JP3687048B2 - 犬糞等の捕捉運び器具 - Google Patents

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Description

本発明は、犬等の散歩の際に持ち歩き、その糞を捕捉しそれを決められた場所に排出するための犬糞等の捕捉運び器具に関する。
従来、犬の糞の捕捉と持ち帰りのための器具が販売されている。これらの多くは、地面上にある犬の糞を掬い取る、あるいは挟み取る器具と糞を入れる袋等からなっているものが主である。登録実用新案第3051160号公報に記載されるものは伸縮出来る把手の先のヒンジ部に支持された掛止環部にビニール袋を取り付けるようになっている。これらは掛止環部に手を触れる必要があり、又、携帯して持ち歩くには不便で、人目にも抵抗を感ずる欠点がある。
この他にも犬の糞を排便中に捕捉するもの等の提案が多くなされている。
先行技術文献1 登録実用新案第3051160号公報
従来、市販されている犬の糞の捕捉運び器具等は、糞の収納が面倒で扱いずらい上に、これらを持ち運ぶにも見目が悪く敬遠される欠点があった。
本発明の目的は、糞の捕捉と収納そして排出の操作に優れ、しかもその形体、美観にも優れており犬の散歩に携帯するにも抵抗を感ずることない犬糞等の捕捉運び器具を提供するにある。
本発明の他の目的は、操作部の簡単な操作で受容器が捕捉しやすい向きに開き、捕捉した後は蓋をして運びやすいような向きに保たれ、手に持ったまま簡単な操作で受容器を排出しやすい向きに大きく開くことが出来る犬糞等の捕捉運び器具を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、手に持ったまま簡単な操作で受容器内の糞を押出すように排出することも出来る犬糞等の捕捉運び器具を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、器内に雨水などが侵入し難く、且つ犬糞等の臭いが外部にもれない捕捉運び器具を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、水洗いの際に受容器の内部と外周部が掃除しやすくいつも清潔に美麗に保て、コンパクトで収容量の大きな犬糞等の捕捉運び器具を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、糞が蓋の内側ないし受容器の内側に付着して残り難い犬糞等の捕捉運び器具を提供する。
本発明のさらに他の目的は、犬の散歩等の際に持ち歩きやすくしかも捕捉や排出の操作がしやすい把持部と操作部を有する犬糞等の捕捉運び器具を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の犬糞等の捕捉運び器具においては、把持部より先方へ伸びる柄の先に横に離隔しながら先方へ伸び出す二つの腕部を形成し、前記腕部の各々の先部に両者の間を結ぶ線が前記柄に対し横方向の揺動軸線を形成する支持部を設け、前記支持部の内側に窪んだ内壁部と平坦な開口部を有し前記開口部を前記支持部に揺動可能に支持される受容器とその周縁部分を前記受容器の内外の一方の側で前記支持部に前記受容器と対向方向に揺動可能に支持され前記受容器の前記開口部を接近して被う周縁手段とその内側の被い部を有する蓋を設け、操作部を備え柄上に上下移動可能に保持される操作ロッド手段と前記受容器の後側の一部にその一端を連結され他端を前記操作ロッド手段の下部に連結された後リンクと前記蓋の前側の一部にその一端を連結され他端を前記操作ロッド手段の下部に連結された前リンクからなる操作手段を設けたものである。
