JP4138813B2 - サーボ情報書き込み方法及びディスク記憶装置 - Google Patents

サーボ情報書き込み方法及びディスク記憶装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般的にはディスクドライブのサーボ情報を書き込むためのサーボ情報書き込み方法に関し、特に、螺旋状などの連続的なサーボ情報を書き込むためのサーボ情報書き込み方法に関する。
一般的に、ハードディスクドライブを代表とする磁気ディスク装置(以下、ディスクドライブと表記する場合がある)では、データの記録媒体であるディスク媒体上には、ヘッドの位置決め制御に使用されるサーボ情報が記録されている。ディスクドライブでは、ヘッドにより読出されたサーボ情報を使用して、ディスク媒体上での目標位置(目標トラック)にヘッドが位置決め制御される。
ヘッドは、位置決めされた目標位置で、データの書き込み動作あるいはデータの読出し動作を実行する。なお、通常では、ヘッドは、リードヘッドとライトヘッドとに分離されており、リードヘッドによりデータ(サーボ情報も含む)を読出し、ライトヘッドによりデータを書き込む。
ディスク媒体上に記録されるサーボ情報は、通常では周方向に一定間隔で配置されるサーボセクタに記録されており、これらのサーボセクタにより同心円状のサーボトラックを構成する。ディスクドライブでは、サーボ情報に基づいて位置決めされるヘッドにより、ディスク媒体上に構成される同心円状のデータトラックにユーザデータが記録される。
ところで、ディスク媒体上に、同心円状のデータトラックではなく、螺旋状(スパイラル)のデータトラックが記録されるディスクドライブが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
一方、同心円状のサーボ情報ではなく、ディスク媒体上に螺旋状(スパイラル)のサーボ情報(サーボパターン)を記録するサーボライト方法が考えられる。同心円状のサーボ情報を書き込むサーボトラックライティング(以下STWと表記する場合がある)では、ヘッドをトラック位置まで移動させて、その位置で停止させる。そして、当該ヘッドにより、1周分のサーボ情報をディスク媒体上に書き込む。
これに対して、螺旋状(スパイラル)のサーボ情報を記録するSTWは、ヘッドを途中で停止させることなく、ディスク媒体上の例えば内周から外周まで連続的にサーボ情報を書き込むことができる。従って、ヘッドの停止時間がないため、相対的に短時間でディスク媒体上の全面にサーボ情報を書き込むことが可能である。
特開平9−167457号公報
サーボ情報を書き込むSTWは、専用のサーボライタを使用する方法や、ディスクドライブにより組み込まれたディスク媒体上に書き込むセルフサーボライト方法がある。いずれの方法の場合でも、サーボ情報の書き込み途中で、書き込みエラー(通常では、ヘッドの位置決めエラー)が発生した場合には、そのエラー位置に再度書き込むリトライ処理が実行される。
従来の同心円状のサーボ情報を書き込むSTWでは、書き込み途中でエラーを検出した場合に、現在のトラックのサーボ情報の書き込み後に、数トラック分戻って、エラーが発生したトラックを書き直すことは容易である。しかしながら、螺旋状(スパイラル)の連続的のサーボ情報を記録するSTWでは、書き込み途中でエラーを検出した場合に、ただ単にヘッドを停止させて、エラー位置を書き直すリトライ処理は以下の問題がある。即ち、螺旋状(スパイラル)の連続的のサーボ情報を記録するSTWでは、ヘッドを等速移動させながら連続的に書き込むため、書き込みを中止して書き直しを行なう場合に、連続的に書き込まれているサーボ情報との連続性の精度が悪化する可能性が高い。
そこで、本発明の目的は、螺旋状(スパイラル)などの連続的サーボ情報を記録するためのサーボ情報書込み方法において、リトライ処理によるサーボ情報の連続性の精度を向上できるサーボ情報書込み方法を提供することにある。
本発明の観点に従ったサーボ情報書込み方法は、回転しているディスク媒体上に、ヘッドを連続的に移動させながら連続的なサーボ情報を記録するためのサーボ情報書き込み方法であって、前記ヘッドを、前記ディスク媒体上の内周または外周の指定位置から半径方向に等速移動させるステップと、前記等速移動に伴って、前記ディスク媒体上にサーボ情報を書き込むステップと、前記サーボ情報の書き込みエラーを検出するステップと、前記エラーが検出されたときに、前記ヘッドの等速移動を停止させた後に等速移動の再開が可能な位置まで後戻りさせて、当該後戻りした位置から助走させて前記ヘッドの等速移動を再開させ、前記ディスク媒体上の書き込みエラー位置に対するサーボ情報の書き込みをリトライするステップとを有する手順を実行する構成である。
本発明によれば、螺旋状(スパイラル)などの連続的サーボ情報を記録するためのサーボ情報書込み方法において、書き込み途中でのエラー検出時にリトライ処理を実行する場合に、サーボ情報の連続性の精度を向上できるサーボ情報書込み方法を提供できる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(ディスクドライブの構成)
