JP4128323B2 - 受信装置および記録制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は受信装置および記録制御装置に関し、特に、所定の周期で属性情報が挿入されたデータストリームを受信して記録装置に対して出力する受信装置および所定の周期で属性情報が挿入されたデータストリームを入力して記録装置に対して記録させる制御を行う記録制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星放送では、複数のチャンネルのデータが多重化されたトランスポートストリーム(以下、適宜TSと称す)が放送衛星から送信され、受信装置では、放送衛星からのTSを受信して希望するチャンネルのデータを抽出して再生する。
【0003】
ところで、TSから目的のチャンネルのデータを再生する場合には、TSに所定の周期で挿入されている属性情報を参照し、この属性情報に応じて該当するパケットを選択してデコードすることにより所望のチャンネルのデータ(コンポーネント)を得ることができる。
【0004】
ところで、このようにして受信したTSを、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やディジタルVTR(Video Tape Recorder)に記録する場合には、記録しようとする番組に応じたTSパケットを抽出するとともに、抽出したTSパケットに対応した属性情報を生成して付加する必要がある。このようにして生成されたTSを以下ではパーシャルTSと呼ぶ。
【0005】
パーシャルTSの標準的なデータフォーマットは、電波産業会(ARIB)が発行する標準規格である「BSデジタル放送用受信装置 ARIB STD−B21 第9章」に規定されている。この標準規格では、TSからパーシャルTSを生成する際には、新たなPAT,PMTは旧PAT,PMTが挿入されていた同一位置に挿入することが推奨されている。また、SITとしては、放送局側で付加されたEIT(Event Information Table)と同一周期で挿入することが推奨されており、EITと同一周期のカウンタを元にして挿入することが一般的である。
【0006】
図9は、属性情報とデータとの関係を示す図である。この図に示すように、パーシャルTSに含まれている属性情報の最上位の階層には、PAT(Program Associatian Table)が存在する。このPATは、図10に示すように、後述するPMT(Program Map Table)とSIT(Selection Information Table)を伝送するTSパケットのPID(Packet ID)を指定する役割を担っている。図9の例では、PATは、番組A,B,Cに関するPMT_A,PMT_B,PMT_Cを指定している。
【0007】
PMTは、図10に示すように、番組のコンポーネントを伝送するTSパケットのPIDを指定する役割を担っている。この例では、PMT_Aは、番組Aを構成するTSパケットである音声da1、映像da2、および、文字da3を指定する。また、PMT_Bは、番組Bを構成するTSパケットである音声db1、映像db2、および、文字db3を指定し、PMT_Cは、番組Cを構成するTSパケットである音声dc1、映像dc2、および、文字dc3を指定する。
【0008】
なお、図10に示す属性情報のうち、SITは、番組に関する情報(例えば、番組のジャンルや出演者を示す情報)を格納した属性情報である。DIT(Discontinuity Information Table)は、受信したTSパケットを記録装置に記録する際に、番組配列情報(パーシャルTSの場合ではPAT,PMT,SIT)が不連続であるかも知れない変化点を示す属性情報である。
【0009】
図11は、受信装置がパーシャルTSパケットを受信する際の処理の流れを説明するための図である。この図に示すように、再生が開始されると、受信装置は、PID=0X0000であるパケット(PAT)を受信する(S1)。
【0010】
次に受信装置は、PATに含まれているPMTとSITのPIDを取得する。この例では、番組Aと番組Bの2種類のPMTのPIDである0X000A,0X000Bと、SITのPIDである0X001Fとが取得される。
【0011】
ここで、受信対象となる番組が番組Aであるとすると、受信装置は、PIDが0X000AであるTSパケットを受信し(S2)、番組Aを構成するコンポーネントパケットのPIDを取得する。この例では、映像、音声、文字、および、データのPIDとして0X0010,0X0020,0X0030,0X0040がそれぞれ取得される。また、CLKは、時間情報が格納されたパケットを特定するための属性情報であり、これはPIDが0X00C0であるパケットに格納されている。
【0012】
次に、受信装置は、PID=0X00C0であるTSパケットを受信し(S3)、タイミング再生(S4)を実行し、映像と音声の再生タイミングの調節を行う。
