JP4140864B2 - 処理域に印刷紙葉を装填するための装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、隣接している印刷紙葉マガジン内で貯蔵されている堆積体から印刷紙葉を、このマガジンから個別に引出す送りロータから成り、この送りロータが、予め部分的に堆積体から持上げられた印刷紙葉が捌き装置により縁を把持されて載置されるほぼ環状の回転軌跡上に、開き位置および閉じ位置に制御されて印刷紙葉を捌き装置から引取る多部分から成る少なくとも一つのグリップ機構を備えている様式の、印刷紙葉、表紙等の印刷物を処理域に装填するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この様式の装置−紙差し機とも称される−はスイス特許第641 112号公報に記載されており、かつ図面に図示されている。この公知の装置の構造様式にあっては、印刷紙葉のそれぞれは回転する一つ或いは多数のグリップ機構により把持される以前にサクション体として形成されている捌き装置によりその旋回軸を中心にして堆積体下側から部分的に持上げられ、この位置から傍らを通過する送りロータのグリップ機構により把持され、その際このグリップ機構の後行して来るグリップアームは持上げられた印刷紙葉を支持するように下側に入り、先行しているグリップアームはこの後行するグリップアームの上方のグリップ機構の開かれている位置から閉じ位置へと戻る。
【0003】
この工程の際、後行するグリップアームは送りロータの周面を越えた位置にあり、先行しているグリップアームは送りロータの周面に沿って後退した位置にあり、これにより堆積体から持上げられた印刷紙葉との衝突は生じない。ここでグリップ機構によって把持されている印刷紙葉は、捌き装置の印刷紙葉を折曲げる軸上で、力の作用の下に堆積体の下方で引出される。生じる摩擦により印刷紙葉は特にその旋回軸に面している表面が傷つけられる。
【0004】
更に、グリップ機構により、印刷紙葉がこのグリップ機構に対して相対運動するので、このグリップ機構によりこの印刷紙葉に締付け傷が生じ、残ってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の装置にあって、上記の欠点を排除することである。
【0006】
上記の課題は本発明により、グリップ機構が印刷紙葉を引出すために、捌き装置により堆積体から持ち上げられている印刷紙葉が、グリップ機構が開いている際第一のグリップアームとこれに続く第二のグリップアームとの間で引渡し領域において位置決めされるように制御され、これによりサクション装置により、次いで送りロータの回転軸線に相対している最も外方の位置に存在しているグリップアームによって把持されている印刷紙葉の面がほぼ送りロータの上方で傾斜しているマガジンから引出される際マガジン底部に対してほぼ平行に整向されるように構成されていること、および保持爪が作動状態において印刷紙葉から離れるものであり、堆積体形成方向で後方の印刷紙葉により形成される堆積体境界面が送りロータのドラム状の載置部に対してほぼ接線方向で指向するように構成されていることによって解決される。
【0007】
このような構成により、個々の印刷紙葉のマカジン底部と印刷紙葉堆積体間での印刷紙葉の慎重なかつこの印刷紙葉を傷めることのない引出しが可能となる。 その際、(最後の)折り目のある縁をグリップ機構が把持するようにするのが折畳まれた印刷紙葉にとって理想的であることが分かったが、印刷紙葉を頭部において或いは脚部において把持することも可能である。
【0008】
この載置の構成は、印刷紙葉を捌く際に、特に例えば貼付け製本或いは糸綴じにより書籍を造るためのいわゆる丁合い機にあっても、また印刷紙葉の騎乗の様式の収集の際にも適用することが可能である。
もちろん、本発明による装置を用いて折畳まれた或いは折畳まれていない印刷紙葉を処理することが可能である。
【0009】
特に、閉じられているグリップ機構内に固持されている印刷紙葉がほぼこのグリップ機構の速度を有しており、捌き装置から開放されるように構成した際、把持の間異なった運動分力が生じないので特別有利であることが分かった。
堆積体から印刷紙葉を持上げらるために、送りロータの回転軸線に対して平行な軸線を中心にして旋回可能なかつ真空源に接続されているサクション装置を備えている捌き装置を設けるのが有利であることが分かった。
