JPH11220692A - ディジタル放送のマルチ番組記録再生方法および記録再生システム - Google Patents

ディジタル放送のマルチ番組記録再生方法および記録再生システム

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JPH11220692A
JPH11220692A JP10019308A JP1930898A JPH11220692A JP H11220692 A JPH11220692 A JP H11220692A JP 10019308 A JP10019308 A JP 10019308A JP 1930898 A JP1930898 A JP 1930898A JP H11220692 A JPH11220692 A JP H11220692A
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Tadashi Kunihira
宰司 國平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録されたマルチ番組を再生する際、少なく
とも最初に表示される番組を特定できるディジタル放送
のマルチ番組記録再生方法および記録再生システムを提
供する。 【解決手段】 多重化されたディジタル放送データ中に
含まれている番組のうち、再生時に少なくとも最初に表
示する前記番組を特定するための表示番組情報を作成
し、再生時に前記表示番組情報にしたがって前記特定さ
れた番組を表示することを決定するシステム制御部9
と、前記ディジタル放送データを記録媒体に記録・再生
する記録再生部14とを備え、前記表示番組情報は、前
記ディジタル放送データとともに、あるいは、前記ディ
ジタル放送データ中のデータ付属情報の一部として、前
記記録媒体に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送の
マルチ番組記録再生方法およびディジタル放送のマルチ
番組記録再生システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル通信衛星放送は、高能率圧縮さ
れた複数の番組のデジタルデータを時分割多重化した状
態でデジタル放送波とし、衛星放送を介して放送するも
のであり、既に一部の国において実用化されており、日
本においても実用化に向けて種々の技術検討が行われて
いる。
【0003】既に米国において行われているデジタル通
信衛星放送サービスに用いられているMPEG2システ
ムは、日本におけるデジタル通信衛星放送サービスで
も、採用される予定である。MPEG2システムおいて
は、ディジタル放送データは、188バイトのデータ量
を有するトランスポート・パケット(TP)を伝送単位
とし、TPを時分割多重化したものをトランスポート・
ストリーム(TS)としている。このTSが、トランス
ポンダ(衛星中継器)の個数だけ並列的に伝送されてい
る。各TSには複数の番組のデータが多重化されてされ
ており、ユーザーは任意のトランスポンダの任意の番組
を選択して視聴する。MPEG2システムおいては、前
記選択動作を容易にするために、ディジタル放送データ
中に、データ付属情報として、複数の番組についての番
組仕様情報(Program Specific In
formation:PSI)を含むTPを設けてい
る。
【0004】前記TSの構成の一例を図12(a)に示
す。4つのプログラム(番組)の映像データ、音データ
およびPCR(Program Clock Refe
rence;プログラム時刻基準参照値)のTP、およ
び、PSIとして、プログラム・アソシエーション・テ
ーブル(PAT)、プログラム・マップ・テーブル(P
MT)等に対応するTPが時分割多重化されている。図
12(a)中の各TPの上部に付されている数は、その
パケットがどのような意味を有するのかを特定するため
のパケット識別子(PID)である。PATは、00と
いうPIDが付されたTPのデータであり、図12
(b)に示すように、TSに含まれている全てのプログ
ラム(番組)を示すものであり、ここでは、プログラム
#1、プログラム#2、プログラム#3およびプログラ
ム#4という4つのプログラムのデータが含まれている
ものとする。また、PATは、図12(a)のTSにお
ける、4つのプログラムのPMTのTPがそれぞれどれ
であるのかを特定するPID(プログラム・マップ・パ
ケット識別子(PM−PID))をデータとして有して
いる。例えば、プログラム#1のPM−PIDは03と
いう具合である。PMTは、図12(c)から(f)に
示すように、各プログラムの、映像データ、音データお
よびPCRが、図12(a)のTSにおいて、どのパケ
