JP4134100B2 - 排便装置 - Google Patents

排便装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4134100B2
JP4134100B2 JP2005157029A JP2005157029A JP4134100B2 JP 4134100 B2 JP4134100 B2 JP 4134100B2 JP 2005157029 A JP2005157029 A JP 2005157029A JP 2005157029 A JP2005157029 A JP 2005157029A JP 4134100 B2 JP4134100 B2 JP 4134100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage container
excrement
excrement storage
opening
intake port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005157029A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006326154A (ja
Inventor
勝年 安江
Original Assignee
勝年 安江
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勝年 安江 filed Critical 勝年 安江
Priority to JP2005157029A priority Critical patent/JP4134100B2/ja
Publication of JP2006326154A publication Critical patent/JP2006326154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4134100B2 publication Critical patent/JP4134100B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)

Description

本発明は、排泄物を収納する排便装置に関し、特に収納した排泄物の臭気の拡散を防止した簡易な排便装置に関する。
従来の簡易な排便装置において、排泄物の臭気の拡散を防止するものとしては、例えば特許文献1に示すようなトイレ装置や特許文献2に示すようなポータブル便器などがある。
すなわち、特許文献1に示すトイレ装置は、排気装置を備えたポータブル便器を室内換気扇に連結して便器内部を排気することにより、排泄物の臭気の拡散を防止しようとするものである。
また、特許文献2に示すポータブル便器は、排泄物を溜めておくポットを収納し、ポット支持部の上方開口部を開閉するシャッターを摺動自在に設けてあり、該シャッターによって上方開口部を塞いで排出物の臭気の拡散を防止しようとするものである。
特開2001−207505号公報 特開2000−254038号公報
しかしながら、特許文献1に示したような便器内の排気によって排泄物の臭気の拡散を防止する技術では、排気装置が必要となるので、装置が高価になるという問題点があった。また、設置場所が限定されることがあるという問題点があった。
一方、特許文献2に示したような便器にシャッターを設けて、ポットと便器外部とを遮断する技術では、ポット内の排泄物を処理するためにポットを便器の外部に出したときに臭気が漏れてしまうという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、収納した排泄物の臭気の漏れを防いで排泄物の処理が可能である簡易な排便装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 排泄物を収納する排便装置(1)であって、
使用者(P)が排便時に座す座部(11)を有する本体(10)と、該本体(10)に着脱自在に装着される、排泄物を収納する密閉可能な排泄物収納容器(20,20A)と、該排泄物収納容器(20,20A)の容積を変える容積変更手段(40)と、を備え、
前記容積変更手段(40)は、使用者(P)が用便中は、前記排泄物収納容器(20,20A)の中間部分を両側から挟んで絞るように力を加えて変形させて容積を小さくしておき、使用者(P)が用便を済ませて前記排泄物収納容器(20,20A)が密閉された後に前記加えた力を除いて前記排泄物収納容器(20,20A)内に陰圧を発生させることにより、排泄物の臭気の拡散を防止した排便装置(1)。
[2] 排泄物を収納する排便装置(1)であって、
使用者(P)が排便時に座す座部(11)を有する本体(10)と、排泄物を取り込む開閉可能な取込口(21)を有した、可撓性のある排泄物収納容器(20,20A)と、該排泄物収納容器(20,20A)の容積を変える容積変更手段(40)と、を備え、
前記座部(11)には前記排泄物収納容器(20,20A)を装着するための装着部(12)が形成され、
前記容積変更手段(40)は、前記本体(10)に配設され、
前記排泄物収納容器(20,20A)は、前記排泄物収納容器(20,20A)の取込口(21)を開閉させる開閉手段(26,27,29;126,127)を有し、前記取込口(21)側を前記座部(11)の装着部(12)に着脱自在に装着され、
前記容積変更手段(40)は、前記取込口(21)が開いているときは前記排泄物収納容器(20,20A)の中間部分を両側から挟んで絞るように力を加えて変形させて容積を小さくしておき、使用者(P)が用便を済ませて前記取込口(21)が閉じられた後に前記加えた力を除いて前記排泄物収納容器(20,20A)内に陰圧を発生させることにより、排泄物の臭気の拡散を防止する排便装置(1)。
