JP3082040U - 愛犬の糞回収用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、愛犬の糞を、すばやく、簡単に回
収し、地域の衛生、美化に貢献する。回収袋の消耗品
は、常に家庭にある物が使え、経済的にも楽であり、散
歩中、邪魔にならないように提げ持てる。 【解決手段】 本考案は枠体１２に輪ゴムの引っかかり
部分１３ａ、１３ｂ、そして持ち手１４を一体化成型す
る。持ち運びしやすいように、持ち手の指かけ部分を広
くする。提げ持った時、回収袋の開口部が、自然に閉じ
るよう、そして、犬の糞を入れやすくするように枠を傾
けて成型する。回収袋は、枠体の引っかかり部分１３
ａ、１３ｂを利用して輪ゴムをわたし固定させる。回収
袋、輪ゴムは家庭にある物を利用できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、愛犬の糞回収用具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

愛犬の糞の回収は、一般的には、スコップとポリ袋を使い、地上に排出された 糞をスコップですくい、ポリ袋に入れ、持ち帰った後、燃えるゴミとして処分す るのが通常である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

通常どおり、糞を回収した後、口を閉め、スコップを持って散歩をつづける姿 は美しいとはいえない。スコップは汚れたままであり、又、２回３回と糞をする 時もあり、袋の開け閉めをしなければならない。また、心ない飼い主は、糞をそ のまま置きざりにしたり、表面を土や落ち葉などで、おおうだけの人もいる。又 、２匹以上を散歩に連れていかなければならない家もあり、糞を回収した袋をス コップ、そして愛犬の散歩用リードを持たなければならない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の糞の回収用具は、持ち手と枠が一体化してプラスチックで成型、製造 するため、安価で耐久性に優れる。

【０００５】 持ち手部分は、手で握れるような大きさなので、散歩時容易に提げ持てる。

【０００６】 袋は、市販のポリ袋、又は、スーパーなどの買物袋など、種類も大きさも、問 わずに輪ゴムで容易にとりつけられるため、安価である。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、図面の記載に基づいて、実施例を説明する。図１は本考案の愛犬の糞回 収用具の全体図。図２、図３は使用する前の準備手順の斜視図。図４は糞を回収 する状態の斜視図。図５は回収後の持ち帰える様子の斜視図である。

【０００８】 本実施形態の回収用具１１は図１、図２に示すように枠体１２と引っかかり部 分１３ａ、１３ｂ、そして持ち手部分１４が一体化成型されている。枠体１２は 図２のとおり、傾いて成型されている。回収袋１５は、輪ゴム１６で固定される ため、袋の種類、大きさも選ばない。当然、ポリ袋と輪ゴムは消耗品である。

【０００９】 回収用具１１を使用する時は、図２のとおり、回収袋１５を枠体１２の下方よ り枠にかぶせ、図３のとおり、枠体１２の引っかかり部分１３ａと１３ｂに輪ゴ ム１６を渡し、回収袋１５を止める。

【００１０】 散歩時、犬が排泄する時、図４のように、本体１１の枠体１２の部分に近づけ 、直接、回収袋１５で受け回収する。

【００１１】 糞回収後は、普通に持ち手部分１４を提げ持つだけで、枠体１２が傾いて成型 されているため、ポリ袋の開口部が、自然に閉じて、ほとんど気にならず散歩を つづけられる。

【００１２】 ２回以上、糞を回収する時も、同じ様に回収でき、提げ持てば開口部が自然に 閉じるので、ポリ袋の開け閉めがなく、手間とらず散歩がつづけられる。

【００１３】 散歩時の持ち物は、この糞回収用具１つですむので、手に持つものが少なくて すみ、又、提げ持てるので２匹以上を散歩する時も楽である。

【００１４】 散歩から帰った後も、輪ゴム１６をはずし、ポリ袋１５を閉じ、燃えるゴミと して処分する。

【００１５】

【考案の効果】 上述の様に、本考案の愛犬の糞回収用具は、安価で購入でき、その後は、家庭 にあるポリ袋、輪ゴムの使用ですむため継続的に使用できる。プラスチックの一 体化成型のため、手入れも楽である。又、提げ持てるので、散歩の邪魔にならな い。本体の配色をカラフルにするなどして、愛犬のアクセサリーと合わせれば、 ファッション性にも富み、散歩がより楽しくなる。大多数の愛犬家が、本考案の 糞の回収用具を使用することにより、糞の置きざりがなくなり、住民の不快な思 いがなくなり、地域環境の衛生、美化に貢献できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の愛犬の糞回収用具の正面図である。

【図２】図１に示す回収用具を使用する時の作業手順を
示す斜視図である。

【図３】図１に示す回収用具を使用する時の作業手順を
示す斜視図である。

【図４】図１に示す回収用具を用いて糞を回収する状態
を示す斜視図である。

【図５】回収後、持ち帰える様子の図である。

【符号の説明】

１１ 回収用具 １２ 枠体 １３ａ．ｂ 引っかかり部分 １４ 持ち手部分 １５ 回収袋 １６ 輪ゴム

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【手続補正書】

【提出日】平成１３年２月１４日（２００１．２．１
４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】 愛犬の糞を、本体の枠にとりつけたポ
リ袋で、直接受け、回収する用具であって、本体すべて
を一体化してプラスチックで成型し、持ち運びしやすい
ように、持ち手部分を広くし、枠を傾けて成型すること
により、持ち提げた時、先端枠にポリ袋が当たり、自然
にポリ袋の開口部がしっかりと閉じ、袋の中や臭気が気
にならず、散歩をつづけられる糞の回収用具。 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１３年７月５日（２００１．７．５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 愛犬の糞を、本体の枠にとりつけたポリ
   袋で直接受け、回収する用具である。本体すべてを一体
   化してプラスチックで成型する。
2. 【請求項２】 持ち運びしやすいように、持ち手部分を
   広くした。
3. 【請求項３】 糞が中に入り、持ち提げた時、ポリ袋の
   開口部が、自然に閉じるように、そして、犬の糞を入れ
   やすくするように、枠を傾かせて成型する。