JP4132340B2 - 鍋の内面洗浄機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、鍋の内面洗浄機に関するもので、特に鍋の形状が円筒状の、いわゆる深鍋と呼ばれる形状のもの、または内面が球面に類似の曲面形状をそなえる料理用の鍋、たとえば中華鍋などに対し、洗浄液を噴射することによって自動式に内面を洗浄することのできる洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に食器などの表面を自動式に洗浄するために従来から行われている装置としては、密閉可能の洗浄室内に設けた引き出し式または回転式の食器ホルダー上に洗浄しようとする食器などを定位置に立て並べ、片隅に設けた固定ノズルから噴霧状の洗浄液を一定時間食器などの表面に向かって勢いよく噴射することにより、表面の汚れを取り去るようにしたものが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来方式の洗浄機では、つぎのような不具合点がある。
【0004】
a)食器などの表面に対する洗浄液の衝撃の強さ、あるいは方向は、表面までの到達距離に関係なく前後を通じてほぼ一定であり、たとえ回転式の食器ホルダーであっても一定方式の繰り返しとなって、極言すれば単一パターンの洗浄態様に終始している。したがって、固定ノズルの位置ないしノズルの噴射方向によって決定される洗浄態様は、終始変わることなく、洗浄態様上の欠陥、たとえば洗浄室内の位置によって決定付けられる洗浄効果上の差異は、最後まで持続され、平均化されるなどのことはない。
【0005】
b)ノズルが食器の外側に位置する関係上、洗浄液がノズルから食器などの内面上に届くまでの到達距離は原則的に不均一であり、その点に関して洗浄力の内面上の均一性を考慮した場合、洗浄効果を上げるためには何回となく同一の作業を繰り返すことが必要となって、効率の悪い作業になる。
【0006】
c)従来の食器洗浄機における洗浄態様は、食器の内面を洗浄するというよりは、むしろ食器の外側表面を洗浄しているという態様であり、これでは洗浄を実現するスポットへのアプローチができているとは言えない状態である。
【0007】
d)従来の食器洗浄機は、それぞれ形状の異なる多数の食器を同時に洗浄するのには適しているが、たとえば比較的大形の単品を対象とする場合、従来方式の洗浄機ではきわめて非能率である。
【0008】
この発明は、前記従来の鍋の内面洗浄機における不具合点の解決を目的としてなされたもので、個々の鍋を洗浄機内にセットし、その状態で鍋の内面までの洗浄液の投射距離ならびに投射角度をほぼ均一に置いた状態のもとに、自動的に、反復して洗浄操作を行うことによって、作業の合理化と効率化を図り、むらのない作業結果が得られる鍋の内面洗浄機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
鍋の内面を自動で洗浄する鍋の内面洗浄機であって、内部に洗浄液の通路が穿設されてその通路端に連通させ、洗浄液を噴射するノズルが取り付けられ、他端にはローラーが転動自在に設けられ、ピンによって揺動を可能に後述の回転軸の先端に支持され、前記ローラーを転動させるために設けられたガイドフランジを前記鍋の内面に対し接近および離間する方向に往復移動させることにより前記ノズルの洗浄液噴射角度が連続して変化させられる配置としたノズルホルダーと、前記ノズルホルダーを先端にピンによって揺動を可能に支持し、内部に前記ノズルホルダーのそなえる洗浄液の通路と連通するための通路が穿設され、外部に雄ネジが形成されていて長手方向に沿う二か所において回動自在且つ長手方向の移動を不可能に軸受にて支持され、別に設けられた動力伝達手段から伝達される回動力によって正逆両方向に回転駆動可能な回転軸と、前記回転軸に穿設される前記通路に対し、洗浄液を圧送可能に接続される洗浄液供給手段と、前記回転軸の外周面に形成された雄ネジと螺合可能な雌ネジが内面に形成され、前記回転軸が回転することにより、前記回転軸の軸線方向に沿って相対移動可能な送りナットと、
前記送りナットに対し同送りナットと一体的に移動可能に連結され、前記ノズルホルダーの前記ローラーに当接されるガイドフランジとをそなえ、
前記回転軸をその回転方向を正逆切り換えて回転させることによって、前記送りナットが前記回転軸の軸線方向に沿って移動するとともに前記ガイドフランジが前記鍋の内面に 向けて前進および後退し、前記ノズルから洗浄液を噴射する際の反力で前記ガイドフランジに当接する前記ローラーを介して前記ノズルホルダーが前記ピンを中心に揺動すると同時に前記回転軸の軸芯回りを旋回することにより、前記鍋の内面に前記ノズルが半径方向に揺動しながら円周方向に回転し且つ接近および離間する方向に往復移動して洗浄液が噴射されるようにしたことを特徴とする。