【0013】
続いて、受信装置は、PID=0X0010であるTSパケットを受信し(S5)、所定の時間だけ遅延を行った(S6)後、ビデオデコーダにて映像を再生する処理を実行する(S7)。そして、再生されたビデオを表示する(S8)。
【0014】
また、受信装置は、PID=0X0020であるTSパケットを受信し(S9)、所定の時間だけ遅延を行った(S10)後、音声デコーダにて音声を再生する処理を実行する(S11)。そして、再生された音声を出力する(S12)。
【0015】
更に、受信装置は、PID=0X001FであるTSパケットを受信し(S13)、SITデコードおよび加工処理を実行した(S14)後、再生されたSITに関する情報を表示する(S8)。
【0016】
以上の処理により、受信装置は、パーシャルTSを再生することができる。
受信装置は、放送衛星から伝送されてきたTSを受信して再生することができる。
【0017】
図12は、TSからパーシャルTSを生成する従来回路の一例を示す図である。この図において、制御部30は、入力されたTS(以下、入力TSと称す)に含まれている特定のTSパケットを検出し、PID比較部31に通知する。
【0018】
PID比較部31は、PATおよびPMTに対応するPID(以下、基準PIDと称す)の入力を受け、これらのPIDが検出された場合には、バッファ管理部33に対してPAT,PMTの挿入指示を通知する。
【0019】
タイマ32は、回路動作開始と共にカウント動作を開始し、所定の時間が経過した場合にはSITの挿入指示をバッファ管理部33に対して通知する。
バッファ管理部33は、バッファ34に格納されている新たなPAT,PMT,SIT等を読み出してセレクタ35に供給する。
【0020】
バッファ34は、置換の対象となる新たなPAT,PMT,SIT等を格納している。
セレクタ35は、入力TSに対してバッファ管理部33から供給されたPATおよびPMTによって旧PATおよび旧PMTを置換するとともに、所定の周期でSITを挿入してパーシャルTSを生成して出力する。
【0021】
論理積回路36は、PID比較部31からのPID比較結果不一致指示信号と、タイマ32からのenable信号との論理積を算出し、SIT挿入指示信号としてバッファ管理部33に供給する。
【0022】
図13は、図12に示す回路の動作を説明するための図である。この図において、(A)は入力TSを示し、(B)はパーシャルTSを示している。また、V_Xは、番組Xのコンポーネントを含むパケットを示す。PMT_Xは、パケットV_XのPIDが記述されたPMTを含むパケットを示す。更に、orgは、入力TSに含まれている属性情報を示し、newはパーシャルTSに出力すべき属性情報を示している。
【0023】
いま、受信装置が受信したTSのうち、番組A,Bに関するデータを、HDD等の記録装置に記録する要求がなされたとすると、図12に示す回路にはTSの供給が開始される。図13の例では、記録の要求が発生した時点で受信した番組Aに関するコンポーネントであるV_Aが入力TSとして供給される。
【0024】
このコンポーネントV_Aは、属性情報ではないことから、そのままの状態で制御部30およびセレクタ35を通過し、パーシャルTSとして出力される(図13(B)参照)。
【0025】
続いて、V_AおよびV_Bが受信された後、PATorgが受信されると、PID比較部31はこれを検知し、PAT挿入指示をバッファ管理部33に通知する。バッファ管理部33は、バッファ34に格納されている新たなPATであるPATnewを取得し、セレクタ35に供給する。セレクタ35は、PATorgをPATnewによって置換し、出力する(図13(B)参照)。
【0026】
同様にして、PMT_AorgおよびPMT_Borgは、PMT_AnewおよびPMT_Bnewにそれぞれ置換され、出力される。なお、番組Cに関するV_CおよびPMT_Corgは、記録対象とはなっていないことから、パーシャルTSとしては出力されない。また、SITnewに関しては、PID比較部31の結果が不一致であり、タイマ32からenable信号が出力されるタイミングで挿入されて出力される。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上に示す従来の回路によりデータを記録した場合には、要求がなされた時点からデータの記録が開始されることになるので、コンポーネントを受信中に記録要求がなされた場合には、HDD等には、図14に示す状態でパーシャルTSが格納されることになる。即ち、この例では、コンポーネントが所定量だけ記録された後、PATとPMTとが記録され、その後にコンポーネントが格納されている。
【0028】
