JP3103484U - 犬糞処理具 - Google Patents

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Abstract


【課題】
屋外での犬の散歩運動時に発生する脱糞を、地面等に落下させることなく直接に捕捉し、後処理においても、随伴者の手や器具を汚ごすことなく、簡便に操作でき、携行にも至便な犬糞処理具を提供する。
【解決手段】
後部に握持部1fを設け、先端及びそのやや後方にフック1a、1bを形成した把手杆1と、基端部2aを、前記把手杆1の先端部に固定し、終端部2bは基端部2a間に空隙2cを設けると共に、下向きに屈曲2dさせた略環状のリング2と、上方を開口した、樹脂製袋体の上端部の一端に切り込み3aを入れ、これを外側に折り返して、略開口部全周にわさ3bを形成しまた、切り込み3aと対向位置の下段部には、略半周の筒状部3cを形成しかつ、前記切り込み3aの下方には貫通穴3dを穿設した、捕捉体3と、わさ3bに挿通されるループ状紐体4よりなる。
【選択図】
図1

Description

本考案は、主に屋外における犬糞処理具に係り、詳しくは簡単な構成で、屋外での犬の散歩運動時に発生する脱糞を、地面等に落下させることなく捕捉し、後処理においても、随伴者の手や器具を汚ごすことなく処理できる、衛生的な犬糞処理具に関する。
近年、ペットブームが到来し、犬猫などを飼育する個人、家庭が増加するとともに、各地域の都市化が進み、犬の散歩運動地域例えば、公園、学校のグラウンドなどと住宅地が近接するようになっている。このような状況下で、散歩運動時における犬の排泄物の処理を完全に行わないと、地面に放置された犬糞は、悪臭を放ったりするのみならず環境衛生上また、飼主のマナーや公衆モラル上好ましくなく、社会問題ともなっている。
散歩運動時の随伴者は、犬糞を回収しこれを処理するマナーやモラル上の義務があり、一般的には、散歩時に小型のショベルやティッシュペーパー、ビニール袋などを携行し、道路、公園などでの脱糞をショベルですくい取ったり、ティッシュペーパーで摘んだりしてビニール袋などに収容し、自宅に持ち帰り処分している。
犬糞の処理具としては、地面に落下した犬糞を左右の指を使う、紙製のすくい取り具(例えば、特許文献1参照)、使い捨て容器を使用するものして、回収容器を保持する蓋体と柄付きの容器保持部と、柄の上端に設けられた把持部と、蓋体を開閉動作させる開閉手段とを具備した、ペット用糞回収具(特許文献2参照)など多数の提案がなされている。
特開2001−78610号公報 特開平8−172963号公報
しかしながら、ショベル、ティッシュペーパー、ビニール袋などを携行するのは、体裁が悪い上に、犬糞の処理に際しては膝を折ったり、腰を屈曲しなければならないため、高齢者には苦痛を伴いかつおっくうであるため、ショベル、ビニール袋などを携行しないか又は、その処理を怠りがちで、近隣住民には多大な迷惑となっている。
特許文献1に開示する、「使い捨て犬の糞すくい取り具」によれば、紙製で携行には軽くて都合が良いが、左右の指を使いすくい取るために非衛生的である。
また特許文献2に開示する、「ペット用糞回収具」は、使い捨て容器、容器保持部、蓋体、ヒンジ、バネ、柄、ワイヤ、ワイヤガイド、把持部、レバーなど多数の部材よりなっているので、重量があり、携行には適さないのみならず、必然的に製作コストも高価となり、さらに使用に際しては、把持部と共にレバーを握って蓋体を開き、落下する糞を容器内に回収し、自宅に持ち帰り、容器の蓋をステープラーなどを用いて固定しなければならないという不便さがある。
請求項の1に係る考案は、後部に握持部を設け、先端及びそのやや後方にフックを形成した把手杆と、基端部を、前記把手杆の先端部に固定し、終端部は基端部と空隙を設けると共に、下向きに屈曲させた略環状のリング杆と、上方を開口し、薄厚で耐水性および柔軟性ある樹脂製袋体の上端部の一端に切り込みを入れ、これを外側に折り返して、略開口部全周に環状筒状部を形成しまた、切り込みと対向位置の下段部には、前記環状のリング杆を装着するための略半周の筒状部を形成しかつ、前記切り込みの下方には貫通穴を穿設した、犬糞捕捉体と、前記環状筒状部に挿通されるループ状紐体と、よりなることを特徴としている。