【0010】
サクション装置の旋回軸線は、ほぼ堆積体形成方向で見て、後方の印刷紙葉によって形成される面内に存在しており、これにより印刷紙葉の、引渡し領域内における運動する部分の下方での、好都合な幾何学的な挙動が得られる。
グリップ機構の引渡し領域内の印刷紙葉を十分に摩擦が低減されている状態で把持することを可能にするために、グリップ機構の閉じ位置が、送りロータの回転方向で見て、サクション装置の旋回軸線と送りロータの回転軸線を結んで形成される面内に位置するように構成されているのが好都合である。
【0011】
捌き装置の旋回軸線および送りロータの回転軸線間の連繋面および/またはグリップ機構の閉じ位置が調節可能に形成されていることにより、引渡し領域内の幾何学的な挙動を変更し、最適なものとすることが可能である。
引渡し領域が堆積体から持上げられる、開かれているグリップ機構のグリップアーム間に位置決めされている印刷紙葉の位置とグリップ機構の回転軌跡上でのこのグリップ機構の閉じ位置とによって形成されるのが有利であり、これにより正確な調節を行うことが可能である。
【0012】
印刷紙葉をグリップ機構へ引渡すための最適な作動態様を得る目的で、サクション装置の旋回軸線および送りロータ回転軸線間の連繋面および/またはグリップ機構の閉じ位置もしくは引渡し領域が変更可能に形成されている。
引渡し領域が、開かれているグリップ機構のグリップアーム間に位置決めされて堆積体から持上げられる印刷紙葉の位置とグリップ機構の閉じ位置とにより、グリッパ機構の回転軌跡上で形成されているのが有利である。
【0013】
引渡し領域内の好都合な幾何学的な挙動が得られる構成と関連して、転向された印刷紙葉の終端位置がほぼ捌き装置の旋回軸線と送りロータの回転軸線間を結ぶことによって形成された面の領域内に存在しているのが有利であり、これにより印刷紙葉上に垂直方向で作用する締付け力が発生するようにするのが有利である。
【0014】
印刷紙葉を周面に載置するために少なくとも部分的にドラム状に形成されている送りロータを備えている本発明による装置の場合、印刷紙葉を送りロータの送り領域内でドラム状の載置部に保持するグリップ機構の第一のグリップアームが、この第一のグリップアームがドラム状の載置部から突出しているグリップ機構の引続いて開かれている位置にあって、引渡し領域に達する以前に、堆積体から持上げられた印刷紙葉を送りロータの回転軸線の下方位置に来るように移動させ、これに続く引渡し領域内で半径方向で外方へとグリップ機構の第二のグリップアームで形成される閉じ位置に移動させる。これにより確実な引取りがグリップ機構によって保証される。
【0015】
堆積体形成方向で後方の印刷紙葉により形成される堆積体境界面が送りロータのドラム状の載置部に対してほぼ接線方向で指向するように構成されていることが本発明による装置にとって特に有利であることが分かった。これにより、印刷紙葉の捌き装置による転向の質量が最小に維持される。
以下に添付した図面に図示した発明の実施の形態につき本発明を詳細に説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1から図5には、折畳まれた或いは折畳まれていない印刷紙葉2を処理域に装填するための装置1−紙差し機とも称される−が示されている。この装置は周辺に一つ或いは多数のグリップ機構4が設けられている駆動される送りロータ3から成る。これらのグリップ機構は回転軸線8を備えている送りロータ3の少なくともほぼ幅にわたって延在している。その際、このグリップ機構は通常の様式で、送りロータ3の幅にわたって分散して設けられている二つのグリップ装置5から成り、これらのグリップ装置は第一のグリップアーム6と送りロータ3の回転方向Dで後行する第二のグリップアーム7を備えている。両グリップアーム6,7は軸9にその軸線10を中心にして回転可能に設けられており、(図示していない)制御手段により開き位置と閉じ位置に制御される。
【0017】
送りロータ3のほぼ上方には、マカジン11が設けられており、このマカジン内に互いに並列してかつ堆積された形で印刷紙葉2が貯蔵されており、これらの印刷紙葉はマカジン底部12とこれと相対的に制御される保持爪13との上に載っている。図1により、印刷紙葉2はその折畳み目でもってマカジン11の側壁14上に起立している。
【0018】
マカジン底部12の下方には、保持爪13と送りロータ3のドラムの周期的に協働する捌き装置15が設けられている。印刷紙葉2の堆積体から保持爪13が引戻された際、この捌き装置はそれが面している印刷紙葉2の最も下方を部分的に持上げる。
これは、図示した装置1にあっては、図示していない真空源に接続されている旋回可能なサクション装置18によって行なわれる。
【0019】
引続き、この装置1の同様に構成されている重要な部材の構成および作動態様を、紙差し機による印刷紙葉の捌きの際の作業工程を示している図1から図6により詳細に説明する。
図1において、グリップ機構4は開いた状態で印刷紙葉2の送りロータ3への引渡し領域への途上に存在している。このグリップ機構4の開き位置に移動されているグリップアーム6,7の自由端は−環状の回転運動と異なる−運動軌跡16,17上を、これらが開かれる時点からマカジン11から印刷紙葉2を掴んで取出すまで、運動する。
【0020】
更に、図1は、保持爪13が旋回運動により第一の印刷紙葉2から離れ、サクション装置18がその一つ或いは多数のサクションヘッド19で印刷紙葉2の縁領域内でこの印刷紙葉上に載ろうとしている、作業状態を示している。
サクション装置18の旋回軸線23はほぼ、マカジン底部12が引出された印刷紙葉2の下方で終わっている位置に存在しており、この旋回軸線は引出された印刷紙葉2の送り方向に対して横方向で延在している。旋回軸線23内に存在している旋回可能な軸24にはサクション装置18が固定されており、このサクション装置のサクションヘッド19はそれぞれホース21(鎖線で示した)を介して、旋回軸線23に対して平行に指向している真空導管20に接続されている。これらのサクションヘッド19はそれぞれ一つの旋回アーム22により軸24と結合されている。
【0021】
マカジン底部12はほぼ旋回軸線23の領域内で、印刷紙葉2を傷めることがないように円味を付された縁部で終わっており、この縁部を巡って捌き装置15によって把持されている印刷紙葉2が取出しの際引出される。旋回軸線23の領域内で終わっているマカジン底部12はサクション装置18がマカジン11内の引出されるべき印刷紙葉2に対する幅広い接近路を形成する。
【0022】
図2は同様な装置1がグリップ装置5により印刷紙葉2が把持される直前の状態で示されており、未だマカジン11内に保持されている引出されるべき印刷紙葉2の自由端は既に、引渡し領域内のグリップ装置5の先行している第一のグリップアーム6の手前に達しており、これによりこの自由端は、引渡し領域内への途上で回転軸線8から半径方向で外方へと移動されているグリップアーム6,7間に妨げられることなく位置する。
【0023】
図1と図2はグリップアーム6,7の自由端の運動軌跡をよく示している。この場合、グリップアーム6は始めに引渡し領域内で送りロータ3の回転軌跡を外方へと去り、閉じ位置へと移動する。図2に示した状態と異なって、グリップ装置5およびその制御機構を、第一のグリップアーム6が送りロータ3の回転軌跡を引渡し領域内でのみ去るように形成することが可能である。
【0024】
印刷紙葉2が堆積体から持上げられた後、保持爪13も再び作業位置に戻り、この作業位置でこの保持爪13はマカジン11内の堆積体を捌き装置15の接近路上で保持する。 図3にあっては、グリップアーム6,7が、更にサクション装置18により把持されている印刷紙葉2と共に更に閉じ位置に運動し、印刷紙葉2がこの位置でサクション装置18から開放された後、堆積体から部分的に持上げられた印刷紙葉2がグリップ装置5内でグリップアーム6,7の互いに押圧し合う締付け部材25,26間で固持される。閉じ位置への共通の道程上で、印刷紙葉2はグリップ装置5の中にますます進入し、その際閉じ位置においてグリップアーム6,7が摩擦なく印刷紙葉2上に当接する。これらのグリップアーム6,7は閉じ位置において送りロータ3の回転軸線8に対して最も外方の位置に達している。
【0025】
この状態から、グリップ装置5内に把持されている印刷紙葉部分は、マカジン底部にまで、十分に延在している面を形成し、この面はマカジン11が印刷紙葉2を経て去るまで延在したままである。これにより、印刷紙葉2は傷つくことなく堆積体の下方で引出される。