図1は、本実施形態に関するディスクドライブの構成を示すブロック図である。
本実施形態のサーボ情報ライト方法は、ディスクドライブ10に組み込まれたディスク媒体11に対して、ディスクドライブ10のマイクロプロセッサ(CPU)19により、サーボ情報を書き込むセルフサーボライト方法である。
ディスクドライブ10は、ヘッド12と、磁気記録媒体としてディスク媒体11を保持して高速回転させるスピンドルモータ(SPM)13とを有する。ディスク媒体11には、後述するように、螺旋状のサーボトラックを構成するサーボ情報が書き込まれる。ヘッド12は、ディスク媒体11からデータ(サーボ情報とユーザデータ)を読出すリードヘッド12Rと、ディスク媒体11にデータを書き込むためのライトヘッド12Wを含む。
ヘッド12は、ボイスコイルモータ(VCM)15により駆動されるアクチュエータ14に搭載されている。VCM15は、VCMドライバ21により駆動電流が供給されて、駆動制御される。アクチュエータ14は、後述するCPU19により駆動制御されて、ヘッド12をディスク媒体11上の目標位置(目標トラック)に位置決めするためのキャリッジ機構である。
このようなヘッド・ディスクアセンブリ以外に、ディスクドライブ10は、プリアンプ回路16と、信号処理回路17と、ディスクコントローラ(HDC)18と、CPU19と、メモリ20とを有する。
プリアンプ回路16は、ヘッド12のリードヘッドから出力されるリードデータ信号を増幅するリードアンプ、及びライトデータ信号をライトヘッドに供給するためのライトアンプを有する。即ち、ライトアンプは、信号処理回路17から出力されるライトデータ信号をライト電流信号に変換して、ライトヘッドに送出する。
信号処理回路17は、リード/ライトデータ信号(サーボ情報に対応するサーボ信号を含む)を処理する信号処理回路であり、リード/ライトチャネルとも呼ばれている。信号処理回路17は、サーボ信号からサーボ情報を再生するためのサーボデコーダを含む。
HDC18は、ドライブ10とホストシステム22(例えばパーソナルコンピュータや各種のディジタル機器)とのインターフェース機能を有する。HDC18は、ディスク11とホストシステム22間のリード/ライトデータの転送制御を実行する。
CPU19は、ドライブ10のメインコントローラであり、本実施形態に関するサーボ情報の書き込み動作を実行する。このサーボ情報の書き込み動作では、CPU19は、VCMドライバ21を介してアクチュエータ14を制御し、ヘッド12の位置決め制御を実行する。メモリ20は、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ(EEPROM)以外に、RAM及びROMなどを含み、CPU19の制御に必要な各種データ及びプログラムを保存する。
図2は、後述するように、本実施形態のサーボ情報書き込み方法を説明するための機能ブロック図である。
ヘッド位置検出部30は、信号処理回路17に含まれるサーボデコーダなどにより実現される機能部であり、ディスク媒体11上を移動するヘッド12の位置を検出して位置情報(サーボ情報)を出力する。同期パルス生成部31は、ディスク媒体11の1回転に同期する同期パルスを生成する機能部である。即ち、同期パルスは、通常では、ディスク媒体11上に記録される同心円状のトラックの先頭位置を示すインデックスパルスに相当するものである。
同期パルス生成部31の具体的実現方法としては、図示していないが、SPM13の回転を検出する回転検出器、及び各種の論理ゲート回路を集積化した集積回路に含まれるパルス出力回路から構成してもよい。また、サーボ情報書き込み動作時だけ、専用のクロックヘッドを使用して、ディスク媒体11上に予め記録されたクロックパターンを再生して、このクロックパターンから同期パルスを生成する方法でもよい。また、図示していないSPMドライバが含むSPM13の相切り替え用パルスから、同期パルスを生成する方法でもよい。あるいは、信号処理回路17に含まれて、リードヘッド12Rにより読出されるサーボ情報に基づいて同期パルスを生成する回路でもよい。
ラッチ回路32は、ヘッド位置検出部30により検出される位置情報を、同期パルス生成部31からの同期パルスに同期してラッチする。また、ラッチ回路32は、同期パルス生成部31からの同期パルスをラッチし、CPU19に供給する機能も含む。ラッチ回路32は、図示していないが、前記集積回路に含まれる。
(ディスク媒体の構成)
図3及び図4は、本実施形態に関するディスク媒体11の構成を説明するための図である。