ットに含まれているのかを特定するためのPIDの一覧
表である。例えば、図12(c)は、プログラム#1に
ついての一覧表であって、映像データのTPのPIDは
11、音データのTPのPIDは12、PCRのTPの
PIDは13ということを示している。
【0005】ユーザーが視聴する番組を特定する際に
は、複数のトランスポンダがある場合は、まず、一つの
トランスポンダを特定し、それに対応するTS中のPA
Tをもとに当該TS内の番組情報が表示され、ユーザー
はそれを見て番組を特定する。なお、ディジタル放送デ
ータを記録媒体に記録する場合は、多重化されたまま、
すなわち、TSの構成のまま記録できるため、再生時に
はTS内の複数の番組から一つを選択して視聴すること
が可能である。
【0006】このような、多重化されたディジタル放送
データであるマルチ番組を、記録媒体に記録再生するシ
ステムとして、以下に示すシステムが考えられている。
【0007】図13は、このような、従来のディジタル
放送のマルチ番組記録再生システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0008】本システムは、受信装置1、記録再生装置
2、ディスプレイ3およびアンテナ4から構成されてい
る。
【0009】受信装置1は、通信衛星からの電波をアン
テナ4を介して受信して、受信装置1内部用の信号に変
換するチューナ/復調・誤り訂正部5と、ディジタル放
送データに付随して送信されてくるデータ付属情報を解
析して前記ディジタル放送データ中に含まれている番組
の表題情報を作成する番組情報解析部6と、記録再生装
置2とのデータの伝達を行うD−I/F(ディジタルイ
ンターフェイス)7と、多重化されたディジタル放送デ
ータを分離するデマルチプレクサ8と、ディスプレイ3
に表示するデータ等の制御を行うシステム制御部9と、
ディジタル放送データに施された高能率符号化処理等を
デコードしてディスプレイ3へ出力するデコーダ10
と、ディスプレイ3で表示する番組がユーザーによって
入力される番組選択入力部11と、記録時と再生時の切
換を行うスイッチ12とを備えている。記録再生装置2
は、受信装置1とのデータの伝達を行うD−I/F13
と、記録媒体(図示せず)にディジタル放送データを記
録し、再生する記録再生部14とを備えている。
【0010】まず、ディジタル放送データを、受信しな
がら視聴する場合の、本システムの動作について説明す
る。
【0011】チューナ/復調・誤り訂正部5は、アンテ
ナ4を介して、通信衛星のトランスポンダからのディジ
タル放送波を受信し、そのディジタル放送波を増幅し、
周波数変換した後、信号波形を整形して復調し、信号の
誤りを訂正して、受信装置1内で使用するディジタル放
送データとして出力する。このとき、スイッチ12は、
図13のとおり、接点a側に切り換えられている。出力
されたディジタル放送データは、スイッチ12を介し
て、デマルチプレクサ8と番組情報解析部6に送られ
る。
【0012】番組情報解析部6は、送られてきたディジ
タル放送データ中のPATを用いて、前記ディジタル放
送データ中に含まれている番組の表題情報を作成する。
システム制御部9は、この表題情報をデマルチプレクサ
8およびデコーダ10を介して、ディスプレイ3に表示
させる。ユーザーはこの表題情報を見て、視聴したい番
組を特定して、番組選択入力部11により特定した番組
を指定する。
【0013】視聴する番組が指定されると、システム制
御部9は、デマルチプレクサ8に、ディジタル放送デー
タのTSから指定された番組に対応する映像データ、音
声データ等の各個別のデータストリーム(データ列)を
分離してデコーダ10へ出力させる。デコーダ10は、
これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ
3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0014】次に、ディジタル放送データを記録媒体に
記録する場合の、本システムの動作について説明する。
【0015】受信しながらの視聴時と同様にして、ディ
ジタル放送データが、チューナ/復調・誤り訂正部5か
らスイッチ12を介して番組情報解析部6に送られてく
る。このとき、受信しながらの視聴時と同様に、スイッ
チ12は、図13のとおり、接点a側に切り換えられて
いる。ディジタル放送データをそのまま記録する場合
は、当該ディジタル放送データは、番組情報解析部6を
スルーし、D−I/F7を介して、記録再生装置2へ送
られる。ディジタル放送データの一部を書き換え、ある
いはデータを付加する場合、例えば、ユーザーの個人的
なメモ等を付加して記録する場合は、当該ディジタル放
