JP4141471B2 - 射出成形用金型装置 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧式パワーシャベル、その他一般の農業機械のアーム、ブーム、アジャスト及びバケット用シリンダー等に使用される耐圧性、耐熱性、シール性、耐摩耗性等に優れた環状パッキン等の成形品の射出成形に用いる金型装置に関する(図10参照)。
従来の射出成形による環状パッキン等の射出成形品は、耐熱性、耐薬品性及び摩耗性に優れ、かつ、粘着力が強いポリエステル系熱可塑性エラストマー(略称:TPE)から成形されているので、型開き時に固定側金型(キャビティ)側に成形品が毎回奪われてしまい、完全な離型ができない問題点があった。
すなわち、従来の射出成形金型装置は、型開き時の状態を図11に示すように、射出成形金型を固定用金型部材10と可動用金型部材30とから構成し、図11の上部に示す固定用金型部材10は、4本のタイバー8(図1参照)に4本のガイドピンと爪(図示なし)とを介して固着された固定側取付板12と、これに当接する固定側型板11とからなる。そして、固定側取付板12には、射出ヘッド2のノズル(射出口)を整合して溶融樹脂をキャビティC内に導入するスプルーブッシュ16が金型取付用位置決めのロケートリング15を介して取り付けられている。
他方、可動用金型部材30は、図11の下部に示すように、4本のガイドピン(図示なし)に案内されて、図示しない駆動装置によって床面に水平方向に移動して金型部材を開閉する可動取付け板35と、これに積層された前部押出し板33、後部押出し板34と、成形品Mの凹部を形成する可動入子37と、この可動入子37が嵌入された可動型用ストリッパー31とから構成され、成形品Mは、射出成形時には、ランナーRを介してスプルー部Sに連接されている。
しかしながら、この種成形品の射出成形では、射出後、金型を開いて離型を行い、次いで可動型用ストリッパー31を作動させて成形品を押出し、最後に取出し機を用いて成形品を取り出すが、前述したように、型開き時に毎回成形品Mが固定側金型(キャビティ)部材10側に奪われて持って行かれるため、頻繁に有害な離型剤を用い、かつ、図12図(a)に示すように、環状成形品Mに製品には不要な延長部eを形成し、さらに、深さdが、例えば、1.0mm程度の奪われ防止のアンダーカット部uを環状の成形品Mの全周にわたって、例えば2カ所設けて、固定型金型10側に成形品Mが奪われるのを防止していた。すなわち、離型時に、可動入子37側に成形品Mが残るようにしていた。
しかしながら、このような対策を採っても、依然として、離型時に固定(キャビティ)側に成形品が奪われることが、しばしば発生していた。すなわち、この種射出成形品の材料として、前述したように、粘着力が強いTPE(略称)が用いられるが、従来の射出成形条件は、極めて許容範囲が狭いため、成形材料のロット(製造年月日)の異なるものは、成形条件を同じにしても、同一の品質等をもつ射出成形品ができない問題点があった。
そこで、従来技術では、使用する射出金型装置で、まず、テストピースを成形し、その成形後、すぐに所定の機械加工し、この加工品をアニール処理(例えば、約120℃の温度で1時間程度簡易的に)をし、不良個所を予め確認をした後、通常の成形品の製造を行っていた。しかしながら、このような従来方法によると、成形材料の前述したロット毎に成形を行うため、この時点ですでに20%〜30%程度の不良品が発生していた。そして、無駄な部分である延長部eを機械加工して成形品から図12(a)の鎖線部で切り離して、図12(b)に示すような完成品としていた。ここで、この種パッキンとして製品の表面に押出しピン、型割り(パーティングライン)跡等が残ることは、製品の精度上許されていない。
ここで、検査に合格した成形加工品をアニール処理(例えば、約125℃の温度で12時間)したものは、成形材料の分子量の変化により変形が生じ、同様に20%〜30%の不良品が発生していた。
しかしながら、従来のこの種射出成形品では、上述したアンダーカット部を設ける対策を取っても、キャビティ側に射出成形品が奪われて持っていかれることが多かったので、頻繁に(例えば、毎型開き時)に有害な離型剤を金型に噴霧していた。