図3は、本実施形態のサーボ情報書き込み方法により、ディスク媒体11上に書き込まれる螺旋状(スパイラル)のサーボ情報(サーボパターン)100の記録状態を示す図である。サーボ情報100は、周方向に一定の間隔で配置されるサーボセクタ(+印)110に記録されている。サーボセクタ110は、ディスク媒体11の半径方向に放射線状になるように構成されている。一方、各サーボセクタ110は、それぞれの中心線(トラックセンタ)を隣接サーボセクタ間で結ぶと、螺旋状(スパイラル)のサーボトラックになるように構成されている。要するに、隣接するサーボセクタ110はそれぞれ、半径位置をずらした位置に書き込まれる。
図4は、螺旋状のサーボ情報(サーボトラック)100が書き込まれたディスク媒体11上に、同心円状の多数のデータトラック200が構成されている状態を示す。各データトラック200は、サーボセクタ間に配置される複数のデータセクタから構成されている。本実施形態のディスクドライブでは、ユーザデータが記録されて構成されるデータトラック200のトラックセンタ(中心線)TCと、サーボトラック100のトラックセンタ(中心線)SCとは一致しない。
(サーボ情報の構成)
図5は、各サーボセクタ110に記録されるサーボ情報の構成を示す図である。
サーボ情報は、パッド(PAD)部50、サーボマーク(SM)部51、セクタ部52、アドレス部53、及びサーボバーストパターン部54からなる。図5において、符号Wは、データトラック幅の半分に相当することを示す。
パッド部50は、ギャップ及びサーボAGCと呼ぶ同期信号領域を含む。サーボマーク部51は、サーボセクタを識別するための信号領域である。セクタ部52は、サーボセクタ110を識別するためのセクタコードの記録領域である。アドレス部53は、トラック(シリンダ)を識別するためのトラックコード(シリンダコード)の記録領域である。サーボバーストパターン部54は、サーボトラック内のヘッド12の位置を検出するためのサーボバーストパターンA〜Dが記録されている領域である。
ここで、各サーボバーストパターンA〜Dのそれぞれの境界をサーボセンタSCとした場合に、特に、サーボバーストパターンA,Bの境界に対応するサーボセンタSCを、サーボトラックのトラックセンタ(中心線)SCとする。図5は、シリンダコードにより識別されるサーボトラックのトラックセンタSCと、データトラック200のトラックセンタTCとが一致している状態を示す。
次に、本実施形態に関する螺旋状のサーボ情報と、同心円状のサーボ情報との相違を説明する。
図6は、同心円状に構成されたサーボ情報がディスク媒体上に記録されている場合を示す図である。即ち、各サーボセクタにおいて、サーボバーストパターンA,Bの境界に対応するサーボセンタ(サーボトラックのトラックセンタ)SCの半径位置は、同一である。サーボトラックのトラックセンタ)SCは、データトラック200のセンタTCと一致する。
ディスクドライブ10では、リードヘッド12RがサーボトラックのトラックセンタSCに位置決めされた状態で、ライトヘッド12Wにより、データトラック200上にユーザデータが記録される。
図7は、図6を簡略表現した図であり、ある時刻におけるヘッド位置から読み出されるシリンダコード(アドレス部53のシリンダ番号)を示している。即ち、リードヘッド12Rは、同じ半径位置からは常に同じシリンダコードを読み出すことになる。
次に、図8から図10は、本実施形態に関する連続的サーボ情報、具体的には螺旋状のサーボ情報の記録状態を説明するための図である。
図9に示すように、サーボトラックのセンタSCは、延長すると螺旋状を描くことになる。ここで、図10に示すように、セクタ番号0からサーボ情報の書き込みを開始して、セクタ番号N−1まで1周分の書き込みを終了すると、サーボ情報が0.5トラック分ずれた半径位置に記録されることになる。
即ち、螺旋状のサーボ情報では、サーボバーストパターンA,Bの境界に対応するサーボトラックのセンタSCの半径位置は、図9に示すように、データトラック200のセンタ(後述するVTC)とは一致せず、0.5トラック分ずれた位置となる。螺旋状のサーボ情報を使用するヘッド位置決め制御では、データトラック200のセンタに相当する仮想トラックセンタ(仮想トラック中心線)VTCを想定し、当該仮想トラックセンタVTCにヘッド12を位置決めする(図9及び図10を参照)。
ここで、図8は、図9及び図10を簡略表現した図であり、ある時刻におけるヘッド位置から読み出されるシリンダコード(アドレス部53のシリンダ番号)を示している。即ち、リードヘッド12Rは、サーボ情報が螺旋状に記録されているため、同じ半径位置でも、異なるシリンダコードを読み出す場合がある。
ここで、本実施形態では、図10に示すように、サーボバーストパターンA,Bの境界で1周したら、次のゼロセクタは、サーボバーストパターンC,Dの境界となるように書き込まれる。同様に、サーボバーストパターンC,Dの境界で1周したら、次のゼロセクタは、サーボバーストパターンA,Bの境界となるように書き込まれる。即ち、ディスク媒体11が1周分だけ回転すると、0.5データトラック分だけずれたサーボ情報を読むことになる。
(サーボ書込み動作)