] 前記開閉手段(26,27,29;126,127)は、前記排泄物収納容器(20,20A)内に収納され、前記取込口(21)の内側下部で該取込口(21)を開放する開位置から閉じる閉位置までの間を変位可能に収納された開閉蓋(25)を有し、前記取込口(21)の内側下部を絞ることによって前記開位置に在る前記開閉蓋(25)を前記閉位置に移動させて前記排泄物収納容器(20,20A)を密閉することを特徴とする[2]に記載の排便装置(1)。
] 前記取込口(21)の内側下部は、少なくとも一部に前記取込口(21)の内径の少なくとも3倍の径を有する拡径部(24,124)を有し、該拡径部(24,124)に前記開閉蓋(25)を収納したことを特徴とする[]に記載の排便装置(1)。
] 前記本体(10)は、前記座部(11)に固定された脚部(13)と、前記座部(11)の下方に前記排泄物収納容器(20,20A)を保持する保持手段(30)と、前記容積変更手段(40)と、を備えた、移動可能な組立体であることを特徴とする[1],[2],[3]または[]に記載の排便装置(1)。
前記本発明は次のように作用する。
[1]の排便装置(1)は、排泄物を収納する排泄物収納容器(20,20A)を本体(10)に着脱自在に装着することができる。排便装置(1)を使用する際には、密閉可能な排泄物収納容器(20,20A)を本体(10)の所定位置に装着し、排泄物収納容器(20,20A)の中間部分を両側から挟んで絞るように力を加え潰すように変形して容積を小さくしておく。
この状態で使用者(P)が用便を済ませた後は、排泄物が収納された排泄物収納容器(20,20A)を密閉し、その後に排泄物収納容器(20,20A)を変形させていた容積変更手段(40)を排泄物収納容器(20,20A)から離す。排泄物収納容器(20,20A)は、容積変更手段(40)から加えられていた力が除かれるので、密閉された状態のままで元の形状に戻ろうとする。
これにより、排泄物収納容器(20,20A)の内部には陰圧が発生するので、収納した排泄物の臭気が漏れて拡散することを防止できる。このように密閉された排泄物収納容器(20,20A)を本体(10)から外すことにより、収納した排泄物の処理をすることができる。
[2]の排便装置(1)は、使用の前に排泄物収納容器(20,20A)の取込口(21)を座部(11)の装着部(12)に合わせて本体(10)に装着しておく。排泄物収納容器(20,20A)は、取込口(21)を開閉させるための開閉手段(26,27,29;126,127)を有しているので、本体(10)に装着しても排泄物を収納していない間は取込口(21)を開けておけばよい。さらに、[1]の排便装置(1)と同様に、排泄物収納容器(20,20A)の容積は小さくしておく。排泄物収納容器(20,20A)は、可撓性のある容器であるので、本体(10)側に配設した容積変更手段(40)によって中間部分を両側から挟んで絞るように力を加えることにより、容易に変形させて容積を小さくしておくことができる。
使用者(P)の用便が済んで排泄物が排泄物収納容器(20,20A)に収納された後は、開閉手段(26,27,29;126,127)によって取込口(21)を閉じて排泄物収納容器(20,20A)を密閉する。容積変更手段(40)が排泄物収納容器(20,20A)に加えていた力を除くと、[1]の排便装置(1)と同様に排泄物収納容器(20,20A)の内部には陰圧が発生するので、収納した排泄物の臭気が漏れて拡散することを防止できる。
排泄物を収納した排泄物収納容器(20,20A)は、密閉したままで本体(10)から外すことができる。本体(10)から外した排泄物収納容器(20,20A)は、例えば常設トイレに運んでから取込口(21)を開けて水洗便器に排泄物を流すなどして、収納した排泄物を処理することができる。排泄物収納容器(20,20A)は中を洗浄してから廃棄してもよいし、洗浄した後に再度、使用することもできる。
再度の使用の際には排泄物収納容器(20,20A)内に排泄物の臭気が残存していることが有り得るので、本体(10)に再度の装着をした後は、取込口(21)を開閉手段(26,27,29;126,127)によって閉じておき、用便のときにのみ取込口(21)を開けるようにすることができる。これにより、排泄物収納容器(20,20A)内に排泄物の臭気が残存している場合であっても、臭気の拡散量を用便中のみの最少量に抑えることができる。実際には、残存した臭気の強さは用便中の排泄物からの臭気よりも弱いので、初回の使用時と同様の使用感を得ることができる。
前記容積変更手段(40)は、排泄物収納容器(20,20A)の取込口(21)から底部までの中間部分を両側から挟んで絞ることによって排泄物収納容器(20,20A)の容積を小さくするものであるが、排泄物収納容器(20,20A)を絞る部材としては、例えば、本体(10)に装着した排泄物収納容器(20,20A)の両側に1本ずつスライド可能に配置した棒状部材でよく、この棒状部材をそれぞれスライドさせて排泄物収納容器(20,20A)を両側から潰すようにして絞るようにしてもよい。このように容積変更手段(40)は、極めて簡易な構造のものでよく、排便装置(1)の構成を極めて簡易にすることができる。