送データは、番組情報解析部6からシステム制御部9へ
送られ、ここでデータの書換、付加等が行われた後、D
−I/F7を介して、記録再生装置2へ送られる。
【0016】記録再生装置2において、記録再生部14
は、D−I/F13を介して、ディジタル放送データを
受け取り、これを記録媒体(図示せず)に記録する。
【0017】なお、受信しながら視聴することと平行し
て、記録媒体に記録することも可能である。
【0018】次に、ディジタル放送データを記録媒体か
ら再生する場合の、本システムの動作について説明す
る。
【0019】記録再生部14は、記録媒体(図示せず)
に記録されたディジタル放送データを再生し、D−I/
F13を介して、これを受信装置1へ送る。
【0020】受信装置1において、スイッチ12は、接
点b側に切り換えられている。したがって、記録再生装
置2から送られてきたディジタル放送データは、D−I
/F7およびスイッチ12を介して、デマルチプレクサ
8と番組情報解析部6に送られる。
【0021】ユーザーが再生時に視聴したい番組を改め
て特定する場合、番組情報解析部6は、送られてきたデ
ィジタル放送データ中のPATを用いて、前記ディジタ
ル放送データ中に含まれている番組の表題情報を作成
し、システム制御部9は、この表題情報をデマルチプレ
クサ8およびデコーダ10を介して、ディスプレイ3に
表示させ、ユーザーはこの表題情報を見て、視聴したい
番組を特定して、番組選択入力部11により特定した番
組を指定する。そして、システム制御部9は、デマルチ
プレクサ8に、ディジタル放送データのTSから指定さ
れた番組に対応する映像データ、音声データ等の各個別
のデータストリーム(データ列)を分離してデコーダ1
0へ出力させる。デコーダ10は、これらのデータスト
リームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せ
ず)等へ出力する。
【0022】ユーザーが再生時に視聴したい番組を改め
て特定しない場合は、システム制御部9は、ディジタル
放送データ中のデータ付属情報を利用して、自動的にデ
ィスプレイに表示する番組を特定する。利用するデータ
付属情報としては種々のものが考えられるが、例えば、
PATの中に最初に設定されているPM−PIDに対応
する番組を特定することが考えられる。この場合の動作
としては、システム制御部9は、番組情報解析部6を経
由して送られてきたPATから上記方法に従って表示す
る番組を特定し、デマルチプレクサ8に、ディジタル放
送データのTSから特定された番組に対応する映像デー
タ、音声データ等の各個別のデータストリーム(データ
列)を分離してデコーダ10へ出力させる。デコーダ1
0は、これらのデータストリームを復号して、ディスプ
レイ3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル放送
データのマルチ番組記録再生システムにおいて、ユーザ
ーが再生時に視聴したい番組を改めて特定しない場合、
上述した表示番組の特定方法では、必ずしもユーザーが
表示されると期待した番組が表示されるとは限らない。
【0024】例えば、当該TS中に、相撲、テニス、野
球およびサッカーの番組のデータストリームが時分割多
重化されている場合、ユーザーは、サッカーの番組を見
るつもりで記録媒体にディジタル放送データを記録した
のに、最初にディスプレイに表示されるのは、PATに
最初に設定されている相撲の番組となってしまう。こう
なると、サッカーの番組を表示さすまでに、番組選択の
画面を表示させた上で、サッカーの番組を選択するとい
う手間が生じてしまう。また、ユーザーがマルチ番組の
記録方式に対しての知識が乏しい場合は、記録媒体の当
該位置に自分の見たいサッカーの番組は記録されていな
いのでは、との勘違いをする恐れがある。
【0025】本発明は、このような従来のディジタル放
送のマルチ番組記録再生システムの上述した課題を考慮
し、記録されたマルチ番組を再生する際、少なくとも最
初に表示される番組を特定できるディジタル放送のマル
チ番組記録再生方法および記録再生システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の本発明は、多重化されたディジタル
放送データを記録媒体に記録する際に、再生時に少なく
とも最初に表示する番組を特定するための表示番組情報
を、前記ディジタル放送データとともに、あるいは、前
記ディジタル放送データ中のデータ付属情報の一部に記
録し、再生時には、前記表示番組情報にしたがって、表
示する番組を決定することを特徴とするディジタル放送
のマルチ番組記録再生方法である。
【0027】請求項3の本発明は、多重化されたディジ
タル放送データ中に含まれている番組のうち、再生時に