以下、図11のフローチャートを参照して、本実施形態の螺旋状のサーボ情報を、ディスク媒体11上に記録するためのサーボ書き込み手順を説明する。
ディスクドライブ10のCPU19は、ホストシステム22からの指示に応じて、メモリ20に格納されたサーボ書き込み動作を実行するためのプログラムを起動し、サーボ情報の書き込み動作を開始する。具体的には、まず、CPU19はアクチュエータ14を駆動制御して、ヘッド12をディスク媒体11の最内周まで移動させる(ステップS1)。ここから、ヘッド12をディスク媒体11の外周方向に等速移動させる(ステップS2)。
CPU19は、記録すべきサーボバーストパターン(A〜D)及びシリンダコードを設定し、サーボセクタ0を書き込み開始時点としてサーボ情報を書き込む(ステップS3,S4)。即ち、ディスク媒体11上の最内周に、サーボバーストパターンAを1周分書き、サーボバーストパターンDを1周分書き、サーボバーストパターンBを1周分書き、サーボバーストパターンCを1周分書く。これを、ヘッド12を外周方向に連続的に等速移動させながら、待ち時間無しに、書き込み動作を繰り返す(ステップS5,S6)。
そして、CPU19は、記録すべきサーボバーストパターン(A〜D)及びシリンダコードを、ディスク媒体11の内周から外周までのほぼ全面的に書き込むと、書き込み動作及びヘッドの等速移動を停止させる(ステップS7,S8)。
本実施形態は、前述したように、ディスク媒体11が組み込まれたディスクドライブ10により、サーボ情報を書き込むセルフサーボライト方法を想定しているが、サーボトラックライタや、磁気転写方式による専用のサーボ情報の書き込み装置を使用してもよい。この場合、ヘッド位置検出部30は、信号処理回路17に含まれる要素ではなく、外部センサにより構成される。また、クリーンルーム内において、ディスク媒体11をディスクドライブ10内に組み込んだ後に、プッシュピン型サーボトラックライタを使用してもよい。
このような手順で、図3に示すように、螺旋状のサーボトラック100を構成するように、各サーボセクタ110にサーボ情報を書き込むことができる。即ち、各サーボセクタ110の中心線を一筆書きしたような状態である。
(リトライ処理の実行条件)
次に、CPU19は、前述したように、ヘッド12を連続的に移動させながら、サーボ情報を書き込む途中で、書き込みエラーを検出すると、サーボ情報のライトリトライ動作を実行する。なお、書き込みエラーの検出方法については、後述する。
以下、エラー検出からリトライ処理の実行までの手順を説明する。
本実施形態のリトライ処理の方法は、概略的には、ヘッド12の移動を停止し、等速移動の再開に必要な助走距離以上まで、ヘッド12を戻す。そして、ヘッド12を助走させて、等速移動の再開と共にサーボ情報の書き込みを再開する。
具体的にはまず、図12のフローチャートを参照して、リトライ処理に移行するまでの手順を説明する。
図11を参照して前述したように、CPU19は、ヘッド12をディスク媒体11の最内周まで移動させて、外周方向に等速移動させながら、サーボ情報(サーボパターン)の書き込み動作を実行する(ステップS10)。ディスク媒体11の最外周まで、サーボ情報を書き込みすると、書き込み動作は終了となる(ステップS11のYES)。
ここで、CPU19は、ヘッド12を等速移動させながら、トラックごとにシリンダコードなどのサーボパターンを変更して書き込み動作を継続する(ステップS11のNO,S12)。この書き込み動作中に、CPU19は、定期的なエラーチェックを実行する(ステップS13)。
エラーチェックとは、具体的には、ヘッド12の位置決めエラーの検出である。CPU19は、エラーを検出すると、エラー発生位置(エラー発生トラック)に対するサーボ情報の再書き込み動作であるリトライ処理を実行する(ステップS13のYES,S14)。当然ながら、エラーが検出されない場合には、CPU19は、ディスク媒体11の最外周までのサーボ情報の書き込み動作を継続する(ステップS13のNO)。
次に、図13のフローチャートを参照して、エラー検出から実際のリトライ処理の実行までのプロセスを説明する。
CPU19は、ヘッド12をディスク媒体11の外周方向に等速移動させながら、サーボ情報(サーボパターン)の書き込み動作を実行する(ステップS20)。CPU19は、書き込み動作中に、定期的なエラーチェックを実行する(ステップS21)。エラーが検出されない場合には、CPU19は、サーボ情報が正常に書き込まれたヘッド12の位置を、通過位置情報としてメモリ20に記憶する(ステップS22のNO,S23)。この通過位置情報には、シリンダコード及びセクタアドレスが含まれている。CPU19は、記憶した通過位置情報により、サーボ情報が正常に書き込まれたヘッド12の最新の位置を認識することができる。