]の排便装置(1)では、開閉蓋(25)は排泄物収納容器(20,20A)内で取込口(21)の内側下部に収納されている。この開閉蓋(25)は、取込口(21)を開放する開位置から閉じる閉位置までの間を移動させることができる。この開閉蓋(25)は、開閉蓋(25)が収納されている取込口(21)の内側下部を排泄物収納容器(20,20A)の外側から絞ることによって排泄物収納容器(20,20A)の変形とともに移動させることができる。この開閉蓋(25)を閉位置に移動させてから、排泄物収納容器(20,20A)内に陰圧を生じさせることによって開閉蓋(25)は閉位置で吸引されて固定される。これにより、排泄物収納容器(20,20A)を密閉することができる。
開閉蓋(25)は、排泄物収納容器(20,20A)内に収納されているために脱落することがなく、紛失することがないので、排泄物収納容器(20,20A)の耐用年数が来るまで再使用を続けることができる。
]の排便装置(1)では、開閉蓋(25)が取込口(21)の内側下部の少なくとも一部に形成した拡径部(24,124)に収納されている。この拡径部(24,124)は、取込口(21)の内径の少なくとも3倍の径を有するので、開閉蓋(25)の一部が取込口(21)に被ることなく開閉蓋(25)を収納することができる。なお、取込口(21)を開くために開閉蓋(25)を収納する収納部分は、開閉蓋(25)を取込口(21)に被らない開位置に収納でき、取込口(21)を閉じるときに取込口(21)を塞ぐ閉じ位置に移動できればよく、形成する場所や形状は限られない。
]の排便装置(1)では、使用者(P)が座す座部(11)に脚部(13)が固定されており、使用者(P)は床面から所定の高さに座すことができる。排便装置(1)は、本体(10)の座部(11)と床面との間に排泄物収納容器(20,20A)を保持する保持手段(30)と、排泄物収納容器(20,20A)の容積を小さくするための容積変更手段(40)とを備えた組立体であるので、軽量であり、どこへでも運んで使用することができる。
本発明にかかる[1]に記載の排便装置によれば、容積変更手段によって排泄物収納容器の中間部分を両側から挟んで絞るように力を加えて容積を小さくした状態で排泄物を収納し、排泄物を収納後には排泄物収納容器内に陰圧を発生させた状態で容器を密閉できるので、収納した排泄物の臭気が漏れて拡散することを防止でき、密閉したままで排泄物収納容器を本体から外して排泄物の処理をすることができる。また、使用者が着座するための座部を備えた本体に着脱自在に装着した密閉可能な排泄物収納容器と、この排泄物収納容器に陰圧を発生させるための容積変更手段と、を備えればよく、水を必要としないので、簡易に構成することができる。
本発明にかかる[2]に記載の排便装置によれば、用便の際には、座部の装着部に装着した排泄物収納容器の取込口を開閉手段によって開き、用便が済んで排泄物が排泄物収納容器に収納された後は取込口を閉じて排泄物収納容器を密閉することができる。この間、用便が済むまでは容積変更手段によって排泄物収納容器の中間部分を両側から挟んで絞るように力を加えて容積を小さくしておき、用便が済んで排泄物収納容器を密閉した後に加えている力を除くことによって排泄物収納容器の内部に陰圧を生じさせることができ、これにより、より確実に密閉して、収納した排泄物の臭気の漏れを防止でき、さらに、密閉したままで排泄物収納容器を本体から外して排泄物の処理をすることができる。また、[1]に記載の排便装置と同様に簡易に構成することができる。
]に記載の排便装置によれば、排泄物収納容器を密閉するための開閉蓋が取込口の内側下部、即ち排泄物収納容器内部に収納されているので、排泄物を収納した排泄物収納容器を密閉したままで排便装置から取り外すことができる。このため、排便装置から外した後も、排泄物収納容器から排泄物の臭気が漏れて拡散することはない。
]に記載の排便装置によれば、開閉蓋は、取込口の内側下部に形成した拡径部に収納してあるので、開閉蓋が排泄物収納容器から外れて落ちてしまうことがなく、確実に取込口の開閉をすることができる。
]に記載の排便装置によれば、本体は、使用者が座す座部に脚部を固定し、座部の下方に排泄物収納容器を保持する保持手段と、容積変更手段と、を備えた組立体であるので、構造が簡易であるとともに、移動可能なほどの軽量化を容易にすることができる。
以下、図面に基づき本発明の各種の実施の形態を説明する。
図1から図9までは本発明の第1の実施の形態を示している。
背面図である図1に示すように、排便装置1は排泄物を収納する組立体であり、容易に運搬して使用場所を移動させることができる。排便装置1は、使用者Pが排便時に座す本体10と、排泄物を収納する密閉可能な排泄物収納容器20と、から成っている。排泄物収納容器20は、本体10に着脱自在に装着することができる。
本体10は、使用者Pが直接に座する板状の座部11を有しており、この座部11には、排泄物収納容器20を装着するための装着部12が形成されている。この装着部12は、着座面11a側から裏面11b側に向かって凹み部分が形成されている。座部11の外部からこの凹み部分のほぼ中央にいたるまで貫通溝12aが形成されている(図5参照)。
座部11の下面には脚部13が固定されており、座部11は、床面から所定の高さに配置されている。本体10の正面側には左右の脚部13,13を繋ぐ正面板13aが取り付けられている。さらに、側面には正面板13aのような側面板が取り付けられている。また、背面側には正面板13aのような板が取り付けられていないので、排泄物収納容器20は背面側から座部11の下方に入れて本体10に装着できる。
なお、背面側も正面板13aのような背面板で隠し、両側面の一方または両方は板で隠さずに排泄物収納容器20を側面側から座部11の下方に入れて本体10に装着するようにしてもよい。この際、側面には、後述する保持板31とバー46とを固定する部分を残しておく。
