JP4138572B2 - 自動車用コーナポール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,自動車の前端又は後端のコーナ部に設けられ,それを介してドライバが自動車のコーナ部を認識し得るようにする自動車用コーナポール装置に関し,特に,車体の前後方向端面,側面及び上面に連続するように形成されたレンズを有するライトが車体のコーナ部に装着された自動車用のコーナポール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の前端コーナ部に設けられ,それを介してドライバが自動車の前端コーナ部を認識し得るようにする自動車用コーナポール装置は,特許文献1及び2に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
実公平5−435号公報
【0004】
【特許文献2】
実開昭61−183741号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示された装置は,フロントバンパ等の車体に取り付けられ,使用時に伸長し,不使用時には収縮する伸縮ポールを備えるもので,特にポールが不使用時には収縮して装置内に格納されることで車両の外観を良好にすると共に,駐車中,ポールの悪戯を回避できる利点を有するが,例えば車体の前端面,側面及び上面に連続するように形成されたレンズを有するヘッドライトが車体の前端コーナ部に装着された自動車では,フロントバンパのヘッドライト前方への突出量が極めて少ないため,フロントバンパへのコーナポール装置の取り付けは極めて困難である。
【0006】
また特許文献2に開示された装置は,ヘッドライトのレンズ前面にポールを接着により取り付けたもので,そのポールは,レンズ外に常時露出しているから,自動車の外観を損ない,その上,駐車中に悪戯を受け易い。
【0007】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,車体の前後方向端面,側面及び上面に連続するように形成されたレンズを有するライトが車体のコーナ部に装着された自動車に,その外観を損わず,また悪戯を受けることなく適用可能な自動車用コーナポール装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,車体の前後方向端面,側面及び上面に連続するように形成されたレンズを有するライトが車体のコーナ部に装着された自動車用のコーナポール装置であって,前記ライトの外側部に,前記レンズを上下に貫通して延びるポール格納手段を設け,このポール格納手段に,先端の表示部を前記レンズの上方に突出させる伸長状態と,その表示部を前記レンズの外面に沿う位置まで降下させて該ポール格納手段内に格納される収縮状態とに伸縮し得る伸縮ポールを配設し,この伸縮ポールを伸縮駆動する駆動装置をライトの下方に配設してなることを第1の特徴とする。
【0009】
この第1の特徴によれば,車体の前後方向端面,側面及び上面がライトのレンズに連続していて,ライトの前後方向外方で車体にコーナポール装置の取り付けが極めて困難である場合でも,ライトを利用して,伸縮式のコーナポール装置の設置が可能となる。しかも伸縮ポールの収縮時それを格納するポール格納手段は,ライトのレンズを貫通して配設されるので,車体及びライトの外観を良好に保持することができると共に,伸縮ポールを悪戯から保護することができる。そして,伸縮ポールがポール格納手段内に格納される伸縮ポールの収縮状態では,先端の表示部がレンズの外面に沿うようになるので,一層,外観の向上及び悪戯防止を図ることができる。
【0010】
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記ポール格納手段を,前記レンズを貫通する取り付け孔に取り付けて,前記ライト内に配設したことを第2の特徴とする。
【0011】
この第2の特徴によれば,ポール格納手段をライト内に隠すことが可能となり,車体及びライトの外観を一層良好にすることができる。
【0012】
さらに本発明は,第1の特徴に加えて,前記ポール格納手段を,前記レンズの外側部に形成した切欠きを埋めるように構成したことを第3の特徴とする。
【0013】
この第3の特徴によれば,ライトへのポール格納手段の設置を比較的容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,図面に示す本発明の好適な実施例に基づき以下に説明する。
【0015】
