JP4136586B2 - タッチパネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタッチパネルに係り、特に、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、携帯電話、電子手帳等において、液晶パネルの表示面上に配置されて入力用に用いられるタッチパネルに関する。
【0002】
液晶パネルの表示面がクリアに見えるようにするために、タッチパネルは光透過率が高いことが求められている。
【0003】
【従来の技術】
一般のタッチパネルは、ガラス基板の上側にフィルムが配置されている構成である。よって、液晶パネルから出てタッチパネルを透過してタッチパネルの前面に届く光は、ガラス基板と空気層との界面及びフィルムと空気層との界面で少しずつ反射され、タッチパネルの光透過率が抑えられ、液晶パネルの表示の明るさが抑えられる傾向にある。そこで、タッチパネルの光透過率を向上させる改良がなされている。
【0004】
例えば、ガラス基板とフィルムとの間の空間にシリコンオイルが注入してある構成のものがある。シリコンオイルの屈折率がガラス基板及びフィルムの屈折率に近いため、ガラス基板とシリコンオイル層との界面での光反射率及びフィルムとシリコンオイル層との界面での光反射率が共に抑えられ、タッチパネルの光透過率の向上が図られている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−29611号公報(第5頁、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この特開2000−29611号公報にはシリコンオイルの注入口の構造及びこの注入口を封止した構造についての記載はない。
【0007】
注入されているものがシリコンオイルである場合には、タッチパネルの封止構造は信頼性の高いものとする必要がある。
【0008】
そこで、本発明は上記の課題を解決したタッチパネル及びタッチパネル装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、貼り合わせてある基板とフィルムとの間の空間に液体が封入してあり、前記液体を上記空間内に注入するための注入口の内部を硬化した第1の樹脂部で栓をするように塞ぐと共に、該注入口の入口部を硬化した第2の樹脂部で覆ってなるタッチパネルであって、前記硬化した第1の樹脂部は、前記液体に対して溶解性を有しない樹脂であり、前記硬化した第2の樹脂部は、前記液体による溶解性がある樹脂である構成としたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
[第1実施例]
図1は本発明の第1実施例になるタッチパネル10を示す。図2は図1中、円IIで囲んだ部分を拡大して示す図、図3は図1中III-III線に沿う断面図である。
【0022】
タッチパネル10は、基本的には、基板である四角形状のガラス板11と、枠状の両面接着テープ12によってガラス板11上に接着されたフィルム13とを有する構成である。フィルム13が入力操作される面側である。ガラス板11の上面には透明導電膜14が形成してあり、且つ、多数のドットスペーサ15が分散して形成してある。フィルム13の下面にも透明導電膜16が形成してある。ガラス板11の端からフレキシブルケーブル17が延びている。ガラス板11とフィルム13との間の空間18にはシリコンオイル19が封入してあり、シリコンオイル層19aが形成されている。シリコンオイル19は絶縁性を有し、透明であり、且つ、ガラス板11及びフィルム13の屈折率に近い屈折率を有する。
【0023】
20はシリコンオイル注入口であり、図4に拡大して示すように、タッチパネル10の一つのコーナ21の個所に形成してある。シリコンオイル注入口20は、枠状の両面接着テープ12の一つのコーナの部分を切除した切除部22によって形成してあり、トンネル形状をなしており、入口部23とトンネル状の内部24とを有する。入口部23は幅w1で、高さh1である。トンネル状内部24の奥行きはa1である。高さh1は両面接着テープ12の厚さtに対応し、奥行きa1は両面接着テープ12の幅wに略対応する。