排泄物収納容器20は、縦長の瓶状に形成された可撓性を有する容器である。材質は、排泄物収納容器20として製造したときに内部を密閉可能であり、外力によって比較的容易に変形可能であるとともに外力を除いたときに元の形状に戻るような合成樹脂等であればどのようなものでもよい。この排泄物収納容器20の上端には排泄物を取り込むための取込口21を有している(図5参照)。
取込口21から下の部分には座部11の装着部12に装着するとともに装着状態で使用者Pの肛門周辺部を受けるための肛門受部22を有している。この肛門受部22は、外径が装着部12の貫通溝12aの幅よりも大きい大径部分22aを複数形成してなる。
肛門受部22の下には外径が貫通溝12aの幅よりも小さい首部分23が形成されている。この首部分23を貫通溝12aに通すことによって肛門受部22が貫通溝12aに引っ掛かって排泄物収納容器20を装着部12に吊り下げるように装着することができる。
肛門受部22の高さは装着部12の凹み部分の深さよりも大きい。したがって、排泄物収納容器20を装着部12に装置した状態では取込口21が座部11の着座面11aよりも上に出るが、上記のように排泄物収納容器20は可撓性が有るので、大径部分22aがクッションのように働く。これにより、使用者Pが用便のために着座するときには、取込口21が肛門の下に位置するように座ることにより、大径部分22aを肛門周辺部にフィットさせることができる。
取込口21から首部分23までの内径はほぼ同一であるが、排泄物収納容器20を装着部12に装着した状態で座部11よりも下に位置する首部分23には、該首部分23の内径よりも少なくとも3倍の大きさの内径を有する拡径部24が形成されている。この拡径部24には、移動可能な開閉蓋25が収納されている。開閉蓋25は、例えば円板状に形成されたものであり、取込口21内を完全に開放する開位置から取込口21内を完全に閉じる閉位置までの間を移動させることができる。
図4および図5は、開閉蓋25が拡径部24内の開位置に在るときの状態を示しており、図6および図7は、開閉蓋25が閉位置に在って取込口21内を完全に閉じた状態を示している。図8および図9は、開閉蓋25を開位置と閉位置との間で移動させるための第1バンド26および第2バンド27を示している。第1バンド26および第2バンド27は、どちらも可撓性のある合成樹脂を素材にして作られている。
図4から図7に示すように、第1バンド26は拡径部24の外側に掛けられており、両端部が接続されている。また、拡径部24を間にして第1バンド26とは反対側からは第2バンド27が拡径部24の外側に掛けられており、両端部が接続されている。拡径部24は、第2バンド27の掛けられた側の内部に開閉蓋25が収納されている。
第1バンド26は、幅が一定のバンドであり、中央部分26aを境にして両端部に向かって延びる長孔26b,26bが形成されている。一方、第2バンド27は、中央部分27aが第1バンド26とほぼ同じ幅であり、中央部分27aから両端部に向かって幅の狭い狭幅部分27b,27bを有している。狭幅部分27bの幅は、第1バンド26の長孔26bの幅よりも僅かに狭くなっている。この狭幅部分27bは、第2バンド27を拡径部24の周縁に掛けて両端部を接続したときに、中央部分27aが拡径部24の外側から内部の開閉蓋25に当たる位置に位置する。狭幅部分27b,27bは、第1バンド26の長孔26b,26bに通されている。
図4に示したように、開閉蓋25が拡径部24内の開位置に在るときの状態から第1バンド26の一部を拡径部24から遠ざかる方向(矢印A方向)に引くとともに第2バンド27の一部も拡径部24から遠ざかる方向(矢印B方向)に引くと、拡径部24が絞られる。これにより、拡径部24内の開位置に位置した開閉蓋25は第2バンド27に押されて取込口21に向かって(矢印B方向に)移動する。
第1バンド26および第2バンド27を引き続けるにしたがって、開閉蓋25は矢印B方向に交差する方向への移動可能な範囲が狭められる。第1バンド26および第2バンド27を引ききると、開閉蓋25は、閉位置に固定されて取込口21が密閉される。後述するように、この密閉された状態では排泄物収納容器20の内部に陰圧が発生しているので、開閉蓋25は吸着されており、第1バンド26および第2バンド27を緩めても密閉状態は保持される。
上記のように第1バンド26と第2バンド27を引く手段としては、例えば、装着部12に装着した排泄物収納容器20を間において排泄物収納容器20の両側を座部11の下方でスライド可能なピン29,29を設けておき、このピン29,29に第1バンド26と第2バンド27を掛けるようにすればよい。
装着部12に装着した排泄物収納容器20の首部分23よりも下方の胴体部分を保持する保持手段30が座部11の下方に配設されている。保持手段30は、側面板に固定され、座部11と平行に配設された保持板31と、該保持板31上面(または下面でもよい)をスライドして排泄物収納容器20を両側から挟んで位置を固定する2枚の固定板32とから成る。
保持板31には、本体10の背面側から中心部を越えたところまで切り欠かれたガイド溝33が形成されている。このガイド溝33は、排泄物収納容器20を装着部12に装着するときに排泄物収納容器20を案内するとともに装着位置の位置決めをする役目を果たす。
固定板32は、排泄物収納容器20を挟むようにして固定する狭持位置と、ガイド溝33内から離れた離隔位置との間をスライド可能である。固定板32は、狭持位置に在って排泄物収納容器20に接触する部分が排泄物収納容器20の輪郭に合った形状に形成されている。装着部12に装着した排泄物収納容器20を固定板32,32によって挟むことにより、排泄物収納容器20は装着位置に固定される。
