JP4136549B2 - パワーユニットの支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパワーユニットの支持装置、特にエンジンとラジエータとを共通の支持フレームに支持した構造のパワーユニットの支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、芝刈機やゴルフカートなどに、水冷エンジンとラジエータとをアッセンブリした汎用のパワーユニットが用いられている。
この種のパワーユニットとして、エンジンの側部にステーを固定し、このステーの上面に防振ゴムを介してラジエータを支持した構造のものが提案されている(特開平11−210460号公報)。
【0003】
また、別のパワーユニットの支持装置として、エンジンとラジエータとを共通の支持フレームに支持したものもある(特開平5−147444号公報)。この場合には、エンジンと支持フレームとの間に防振ゴムが設けられ、ラジエータは支持フレームに固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の構造では、ラジエータの下面が防振ゴムを介してステーの先端部に支持され、ラジエータの上部は水冷用ホースによって支持されているに過ぎない。ステーの先端部はエンジン振動によって大きく振れるので、ラジエータの振幅も大きく、ラジエータの耐用年数が短くなるという結果を招く。
また、後者の場合には、エンジンと支持フレームとの間に防振ゴムが設けられているが、防振ゴムはエンジンの重量を支える必要があるので、ばね定数の小さなゴムを用いることができない。そのため、エンジン振動が支持フレームを介してラジエータに伝達され、ラジエータの寿命を損なう可能性があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、ラジエータをエンジンと共通の支持フレームに支持した場合に、エンジン振動をラジエータにできるだけ伝えない構造とし、ラジエータの耐用年数を長くできるパワーユニットの支持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、前後方向に延びる一対のサイドレールにエンジンを支持してなるパワーユニットにおいて、上記サイドレールの上記エンジン支持位置より前側位置に、両サイドレールを連結する幅方向に延びるロアブラケットを固定し、上記ロアブラケットの上面に、上記エンジンによって駆動されるラジエータファンによって冷却されるラジエータの下面を第1の防振部材を介して弾性支持し、上記ラジエータの両側部に、ラジエータの両側部を覆いかつラジエータよりエンジン方向に延びるパネル状のサポート部材を固定し、上記サポート部材の下端部を、第1の防振部材の支持点に対してエンジン方向にオフセットした位置に配置された第2の防振部材を介して上記サイドレールに弾性支持したことを特徴とするパワーユニットの支持装置を提供する。
【0007】
また、請求項2に係る発明は、前後方向に延びる一対のサイドレールにエンジンを支持してなるパワーユニットにおいて、上記サイドレールの上記エンジン支持位置より前側位置に、両サイドレールを連結する幅方向に延びるロアブラケットを固定し、上記ロアブラケットの上面に、上記エンジンによって駆動されるラジエータファンによって冷却されるラジエータの下面を第1の防振部材を介して弾性支持し、上記ラジエータの一側部に、ラジエータの両側部を覆いかつラジエータよりエンジン方向に延びるパネル状のサポート部材を固定し、上記サポート部材の下端部を、第1の防振部材の支持点に対してエンジン方向にオフセットした位置に配置された第2の防振部材を介して上記サイドレールに弾性支持し、上記サポート部材が取り付けられていないラジエータの他側部の上部とエンジンと、中間部にエンジン振動がラジエータに伝わるのを抑制する弾性屈曲部を有するロッドを介して連結したことを特徴とするパワーユニットの支持装置を提供する。
【0008】