そこで、操作部を操作することにより蓋が被さる時に受容器が柄と略直角に上向きとなりその開口部の上を蓋の周縁手段が塞ぎ、糞の排出時に受容器と蓋が柄の一方側に傾いて開き、その間の位置で受容器と蓋が糞の捕捉の向きに傾いて開くようになっている。
上記受容器と蓋は、後記する理由により、揺動軸線の周りに半回転形に窪んだ内壁部と平坦に開く開口部を有し該開口部を支持部の内側で支持部に嵌め合わされて揺動軸線の周りに揺動可能に支持された受容器と、受容器の開口部の内側を密に接近して被う周縁手段と内側の被い部を有しその周縁部分を受容器の内側で支持部に嵌め合わされて揺動軸線の周りに受容器と対向方向に揺動可能に支持された蓋により構成されることがより一層望ましい。
そこで、糞の排出の際に蓋がその塞ぎ位置から開き位置に移動する時に、その周縁手段の後側は受容器の内壁部に沿って動き、受容器内の糞を付着するものも一緒に前方へ押出す。そして蓋は受容器の内側に重なって前方に開く。
特に、受容器が揺動軸線の周りに半球形に窪んだ内壁部と揺動軸線に略平行に開く円形の平坦な開口部を有し、蓋が揺動軸線に略平行且つ前記開口部に密に接近した円形の平坦な周縁手段と揺動軸線の周りに受容器の内壁部に接近して半球形に突出した被い部を有し、操作ロッド手段が一方位置に保持されて蓋が被さった状態の時に受容器と蓋の全体の形が略球形を成す形状はより一層好ましい。
上記周縁手段は、蓋の周縁部にシールリング取付部を設け該シールリング取付部に受容器の開口部を含む内壁部に密接するシールリングを嵌め込んで確りと閉止するものとすることも出来る。
又、上記周縁手段は、蓋の周縁部に受容器の開口部を含む内壁部に密に接近する外鍔とすることも出来る。
さらに、上記受容器と蓋は、揺動軸線と略平行に開く開口部と開口部より窪んだ内壁部を備え、開口部を支持部に嵌め合わされ揺動軸線の周りに揺動可能に支持された受容器と、揺動軸線と略平行且つ受容器の開口部の外側を密に接近して被う周縁手段と該周縁手段の内側を被う被い部を備え、その周縁部分を受容器の外側で支持部に嵌め合わされ受容器と対向方向に揺動可能に支持された蓋により構成し、上記と同様にして操作部を操作することにより受容器と蓋の開閉操作を行うようにすることも出来る。
上記操作ロッド手段は、その上部に柄に滑動自在に嵌め合わされその一部より引き金状に伸びる操作レバーと該操作レバーの内側下部に保持手段により柄に向かってシーソーのように揺動可能に支持されその下端部に前記柄側に出入りする止めピンを備える止めレバーを備えた操作部を有し、柄側にその止めピンの止め位置部分の外周に止めピンの嵌まる止め孔を備えるようにするとよい。
又、操作ロッド手段は、その上部に柄に滑動自在に嵌め合わされその一部より引き金状に伸びる操作レバーと該操作レバーの内部に各々保持手段により上下に揺動可能に保持され各々前記操作レバーの指当て部分に露出して上下するレバー部とその元部側で柄に向かって前後に揺動する止め爪と元部側で互いに相手側と噛合う歯車の歯のような揺動連結部を有し互いに相手側と対向方向に揺動する上下一対の止めレバーと前記両レバー部間に嵌まる開きバネを備える操作部を設け、操作レバーに指を掛けると解かれ指を離すと前記開きバネの力で両止め爪を柄に押圧するようにした移動の止め手段を設けることもできる。
さらに、柄と操作ロッド手段の間の一方の側に操作ロッド手段の移動範囲の所望の位置でバネの弾力で相手側のノッチ溝に飛び出して噛み合う弾性体ノッチと相手側のノッチ溝からなる抵抗保持手段を設けると糞の捕捉の際に一層扱い易い。
の上端に該に対して前後方向にT字形の把持部を設けると操作と持ち歩きに好都合である
受容器8の底に器具を支える突起状の脚を設けることが望ましい。