このようにして格納されたパーシャルTSを再生する場合には、図14に破線の矢印で示す方向に、上(図の上)から下方向にTSパケットが順次読み出されて再生されることになる。しかしながら、コンポーネントを再生するためには、PATおよびPMTが必要であるため、図14の例では、ハーフトーンを施したコンポーネント(PATおよびPMT以降に格納されたコンポーネント)のみが再生可能であり、それ以前に配置されているコンポーネントは、記録されているのみで、再生することができない。
【0029】
従って、従来の回路では、無駄な情報が記録装置に格納されてしまい、記録装置の記録容量が浪費されてしまうという問題点があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、記録要求がなされた場合には、再生可能な状態で即座にデータの記録を開始するとともに、記録媒体の浪費を防ぐ受信装置および記録制御装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、所定の周期で属性情報が挿入されたデータストリームを受信して記録装置2に対して出力する受信装置1において、前記データストリームを受信する受信手段1aと、前記受信手段1aによって受信されたデータストリームから前記属性情報を抽出する属性情報抽出手段1bと、受信されたデータストリームの前記記録装置2への記録要求がなされた場合には、前記属性情報抽出手段1bによって抽出された前記属性情報を、前記記録装置2に記録するデータストリームの先頭領域に付加する付加手段1cと、前記付加手段1cによって前記属性情報が付加されたデータストリームを、前記記録装置2に対して転送する転送手段1dと、前記属性情報を構成する1または2以上の種類の異なる情報のそれぞれに、優先順位を対応付けて記憶する優先順位記憶部と、を有し、前記付加手段1cは、前記優先順位記憶部の記憶情報に基づき、前記属性情報の中の前記優先順位が高い種類の情報ほど、前記先頭領域に早い順番となるように付加することを特徴とする受信装置が提供される。
【0031】
ここで、受信手段1aは、例えば、放送衛星から送信されたデータストリームを受信する。属性情報抽出手段1bは、受信手段1aによって受信されたデータストリームから属性情報を抽出する。付加手段1cは、受信されたデータストリームの記録装置2への記録要求がなされた場合には、属性情報抽出手段1bによって抽出された属性情報を、データストリームの先頭領域に付加する。転送手段1dは、付加手段1cによって属性情報が付加されたデータストリームを、記録装置2に対して転送する。また、属性情報は1または2以上の種類の異なる情報によって構成されており、優先順位記憶部は、それらの種類の異なる情報のそれぞれに、優先順位を対応付けて記憶する。そして、付加手段1cが属性情報をデータストリームの先頭領域に付加する際には、優先順位記憶部の記憶情報に基づき、属性情報の中の優先順位が高い種類の情報ほど、データストリームの先頭領域に早い順番となるように付加する。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る受信装置の動作原理を説明するための原理図である。この図に示すように、本発明に係る受信装置1は、受信手段1a、属性情報抽出手段1b、付加手段1c、および、転送手段1dによって構成されており、その外部には記録装置2が接続されている。なお、記録装置2は、受信装置1に内蔵される場合もある。
【0033】
ここで、受信手段1aは、例えば、図示せぬ放送衛星から送信されたデータストリームを受信する。
属性情報抽出手段1bは、受信手段1aによって受信されたデータストリームから属性情報を抽出する。
【0034】
付加手段1cは、受信されたデータストリームの記録装置2への記録要求がなされた場合には、属性情報抽出手段1bによって抽出された属性情報を、記録装置2に記録するデータストリームの先頭に付加する。
【0035】
転送手段1dは、付加手段1cによって属性情報が付加されたデータストリームを、記録装置2に対して転送する。
次に、以上の原理図の動作について説明する。
【0036】
受信手段1aは、図示せぬ放送衛星から送信されたデータストリームを受信し、復調処理等を施した後、属性情報抽出手段1bおよび付加手段1cに対して出力する。
【0037】
属性情報抽出手段1bは、データストリームに所定の周期で挿入されている属性情報を、受信手段1aから供給されたデータストリームから抽出し、付加手段1cに供給する。
【0038】
付加手段1cは、受信データを記録装置2に対して記録する要求がなされた場合には、記録の対象となるデータストリームの先頭に属性情報を付加したものを生成して転送手段1dに供給する。具体的には、付加手段1cは、先ず、属性情報抽出手段1bによって抽出された属性情報であって、記録しようとする番組に係る属性情報を、転送手段1dに供給する。続いて、付加手段1cは、受信手段1aによって受信されたデータストリームのうち、記録しようとする番組に係るデータストリームを抽出して、転送手段1dに供給する。
【0039】