【0024】
このシリコンオイル注入口20は図2(C)に示すように二重に封止してある。即ち、トンネル状内部24は硬化した紫外線(UV)硬化樹脂部25によって栓をされており、入口部23は硬化したシリコン樹脂部26によって覆われている構成である。硬化した紫外線硬化樹脂部25は硬質であり、硬化したシリコン樹脂部26は軟質である。
【0025】
硬化した紫外線硬化樹脂部25はシリコンオイルによって溶解されることはない。即ち、硬化した紫外線硬化樹脂部25はシリコンオイルによる溶解性のない樹脂部である。樹脂部25はシリコンオイルによる溶解性がなく、且つ、速硬性の樹脂であれば、紫外線硬化樹脂以外の樹脂でもよい。硬化したシリコン樹脂部26はシリコンオイルによって溶解される。即ち、シリコンオイルによる溶解性がある樹脂部である。シリコンオイルが硬化したシリコン樹脂部26に溶け込むと、その部分では硬化したシリコン樹脂部26が膨張する。樹脂部26はシリコンオイルによる溶解性がある樹脂であればシリコン樹脂以外の樹脂でもよい。
【0026】
このシリコンオイル注入口二重封止構造は、図5に示す注入設備40を使用して以下に示すようにして形成される。
【0027】
注入設備40は、真空ポンプ及びガスボンベが接続してある密閉室41の内部に、シリコンオイル注入前のタッチパネル10Kを支持する支持装置42と、シリコンオイル19を溜めている容器43と、液体状の紫外線硬化樹脂44を溜めている容器45と、紫外線放射装置46を有する。
【0028】
まず、図5に示すように、タッチパネル10Kをシリコンオイル注入口20が下を向く姿勢として支持装置42にセットし、真空ポンプを駆動させて密閉室41内を略真空に減圧し、容器43を上昇させて、図6(A)に示すように、シリコンオイル19がタッチパネル10Kのシリコンオイル注入口20に触れるようにする。その後に弁47を少し開いて密閉室41内の圧力を回復させる。図6(B)に示すように、圧力Pがシリコンオイル19の表面に作用して、シリコンオイル19が空間18内に真空吸引される。
【0029】
続いて、図6(C)に示すように、容器43を下降させてシリコンオイル19をシリコンオイル注入口20から離す。図7(A),(B)はこのときのシリコンオイル注入口20の部分の状態を示す。更には、容器43、45を横に移動させ、紫外線硬化樹脂44の容器45がタッチパネル10Kと対向するようにする。
【0030】
次いで、図6(D)に示すように、容器45を上昇させて、紫外線硬化樹脂44がタッチパネル10Kのシリコンオイル注入口20に触れるようにし、更には、ねじ部材47を少し弛める。これによって、液体状の紫外線硬化樹脂44が吸引されてシリコンオイル注入口20のトンネル状内部24を埋めた状態となる。図8(A),(B)はこのときのシリコンオイル注入口20の部分の状態を示す。
【0031】
続いて、図6(E)に示すように、容器45を下降させ、紫外線放射装置46を駆動させて、紫外線UVをシリコンオイル注入口20に照射する。これによってシリコンオイル注入口20のトンネル状内部24を埋めている液体状の紫外線硬化樹脂44が急速に硬化されて、図9(A),(B)に示すように、紫外線硬化樹脂部25となって、シリコンオイル注入口20のトンネル状内部24を栓をする状態となって、シリコンオイル注入口20が仮封止される。
【0032】
その後に、タッチパネル10Kを密閉室41から取り出して、タッチパネル10のシリコンオイル注入口20の入口部23を覆うように、シリコン樹脂を塗布し、このシリコン樹脂を硬化させて、硬化シリコン樹脂部26を形成する。硬化シリコン樹脂部26は、図10(A),(B)に示すように、シリコンオイル注入口20の入口部23を覆う。即ち、硬化シリコン樹脂部26は、紫外線硬化樹脂部25とガラス板11の上面との境界51、紫外線硬化樹脂部25と両面接着テープ12の切除部22の端面との境界52、53、及び紫外線硬化樹脂部25とフィルム13の下面との境界54を全て覆う。
【0033】
