していることをユーザに知らせるために警告表示C−2を操作部1に表示する(ステップS2005)。次に、折り機ユニット2060が故障しているかを判断し(ステップS2006)、故障している場合は、折り機ユニット2060が故障していることをユーザに知らせるために警告表示C−3を操作部1に表示する(ステップS2007)。同様に、サドルステッチャユニット2070が故障しているかを判断し(ステップS2008)、故障している場合は、サドルステッチャユニット2070が故障していることをユーザに知らせるために警告表示C−4を操作部1に表示する(ステップS2009)。
【0147】
これによって、図13に示すような表示が可能になり、操作者は後処理選択入力を行う際にどの機能が故障しているか判断できるようになる。また、複数の機能が故障している場合は、各々の機能選択キーを同時に網掛け表示ができ、操作者は故障箇所を一覧できる。
【0148】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の機能別警告表示処理に関して図23〜図24に基づき説明を行う。先ず、図13の操作表示状態でパンチャモードキーが押下されたかを判断し(ステップS4001)、押下された場合は、そのときパンチャユニット2040の故障を示す警告表示C−1を表示しているかを判断し(ステップS4002)、表示している場合は、パンチャユニット2040の故障に関する情報:警告表示D−1を操作部1に表示する(ステップS4003)。警告表示D−1は図14に示すように、選択しようとした機能(本実施形態ではパンチャユニット2040)が故障状態であることの表示としている。他のユニットが故障している場合の警告表示D−nは警告表示D−1と同様で、「××機能が故障しています」表示となる。更に、故障の箇所、原因等の他の情報を表示することも勿論可能である。
【0149】
同様に、インサータモードキーが押下されたかを判断し(ステップS4004)、押下された場合は、そのときインサータユニット2050の故障を示す警告表示C−2を表示しているかを判断し(ステップS4005)、表示している場合は、インサータユニット2050の故障に関する情報:警告表示D−2を操作部1に表示する(ステップS4006)。次に、折りモードキーが押下されたかを判断し(ステップS4007)、押下された場合は、そのとき折り機ユニット2060の故障を示す警告表示C−3を表示しているかを判断し(ステップS4008)、表示している場合は、折り機ユニット2060の故障に関する情報:警告表示D−3を操作部1に表示する(ステップS4009)。
【0150】
次に、サドルステッチャモードキーが押下されたかを判断し(ステップS4010)、押下された場合は、そのときサドルステッチャユニット2070の故障を示す警告表示C−4を表示しているかを判断し(ステップS4011)、表示している場合は、サドルステッチャユニット2070の故障に関する情報:警告表示D−4を操作部1に表示する(ステップS4012)。そして、全てのキーがオフしたのを確認して処理を終了させる(ステップS4013)。
【0151】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の通報警告表示処理に関して図27に基づき説明を行う。通報警告表示処理は、故障が発生したことを示す表示を更に押すことでユーザに対してサービス保守への連絡を促す表示を行うことである。先ず、パンチャモードキーが押下されたかを判断し(ステップS5001)、押下された場合は、図13に示す警告表示C−1を表示している状態かを判断し(ステップS5002)、同様に、インサータモードキーが押下されたかを判断し(ステップS5003)、押下された場合は、そのときインサータユニット2050の故障を示す警告表示C−2を表示しているかを判断する(ステップS5004)。同様に、折りモードキーが押下されたかを判断し(ステップS5005)、押下された場合は、そのとき折り機ユニット2060の故障を示す警告表示C−3を表示しているかを判断し(ステップS5006)、次に、サドルステッチャモードキーが押下されたかを判断し(ステップS5007)、押下された場合は、そのときサドルステッチャユニット2070の故障を示す警告表示C−4を表示しているかを判断する(ステップS5008)。
【0152】
ステップS5002、ステップS5004、ステップS5006、ステップS5008で警告表示C−1、C−2、C−3、C−4が表示されている場合は、図14に示す警告表示D−1、D−2、D−3、もしくはD−4を一定時間表示した後、図25または図26に示す表示を行う(ステップS5009)。図25と図26の表示制御の違いは上述の通りである。尚、この時、図14に示す画面の下方には、「インサータ機能が故障しています」表示に代わって「パンチャユニットが故障しています」または「折り機ユニットが故障しています」、「サドルステッチャユニットが故障しています」等、切り離しされた機能に対する表示がなされている。そして、全てのキーがオフしたのを確認して処理を終了させる(ステップS5010)。
【0153】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の故障通報監視処理に関して図28に基づき説明を行う。先ず、各機能の切り離しが発生したか否かの判別を行い(ステップS6001)、機能の切り離し発生を検出した場合は、通報処理を行う(ステップS6002)。上記ステップS6001の判別処理は個々の機能の切り離しが発生した時に随時行われる。上記ステップS6002の通報処理では、機能切り離しが発生した機械番号、機能切り離しユニット名、及び機能切り離しが発生した時刻をサービス拠点250に通報する。本実施形態では、この通報はモデム211を介して公衆回線を経由して行われるが、インターネット等のネットワークを経由して行ってもよい。
【0154】