本発明の器具は、地面にある糞を救い取るよりも、主として犬がまさに排糞中のところに立位ないし、いくぶん腰を屈めるようにして犬の糞口の下に受容器の上部の開口部をあてがって器内にその糞を捕捉するものである。
従って、の長さは十分な長さが望ましく、目で確かめながら捕捉器の前部の開口部を犬の糞口の下にあてがう。その際に、の角度は平坦な地面の垂線に対し10°から70°程度の範囲となるであろう。
勿論、本犬糞等の捕捉運び器具は操作部を操作しながら受容器を開いて地面上の糞を挟み取ったり、救い取ることも出来るようになっている。
長いの先に支持され対向に揺動する受容器と蓋が手元の操作部の簡単な操作で捕捉しやすい向きに開き、捕捉した後は蓋をして運びやすいような向きに保たれ、手に持ったまま受容器を糞の排出がしやすい向きに傾けて開くことが出来る犬糞等の捕捉運び器具が得られる。
受容器を揺動軸線の周りに半回転形の形状にし、蓋を受容器の内側にしてその周縁手段が開口部の内側で内壁部に密に接近するようにすることにより、糞が受容器の外部にこぼれ難く、しかも排出の際には受容器内の糞を周縁手段の後側でかき出すように前方へ押出して開くので糞が内壁部に付着して残らず清潔に保たれる。
さらに、受容器を揺動軸線の周りに半球形の形状とし、蓋をその揺動軸線の周りに半球形に突出した被い部にして操作ロッド手段が一方位置に保持される時に受容器と蓋の全体の形が略球形を成す形状にすることにより、角がなく密実で内外の掃除がし易く、収容容量の大きな犬糞等の捕捉運び器具が得られる。
さらに、蓋の周縁部に受容器の開口部を含む内壁部に密接するシールリングを取付けることにより受容器の開口部が密閉され、雨水等の侵入や臭気の洩れも少なく、ガタのない確りした犬糞等の捕捉運び器具が得られる。
操作ロッド手段の操作部に設けた操作レバーと、該操作レバーの内部に上下に対称形に保持され開きバネの力で操作ロッド手段の移動を止め、操作時の指の力で解除される上下一対の止めレバーや、指先で簡単に掛け外しのできるシーソーに揺動する止めレバーを備えたこと等により、把持部を持ったまま指先で受容器と蓋の開閉並びに止め操作が出来る犬糞等の捕捉運び器具が得られる。
の上端にT字形の把持部を設けたことで、持ち歩きやすく操作しやすい犬糞等の捕捉運び器具になっている。
把持部より伸びる長いの先に両側を支持され対向に揺動運動して開閉する略球形等の形をした受容器と蓋を設け、該受容器と蓋を上に滑動可能に設けた操作ロッド手段とリンクを介して連結し、把持部側に設けた操作ロッド手段の操作部により蓋が被さる時に受容器がと略直角に上向きになり、排出の時にと略平行に重なって開き、その開閉の略中間の位置で糞の捕捉が出来るようになっている。
図1〜7において、上端の前後方向の把持部1からT字形に伸びる長い2の先に、横へ離隔しながら先方へ伸びる二つの腕からなるホーク部5が形成されている。二つの腕の各先端部には内側へ向いたピンからなる支持部4、4′が設けてある。該両支持部4、4′の間を結ぶ線は2と直角をなす揺動軸線3をなしている。ホーク部5の内側には受容器8が取付けられている。該受容器8は平坦に開く開口部6と窪んだ内壁部7を有しており、その開口部6の両側に形成されたボス部を両支持部4、4′に嵌め合わされて揺動軸線3の周りに揺動可能に支持されている。受容器8の内側には蓋11が取付けられている。該蓋11は開口部6を密に接近して被う平坦な周縁手段9と内側の被い部10を有しその周縁部分の両側に形成されたボス部を受容器8の内側で両支持部4、4′に嵌め合わされており、受容器8と対向方向に揺動可能に支持されている。受容器8の後側の縁端に連結ピンのボス部27が設けてあり、該ボス部27にピン28を介して
後リンク12の下端部が前後に回転自在に連結されている。一方、蓋11の前側の縁端に連結ピンのボス部29が設けてあり、該ボス部29にピン30を介して前リンク13の下端部が前後に回転自在に連結されている。2にはパイプで造られた操作ロッド手段16が上下に滑動可能に嵌め合わされている。該操作ロッド手段16の下部には後リンク12と前リンク13の各々上端側をピン31及び32を介して前後に回転自在に連結保持するリンク保持部14が設けてある。一方、操作ロッド手段16の上端部には後方に引き金状に伸びる操作レバー21が固定に設けてあり、操作部15をなしている。操作レバー21の内側下部には該操作レバー21にピンの保持手段22により支持され前後方向にシーソーに押し外し搖動する止めレバー23が設けてある。該止めレバー23はその下端に前方に突出する止めピン33を備えている。一方、2には操作部15側の外周部に下から順に止め孔34、35、36が設けてある。