少なくとも最初に表示する前記番組を特定するための表
示番組情報を作成する表示番組情報作成手段と、前記デ
ィジタル放送データを記録媒体に記録・再生する記録再
生手段と、再生時に前記表示番組情報にしたがって前記
特定された番組を表示することを決定する表示制御手段
とを備え、前記表示番組情報は、前記ディジタル放送デ
ータとともに、あるいは、前記ディジタル放送データ中
のデータ付属情報の一部として、前記記録媒体に記録さ
れることを特徴とするディジタル放送のマルチ番組記録
再生システムである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0029】(第1の実施の形態)以下に、本発明の第
1の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0030】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
るディジタル放送のマルチ番組記録再生システムの構成
を示すブロック図である。図中の符号は、図13の従来
例のものと呼称が同じものについては、便宜上、同じに
してある。
【0031】本実施の形態におけるディジタル放送のマ
ルチ番組記録再生システムは、受信装置1、記録再生装
置2、ディスプレイ3およびアンテナ4から構成されて
いる。
【0032】受信装置1は、通信衛星からの電波をアン
テナ4を介して受信して、受信装置1内部用の信号に変
換するチューナ/復調・誤り訂正部5と、ディジタル放
送データに付随して送信されてくるデータ付属情報を解
析して前記ディジタル放送データ中に含まれている番組
の表題情報を作成する番組情報解析部6と、記録再生装
置2とのデータの伝達を行うD−I/F(ディジタルイ
ンターフェイス)7と、多重化されたディジタル放送デ
ータを分離するデマルチプレクサ8と、ディスプレイ3
に表示するデータ等の制御を行うシステム制御部9と、
ディジタル放送データに施された高能率符号化処理等を
デコードしてディスプレイ3へ出力するデコーダ10
と、ディスプレイ3で表示する番組がユーザーによって
入力される番組選択入力部11と、記録時と再生時の切
換を行うスイッチ12とを備えている。記録再生装置2
は、受信装置1とのデータの伝達を行うD−I/F13
と、記録媒体(図示せず)にディジタル放送データを記
録し、再生する記録再生部14と、記録媒体のどの記録
領域にどのデータ列を記録するかを制御する記録再生制
御部15とを備えている。
【0033】ここで、番組情報解析部6は本発明の番組
情報解析手段の機能を、システム制御部9は本発明の表
示番組情報作成手段および表示制御手段の機能を、番組
選択入力部11は本発明の番組選択入力手段の機能を、
記録再生部14は本発明の記録再生手段の機能を、記録
再生制御部15は本発明の記録制御手段の機能を、それ
ぞれ有するものとする。
【0034】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0035】まず、ディジタル放送データを、受信しな
がら視聴する場合の、本実施の形態におけるディジタル
放送のマルチ番組記録再生システムの動作について説明
する。
【0036】チューナ/復調・誤り訂正部5は、アンテ
ナ4を介して、通信衛星のトランスポンダからのディジ
タル放送波を受信し、そのディジタル放送波を増幅し、
周波数変換した後、信号波形を整形して復調し、信号の
誤りを訂正して、受信装置1内で使用するディジタル放
送データとして出力する。このとき、スイッチ12は、
図1のとおり、接点a側に切り換えられている。出力さ
れたディジタル放送データは、スイッチ12を介して、
デマルチプレクサ8と番組情報解析部6に送られる。
【0037】番組情報解析部6は、送られてきたディジ
タル放送データ中のPATを用いて、前記ディジタル放
送データ中に含まれている番組の表題情報を作成する。
システム制御部9は、この表題情報をデマルチプレクサ
8およびデコーダ10を介して、ディスプレイ3に表示
させる。ユーザーはこの表題情報を見て、視聴したい番
組を特定して、番組選択入力部11により特定した番組
を指定する。
【0038】視聴する番組が指定されると、システム制
御部9は、デマルチプレクサ8に、ディジタル放送デー
タのTSから指定された番組に対応する映像データ、音
声データ等の各個別のデータストリーム(データ列)を
分離してデコーダ10へ出力させる。デコーダ10は、
これらのデータストリームを復号して、ディスプレイ
3、スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0039】次に、ディジタル放送データを記録媒体に