請求項1に係る発明では、ラジエータの下部が第1の防振部材を介してサイドレールの前側位置に固定されたロアブラケットに弾性支持され、ラジエータの上下荷重が支えられる。また、ラジエータの両側部に取り付けられたサポート部材が第2の防振部材を介してサイドレールに弾性支持され、ラジエータの前後荷重が支えられる。これら防振部材は、比較的軽量なラジエータを支持するだけであるから、ばね定数の小さいゴム等を用いることができる。そのため、エンジン振動の大部分は第1の防振部材および第2の防振部材によって吸収され、ラジエータには殆ど伝達されない。したがって、ラジエータの耐用年数を長くすることができる。
また、第2の防振部材は、第1の防振部材の支持点に対してエンジンの前後方向にオフセットした位置に配置されている。そのため、ラジエータの前後方向の倒れを第2の防振部材で防止することができ、ラジエータの安定性を確保することができる。
なお、本発明で防振部材とは、防振ゴムのほか、コイルバネや板バネなどのバネ材を含むものである。
【0009】
請求項2に係る発明において、第1の防振部材および第2の防振部材の作用は請求項1に係る発明と同様である。ただし、サポート部材がラジエータの一側部にしか設けられていないので、ラジエータの他側部の前後荷重を支えることができず、ラジエータに捩れが生じる。そこで、ラジエータの他側部の上部とエンジンとをロッドで連結することで、ラジエータの倒れや捩れを防止している。
ロッドは中間部に弾性屈曲部を持つので、エンジン振動をこの屈曲部で吸収し、ラジエータにエンジン振動が直接伝達されるのを防止している。
【0010】
請求項3のように、ラジエータをサイドレールに対して支持するためのサポート部材をアクセサリ部品の取付パネルとして兼用してもよい。
この種のパワーユニットでは、エンジンを運転するためにアクセサリ部品(例えばコントロールパネル、電子制御装置、イグナイタ、リザーバタンク、燃料ポンプなど)が必要になるが、従来ではこのようなアクセサリ部品を車体側に取り付けていた。そのため、エンジンを車体に搭載した後、アクセサリ部品とエンジンとの配線や配管を接続しなければならず、面倒な接続作業を必要とし、搭載、運転に時間を要していた。
請求項3のように、ラジエータをサイドレールに対して支持するためのサポート部材をアクセサリ部品の取付パネルとして兼用した場合、サポート部材はラジエータに固定されているが、エンジンに対しては第2の防振部材およびサイドレールを介して取り付けられているので、サポート部材にエンジン振動が直接伝達されない。そのため、サポート部材に取り付けられたアクセサリ部品の故障を少なくできる。また、アクセサリ部品とエンジンとを車体への搭載前に予め接続しておくことができるので、使用者は燃料ホースの結合、ワイヤハーネス結線といった簡単な作業のみでエンジンを搭載、運転することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図7は本発明にかかるパワーユニットの支持装置の第1実施形態を示す。水冷式のエンジン1の前部には、エンジン1によってVベルト8を介して駆動されるラジエータファン9(図3参照)が設けられ、その前方にラジエータ2が配置されている。ラジエータ2にはラジエータファン9を取り囲むシュラウド15が取り付けられ、シュラウド15の上部にはさらにファンガード16が取り付けられている。エンジン1およびラジエータ2は共通の支持フレーム3に支持されている。
【0012】
この実施形態の支持フレーム3は、一対のL字形断面を持つサイドレール4,5と、サイドレール4,5の前端部の間に架け渡して固定された門型のロアブラケット6とで構成されている。サイドレール4,5のそれぞれの内側面には、図5に示すように2対(合計4個)のマウント用ブラケット7が固定されており、これらマウント用ブラケット7にエンジン1の両側面がボルトで固定されている。なお、エンジン1とブラケット7との間に適宜マウントゴムを介装してもよい。なお、17はセルモータ(図1,図3参照)である。
【0013】
