JP4138809B2 - 足場部材、及び、これを用いた足場装置 - Google Patents

足場部材、及び、これを用いた足場装置 Download PDF

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本発明は、足場部材、及び、足場装置に関し、具体的には、足場布板、ブラケット、手摺、根がらみ、すじかい、支柱等の足場部材、及び、これを用いた足場装置に関する。
一般に、建築工事現場等で仮設される足場装置には、特許文献1に開示されているように、ブラケット、足場布板、及び、支柱等の各種の足場部材が用いられている。これらの足場部材は、それぞれの有する楔状の掛止部と、ソケット部とが相互に結合され、一体的な足場(足場装置)が組み立てられる。
この足場装置の組立てにあたっては、まず、ブラケットの掛止部の先端を、支柱のソケット部に差し込み、次に掛止部の後端にハンマー等で打撃を加えることにより、掛止部をソケット部に深く打ち込む。その結果、掛止部と、ソケット部との接触部分に摩擦が生じ、この接触部分の摩擦力によりブラケットと、支柱とが相互に結合される。さらに、このブラケットのソケット部に、足場布板の掛止部を打ち込むことにより、足場布板がブラケットに結合される。
他方、足場装置の解体にあたっては、まず、足場布板の掛止部の先端に対して、差し込み方向とは逆の方向からハンマー等で打撃を加えることにより、掛止部を、ブラケットのソケット部から離脱させ、両者の結合状態を解除する。さらに、ブラケットの掛止部の先端に対して、差し込み方向とは逆の方向からハンマー等で打撃を加えることにより、掛止部を、支柱のソケット部から離脱させ、両者の結合状態を解除する。
このように、従来の一般的な足場装置では、組立て作業、及び、解体作業において、足場部材に備えられている全ての掛止部に打撃を加える必要があり、作業効率が悪い。しかも、通常、足場装置は多数の足場部材により構築されているため、膨大な数の掛止部に対して、上述した打撃作業を繰り返すことが必要になり、効率の悪い作業を長時間にわたって行わなければならない。また、長時間にわたる繰り返し打撃作用により、作業員が腱鞘炎を患うことが多々あり、作業員の健康管理に配慮しなければならない。さらに、住宅街、病院、及び、学校等に近い現場では、騒音問題にも配慮しなければならない。
さらに、足場装置の機械的強度を確保するためには、掛止部を強打し、ソケット部に深く打ち込む必要がある。このため、掛止部や、これを受けるソケット部に、打撃による変形、損傷、及び、破断等の不具合が生じやすい。また、掛止部への打撃作業は、狭い足場上で行われるため、作業員がバランスを崩しやすく、転落事故発生の危険性がある。
一方、掛止部がソケット部に深く打ち込まれると、足場装置の解体作業が困難になる。解体作業時の労力を考慮して浅く打ち込んだ場合には、ソケット部に対する掛止部の結合力が不足し、強風や作業員の移動等により生じる振動や揺れによって、掛止部がソケット部から浮き上がり、揺れがますます大きくなる。即ち、従来の足場装置では、掛止部と、ソケット部との機械的結合強度を適切に調節することが困難である。
特開2002−13291号公報
本発明の課題は、組立て作業、及び、解体作業を、効率的、且、安全に行なうことができる足場部材、及び、これを用いた足場装置を提供することである。
本発明のもう一つの課題は、優れた機械的結合強度を有する足場部材、及び、これを用いた足場装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る足場部材は、基体部の端部に、楔状の掛止部が取り付けられている。掛止部は、底部壁の両側で相対向して立ち上がる側壁の間に回動子が回動可能に取り付けられている。さらに回動子は、その一端が底部壁に接触することにより回動が規制され、且、この規制位置で、他端が側壁よりも外側に突出する。
上述した足場部材は、ソケット部を有する足場部材と組み合わされて、足場装置を構成する。この足場装置の組立てにあたって、掛止部が、ソケット部に差し込まれ、掛止部に備えられている回動子の他端が、ソケット部の下端縁と接触可能な位置に突出する。