記録する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送
のマルチ番組記録再生システムの動作について説明す
る。
【0040】受信しながらの視聴時と同様にして、ディ
ジタル放送データが、チューナ/復調・誤り訂正部5か
らスイッチ12を介して番組情報解析部6に送られてく
る。このとき、受信しながらの視聴時と同様に、スイッ
チ12は、図1のとおり、接点a側に切り換えられてい
る。番組情報解析部6は、送られてきたディジタル放送
データ中のPATを用いて、前記ディジタル放送データ
中に含まれている番組の表題情報を作成する。システム
制御部9は、この表題情報をデマルチプレクサ8および
デコーダ10を介して、ディスプレイ3に表示させる。
ユーザーはこの表題情報を見て、再生時に最初に表示し
たい番組を特定して、番組選択入力部11により特定し
た番組を指定する。当該ディジタル放送データは、番組
情報解析部6から、D−I/F7を介して、記録再生装
置2へ送られる。また、指定された番組を表す表示番組
情報は、番組選択入力部11からの出力により、システ
ム制御部9において作成され、D−I/F7を介して、
記録再生装置2へ送られる。ここで、表示番組情報は、
コマンドとして記録再生装置2へ送られる。このコマン
ドの一例を図2に示す。図2のコマンドは、表示番組情
報を最初に表示する番組を特定するだけでなく、2番目
以降の表示順も特定するものであり、IEEE1394
のコマンド(ベンダーデペンデントコマンド)を使用し
た例である。
【0041】記録再生装置2において、記録再生部14
は、D−I/F13を介して、ディジタル放送データを
受け取り、これを記録媒体(図示せず)に記録する。ま
た、記録再生制御部15は、D−I/F13を介して、
コマンド形式の表示番組情報を受け取り、これを記録媒
体に記録できる形式(例えば、図2に対応するPM−P
ID)に変換し、記録再生部14によって、ディジタル
放送データが記録される記録媒体の所定の記録領域に記
録させる。
【0042】上記において、記録媒体の所定の記録領域
としては、サブコードエリアまたはIDエリアが例示さ
れる。図3にサブコードエリアを、図4にIDエリア
を、それぞれ示す。サブコードエリアは、各トラック
に、データが主に記録されるメインエリアとは別に設け
られた記録領域である。また、IDエリアは、メインエ
リアを構成するシンクブロックごとにデータが主に書き
込まれる記録領域とは別に設けられた記録領域である。
【0043】なお、受信しながら視聴することと平行し
て、記録媒体に記録することも可能である。
【0044】次に、ディジタル放送データを記録媒体か
ら再生する場合の、本実施の形態におけるディジタル放
送のマルチ番組記録再生システムの動作について説明す
る。
【0045】記録再生部14は、記録媒体(図示せず)
に記録されたディジタル放送データを再生し、D−I/
F13を介して、これを受信装置1へ送る。また、記録
再生制御部15は、表示番組情報を記録再生部14に再
生させ、これを前述したようなコマンド形式に変換し、
D−I/F13を介して、受信装置1へ送る。
【0046】受信装置1において、スイッチ12は、接
点b側に切り換えられている。したがって、記録再生装
置2から送られてきたディジタル放送データは、D−I
/F7およびスイッチ12を介して、デマルチプレクサ
8と番組情報解析部6に送られる。また、送られてきた
表示番組情報は、D−I/F7およびスイッチ12を介
して、番組情報解析部6経由でシステム制御部9に送ら
れる。システム制御部9は、送られてきた表示番組情報
に対応する番組を、ディスプレイに表示する番組として
特定し、デマルチプレクサ8に、ディジタル放送データ
のTSから特定された番組に対応する映像データ、音声
データ等の各個別のデータストリーム(データ列)を分
離してデコーダ10へ出力させる。デコーダ10は、こ
れらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、
スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0047】以上説明したところから、本実施の形態に
おけるディジタル放送のマルチ番組記録再生システム
は、記録されたマルチ番組を再生する際、最初に表示さ
れる番組を特定できるディジタル放送のマルチ番組記録
再生システムであることがわかる。
【0048】なお、本発明の表示番組情報は、本実施の
形態においては、受信装置と記録再生装置との間のデー
タの転送時にコマンド形式に変換されるとして説明した
が、これに限るものではない。要するに、本発明の表示
番組情報作成手段において作成された表示番組情報が、
記録・再生されるディジタル放送データに悪影響を及ぼ
さずに、受信装置と記録再生装置との間を転送され、記
録・再生されるものであり、最終的に再生されて表示制
御手段に送られてきた表示番組情報が、作成された時と
同じ番組を特定できるものでありさえすればよい。
【0049】また、本発明の表示番組情報は、本実施の
形態においては、再生時に最初に表示する番組を特定す
る情報であるとして説明したが、これに限らず、最初に
表示する番組に加えて、2番目以降に表示する番組の順
番を特定する情報であってもよい。この場合、例えば、
各番組に対応するPM−PIDと、それぞれの番組が表
示される順番を対応づけて表示番組情報を作成して、記
録媒体の所定の記録領域に記録する必要がある。
【0050】(第2の実施の形態)以下に、本発明の第
2の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形
態が上述した第1の実施の形態と異なる点は、表示番組
情報をディジタル放送データ中のデータ付属情報の所定
の位置に書き込むことに関する点である。したがって、
本実施の形態において、第1の実施の形態と同様のもの
については、同一符号を付与し、説明を省略する。ま
た、特に説明のないものについては、第1の実施の形態
と同じとする。
【0051】図5は、本発明の第2の実施の形態におけ
るディジタル放送のマルチ番組記録再生システムの構成
を示すブロック図である。本実施の形態におけるディジ
タル放送のマルチ番組記録再生システムの構成が、第1
の実施の形態におけるディジタル放送のマルチ番組記録
再生システムの構成と異なるのは、受信装置1が、本発
明のデータ付属情報書込手段の機能を有する番組情報書
換処理部16を備え、記録再生装置2が、第1の実施の
形態において備えていた記録再生制御部15を備えてい
ないことである。
【0052】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0053】ディジタル放送データを、受信しながら視
聴する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送の
マルチ番組記録再生システムの動作については、上述し
た第1の実施の形態におけるディジタル放送のマルチ番
組記録再生システムの動作と同様であるので、説明を省
略する。
【0054】ディジタル放送データを記録媒体に記録す
る場合の、本実施の形態におけるディジタル放送のマル
チ番組記録再生システムの動作について説明する。
【0055】受信しながらの視聴時と同様にして、ディ
ジタル放送データが、チューナ/復調・誤り訂正部5か
らスイッチ12を介して番組情報解析部6に送られてく
る。このとき、スイッチ12は、図5のとおり、接点a
側に切り換えられている。番組情報解析部6は、送られ
てきたディジタル放送データ中のPATを用いて、前記
ディジタル放送データ中に含まれている番組の表題情報
を作成する。システム制御部9は、この表題情報をデマ
ルチプレクサ8およびデコーダ10を介して、ディスプ
レイ3に表示させる。ユーザーはこの表題情報を見て、
再生時に最初に表示したい番組を特定して、番組選択入
力部11により特定した番組を指定する。システム制御
部9は、番組選択入力部11からの出力により、指定さ
れた番組に対応するPM−PIDを表示番組情報として
作成し、番組情報書換処理部16に送る。番組情報書換
処理部16は、前記PM−PIDを、番組情報解析部6
経由で送られてきたディジタル放送データ中のPATの
中に最初に設定されているPM−PIDの書込位置に書
き込み、他の書込位置のPM−PIDを、書換前のPA
T中に存在したPM−PIDの重複、欠落がないよう
に、書き換える。すなわち、PAT内のPM−PIDの
配列を書き換えるものである。ただし、前記PM−PI
Dと同じPM−PIDが当該書込位置に書き込まれてい
た場合は、結果的にPATは書き込みの前後で同じもの
になるため、書込・書換の手間を省くため、図6に示す
フローのように、書込・書換を省略してもよい。このP
AT内のPM−PIDの配列の書換の一例を、再生時に
最初に表示したい番組としてプログラム3が特定された
場合を例として、図7に示す。書換前は、プログラム
1、2、3、4の順で配列されていたが、最初にプログ
ラム3を持ってきたため、プログラム3、1、2、4の
順の配列となったものである。なお、実際のPM−PI
Dの書込・書換は、図8に示す、PATの構造中の「プ
ログラムマップPID」の位置に行われる。
【0056】PATを書き換えられたディジタル放送デ
ータは、番組情報書換処理部16から、D−I/F7を
介して、記録再生装置2へ送られる。記録再生装置2に
おいて、記録再生部14は、D−I/F13を介して、