一方、エラーが検出されたときには、CPU19は、サーボ情報が正常に書き込まれなかったとして、書き込み動作を停止する(ステップS21のYES,S24)。さらに、CPU19は、ヘッド12の等速移動を停止する(ステップS25)。このとき、CPU19は、メモリ20に記憶した通過位置情報により、最後に更新されたヘッド位置の近傍にエラー発生位置(エラー発生トラック)があることを検出できる。
(エラー検出方法)
図14は、CPU19が定期的に実行するエラー検出の具体的方法を説明するためのブロック図である。
本実施形態では、エラー検出とは、サーボ情報の書き込み動作におけるヘッド12の位置決めエラーの検出である。CPU19は、ヘッド12を等速移動させる場合に、図14に示すように、フィードバック制御を実行している。即ち、制御部140は、ヘッド12を搭載しているアクチュエータ14を駆動させるための制御量を算出する。制御部140は、フィードバック制御システムのコントローラであり、実際にはCPU19により構成されている。
制御部140は、位置センサ142により検出されるヘッド位置と、目標軌道生成部143から目標軌道との誤差を入力し、当該誤差を解消するような制御量を算出する。実際には、CPU19は、VCM15を制御するための制御量を算出して、VCMドライバ21に出力する。ここで、位置センサ142は、信号処理回路17に含まれて、位置情報を出力するサーボデコーダに相当する。
目標軌道生成部143は、実際にはCPU19であり、ディスク媒体11上にサーボ情報を記録するために、ヘッド12を等速に移動させるような目標軌道情報を出力する。追従誤差エラー判定部144は、位置センサ142により検出されるヘッド位置と、目標軌道との誤差が許容範囲内か否かを判定する。追従誤差エラー判定部144は、実際にはCPU19であり、当該誤差が許容範囲外の場合には、ヘッド12の位置決めエラーが発生したと判定する。
図15は、位置決めエラー検出の動作を具体的に説明するための図である。
図15において、横軸は時間を示し、縦軸がディスク媒体11上の半径方向の位置を示す。制御部140(CPU19)は、実線で示す目標軌道151に対して、ヘッド12が追従するようにフィードバック制御を実行する。
追従誤差エラー判定部144(CPU19)は、位置センサ142により検出されるヘッド位置150と目標軌道151との誤差を測定し、当該誤差が閾値152を超えているか否かを判定する。即ち、閾値152は、目標軌道151を基準とする許容範囲を示す。
CPU19は、実際のヘッド位置150が閾値152を超えたときに、エラーフラグ153を設定する。即ち、CPU19は、エラー発生を検出したときに、エラーフラグ153と、それに対応するヘッド12の位置情報をメモリ20に記憶する。
(リトライ処理)
本実施形態のリトライ処理は、概略的には、エラーが検出されると、ヘッド12の移動を停止し、ヘッド12をエラー発生位置まで戻す。そして、ヘッド12の等速移動の再開と共にサーボ情報の書き込みを再開する。この場合、本実施形態は、等速移動の再開に必要な助走距離以上までヘッド12を戻し、この戻された位置からヘッド12を助走させて等速移動を再開させる。
以下、図16のフローチャートを参照して、本実施形態のリトライ処理の手順を説明する。
前述したように、CPU19は、サーボ情報の書き込み途中でエラーが検出されると、書き込み動作及びヘッド12の等速移動を停止し、サーボ情報の再書き込み動作であるリトライ処理に移行する。CPU19は、リトライ処理の開始時に、メモリ20に記憶した通過位置情報を参照して、エラー発生位置(エラー発生トラック)の直前で、最後に更新されたヘッド位置(通過位置)を求める(ステップS30)。
CPU19は、求めた通過位置に基づいて、ヘッド12を助走させるための助走距離を算出する(ステップS31)。本実施形態のサーボ情報の書き込み動作では、ヘッド12を等速度で移動させながらサーボ情報を書き込む。このため、サーボ情報の再書き込み位置(エラー発生位置)に達するまでに、ヘッド12を等速度に達成させるための助走距離をが必要となる。
CPU19は、停止している現在位置から、算出した助走距離以上の位置(移動再開位置)までヘッド12を移動させる(ステップS32)。そして、CPU19は、移動再開位置からヘッド12を移動させて、等速度に達するまで加速させる(ステップS33,S34のYES)。
ヘッド12が等速度に達すると、CPU19は、ヘッド12をサーボ情報の再書き込み位置(エラー発生位置)に位置決めする(ステップS35)。即ち、CPU19は、ヘッド12を再書き込み位置に到達するまで等速度で移動させる。次に、CPU19は、ヘッド12のライトヘッド12Wにより、エラー発生位置にサーボ情報の再書き込みを行なう(ステップS36)。この後、CPU19は、ディスク媒体11の最外周までの書き込み処理が終了するまで、通常のサーボ情報の書き込み動作を継続する。
以上のようなリトライ処理において、図17及び図18を参照して、助走距離の算出処理に関する具体的事項を説明する。
図17は、リトライ処理時での、目標軌道170、加速軌道171および助走距離dを説明するための図である。