【0010】
このように構成された鍋の内面洗浄機によって鍋の内面を洗浄するには、洗浄液供給手段によって回転軸のノズルホルダー側端部とは反対側から回転中の回転軸の通路に対して洗浄液が圧送される。すると洗浄液は、回転軸の通路を経てノズルホルダー内の洗浄液の通路に進み、ノズルホルダーの通路先端に連結されたノズルから前方の鍋の内面に向かって噴射される。このとき回転軸の長手方向に沿う二か所で回動自在且つ長手方向の移動を不可能に支持された、つまり定位置で回転する回転軸は、別に設けた動力伝達手段からの回動力によってノズルとともに回転駆動される。また同時に、回転軸は外周面に形成された雄ネジの部分が送りナットに螺合(組合わ)されていて、送りナットの内周面に形成された雌ネジに螺合する回転軸が回転駆動されることにより、送りナットには回転軸との間で軸線方向の相対移動が生じる。この場合、回転軸は長手方向の移動を不可能に支持されているので、送りナットが回転軸に対しその長手方向に沿って移動することになる。
【0011】
さらに、ノズルホルダーは回転軸の先端にピンによって揺動可能に支持せられ、他端には転動自在のローラーが設けられている。そして、ノズルから洗浄液を噴射させたときの反力で前記ローラーを当接し上面に沿って転動させるためのガイドフランジを長手方向に往復移動させるための手段として、ガイドフランジを前記送りナットに取り付けることにより、回転軸の可逆両方向に交互に行われる回転駆動に応じて、ノズルホルダーの揺動を自動的に反復して行わせることができる。その結果、ノズルの洗浄液噴射角度を連続して変化させることが可能となる。
【0012】
請求項2に記載のように、前記回転軸に穿設される前記通路の端部に、前記洗浄液供給手段を接続するためのロータリージョイントをそなえるとともに、前記ノズルに内面を臨ませて鍋が着脱可能に装着される洗浄室を設けてもよい。
【0013】
請求項2記載の鍋の内面洗浄機によれば、洗浄室内に装着された鍋の内面に対してノズルが半径方向に揺動しながら円周方向に回転すると同時に、鍋の内面に対し接近および離間する。これにより、鍋の内面に対し前記ノズルから洗浄液が噴射され、しかも鍋の内面全体にまんべんなく洗浄液が噴射されて確実に洗浄されるとともに、鍋の種類に関係なく1台の機械で各種鍋の洗浄ができ汎用性に富む。
【0014】
請求項3に記載のように、前記洗浄室の底面に排水口を設けるとともに、洗浄室の下方に前記排水口からの排水を受け、上部に多数の注水口を備えた引き出しを設けることが好ましい。
【0015】
請求項3記載の鍋の内面洗浄機によれば、鍋の洗い滓等の固形物を洗浄液から分離して引き出しに収集し廃棄することができるから、排水管を詰まらせたりすることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施例について図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図3はこの発明の鍋の内面洗浄機の一実施例を示すもので、これらの図に示すように、ケーシング1は前面にドア2をそなえ、ドア2の内面には鍋Aを定位置に装着するための複数個のストッパ3が設けられている。4は洗浄室、5は隔壁であり、6は洗浄によって生じる鍋の洗い滓等を取り出すための引き出しで、図1に示すように、洗浄室4の底面に設けられた排水口4aから洗浄液とともに洗い滓等が引き出し6に流入し、引き出し6の上部の注水口6aから洗浄液だけが排水され、洗い滓等の固形物が引き出し6に収集される。
ノズル7はノズルホルダー8の先端に取り付けられ、送られて来た洗浄液を鍋Aの内面に向かって噴射する。ノズルホルダー8は中央部がピン9によって揺動を可能に回転軸10の一端に支持される。ノズルホルダー8の他端の外部には転動自在のローラー11が設けられる。ノズルホルダー8の内部に設けられる洗浄液の通路12は、回転軸10の内部に設けられる洗浄液の通路13と連通して、送られて来た洗浄液をノズル7に向かって送り込む。
ノズルホルダー8に設けられるローラー11は、以下に説明するガイドフランジ14の上面に沿って転動させられ、ガイドフランジ14を回転軸10の軸線方向(長手方向)に沿って往復移動させることによってノズルホルダー8に揺動運動を反復して行わせ、それによってノズル7の洗浄液噴射角度を連続して広範囲に変化させる配置とされている。
【0017】
回転軸10は、ノズル7に対して洗浄液の供給を持続して行うこと、ノズル7に対して軸芯の回りの旋回運動を与えること、ならびにノズルホルダー8に対して鍋Aの内面の球面状の洗浄曲面を指向する仰角の広範囲に亙る連続変動を行わせることにより、ノズル7に対して前記軸芯の回りの旋回運動を前記仰角の変動範囲の巾をそなえる球帯に対して隙間のない状態の噴射作業を行わせることを役目としている。