そこで、把持部1を持つ手の指で操作レバー21を操作して操作ロッド手段16を符号Lから符号Tまでの間を上下に移動させることが出来る。図1〜4は2が垂直方向に対して45度後ろ側に傾いた状態で、操作レバー21がMの位置にある状態で描かれている。図示の位置において受容器8と蓋11は前側に傾いており、排糞中の捕捉に適した向きで開口部6の前側が開かれている。図2は捕捉中の状態が描かれている。立位ないし、いくぶん腰を屈めるようにして犬37の糞口の下に受容器の開口部6をあてがって器内にその糞を捕捉する。捕捉後は操作レバー21をLの位置に移動させる。操作レバー21がこの位置に保持される時に、受容器8が2と略直角に上向きになり開口部6は符号6′で示される位置になる。一方、蓋11は受容器8内側で下向きに被さって周縁手段9が符号9′の位置で開口部を塞いでいる。図5はこの蓋がされ2を縦(垂直)にした状態を示している。止めレバー23は押されて止めピン33は下の止め孔34に嵌まっており、操作ロッド手段16は動きが止められて受容器8と蓋11を動かないように保持している。
通常は、この縦にした状態で持ち歩く。受容器8は略水平になり蓋11は確りと塞がれており、糞がこぼれ出る恐れがない。
糞の排出も通常は、この縦にした状態で行うことが出来る。止めレバー23を操作して止めピン33を止め孔34より外し、操作レバー21を引いて図6のように符号Tの位置まで移動させる。操作レバー21がこの位置に保持される時に、受容器8と蓋11は2の後ろ側に傾いて開口部6は符号6″の位置に周縁手段9は符号9″の位置に移動する。この移動の際に、周縁手段9の後側は受容器の内壁部7に沿って動き、受容器8内の糞を内壁部7に付着するものも一緒に前方へ押出す。そして蓋11は受容器8の内側に重なって前方に開く。受容器内は奇麗に保たれており、開かれた蓋の内側周りを水で洗浄すればよい。ここでも止めレバー23を押して止めピン33を上の止め孔36に嵌めて受容器8と蓋11を動かないようにして保管することが出来る。ここで重要なことは受容器8と蓋11が2に略直角から平行に至る大きな開閉揺動をすることである。
この例では、受容器8と蓋11は円の中心線を揺動軸線3上にして回転せしめて得られる球形を半分に割った形の半球形に造られており、蓋が被さった全体の形が略球形を成している。従って、開口部6と周縁手段9は円形である。ここに示すような半球形やこれに近い形の器や蓋は掃除がしやすい形である。受納容量に比較した小型化や意匠の点でも全体の形が球形に近い形が望ましい。
さらにこの例においては、周縁手段9は蓋の周縁部にシールリング取付部19を設け、該シールリング取付部19にシールリング20を嵌め込んだものになっている。シールリング20は受容器の開口部6を含む内壁部7に密接して内部を密閉する。従って、器内に雨水や砂などが侵入し難く、且つ犬糞等の臭いが外部にもれ難い。シールリング20は公知の適当な材質のゴムやプラスチック等で造られる。受容器8の後側に穿けられた小さな排水孔17は蓋が被さった際に雨水や砂等を周縁手段の周りから逃がす孔である。又、受容器8の底に設けた突起は糞を収納して壁に立て置く際に、受容器の底を地面に着けないためのゴム等で造られた脚18である。
さらにこの例においては、2の上部側に該2の壁に一端を固定された板バネに支持され該バネの弾力で操作ロッド16の内壁側に飛び出す弾性体ノッチ24が設けてある。一方、操作ロッド16の対応する部分の壁にはノッチ溝25が設けてある。弾性体ノッチ24とノッチ溝25は操作ロッド手段の移動範囲内で、受容器8と蓋11の前方側が捕捉角度向きに開いた位置で噛合うようになっている。そして、この噛合いは移動操作の際に一定以上の力をかけることで外せる抵抗保持手段26になっている。これによって操作レバー21が受容器8と蓋11の捕捉位置である符号M位置にきた時に噛合って移動操作に抵抗を与える。この抵抗力は捕捉作業時の保持力に十分であるが、もし必要なら図1や図3のように止めレバー23を押して止めピン33を中位の止め孔35に嵌めて受容器8と蓋11を動かないようにしておくことも出来る。これによって捕捉操作が一層やり易くなる。
弾性体ノッチ24を操作ロッド16側にノッチ溝25を2側に設けても同様である。
図8は本発明の他の実施例を示す。ここでは受容器8aと蓋11aが各々横にした楕円形の中心を揺動軸線3a上にして回転せしめて得られる回転形を半分に割った形の半回転形をしており、蓋が被さった全体の形が略ラグビーボールを横にした形をしている。周縁手段9aは蓋11aの周縁より受容器8aの内壁部7aに密に接近するように外側へ曲げ出された外鍔20aの形をしている。
本明細書で言う回転形とは、ある平面図形を一つの回転軸線上で回転して得られる立体図形であって、回転軸に直角方向から見た形が円形を呈する。即ち、球形は円形の平面図形をその中心線上で回転して得られる回転形である。半回転形とは回転形を回転軸線上で半分に切断した形を言う。