なお、トンネル状内部24の内壁面24aには、符号50で示すようにシリコンオイルの膜が付いている。シリコンオイルの膜50はトンネル状内部24の全周に亘ってトンネル状内部24の内壁面24aと紫外線硬化樹脂部25の外周面との間に介在している。
【0034】
30はシール用フィルムであり、タッチパネル10の略全周に亘って、フィルム13の上面の周囲の部分からタッチパネル10の周側面31を経てガラス板11の下面の周囲の部分に亘ってタッチパネル10の周縁部を包むように形成してある。このシール用フィルム30はタッチパネル10の気密性を上げると共に、ガラス板11の周側面が露出しなくなって、作業者はタッチパネル10をより安全に取り扱うことが出来る。
【0035】
上記のタッチパネル10は、ガラス板11とフィルム13との間にシリコンオイル18が封入してあることによって、ガラス板11とフィルム13との間が空気である場合に比べて、ガラス基板11とシリコンオイル18との界面での光反射率及びフィルム13とシリコンオイル18との界面での光反射率が共に抑えられ、光透過率は高い。シリコンオイルに代えて、フロン系のオイルを使用してもよい。
【0036】
ここで、シリコンオイル18の気密封止について説明する。
【0037】
(1)シリコンオイル注入口20の封止
ここで、本願の発明者は、以下の2つの構造を試してその評価を行った。
【0038】
第1の構造は、UV硬化樹脂をシリコンオイル注入口20内に吸い込ませて、ここで硬化させ、硬化したUV硬化樹脂でもってシリコンオイル注入口20に栓をした構造である。
【0039】
通常の環境下ではシリコンオイルが漏れ出すことはなかった。しかし、タッチパネルに熱サイクルをかけた場合に、シリコンオイルが漏れ出すことがあった。シリコンオイルがシリコンオイル注入口20の内壁面と硬化したUV硬化樹脂部との間に僅かな隙間ができて、シリコンオイルがこの隙間を通ってしみだすと考えられる。
【0040】
第2の構造は、シリコン樹脂をシリコンオイル注入口20内に吸い込ませ、そこで硬化させ、硬化したシリコン樹脂でもってシリコンオイル注入口を塞いだ構造である。
【0041】
初期の段階ではシール性は良好であり、シリコンオイルが漏れ出すことはなかった。しかし、時間が経過するにつれて、シリコンオイルが漏れ出すことがあった。シリコンオイルが硬化したシリコン樹脂中に溶け込むにつれて、硬化したシリコン樹脂の体積が増え、シリコンオイル注入口20が押し開かれ、フィルム13のうちシリコンオイル注入口20に臨む部分が両面接着テープ12から剥離されて隙間ができてしまうためと考えられる。
【0042】
本実施例では、図2(A)乃至(C)及び図10(A)、(B)に示すように、硬化した紫外線硬化樹脂部25がトンネル状内部24に栓をし、更に、硬化したシリコン樹脂部26が入口部23を覆って、シリコンオイル注入口20は二重に封止してある。
【0043】
この構造によれば、シリコンオイル注入口20に栓をしている硬化したUV硬化樹脂部によって、シリコンオイルの漏れ出しが制限されている。この硬化したUV硬化樹脂部25はシリコンオイルに溶解しないため、長時間経過した後でもUV硬化樹脂部25は膨張せず、よって、シリコンオイル注入口20に臨む部分において、フィルム13と両面接着テープ12との接着部分或いは両面接着テープ12とガラス基板11とのと接着部分が剥離することが起きない。
【0044】
例えば熱ストレスが繰り返し作用して、シリコンオイル注入口20の内壁面24aと硬化したUV硬化樹脂部との間に隙間が出来て、シリコンオイル膜50のシリコンオイルが境界51〜54から外にしみ出そうとすると、しみ出しは硬化したシリコン樹脂部26によって阻まれる。
【0045】
硬化シリコン樹脂部26が境界51〜54からしみ出そうとするシリコンオイルのしみ出しを阻む動作は以下のようにしてなされる。硬化シリコン樹脂部26のうちシリコンオイルが触れた部分には、シリコンオイルが溶け込む。シリコンオイルが溶け込んだ部分は、樹脂の体積が膨張し、境界51〜54をきつく押え、更には、境界51〜54に隙間がある場合にはこの隙間内に入り込む。これによって、シリコンオイルのしみ出しが阻まれる。
【0046】
ここで、隙間内に入り込んだ樹脂の体積の膨張は僅かであり、フィルム13と両面接着テープ12との接着部分或いは両面接着テープ12とガラス基板11とのと接着部分を剥離させることは起きない。
【0047】
(2)タッチパネル10の周縁部の封止
図3示すように、タッチパネル10の周縁部は、第1には両面接着テープ12によって、第2にはシール用フィルム30によって二重に封止されている。よって、両面接着テープ12だけによって封止してある構造に比べて、信頼性が高い。
【0048】
上記タッチパネル10はシール用フィルム30を有しない構成としてもよい。
[第2実施例]
図11は本発明の第2実施例になるタッチパネル10Aを示す。タッチパネル10Aは、シール用フィルム30を有しない構成である。これ以外は、図1に示すタッチパネル10と同じ構成である。
[第3実施例]
図12は本発明の第2実施例になるタッチパネル10Aを示す。図13は、図12中、XIII- XIII線に沿う断面図である。各図中、図1乃至図3に示す構成部分と対応する部分には同じ符号を付す。
【0049】
タッチパネル10Bは、ガラス板11の上にフィルム13Bが両面接着テープ12によって接着してあり、略全周に亘ってシール用フィルム30Bが接着してあり、ガラス板11とフィルム13Bとの間の空間60に空気が密封されている構成である。フィルム13Bは成形されており、フィルム13Bのうち入力操作される入力操作エリヤ部分13Baの上面13Bbは、シール用フィルム30Bの上面30Bbと同じ高さに位置している。入力操作エリヤ部分13Baとガラス板11との間の寸法gは、両面接着テープ12の厚さtにシール用フィルム30の厚さt10を加算した寸法であり、通常のタッチパネルの場合よりも大きい。よって、入力操作のストロークが十分に確保されている。空気に代えて、所定のガスを密封することも可能である。
【0050】
ここで、シール用フィルム30Bはフィルム13の上面の周囲の部分からタッチパネル10Bの周側面31を経てガラス板11の下面の周囲の部分に亘ってタッチパネル10Bの周縁部を包むように接着してあり、フィルム13と両面接着テープ12との接着部分或いは両面接着テープ12とガラス基板11とのと接着部分を補強する。このため、空間60の気密性は両面接着テープ12でフィルム13をガラス基板11に接着してなる構造に比べて向上しており、苛酷な条件の下で使用され続けた場合でも空気の漏れ出しが無く、シール用フィルム30は平面を維持する。よって、空気の漏れ出しが原因でシール用フィルム30が全体的に凹んで、干渉縞が現われたり、入力操作のストロークが短くなったりすることが起きない。また、外部から空間60内に異物が侵入することも防止される。
【0051】
上記のタッチパネル10Aは、図14(A)に示す治具90を使用して組み立てられる。この治具90は、平らな上面91を有し、且つ、複数の吸引孔92が形成してあり、且つ、内部にヒータ93が組み込んである構成である。
【0052】
図12に示すように、略枠形状のシール用フィルム30にフィルム13を貼り付けてフィルム組立体80を形成し、このフィルム組立体80を、図14(A)に示すように、シール用フィルム30を下面側にして治具90の上面91にセットする。フィルム13Bはシール用フィルム30Bの厚み分治具90の上面91から浮いている。
【0053】
次いで、図14(B)に示すように、ヒータ73を加熱すると共に矢印100で示すように吸引する。これによって、フィルム13Bのうちシール用フィルム30Bによって囲まれている長方形の部分13Bcが治具70の上面71に吸着されて変形され、且つ加熱されて、浅くて四角の形状に成形される。
【0054】
次いで、図14(C)に示すように、両面接着テープ12が接着されたガラス基板11を上方からフィルム13B上に接着する
その後にシール用フィルム30Bのうち周囲の部分に対する吸引を解除し、シール用フィルム30Bの周囲の部分を上方に折り曲げて且つ折り返して接着する。これによって、タッチパネル10Bが完成する。
【0055】