そのための構成として、回転軸10は二個の軸受15,15により、回動自在且つ長手方向の移動を不可能に支持されている。可逆式のモータ16は回転軸10に対しシンクロプーリ17を介して回動力を伝達する。19は、回転軸10の他端18にロータリージョイント(図示せず)を介して接続される洗浄液供給装置(洗浄液供給手段)で、回転中の回転軸10の通路13に対して洗浄液を圧送するためのものである。
図2に示すように、回転軸10の他端部 ( 基端部分)18の外周面には雄ネジ20が形成されている。図 1 に示す円筒状の送りナット22の内周面には、この雄ネジ20と組み合わ( 螺合)される雌ネジ21が形成されていて、送りナット22を貫通する回転軸10の他端部18が送りナット22の内部で回転することにより、送りナット22は回転軸10の軸線方向に沿って往復移動する。この移動行程S ( 図1)は、送りナット22とガイドフランジ14とを連結する連結杆23を介してガイドフランジ14に伝達され、ノズルホルダー8のローラー11に接しているガイドフランジ14が回転軸10の軸線方向に沿って進退することにより、ノズルホルダー8に対しピン9を中心に揺動運動を行わせる。ガイドフランジ14は、中央部に円形の開口14aを有する円環状板体からなり、複数本の連結杆23の先端に固定される一方、各連結杆23は、前記軸受15を介して回転軸10を回転可能に支持する支持部材25の外周縁部に設けられた複数のガイド孔26内に挿通され、前後方向に摺動自在に支持されている。24は一対のリミットスイッチで、スイッチ24・24間の間隔を変更してモータ16への可逆切り替えのタイミングを変更することにより、送りナット22の移動行程Sの距離を任意に調整することが可能である。ノズルホルダー8、回転軸10、ガイドフランジ14および送りナット22などから、往復揺動回転機構が構成されることになる。
【0018】
ノズル7のノズルホルダー8に対する設置数は必ずしも一組に限定されるものではなく、図3に示すように必要に応じて複数個の設置が可能である。
【0019】
以上のように構成される鍋の内面洗浄機によって鍋の内面を洗浄するには、ケーシング1のドア2を開き、洗浄しようとする鍋Aをドア2の裏に植設した複数個のストッパ3に沿わせて所定の位置まで差し込み、位置が安定した所でドア2を密閉する。図1はこのようにして鍋Aが洗浄のための位置にセットされた状態を示す。
つぎに洗浄液供給装置19により、図示しない洗浄液タンクから圧送ポンプを経て送り込まれる洗浄液を、回転軸10内の通路13に向かって送給を開始し、同時にモータ16を始動して回転軸10を回転駆動する。このとき、回転軸10はシンクロプーリ17を介して定位置において回転を始めるが、2つの軸受15の推力受け構造によって軸線方向に沿った移動が制止されており、そのため雄ネジ20と雌ネジ21とのネジ作用による相対移動は送りナット22に対する回転軸10の軸線方向の推進力となって発現される。
その結果、送りナット22に一端が固定された連結杆23を介してガイドフランジ14が前後方向に進退してその表面に接触しているローラー11が押し上げられ、ローラー11を他端にそなえるノズルホルダー8はピン9を揺動中心として回転軸10の回転駆動に応じて、ノズル7とともに揺動運動を行う。その結果、ノズル7の洗浄液噴射方向は、回転軸10の軸芯の回りの旋回による鍋Aの内面の中心点を中心とした円周方向と、ならびに鍋Aの内面の球面状の洗浄曲面を指向する仰角の連続変動による鍋Aの内面の中心点を中心とした半径方向との組み合わせによる球形ないし球帯状の洗浄範囲を実現することが可能となる。しかも、前記球面状の洗浄曲面を指向する仰角の連続変動の範囲の調整は、一対のリミットスイッチ24・24によって任意に調整することが可能であり、また前記仰角の連続変動は可逆式のモータ16によって自動的に反復して行わせることができる。
【0020】
図4は異なる実施例を示し、この実施例では、回転軸10とノズルホルダー8との組み合わせ部分の構造について、前記と異なる例が挙げられている。つまり、送りナット22が2つの軸受15の先端寄りに位置しているが、実質的には前記実施例と共通するものである。その他の構造ならびに作用については両者間に異なる所はない。そのため同図において、前記の実施例のものとの比較対照を容易にするために、機能ならびに作用効果の点で前記の実施例のものと共通する部材については、形状等に多少の相異はあっても、共通の番号を用いて表示することとし、それによって理解の簡明化が図られている。従って構成ならびに作用についての説明は、省略する。
【0021】