図9は本発明のさらに他の実施例を示す。ここでは受容器8bと蓋11bが各々縦にした楕円形の中心を揺動軸線3b上にして回転せしめて得られる回転形を半分に割った形の半回転形をしており、蓋が被さった全体の形が厚い円盤投げの円盤を立てた形をしている。蓋の周縁手段9bは前図8の例同様外鍔20bの形をしている。
図10は本発明のさらに他の実施例を示す。ここでは受容器8cと蓋11cが各々揺動軸線3c上に中心軸を有する角の丸められた円筒形を半分に割った形の半円筒形をしており、蓋が被さった全体の形が略角の丸い円筒形の形をしている。蓋の周縁手段9cは前図8の例同様外鍔20cの形をしている。
図11〜12は本発明のさらに他の実施例を示す。ここでは蓋11dが受容器8dの外側で支持部4dと4d′に支持されており、前述の例同様に操作ロッド手段16dの移動により揺動軸線3dの周りに互いに対向方向に揺動して開閉される。受容器8dと蓋11dは円の中心を揺動軸線3d上にして該揺動軸線3dを軸に回転せしめて得られる球形を半分に割った形の半球形に造られており、蓋が被さった形が略球形を成している。リンク保持部14dが符号14d′の位置に保持される時に受容器の開口部6dは符号6d′の位置にあり、蓋の周縁手段9dが符号9d′の位置で外側に被さるようになっている。図12はこの蓋が被さった状態が示されている。開口部6dは蓋の被い部10dの内壁に接近するように外側に曲げ出された外鍔20dになっている。そこで、リンク保持部14dが符号14d″の位置に移動する時に受容器の開口部6dの後ろ側は被い部10dの内壁に付着するものを掻き落として奇麗にする働きをする。
図13は本発明のさらに他の実施例を示す。ここで、操作ロッド手段16eは柄2e上で移動するリンク保持部14eと操作部15eとを備える細い二本のロッドからなっている。該操作ロッド手段16eは柄部2eの両横側に設けられている。そして操作レバー21eは操作部15eの前側に設けられている。操作レバー21eの指当て部分には上側と下側に露出して蝶の羽のように対向に揺動する止めレバー41と41′が設けてある。
上側の止めレバー41はピンの保持手段40により操作レバー21e内に保持されており、保持手段40を中心に柄部2eの上下方向に揺動するレバー部42と前後方向に揺動する元部側の止め爪43を有する。下側の止めレバー41′は操作レバー21e内に止めレバー41と対称形に保持手段40′により保持されている。止めレバー41と止めレバー41′の元側には互いに相手側の歯と噛合った歯車の歯のような揺動連結部38を有する。そこで、止めレバー41と止めレバー41′は一方側が揺動する時、他方側は対向する方向に揺動する。両止めレバー41、41′のレバー部42と42′の間には該両レバー部42と42′を互いに開く方向に働く開きバネ39が挿入してある。そこで、通常は両レバー部42と42′が操作レバー21eより大きく露出して両止め爪43と43′が各々柄部2eの表面に押し付けられた止め状態に保たれている。これによって操作ロッド手段16eは上下に移動することなく保持される。受容器と蓋の開閉操作をすべく操作レバー21eの上側ないし下側に指先を当てた際に、指先は先ずレバー部42ないしレバー部42′を押すので両止め爪43と43′が浮かされて止め状態が解かれる。操作を終えた後で指先が操作レバー21eより離れることで再び止め状態が維持される。柄部2eの止め爪43、43′が当たる部分に横の細かい刻み目を設けておけば、操作ロッド手段16eの移動を止めるのにより効果的である。
本発明は、糞の捕捉と収納そして排出の操作に優れ、しかもその形体、美観にも優れており犬の散歩に携帯するにも抵抗を感ずることない犬糞等の捕捉運び器具であるから、ペット好きの人々や糞害に悩む人々にとって助けになる。
実施例を示す捕捉運び器具の側面図で、柄部を45°後ろに傾けて示す図である。 図1に示す実施例の糞の捕捉状態を示す側面図である。 図1に示す実施例の操作部周り部分を拡大して示す部分断面図で受容器の開き位置と閉止位置での操作レバーの位置を仮想線で示す図である。 図1に示す実施例の受容器周り部分を拡大して示す部分側面図で受容器の開き位置と閉止位置での各部の状態を仮想線で示す図である。 図1に示す実施例の蓋が被さった状態を、柄部を縦にして示す側面図である。 図1に示す実施例の蓋が開かれた状態を、柄部を縦にして示す側面図である。 図5における7−7矢視図で一部を破断面にして示す図である。 他の実施例の正面断面図である。 他の実施例の正面断面図である。 他の実施例の正面断面図である。 他の実施例の受容器周り部分を拡大して示す部分側面図で受容器の開き位置と閉止位置での各部の状態を仮想線で示す図である。 図11における12−12断面で蓋が被さった状態を示す正面断面図である。 他の実施例の操作部周り部分を示す図である。
符号の説明