ここで本発明に係る足場部材は、基体部の端部に、掛止部が取り付けられており、この掛止部は楔状であるから、掛止部をソケット部に差し込むことが容易である。
しかも、掛止部は、2つの側壁が、底部壁の両側で立ち上がるとともに、互いに相対向し、この側壁の間に、回動子が回動可能に取り付けられているから、足場装置の組立て作業において、ソケット部に掛止部を差し込むだけで、回動子がソケット部の壁面などに接触して自動的に回動(軸遊動)し、ソケット部に対する掛止部の挿入を許容するような退避動作を行う。従って、ハンマー等の工具類を用いずに、ソケット部に掛止部を挿入することができ、足場装置の組立て作業を、容易に行なうことができる。
また、回動子は、その一端が底部壁に接触することにより回動が規制され、この規制位置で、他端が、ソケット部の下端縁と接触可能な位置に突出するから、掛止部をソケット部から抜き出せなくなる。従って、本発明に係る足場装置は、優れた機械的結合強度を有し、振動や揺れが加えられたとしても、足場部材の浮き上がりや、脱落事故は生じない。
一方、足場装置の解体にあたって、例えば作業員は、指で回動子の他端を押すことにより、回動子を掛止部の挿入時とは逆方向に回動させる。この操作により、回動子は、その他端がソケット部の下端縁から離れ、側壁の内側に収納される退避動作をするから、掛止部をソケット部から抜き出し可能となる。従って、ハンマー等の工具類を用いることなく、足場部材相互の結合状態を容易に解除し、足場装置の解体作業を行なうことができる。
上述したように、本発明に係る足場部材、及び、これを用いた足場装置によると、ハンマー等の工具類が不要となり、足場装置の組立て作業、及び、解体作業を安全に行うことができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)組立て作業、及び、解体作業を、効率的、且、安全に行なうことができる足場部材、及び、これを用いた足場装置を提供することができる。
(2)優れた機械的結合強度を有する足場部材、及び、これを用いた足場装置を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る足場部材の斜視図、図2は図1の2−2線に沿った断面について一部を拡大して示す図、図3は図2の3−3線に沿った正面断面図である。本発明は、足場布板、ブラケット、手摺、根がらみ、すじかい、支柱等の各種の足場部材に適用可能であり、図1〜図3は足場布板に適用した場合の具体的な実施形態を示している。
図1乃至図3を参照すると、本発明の一実施形態に係る足場部材は、基体部10と、掛止部13と、掛止フック19とを含む。
基体部10は、矢印L1で示す長手方向の両端において相対向する端縁101、102を有する略長方形形状であって、好ましくは軽量化のため面内に貫通部100を有する枠状となっており、典型的には金属管体、又は、断面コ字状に加工した金属板体よって構成されている。
基体部10は、踏面板11を有する。踏面板11は、軽量化、及び、滑り止め等のため、多数の穴を分布させたメッシュ状となっており、典型的には金属網体によって構成されている。このような踏面板11は、溶接等の手段により、貫通部100の一面側に固定されており、作業者の体重を支持するのに充分な機械的強度を有している。さらに、図1乃至図3に示す基体部10は、踏面板11の下面側に、機械的強度を補強するための梁12を有する。
掛止部13は、基体部10の両端縁101、102に取り付けられている。より詳細に説明すると、掛止部13は、それぞれ端縁101、102の上面に、リベット、ボルト・ナット、溶接等の結合手段により固定され、且、端縁101、102から、基体部10の長手方向L1に突出して設けられる。
掛止フック19は、端縁101、102のそれぞれにおいて掛止部13と併設されており、リベット、ボルト・ナット、溶接等の結合手段により端縁101、102に固定され、且、端縁101、102から長手方向L1に突出して設けられている。
本発明の一実施形態に係る足場部材は、上述した基本的構成において、掛止部13に工夫を加えた点に特徴がある。以下、図2及び図3を参照してより具体的に説明すると、掛止部13は、矢印L2で示す長さ方向の一端に向かって徐々に細くなる楔状であって、2つの側壁14、15と、底部壁16と、回動軸17と、回動子18とを含む。