なお、前記の両実施例において、洗浄される鍋の形をいずれも鍋Aのように中華鍋方式のものを例示して説明したが、もとよりこれに限られるものではなく、形状が円筒状の、いわゆる深鍋と呼ばれる形状のものに対しても前記の操作によって洗浄作用の実施が実現可能であることは言うまでもない。図1において図中に一点鎖線で示した鍋Bは、前記深鍋の一例を示すものである。また、このように鍋の形状に応じてガイドフランジ14の移動行程を調整することにより、行き届いた洗浄作業を遂行することができる。
【0022】
【発明の効果】
この発明の鍋の内面洗浄機は以上のように構成されるので、つぎのようなすぐれた効果がある。
【0023】
a)鍋の表面に対して噴射される洗浄液の衝撃の強さ、ならびに噴射角度が全表面に亙ってほぼ均等で、むらのない状態で行われ、そのため洗浄作業をきわめて高能率のもとに行うことができる。
【0024】
b)鍋の深さに応じて、ノズルを洗浄部位に対して全く自由に近づけ、または奥深くにまで進入させることができるので、洗浄液がノズルから鍋の表面に届くまでの到達距離を全表面に亙ってほぼ均一に設定することができ、洗浄力の表面上の均一度に関し、合理的な対処が可能となって洗浄効率の上昇が図られる。
【0025】
c)請求項3記載の発明では、上記a)およびb)の効果に加えて、鍋の洗い滓等の固形物を洗浄液から分離して引き出しに収集し廃棄することができるから、排水管を詰まらせたりすることがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる鍋の内面洗浄機の一実施例の断面図である。
【図2】図1の実施例の一要部を拡大して示す断面図である。
【図3】図1の実施例の一要部を図2の断面と90゜の位相差をもつ断面で切断し拡大して示す断面図である。
【図4】この発明にかかる鍋の内面洗浄機の異なる実施例の断面図である。
【符号の説明】
A・B 鍋
1 ケーシング
2 ドア
3 ストッパ
4 洗浄室
7 ノズル
8 ノズルホルダー
9 ピン
10 回転軸
11 ローラー
12,13 通路
14 ガイドフランジ
15 軸受
16 モータ
17 シンクロプーリ
19 洗浄液供給装置
20 雄ネジ
21 雌ネジ
22 送りナット
23 連結杆
24 リミットスイッチ
25 支持部材
26 ガイド孔
Claims (3)
- 鍋の内面を自動で洗浄する鍋の内面洗浄機であって、
内部に洗浄液の通路が穿設されてその通路端に連通させ、洗浄液を噴射するノズルが取り付けられ、他端にはローラーが転動自在に設けられ、ピンによって揺動を可能に後述の回転軸の先端に支持され、前記ローラーを転動させるために設けられたガイドフランジを前記鍋の内面に対し接近および離間する方向に往復移動させることにより前記ノズルの洗浄液噴射角度が連続して変化させられる配置としたノズルホルダーと、
前記ノズルホルダーを先端にピンによって揺動を可能に支持し、内部に前記ノズルホルダーのそなえる洗浄液の通路と連通するための通路が穿設され、外部に雄ネジが形成されていて長手方向に沿う二か所において回動自在且つ長手方向の移動を不可能に軸受にて支持され、別に設けられた動力伝達手段から伝達される回動力によって正逆両方向に回転駆動可能な回転軸と、
前記回転軸に穿設される前記通路に対し、洗浄液を圧送可能に接続される洗浄液供給手段と、
前記回転軸の外周面に形成された雄ネジと螺合可能な雌ネジが内面に形成され、前記回転軸が回転することにより、前記回転軸の軸線方向に沿って相対移動可能な送りナットと、
前記送りナットに対し同送りナットと一体的に移動可能に連結され、前記ノズルホルダーの前記ローラーに当接されるガイドフランジとをそなえ、
前記回転軸をその回転方向を正逆切り換えて回転させることによって、前記送りナットが前記回転軸の軸線方向に沿って移動するとともに前記ガイドフランジが前記鍋の内面に向けて前進および後退し、前記ノズルから洗浄液を噴射する際の反力で前記ガイドフランジに当接する前記ローラーを介して前記ノズルホルダーが前記ピンを中心に揺動すると同時に前記回転軸の軸芯回りを旋回することにより、前記鍋の内面に前記ノズルが半径方向に揺動しながら円周方向に回転し且つ接近および離間する方向に往復移動して洗浄液が噴射されるようにしたことを特徴とする鍋の内面洗浄機。 - 前記回転軸に穿設される前記通路の端部に、前記洗浄液供給手段を接続するためのロータリージョイントをそなえるとともに、
前記ノズルに内面を臨ませて鍋が着脱可能に装着される洗浄室を設けたことを特徴とする請求項1記載の鍋の内面洗浄機。 - 前記洗浄室の底面に排水口を設けるとともに、洗浄室の下方に前記排水口からの排水を受け、上部に多数の注水口を備えた引き出しを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の鍋の内面洗浄機。
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