JP4137129B2 - 壁面化粧構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の乾式ボードによって構成された建築物壁面における壁面化粧構造体に関するものである。
従来、建築物の壁材として各種の乾式ボードが用いられており、工場塗装によって予め表面化粧が施された乾式ボードも汎用的に利用されている。かかる乾式ボードを使用すれば、建築現場における施工の簡略化、短縮化等が期待できる。ただし、乾式ボードのみで仕上げられた壁面では、仕上外観の意匠が画一化されたものとなりやすく、個性的な意匠を表出するには限界がある。
これに対し、乾式ボードで構成された壁面を塗材の塗装によって仕上げる方法が提案されている。かかる方法によれば、種々の色彩や表面模様を表出することができ、個性的な仕上外観が得られる。加えて、乾式ボード間の目地部が隠ぺいされるため、継目が目立ちにくい仕上外観を得ることもできる。
一例として、実公昭55−594号公報(特許文献1)には、2枚のパネルを接合し、接合部に形成された目地部に弾性パテを充填した後、化粧塗装を行うことが記載されている。特開昭61−200256号公報(特許文献2)には、外装材同士の目地部にシーラントを充填した後、弾性パテを塗布し、その表面に硬性塗料を塗布することが記載されている。実開平2−39036号公報(特許文献3)には、端部に加工を施した外壁材どうしを重ね合わせて目地部を形成し、その目地部に弾性クロスを介在した弾性パテ層と、弾性塗料層を設けることが記載されている。実開平4−110839号公報(特許文献4)には、サイディングボード間のV字状目地部に、弾性パテを埋めた後、その上に塗料を塗布することが記載されている。
実公昭55−594号公報 特開昭61−200256号公報 実開平2−39036号公報 実開平4−110839号公報
しかしながら、乾式ボード間の目地部においては、乾式ボード自体の膨張収縮や反りによる変位、あるいは地震その他の振動等の影響によって、ひび割れ等の不具合が発生しやすい状況にある。また、経時的に目地部に段差が現れ、乾式ボードどうしの継目が目立つようになる場合もある。すなわち、従来の方法では、目地部におけるこのような不具合の発生を十分に抑制することができずに、初期の美観性が損われてしまう場合がある。
本発明は、上述の如き問題点に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、複数の乾式ボードで構成された壁面の塗装仕上げにおいて、初期の美観性を長期にわたり維持することである。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、複数の乾式ボードによって構成された壁面に塗装仕上げを施す場合には、目地部に使用するパテ材と、その上に塗装する仕上塗材の各々の特性、さらにはこれら材料相互の特性バランスが極めて重要な因子として作用することをつきとめた。本発明者は、かかる知見に基づき、本発明を完成させるに到った。
本発明は、以下の特徴を有する壁面化粧構造体に係るものである。
1.隣接した乾式ボード間の目地部にパテ材が充填され、乾式ボード及び目地部を含む全面に仕上塗材層が形成されてなる壁面化粧構造体において、
前記仕上塗材層が、抗張積5N/mm以上であるベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなり、前記ベース塗材の固形分100重量部に対する骨材比率が10〜2000重量部である仕上塗材によって形成されたものであり、
前記パテ材の抗張積が、前記ベース塗材の抗張積の1.2〜100倍であり、
前記パテ材の内部ないし上部に繊維質網状体が介在していることを特徴とする壁面化粧構造体。
2.隣接した乾式ボード間の目地部にパテ材が充填され、乾式ボード及び目地部を含む全面に仕上塗材層が形成されてなる壁面化粧構造体において、
前記仕上塗材層が少なくとも2種の仕上塗材の積層によって形成されたものであり、
乾式ボードに近接する第1の仕上塗材層が、抗張積5N/mm以上であるベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなり、前記ベース塗材の固形分100重量部に対する骨材比率が0〜1500重量部である仕上塗材によって形成されたものであり、