図1は本発明の第1実施例に係るコーナポール装置をヘッドライトに装着した自動車の斜視図,図2は図1の2−2線断面図,図3は伸縮ポールの格納状態を示す,図との対応図,図4は図3の4部拡大図,図5は上記コーナポール装置を装着しない場合のヘッドライトの構造を示す,図2との対応図,図6は本発明の第2実施例を示す,図2との対応図,図7は本発明の第3実施例を示す,図2との対応図,図8は本発明の第4実施例に係るコーナポール装置をヘッドライトに装着した自動車の斜視図,図9は図8の9−9線断面図,図10は上記第4実施例のコーナポール装置を装着しない場合のヘッドライトの構造を示す,図9との対応図である。
【0016】
先ず,図1及び図2において,自動車の車体1の前部は,エンジンルームの上面を覆うように配置されるボンネット2と,エンジンルームの前方に配置される,センタグリル3aを有するフロントバンパ3と,このフロントバンパ3の後方に屈曲した左右両端部に連なる左右一対のフロントフェンダ4,4とを備えており,そのフロントバンパ3の左右両端上部から左右のフロントフェンダ4,4にかけて左右一対のヘッドライト5,5が装着される。
【0017】
図1及び図2に示すように,各ヘッドライト5は,ハウジング7と,このハウジング7の開放面を覆うレンズ8とで画成されたバルブ室9に,ヘッドライト用バルブ10,ポジションライト用バルブ11及びターンシグナル用バルブ12と,ヘッドライト用バルブ10を囲むリフレクタ13とを配設して,コンビネーション型に構成される。上記レンズ8は,その周囲のフロントバンパ3,フロントフェンダ4及びボンネット2に連続するように,前方先細り状をなすと共に,横断面が略90°の円弧状をなしている。
【0018】
自動車の少なくとも運転席14から遠い側のヘッドライト5に,即ち図示のような右ハンドル車両にあっては左側のヘッドライト5に,左ハンドル車両にあっては右側のヘッドライト5に本発明のコーナポール装置Pが設けられるもので,その構成を図2〜図7により説明する。
【0019】
図4に示すように,ヘッドライト5のレンズ8には,フロントバンパ3の端部側の一側部に上下方向の取り付け孔15が設けられ,この取り付け孔15の周縁部を利用して,ヘッドライト5内に配置される有底の内側支持筒16及び外側支持筒17が取り付けられる。内側支持筒16及び外側支持筒17はヘッドライト5内で互いに嵌合するもので,それらの上端には,互いに協働して取り付け孔15の周縁部を上下から挟持するフランジ16b,17bが一体に形成されている。また内側支持筒16の下部には各複数の係止孔18及び水抜き孔18′が周方向交互に配列して形成され,その係止孔18に係合可能な係止爪19が外側支持筒17の内壁に突設される。そしてこれら係止孔18及び係止爪19が互いに係合することにより,上記両フランジ16b,17bが取り付け孔15の周縁部を挟んだ状態で内側支持筒16及び外側支持筒17は相互に仮止めされるようになっている。
【0020】
外側支持筒17の底部17aは,内側支持筒16の底部16aより下方に配置されており,これら底部16a,17aに設けられた支持孔16c,17cを利用して,伸縮ポール24を摺動可能に支承するガイド筒22が取り付けられる。
【0021】
即ち,ガイド筒22は,下方の支持孔17cから上方の支持孔16cへと挿入される。このガイド筒22の外周には,下方の底部17aの下面に当接する下部ナット21と,上方の底部16aの上面に当接する上部ナット20とが螺合され,両ナット20,21を緊締することにより,前記両フランジ16b,17bがレンズ8の取り付け孔15の周縁部を挟持した状態で,内側支持筒16及び外側支持筒17はガイド筒22を介して相互に強固に連結される。その際,両ナット20,21のガイド筒22との螺合位置を調節することにより,ガイド筒22の上下位置が調整される。
【0022】
外側支持筒17の周壁にも,その底部17aに隣接して水抜き孔23が設けられる。したがって,内側支持筒16に浸入した雨などの水は,その下部の水抜き孔18′から外側支持筒17に移り,上記水抜き孔23から外部に排出されることになり,内側及び外側支持筒16,17に水が溜まるのを防ぐことができる。
【0023】
上記内側支持筒16,外側支持筒17及びガイド筒22により,伸縮ポール24を格納するポール格納手段25が構成される。このポール格納手段25は,ヘッドライト5内でバルブ10〜12の照射光路外に配置される。そしてポール格納手段25とバルブ10〜12群との間を仕切る隔壁7bがハウジング7に一体に形成される。
【0024】