1、1e:把持部
2、〜2e:
3、〜3d :揺動軸線
4、4′〜4d、4d′:支持部
5、〜5d:ホーク部
6、〜6d:開口部
7、〜7d:内壁部
8、〜8d:受容器
9、〜9d:周縁手段

10、〜10d:被い部

11、〜11d:蓋

12、〜12d:後リンク

13、〜13d:前リンク

14、〜14d:リンク保持部

15、15e:操作部

16、〜16e:操作ロッド手段
17:排水孔
18:脚

19:シールリング取付部
20:シールリング
20a、〜20d:外鍔

21、21e:操作レバー

22:保持手段

23:止めレバー

24:弾性体ノッチ
25:ノッチ溝
26:抵抗保持手段
33:止めピン
34、35、36:止め孔
38:揺動連結部
39:開きバネ
40、40′:保持手段
41、41′:止めレバー

42、42′:レバー部

43、43′:止め爪

Claims (11)

  1. 把持部より先方へ伸びる柄の先に横に離隔しながら先方へ伸び出す二つの腕部を形成し、前記腕部の各々の先部に両者の間を結ぶ線が前記柄に対し横方向の揺動軸線を形成する支持部を設け、前記支持部の内側に窪んだ内壁部と平坦な開口部を有し前記開口部を前記支持部に揺動可能に支持される受容器と、その周縁部分を前記受容器の内外の一方の側で前記支持部に前記受容器と対向方向に揺動可能に支持され前記受容器の前記開口部を接近して被う周縁手段とその内側の被い部を有する蓋を設け、操作部を備え柄上に上下移動可能に保持される操作ロッド手段と前記受容器の後側の一部にその一端を連結され他端を前記操作ロッド手段の下部に連結された後リンクと前記蓋の前側の一部にその一端を連結され他端を前記操作ロッド手段の下部に連結された前リンクからなる操作手段を設けたことを特徴とする犬糞等の捕捉運び器具。
  2. 把持部より先方へ伸びる柄の先に横に離隔しながら先方へ伸び出す二つの腕部を形成し、前記腕部の各々の先部に両者の間を結ぶ線が前記柄に対し横方向の揺動軸線を形成する支持部を設け、前記支持部の内側に窪んだ内壁部と平坦な開口部を有し前記開口部を前記支持部に揺動可能に支持される受容器と、その周縁部分を前記受容器の内側で前記支持部に前記受容器と対向方向に揺動可能に支持され前記受容器の前記開口部を接近して被う周縁手段とその内側の被い部を有する蓋を設け、操作部を備え柄上に上下移動可能に保持される操作ロッド手段と前記受容器の後側の一部にその一端を連結され他端を前記操作ロッド手段の下部に連結された後リンクと前記蓋の前側の一部にその一端を連結され他端を前記操作ロッド手段の下部に連結された前リンクからなる操作手段を設けたことを特徴とする犬糞等の捕捉運び器具。
  3. 揺動軸線の周りに半回転形に窪んだ内壁部と前記揺動軸線と略平行に開く平坦な開口部を有しその前記開口部を支持部に揺動可能に支持された受容器と、その周縁部分を前記受容器の内側で前記支持部に揺動可能に支持され前記受容器の前記開口部の内側を密に接近して被う前記揺動軸線と略平行な周縁手段とその内側の被い部を有する蓋を備えることを特徴とする請求項2記載の犬糞等の捕捉運び器具。