前記第1の仕上塗材層上に積層される第2の仕上塗材層が、抗張積5N/mm以上であるベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなり、前記ベース塗材の固形分100重量部に対する骨材比率が10〜2000重量部である仕上塗材によって形成されたものであり、
前記第1の仕上塗材層の骨材比率が、前記第2の仕上塗材層の骨材比率よりも小さく、
前記パテ材の抗張積が、前記ベース塗材の抗張積の1.2〜100倍であり、
前記パテ材の内部ないし上部に繊維質網状体が介在していることを特徴とする壁面化粧構造体。
3.前記パテ材の伸びが100〜600%であることを特徴とする1.または2.記載の壁面化粧構造体。
本発明の壁面化粧構造体では、種々の色彩や表面模様を表出することができ、個性的な仕上外観を得ることができる。さらに、乾式ボード同士の継目が目立たない仕上外観を得ることができる。
本発明では、乾式ボード間の目地部における経時的なひび割れ、段差の発生等を抑制することができるため、初期の仕上外観を長期にわたり維持することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1には、本発明壁面化粧構造体の断面図を示している。
本発明は、各種の乾式ボードAによって構成された建築物の壁面に適用するものである。このような壁面は通常、幅3〜50mm程度の目地部を設けて複数枚の乾式ボードAを突き合わせることによって形成される。乾式ボードAとしては、例えば、セメントボード、押出成形板、スレート板、PC板、ALC板、繊維強化セメント板、金属系サイディングボード、窯業系サイディングボード、セラミック板、珪酸カルシウム板、石膏ボード、プラスチックボード、硬質木片セメント板、塩ビ押出サイディングボード、合板等が挙げられる。
隣接する乾式ボードA間の目地部には、シーリング材Bが充填されていてもよい。シーリング材Bとしては一般的なものが使用可能であり、例えば、シリコーン系シーリング材、変性シリコーン系シーリング材、ポリサルファイド系シーリング材、変性ポリサルファイド系シーリング材、アクリルウレタン系シーリング材、ポリウレタン系シーリング材、SBR系シーリング材、ブチルゴム系シーリング材等が挙げられる。かかるシーリング材Bの充填は、例えば、ガンやへら等によって行うことができる。
また、シーリング材Bの充填前には、予めバックアップ材充填やプライマー塗付等の処理を行っておいてもよい。バックアップ材としては、例えば、発泡ポリエチレン系バックアップ材等を使用することができる。プライマーとしては、例えば、合成ゴム系プライマー、アクリル系プライマー、ウレタン系プライマー、エポキシ系プライマー、シリコーンレジン系プライマー、シラン系プライマー等を使用することができる。
縁部が加工処理された乾式ボードAを用いる場合は、上述のシーリング材Bを使用せずに、ボードどうしを直接突き合わせることもできる(図2)。
乾式ボードA間の目地部上部には、パテ材Cが充填され、乾式ボードA及び目地部を含む全面には仕上塗材層Fが形成されている。仕上塗材層Fは、抗張積5N/mm以上であるベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなる仕上塗材によって形成されている。
本発明では、パテ材Cとして、その抗張積がベース塗材の抗張積の1.2〜100倍(好ましくは1.2〜20倍、より好ましくは1.5〜15倍、さらに好ましくは2.0〜10倍)であるものを使用する。このような特性を有するパテ材Cと仕上塗材層Fを組み合わせることにより、本発明では乾式ボードAの変位が制御され、乾式ボードA間の目地部における経時的なひび割れ、段差の発生等を抑制することができる。
パテ材の抗張積は、上記条件を満たす範囲内であればよいが、通常は25N/mm以上(好ましくは100N/mm以上、より好ましくは150N/mm以上、さらに好ましくは200N/mm以上)程度である。パテ材の抗張積の上限は特に限定されないが、通常は1000N/mm以下(好ましくは800N/mm以下、より好ましくは500N/mm以下)程度である。