装置は補完の意味で、グリップ機構4もしくはグリップ装置5の閉じ位置は、送りロータ3の回転方向Dで見て、引出されるべき印刷紙葉2の転向軸線27もしくはサクション装置18の旋回軸線23と送りロータ3の回転軸線8を結ぶことによって形成される面の後方のほぼ近接領域内に存在するように構成される。
【0026】
印刷紙葉のサイズおよび品質が異なっていることにより、協働する機構、即ちグリップ装置、捌き装置、マカジン底部およびマカジン間の幾何学的な配設を変え、印刷紙葉2の送りロータ3への最適な引渡しが保証されるようにすることが可能である。この変更と調節は、堆積体から引出され、開いているグリップ装置5のグリップアーム6,7間に位置決めされている印刷紙葉2の位置とグリップ機構のグリップ装置5の閉じ位置の状態とによって定まっている引渡し領域に関して行なわれる。
【0027】
図4は、印刷紙葉が−堆積体から完全に引出されるまで延びたままにある−堆積体の下方で部分的に引出された作業状態を示されている。
引渡しが行なわれて約180°経過後、グリップ装置5は印刷紙葉2を退去させるためそのグリップアーム6,7が制御されることにより開く。開かれている領域の位置内での状態は印刷紙葉2の次位の処理様式によって定まる(図5参照)。
【0028】
図示した作業状態にあっては、グリップ装置5は、マカジン11内の堆積体内の下方の印刷紙葉2の新たな引取りのための道程に存在しており、この場合サクション装置18と保持爪13は最も下に位置している印刷紙葉2を持上げるために既に作業状態にある。 図6には、送りロータ3の回転方向Dに対して横方向での装置1の機材の配設様式を示されている。サクション装置18はトラバース27に固定されており、このトラバース自体はねじ止め可能な連接板28を介して制御軸24と結合されている。
【0029】
連接板28には真空導管20も固定されている。この連接板28の制御軸24に対する結合は、制御軸24と固く結合されているフランジ29とのねじ止めによって行なわれる。
グリップ機構4は、図6に示したように、二つのグリップ装置5から成り、これらから僅かな間隔をもって、軸10に旋回可能に支承されている二つの第二のグリップアーム7が一体的に結合されており、(図示していない)制御装置の駆動レバー30と連結されている。
【0030】
それぞれ一つの第二のグリップアーム7に所属している第一のグリップアーム6は−楔31で示したが−軸10を中心にして回転可能な軸32と結合されており、この軸には第二のグリップアーム7も旋回可能に支承されている。第一のグリップアーム6の作動は軸31と送りロータ3の側面に設けられている(図示していない)他の制御装置により行なわれる。
【0031】
もちろん、第二のグリップアーム7が一体的に形成されていて、サクション装置18が、装置1の幅に関しても調節可能に形成されていることは必ずしも必要ではない。
【0032】
【発明の効果】
本発明による装置により、処理されるべき印刷紙葉がそのグリップ機構に対して相対運動するので、この印刷紙葉が過度に負荷を受けて締付けられて傷を生じ、これが残ってしまうようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の一実施の形態の概略側面図である。
【図2】 図1による実施の形態の装置の作業が更に進捗した状態での概略側面図である。
【図3】 図1と図2の実施の形態の装置による装置の作業が更に進捗した状態での概略側面図である。
【図4】 図1から図3の実施の形態の装置による装置の作業が更に進捗した状態での概略側面図である。
【図5】 図1から図4の実施の形態の装置による装置の作業が更に進捗した状態での概略側面図である。
【図6】 図3の切断線VI−VIに沿った断面図である。
【符号の説明】
1 本発明による装置
2 印刷紙葉
3 送りロータ
4 グリップ機構
5 グリップ装置5
6 第一のグリップアーム
7 第二のグリップアーム
8 回転軸線
9 軸
10 軸
11 マカジン
12 マカジン底部
13 保持爪
14 側壁
15 捌き装置
16,17 送りロータの運動軌道
18 サクション装置
19 サクションヘッド
20 真空導管
21 ホース
22 旋回アーム
23 旋回軸線
24 軸
25,26 締付け部材
27 転向軸線
29 フランジ
30 駆動レバー