ガイド筒22の下部には,伸縮ポール24を下方から伸縮駆動する電動式の駆動装置26が連結されており,この駆動装置26のケーシング27は,図2及び図3に示すように,ヘッドライト5のハウジング7の底部に連設されたブラケット28にビス29で固着される。駆動装置26は,例えば特開平11−147440号公報に開示される公知のものであるので,こゝではその詳細な説明を省略する。
【0025】
伸縮ポール24の最先端部には,LED30を内蔵した表示部24aが付設されており,伸縮ポール24は,駆動装置26により収縮されたときは,LED30を消灯されながら表示部24aが内側支持筒16のフランジ16bと共にレンズ8の外面に沿うようにポール格納手段25に格納され,また駆動装置26により伸長されたときは,表示部24aをヘッドライト5上方のドライバの視認領域まで突出させ後,LED30を点灯するようになっている。
【0026】
次に,この第1実施例の作用について説明する。
【0027】
コーナポール装置Pは,ヘッドライト5のレンズ8の,フロントバンパ3端部側の一側部に設けられた取り付け孔15を利用して取り付けられるので,フロントバンパ3がヘッドライト5のレンズ8に連続する形状を有していて,レンズ8からの前方突出量が極めて少ない場合でも,そのフロントバンパ3に頼ることなく,コーナポール装置Pの設置が可能となる。しかも伸縮ポール24を格納する内側支持筒16及び外側支持筒17等は,ヘッドライト5内の,フロントバンパ3端部側の一側部に配置されるので,バルブ10〜12の照射光への干渉を回避することができる。
【0028】
而して,駆動装置26の作動により,伸縮ポール24を伸長させれば,最先端の表示部24aがヘッドライト5上方の,ドライバの視認領域に突出するので,ドライバは,その表示部24aの位置から自車の前端コーナ部の位置を認識することができる。また伸縮ポール24の伸長状態では,表示部24a内のLED30が自動的に点灯するので,夜間でもドライバはその表示部24aを視認することができる。
【0029】
一方,駆動装置26の作動により,伸縮ポール24を収縮させれば,伸縮ポール24は,ポール格納手段25に格納されると共に,LED30を消灯した表示部24aが内側支持筒16のフランジ16bと共にレンズ8の外面に沿う位置まで降下するので,表示部24aが内側支持筒16の上方開口部を閉鎖して,伸縮ポール24をヘッドライト5内に隠すことになり,車体1及びヘッドライト5の外観を良好に保持することができると共に,伸縮ポール24を悪戯から保護することができる。
【0030】
図5は,上記コーナポール装置Pを必要しない場合のヘッドライト5の構造を示す。レンズ8に設けられた前記取り付け孔15には,前記内側支持筒16を中実にしたものに相当する化粧プラグ37が嵌装される。したがって,この化粧プラグ37も,外側支持筒17のフランジ17bと協働して取り付け孔15の周縁部を挟持するフランジ37bと,外側支持筒17の係止爪19が係合する係止凹部38とを備えている。
【0031】
而して,外側支持筒17のフランジ17bをレンズ8の下面に当接させた状態で,化粧プラグ37を取り付け孔15から外側支持筒17内に嵌入すれば,それの係止凹部38が外側支持筒17の係止爪19に係合することにより,化粧プラグ37のフランジ37bをレンズ8の上面に密着させて,取り付け孔15を隠した状態に保持し,車体1及びヘッドライト5の外観を良好にすることができる。
【0032】
次に,図6に示す本発明の第2実施例について説明する。
【0033】
この第2実施例は,フロントバンパ3の端部内壁に形成されたボス31にブラケット32をビス33で固着し,このブラケット32に駆動装置26のケーシング27をビス29により取り付けたものである。その他の構成は前実施例と同様であるので,図6中,前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0034】
次に,図7に示す本発明の第3実施例について説明する。
【0035】
この第実施例は,フロントバンパ3の端部下端の屈曲部34にブラケット35をボルト36で固着し,このブラケット35に駆動装置26のケーシング27をビス29により取り付けたものである。その他の構成は前実施例と同様であるので,図7中,前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0036】
最後に図8及び図9に示す本発明の第4実施例について説明する。
【0037】