保持手段30の下方には、排泄物収納容器20に力を加えて変形させて容積を小さくしておくための容積変更手段40が配設されている。容積変更手段40は、本体10に装着された排泄物収納容器20の取込口21から底部までの胴体部分の中間部分を両側から挟むようにして排泄物収納容器20に力を加えて絞るローラ41,41と、該ローラ41,41を移動させるためのラック・アンド・ピニオンを備えている。
ローラ41は、軸42に空転可能に取り付けられている。軸42の一端部は正面側の正面板13aから突き出している。この一端部にはダイヤル44が固定されている。また、軸42には、正面板13aとローラ41との間にラック・アンド・ピニオンを構成する歯車45が固定されている。
歯車45の下には、両側面側の側面板に両端を固定されたバー46が配設されている。このバー46は、上面にラック47を有しており、歯車45が噛み合っている。正面板13aには、軸42の移動を案内するガイド孔(図示せず)が形成されている。これにより、ダイヤル44を回転させると、その回転方向に応じて軸42とともにローラ41が排泄物収納容器20に近付く方向または遠ざかる方向に移動する。
このローラ41の動きに連動して、排泄物収納容器20を間にして反対側に配置されたもう一方のローラ41が反対方向に移動する。すなわち、2つのローラ41,41は、ダイヤル44の回転方向に応じて互いに近付く方向と遠ざかる方向とに移動する。2つのローラ41,41は、不図示のラックおよび歯車によって連動している。2つのローラ41,41がダイヤル44の操作によって移動可能な範囲は、ラック47の長さやガイド孔の位置などによって設定できる。この可動範囲のうち最も接近したときの位置は、図1に示すように排泄物収納容器20の胴体部分の中間部分を挟むようにして絞る位置であり、最も離れた位置は、ローラ41,41がともに排泄物収納容器20から離れた位置である。
次に第1の実施の形態の作用を説明する。
使用者Pがこの排便装置1を使用する際には、排泄物収納容器20を本体10の背面側から入れて本体10に装着する。この際、排泄物収納容器20の首部分23を座部11の貫通溝12aに通すとともに胴体部分を保持手段30のガイド溝33に沿うようにしてガイド溝33の奥(本体10の正面側)に向かって入れる。
排泄物収納容器20がガイド溝33の奥に突き当たった位置で排泄物収納容器20の両側から固定板32をスライドさせて排泄物収納容器20の位置を固定する。これにより、排泄物収納容器20の肛門受部22は座部11の装着部12に不動に装着される。拡径部24に掛けた第1バンド26および第2バンド27は、それぞれピン29に掛ける。なお、排泄物収納容器20の開閉蓋25は開位置にあるので、排泄物収納容器20の内部は開放されている。
排泄物収納容器20を本体10に装着した後に、ダイヤル44を回転操作することによってローラ41を移動させる。ダイヤル44を回しきると、排泄物収納容器20の胴体部分の中間部分が両側のローラ41によって潰されるように絞られて、排泄物収納容器20の容積が小さくなる。これにより、使用者Pが排便可能な状態になる。
使用者Pが用便のために座部11に座すときは、肛門が取込口21の上に位置するように座ればよい。肛門受部22の上端部は着座面11aよりも高い位置にあるが、使用者Pが前記のような位置に座することによってクッションのように働いて使用者Pの肛門周辺部にフィットする。
この状態で使用者Pが用便を済ませた後は、2つのピン29を相反する方向(矢印A方向、矢印B方向)にスライドさせて開閉蓋25を開位置から閉位置に移動させる。この後、ダイヤル44を回転操作してローラ41,41を排泄物収納容器20から離れる位置に移動させる。ローラ41が移動するにしたがって排泄物収納容器20の形状は、絞られた形状から復元していくが、取込口21が開閉蓋25によって塞がれているので、取込口21から排泄物収納容器20内部への空気の流入がない。このため、排泄物収納容器20の形状は完全には復元されず、排泄物収納容器20内部に陰圧が発生し、この状態が維持される。この陰圧によって開閉蓋25は吸着されるので、開閉蓋25による密閉度はさらに上がり、第1バンド26および第2バンド27を緩めても排泄物収納容器20の密閉状態が保たれる。これにより、排泄物収納容器20内部に収納された排泄物の臭気が排泄物収納容器20から漏れて外部環境に拡散することを防止できる。
密閉状態が保たれたままの排泄物収納容器20は、上記の装着手順とは逆の手順によって本体10から外すことができる。本体10から外した排泄物収納容器20は、例えば常設トイレに運んでから取込口21を開けて水洗便器に排泄物を流すなどして、収納した排泄物を処理することができる。排泄物の処理をした排泄物収納容器20は、内部を洗浄してから廃棄してもよいし、再度、使用することもできる。
排泄物収納容器20を再使用する際には、内部に排泄物の臭気が残存していることが有り得るので、本体10に再度の装着をした後は、取込口21を閉じておき、用便のときにのみ取込口21を開けるようにしてもよい。これにより、内部に排泄物の臭気が残存している場合であっても、残存臭気の拡散量を用便中のみの最少量に抑えることができる。しかしながら、残存臭気の強さは用便中の排泄物からの臭気よりも弱いので、実際には、残存臭の影響は殆どなく、初回の使用時と同様の使用感を得ることができる。