転送手段1dは、付加手段1cから供給された、記録しようとする番組に関するデータストリームの先頭に属性情報が付加されたデータを、記録装置2に転送して記録させる。
【0040】
その結果、記録装置2に記録されるデータの先頭には、付加手段1cによって付加された属性情報が必ず付加されることになるので、このようにして記録されたデータを再生する際には、この先頭に付加された属性情報を利用することにより、全てのデータを再生することが可能となる。
【0041】
以上に説明したように、本発明に係る受信装置によれば、付加手段1cにより、記録装置2に記録するデータストリームの先頭に属性情報を強制的に付加するようにしたので、記録した全てのデータを無駄なく再生することが可能となる。
【0042】
次に、図2を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図において、パラボラアンテナ10は、図示せぬ放送衛星から送信された電波を受信し、受信装置11に供給する。
【0043】
受信装置11は、パラボラアンテナ10から供給された電波を復調してTSを生成するとともに、受信しようとする番組のコンポーネントを復号して映像信号その他を生成し、モニタ13に供給する。
【0044】
HDD12は、受信装置11によって受信されたTSのうち、所定の番組に関するコンポーネントをディジタル信号として記録する。
モニタ13は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)モニタ等によって構成されており、受信装置11によって受信された番組を表示出力する。
【0045】
ディジタルVTR14は、HDD12と同様に、受信装置11によって受信されたTSのうち、所定の番組に関するコンポーネントをディジタル信号として記録する。
【0046】
図3は、受信装置11の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、本発明に係る受信装置11は、TUNER11a、TSデコーダ11b、パーシャル11c、ビデオデコーダ11d、オーディオデコーダ11e、および、制御部11fによって構成されている。
【0047】
ここで、TUNER11aは、パラボラアンテナ10によって受信された電波を復調して、トランスポートストリームTSを出力する。
TSデコーダ11bは、複数のコンポーネントから構成されるTSを復号処理してもとのコンポーネントを生成するとともに、必要に応じてデスクランブル処理等を施す。
【0048】
パーシャル11cは、TSデコーダ11bによって復号されたTSから所定の番組に関するデータを抽出し、ディジタルVTR14またはHDD12に供給して記録させる。
【0049】
ビデオデコーダ11dは、TSデコーダ11bから供給された所定の番組の映像に係るTSパケットをデコードし、アナログ信号である映像信号を生成してモニタ13に供給する。
【0050】
オーディオデコーダ11eは、TSデコーダ11bから供給された所定の番組の音声に係るTSパケットをデコードし、アナログ信号である音声信号を生成してモニタ13に供給する。
【0051】
制御部11fは、CPU(Central Processing Unit)およびメモリ等によって構成され、受信装置11の各部を制御する。
図4は、図3に示すパーシャル11cの詳細な構成例を示す図である。なお、この図において、図12と共通する部分には、同一の符合を付してあるので、その説明は適宜省略する。この図に示す実施の形態は、図12の場合と比較すると、入力ゲート40およびデコーダ41が新たに追加されている。その他の部分は、図12の場合と同様である。
【0052】
入力ゲート40は、番組記録開始時に動作し、属性情報であるPAT,PMTを挿入するためにTSの入力を一時的に中断する。
デコーダ41は、制御部11fから供給される、PAT,PMT,SITの挿入回数と優先順位を示すスタートテーブル(後述する)を参照し、バッファ管理部33に対して属性情報の挿入に関する指示を通知する。
【0053】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
いま、受信装置11に対して、番組Aと番組BをHDD12に対して記録する要求がなされたとすると、制御部11fは予め設定されている(例えば、ユーザがマニュアル操作により設定した)スタートテーブルをパーシャル11cに供給するとともに、番組の記録要求を行う。
【0054】
図5は、スタートテーブルの一例を示す図である。スタートテーブルでは、各属性情報の挿入回数と優先順位とが示されている。この例では、PATの挿入回数は3回であり、また、その優先順位は1であることが示されている。また、PMT_A,PMT_Bの挿入回数は2回であり、優先順位はそれぞれ2,3であることが示されている。なお、PMT_Cは、番組Cが受信対象ではないことから挿入回数は0であり、また、優先順位は付与されていない。更に、SITの挿入回数は1回であり、優先順位は4であることが示されている。