ロアブラケット6の頂部には、図6に示すように2個の防振ゴム取付用の穴6aが設けられ、これら穴6aにそれぞれグロメット状の第1防振ゴム10が嵌着されている。ラジエータ2の底面には、2本の突起11が突設され、これら突起11を第1防振ゴム10の中心穴10aに挿入することにより、ラジエータ2の底面はロアブラケット6によって弾性支持されている。第1防振ゴム10はラジエータ2にかかる上下方向の荷重を支える役割を有する。
なお、ラジエータ2の上下支持構造は、実施例のようなグロメット状の第1防振ゴム10を用いるものに限らず、上下荷重を弾性支持できるものであれば、公知の任意の防振ゴムを用いることができる。ボルトを用いて締結する構造の防振ゴムを用いた場合には、後述する係止片12a,13aおよび上下抜け防止用の穴6bは不要となる。
【0014】
ラジエータ2の両側面には、図7に示すように一対のサポート部材12,13がボルトによって締結固定されている。これらサポート部材12,13はラジエータ2の側部からエンジン1の前後方向に延びており、ラジエータ2の側面を覆っている。そのため、ラジエータ2を通過した冷却風が再度ラジエータ2の前面側に回り込むのを抑制し、冷却性能を高める効果を有する。
また、サポート部材12,13の下部であって、ラジエータ2の下方位置に対応する部分には、対向方向に係止片12a,13aが折曲形成され、これら係止片はロアブラケット6の両側壁部に形成された上下抜け防止用の穴6bに挿入されている。そのため、突起11が第1防振ゴム10から上方へ抜けるのが防止され、ラジエータ2の脱落が防止される。
【0015】
サポート部材12,13の下端部は、エンジン方向に向かって斜め下方へ延びており、図7に示すように第2防振ゴム14を介してサイドレール4,5に弾性支持されている。この第2防振ゴム14は、ゴム体14aの両側面にボルト14b,14cを突設したものであり、一方のボルト14bをサイドレール4,5の穴4a,5aに挿通した後、ナットで締結し、他方のボルト14cをサポート部材12,13の穴12b,13bに挿通した後、ナットで締結することにより、サポート部材12,13をサイドレール4,5に取り付けてある。第2防振ゴム14は、剪断応力によって、ラジエータ2にかかる前後方向の荷重を支えることができる。
なお、この実施形態では、各サポート部材12,13にそれぞれ1個ずつ第2防振ゴム14を取り付けたが、各サポート部材12,13にそれぞれ2個以上の第2防振ゴム14を取り付けてもよい。また、第2防振ゴム14の構造は、ラジエータ2にかかる前後荷重を支えるものであればよく、上記のようにゴム体14aの両側面にボルト14b,14cを突設したものに限らず、また剪断応力によって荷重を支えるものにも限らない。
【0016】
サイドレール4,5の穴4a,5aは、ロアブラケット6の防振ゴム取付穴6aの位置より距離Lだけエンジン1の前後方向にオフセットした位置に設けられている(図2参照)。第1防振ゴム10はラジエータ2の上下荷重を支えることができるが、前後荷重を支えることはできない。そこで、第2防振ゴム14をラジエータ2の下部支持点(第1防振ゴム10)より前後方向に離れた位置に設けることで、ラジエータ2の前後方向の倒れを第2防振ゴム14で防止することができ、ラジエータ2の安定性を高めることができる。
【0017】
上記のように、ラジエータ2の下部が第1防振ゴム10を介して支持フレーム3(ロアブラケット6)に弾性支持され、ラジエータ2の両側部に取り付けられたサポート部材12,13が第2防振ゴム14を介して支持フレーム3(サイドレール4,5)に弾性支持されている。これら防振ゴム10,14は、エンジン1ではなく比較的軽量なラジエータ2を支持するだけであるから、ばね定数の小さいゴムを用いることができる。そのため、エンジン振動の大部分は両防振ゴム10,14によって吸収され、ラジエータ2には殆ど伝達されない。その結果、ラジエータ2の寿命を延ばすことができる。
【0018】