請求項2の考案は、請求項1において、前記把手杆および環状のリング杆などの素材が、ステンレス、硬質樹脂、アルミニウムまたは木材であることを特徴としている。
請求項3の考案は、請求項1〜請求項2において、前記把手杆の前部と後部が、ボルトなどにより連結されてなり、後部の握持部は、滑り止めを設けると共に、先端部よりやや太径としたことを特徴としている。
本考案に係る、犬糞処理具は上記の構成をもってなるから、以下の効果を奏する。請求項1によれば、全体的な構造がシンプルであるために、把手杆の先端部に固定した環状のリング杆からの犬糞捕捉体の着脱は、迅速、簡易に行え、かつ脱糞の後処理が簡便にでき、また犬糞捕捉体は、使い捨て可能な薄厚、耐水性および柔軟性ある樹脂製袋体であるから、犬糞が随伴者の手、指などに直接又は間接的にも接触することがないので、衛生的である。さらに部品点数も少なく、主な構成部材も軽量素材よりなっているので、携行に便利であり、かつ環状のリング杆は、袋体の略半周の筒状部に装着されまた、把手杆に設けた2個のフックに袋体と紐体が係止されているので、悪天候時、特に強風下における使用にもなんら支障がなく、加えて犬糞の捕捉作業における随伴者は、把手杆の先端部に固定した環状のリング杆を、排泄姿勢をとった犬の肛門下に持って行くだけであり、またその後処理に際しても膝、腰を屈曲することもなく操作できるので、とくに高齢者には優しい犬糞処理具となる。
請求項2によれば、把手杆および環状のリング杆製作素材に、硬質樹脂またはアルミニウムを使用すれば、一体成型が可能であるために製作コストが廉価となり、市販価格を安価で提供することができる。
請求項3によれば、把手杆の前部と後部が、分離可能であるから、収納時においては嵩張ることもなく、また犬糞捕捉体を環状のリング杆に着装するのに好適である。
本考案の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案に係る犬糞処理具の斜視図で、図2は図1におけるZ−Z線拡大断面図、図3は把手杆および環状リングの平面図、図4はその側面図、図5は犬糞捕捉体の側面図、図6はその正面図、図7は犬糞捕捉体に環状のリング杆を装着するときの平面図である。
犬糞処理具(以下、処理具Sという)は、図1、図3および図4に示すように、把手杆1、環状のリング杆(以下、リング2という)、犬糞捕捉体(以下、捕捉体3という)およびループ状紐体4を、主な構成部材とし、把手杆1は、硬質樹脂例えば、硬質塩化ビニールまたはFRPなどを素材とし、全長の略中間点で前部と後部に分離可能とされ、前部の先端とそのやや上部にフック1a、1bが形成され、またその先端軸部および後部との連結軸部にはそれぞれ雌ねじ1c、1dが設けられ、後部端部には、前部の先端より太径とした滑り止め1eを形成した握持部1fが設けられ、後部の前突端には雄ねじ1gが形成され、前部の雌ねじ1dに螺合されて把手杆1は一体化されている。
リング2は、例えばステンレス製の丸棒材を環状に曲成してなり、基端部2aには雄ねじが形成され、把手杆1の先端軸部に設けられた雌ねじ1cと螺合して固定され、その終端部2bは、基端部2aとの間に空隙2cが設けられると共に、下向きに屈曲2dされている。
捕捉体3は、図2、図5及び図6に示すように、薄厚で耐水性および柔軟性ある樹脂材例えば、ポリエチレン製半透明の袋体が好ましく、その上端部の一端に切り込み3aが入れられ、これを外側下向きに折り返し、その折り返し部は、袋体の内周面にヒートシーラー(不図示)などにより三段にわたって溶着3h、3i、3jされ、略開口部全周に環状筒状部(以下、わさ3bという)を形成し、また、切り込み3aと対向位置の下段部には、上記リング2を装着するための略半周の筒状部3cを形成しかつ、上記切り込み3aの下方には貫通穴3dが穿設されている。