ディジタル放送データを受け取り、これを記録媒体(図
示せず)に記録する。
【0057】なお、受信しながら視聴することと平行し
て、記録媒体に記録することも可能である。
【0058】次に、ディジタル放送データを記録媒体か
ら再生する場合の、本実施の形態におけるディジタル放
送のマルチ番組記録再生システムの動作について説明す
る。
【0059】記録再生部14は、記録媒体(図示せず)
に記録されたディジタル放送データを再生し、D−I/
F13を介して、これを受信装置1へ送る。
【0060】受信装置1において、スイッチ12は、接
点b側に切り換えられている。したがって、記録再生装
置2から送られてきたディジタル放送データは、D−I
/F7およびスイッチ12を介して、デマルチプレクサ
8と番組情報解析部6に送られる。番組情報解析部6
は、送られてきたディジタル放送データからPATを読
み取り、PAT中に最初に設定されているPM−PID
をシステム制御部9に送る。システム制御部9は、送ら
れてきたPM−PIDに対応する番組を特定し、デマル
チプレクサ8に、ディジタル放送データのTSから特定
された番組に対応する映像データ、音声データ等の各個
別のデータストリーム(データ列)を分離してデコーダ
10へ出力させる。デコーダ10は、これらのデータス
トリームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示
せず)等へ出力する。
【0061】以上説明したところから、本実施の形態に
おけるディジタル放送のマルチ番組記録再生システム
は、記録されたマルチ番組を再生する際、最初に表示さ
れる番組を特定できるディジタル放送のマルチ番組記録
再生システムであることがわかる。
【0062】なお、本発明の表示番組情報は、本実施の
形態においては、再生時に最初に表示する番組を特定す
る情報であるとして説明したが、これに限らず、最初に
表示する番組に加えて、2番目以降に表示する番組の順
番を特定する情報であってもよい。この場合、例えば、
図7に示すように、PAT内のPM−PIDの配列順
が、表示する番組の順番に対応すると定義して、表示番
組情報の作成およびそれを用いた表示順の特定が行われ
る必要がある。
【0063】(第3の実施の形態)以下に、本発明の第
3の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形
態が上述した第2の実施の形態と異なる点は、表示番組
情報を書き込むディジタル放送データ中のデータ付属情
報の所定の位置が、PAT中の位置ではなく、PATお
よびPMT以外のPIDのテーブル中の位置であること
に関する点である。したがって、本実施の形態におい
て、第2の実施の形態と同様のものについては、同一符
号を付与し、説明を省略する。また、特に説明のないも
のについては、第2の実施の形態と同じとする。
【0064】図9は、本発明の第3の実施の形態におけ
るディジタル放送のマルチ番組記録再生システムの構成
を示すブロック図である。本実施の形態におけるディジ
タル放送のマルチ番組記録再生システムの構成が、第2
の実施の形態におけるディジタル放送のマルチ番組記録
再生システムの構成と異なるのは、番組情報書換処理部
16の替わりに、本発明のデータ付属情報書込手段の機
能を有する番組情報書込部17を備えていることであ
る。
【0065】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0066】ディジタル放送データを、受信しながら視
聴する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送の
マルチ番組記録再生システムの動作については、上述し
た第1および第2の実施の形態におけるディジタル放送
のマルチ番組記録再生システムの動作と同様であるの
で、説明を省略する。
【0067】ディジタル放送データを記録媒体に記録す
る場合の、本実施の形態におけるディジタル放送のマル
チ番組記録再生システムの動作について説明する。
【0068】受信しながらの視聴時と同様にして、ディ
ジタル放送データが、チューナ/復調・誤り訂正部5か
らスイッチ12を介して番組情報解析部6に送られてく
る。このとき、スイッチ12は、図9のとおり、接点a
側に切り換えられている。番組情報解析部6は、送られ
てきたディジタル放送データ中のPATを用いて、前記
ディジタル放送データ中に含まれている番組の表題情報
を作成する。システム制御部9は、この表題情報をデマ
ルチプレクサ8およびデコーダ10を介して、ディスプ
レイ3に表示させる。ユーザーはこの表題情報を見て、
再生時に最初に表示したい番組を特定して、番組選択入
力部11により特定した番組を指定する。システム制御