パテ材Cの抗張積が小さすぎる場合は、目地部において仕上塗材層Fにひび割れ、段差等が発生しやすくなる。パテ材Cの抗張積が大きすぎる場合は、パテ材Cあるいは乾式ボードAに亀裂が発生したり、仕上塗材層Fにひび割れが生じるおそれがある。
パテ材の伸びは、100〜600%であることが好ましく、より好ましくは200〜580%、さらに好ましくは250〜550%である。パテ材としてこのような伸び特性を示すものを使用すれば、目地部における仕上塗材層Fのひび割れ、段差発生等をより確実に抑制することができる。
なお、目地部での経時的な段差発生は、通常、目地部にシーリング材Bが充填されている場合に生じやすいものである。目地部にシーリング材Bが充填されている場合、乾式ボードAが繰り返し変位すると、シーリング材Bは目地部において凹んだり押し出されたりする恰好となり、その影響が仕上塗材層Fにも波及する。すなわち、目地部に沿って仕上塗材層Fが変形し段差が生じる。これに対し、本発明では、上述の性能を有するパテ材を使用することで、シーリング材Bに起因する段差発生を抑制することができる。
本発明における伸び、抗張積はすべて、JIS K 6909:2000 7.31「伸び試験」の「20℃時の伸び試験」によって測定される値である。具体的に、伸び、抗張積は以下の式によって算出する。
伸び(%)={(L−20)/20}×100
ここに、L:破断時の標線間距離(mm)
抗張積(N/mm)=T×(L−20)
ここに、T:引張り強さ(N/mm
パテ材Cは、上述の特性を有するものであれば、その組成は特に限定されず、例えば、シリコーン系パテ材、変性シリコーン系パテ材、ポリサルファイド系パテ材、変性ポリサルファイド系パテ材、アクリルウレタン系パテ材、ポリウレタン系パテ材、アクリル系パテ材、SBR系パテ材、ブチルゴム系パテ材等が使用できる。本発明では、パテ材Cとして特に、樹脂100重量部(固形分)に対し充填剤を50〜400重量程度含むものが好適である。さらに、樹脂としては湿気硬化型ウレタン樹脂が好適である。このような組成のパテ材によれば、上述の特性が得られやすい。充填剤としては、炭酸カルシウム、クレー、タルク、マイカ、カオリン、ゼオライト、珪藻土等が使用できる。
パテ材Cの固形分は、通常90重量%以上、好ましくは95重量%以上である。このような高固形分のパテ材Cを使用することにより、パテ材の収縮による目地部の凹みを抑制し、均一な化粧仕上面を形成することができる。
本発明において、パテ材Cを乾式ボードBの目地近傍の表面にわたって充填すれば、本発明の効果をいっそう高めることができる。この場合、パテ材Cは、目地幅以上(好ましくは目地幅の1〜30倍)の幅で充填すればよい。パテ材Cを充填する際には、へら等を用いることができる。
本発明では、パテ材Cを充填する際に、パテ材Cの内部または上部に繊維質網状体Dを介在させる。かかる繊維質網状体Dを使用することにより、目地部の引張り強度が向上し、仕上塗材層の割れ防止性等において優れた性能を得ることができる。
繊維質網状体Dを構成する繊維としては、例えば、パルプ繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維、PBO繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、塩化ビニル繊維、セルロース繊維等の有機質繊維;ロックウール、ガラス繊維、シリカ繊維、シリカ−アルミナ繊維、カーボン繊維、炭化珪素繊維等、また鉄、銅等の金属細線等の無機質繊維が挙げられる。このうち、本発明では無機質繊維が好適であり、とりわけガラス繊維が好適である。
繊維質網状体Dとしては、幅0.05mm〜1.5mm(好ましくは0.1〜1mm)程度、厚み0.005mm〜0.5mm(好ましくは0.05〜0.4mm)程度の繊維束が、1〜5mm(好ましくは1.5〜3mm)の間隔で網目状に配列された構造を有するものが好適である。特に、格子状等の規則性をもった網目構造を有するものが好ましい。繊維束の間隔が狭すぎる場合は、網目の中にパテ材Cが入り込み難く、密着性等において不具合が生じやすくなる。繊維束の間隔が広すぎる場合は、十分な強度が発揮されないおそれがある。なお、ここに言う繊維束の間隔とは、繊維束間の空隙部分の幅のことである。