  4. 揺動軸線の周りに半球形に窪んだ内壁部と前記揺動軸線と略平行に開く円形の平坦な開口部を有しその前記開口部を支持部に揺動可能に支持された受容器と、その周縁部分を前記受容器の内側で前記支持部に揺動可能に支持され前記受容器の前記開口部の内側を密に接近して被う前記揺動軸線と略平行な周縁手段と揺動軸線の周りに前記受容器の前記内壁部に接近して突出した内側の被い部を有する蓋を備えることを特徴とする請求項2記載の犬糞等の捕捉運び器具。
  5. 蓋がその周縁部にシールリング取付部を備え該シールリング取付部に受容器の開口部を含む内壁部に密接するシールリングの周縁手段を備えることを特徴とする請求項2又は3又は4記載の犬糞等の捕捉運び器具。
  6. 蓋がその周縁部に受容器の開口部を含む内壁部に密に接近する外鍔の周縁手段を備えることを特徴とする請求項2又は3又は4記載の犬糞等の捕捉運び器具。
  7. 把持部より先方へ伸びる柄の先に横に離隔しながら先方へ伸び出す二つの腕部を形成し、前記腕部の各々の先部に両者の間を結ぶ線が前記柄に対し横方向の揺動軸線を形成する支持部を設け、前記支持部の内側に窪んだ内壁部と平坦な開口部を有し前記開口部を前記支持部に揺動可能に支持される受容器と、その周縁部分を前記受容器の外側で前記支持部に前記受容器と対向方向に揺動可能に支持され前記受容器の前記開口部を接近して被う周縁手段とその内側の被い部を有する蓋を設け、操作部を備え柄上に上下移動可能に保持される操作ロッド手段と前記受容器の後側の一部にその一端を連結され他端を前記操作ロッド手段の下部に連結された後リンクと前記蓋の前側の一部にその一端を連結され他端を前記操作ロッド手段の下部に連結された前リンクからなる操作手段を設けたことを特徴とする犬糞等の捕捉運び器具。
  8. 揺動軸線の周りに半回転形に窪んだ内壁部と前記揺動軸線と略平行に開く平坦な開口部を有しその前記開口部を支持部に揺動可能に支持された受容器と、その周縁部分を前記受容器の外側で前記支持部に揺動可能に支持され前記受容器の前記開口部の外側を密に接近して被う前記揺動軸線と略平行な周縁手段とその内側の前記揺動軸線の周りに半回転形に突出した被い部を有する蓋を備えることを特徴とする請求項7記載の犬糞等の捕捉運び器具。
  9. 受容器がその開口部に蓋の周縁手段の内壁部に密に接近する外鍔を備えることを特徴とする請求項7又は8記載の犬糞等の捕捉運び器具。
  10. 操作ロッド手段が柄に滑動自在に嵌め合わされその上部に引き金状に伸びる操作レバーと該操作レバーの内部に各々保持手段により上下に揺動可能に保持され各々前記操作レバーの指当て部分に露出して上下するレバー部とその元部側で前記柄に向かって前後に揺動する止め爪と元部側で互いに相手側と噛合う歯の揺動連結部を有し互いに相手側と対向方向に揺動する上下一対の止めレバーと、前記両レバー部間に嵌まる開きバネを備える操作部を有することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は7又は8記載の犬糞等の捕捉運び器具。
  11. 蓋が被さった際にその周縁手段の位置する受容器の壁の一部に排水孔を備えることを特徴とする請求項2又は3又は4記載の犬糞等の捕捉運び器具。
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