JP3856461B1 - 糞処理具 - Google Patents

糞処理具 Download PDF

Info

Publication number
JP3856461B1
JP3856461B1 JP2006073144A JP2006073144A JP3856461B1 JP 3856461 B1 JP3856461 B1 JP 3856461B1 JP 2006073144 A JP2006073144 A JP 2006073144A JP 2006073144 A JP2006073144 A JP 2006073144A JP 3856461 B1 JP3856461 B1 JP 3856461B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feces
storage
door
guide groove
storage part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006073144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007244302A (ja
Inventor
新司 渡辺
Original Assignee
新司 渡辺
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新司 渡辺 filed Critical 新司 渡辺
Priority to JP2006073144A priority Critical patent/JP3856461B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3856461B1 publication Critical patent/JP3856461B1/ja
Publication of JP2007244302A publication Critical patent/JP2007244302A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Abstract

【課題】 犬の脱糞を直接受け取って処理できると共に、路上に落下した糞も確実に処理でき、更に、糞を密閉して収納できるようにした糞処理具を提供する。
【解決手段】 ショベル部11は、収納部12の外周を覆うように配設される。ショベル部11の周縁は、上方に向かうように徐々に湾曲されている。収納部12には、摺動自在の扉部14が設けられる。扉部14を開状態として、収納部12内に、直接脱糞させることができる。また、路上に脱糞した場合には、落下した糞をショベル部11ですくい上げて、収納部12内に収納することができる。扉部14を閉状態とすると、収納部12が密閉されるため、衣服等を汚したり、異臭を放ったりするとなく、糞を持ち帰って処理することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、犬を散歩に連れて行ったときに、犬の脱糞を処理するための糞処理具に関する。
犬を散歩させるときには、飼い主は、ビニル袋や空缶と、ショベルや割り箸を携帯し、犬が道路等で糞をしたら、地面に落下した糞を拾い取り、持ち帰ることが望まれている。しかしながら、このような犬の散歩時における糞の処理は、汚い作業であり、また、作業中に、手や衣服に糞が付き、不衛生である。
そこで、犬の糞を効率的に衛生的に処理できるようにするための糞処理具が提案されている。たとえば、特許文献1には、犬の糞を受け得る受け体の少なくとも前側部分を脱糞時の犬の後脚の間に差し込み得る横幅となし、受け体の上面を開閉する蓋体を設け、把持杆を使用者が片手で持って上記皿体及び蓋体を携帯し得るように構成する一方、把持杆によって受け体を地面に置いた状態で手を離すと受け体が後端縁の回りに後方に揺動するような重量配分を付与し、蓋体を開閉操作するための操作杆を設けるようにしたものが提案されている。
実用新案登録第3066457号公報
特許文献1に示されるものでは、犬の脱糞を受け体で直接受け取るようにして、ショベルや割り箸を携帯することなく、手を汚さずに、犬の糞を処理できるようにしている。しかしながら、飼い主が十分注意していないと、犬は突然に路上等に脱糞にしてしまうことがある。特許文献1に示されたものでは、路上等に脱糞した場合の糞の処理が行えない。
また、脱糞の際に、糞が受け体の外にこぼれてしまうことが考えられる。特許文献1に示されるものでは、脱糞の際に受け体の周囲から糞が外にこぼれたときに、糞の処理が行えない。
更に、特許文献1に示されるものでは、受け体の上方に、枢支軸に枢支された回転自在の蓋体を設けるようにしている。このような構造の蓋体では、密閉が十分でなく、臭いが外に漏れてしまうようなことがある。