なお、取込口21を開けるには、開位置で吸着されている開閉蓋25の周縁部を拡径部24の外側から指で摘むようにして開位置まで押し出すようにするか、あるいは、手を使って拡径部24の近傍部分を歪めるかして排泄物収納容器20と開閉蓋25との間に間隙をつくればよい。このようにして間隙ができると内部の陰圧によって外気が排泄物収納容器20内に流入するので、もはや開閉蓋25は吸着されず、容易かつ完全に取込口21を開放することができる。
開閉蓋25は、排泄物収納容器20内に収納されているために脱落することがなく、紛失することがないので、排泄物収納容器20の耐用年数が来るまで再使用を続けることができる。
なお、取込口21を開くために開閉蓋25を収納する収納部分は、開閉蓋25を開位置に収納でき、取込口21を閉じるときに閉位置に移動できればよいので、図示したような形状の拡径部24に限られない。
また、排便装置1は、本体10の座部11と床面との間に排泄物収納容器20を保持する保持手段30と、排泄物収納容器20の容積を小さくするための容積変更手段40とを備えた簡易な組立体であり、保持手段30や容積変更手段40を手動で動作させることができ、電動モーターなどを備えることなく軽量であるので、どこへでも運んで使用することができる。
なお、保持手段30や容積変更手段40を手動で動作させることには限定されず、電動で保持手段30や容積変更手段40を動作させるようにしてもよい。
図10から図13までは本発明の第2の実施の形態を示している。
本実施の形態では、排泄物収納容器の肛門受部をジャバラ状にした点と、このジャバラ状の肛門受部内に開閉蓋を収納した点と、開閉蓋を開位置と閉位置との間で移動させる手段とが第1の実施の形態と異なる。
なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
本実施の形態にかかる排便装置1では、排泄物収納容器20Aの肛門受部122がジャバラ状に形成されており、その一部を他の部分よりも径の大きい拡径部124としている。この拡径部124には開閉蓋25が収納されている。
図10は、開位置にある開閉蓋25を示す模式図である。図11は、開閉蓋25の動作を説明する図である。図12は、閉位置にある開閉蓋25を示す模式図である。図13は、開閉蓋25の動作を説明する図である。
図10に示すように開閉蓋25は拡径部124内に完全に収納されている。また、図11に示すように開閉蓋25を開位置から閉位置に移動させるために拡径部124を四方から絞る二対の絞り板126,126および絞り板127,127が設けられている。
一対の絞り板126,126は、本体10に装着された排泄物収納容器20Aを挟むように平行に配置されている。もう一対の絞り板127,127は、絞り板126,126が延びる方向と交差する方向に配置されており、本体10に装着された排泄物収納容器20Aを挟むように平行になっている。絞り板126,126および絞り板127,127は、それぞれ板面が拡径部124に当接するように向けられている。
絞り板126,126は長手方向に不図示のスロットが形成されており、絞り板127,127には、絞り板126,126のスロットに挿通された不図示の狭幅部が形成されている。スロットおよび狭幅部は、絞り板126,126および絞り板127,127のそれぞれが図13に示した状態から図11に示した状態よりも開いた状態までの移動を可能にする範囲に形成されている。すなわち、絞り板126,126および絞り板127,127は、それぞれが図11に示したように、排泄物収納容器20Aの拡径部124の周縁部に僅かに当接する位置よりも開いた位置まで移動することができ、また、図13に示すように拡径部124を絞って、開閉蓋25を閉位置に位置させることができる位置まで移動することができる。
次に第2の実施の形態の作用を説明する。
第1の実施の形態の場合と同様に排泄物収納容器20Aを排便装置1の本体10の座部11に装着するために、絞り板126,126と絞り板127,127とは、図11よりも互いに開いた状態にしておく。この状態で排泄物収納容器20Aを装着したら、絞り板126,126と絞り板127,127とを図11に示した状態に移動させておくことが好ましい。装着した排泄物収納容器20Aは、ダイヤル44を回転操作してローラ41,41によって排泄物収納容器20Aの胴体部の中間部を絞ってある程度潰しておく。
使用者Pが用便を済ませた後は、2つの絞り板126,126と絞り板127,127とを図13に示した位置までスライドさせて開閉蓋25を開位置から閉位置に移動させる。この後、ダイヤル44を回転操作してローラ41,41を排泄物収納容器20Aから離れる位置に移動させて、前記のように排泄物収納容器20Aを内部に陰圧が発生した状態に密閉する。
次に、絞り板126,126と絞り板127,127とを図11に示した状態よりも開くことによって排泄物収納容器20Aを排便装置1の本体10から外すことができる。外した排泄物収納容器20Aは、第1の実施の形態について説明したようにして廃棄または再使用することができる。
本実施の形態においても、排泄物収納容器20A内部に収納された排泄物の臭気が排泄物収納容器20Aから漏れて外部環境に拡散することを防止でき、また、開閉蓋25は、排泄物収納容器20A内に収納されているために脱落することがなく、紛失することがないので、排泄物収納容器20Aの耐用年数が来るまで再使用を続けることができる。
以上の排便装置1が備える容積変更手段40を電動で動作するようにしてもよい。図14は、容積変更手段40に相当する電動の容積変更装置140を簡略して例示するブロック図である。この例では、座部11に使用者が着座したか否かを検知するためのセンサーSを備えている。このセンサーSが座部11への着座者の着座を検知すると、容積変更装置140が排泄物収納容器20,20Aに陰圧が生じるように動作する。