ここで、この種離型剤として、例えば、東洋化学製のジメチルエーテルを主成分とするスパーフリップ7が用いられていたが、高価であるとともに、有害であって、作業の安全性、環境等に問題点を有するものであった。
すなわち、この種離型剤は、その内容成分が、イソヘキサン、イソプロピルアルコール、フッ素シリコン、ジメチルエーテル等から成るため、ガス抜きをしないまま、高温・高湿条件下に放置したり、水中に投入すると、破壊または爆発の恐れがある等の危険性があり、また可燃性であるため使用時には火気に十分注意する必要があった。また、誤飲や爆発すると有害であり、かつ、この高濃度蒸気は麻酔作用があり、吸入すると頭痛、めまい、嘔吐などの症状が現れ、場合によっては意識不明、呼吸困難となり、また皮膚、眼、粘膜などを刺激する、等の有害性があった。さらに、この離型剤を形成する物質は、動物や植物、鳥類、昆虫、水棲生物、微生物等に何らかの影響を与える可能性があり、この物質は、自然環境や水質系にとって有害であり悪影響を及ぼす可能性がある等、環境への影響があった。
さらに、このような有害な離型剤の使用により、成形品の表面にアバタ、剥離等の不良が発生し、また、上述したように、成形品に余分なアンダーカット部を設けてあるために、射出成形後、成形品を金型から可動型用ストリッパー31で押出して離型する際、図12(c),(d),(e)に示すように、延長部uにさらにメクレ、変形等の不良が発生し易かった。さらに、図11に示すスプルー部Sが型開き時に同様に固定金型側に奪われるため、スプルー部Sに、図11に示すようなアンダーカット部u′を設けていた。さらに従来の射出金型による成形条件は、極めてシビアなため、成形樹脂の分子量の変化のみでも成形品が変形する。そのため、すべての成形品に高分子組織均等化のためにアニール処理を高温(例えば、100℃以上)で長時間行っていた。
それ故、このような従来の射出成形用金型を用いた環状パッキン等の射出成形品の不良率は25〜30%という非常に高いものであった。
特開平09−314608号公報
そこで、本発明は、このような従来の射出成形用金型装置のもつ問題点に鑑みてなされたもので、金型の開放時に金型内に形成した微細な隙間からエアー(温風)を成形品の全周辺の数個所に対応する位置に噴出して、離型時に成形品がキャビティ(固定)側から可動側に移行するようにして、有害な離型剤を用いることなく、高品質な射出成形品を高生産性、高歩留りで成形することができる射出成形用金型装置を提供することを目的としている。
本発明は、キャビティを形成した固定側型板に型開き及び型締め方向に移動自在に互に傾斜面を介して滑合された固定入子と、可動型用ストリッパーに型開き、型締め方向に移動自在に互に傾斜面を介して滑合された可動入子と、から射出成形用金型装置を構成し、かつ、前記固定入子と前記可動入子とに複数のエアー噴出し回路を形成し、型開き時に前記傾斜面間に微細な隙間を形成させて、前記隙間から成形品に向ってエアー(温風)を噴出して、有害な離型剤を用いずに完全に離型するようにしたことを特徴とする射出成形用金型装置に関する。
本発明の射出成形用金型装置によれば、金型から成形品を離型する際、高価かつ有害な離型剤を用いることなく、エアー(温風)の噴出のみにより100%離型できるので、型開き時に成形品が固定(キャビティ)側に奪われることがなく、成形品が可動側に移動し、かつ、本発明者の別の発明による、タテ孔排気方式及び圧縮成形の併用により不良品の発生率が殆んど零にまで改善された。また、成形品の表面にアバタ等の肌荒れのない高品質の成形品が得られるようになり、かつ、成形後のアニール処理による成形品の変形が皆無となり、完成品以外の部分(例えば、スプルー部)の再利用が可能となった。
まず、添付した図面の図1(a),(b)は、本発明の射出成形用金型装置が装着されて、図2(a)に示す射出成形品M(例えば、環状パッキン)を成形する射出成形装置を示す。