本発明は、上述の課題を鑑み、犬の脱糞を直接受け取って処理できると共に、路上に落下した糞も確実に処理でき、更に、糞を密閉して収納できるようにした糞処理具を提供することを目的とする。
本発明に係る糞処理具は、糞が収納される収納部と、収納部の上部側縁および収納部の延長部の上部側縁に沿って形成されたガイド溝と、ガイド溝内に摺動自在に取り付けられる扉部と、先端が徐々に狭められて、周縁が上方に向かうように徐々に湾曲された縁部と、収納部の外形に対応した形状の凹部を有し、収納部と凹部とを嵌合して、収納部の周囲に固定されるショベル部と、扉部とガイド溝との間に配設されるパッキン部材と、収納部の延長部の上部を被うカバーと、収納部の延長部の後端に固定された把手部とからなり、扉部をガイド溝に沿って摺動させ、収納部の上側が開放された開状態にして、犬の糞を直接収納部内に落下させて収納した後、または、地上に落下した糞をショベル部ですくい上げて収納部内に収納した後扉部を閉状態にして、収納部を密閉することによって糞の臭いが外部に漏れないようにしたを特徴とする。
好ましくは、扉部の両側縁に、付勢された突出片を設けるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、糞が収納される収納部と、収納部の上部側縁および収納部の延長部の上部側縁に沿って形成されたガイド溝と、ガイド溝内に摺動自在に取り付けられる扉部と、先端が徐々に狭められて、周縁が上方に向かうように徐々に湾曲された縁部と、収納部の外形に対応した形状の凹部を有し、収納部と凹部とを嵌合して、収納部の周囲に固定されるショベル部と、扉部とガイド溝との間に配設されるパッキン部材と、収納部の延長部の上部を被うカバーと、収納部の延長部の後端に固定された把手部とからなり、扉部をガイド溝に沿って摺動させ、収納部の上側が開放された開状態にして、犬の糞を直接収納部内に落下させて収納した後、または、地上に落下した糞をショベル部ですくい上げて収納部内に収納した後扉部を閉状態にして、収納部を密閉することによって糞の臭いが外部に漏れないようにしている。このため、扉部を開状態として、収納部内に、直接脱糞させることができる。また、路上に脱糞した場合には、落下した糞をショベル部ですくい上げて、収納部内に収納することができる。また、ショベル部は、周縁が上方に向かうように徐々に湾曲されているので、収納部内に直接脱糞させたときに、糞が外にこぼれ落ちることがないと共に、ショベル部上に落下した糞を収納部内に確実に落下させることができる。また、扉部は、収納部の上縁に設けられたガイド溝に摺動自在に配設されているので、扉部を閉状態とすると、収納部が密閉されるため、衣服等を汚したり、異臭を放ったりすることなく、糞を持ち帰って処理することができる。また、本発明によれば、扉部とガイド溝との間に、パッキン部材を設けるようにしているので、収納部をより確実に密閉でき、臭いが外に漏れることが防止できる。
また、本発明によれば、扉部の両側縁に、付勢された突出片を設けるようにしているので、扉部の動きを規制して、扉部を所望の位置で止めることができる。このために、収納部が閉状態になる位置で扉部を止めると、扉部が移動することがないので、収納部をより確実に密閉できる。
第1実施形態.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1(A)及び図1(B)は、本発明の第1の実施形態の糞処理具1の構成を示すものである。図1(A)及び図1(B)において、11はショベル部、12は収納部、13は把手部である。
ショベル部11は、収納部12の外周を覆うように配設される。ショベル部11の先端は、徐々に狭められており、また、ショベル部11の周縁は、上方に向かうように徐々に湾曲されている。
収納部12は、犬の糞を収納するものである。収納部12の上側には、摺動自在の扉部14が設けられる。扉部14には、ノブ15が設けられる。ノブ15を持って扉部14を矢印A1方向に動かすと、図1(A)に示すように、扉部14が閉状態となる。扉部14を矢印A2方向に動かすと、図1(B)に示すように、扉部14が開状態となる。把手部13は、使用者が糞処理具1を把持する部分である。
図2は、本発明の第1の実施形態の糞処理具1の分解斜視図である。図2に示すように、収納部12には、その内側の上縁に沿って、ガイド溝21が形成される。ガイド溝21内に扉部14が摺動自在に挿入される。収納部12の上側には、ネジ22a〜22dにより、カバー23が取り付けられる。
ショベル部11には、収納部12の外形に対応した形状の凹部25が設けられる。収納部12がショベル部11の凹部25内に嵌合され、収納部12とショベル部11とが固着される。収納部12とショベル部11とを固着させると、ショベル部11の凹部25の側壁26により、収納部12の端面が閉塞される。収納部12の後端には、把手部13が取り付けられる。
図3及び図4は、本発明の第1の実施形態の糞処理具1の使用方法の説明図である。犬を脱糞させるときには、扉部4を矢印A2方向に移動させ、扉部14が開状態とする(図1(B)参照)。そして、図3に示すように、犬31の肛門32の下に糞処理具1を配置し、収納部12内に、脱糞させる。このとき、糞処理具1の周囲には、ショベル部11が配設されている。このため、糞が外にこぼれ落ちることがない。また、ショベル部11の周縁は、徐々に上方に向かうように湾曲されているため、ショベル部11上に落下した糞は、収納部12内に確実に落下する。
脱糞が終了したら、扉部4を矢印A1方向に移動させ、扉部14を閉状態とする(図1(A)参照)。扉部14を閉状態とすれば、収納部12内の糞は密閉され、衣服等を汚したり、異臭を放つことなく、持ち帰って処理することができる。
また、犬を散歩に連れて行くと、犬が路上に脱糞してしまうことがある。このような場合には、図4に示すように、ショベル部11で落下した糞33をすくい上げる。そして、すくい上げた糞33を収納部12内に落下させ、扉部14を閉状態として、持ち帰って処理する。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態の糞処理具1では、ショベル部11と、収納部12と、把手部13とが設けられ、収納部12には、摺動自在の扉部14が設けられる。このため、扉部14を開状態として、収納部12内に、直接脱糞させることができる。また、路上に脱糞した場合には、落下した糞をショベル部11ですくい上げて、収納部12内に収納することができる。そして、扉部14を閉状態とすると、収納部12が密閉されるため、衣服等を汚したり、異臭を放ったりすることなく、糞を持ち帰って処理することができる。
第2実施形態.
図5及び図6は、本発明の第2実施形態を示すものである。この実施形態では、扉部14を閉状態としたときに、収納部12が完全に密閉されるように、パッキン部材41、42を取り付けるようにしたものである。
すなわち、図2に示したように、本発明の実施形態では、収納部12の内側の上縁にガイド溝21が形成され、このガイド溝21内に、扉部14が摺動自在に挿入されている。このガイド溝21と扉部14との密閉を完全にするために、本発明の第2の実施形態では、図5に示すように、ガイド溝21には、ゴムや合成樹脂からなるパッキン部材41が収納される。また、図6に示すように、カバー23の一端には、ゴムや合成樹脂からなるパッキン部材42が取り付けられる。
このように、本発明の第2実施形態では、扉部14の周縁とガイド溝21との間に、パッキン部材41を設け、また、カバー23の一端にパッキン部材42を設けるようにしている。このため、扉部14を閉状態としたときに収納部12が完全に密閉され、収納部12内の糞の臭いが外部に漏れることが防止される。他の構成については、前述の第1の実施形態と同様であり、その説明を省略する。
第3実施形態.
図7は、本発明の第3実施形態を示すものである。この実施形態では、図7に示すように、扉部14を両側縁に、ガイド溝21に対して摺動自在の突出片51a及び51bが設けられる。この突出片51a及び51bは、扉部14の両側縁から突出するように、スプリング(図示せず)により付勢されている。このように、扉部14を両側縁に、ガイド溝21に対して摺動自在の突出片51a及び51bを設けるようにすると、扉部の動きを規制して、扉部を所望の位置で止めることができる。このために、収納部が閉状態になる位置で扉部を止めると、扉部が移動することがないので、収納部をより確実に密閉でき、臭いが外に漏れることを防止できる。他の構成については、前述の第1の実施形態と同様であり、その説明を省略する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明は、犬の糞を処理するための糞処理具として利用可能である。
本発明の第1の実施形態の糞処理具の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態の糞処理具の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態の糞処理具の使用方法の説明図である。 本発明の第1の実施形態の糞処理具の使用方法の説明図である。 本発明の第2の実施形態の糞処理具の説明に用いる端面図である。 本発明の第2の実施形態の糞処理具の説明に用いる端面図である。 本発明の第3の実施形態の糞処理具の説明に用いる斜視図である。
符号の説明
1 糞処理具
11 ショベル部
12 収納部
13 把手部
14 扉部
15 ノブ
21 ガイド溝
23 カバー
25 凹部
26 側壁
41,42 パッキン部材
42 パッキン部材
51a,51b 突出片

Claims (2)

  1. 糞が収納される収納部と、
    前記収納部の上部側縁および前記収納部の延長部の上部側縁に沿って形成されたガイド溝と、
    前記ガイド溝内に摺動自在に取り付けられる扉部と、
    先端が徐々に狭められて、周縁が上方に向かうように徐々に湾曲された縁部と、前記収納部の外形に対応した形状の凹部を有し、前記収納部と前記凹部とを嵌合して、前記収納部の周囲に固定されるショベル部と、
    前記扉部と前記ガイド溝との間に配設されるパッキン部材と、
    前記収納部の延長部の上部を被うカバーと、
    前記収納部の延長部の後端に固定された把手部とからなり、
    前記扉部を前記ガイド溝に沿って摺動させ、前記収納部の上側が開放された開状態にして、犬の糞を直接前記収納部内に落下させて収納した後、または、地上に落下した糞を前記ショベル部ですくい上げて前記収納部内に収納した後前記扉部を閉状態にして、前記収納部を密閉することによって糞の臭いが外部に漏れないようにした
    ことを特徴とする糞処理
  2. 前記扉部の両側縁に、付勢された突出片を設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の糞処理具。
JP2006073144A 2006-03-16 2006-03-16 糞処理具 Expired - Fee Related JP3856461B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006073144A JP3856461B1 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 糞処理具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006073144A JP3856461B1 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 糞処理具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3856461B1 true JP3856461B1 (ja) 2006-12-13
JP2007244302A JP2007244302A (ja) 2007-09-27

Family

ID=37560681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006073144A Expired - Fee Related JP3856461B1 (ja) 2006-03-16 2006-03-16 糞処理具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3856461B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6483881B1 (ja) * 2018-02-21 2019-03-13 有限会社成新商事 排泄物採取具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5801511B1 (ja) * 2015-07-07 2015-10-28 株式会社イサム商会 犬の糞尿処理具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6483881B1 (ja) * 2018-02-21 2019-03-13 有限会社成新商事 排泄物採取具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007244302A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3856461B1 (ja) 糞処理具
US7735886B2 (en) Tool for picking and carrying dog dung
JP3139912U (ja) 犬の糞取器
JP2006288212A (ja) 動物の固形排泄物回収具
JP3132070U (ja) ペットの散歩用トイレットペーパー付糞回収容器
JP3792241B2 (ja) 犬糞等の捕捉運び器具
JP2005176632A (ja) 犬糞等の捕捉運び器具
KR101387964B1 (ko) 쓰레받기 겸용 휴지통
JP3058261U (ja) 糞処理装置
CA2498298A1 (en) Doggy walk scooper
JP3125778U (ja) ペット用携帯トイレ及びペット糞の収容袋
JP3167764U (ja) 犬用糞取り器
JP3105818U (ja) ペットの糞尿ケース
JP3807617B2 (ja) ペット用携帯トイレ
JP3066457U (ja) 犬の糞受け器
JP4625991B2 (ja) 犬糞等の捕捉運び器具
JP4778759B2 (ja) ペットの糞の回収用具
KR101834339B1 (ko) 애완 동물 배설물 처리 장치
KR20170133106A (ko) 애완동물 배설물 수거기구
JP3108111U (ja) ペット用汚物処理袋
JP3082040U (ja) 愛犬の糞回収用具
JPH09187184A (ja) ペット用糞入れ
JP3085501U (ja) 簡易トイレの汚物排出用袋体
JP2002171857A (ja) 犬糞拾い具
JPH08331994A (ja) 汚物処理具

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees