JP4135187B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Description
また、本発明の他の目的は、加工が容易であり工数が低減される可動コアの製造方法を提供することにある。
請求項4記載の発明では、可動コアの固定コアと反対側の端部には弁部材が設置されている。これにより、一体の可動コアおよび弁部材は、弁部材側の重量が大きくなる。そのため、一体に移動する可動コアおよび弁部材は、重心が弁部材側に位置する。したがって、弁部材の軸の調整を容易にすることができる。
請求項8記載の発明では、筒部のつば部とは反対側の端部は除去される。これにより、筒部は軸方向に貫通する。これにより、例えば筒部の内周側に弁部材を設置したり、筒部の内側を燃料が流れる燃料通路とすることができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁(以下、燃料噴射弁を「インジェクタ」という。)を図1に示す。第1実施形態によるインジェクタ10は、例えばガソリンエンジンの燃焼室に吸入される吸気に燃料を噴射する。なお、インジェクタ10は、ガソリンエンジンの燃焼室に直接燃料を噴射する直噴式のガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンに適用してもよい。
可動コア40は、図3(A)に示すように薄板状の板部材50から形成される。板部材50の板厚は、可動コア40の第一筒部41および第二筒部42の肉厚に対応する。板部材50は、例えばプレス加工などを行うことにより、一部が一方の面側に筒状に突出する。これにより、板部材50には、図3(B)に示すように変形していない平板部51と、平板部51から一方の面側に突出する筒部52とが形成する。このとき、筒部52は、平板部51とは反対側の端部が塞がれており、有底の筒状に形成される。
コイル31への通電が停止されているとき、固定コア33と可動コア40との間には磁気吸引力が発生しない。そのため、可動コア40はスプリング17の押し付け力によって固定コア33とは反対側へ移動するとともに、可動コア40と一体のニードル24も固定コア33とは反対側へ移動している。その結果、コイル31への通電が停止されているとき、ニードル24のシール部25は弁座21に着座している。したがって、燃料通路26と噴孔23との間は遮断され、燃料は噴孔23から噴射されない。
本発明の第1実施形態による可動コアの変形例をそれぞれ図4に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第1実施形態の変形例は、可動コア40の固定コア33側の端部の折り返し形状が異なっている。
図4(A)に示すように、可動コア40は折り返し部43の固定コア33側の端面を平坦に形成してもよい。可動コア40は、固定コア33側の端部が折り返されることにより、第一筒部41の外周側に第二筒部42が設置される。可動コア40は、固定コア33側の端部が折り返された後、形成された折り返し部43の固定コア33側の端面が例えば研磨あるいは切削などにより除去される。これにより、折り返し部43の固定コア33側の端部は、平坦に形成される。
図4(C)に示すように、可動コア40は固定コア33側の端部に三重に折り返された多層部46を有していてもよい。可動コア40の多層部46では、固定コア33側の端部が噴孔23側へ一端折り返された後、さらに固定コア33側へ折り返されている。
上記の変形例で説明したように、可動コア40の固定コア33側の端部は、第1実施形態の形状に限らず、任意の折り返し形状を適用することができる。また、可動コア40は、三重に限らず四重以上の折り返し形状を有していてもよい。
本発明の第2実施形態による可動コアを図5に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態の場合、図5に示すようにインジェクタ10は単一の部材からなる可動部材60を備えている。可動部材60は、軸方向および周方向へ継ぎ目なく一体に形成されている。可動部材60は、可動コア部61とニードル部62とを有している。すなわち、可動部材60は、可動コアとニードルとを一体に有している。可動コア部61は、可動部材60の固定コア33側の端部に設置されている。可動コア部61は、固定コア33側の端部が噴孔23側へ折り返されている。ニードル部62は、可動コア部61部とは反対側の端部に弁座21に着座可能なシール部63を有している。ニードル部62は、可動コア部61とは反対側の端部が底部64により塞がれている。シール部63は、底部64の外周面に設置されている。底部64の可動コア部61側には、可動部材60の内周側と燃料通路26とを連通する燃料孔65を有している。
Claims (8)
- 軸方向へ往復移動する可動コアと、
前記可動コアの一方の端部側に前記可動コアと対向して設置され、コイルへの通電時に前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生する固定コアとを備え、
前記可動コアは、継ぎ目なく一体の筒状に形成され、前記固定コアと対向する端部が少なくとも二重に折り返されていることを特徴とする燃料噴射弁。 - 前記可動コアは、肉厚が概ね均一であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
- 前記可動コアは、前記固定コアと対向する端部が外周側に折り曲げられていることを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射弁。
- 噴孔への燃料の流れを断続する弁部材を備え、
前記弁部材は、前記可動コアの前記固定コアと反対側の端部に設置されていることを特徴とする請求項1、2または3記載の燃料噴射弁。 - 噴孔への燃料の流れを断続する弁部材を備え、
前記弁部材は、前記可動コアの前記固定コアと反対側の端部に前記可動コアと継ぎ目なく一体に接続していることを特徴とする請求項1、2または3記載の燃料噴射弁。 - 平板状の材料から筒状の筒部を形成し、前記筒部の一方の端部側を他方の端部側へ折り返して前記一方の端部側を少なくとも二重の筒状に形成することを特徴とする可動コアの製造方法。
- 前記平板状の材料を一方の面側に突出変形させ、平板部から突出する筒状の筒部を形成する段階と、
前記筒部の前記平板部側の端部を径方向外側につば状に切り出し、前記筒部の一方の端部側につば部を形成する段階と、
前記つば部を前記筒部の他方の端部側に折り曲げる段階と、
を含むことを特徴とする請求項6記載の可動コアの製造方法。 - 前記筒部の前記つば部とは反対側の端部を除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の可動コアの製造方法。
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