この射出成形装置1は、図1(a),(b)に示すように、床面FLに防振ゴム等を介して据え付けられ、この射出成形装置1の本体上で床面FLに対して水平方向に移動して射出口を射出成形用金型装置3のスプループッシュ(後述する)に接合して溶融したポリエステル系熱可塑性エラストマー(略称:TPE)等の成形樹脂を金型内に導入する射出シリンダーヘッド2と、射出成形操作を監視する操作画面装置4と、粒子状の成形樹脂を射出ヘッド2内に供給するホッパー5と、射出成形金型から離型して取り出された射出成形品を収納するシュート6と、射出成形装置1全体の制御機器を格納した制御盤7と、射出成形用金型装置3を射出成形装置1に爪を介して取り付ける4本のタイバー8と、から構成され、所定の射出成形作業を行うようになっている。
本発明の射出成形金型装置で成形する成形品M1(例えば、環状パッキン)には、図2(b)に実線で示すように、環状の板状延長部e1,e2を設けて、後述するエアー噴出し及びストリッパーによる成形品の離型が容易になるようにしてある。離型後、図2(b)に示す鎖線部で板状延長部e1,e2を切断加工して最終成形品M2を得ることができる。
次に、本発明の射出成形用金型装置3の構成を図3から図6により詳細に説明する。
図3は、本発明の射出成形用金型装置3の金型が閉鎖して型締めされた状態を示す。この金型装置3は、固定側金型部材Aと可動側金型部材Bとから構成されている。
固定側金型部材Aは、図3と図4に示すように、4本のタイバー8(図1及び図2参照)に4本のガイドピン50と爪(図示せず)とを介して固着された固定側取付板12と、これに当接する固定側型板11とからなる。そして、固定側取付板12には、射出ヘッド2(図1参照)のノズル(射出口)と整合して溶融樹脂をキャビティC内に導入するスプルー17とノズル合せ部16aとを有するスプループッシュ16が、ロケートリング15を介して取り付けられている。本実施の形態では、キャビティCを2個備えた2個取りになっているが、キャビティCを複数個形成して3個以上の多数個取りにしてもよい。
さらに、固定側型板11には、図3に示すように、固定入子A13と固定入子B14とが嵌入され、固定入子A13には、キャビティCの片半分を構成する凹部が刻設されている。なお、固定入子B14と固定入子A13とは、製作上の利便性から別体となっているが、使用時には、図4に示す連結ボルト20により一体化される。
固定側取付板12には、図3に示すように、半径方向(金型のパーティングライン方向)にエアー噴出し回路(孔)12aが複数個貫設されていて、固定側取付板12の固定入子B14と同芯になる位置に設けたエアー噴出し回路(孔)12bに流体的に連通するようになっている。このエアー噴出し回路12bには、固定入子B14に設けたこれより小径の袋孔14aが連接されていて、固定入子A13の半径方向に全周(360°)にわたって設けた、例えば6個の、エアー噴出し回路13aに流体的に連通している。また、固定側取付板12には、固定入子B14の上面と対応する位置に1個あるいは複数個(例えば、4個)のスプリング19(図4参照)が埋設されていて、固定入子B14を型開き方向に付勢して、型開き時に固定入子B14を、後述するように、型開き方向に移動させる。この移動により固定入子A13と固定入子B14との間の傾斜面(例えば5°のテーパ)にクリアランス(微細隙間)g1を形成して、エアー(加熱した圧縮空気:温風)をエアー噴出し回路12aからクリアランスg1を経て図2(b)に示す成形品M1の延長部e1に向って噴出するようにしてある。なお、スプリング19を1個使用する場合には、固定入子B14の中心に位置させ、エアー噴出し回路はスプリング19を回避できる個所に形成する。
他方、可動側金型部材30は、図3と図5に示すように、4本のガイドピン50に案内されて図示しない駆動装置によって床面FLに対して水平方向に移動して金型部材を開閉する可動側取付板35と、半径方向(金型のパーティングライン方向)に延出したエアー噴出し回路(孔)34aを設けた後部押出し板34、前部押出し板33、背板32及び背板32に密着した可動型用ストリッパー31と、から構成されている。なお、後部押出し板34と前部押出し板33とは図示しない締付ボルトにより一体化される。