【0055】
デコーダ41は、このようなスタートテーブルに記述された内容をデコードし、バッファ管理部33に対して、記述された内容に応じて属性情報が挿入されるように指示する。
【0056】
図6は、パーシャルTSが生成される際の処理の流れを説明するための図である。図6(A)は、入力ゲート40から出力される入力TSを示している。この図に示すように、入力ゲート40に対して入力TSの供給が開始されると、入力ゲート40は、バッファ管理部33からの指示に応じて所定の期間だけ入力TSの入力を中断する。このとき、バッファ管理部33は、デコーダ41から供給されたスタートテーブルに記述された内容に応じて、バッファ34に格納されている属性情報を取得し、セレクタ35に供給する。なお、バッファ34に格納されている属性情報は、記録の要求がなされる前に制御部11fによって取得され、必要に応じて変更された後、格納されたものである。
【0057】
いまの例では、スタートテーブルに記述されている優先順位が最も高い(1である)PATがバッファ管理部33によってバッファ34から3回連続して取得され(図6(C)参照)、セレクタ35によってパーシャルTSに挿入されて出力される。その結果、セレクタ35から出力されるパーシャルTSの先頭には、図6(C)に示すように、3つのPATnewが連続して付加される。
【0058】
続いて、バッファ管理部33は、スタートテーブルを参照し、優先順位が次に高い(2である)PMT_Aをバッファ34から2回連続して取得し(図6(C)参照)、セレクタ35によってパーシャルTSに挿入して出力する。
【0059】
続いて、バッファ管理部33は、スタートテーブルを参照し、優先順位が次に高い(3である)PMT_Bをバッファ34から2回連続して取得し(図6(C)参照)、セレクタ35によってパーシャルTSに挿入して出力する。
【0060】
続いて、バッファ管理部33は、スタートテーブルを参照し、優先順位が次に高い(4である)SITをバッファ34から取得し(図6(C)参照)、セレクタ35によってパーシャルTSに挿入して出力する。
【0061】
以上の処理により、セレクタ35から出力されるパーシャルTSの先頭には、PATが3個、PMT_Aが2個、PMT_Bが2個、SITが1個付加されることになる。
【0062】
このように、同一種類の属性情報を繰り返し挿入するのは、ノイズ等の影響により属性情報が再生不能となる事態を回避するためである。
属性情報の出力が終了すると、入力ゲート40は、入力の中断を解除し、入力TSの受け入れを開始する。なお、これ以降の処理は、図12の場合と同様であり、次に入力されるコンポーネントV_A〜V_Bは、パーシャルTSとしてそのまま出力される(図6(A),(C)参照)。続いてPATorgとPMT_Aorgが入力されると、制御部30がこれを検知し、バッファ管理部33の制御に応じて、セレクタ35がバッファ34から供給されたPATnewとPMT_AnewによってPATorgとPMT_Aorgを置換し、パーシャルTSとして出力する。
【0063】
図7は、本実施の形態によってHDD12に記録されたデータの模式図である。この図に示すように、本実施の形態のパーシャル11cから出力されるデータの先頭には、常にPATとPMTとが少なくとも1つずつ付加されるので、再生する場合には、先頭部分に付加されたこれらの情報を参照することにより、記録されている全てのデータを再生することが可能となる。
【0064】
従って、HDD12等の記録装置の記録容量を再生不能なデータによって浪費することを防止することができる。
なお、以上の実施の形態では、PATの優先順位を最も高く設定するようにしたが、例えば、SITの優先順位を最も高く設定することも考えられる。SITには、番組のジャンル、出演者、録画日時等の番組に関する属性情報が記録されているので、このような情報をパーシャルTSの先頭に付加することにより、番組の検索を容易に行うことが可能となる。
【0065】
図8は、SITの優先順位を最も高く設定した場合において、複数の番組を記録した場合のHDD12に記録されているデータの状態を示す模式図である。この図に示すように、それぞれの番組A〜Cに係るパーシャルTSの先頭には、SITが付加されている。従って、このSITの情報をデコードすることにより、その番組がどのような番組であり、また、出演者は誰であるかといった情報を迅速に得ることが可能となる。
【0066】
最後に、以上の実施の形態では、属性情報であるPATおよびPMTを複数個挿入する場合には、同一の属性情報を連続して挿入(例えば、PAT,PAT,PAT,PMT,PMTの順に挿入)するようにしたが、図6(D)に示すように、これらを交互に挿入するようにしてもよい。そのような方法によれば、ノイズ等の影響によって同一種類の属性情報が全て復元不能になるといった事態を回避することができる。
【0067】