ヘッドライト5のレンズ8の一側部には,フロントバンパ3の端部側に開口するU字状の切欠き40が設けられ,ハウジング7には,この切欠き40の内側壁7bと底壁7aとが一体に形成される。切欠き40には,レンズ8の外面に連続する外面を有して底壁7a上に載置される断面U字状の取り付けブロック41が嵌合される。この取り付けブロック41は,これを上下方向に貫通する嵌合孔42を有しており,この嵌合孔42の下部に底壁7aと一体の中空位置決め筒部43が嵌合される。また嵌合孔42上部には,取り付けブロック41の上面に当接するフランジ16bを持った内側支持筒16が嵌合される。この内側支持筒16の係止孔18(図示省略、第1実施例と同様のもの)に係合する係止爪19(図示省略、第1実施例と同様のもの)が取り付けブロック41に形成されており,これら係止孔18及び係止爪19が互いに係合することにより,内側支持筒16は取り付けブロック41に仮止めされる。
【0038】
内側支持筒16の底部16aは嵌合孔42の中間部に位置しており,この底部16aの支持孔16cと底壁7aの位置決め筒部43とに,下方からガイド筒22が挿入される。このガイド筒22は前記第1実施例と同様に伸縮ポール24を伸縮可能に支承している。
【0039】
ガイド筒22の外周には,底壁7aの下面に当接する下部ナット21と,内側支持筒16の底部16a上面に当接する上部ナット20とが螺合され,両ナット20,21を緊締することにより,取り付けブロック41及び内側支持筒16は,フランジ16bを取り付けブロック41の外面に密着させた状態で,ガイド筒22を介して底壁7aに固着される。その際,両ナット20,21のガイド筒22との螺合位置を調節することにより,ガイド筒22の上下位置が調整される。
【0040】
位置決め筒部43には,嵌合孔42に連通する切欠き状の水抜き44が設けられる。
【0041】
上記取り付けブロック41及び内側支持筒16によりポール格納手段25が構成される。このポール格納手段25は,ヘッドライト5内でバルブ10〜12の照射光路外に配置される。
【0042】
伸縮ポール24を伸縮駆動する駆動装置26や,その取り付け構造など,その他の構成は,前記第1実施例と同様であるので,図8〜図10中,第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0043】
この第4実施例によれば,伸縮ポール24は,ヘッドライト5のレンズ8の切欠き40に嵌合してその底壁7aに固定される取り付けブロック41を利用して取り付けられるので,フロントバンパ3に頼ることなく,コーナポール装置Pの設置が可能となる。しかも伸縮ポール24を格納する取り付けブロック41は,ヘッドライト5の,フロントバンパ3端部側の一側部に配置されるので,バルブ10〜12の照射光への干渉を回避することができる。
【0044】
而して,駆動装置26の作動により,伸縮ポール24を伸長させれば,最先端の表示部24aがヘッドライト5上方の,ドライバの視認領域に突出するので,ドライバは,その表示部24aの位置から自車の前端コーナ部の位置を認識することができる。また伸縮ポール24の伸長状態では,表示部24a内のLED30(図示省略)が自動的に点灯するので,夜間でもドライバはその表示部24aを視認することができる。
【0045】
一方,駆動装置26の作動により,伸縮ポール24を収縮させれば,伸縮ポール24は,ポール格納手段25に格納されると共に,LED30を消灯した表示部24aが内側支持筒16のフランジ16bと共にレンズ8の外面に沿う位置まで降下するので,表示部24aが内側支持筒16の上方開口部を閉鎖して,伸縮ポール24を,レンズ8の切欠き40に嵌合した取り付けブロック41内に隠すことになり,車体1及びヘッドライト5の外観を良好に保持することができると共に,伸縮ポール24を悪戯から保護することができる。
【0046】
図10は,上記第4実施例に係るコーナポール装置Pを必要しない場合のヘッドライト5の構造を示す。レンズ8に設けられた前記切欠き40には,前記取り付けブロック41を中実にしたものに相当する化粧ブロック45が嵌合され,この化粧ブロック45の下面に一体に突設されたボルト45aに,底壁7aの下面に当接する下部ナット21を螺合することにより,化粧ブロック45は底壁7aに固定される。こうして,レンズ8の切欠き40は化粧ブロック45で埋められるので,車体1及びヘッドライト5の外観を良好に保つことができる。
【0047】
またこの第4実施例では,最初に内側支持筒16を取り付けブロック41に仮止めしてから,取り付けブロック41をヘッドライト5の切欠き40に嵌合することが可能であるから,組立性が良好である。
【0048】