ここで、可動型用ストリッパー31と背板32とは、接続ボルト39(図5(a)参照)により締付けられて一体化されるとともに、リターンピン40(例えば、4本)(図6(a)参照)に案内されて移動する。
また、図3に示す可動型用ストリッパー31には、固定型側に設けた固定入子A13と同心に射出成形品の上片半部(凹部)に対応するキャビティCを凸設した可動入子A37が嵌入され、この可動入子A37の同心の内側には、可動入子B36が滑入されている。さらに、キャビティCと同心に、背板12と前部押出し板33とにまたがって可動入子C38が嵌入されていて、その中心部には、後部押出し板34に形成したエアー噴出し回路(孔)34aと流体的に連通したエアー噴出し回路(孔)38aと、これより小径で同心のエアー噴出し回路(孔)38bと、が形成されている。また、型閉め時に固定入子A13と接合する可動入子B36の頂部には半径方向に延出し全周(360°)にわたって多数の例えば6個の、エアー噴出し回路(孔)36aが穿設されていて、エアー噴出し回路34a、38a、38bと流体的に連通している。これにより、後述するように、型開き時に、可動入子B36と可動入子B36との傾斜面(例えば、5°のテーパ)間に形成される隙間g1からエアー(温風)を噴出するように構成されている。
また、本発明の射出成形用金型装置を構成する各部材の接合面には、エアー漏れ防止のためのO−リング60が挿入されている。さらに、後述するようなスプルー部Sが型開き時にキャビティ側に奪われるのを防止するために、ランナー部12に隣接し、かつスプルー17と係止するスライド中子ピンを有するスライド中子ピン装置18が可動型用ストリッパー31の中心部に設けられている。
図5(b)と図8に示すように、この中子ピン装置18は、固定側型板11の横方向中心線上に傾斜して植設された傾斜ピン(アンギュラーピン)18aと、スライド中子ピン18aが挿入される孔18fを有するスライド中子18bと、スライド中子18bに連続したスライド中子ピン18dと、スライド中子ピン18dの先端部に設けられスプルー17の孔に根元部が係合し、かつ可動型用ストリッパー31中に形成された溝内にその頭部が嵌め込まれた、成形品と同一材料からなり、かつスライド中子ピン18dの先端部が嵌入される孔をもつスプルー落し込み部分18eと、固定側型板11に形成された溝内に嵌入され、可動型用ストリッパー31に形成された凹所(溝)18g内に突出し、スライド中子18bと当接してその滑動を所定位置で阻止するストッパー18cとからなる。この傾斜ピン18aは、型締時に、可動型用ストリッパー31に形成した孔18hに遊合するようになっている。
図6(a)は本発明の射出成形用金型装置の半部を、また、図6(b)は、図6(a)に矢印Aで示すキャビティC部分の部分拡大図を示す。とくに図6(b)は、距離l1、例えば1.5mm、型開きして固定入子A13と固定側型板11との間に微細隙間(クリアランス)g1が形成され、隙間g1からのエアー(温風)の噴出しにより成形品Mが固定側金型10から離れた状態を示す。
次に、図7に基づいて、本発明の射出成形金型装置の動作(とくに型開きとエアー(温風)噴出しの関係)を説明する。
ここで、図7は、本発明の射出成形金型装置の動きを説明するキャビティ部分の部分断面図(図6(b)に相当)であって、図7(a)は成形のために型締めした状態を、図7(b)は、型締め後さらに一旦型開きし(鎖線部分参照)成形品を圧縮した状態を、図7(c)はエアー噴出しのために型開きした状態を、図7(d)は完全に型開きした状態を、図7(e)は成形品の金型からの押出しのためにエアーを噴出した状態を、それぞれ示す。
まず、図7(a)の成形型締め時を示す部分拡大図に明示されているように、凹状キャビティCを形成した固定側型板11と、これに角度θ(例えば、5°のテーパ)の傾斜面をもって滑合した固定入子A13により固定側金型を構成し、他方h1(例えば、2mm)とh2(例えば、1.5mm)の合せ部(段差)を介して凸状の可動入子A37と可動型用ストリッパー31からなる可動型を構成して、両金型間に形成されたキャビティC内に成形樹脂(例えば、ポリエステル系熱可塑性エラストマー)を射出して成形品Mを成形する。