上記ステップS6002の通報処理が完了すると、コンピュータ210のディスプレイ上には通報完了を示すメッセージが表示される。この表示は図26の表示例の下方に示したものと同等の内容である。但し、サービス拠点250からの来訪情報を受けていないので、表示例の2列目の「サービスマン来訪予定(******)」は表示されていない。次に、画像形成装置1000に通報完了コマンドを出力する(ステップS6003)。画像形成装置1000はこのコマンドを受けて図26の表示を行う。コンピュータ210で表示する場合と同様にこの時点では2列目のメッセージは表示されていない。
【0155】
次に、サービス拠点250からの返信の有無を監視する(ステップS6004)。サービス拠点250からの返信データにはサービスマンの来訪日時が含まれており、この情報はコンピュータ210のディスプレイ上に表示される。更に、サービスマンからの来訪日時の情報はコンピュータ210から画像形成装置1000に送信され、画像形成装置1000の操作部1上には図26の操作表示例に示す表示がなされる(ステップS6005)。尚、故障通報処理は外部I/F209、モデム211が正常に働いている場合になされるもので、それらの機能が備わっていない場合もしくはそれらの機能に不具合が発生している場合は、画像形成装置1000の操作部1の表示は図25に示した例のようになる。
【0156】
このように、画像形成装置の各機能に故障が発生した場合に自動的に故障に関する情報をサービスセンター等に通報することで、通報の手間を省くことができ、更に、迅速な対応が可能となる利点がある。上記ステップS6005で故障がない場合は処理を終了する。
【0157】
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置によれば、複数の機能ユニットを個々に電気的に切り離す機能切離SW部2010、複数の機能ユニットの装着の有無を検出するユニット接続SW部2020、複数の機能ユニットの有無及び機能の有効/無効を判別するための機能接続判定テーブル801、複数機能の中の任意の機能を無効にする制御、機能の切り離しが行われた場合は機能の登録情報の削除と削除された機能ユニットへの電源供給の遮断を同時に行う制御を実行するコントローラ部2000を有するフィニッシャ制御部501を備え、機能が無効とされた場合に機能禁止情報の通報を行うコンピュータ210と接続されているため、下記のような作用及び効果を奏する。
【0158】
機能切離SW2010を介して不具合ユニットのみの機能を切り離すことで、システム全体のダウンを防止することが可能となる。また、機能の切り離しが行われたことを外部インタフェース209を介してコンピュータ210側の表示で確認可能であり、リモート操作で後処理指定する際の不具合を解消できる。また、機能切り離し情報はコンピュータ210を経由してサービス拠点250に送ることが可能となり、メンテナンスの迅速化が可能となる。また、機能の切り離しが発生したことを通報済みか否かを知ることが可能となり、操作者、利用者が余計な気遣いをせずに済む。また、サービス拠点250から返信されてきたメンテナンス時期を表示できるため、操作者が故障した機能をいつ頃利用可能かを判断できる。従って、機能切り離しが行われた場合の操作性を改善することができる。
【0159】
[他の実施の形態]
上述した本発明の第1〜第2の実施の形態においては、画像形成装置として複写機能を有する画像形成装置の場合を例に上げて説明したが、本発明は複写機能を有する画像形成装置に限定されるものではなく、複写機能を有する画像形成装置以外のLBP等の各種プリンタ装置にも適用可能である。
【0160】
また、上述した本発明の第1〜第2の実施の形態においては、電子写真方式の画像形成装置の場合を例に上げて説明したが、本発明は電子写真方式の画像形成装置に限定されるものではなく、電子写真方式以外の画像形成を行う画像形成装置にも適用可能である。
【0161】
また、上述した本発明の第1〜第2の実施の形態においては、画像形成装置に付設されたフィニッシャ500が各構成ユニットとしてサンプルトレイユニット2030、パンチャユニット2040、インサータユニット2050、折り機ユニット2060、サドルステッチャユニット2070を装備した場合を例に上げて説明したが、本発明は上記ユニットに限定されるものではなく、ユニットの組み合わせやユニットの種類は任意とすることが可能である。
【0162】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0163】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0164】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0165】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0166】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0167】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、不具合ユニットのみの機能を切り離すことで、システム全体のダウンを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造を示す構成図である。
【図3】本発明の第1〜第2の実施の形態に係るフィニッシャ及び折り装置の内部構造を示す構成図である。
【図4】本発明の第1〜第2の実施の形態に係るフィニシャ及び折り装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能切離SW部の詳細構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能切り離し動作と切り離されたユニットへの電源供給を示す回路図である。
【図7】本発明の第1〜第2の実施の形態に係るコントローラ部と機能ユニット間の信号受け渡しを示す回路図である。
【図8】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能接続判定テーブルを示す説明図である。
【図9】本発明のプログラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図10】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図である。