なお、以上の実施の形態では、パーシャルTSを例に挙げて説明を行ったが、本発明はこのような場合のみに限定されるものではなく、属性情報が所定の周期で挿入されたデータストリームを再生する全ての受信装置に適用することが可能である。また、以上の実施の形態では、受信装置11にパーシャル11cが組み込まれた場合を例に挙げて説明したが、パーシャル11cを独立した構成としてもよいことはいうまでもない。
【0068】
(付記1) 所定の周期で属性情報が挿入されたデータストリームを受信して記録装置に対して出力する受信装置において、
前記データストリームを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたデータストリームから前記属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、
受信されたデータストリームの前記記録装置への記録要求がなされた場合には、前記属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、前記記録装置に記録するデータストリームの先頭に付加する付加手段と、
前記付加手段によって属性情報が付加されたデータストリームを、前記記録装置に対して転送する転送手段と、
を有することを特徴とする受信装置。
【0069】
(付記2) 前記付加手段は、前記属性情報抽出手段によって抽出された属性情報に対して所定の変換処理を施して得られた属性情報を、前記データストリームに対して付加することを特徴とする付記1記載の受信装置。
【0070】
(付記3) 前記属性情報は、1または2以上の種類の異なる情報によって構成され、
前記付加手段は、同一種類の情報を複数個繰り返して付加する、
ことを特徴とする付記1記載の受信装置。
【0071】
(付記4) 前記種類の異なる情報のそれぞれには優先順位が付与されており、
前記付加手段は、前記優先順位に応じて、前記情報の各々を前記データストリームに対して付加する、
ことを特徴とする付記3記載の受信装置。
【0072】
(付記5) 前記属性情報は、放送の内容を示す番組情報を有し、
前記付加手段は、前記データストリームの先頭に前記番組情報を付加する、
ことを特徴とする付記1記載の受信装置。
【0073】
(付記6) 所定の周期で属性情報が挿入されたデータストリームを入力して記録装置に対して記録させる制御を行う記録制御装置において、
前記データストリームを入力する入力手段と、
前記入力手段から入力されたデータストリームから前記属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、
入力されたデータストリームの前記記録装置への記録要求がなされた場合には、前記属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、前記記録装置に記録するデータストリームの先頭に付加する付加手段と、
前記付加手段によって属性情報が付加されたデータストリームを、前記記録装置に対して転送する転送手段と、
を有することを特徴とする記録制御装置。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、所定の周期で属性情報が挿入されたデータストリームを受信して記録装置に対して出力する受信装置において、データストリームを受信する受信手段と、受信手段によって受信されたデータストリームから属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、受信されたデータストリームの記録装置への記録要求がなされた場合には、属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、記録装置に記録するデータストリームの先頭領域に付加する付加手段と、付加手段によって属性情報が付加されたデータストリームを、記録装置に対して転送する転送手段と、を有するようにしたので、全てのデータが再生可能となるようにデータストリームを記録装置に記録することが可能となる。また、属性情報を構成する1または2以上の種類の異なる情報のそれぞれに、優先順位を対応付けて記憶する優先順位記憶部を設け、付加手段が、優先順位記憶部の記憶情報に基づき、属性情報の中の優先順位が高い種類の情報ほど、データストリームの先頭領域に早い順番となるように付加するようにしたので、データストリームの再生時において、属性情報の中の所望の情報に迅速にアクセスして、その情報に基づく処理を実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】図2に示す受信装置の詳細な構成例を示す図である。
【図4】図3に示すパーシャルの詳細な構成例を示す図である。
【図5】スタートテーブルの一例を示す図である。
【図6】本実施の形態において、パーシャルTSが生成される際の処理の流れを説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態によりHDDに格納されたパーシャルTSの一例を示す図である。