これらの合せ部h1とh2は、図6(b)と図7(a)に示すように、成形品Mの延長部e1とe2の下面に相当する、いわゆるパーティングライン、すなわち、可動型用ストリッパー31の上面からh1(例えば、2mm)とh2(例えば、1.5mm)の段差を形成して合せ部とし、型閉め時に、図7(a)に示すように、段差h1に固定入子A13が、また、段差h2に固定側型板11の凸部がそれぞれ係合して、噴出したエアーの逃げが防止されるようになっている。すなわち、この合せ部h1,h2により金型開放時の上述した噴出エアーの逃げが防止される。
次いで、図7(b)に示すように、射出及び型締め圧力あるいはトグル機構の調整により、可動側金型を鎖線で示すように、移動させて成形品Mに対して所定量g4(例えば、0.1〜0.2mm)金型を開いて(g4は電動式射出成形機の場合には、トグル機構により設定し、また油圧式射出成形機の場合には、射出圧により設定される)から閉じ増締めして圧縮を行い、成形品の内部組織を緻密化し、成形品の品質向上を図るようにしてある。
さらに、図7(c)に示すように、可動側金型30を移動(後退)させて型開きを行う。この型開きにより、固定入子A13が図3に示す1個あるいは複数個のスプリング19により付勢されて移動し、図示する固定入子A13と固定側型板11とのテーパー(傾斜)状(θ:例えば5°程度)滑合面間にエアーが噴出される微少なクリアランスg1が形成される。本発明者の検証によると、図7(c)に示す型開き量l3とエアーを噴出するクリアランス(隙間)g1との関係は、以下の通りであった。
例えば、型開き量l3が1.5mmの場合g1は0.13mm(最大)、l3が1.0の場合は0.066mm、l3が0.5の場合g1は0.044mm、l3が0.1の場合は0.009(最小)であった。ここで、g1が0.13mm以上であると溶融樹脂が隙間g1内に流入してしまい、また0.009mm以下であると隙間g1から十分なエアーの噴出が行われない。一般に、このクリアランス(g1)が少ない程、エアーの力は強く、他方、クリアランスが大きくなるとエアーが分散するためエアーの力が弱くなる。
このクリアランスg1からの型開きと同時に生じるエアー噴出により、成形品Mの延長部e1が押されて、可動側に移動し固定(キャビティ)側に奪われるのが防止される。
またさらに、図7(d)に示すように、鎖線で示すように固定側金型(固定型11、固定入子A13)を、さらに移動させ、図7(e)に示すように、完全に型開きを行うと、押出し板33,34の移動により固定側金型10と同様に、可動入子B31と可動入子A37とのテーパー(傾斜)状滑合面間にクリアランスg2が、形成される。
本発明の検証によると、型開き量l3とエアーを噴出するクリアランス(隙間)g2との関係は、以下の通りであった。
型開き量l3が1.5mmの場合g2は0.13mm、l3が1.0の場合g2は0.066mm、l3が0.5の場合g1は0.044mm、l3が0.1の場合g2は0.009であった。
このクリアランスg2からのエアー噴出により成形品Mが容易に、高価かつ有害な離型剤を用いることなく、可動入子A37から押出され離型される。
そして、離型後、所定の機械加工を行い延長部e1,e2、ランナー等を除去し、その後、100℃以上の高温で10時間程度アニール処理をする。そのため、従来と異なり、本発明では、ランナー等の完成品以外の部分はアニール処理してないから、それらの再利用が可能となる。
またさらに、本発明の射出成形用金型装置では、上述したように、金型開放時にスプルー部Sが固定型に奪われるのを防止するため、図5(b)に示すような、スライド中子ピン装置18を固定側金型10に設けてある。