【図11】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る画像形成装置が待機状態にある時の操作部の表示例を示す説明図である。
【図12】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能切り離しが行われている際の画像形成装置が待機状態にある時の操作部の表示例を示す説明図である。
【図13】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る後処理選択時の操作部の表示例を示す説明図である。
【図14】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る後処理選択時、故障機能が選択された際の操作部の表示例を示す説明図である。
【図15】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る後処理選択時、故障機能が選択された際の操作部の表示例を示す説明図である。
【図16】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能の物理的接続判定処理を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能の物理的接続判定処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能の電気的接続判定処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能の電気的接続判定処理を示すフローチャートである。
【図20】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能切離SWの作用判別処理を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能切離SWの作用判別処理を示すフローチャートである。
【図22】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る切り離し機能表示処理を示すフローチャートである。
【図23】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能別警告表示処理を示すフローチャートである。
【図24】本発明の第1〜第2の実施の形態に係る機能別警告表示処理を示すフローチャートである。
【図25】本発明の第2の実施の形態に係る自動通報できない場合の操作部の表示例を示す説明図である。
【図26】本発明の第2の実施の形態に係る自動通報できる場合の操作部の表示例を示す説明図である。
【図27】本発明の第2の実施の形態に係る通報警告表示処理を示すフローチャートである。
【図28】本発明の第2の実施の形態に係る故障通報処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
150 CPU回路部
153 CPU
501 フィニッシャ制御部
801 機能接続判定テーブル
2000 コントローラ部
2009 CPU
2010 機能切離SW部
2020 ユニット接続SW部
2030 サンプルトレイユニット
2040 パンチャユニット
2050 インサータユニット
2060 折り機ユニット
2070 サドルステッチャユニット
Claims (8)
- シートに後処理を行う複数の機能ユニットを有する画像形成装置であって、
前記複数の機能ユニットの中の任意の機能ユニットを手動のスイッチ操作により無効に設定する機能無効設定手段と、
前記スイッチ操作により無効に設定された機能ユニットを判別する無効機能ユニット判別手段と、
前記無効機能ユニット判別手段により無効に設定されていると判別された機能ユニットがある場合、故障であることの警告表示を行わせる表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記表示制御手段は、前記画像形成装置の待機時の画面では、前記複数の機能ユニットの何れかに故障が発生していることを示す第1の警告表示を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記表示制御手段は、前記後処理の機能を選択する画面では、前記複数の機能ユニットのどの機能ユニットが故障しているかを示す第2の警告表示を行うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記機能無効設定手段により無効に設定されていても、前記複数の機能ユニットが物理的に接続されていることを検出する接続確認手段を有し、前記表示制御手段は、前記第2の警告表示で、物理的に接続されている機能ユニットと前記機能無効設定手段で機能が無効に設定された機能ユニットとを識別可能に表示することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記表示制御手段は、前記第2の警告表示を行っている状態で、無効に設定されている機能ユニットの選択が行われた場合は、選択された機能ユニットが故障していることを示す第3の警告表示を行うことを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
- 前記無効機能ユニット判別手段で無効に設定されていると判別された機能ユニットがある場合に、機能禁止情報の通報を行う通信制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記通信制御手段による通報が終了した場合に、前記表示制御手段は、通報済みの表示を行うことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 前記通信制御手段が前記通報に対する返信を受信した場合、前記表示制御手段は、サービスマンの来訪情報を表示することを特徴とする請求項6又は7記載の画像形成装置。
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