このような繊維質網状体Dとしては、特に、有機質樹脂によって被覆処理された繊維質網状体(以下単に「樹脂処理繊維質網状体」ともいう)が好適である。かかる樹脂処理繊維質網状体を使用することにより、パテ材Cの抗張積が比較的低い場合(25N/mm以上200N/mm未満、さらには25N/mm以上150N/mm未満)であっても、安定した性能を得ることができる。樹脂処理繊維質網状体としては、各種の天然繊維、合成繊維等からなる繊維質網状体を有機質樹脂で被覆処理させたものが使用できる。
繊維質網状体の処理に用いる有機質樹脂としては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フッソ樹脂等が挙げられる。
繊維質網状体を有機質樹脂によって処理する方法としては、含浸処理、塗付処理等の公知の方法を採用すればよい。被覆処理量は適宜設定することができるが、通常は処理前の繊維質網状体に対し2〜60重量%(好ましくは5〜40重量%)の範囲内とすればよい。
パテ材Cの内部または上部に繊維質網状体Dを介在させるには、パテ材Cを充填する際に繊維質網状体Dをサンドイッチする方法、パテ材Cを充填した後に繊維質網状体Dを埋め込む方法等を採用すればよい。
繊維質網状体Dの幅は、通常、目地幅より大きく、かつパテ材Cの塗付幅より小さくなるように設定すればよい。
仕上塗材層Fは、乾式ボードA、及びパテ材Cが充填された目地部を含む全面に形成される。この仕上塗材層Fは、抗張積5N/mm以上であるベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなる仕上塗材によって形成されたものである。
ベース塗材の抗張積は5N/mm以上であるが、好ましくは20N/mm以上、より好ましくは30N/mm以上、さらに好ましくは40N/mm以上である。ベース塗材の抗張積の上限は特に限定されないが、通常は250N/mm以下、好ましくは200N/mm以下、より好ましくは150N/mm以下である。ベース塗材の抗張積がこのような範囲内であれば、目地部におけるひび割れ発生を十分に抑制することができる。また、乾式ボードAに反りが生じるのを抑制することもできる。
ベース塗材の伸びは、通常50〜600%、好ましくは100〜500%、より好ましくは150〜400%である。
ベース塗材としては、合成樹脂エマルションを結合剤として含むものが使用できる。かかる合成樹脂エマルションとしては、例えば酢酸ビニル樹脂エマルション、エポキシ樹脂エマルション、シリコーン樹脂エマルション、アクリル樹脂エマルション、ウレタン樹脂エマルション、アクリルウレタン樹脂エマルション、アクリルシリコン樹脂エマルション、フッ素樹脂エマルション等、あるいはこれらの複合系等を使用することができる。このうち、アクリルシリコン樹脂エマルション、フッ素樹脂エマルション等は、耐候性に優れるため、ベース塗材の特性(抗張積、伸び等)の経時的低下を抑制することができる。
ベース塗材中の合成樹脂エマルションとしては、架橋反応性を有する合成樹脂エマルションを使用することもできる。合成樹脂エマルションが架橋反応型合成樹脂エマルションである場合は、塗膜の耐候性、密着性等を高めることができる。架橋反応型合成樹脂エマルションは、それ自体で架橋反応を生じるもの、あるいは別途混合する架橋剤によって架橋反応を生じるもののいずれであってもよい。このような架橋反応性は、例えば、カルボキシル基と金属イオン、カルボキシル基とカルボジイミド基、カルボキシル基とエポキシ基、カルボキシル基とアジリジン基、カルボキシル基とオキサゾリン基、水酸基とイソシアネート基、カルボニル基とヒドラジド基、エポキシ基とアミノ基、アルド基とセミカルバジド基、ケト基とセミカルバジド基、反応性シリル基どうし等の反応性官能基を組み合わせることによって付与することができる。
合成樹脂エマルションのガラス転移温度は適宜設定することができ、通常は−50〜50℃、好ましくは−40〜40℃、より好ましくは−30〜30℃である。
ベース塗材においては、上記合成樹脂エマルションに加え、粒子径50μm未満の体質顔料を必須成分とすることが望ましい。かかる体質顔料の使用により、ベース塗材の特性(抗張積、伸び等)を適正化することができる。体質顔料としては、例えば、重質炭酸カルシウム、軽微性炭酸カルシウム、カオリン、クレー、陶土、チャイナクレー、珪藻土、含水微粉珪酸、タルク、バライト粉、硫酸バリウム、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、シリカ粉、水酸化アルミニウム等が挙げられ、これらの1種または2種以上を使用することができる。体質顔料の粒子径は、通常50μm未満であるが、好ましくは0.5μm以上45μm以下、より好ましくは1μm以上30μm以下である。