容積変更装置140は、上記の容積変更手段40と同様に構成された変更機構141と、この変更機構141を動作させるためのモーターMとを備えている。変更機構141は、容積変更手段40と同様のローラ41、軸42、歯車45、ラック47を備えており、さらに、2つの歯車45にモーターMの駆動力を伝達する歯車等の伝達機構(図示せず)を備えている。
上記のように、使用者が座部11に着座する前は、排泄物収納容器20,20Aはローラ41,41に挟まれてへこんでおり、容積が小さくされた状態にある。センサーSが座部11への着座者の着座を検知するとモーターMが駆動する。モーターMの駆動力は、伝達機構を介してローラ41,41同士を互いに遠ざかる方向に移動させる。これにより、排泄物収納容器20,20Aは膨らんで、内部に陰圧が生じる。
なお、保持手段30を電動にして、取込口21を塞ぐ動作を開始させるためのボタン(不図示)を設けて、排便後に使用者のボタン操作に基づいて取込口21を塞ぐようにしてもよい。
上記のセンサーSは、例えば、圧力式センサーである。圧力式センサーは、座部11に使用者が着座したことを座部11にかかる圧力に基づいて検知する。また、センサーSは、光電式センサーでもよい。光電式センサーは、発光部から座部11の上方(着座者の存する箇所)に向けて光を照射し、受光部の受光した反射光の光量が所定のしきい値以上か否かに基づいて座部11に使用者が着座したか否かを検知する反射光検知式と、座部11の上方などの検知範囲を挟む両側に発光部と受光部とを分けて配置して、発光部からの光が受光部まで到達するかあるいは遮られるかによって座部11に使用者が着座したか否かを検知する光線遮断検知式とがあるが、いずれの方式のものでもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る排便装置において排泄物収納容器の容積を小さくしてある状態を示す背面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る排便装置において排泄物収納容器の容積を小さくしてない状態を示す背面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る排便装置の側面を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る排便装置において、開閉蓋の動作を説明する説明図である。 図1の座部に形成された装着部に排泄物収納容器が装着された状態において、開閉蓋が開けられているときの装着部の部分拡大図である。 本発明の第1の実施の形態に係る排便装置において、開閉蓋を閉める動作を説明する説明図である。 図1の座部に形成された装着部に排泄物収納容器が装着された状態において、開閉蓋が閉められているときの装着部の部分拡大図である。 図4における、第1バンドを示す平面図である。 図4における、第2バンドを示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る排便装置において、開位置にある開閉蓋を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る排便装置において、開閉蓋の動作を説明する説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る排便装置において、閉位置にある開閉蓋を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る排便装置において、開閉蓋が絞り板によって閉められた状態を説明する説明図である。 容積変更手段に相当する電動の容積変更装置を簡略して例示するブロック図である。
符号の説明
M…モーター
P…使用者
S…センサー
1…排便装置
10…本体
11…座部
11a…着座面
11b…裏面
12…装着部
12a…貫通溝
13…脚部
13a…正面板
20…排泄物収納容器
20A…排泄物収納容器
21…取込口
22…肛門受部
22a…大径部分
23…首部分
24…拡径部
25…開閉蓋
26…第1バンド
26a…中央部分
26b…長孔
27…第2バンド
27a…中央部分
27b…狭幅部分
29…ピン
30…保持手段
31…保持板
32…固定板
33…ガイド溝
40…容積変更手段
41…ローラ
42…軸
44…ダイヤル
45…歯車
46…バー
47…ラック
122…肛門受部
124…拡径部
126…絞り板
127…絞り板
140…容積変更装置
141…変更機構

Claims (5)

  1. 排泄物を収納する排便装置であって、
    使用者が排便時に座す座部を有する本体と、該本体に着脱自在に装着される、排泄物を収納する密閉可能な排泄物収納容器と、該排泄物収納容器の容積を変える容積変更手段と、を備え、
    前記容積変更手段は、使用者が用便中は、前記排泄物収納容器の中間部分を両側から挟んで絞るように力を加えて変形させて容積を小さくしておき、使用者が用便を済ませて前記排泄物収納容器が密閉された後に前記加えた力を除いて前記排泄物収納容器内に陰圧を発生させることにより、排泄物の臭気の拡散を防止した排便装置。
  2. 排泄物を収納する排便装置であって、
    使用者が排便時に座す座部を有する本体と、排泄物を取り込む開閉可能な取込口を有した、可撓性のある排泄物収納容器と、該排泄物収納容器の容積を変える容積変更手段と、を備え、
    前記座部には前記排泄物収納容器を装着するための装着部が形成され、
    前記容積変更手段は、前記本体に配設され、
    前記排泄物収納容器は、前記排泄物収納容器の取込口を開閉させる開閉手段を有し、前記取込口側を前記座部の装着部に着脱自在に装着され、