31 楔
32 軸
Claims (8)
- 隣接している印刷紙葉マガジン(11)内で貯蔵されている堆積体から印刷紙葉(2)を、このマガジンから個別に引出す送りロータ(3)から成り、この送りロータが、予め部分的に堆積体から持上げられた印刷紙葉(2)が捌き装置(15)により縁を把持されて載置されるほぼ環状の回転軌跡上に、開き位置および閉じ位置に制御されて印刷紙葉(2)を捌き装置(15)から引取る少なくとも一つのグリップ機構(4)を備えている様式の、印刷紙葉(2)、表紙等の印刷物を処理域に装填するための装置(1)において、グリップ機構(4)が印刷紙葉(2)を引出すために、捌き装置(15)により堆積体から持ち上げられている印刷紙葉(2)が、グリップ機構(4)が開いている際第一のグリップアーム(6)とこれに続く第二のグリップアーム(7)との間で引渡し領域において位置決めされるように制御され、これによりサクション装置(18)により、次いで送りロータ(3)の回転軸線(8)に相対している最も外方の位置に存在しているグリップアーム(6、7)によって把持されている印刷紙葉(2)の面がほぼ送りロータ(3)の上方で傾斜しているマガジン(11)から引出される際マガジン底部に対してほぼ平行に整向されるように構成されていること、および保持爪(13)が作動状態において印刷紙葉(2)から離れるものであり、堆積体形成方向で後方の印刷紙葉(2)により形成される堆積体境界面が送りロータ(3)のドラム状の載置部に対してほぼ接線方向で指向するように構成されていること
を特徴とする装置。 - 送りロータ(3)の回転軸線(8)に対して平行な軸線(23)を中心にして旋回可能であり、真空源と接続可能な少なくとも一つのサクション装置(18)を備えている捌き装置(15)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- サクション装置(18)の旋回軸線(23)が、ほぼ堆積体形成方向で見て、後方の印刷紙葉(2)によって形成される面内に位置するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- グリップ機構(4)の閉じ位置が、ほぼ送りロータ(3)の回転方向(D)で見て、サクション装置(18)の旋回軸線(23)と送りロータ(3)の回転軸線(8)とを結んで形成される面内に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の装置。
- サクション装置(18)の旋回軸線および送りロータの回転軸線間の連繋面および少なくともグリップ機構(4)の閉じ位置もしくは引渡し位置が調整可能であるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 引渡し領域が、開かれているグリップ機構(4)のグリップアーム(6,7)間に位置決めされて堆積体から持上げられる印刷紙葉(2)の位置とグリップ機構(4)の閉じ位置とによりグリップ機構(4)の回転軌跡上で形成されるように構成されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載の装置。
- 転向された印刷紙葉(2)の終端位置がほぼ捌き装置(15)の旋回軸線(23)と送りロータ(3)の回転軸線(8)との間を結ぶことによって形成される面の領域内に位置するように構成されている請求項1から6までのいずれか一つに記載の装置。
- 印刷紙葉(2)を送りロータ(3)の送り領域内でドラム状の載置部上に保持するグリップ機構(4)の第一のグリップアーム(6)が、この第一のグリップアームがドラム状の載置部から突出する引続いて開かれるこのグリップ機構(4)の位置にあって、引渡し領域に達する以前に、堆積体から持上げられた印刷紙葉(2)を、送りロータの回転軸線(8)の下方位置に来るように移動させ、これに続く引渡し領域内で半径方向で外方へとグリップ機構(4)の第二のグリップアーム(7)で形成される閉じ位置に移動させるように構成したことを特徴とする、印刷紙葉(2)を周面に載置するための少なくとも部分的にドラム状に形成している送りロータ(3)を備えている請求項1から7までのいずれか一つに記載の装置。
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