【図8】SITの優先順位を最も高く設定した場合において、HDDに格納されたパーシャルTSの一例を示す図である。
【図9】属性情報とデータとの関係を示す図である。
【図10】パーシャルTSに挿入される属性情報の種類とその機能の概要を説明する図である。
【図11】受信装置がパーシャルTSパケットを受信する際の処理の流れを説明するための図である。
【図12】TSからパーシャルTSを生成する従来回路の一例を示す図である。
【図13】図12に示す従来回路において、パーシャルTSが生成される際の処理の流れを説明するための図である。
【図14】図12に示す従来回路により、HDDに格納されたパーシャルTSの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 受信装置
1a 受信手段
1b 属性情報抽出手段
1c 付加手段
1d 転送手段
2 記録装置
10 パラボラアンテナ
11 受信装置
11a TUNER
11b TSデコーダ
11c パーシャル
11d ビデオデコーダ
11e オーディオデコーダ
11f 制御部
12 HDD
13 モニタ
14 ディジタルVTR
30 制御部
31 PID比較部
32 タイマ
33 バッファ管理部
34 バッファ
35 セレクタ
40 入力ゲート
41 デコーダ

Claims (5)

  1. 所定の周期で属性情報が挿入されたデータストリームを受信して記録装置に対して出力する受信装置において、
    前記データストリームを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたデータストリームから前記属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、
    受信されたデータストリームの前記記録装置への記録要求がなされた場合には、前記属性情報抽出手段によって抽出された前記属性情報を、前記記録装置に記録するデータストリームの先頭領域に付加する付加手段と、
    前記付加手段によって前記属性情報が付加されたデータストリームを、前記記録装置に対して転送する転送手段と、
    前記属性情報を構成する1または2以上の種類の異なる情報のそれぞれに、優先順位を対応付けて記憶する優先順位記憶部と、
    を有し、
    前記付加手段は、前記優先順位記憶部の記憶情報に基づき、前記属性情報の中の前記優先順位が高い種類の情報ほど、前記先頭領域に早い順番となるように付加することを特徴とする受信装置。
  2. 前記付加手段は、前記属性情報抽出手段によって抽出された前記属性情報に対して所定の変換処理を施して得られた情報を、前記先頭領域に付加することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 記付加手段は、前記属性情報の中の少なくとも1つの種類の情報については、同一種類の同じ内容の情報を前記先頭領域に複数個付加することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  4. 前記種類の異なる情報のそれぞれに、前記先頭領域に付加する個数を示す情報を対応付けて記憶する個数記憶部をさらに有し
    前記付加手段は、前記個数記憶部の記憶情報に基づいて、前記種類の異なる情報のそれぞれを前記先頭領域に付加する個数を決定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の受信装置。
  5. 所定の周期で属性情報が挿入されたデータストリームを入力して記録装置に対して記録させる制御を行う記録制御装置において、
    前記データストリームを入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力されたデータストリームから前記属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、
    入力されたデータストリームの前記記録装置への記録要求がなされた場合には、前記属性情報抽出手段によって抽出された前記属性情報を、前記記録装置に記録するデータストリームの先頭領域に付加する付加手段と、
    前記付加手段によって前記属性情報が付加されたデータストリームを、前記記録装置に対して転送する転送手段と、
    前記属性情報を構成する1または2以上の種類の異なる情報のそれぞれに、優先順位を対応付けて記憶する優先順位記憶部と、
    を有し、
    前記付加手段は、前記優先順位記憶部の記憶情報に基づき、前記属性情報の中の前記優先順位が高い種類の情報ほど、前記先頭領域に早い順番となるように付加することを特徴とする記録制御装置。
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