即ち、CPU19は、ヘッド12を、サーボ情報の書き込み再開位置x(ここでは、エラー発生位置とする)まで移動させて位置決めし、サーボ情報の再書き込みを行なう。ここで、STWフラグは、ヘッド12が書き込み再開位置xに位置決めされたときに、サーボ情報の再書き込みタイミングを示すフラグとする。
CPU19は、書き込み再開位置xまで到達するために、等速度に達成するまでの助走距離dを、メモリ20に記憶した通過位置に基づいて算出する。ここで、等速フラグは、ヘッド12の移動速度が等速度に到達したタイミング(ヘッド12の位置をxmとする)を示すフラグとする。
即ち、位置xにて停止している状態から等速移動を開始することで、助走距離dを下記式(1)から算出できる。
d=|x−xm|…(1)
なお、フィードバック制御システムの目標軌道生成部143を設計する時点で、助走距離dを設計値として算出できる場合は、メモリ20に記憶した通過位置を用いずに算出することができる。
CPU19は、算出した助走距離dを考慮した移動開始位置(x0とする)までヘッド12を戻して、ヘッド12を加速させる(加速軌道171)。即ち、CPU19は、リトライ処理の開始時に、ヘッド12を位置x+dまで戻して、等速度に到達するため助走(加速)させる。これにより、ヘッド12は、等速度で移動しながら、書き込み再開位置xにサーボ情報の再書き込みを実行する。
図18は、リトライ処理の失敗例を説明するための図である。
即ち、助走開始時点を定義することなく、単にヘッド12を助走させるだけでは、目標軌道であるヘッド移動軌跡180と、実際のヘッド12の移動軌跡181とが一致しない状態となる。即ち、書き込み再開位置xに書き込まれるサーボ情報と、それに連続して繋がるサーボ情報との連続性が悪化することが想定される。
(助走距離の定義)
図19は、本実施形態での助走距離を設定するための具体的方法を説明するための図である。
本実施形態のディスクドライブ10では、図2に示すように、CPU19は、同期パルス生成部31により、ディスク媒体11の1回転に同期する同期パルスを取り込むことができる。この同期パルスは、ディスク媒体11の回転位置を検出するインデックスパルスである。
CPU19は、ヘッド12の加速軌道190における助走開始時点を同期パルスに同期して設定し、等速フラグ検出後の書き込み再開位置xsについても同期パルスに同期して設定する。このときに得られる助走距離を、同期助走距離dsと定義する。即ち、CPU19は、リトライ処理の開始時に、ヘッド12を位置xs+dsまで戻して、等速度に到達するため助走(加速)させる。これにより、ヘッド12は、等速度で移動しながら、書き込み再開位置xsにサーボ情報の再書き込みを実行する。
図20は、同期パルスを使用して、ヘッド12の通過位置情報を記憶する方法を説明するためのフローチャートである。
前述したように、CPU19は、ヘッド12をディスク媒体11の外周方向に等速移動させながら、サーボ情報(サーボパターン)の書き込み動作を実行する(ステップS40)。CPU19は、書き込み動作中に実行したエラーチェックにより、エラーが検出されない場合には、ヘッド12の位置を通過位置情報としてメモリ20に記憶する(ステップS41のNO,S44)。
ここで、CPU19は、ヘッド12の通過位置情報を、同期パルスに同期してメモリ20に記憶する(ステップS43のYES,S44)。即ち、ヘッド12によりサーボ情報が正常に書き込まれた位置を示す通過位置は、同期パルスに同期してメモリ20に記憶される。CPU19は、同期パルスに同期して記憶された通過位置に基づいて、ヘッド12を助走させるための助走距離を同期パルスに同期して算出する。
なお、エラーが検出された場合の処理(ステップS45,S46)は、図13に示すステップS24及びS25と同様である。
以上要するに、CPU19は、サーボ情報の書き込み動作中にエラーが発生すると、ヘッド12を停止させた後に、図21に示すように、ヘッド12をリトライ開始位置xs+dsまで戻す。そして、その開始位置から、ヘッド12を助走させる(加速軌道220に沿った加速)。CPU19は、ヘッド12の等速移動に移行して等速フラグを検出後に、STWフラグの検出に応じた書き込み再開位置xsから再書き込み動作を開始する。これにより、エラー検出後に、ヘッド12を等速移動させながら、かつ本来のヘッド12の移動軌跡210から外れることなく、エラー発生位置(xs)からサーボ情報の再書き込みを行なうことができる。従って、リトライ処理時に、既に書き込まれたサーボ情報との連続性を確保しながら、サーボ情報の再書き込みを行なうことができる。
(変形例)
図22は、本実施形態の変形例を説明するためのフローチャートである。
本変形例は、リトライ処理において、サーボ情報の書き込み再開動作前に、イレース動作を実行する方法である。具体的には、CPU19は、サーボ情報の書き込み途中でエラーが検出されると、書き込み動作及びヘッド12の等速移動を停止する(ステップS50)。