体質顔料の混合比率は、合成樹脂エマルションの固形分100重量部に対し、固形分換算で通常10〜1000重量部、好ましくは20〜500重量部、より好ましくは30〜300重量部である。
ベース塗材には、着色顔料を使用することもできる。かかる着色顔料の使用により、仕上塗材層Fの色相を調整することができる。着色顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック、ランプブラック、ボーンブラック、黒鉛、黒色酸化鉄、銅クロムブラック、コバルトブラック、銅マンガン鉄ブラック、べんがら、モリブデートオレンジ、パーマネントレッド、パーマネントカーミン、アントラキノンレッド、ペリレンレッド、キナクリドンレッド、黄色酸化鉄、チタンイエロー、ファーストイエロー、ベンツイミダゾロンイエロー、クロムグリーン、コバルトグリーン、フタロシアニングリーン、群青、紺青、コバルトブルー、フタロシアニンブルー、キナクリドンバイオレット、ジオキサジンバイオレット、アルミニウム顔料、パール顔料等が挙げられ、これらの1種または2種以上を使用することができる。
着色顔料の混合比率は、合成樹脂エマルションの固形分100重量部に対し、固形分換算で通常1〜300重量部、好ましくは2〜200重量部、より好ましくは3〜150重量部である。
ベース塗材には、本発明の効果を著しく損なわない範囲内であれば、繊維、造膜助剤、可塑剤、凍結防止剤、防腐剤、防黴剤、抗菌剤、消泡剤、顔料分散剤、増粘剤、レベリング剤、湿潤剤、pH調整剤、艶消し剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、触媒、架橋剤等を使用することもできる。
本発明における仕上塗材は、上述のベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなるものである。骨材比率は、ベース塗材の固形分100重量部に対し、通常10〜2000重量部、好ましくは30〜1000重量部、より好ましくは50〜500重量部である。混合比率がこのような範囲内であれば、乾式ボードA間の継目を目立たなくすることができ、仕上塗材層Fの割れ防止の点においても好適である。
骨材としては、自然石、自然石の粉砕物等の天然骨材、及び着色骨材等の人工骨材から選ばれる少なくとも1種以上を好適に使用することができる。具体的には、例えば、大理石、御影石、蛇紋岩、花崗岩、蛍石、寒水石、長石、石灰石、珪石、珪砂、砕石、雲母、珪質頁岩、及びこれらの粉砕物、陶磁器粉砕物、セラミック粉砕物、ガラス粉砕物、ガラスビーズ、ガラスフレーク、樹脂粉砕物、樹脂ビーズ、ゴム粒、プラスチック片、金属粒等が挙げられる。また、貝殻、珊瑚、木材、炭、活性炭等の粉砕物を使用することもできる。
骨材の粒子径は0.05〜5mm(好ましくは0.1〜3mm)であるが、骨材の粒子径が小さすぎる場合は、乾式ボードA間の継目を目立たなくすることが難しくなる。骨材の粒子径が大きすぎる場合は、骨材が塗膜から脱落しやすくなる。なお、本発明における粒子径は、JIS Z8801−1:2000に規定される金属製網ふるいを用いて測定される値である。
本発明では、仕上塗材層Fを少なくとも2種以上の仕上塗材の積層によって形成させることができる。この場合、乾式ボードAに近接する第1の仕上塗材層F1の骨材比率が、その上の第2の仕上塗材層F2の骨材比率よりも小さくなるように設定することが望ましい。これにより、目地部におけるひび割れや段差の発生を抑制しつつ、種々の表面凹凸模様を形成することができ、目地部をいっそう目立たなくすることができる。図3では、2種の仕上塗材の積層によって仕上塗材層が形成されている。