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,コーナポール装置Pは,運転席14側のヘッドライト5にも装着可能であり,また車体後端のコーナ部に設けられるリアコンビネーションランプにも装着可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,車体の前後方向端面,側面及び上面に連続するように形成されたレンズを有するライトが車体のコーナ部に装着された自動車用のコーナポール装置であって,前記ライトの外側部に,前記レンズを上下に貫通して延びるポール格納手段を設け,このポール格納手段に,先端の表示部を前記レンズの上方に突出させる伸長状態と,その表示部を前記レンズの外面に沿う位置まで降下させて該ポール格納手段内に格納される収縮状態とに伸縮し得る伸縮ポールを配設し,この伸縮ポールを伸縮駆動する駆動装置をライトの下方に配設してなるので,車体の前後方向端面,側面及び上面がライトのレンズに連続していて,ライトの前後方向外方で車体にコーナポール装置の取り付けが極めて困難である場合でも,ライトを利用して,伸縮式のコーナポール装置の設置が可能となる。しかも伸縮ポールの収縮時それを格納するポール格納手段は,ライトのレンズを貫通して配設されるので,車体及びライトの外観を良好に保持することができると共に,伸縮ポールを悪戯から保護することができる。そして,伸縮ポールがポール格納手段内に格納される伸縮ポールの収縮状態では,先端の表示部がレンズの外面に沿うようになるので,一層,外観の向上及び悪戯防止を図ることができる。
【0050】
また本発明の第2の特徴によれば,第1の特徴に加えて,前記ポール格納手段を,前記レンズを貫通する取り付け孔に取り付けて,前記ライト内に配設したので,ポール格納手段をライト内に隠すことが可能となり,車体及びライトの外観を一層良好にすることができる。
【0051】
さらに本発明の第3の特徴によれば,第1の特徴に加えて,前記ポール格納手段を,前記レンズの外側部に形成した切欠きを埋めるように構成したので,ライトへのポール格納手段の設置を比較的容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るコーナポール装置をヘッドライトに装着した自動車の斜視図
【図2】 図1の2−2線断面図
【図3】 伸縮ポールの格納状態を示す,図との対応図
【図4】 図3の4部拡大図
【図5】 上記コーナポール装置を装着しない場合のヘッドライトの構造を示す,図2との対応図
【図6】 本発明の第2実施例を示す,図2との対応図
【図7】 本発明の第3実施例を示す,図2との対応図
【図8】 本発明の第4実施例に係るコーナポール装置をヘッドライトに装着した自動車の斜視図
【図9】 図8の9−9線断面図
【図10】 上記第4実施例のコーナポール装置を装着しない場合のヘッドライトの構造を示す,図9との対応図
【符号の説明】
P・・・・・コーナポール装置
1・・・・・車体
5・・・・・ヘッドライト
8・・・・・レンズ
15・・・・取り付け孔
24・・・・伸縮ポール
24a・・・表示部
25・・・ ポール格納手段
26・・・・駆動装置
40・・・・切欠き

Claims (3)

  1. 車体(1)の前後方向端面,側面及び上面に連続するように形成されたレンズ(8)を有するライト(5)が車体(1)のコーナ部に装着された自動車用のコーナポール装置であって,
    前記ライト(5)の外側部に,前記レンズ(8)を上下に貫通して延びるポール格納手段(25)を設け,このポール格納手段(25)に,先端の表示部(24a)を前記レンズ(8)の上方に突出させる伸長状態と,その表示部(24a)を前記レンズ(8)の外面に沿う位置まで降下させて該ポール格納手段(25)内に格納される収縮状態とに伸縮し得る伸縮ポール(24)を配設し,この伸縮ポール(24)を伸縮駆動する駆動装置(26)をライト(5)の下方に配設してなることを特徴とする,自動車用コーナポール装置。
  2. 請求項1記載の自動車用コーナポール装置において,
    前記ポール格納手段(25)を,前記レンズ(8)を貫通する取り付け孔(15)に取り付けて,前記ライト(5)内に配設したことを特徴とする,自動車用コーナポール装置。
  3. 請求項1記載の自動車用コーナポール装置において,
    前記ポール格納手段(25)を,前記レンズ(8)の外側部に形成した切欠き(40)を埋めるように構成したことを特徴とする,自動車用コーナポール装置。
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