CPU19は、エラー発生位置から所定の距離を有する指定位置まで、ヘッド12を移動させる(ステップS51)。CPU19は、当該指定位置からエラー発生位置までに記録されたサーボ情報(サーボパターン)を消去する(ステップS52)。この後に、CPU19は、メモリ20に記憶した通過位置に基づいて、ヘッド12を助走させるための助走距離を算出し、当該助走距離を有する指定位置まで移動させる(ステップS53)。
そして、CPU19は、当該指定位置(移動再開位置)からヘッド12を移動させて、等速度に達するまで加速させて、サーボ情報の書き込み動作を再開させる(ステップS54)。これにより、リトライ処理時に、エラー発生位置から所定範囲のサーボ情報を消去して、この後に、エラー発生位置からサーボ情報の書き込み動作を再開することができる。
なお、本実施形態では、図16のフローチャートを参照して説明したように、リトライ処理時のサーボ情報の再書き込み位置をエラー発生位置としたが、別途仕様で定義された位置としてもよい。例えば、サーボ情報書き込みエリアをゾーンで分割し、サーボ情報の再書き込み位置を当該ゾーンの起点と設定してもよい。この場合、リトライ処理によりサーボ情報を書き繋げる可能性がある場所を予め認識できるため、書き繋ぎ精度が悪いときは、ゾーン境界トラックではユーザデータの記録を禁止するように設定することが可能である。
以上のように本実施形態によれば、ヘッド12を等速移動させながら、サーボ情報を記録するサーボ情報書き込む動作時に、エラー発生位置からサーボ情報の再書き込みを行なうリトライ処理を確実に実行できる。この場合、ヘッド12を助走させて等速移動に移行できることにより、ヘッド12の等速移動を再開し、サーボ情報の再書き込みを行なう。このため、特に、書き込みを再開するときに、既に書き込まれたサーボ情報との書き繋ぎ精度を向上し、サーボ情報の連続性を確保することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に関するディスクドライブの要部を示すブロック図。 本実施形態のサーボ情報書き込み方法を説明するための機能ブロック図。 本実施形態のサーボ情報書き込み方法により記録されたサーボ情報のパターンを説明するための図。 本実施形態に関するディスク媒体上のデータトラックを説明するための図。 本実施形態に関するサーボ情報の構成を示す図。 本実施形態に関する螺旋状のサーボ情報と、同心円状のサーボ情報との相違を説明するための図。 同心円状のサーボ情報の簡略図。 本実施形態に関するサーボ情報の簡略図。 本実施形態に関するサーボ情報の記録状態を説明するための図。 本実施形態に関するサーボ情報の記録状態を説明するための図。 本実施形態に関するサーボ情報の書き込み手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するリトライ処理に移行する手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するエラー検出からリトライ処理までのプロセスを説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するエラー検出方法の具体例を説明するためのブロック図。 本実施形態に関するエラー検出方法において、ヘッドの位置決めエラーの検出方法の具体例を説明するための図。 本実施形態に関するリトライ処理の手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するリトライ処理での助走距離の算出方法を説明するための図。 本実施形態に関するリトライ処理の失敗例を説明するための図。 本実施形態に関する助走距離を設定するための具体的方法を説明するための図。 本実施形態に関する通過位置の記憶方法を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関する同期パルスを使用するリトライ処理のプロセスを説明するための図。 本実施形態の変形例を説明するためのフローチャート。
符号の説明
10…ディスクドライブ、11…ディスク媒体、12…ヘッド、
12R…リードヘッド、12W…ライトヘッド、13…スピンドルモータ(SPM)、
14…アクチュエータ、15…ボイスコイルモータ(VCM)、
16…プリアンプ回路、17…信号処理回路(サーボデコーダを含む)、
18…ディスクコントローラ(HDC)、19…マイクロプロセッサ(CPU)、
20…メモリ、21…VCMドライバ、22…ホストシステム、

Claims (11)

  1. 回転しているディスク媒体上に、ヘッドを連続的に移動させながら連続的なサーボ情報を記録するためのサーボ情報書き込み方法であって、
    前記ヘッドを、前記ディスク媒体上の内周または外周の指定位置から半径方向に等速移動させるステップと、
    前記等速移動に伴って、前記ディスク媒体上にサーボ情報を書き込むステップと、