第1の仕上塗材層F1を形成する仕上塗材(以下「第1の仕上塗材」という)としては、上述のベース塗材のみ、または、ベース塗材に粒子径0.05〜5mm(好ましくは0.1〜3mm)の骨材が混合されてなり、前記ベース塗材の固形分100重量部に対する骨材比率が0〜1500重量部であるものが使用できる。第1の仕上塗材における骨材比率は、このような範囲内であって、第2の仕上塗材層F2を形成する仕上塗材(以下「第2の仕上塗材」という)の骨材比率よりも小さくなるように設定する。好適な骨材比率は5〜500重量部(より好ましくは10〜100重量部)であるが、最終的な仕上外観において目地等における段差が目立たない範囲内であれば、骨材を含まないものも使用できる。
第2の仕上塗材としては、上述のベース塗材に粒子径0.05〜5mm(好ましくは0.1〜3mm)の骨材が混合されてなり、前記ベース塗材の固形分100重量部に対する骨材比率が10〜2000重量部(好ましくは30〜1000重量部、より好ましくは50〜500重量部)であるものが使用できる。第2の仕上塗材の骨材比率は、第1の仕上塗材の骨材比率の1.5倍以上(さらには2〜8倍)とすることが望ましい。仕上塗材層を3層以上設ける場合は、第2の仕上塗材と同様の仕上塗材を積層すればよい。
第1の仕上塗材と第2の仕上塗材におけるベース塗材として、同一のものを使用すれば、特に仕上外観、密着性等の点で好適である。但し、本発明の効果が損なわれない限り、これらベース塗材は異なるものであってもよい。
第1の仕上塗材と第2の仕上塗材におけるベース塗材が異なる場合、第1の仕上塗材におけるベース塗材の抗張積を高く設定することもできる。
2種の仕上塗材を積層する場合、第1の仕上塗材層F1は通常平坦状塗膜とする。第2の仕上塗材層F2には、各種の凹凸模様、例えば砂壁状、ゆず肌状、繊維壁状、さざ波状、スタッコ状、凹凸状、月面状、櫛引状、虫喰状等の模様を形成することができる。第2の仕上塗材層F2は、不連続塗膜であってもよい。また、第2の仕上塗材層F2の色相は、第1の仕上塗材層F1の色相と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
第1の仕上塗材層F1の厚みは0.1〜3mm程度であり、第2の仕上塗材層F2の厚み(凸部の厚み)は0.5〜10mm程度である。
本発明では、1種の仕上塗材を積層することもできる。この際、上述の2種の仕上塗材を積層する場合と同様に、第1の仕上塗材層は平坦状塗膜とし、第2の仕上塗材層において各種の凹凸模様を形成することができる。勿論、第2の仕上塗材層は、不連続塗膜であってもよい。また、第2の仕上塗材層の色相は、第1の仕上塗材層の色相と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
本発明では、その効果が損われない範囲内であれば、仕上塗材層Fの密着性確保等の目的で、乾式ボードAと仕上塗材層Fの間に下塗材層Eを設けることもできる。下塗材層Eは、例えばアクリル樹脂系下塗材、エポキシ樹脂系下塗材、ウレタン樹脂系下塗材、塩化ビニル系下塗材等の塗装によって形成できる。下塗材層Eは、1層からなるものでもよいし、2層以上からなるものでもよい。下塗材層Eの厚みは通常、仕上塗材層より小さく0.01〜1mm程度である。
本発明では、仕上塗材層Fの耐汚染性、耐候性等の物性向上や艶調整等の目的で、仕上塗材層F上にクリヤー層を設けることもできる。クリヤー層は、例えばアクリル樹脂系クリヤー塗料、ウレタン樹脂系クリヤー塗料、アクリルシリコン樹脂系クリヤー塗料、フッ素樹脂系クリヤー塗料等のクリヤー塗料、あるいはアルコキシシラン化合物やシリコーン樹脂等を主成分とする撥水剤等の塗装によって形成できる。このようなクリヤー層は、本発明の効果を阻害しない限り、着色されていてもよい。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより明確にする。
(ベース塗材1の製造)
アクリルシリコン樹脂エマルション(ガラス転移温度0℃、固形分50重量%)200重量部、重質炭酸カルシウム(粒子径4〜5μm)100重量部、酸化チタン20重量部、パルプ繊維2重量部、増粘剤2重量部、造膜助剤18重量部、消泡剤1重量部を均一に攪拌混合してベース塗材1を得た。このベース塗材1の抗張積は75N/mm、伸びは260%であった。
(ベース塗材2の製造)
アクリルシリコン樹脂エマルション(ガラス転移温度5℃、固形分50重量%)200重量部、ビニロン繊維1重量部、増粘剤1重量部、造膜助剤10重量部、消泡剤2重量部を均一に攪拌混合してベース塗材2を得た。このベース塗材2の抗張積は70N/mm、伸びは180%であった。