    前記容積変更手段は、前記取込口が開いているときは前記排泄物収納容器の中間部分を両側から挟んで絞るように力を加えて変形させて容積を小さくしておき、使用者が用便を済ませて前記取込口が閉じられた後に前記加えた力を除いて前記排泄物収納容器内に陰圧を発生させることにより、排泄物の臭気の拡散を防止する排便装置。
  3. 前記開閉手段は、前記排泄物収納容器内に収納され、前記取込口の内側下部で該取込口を開放する開位置から閉じる閉位置までの間を変位可能に収納された開閉蓋を有し、前記取込口の内側下部を絞ることによって前記開位置に在る前記開閉蓋を前記閉位置に移動させて前記排泄物収納容器を密閉することを特徴とする請求項2に記載の排便装置。
  4. 前記取込口の内側下部は、少なくとも一部に前記取込口の内径の少なくとも3倍の径を有する拡径部を有し、該拡径部に前記開閉蓋を収納したことを特徴とする請求項に記載の排便装置。
  5. 前記本体は、前記座部に固定された脚部と、前記座部の下方に前記排泄物収納容器を保持する保持手段と、前記容積変更手段と、を備えた、移動可能な組立体であることを特徴とする請求項1,2,3またはに記載の排便装置。
JP2005157029A 2005-05-30 2005-05-30 排便装置 Expired - Fee Related JP4134100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005157029A JP4134100B2 (ja) 2005-05-30 2005-05-30 排便装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005157029A JP4134100B2 (ja) 2005-05-30 2005-05-30 排便装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006326154A JP2006326154A (ja) 2006-12-07
JP4134100B2 true JP4134100B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=37548477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005157029A Expired - Fee Related JP4134100B2 (ja) 2005-05-30 2005-05-30 排便装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4134100B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223522A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Max Co Ltd トイレ装置
CN113338407B (zh) * 2021-05-26 2022-12-20 江苏康康同学科技有限公司 一种医院护理用尿壶密封放置装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006326154A (ja) 2006-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009507738A (ja) 汚物を収容及び蓄えるための汚物貯蔵装置
FR2505173A1 (fr) Sacs de drainage chirurgical
WO2005099526A3 (en) Improved trash can receptable
CA2958317A1 (en) System and apparatus for waste disposal and changing infant-toddler behavior
JP4134100B2 (ja) 排便装置
JP2016507339A (ja) 衛生便器
CN102026571A (zh) 便壶
JP2007191908A (ja) 洋式便器
JP2005168719A (ja) トイレ装置
JP2013517403A (ja) 非水洗便器および他の排水設備で使用するためのドライトラップ弁
EP1520565A3 (en) Device for disposing excrements
JP2007289638A (ja) 自動排泄物処理装置
JP4920488B2 (ja) リザーブタンクに装着された収納袋への汚物吸引装置
KR200481718Y1 (ko) 역류방지와 이중 밀폐구조를 갖는 휴대용 소변기
JP2005105546A5 (ja)
JP3856461B1 (ja) 糞処理具
JP2008073294A (ja) ポータブルトイレ
WO2017094295A1 (ja) 便器装置及びカートリッジ
JP2013060766A (ja) 便座装置
CN214017349U (zh) 一种用于阻断流体的封挡装置及坐便器
KR101437764B1 (ko) 변기용 커버장치
KR100831641B1 (ko) 휴대용 좌변기
JP3855009B2 (ja) 排泄物用収容装具
JP2022165376A (ja) 便器装置
FR2810869A1 (fr) Protection pour pot de chambre educatif

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees