JP3139912U - 犬の糞取器 - Google Patents

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Abstract

【課題】犬が排泄した糞を容易に収納して密閉し、体裁よく運搬し、容易に取り出すことができるようにした犬の糞取器を提供する。
【解決手段】糞収納部1の一端に開閉蓋9の一端9aを枢着し、該糞収納部の相対向する側縁3bには取っ手11における一対の脚13をそれぞれ枢着し、該開閉蓋の相対向する側縁9bには透孔17を備えた支持体19を回動自在に突設し、該取っ手における各脚には相互に平行な平行部13bを備えさせ、各脚の平行部を各支持体の透孔にそれぞれ挿通させ、取っ手を回動させることにより開閉蓋が糞収納部に対し開閉するようにしたことを特徴とする犬の糞取器。
【選択図】図1

Description

本考案は、犬の糞取器に関するものであり、更に詳しくは、犬の散歩時に犬が地上に排泄した糞を収納し、運搬するために犬の飼主等が携行する犬の糞取器に係るものである。
犬は散歩時に糞を排泄することが多いが、犬の飼主は、犬の散歩時に犬の糞取器を携行し、犬が糞を地上に排泄したときにはこれを該糞取器に収納し、自宅の便所等の所定の場所まで運搬して該糞を処理することが要求される。
特開2002−272302号公報は、ビニール袋の開口部に環状体を嵌着し、該環状体にへら部を突設してなる犬の糞取器(以下「従来の糞取器」という。)を開示している。
特開2002−272302号公報
しかるに、上記従来の糞取器は、ビニール袋の開口部を開閉する手段を備えていないため、犬が排泄した糞をビニール袋内に取り込む作業、及び糞をビニール袋内に収納した後、該ビニール袋の開口部を閉じる作業が面倒、かつ、不潔である。また、上記従来の糞取器は、取っ手を備えていないため、糞を収納した糞取器を運搬する作業も不体裁である。更に、ビニール袋内の糞を該ビニール袋から取り出す作業も面倒、かつ、不潔である。
本考案は、上記従来の糞取器における上述の如き問題を解決し、犬が排泄した糞を容易に収納して密閉し、体裁よく運搬し、容易に取り出すことができるようにした犬の糞取器を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は、下記のごとき犬の糞取器を提供するものである。
糞収納部の一端に開閉蓋の一端を枢着し、該糞収納部の相対向する側縁には取っ手における一対の脚をそれぞれ枢着し、該開閉蓋の相対向する側縁には透孔を備えた支持体を回動自在に突設し、該取っ手における各脚には相互に平行な平行部を備えさせ、各脚の平行部を各支持体の透孔にそれぞれ挿通させ、取っ手を回動させることにより開閉蓋が糞収納部に対し開閉するようにしたことを特徴とする犬の糞取器(請求項1)。
本考案によれば、糞収納部に枢着した取っ手を回動させることにより、開閉蓋が該糞収納部に対し開閉するため、糞取器の使用者は、取っ手を回動させて開閉蓋を開いた状態で犬に該糞収納部上に糞を排泄させ(図2参照)、排泄後、該糞収納部内に糞を収納した状態で取っ手を回動させて開閉蓋を閉じ、該取っ手を手に持って糞取器を自宅の便所等の所定の場所まで運搬し(図3参照)、該取っ手を回動させることにより糞収納部から開閉蓋を開き、該糞収納部内の糞を処理することができる。
すなわち、糞取器の使用者は、取っ手を操作して開閉蓋を開くことにより、犬に該糞収納部上に糞を排泄させて糞を該糞収納部に容易に収納することができ、取っ手を操作することにより開閉蓋を閉じて糞収納部を容易に密閉することができる。また、糞収納部を密閉した状態で取っ手を把持して糞取器を体裁よく運搬し、取っ手を操作して開閉蓋を開き、該糞収納部内の糞を取り出して処理することができる。
換言すれば、糞取器の使用者は、糞収納部と開閉蓋とに全く手を触れることなく、取っ手のみによりにより糞収納部に対する糞の収納と、開閉蓋の開閉と、糞取器の運搬と、糞の処理とを行うことができる。
符号1に示すものは糞収納部である。
糞収納部1は、一例として、底板3の一端(後端)3aに後端壁5を立設すると共に該底板3の左右の側縁3b、3bに側縁壁7、7を立設し、該底板3の前端3cを前方に突出させてなるものである。
糞収納部1の一端(後端)に開閉蓋9の一端9aを枢着する。
すなわち、一例として、糞収納部1の後端壁5に開閉蓋9の一端(後端)9aを枢着する。
開閉蓋9は、閉じたときに糞収納部1を密閉するに適した形状を備えている。
開閉蓋9の後端9aを糞収納部1の後端に枢着するに当っては、開閉蓋9の後端9aをヒンジ(図示せず。)を介して糞収納部1の後端に回動自在に取り付けてもよいが、開閉蓋9を糞収納部1の後端と折り曲げ自在に連続的に形成しても差し支えない。
糞収納部1の相対向する側縁3b、3bには取っ手11における一対の脚13、13をそれぞれ枢着する。
すなわち、一例として、糞収納部1の側縁壁7、7に回動体15、15を回動自在に突設し、該回動体15、15に取っ手11における脚13、13の下端13a、13aをそれぞれ取り付ける。
開閉蓋9の相対向する各側縁9bには透孔17を備えた支持体19を回動自在に突設する。
取っ手11における各脚13には相互に平行な平行部13bを備えさせ、各脚13の平行部13bを各支持体19の透孔19にそれぞれ挿通させる。
以て、取っ手11を回動させることにより開閉蓋9が糞収納部1に対し開閉するようになす。
なお、図3における符号21に示すものは、糞収納部1内に収納された糞である。また、図2における符号23に示すものは、ティッシューペーパーである。
本考案による犬の糞取器における開閉蓋を開いた状態を示す斜視図である。 同上の断面図である。 同上糞取器における開閉蓋を閉じ、運搬する状態を示す側面図である。
符号の説明
1 糞収納部
3 底板
3a 一端
3b 側縁
3c 前端
5 後端壁
7 側縁壁
9 開閉蓋
9a 一端
9b 側縁
11 取っ手
13 脚
13a 下端
13b 平行部
15 回動体
17 透孔
19 支持体
21 糞
23 ティッシューペーパー

Claims (1)

  1. 糞収納部の一端に開閉蓋の一端を枢着し、該糞収納部の相対向する側縁には取っ手における一対の脚をそれぞれ枢着し、該開閉蓋の相対向する側縁には透孔を備えた支持体を回動自在に突設し、該取っ手における各脚には相互に平行な平行部を備えさせ、各脚の平行部を各支持体の透孔にそれぞれ挿通させ、取っ手を回動させることにより開閉蓋が糞収納部に対し開閉するようにしたことを特徴とする犬の糞取器。
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