2つの側壁14、15は、底部壁16の内面において、掛止部13の長さ方向L2に直交する幅方向Wの両端から互いに相対向して立ち上がる。回動軸17は、側壁14、15の間において、掛止部13の長さ方向L2の先端付近に取り付けられている。図2及び図3に示す回動軸17は、側壁14を幅方向Wに貫通するとともに、両端が側壁14、15によって支持されている。
回動子18は、一端181の側に、長さ方向L2にそって、肉厚を減少させる方向に傾斜する傾斜面182を有する。回動子18は、掛止部13の先端付近において側壁14、15の間に、矢印R1、R2で示す方向に回動可能に取り付けられている。具体的には、中間部に回動軸17が挿通され、この回動軸17により矢印R1、R2で示す方向に回動可能に支持されている。本実施例において、回動軸17は、回動子18の重心よりも、一端181の側に偏心した位置に備えられ、回動子18のバランスが意図的に崩されている。即ち、回動子18は、他端183が一端181よりも重くなっており、回動子18に対する規制のない状態で、他端183が重力に従って矢印R1で示す方向に回動する。
この回動子18のR1方向への回動は、一端181が底部壁16に接触することにより規制される。即ち、回動子18は、一端181に設けられた傾斜面182が底部壁16に接触することにより、R1方向への回動が規制される。この規制位置で、他端183が、傾斜面182の傾斜角A、及び、回動軸17の設置位置にしたがって、側壁14、15よりも外側に突出する。この他端183が突出する状態から、回動子18を、矢印R2で示す方向に回動させると、他端183が側壁14、15の内側に収納される。
回動子18は、R1及びR2方向への回動が可能であれば、その具体的な軸受け構造は、必ずしも図1乃至図3を参照して説明した回動軸17に限定されない。例えば、回動軸17は、回動子18の両側面に突出する凸部として構成することができる。
図1〜図3を参照して説明した本発明の一実施形態に係る足場布板は、ブラケットや、支柱などの各種足場部材と組み合わされて、足場装置を構成する。次に、本発明の一実施形態に係る足場部材の使用態様について、図4を参照して説明する。図4は本発明の一実施形態に係る足場装置について一部を省略して示す斜視図である。図4において、図1〜図3に示された構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付してある。
図4を参照すると、本発明の一実施形態に係る足場装置は、第1の足場部材1と、第2の足場部材2と、第3の足場部材3とを含む。
第1の足場部材1は、図1乃至図3を参照して説明した足場布板でなる。以下、説明の都合上、第1の足場部材1を、足場布板1として説明する。
第2の足場部材2は、所謂支柱であって、パイプ基体20と、複数のソケット部21とを含む。ソケット部21は、楔に対応した凹形状を有し、パイプ基体20の外周に配置されている。以下説明の都合上、第2の足場部材2を、支柱2として説明する。
第3の足場部材3は、所謂ブラケットであって、基体部30と、ソケット部31と、2つの掛止部33とを含む。基体部30は、好ましくは桿状であって、足場布板の掛止フック19に対応した形状を有し、典型的には円管パイプ状が好ましい。
ソケット部31は、楔に対応した凹形状を有し、基体部30の両側面に配置されている。2つの掛止部33は、基体部30の両端にそれぞれ取り付けられている。以下説明の都合上、第3の足場部材3を、ブラケット3として説明する。更に、ラケット3は、支持部34と、補強部35と、支持受け部36とを含む。これらは、当該技術分野において、周知の構成部分であるから、詳細は省略する。
図4を参照して説明した足場装置の組立て工程について、図5〜図8を参照して説明する。図5は図4に示した足場装置の組立て工程を示す斜視図、図6〜図8は図4に示した工程の後の工程について一部を省略して示す正面断面図である。
図5を参照すると、まず、予め所定の間隔を隔てて立設した2つの支柱2、2の間に、ブラケット3を配置し、掛止部33をソケット部21に差し込みして両者を結合固定する。このブラケット3に対して、さらに足場布板1を配置し、掛止フック19を基体部30に掛け止め、掛止部13をソケット部31に挿入する。
ブラケット3に対して、足場布板1を結合固定する工程について、さらに、図6を参照すると、掛止部13の回動子18は、一端181に備えられた傾斜面182が底部壁16に接触しており、この傾斜面182の傾斜角A(図2参照)にしたがって、他端183が、側壁14、15の外側に突出している。
次に、図7を参照すると、回動子18は、図6の状態から更に掛止部13が、長さ方向L2に沿ってソケット部31に差し込まれることにより、他端183が、ソケット部31の周壁310との接触に従って矢印R2で示す方向に回動し、一旦、側壁14、15の内側に収納される。
さらに、図8を参照すると、掛止部13の先端付近がソケット部31を貫通し、他端183に対する周壁310の規制が解除されると、回動子18は、重力に従って矢印R1で示す方向に回動する。この矢印R1で示す方向に回動は、一端181が底部壁16に接触することにより規制され、この規制位置で、他端183が、側壁14、15の内側から突出することにより、掛止部13をソケット部31から抜き出せなくなる。
上述したように、本発明の一実施形態に係る足場装置に用いられている足場布板1は、基体部10の両端部101、102に、掛止部13が取り付けられており、この掛止部13は長さ方向L2に延びる楔状であるから、掛止部13をソケット部31に差し込むことができるとともに、足場布板1をブラケット3に設置することができる。
掛止部13の回動子18は、一端181に設けられた傾斜面182が底部壁16に接触することにより、R1方向への回動が規制されている。回動子18の他端183は、上述した規制位置で、傾斜面182の傾斜角、及び、回動軸17の位置にしたがって、側壁14、15よりも外側に突出し、周壁310の下端縁の直下に配置されるから、強風や作業員の移動等により、足場装置に対して長さ方向L2、及び、長さ方向L2に相対向する方向に振動や揺れが加えられた場合、他端183と周壁310の下端縁とが接触することにより、足場布板1とブラケット3との結合状態が維持される。しかも、この接触により生じる圧力や衝撃等を受け、他端183がR1方向にしようとする挙動は、傾斜面182と底部壁16との接触部分で継続的に規制され、支持される。従って、振動や揺れにかかわらず、足場布板1と、ブラケット3とを、確実に固定し続けることができる。
また、回動子18は、掛止部13の先端付近において側壁14、15の間に、矢印R1、R2で示す方向に回動可能に取り付けられている。従って、足場装置の組立て作業、及び、解体作業が、回動子18により阻害されることはない。
具体的に、足場装置の組立てにあたり、ソケット部31に掛止部13を差し込むだけで、回動子18がソケット部31の周壁310などに接触して自動的に矢印R2で示す方向に回動し、掛止部13の挿入を許容するような退避動作を行う。さらに、掛止部13の先端付近がソケット部31を貫通し、他端183に対する周壁310の規制が解除されると、回動子18が重力に従って自動的に矢印R1で示す方向に回動し、側壁14、15よりも外側に突出する。従って、足場装置の組立てを効率的に行なうことができる。
一方、足場装置の解体にあたり、掛止部13をソケット部31から取り外す場合、作業員は、指で他端183の付近を押すことにより、回動子18を、矢印R2で示す方向に回動させる。この操作が、回動子18の退避動作となり、他端183が側壁14、15の内側に収納され、掛止部13をソケット部31から抜き出すことが可能となる。従って、ハンマー等の工具類を用いることなく、足場布板1と、ブラケット3との結合状態を容易に解除し、足場装置の解体を効率的に行なうことができる。
上述したように、本発明の一実施形態に係る足場布板1と、及び、これを用いた足場装置によれば、組立作業、及び、解体作業において、掛止部13にハンマー等で打撃を加える必要はないから、掛止部13、及び、これを受けるソケット部31等に変形、損傷、及び、破断等の不具合は発生しない。また、住宅街、病院または学校等に近い工事現場においても、騒音に対する配慮が不要となる。さらに、作業員が、腱鞘炎を起こす健康管理上の問題もない。しかも、回動子18の他端183を側壁14、15の内側から突出させる操作、及び、他端183を側壁14、15の内側に収納する操作は簡単であるから、足場装置の組立て作業、及び、解体作業を効率的、且、安全に行うことができる。
図9は、本発明のもう一つの実施形態に係る足場部材の斜視図である。また、図10は本発明の更にもう一つの実施形態に係る足場部材について、一部を破断して示す正面図、図11は図10に示した足場部材を用いた足場装置の正面断面図である。図9〜11において、図1〜図8に示された構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付してある。
図1〜図8を参照して説明したように、本発明は、ソケット部31に着脱される楔状の掛止部13を有する足場部材1において、この掛止部13の先端付近に回動可能な回動子18を備えるという工夫を加えたことにより、結合に係る足場部材相互の機械的結合強度を向上するとともに、組立て及び解体の作業効率の向上が図られている。従って、本発明に係る足場部材の利点は、ソケット部との結合に係る楔状の掛止部を有する全ての足場部材に適用可能である。例えば、図9に示すように足場布板1は、掛止部13に回動子18を有する構成であれば、基体部10の具体的な幅寸法や、掛止フック19の設置数、及び、配置箇所を、具体的な施工条件や、用途などに応じて自由に設定することができる。
また、図10及び図11に示すように、図4の足場装置に用いたブラケット3の掛止部33にも、回動子18を備えることができる。この構成によると、支持2に対するブラケット3の組み付け、及び、解体作業を効率的に行うことができるとともに、両者間の機械的結合強度を向上することができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
本発明の一実施形態に係る足場部材の斜視図である。 図1の2−2線に沿った断面について一部を拡大して示す図である。 図2の3−3線に沿った正面断面図である。 本発明の一実施形態に係る足場装置について一部を省略して示す斜視図である。 図4に示した工程の後の工程について一部を省略して示す正面断面図である。 図5に示した工程の後の工程を示す図である。 図6に示した工程の後の工程を示す図である。 図7に示した工程の後の工程を示す図である。 図8に示した工程の後の足場装置の組立て状態を示す斜視図である。 本発明の更にもう一つの実施形態に係る足場部材について、一部を破断して示す正面図である。 図10に示した足場部材を用いた足場装置の正面断面図である。
符号の説明
1 足場布板(第1の足場部材)
10 基体部
101、102 基体部の端部
13 掛止部
14、15 側壁
16 底部壁
18 回動子
181 一端
183 他端
2 支柱(第2の足場部材)
21 ソケット部
3 ブラケット(第3の足場部材)
31 ソケット部

Claims (3)

  1. 基体部と、掛止部とを含む足場部材であって、
    前記掛止部は、楔状であって、2つの側壁と、底部壁と、回動子とを含み、
    前記基体部の端部に取り付けられており、
    前記2つの側壁は、前記底部壁の両側で立ち上がるとともに、互いに相対向し、
    前記回動子は、一端の側に、長さ方向にそって、肉厚を減少させる方向に傾斜する傾斜面を有し、前記側壁の間に回動可能に取り付けられ、前記傾斜面が前記底部壁に接触することにより回動が規制され、その規制位置で、他端が、傾斜面の傾斜角にしたがって、前記側壁よりも外側に突出する、
    足場部材。
  2. 請求項1に記載された足場部材であって、前記回動子は、回動軸が偏心している、足場部材。
  3. 足場部材と、足場受け部材とを含む足場装置であって、
    前記足場部材は、請求項1又は2に記載されたものでなり、
    前記足場受け部材は、ソケット部を有し、前記ソケット部には、前記足場部材の前記掛止部が差し込まれ、前記回動子の他端が、前記ソケット部の下端縁と接触可能な位置に突出する、足場装置。
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