(ベース塗材3の製造)
アクリル樹脂エマルション(ガラス転移温度40℃、固形分50重量%)200重量部、重質炭酸カルシウム(粒子径4〜5μm)1080重量部、酸化チタン10重量部、パルプ繊維1重量部、増粘剤2重量部、造膜助剤24重量部、消泡剤2重量部を均一に攪拌混合してベース塗材3を得た。このベース塗材3の抗張積は4N/mm、伸びは5%であった。
(試験例1)
窯業系サイディングボード(900×2400×12mm)を2枚用意し、板間に10mm幅の目地部を設け、そこに変性シリコーン系シーリング材を打設したものを下地とした。
この下地の目地部に、パテ材1(湿気硬化型ウレタン樹脂パテ材、固形分95重量%、樹脂:充填剤=100:90(固形分比)、抗張積260N/mm、伸び450%)を目地近傍のサイディングボード表面にわたって目地幅の15倍の幅で充填塗付し、直ちに繊維質網状体1(アクリル樹脂によって被覆処理された格子状ガラス繊維網状体、繊維束の幅0.6mm・厚み0.2mm、繊維束どうしの間隔2.5mm、網目形状:正方形、樹脂被覆量10重量%)を貼り付けた。室温で4時間乾燥させた後、再度、パテ材1を塗付し平滑にならし、室温で16時間乾燥させた。
その後、目地部を含むサイディングボード全体に水性エポキシ樹脂系下塗材を塗装(乾燥厚み約0.03mm)して下塗材層を形成させた。室温で2時間乾燥後、仕上塗材1を凹凸状(乾燥厚み約2〜3mm)に塗装して化粧仕上を施した。その結果、目地部の目立ちもなく、均一な仕上りが得られた。
なお、仕上塗材1としては、上記ベース塗材1の固形分100重量部にゴム粉(粒子径0.5〜1mm)10重量部、珪砂(粒子径0.2〜1mm)100重量部を均一に混合して得られたものを使用した。
以上の方法で試験体を作製した後、JIS A 1414に準拠し、面内せん断試験を実施した。その結果、変位量=H/100の条件下(H:サイディングボードの高さ(mm))においても仕上塗材層に亀裂は認められなかった。
(試験例2)
仕上塗材層の塗装において、仕上塗材2を平坦に塗装し(乾燥厚み約0.8mm)、次いで仕上塗材3をスタッコ状(乾燥厚み約1〜3mm)に塗装して化粧仕上を施した以外は、試験例1と同様にして試験を行った。試験例2では、変位量=H(サイディングボードの高さ(mm))/100においても仕上塗材層に亀裂は認められなかった。
なお、仕上塗材2としては、上記ベース塗材1の固形分100重量部に、寒水石(粒子径0.2〜0.4mm)40重量部を均一に混合して得られたものを使用した。
仕上塗材3としては、上記ベース塗材1の固形分100重量部に、寒水石(粒子径0.2〜0.4mm)40重量部、及び珪砂(粒子径0.5〜2mm)150重量部を均一に混合して得られたものを使用した。
(試験例3)
仕上塗材層の塗装において、仕上塗材2を平坦に塗装し(乾燥厚み約0.8mm)、次いで仕上塗材4をスタッコ状(乾燥厚み約1〜3mm)に塗装して化粧仕上を施した以外は、試験例1と同様にして試験を行った。試験例3では、変位量=H(サイディングボードの高さ(mm))/100においても仕上塗材層に亀裂は認められなかった。
なお、仕上塗材2としては、上記ベース塗材1の固形分100重量部に、寒水石(粒子径0.2〜0.4mm)40重量部を均一に混合して得られたものを使用した。
仕上塗材4としては、上記ベース塗材2の固形分100重量部に、寒水石(粒子径0.2〜0.4mm)50重量部、及び着色骨材(粒子径0.5〜2mm)400重量部を均一に混合して得られたものを使用した。
(試験例4)
仕上塗材層の塗装において、ベース塗材1を平坦に塗装し(乾燥厚み約0.6mm)、次いで仕上塗材4をスタッコ状(乾燥厚み約1〜3mm)に塗装して化粧仕上を施した以外は、試験例1と同様にして試験を行った。試験例4では、変位量=H(サイディングボードの高さ(mm))/100においても仕上塗材層に亀裂は認められなかった。
なお、仕上塗材4としては、上記ベース塗材2の固形分100重量部に、寒水石(粒子径0.2〜0.4mm)50重量部、及び着色骨材(粒子径0.5〜2mm)400重量部を均一に混合して得られたものを使用した。
(試験例5)