上記サポート部材12,13のうち、一方のサポート部材12は幅広に形成され、この幅広なサポート部材12の表裏面にエンジン1を運転するのに必要なアクセサリ部品が取り付けられている(図4参照)。すなわち、20はコントロールパネル、21はガバナコントロール用電子制御装置、22はイグナイタ、23はリザーバタンク、24は燃料ポンプ、25はドレーンコックであり、電子制御装置21だけがサポート部材12の裏面に取り付けられ、他のアクセサリ部品はサポート部材12の表面に取り付けられている。これらアクセサリ部品は、車両への搭載前に既にエンジン1およびラジエータ2と電気系、燃料系および冷却水系が接続されている。
また、アクセサリ部品を取り付けたサポート部材12は、上述のようにラジエータ2とともに防振支持されているので、アクセサリ部品へのエンジン振動の影響を低減でき、アクセサリ部品の故障を少なくできる。
なお、上記実施形態では、アクセサリ部品を一方のサポート部材12にのみ取り付けたが、両方のサポート部材12,13に取り付けてもよい。
【0019】
上記構成のパワーユニットを車両に搭載する場合、サイドレール4,5の下面の任意の位置に穴をあけたり、エンジンマウント用ブラケット7の下面に穴をあけることで、車両への搭載自由度が飛躍的に向上する。
また、エンジン1を運転するのに必要なアクセサリ部品を全てサポート部材12に取り付けたので、本パワーユニットの購入者は、パワーユニットを車両に搭載した後、燃料ホースを燃料ポンプ24に接続し、ワイヤーハーネスを各電装部品21,22に結線するだけで簡単に接続を完了することができる。そのため、短時間で運転を開始することができる。
【0020】
図8,図9は本発明にかかるパワーユニットの支持装置の第2実施形態を示す。この実施形態では、ラジエータ2の上下方向の荷重を支える第1防振ゴム10および一方のサポート部材12とサイドレール4とを連結する第2防振ゴム14は第1実施形態と同様であるが、ラジエータ2の他側面に固定されたサポート部材13に代えて、ラジエータ2の他側部の上部とエンジン1とがロッド30を介して連結されている。そのため、ラジエータ2の一側部の前後荷重はサポート部材12で支えられ、他側部の前後荷重はロッド30で支えられる。
【0021】
図9に示すように、ロッド30の一端部30aはほぼ水平に前方に延びており、他端部30bはほぼ垂直に下方へ延びている。ロッド30の中間部には、側面視で略L字形あるいは傾斜状に屈曲した弾性屈曲部30cが形成され、平面視でほぼクランク状に屈曲した弾性屈曲部30dが形成されている。ラジエータ2の上端部には取付ブラケット31が固定され、この取付ブラケット31にロッド30の一端30aがボルトで固定され、ロッド30の他端30bはエンジン1にボルトで固定されている。
上記のようにロッド30は2箇所の弾性屈曲部30c,30dを有するので、エンジン1の上下、前後、左右方向の振動はこれら弾性屈曲部30c,30dで吸収され、ラジエータ2に殆ど伝わらない。
なお、ロッド30とラジエータ2またはエンジン1との連結部に防振ゴムを介装してもよいことは勿論である。また、ロッド30の形状は図9に限定されるものではなく、エンジン振動をラジエータ2に伝えない弾性屈曲部を備えたものであればよい。
【0022】
ラジエータ2のロッド30を固定した側の側面には、ストッパ32がボルト等によって固定されている。このストッパ32の下端部には、係止片32aがサポート部材12との対向方向へ折曲形成され、この係止片32aはロアブラケット6の側壁部に形成された上下抜け防止用の穴6bに挿入されている。そのため、ラジエータ2の底面突起11が第1防振ゴム10から上方へ抜けるのが防止される。
【0023】
上記実施例では、防振部材として防振ゴム10,14を使用したが、コイルバネや板バネなどのバネ材を使用することもできる。例えば、第1防振ゴム10に代えてコイルバネを使用できるし、第2防振ゴム14に代えて板バネを使用することもできる。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1に係る発明によれば、ラジエータの上下荷重を第1の防振部材で支え、ラジエータの前後荷重をサポート部材を介して第2の防振部材で支えるようにしたので、エンジン振動の大部分は第1の防振部材および第2の防振部材によって吸収され、ラジエータには殆ど伝達されない。そのため、ラジエータの耐用年数を長くすることができる。