    前記サーボ情報の書き込みエラーを検出するステップと、
    前記エラーが検出されたときに、前記ヘッドの等速移動を停止させた後に等速移動の再開が可能な位置まで後戻りさせて、当該後戻りした位置から助走させて前記ヘッドの等速移動を再開させ、前記ディスク媒体上の書き込みエラー位置に対するサーボ情報の書き込みをリトライするステップと
    を有する手順を実行することを特徴とするサーボ情報書き込み方法。
  2. 前記連続的なサーボ情報は、前記ディスク媒体上に螺旋状のサーボトラックを構成する情報であることを特徴とする請求項1に記載のサーボ情報書き込み方法。
  3. 前記リトライステップにおいて、
    前記ヘッドの等速移動を停止させた後に、等速移動を再開するために必要な助走距離を算出するステップと、
    前記ヘッドが停止した位置から、前記算出された助走距離以上の距離だけ前記ヘッドを後戻りさせて、当該後戻りした位置から前記ヘッドの移動を開始して前記等速移動を再開させるステップと
    を有する手順を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーボ情報書き込み方法。
  4. 前記エラー検出ステップにおいてエラーが検出されないときには、等速移動している前記ヘッドの通過位置をメモリに記憶するステップを有し、
    前記リトライステップにおいて、
    前記エラーが検出されたときに、前記メモリからエラー発生位置直前の通過位置を求めるステップを含み、
    前記メモリから求めた通過位置に基づいて前記サーボ情報の書き込みをリトライすることを特徴とする請求項1に記載のサーボ情報書き込み方法。
  5. 前記エラー検出ステップにおいてエラーが検出されないときには、等速移動している前記ヘッドの通過位置をメモリに記憶するステップを有し、
    前記リトライステップにおいて、
    前記エラーが検出されたときに、前記メモリからエラー発生位置直前の通過位置を求めるステップを含み、
    前記メモリから求めた通過位置に基づいて前記助走距離を算出することを特徴とする請求項4に記載のサーボ情報書き込み方法。
  6. 前記ディスク媒体の回転に同期する同期パルスを生成する手段を有し、
    前記リトライステップにおいて、前記等速移動の再開及び前記サーボ情報の書き込みリトライを、前記同期パルスに同期して実行することを特徴とする請求項1に記載のサーボ情報書き込み方法。
  7. 前記ディスク媒体の回転に同期する同期パルスを生成する手段を有し、
    前記助走距離の算出及び前記後戻りした位置から前記ヘッドの移動開始を、前記同期パルスに同期して実行することを特徴とする請求項3に記載のサーボ情報書き込み方法。
  8. 前記エラー検出ステップは、
    前記ディスク媒体上の指定位置にサーボ情報を書き込むときに、前記指定位置に対するヘッドの位置決めエラーを検出することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のサーボ情報書き込み方法。
  9. ディスク媒体を回転させるスピンドルモータと、
    前記ディスク媒体上の半径方向にヘッドを移動させるアクチュエータと、
    前記ディスク媒体上に、前記ヘッドを連続的に移動させながら連続的なサーボ情報を記録するためのサーボ情報の書き込み動作を実行するコントローラとを有し、
    前記コントローラは、
    前記サーボ情報の書き込みエラーを検出する検出手段を含み、
    前記ヘッドを、前記ディスク媒体上の内周または外周の指定位置から半径方向に等速移動させて、前記等速移動に伴って、前記ディスク媒体上にサーボ情報を書き込み、
    前記検出手段によりエラーが検出されたときに、前記ヘッドの等速移動を停止させた後に等速移動の再開が可能な位置まで後戻りさせて、当該後戻りした位置から助走させて前記ヘッドの等速移動を再開させ、前記ディスク媒体上の書き込みエラー位置に対するサーボ情報の書き込みをリトライするように構成されていることを特徴とするディスク記憶装置。
  10. 前記コントローラは、
    前記連続的なサーボ情報として、前記ディスク媒体上に螺旋状のサーボトラックを構成するサーボ情報を書き込むサーボライト機能を有することを特徴とする請求項9に記載のディスク記憶装置。
  11. 前記コントローラは、
    前記リトライ動作において、
    前記ヘッドの等速移動を停止させた後に、等速移動を再開するために必要な助走距離を算出し、
    前記ヘッドが停止した位置から、前記算出された助走距離以上の距離だけ前記ヘッドを後戻りさせて、当該後戻りした位置から前記ヘッドの移動を開始して前記等速移動を再開させる動作を実行することを特徴とする請求項9に記載のディスク記憶装置。
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