ここで、このスライド中子ピン装置18の作動を説明すると、まず、図8(a)に示すように、型締めした成形時には、完全に傾斜(アンギュラー)ピン18aは、可動型用ストリッパー31に形成した孔18hに遊合し、スプルー孔17に封入されているスプルー部Sは、成形品と一体化されたままである。また、成形品と一体化されたスプルー落し込み部18eの孔には、スライド中子ピン18dが完全に嵌入されたままである。この時スライド中子18bは、ストッパー18cに当接して動きを阻止されている。次に金型が、例えば5mm程度、開くと、図8(b)に示すように、スライド中子ピン18dは僅かに後退するがスライド中心ピン18dの先端部が嵌入したスプルー落し込み部18eによりスプルー部Sの射出ノズル合せ部16aへの食い付きが阻止されるので、a点でスプルー部Sの先端部がスライド中子ピン18dがスプルー部Sに嵌入している状態でカットされて固定側より離型し、可動側に移行される、すなわち固定側に奪われることがなくなる。この時スライド中子18bは、ストッパー18cの斜面に当接したまま凹所18g内を滑動する。さらに図18(c)に示すように、金型が開き傾斜ピン18aが可動型用ストリッパー31の孔18hが抜けるとスライド中子ピン18dもスプルー落し込み部18eから抜け、完全なスプルー部Sのスプルー孔17からの離脱が行われることになる。
さらに、本発明の射出成形用金型装置では、射出成形時のキャビティからのガスは、本発明者の別の発明〔特願2004−05660号(特開2005−238603号公報)〕によるタテ孔方式を採用して完全に除去した。
また、本発明の射出成形用金型装置の他の実施例として、図9に示すように、固定用型板11に固定入子B14aを嵌入し、固定用型板11と固定入子B14aとの間に、型開き時に、クリアランスg3を形成してエアー(温風)を成形品の外側から噴出させて成形品M1の延長部e2(図2(b)参照)に当て離型してもよい。
有害かつ高価な離型剤を全く用いることなく、エアー(温風)の噴出のみにより成形品を固定(キャビティ)側に、型開放時に奪われることなく離型できるので、精密な寸法、形状、品質、高歩留り等を要求される、例えば環状の、射出成形品の成形に広く適用できる。
本発明の射出成形金型装置を装備する射出成形装置を示し、図1(a)はその正面図、図1(b)はその平面図を示す。 本発明の射出成形型装置により成形される射出成形品(例えば、図10に示す油圧式パワーショベル用あるいはその他の農業機械用の環状パッキン)を示し、図2(a)は機械加工後の製品(環状パッキン)の部分横断面を、また図2(b)は射出成形品の部分横断面を示す。 本発明の射出成形金型装置の図1に示すZ−Z矢視断面図であって、射出成形金型を型締めして閉じた状態を示す。 本発明の射出成形金型装置の固定側金型部材を図3に示すI−I矢視方向から見た正面図。 図5(a)は、本発明の射出成形金型装置の可動側金型部材を図3に示すII−II矢視方向から見た正面図を、また図5(b)は図5(a)に示すA−A′矢視方向から見たスライド中子ピン装置の、さらに図5(c)は、図5(b)のD矢視図の部分拡大断面図をそれぞれ示す。 図6(a)は、図3に示した本発明の射出成形金型装置が型開きし、エアー噴出を微小隙間から行った状態を、また、図6(b)は図6(a)のA矢視部の部分拡大図を示す。 本発明の射出成形金型装置の動きを説明するキャビティ部分の部分断面図であって、図7(a)は成形のために型締めし成形した状態を、図7(b)は成形後さらに成形品を圧縮した状態を、図7(c)はエアー噴出しのために型開きをした状態を、図7(d)は完全に型開きした状態を、図7(e)は成形品を金型から押出すためにエアーを噴出した状態を、それぞれ示す。 本発明の射出成形金型装置に装備した図5(b)に示すスライド中子ピンが射出成形品のスプルー部を型開きにしたがってカットする状態を示し、図8(a)は型締め成形時を、図8(b)は、金型が例えば5mm開いてスプルー部先端がカットされた状態を、さらに、図8(c)は金型がさらに開いてスライド中子ピンがスプルー落し込み部から、また傾斜ピンが可動型用ストリッパーから完全に抜けた状態を示す。 本発明の射出成形金型装置の他の実施例を示し、成形品の外側からエアーを噴出して成形品の延長部e2(図2(b)参照)を押圧して離型する実施形態を示す。 本発明の射出成形金型装置により成形される環状パッキンが適用される油圧式パワーショベルの使用部位を示す。 従来の射出成形金型装置の可動側金型が射出後移動(後退)して金型が開いた状態の半部断面図。 従来の射出成形金型装置による射出成形品(例えば、油圧パワーショベルあるいは農業機械の環状パッキン)を示し、図12(a)はアンダーカット部をパッキンの全周にわたって2カ所を設けた射出成形品の部分断面図を、図12(b)は機械加工して不要部分を除去した製品の部分断面図を、また図12(c),(d),(e)はアンダーカット部にメクレ、変形等が発生し、さらに拡大した状態の射出成形品の部分断面図を、それぞれ示す。