ここで、フィルム13Aを浅くて四角の形状に成形する作業は、四角の浅い凹部が形成された治具を用意しないで、単に平面の治具でもって、シール用フィルム30の厚さによって形成された段部を利用して行われる。平面の治具は四角の浅い凹部が形成された治具に比べて安価である。
【0056】
なお、図15に示すように、フィルム13Bの代わりに、フィルム組立体80と同じ形状のフィルム13Cを使用してもよい。フィルム13Cは、周囲に張り出した張り出し部13Caを有する。この張り出し部13Caが折り曲げられ、折り返されて、タッチパネルの周縁を覆ってシールする。この場合には、上記のシール用フィルム30Bは不要である。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、貼り合わせてある基板とフィルムとの間の空間に液体が封入してあり、前記液体を上記空間内に注入するための注入口の内部を硬化した第1の樹脂部で栓をするように塞ぐと共に、該注入口の入口部を硬化した第2の樹脂部で覆ってなるタッチパネルであって、前記硬化した第1の樹脂部は、前記液体に対して溶解性を有しない樹脂であり、前記硬化した第2の樹脂部は、前記液体による溶解性がある樹脂である構成であるため、注入口を単に塞いだ構造に比べて、注入口の封止の信頼性を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になるタッチパネルを示す図である。
【図2】図1中、円IIで囲んだ部分を拡大して示す図である。
【図3】図1中、III-IIIに沿う断面図である。
【図4】シリコンオイル注入口を拡大して示す図である。
【図5】シリコンオイルの注入及び紫外線硬化樹脂の注入を行う設備を示す図である。
【図6】シリコンオイルの注入及び紫外線硬化樹脂の注入を説明するための図である。
【図7】図6(C)に示すときの注入口の状態を示す図である。
【図8】図6(D)に示すときの注入口の状態を示す図である。
【図9】図6(E)に示すときの注入口の状態を示す図である。
【図10】硬化したシリコン樹脂部が形成されたときの注入口の状態を示す図である。
【図11】本発明の第2実施例になるタッチパネルを示す図である。
【図12】本発明の第3実施例になるタッチパネルを示す図である。
【図13】図12中、XIII-XIIIに沿う断面図である。
【図14】図12のタッチパネルの組み立てを説明するための図である。
【図15】フィルムの変形例を示す図である。
【符号の説明】
10、10A、10B タッチパネル
11 ガラス板
12 両面接着テープ
13 フィルム
14,16 透明導電膜
15 ドットスペーサ
19a シリコンオイル層
20 シリコンオイル注入口
22 切除部
23 入口部
24 トンネル状の内部
25 硬化した紫外線硬化樹脂部
26 硬化したシリコン樹脂部
30 シール用フィルム
31 周側面
40 注入設備
41 密閉室
42 支持装置
46 紫外線放射装置
50 シリコンオイル膜
51〜54 境界

Claims (3)

  1. 貼り合わせてある基板とフィルムとの間の空間に液体が封入してあり、前記液体を上記空間内に注入するための注入口の内部を硬化した第1の樹脂部で栓をするように塞ぐと共に、該注入口の入口部を硬化した第2の樹脂部で覆ってなるタッチパネルであって、
    前記硬化した第1の樹脂部は、前記液体に対して溶解性を有しない樹脂であり、
    前記硬化した第2の樹脂部は、前記液体による溶解性がある樹脂である、タッチパネル。
  2. 前記液体は、シリコンオイルであり、
    前記硬化した第1の樹脂部は、紫外線硬化された樹脂部であり、
    前記硬化した第2の樹脂部は、硬化したシリコン樹脂部である、請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記の貼り合わせてある基板及びフィルムの周縁を覆うようにフィルムを貼ってシールした構成とした、請求項1に記載のタッチパネル。
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