パテ材1をパテ材2(変性シリコーン系パテ材、固形分95重量%、抗張積105N/mm、伸び300%)に替えた他は、試験例1と同様にして試験を行った。試験例5では、変位量=H(サイディングボードの高さ(mm))/100においても仕上塗材層に亀裂は認められなかった。
(試験例6)
繊維質網状体1に替えて繊維質網状体2(アクリル樹脂によって被覆処理された格子状ガラス繊維網状体、繊維束の幅0.6mm・厚み0.2mm、繊維束どうしの間隔2.5mm、網目形状:正方形、樹脂被覆量3重量%)を使用した以外は、試験例5と同様にして試験を行った。面内せん断試験の結果は概ね良好であったが、仕上塗材層にわずかに亀裂が認められた。
(試験例7)
パテ材1をパテ材3(変性シリコーン系パテ材、固形分95重量%、抗張積78N/mm、伸び300%)に替えた他は、試験例1と同様にして試験を行った。その結果、面内せん断試験において仕上塗材層に亀裂が認められた。また、目地部において段差(盛上がり)が発生した。
(試験例8)
パテ材1をパテ材4(エポキシ系パテ材、固形分95重量%、抗張積6N/mm、伸び2%)に替えた他は、試験例1と同様にして試験を行った。その結果、面内せん断試験において、早期にパテ材が破断し、仕上塗材層に亀裂が生じてしまった。
(試験例9)
仕上塗材層の塗装において、仕上塗材1に替えて仕上塗材5を使用した以外は、試験例1と同様にして試験を行った。試験例9では、面内せん断試験において仕上塗材層に亀裂が生じてしまった。
なお、仕上塗材5としては、上記ベース塗材3の固形分100重量部に、ゴム粉(粒子径0.5〜1mm)10重量部、珪砂(粒子径0.2〜1mm)100重量部を均一に混合して得られたものを使用した。
本発明壁面化粧構造体の一態様を示す断面図である。 本発明壁面化粧構造体の別の態様を示す断面図である。 本発明壁面化粧構造体の別の態様を示す断面図である。
符号の説明
A:乾式ボード
B:シーリング材
C:パテ材
D:繊維質網状体
E:下塗材層
F:仕上塗材層
F1:第1の仕上塗材層
F2:第2の仕上塗材層

Claims (3)

  1. 隣接した乾式ボード間の目地部にパテ材が充填され、乾式ボード及び目地部を含む全面に仕上塗材層が形成されてなる壁面化粧構造体において、
    前記仕上塗材層が、抗張積5N/mm以上であるベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなり、前記ベース塗材の固形分100重量部に対する骨材比率が10〜2000重量部である仕上塗材によって形成されたものであり、
    前記パテ材の抗張積が、前記ベース塗材の抗張積の1.2〜100倍であり、
    前記パテ材の内部ないし上部に繊維質網状体が介在していることを特徴とする壁面化粧構造体。
  2. 隣接した乾式ボード間の目地部にパテ材が充填され、乾式ボード及び目地部を含む全面に仕上塗材層が形成されてなる壁面化粧構造体において、
    前記仕上塗材層が少なくとも2種の仕上塗材の積層によって形成されたものであり、
    乾式ボードに近接する第1の仕上塗材層が、抗張積5N/mm以上であるベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなり、前記ベース塗材の固形分100重量部に対する骨材比率が0〜1500重量部である仕上塗材によって形成されたものであり、
    前記第1の仕上塗材層上に積層される第2の仕上塗材層が、抗張積5N/mm以上であるベース塗材に粒子径0.05〜5mmの骨材が混合されてなり、前記ベース塗材の固形分100重量部に対する骨材比率が10〜2000重量部である仕上塗材によって形成されたものであり、
    前記第1の仕上塗材層の骨材比率が、前記第2の仕上塗材層の骨材比率よりも小さく、
    前記パテ材の抗張積が、前記ベース塗材の抗張積の1.2〜100倍であり、
    前記パテ材の内部ないし上部に繊維質網状体が介在していることを特徴とする壁面化粧構造体。
  3. 前記パテ材の伸びが100〜600%であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の壁面化粧構造体。
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