符号の説明
1 射出成形装置
2 射出シリンダーヘッド
3 金型装置
4 操作画面装置
5 ホッパ
6 シュート
7 制御盤
8 タイバー
10 固定側金型
11 固定側型板
12 固定側取付板
12a エアー噴出し回路(孔)
13 固定入子A
13a エアー噴出し回路(孔)
14 固定入子B
15 ロケートリング
16 スプルーブッシュ
17 スプルー
18 スライド中子ピン装置
19 スプリング
30 可動側金型
31 可動型用ストリッパー
32 背板
33 前部押出し板
34 後部押出し板
34a エアー噴出し回路(孔)
35 可動側取付け板
36 可動入子B
37 可動入子A
38 可動入子C
38a,38b エアー噴出し回路(孔)
50 ガイドピン
60 O−リング
A 固定側金型部材
B 可動側金型部材
C キャビティ
G ゲート
R ランナー部
S スプルー部
M 射出成形品
1,g2,g3 クリアランス(微小隙間)
1,e2 成形品の延長部
1,h2 金型合せ部

Claims (2)

  1. キャビティ(C)を形成した固定側型板(11)と、
    該固定側型板(11)に型開き及び型締め方向に移動自在に互に傾斜面を介して滑合された固定入子(13)と、
    該固定側型板(11)に当接する可動型用ストリッパー(31)と、
    該可動型用ストリッパー(31)に型開き及び型締め方向に移動自在に互に傾斜面を介して滑合された可動入子(37)と、
    前記固定入子(13)と前記可動入子(37)とに形成した複数のエアー噴出し回路(13a,36a)と、からなり、型開き時に環状成形品(M)の内周に対応する前記固定入子(13)と前記可動入子(37)との前記傾斜面間に微小隙間(g 1 また、前記可動入子(37)と前記可動型用ストリッパー(31)との前記傾斜面間に微小隙間(g 3 )とを形成させて、該微小隙間(g 1 ,g 3 から成形品(M)の全周に向ってエアーを噴出して離型するようにし、
    かつ、前記可動型用ストリッパー(31)の成形品(M)の延長部(e 1 ,e 2 )に対応する外周及び内周位置に所定の高さの段差(h 1 ,h 2 )を形成し、前記固定側型板(11)と前記固定入子(13)とに形成した凸部をそれぞれ該段差(h 1 ,h 2 )に係合させて金型開放時の噴出エアーの逃げを防止する、
    ことを特徴とする射出成形用金型装置。
  2. 前記固定側型板(11)に傾斜して植設したスライド中子ピン(18a)と、
    前記スライド中子ピン(18a)が挿入される孔(18h)をもち、かつ前記可動用ストリッパー(31)に設けた溝(18g)内で滑動自在なスライド中子(18b)と、
    前記スライド中子(18b)に連結したスライド中子ピン(18d)と、
    前記スライド中子ピン(18d)の先端部に設けられてスプルー部(S)スプルー孔に係合し、成形品(M)と一体化されたスプルー落し込み部分(18e)と、
    前記固定側型板(11)に形成した溝内に嵌入されて前記スライド中子(18b)の滑動を所定の位置で阻止するストッパー(18c)と、からスライド中子ピン装置(18)を構成し、
    型開き時に前記スライド中子ピン(18d)を前記一体化されたスプルー落し込み部分(18e)に係合させてスプルー部(S)のスプルー合せ部への食いつきを阻止して、射出ノズルとの切り離し時に、スプルー部(S)を切断することを特徴とする請求項1に記載の射出成形用金型装置。
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