紐体4は、木綿または軟質樹脂製の非伸縮性のものが好適で、上記捕捉体3の開口全周に形成された、わさ3bに紐通し具などにより挿通され、把手杆1の前部に設けたフック1bに係止する長さで両端を緊縛、結節4aしてループ状としている。
つぎに捕捉体3を、リング2に装着する手順について説明する。まず、図7に示すように、紐体4の結節4aをリング2の基端部2aの対向位置にくるように、捕捉体3を底部から下方にリング2内に挿入すれば、リング2の終端部2bの位置に捕捉体3の筒状部3cの挿入口3eがくるように設定されているので、その挿入口3eの直上のわさ3bを指先で摘み、これを時計逆回り(矢印A)に回動させると、筒状部3cは、リング2を周回し、紐体4はリング2の基端部2aに到達する。続いて図5及び図6に示すように、捕捉体3の貫通穴3dを、把手杆1に設けたフック1aに係止させ、さらに紐体4の結節4aをフック1bに係止させ、捕捉体3のリング2への装着作業は終了する。
脱糞捕捉後の捕捉体3の後処理は、装着手順とは逆に、図1に示すように例えば、随伴者の右手は、握持部1fを把持し、左手で把手杆1の紐体4をフック1bから、また貫通穴3dからフック1aを解放し、把手杆1を上方に持ち上げ、時計順回り(矢印C)に半転させると同時に、図7に示すように紐体4を、時計回り(矢印B)に回すと補足体3はリングを滑動して終端部2bに収束され、基端部2a間の空隙2cから回収される。その時糞の重みで、補足体3の口が締まる。手で紐体4をぶら下げて処理具Sと共に持ち帰る。
回収された捕捉体3は、自宅に持ち帰り、適宜処理される。
本考案に係る犬糞処理具によれば、全体的な構造がシンプルであり、また部品点数も少なく、主要部材である把手杆1およびリング2を製作するにあたって、硬質樹脂またはアルミニウムを使用すれば、一体成型はもちろん、大量生産することができるので製作コストが低減され、市販価格を安価で提供することができる。なお捕捉体3の製作素材は、薄厚で耐水性および柔軟性ある樹脂材のポリエチレン製であるため、焼却処分しても有害な塩素ガスを発生しないので、環境を汚染することがない。
本考案に係る、犬糞処理具の全体を示す斜視図である。 図1における、Z−Z線拡大断面図である。 把手杆および環状のリング杆の平面図である。 同上の側面図である。 犬糞捕捉体の側面図である。 同上の正面図である。 犬糞捕捉体に、環状のリング杆を装着するときの平面図である。
符号の説明
S 犬糞処理具
1 把手杆
2 リング
3 捕捉体
4 ループ状紐体
1a フック
1b フック
1c 雌ねじ
1d 雌ねじ
1e 滑り止め
1f 握持部
1g 雄ねじ
2a 基端部
2b 終端部
2c 空隙
2d 屈曲
3a 切り込み
3b わさ
3c 筒状部
3d 貫通穴
3e 挿入口
3h、3i、3j 溶着
4a 結節

Claims (3)

  1. 後部に握持部を設け、先端及びそのやや後方にフックを形成した把手杆と、基端部を、前記把手杆の先端部に固定し、終端部は、基端部と空隙を設けると共に、下向きに屈曲させた略環状のリング杆と、上方を開口し、薄厚で耐水性および柔軟性ある樹脂製袋体の上端部の一端に切り込みを入れ、これを外側に折り返して、略開口部全周に環状筒状部を形成しまた、切り込みと対向位置の下段部には、前記環状のリング杆を装着するための略半周の筒状部を形成しかつ、前記切り込みの下方には貫通穴を穿設した、犬糞捕捉体と、 前記環状筒状部に挿通されるループ状紐体と、よりなることを特徴とする、犬糞処理具。
  2. 前記把手杆および環状のリング杆などの素材が、ステンレス、硬質樹脂、アルミニウムまたは木材であることを特徴とする、請求項1記載の犬糞処理具。
  3. 前記把手杆の前部と後部が、ボルトなどにより連結されてなり、後部の握持部は、滑り止めを設けると共に、先端部よりやや太径としたことを特徴とする、請求項1及び請求項2記載の犬糞処理具。
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