また、第2の防振部材は、第1の防振部材の支持点に対してエンジンの前後方向にオフセットした位置に配置されているので、ラジエータの前後方向の倒れを第2の防振部材で防止することができ、ラジエータの安定性を確保することができる。
【0025】
また、請求項2に係る発明によれば、ラジエータの上下荷重を第1の防振部材で支え、ラジエータの一側部の前後荷重をサポート部材を介して第2の防振部材で支えるとともに、ラジエータの他側部の前後荷重を中間部に弾性屈曲部を有するロッドによって支えるようにしたので、請求項1と同様に、ラジエータにエンジン振動を殆ど伝えずに安定に支持でき、ラジエータの耐用年数を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパワーユニットの第1実施形態の正面図である。
【図2】図1に示すパワーユニットの左側面図である。
【図3】図1に示すパワーユニットの右側面図である。
【図4】図1に示すパワーユニットのエンジンを取り外した状態の斜視図である。
【図5】支持フレームにエンジンを取り付ける構造を示す分解斜視図である。
【図6】支持フレームにラジエータを第1防振ゴムを介して取り付ける構造を示す分解斜視図である。
【図7】支持フレームにラジエータを第2防振ゴムを介して取り付ける構造を示す分解斜視図である。
【図8】本発明にかかるパワーユニットの第2実施形態のエンジンを取り外した状態の斜視図である。
【図9】図8に示すパワーユニットに用いられるロッドの平面図および側面図である。
【符号の説明】
1 エンジン
2 ラジエータ
3 支持フレーム
4,5 サイドレール
6 ロアブラケット
9 ラジエータファン
10 第1防振ゴム(第1防振部材)
12,13 サポート部材
14 第2防振ゴム(第2防振部材)
20〜25 アクセサリ部品

Claims (3)

  1. 前後方向に延びる一対のサイドレールにエンジンを支持してなるパワーユニットにおいて、
    上記サイドレールの上記エンジン支持位置より前側位置に、両サイドレールを連結する幅方向に延びるロアブラケットを固定し、
    上記ロアブラケットの上面に、上記エンジンによって駆動されるラジエータファンによって冷却されるラジエータの下面を第1の防振部材を介して弾性支持し、
    上記ラジエータの両側部に、ラジエータの両側部を覆いかつラジエータよりエンジン方向に延びるパネル状のサポート部材を固定し、
    上記サポート部材の下端部を、第1の防振部材の支持点に対してエンジン方向にオフセットした位置に配置された第2の防振部材を介して上記サイドレールに弾性支持したことを特徴とするパワーユニットの支持装置。
  2. 前後方向に延びる一対のサイドレールにエンジンを支持してなるパワーユニットにおいて、
    上記サイドレールの上記エンジン支持位置より前側位置に、両サイドレールを連結する幅方向に延びるロアブラケットを固定し、
    上記ロアブラケットの上面に、上記エンジンによって駆動されるラジエータファンによって冷却されるラジエータの下面を第1の防振部材を介して弾性支持し、
    上記ラジエータの一側部に、ラジエータの両側部を覆いかつラジエータよりエンジン方向に延びるパネル状のサポート部材を固定し、
    上記サポート部材の下端部を、第1の防振部材の支持点に対してエンジン方向にオフセットした位置に配置された第2の防振部材を介して上記サイドレールに弾性支持し、
    上記サポート部材が取り付けられていないラジエータの他側部の上部とエンジンと、中間部にエンジン振動がラジエータに伝わるのを抑制する弾性屈曲部を有するロッドを介して連結したことを特徴とするパワーユニットの支持装置。
  3. 上記サポート部材に、エンジンのアクセサリ部品が取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーユニットの支持装置。
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