部9は、番組選択入力部11からの出力により、指定さ
れた番組に対応するPM−PIDを表示番組情報として
作成し、番組情報書込部17に送る。番組情報書込部1
7は、前記PM−PIDを、番組情報解析部6経由で送
られてきたディジタル放送データ中のデータ付属情報で
あるところの、PATおよびPMT以外のPIDのテー
ブル中の書込位置に書き込む。ここでは、この書込位置
は、セレクション・インフォメーション・テーブル(S
IT)中のトランスミッションインフォループのディス
クリプタであるとする。図10にSITの構造を示す。
図10(a)はSITの全体構造を示すものであり、斜
線部がトランスミッションインフォループのディスクリ
プタである。図10(b)はトランスミッションインフ
ォループのディスクリプタの詳細構造を示すものであ
り、斜線部に前記PM−PIDが書き込まれる。
【0069】SITに表示番組情報を書き込まれたディ
ジタル放送データは、番組情報書込部17から、D−I
/F7を介して、記録再生装置2へ送られる。記録再生
装置2において、記録再生部14は、D−I/F13を
介して、ディジタル放送データを受け取り、これを記録
媒体(図示せず)に記録する。
【0070】なお、受信しながら視聴することと平行し
て、記録媒体に記録することも可能である。
【0071】次に、ディジタル放送データを記録媒体か
ら再生する場合の、本実施の形態におけるディジタル放
送のマルチ番組記録再生システムの動作について説明す
る。
【0072】記録再生部14は、記録媒体(図示せず)
に記録されたディジタル放送データを再生し、D−I/
F13を介して、これを受信装置1へ送る。
【0073】受信装置1において、スイッチ12は、接
点b側に切り換えられている。したがって、記録再生装
置2から送られてきたディジタル放送データは、D−I
/F7およびスイッチ12を介して、デマルチプレクサ
8と番組情報解析部6に送られる。番組情報解析部6
は、送られてきたディジタル放送データからSITを読
み取り、SIT中に書き込まれているPM−PIDをシ
ステム制御部9に送る。システム制御部9は、送られて
きたPM−PIDに対応する番組を特定し、デマルチプ
レクサ8に、ディジタル放送データのTSから特定され
た番組に対応する映像データ、音声データ等の各個別の
データストリーム(データ列)を分離してデコーダ10
へ出力させる。デコーダ10は、これらのデータストリ
ームを復号して、ディスプレイ3、スピーカ(図示せ
ず)等へ出力する。
【0074】以上説明したところから、本実施の形態に
おけるディジタル放送のマルチ番組記録再生システム
は、記録されたマルチ番組を再生する際、最初に表示さ
れる番組を特定できるディジタル放送のマルチ番組記録
再生システムであることがわかる。
【0075】なお、本発明の表示番組情報は、本実施の
形態においては、再生時に最初に表示する番組を特定す
る情報であるとして説明したが、これに限らず、最初に
表示する番組に加えて、2番目以降に表示する番組の順
番を特定する情報であってもよい。この場合、例えば、
SIT内の図10(b)の斜線部に、表示する番組の順
番に対応する順で、それぞれの番組に対応するPM−P
IDを書き込み、SIT内のPM−PIDの配列順が、
表示する番組の順番に対応すると定義して、表示番組情
報の作成およびそれを用いた表示順の特定が行われる必
要がある。
【0076】(第4の実施の形態)以下に、本発明の第
4の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形
態が上述した第3の実施の形態と異なる点は、本発明の
データ付属情報書込手段が受信装置ではなく、記録再生
装置に備えられていることに関する点である。したがっ
て、本実施の形態において、第3の実施の形態と同様の
ものについては、同一符号を付与し、説明を省略する。
また、特に説明のないものについては、第3の実施の形
態と同じとする。
【0077】図11は、本発明の第4の実施の形態にお
けるディジタル放送のマルチ番組記録再生システムの構
成を示すブロック図である。本実施の形態におけるディ
ジタル放送のマルチ番組記録再生システムの構成が、第
3の実施の形態におけるディジタル放送のマルチ番組記
録再生システムの構成と異なるのは、本発明のデータ付
属情報書込手段の機能を有する番組情報書込部17が受
信装置1ではなく、記録再生装置2に備えられ、さらに
記録再生装置2が記録再生書込制御部18を備えている
ことである。記録再生書込制御部18は、記録媒体(図
示せず)へのディジタル放送データの記録時およびその
再生時において、記録再生部14および番組情報書込部
17を制御するものである。次に、このような本実施の
形態の動作を説明する。
【0078】ディジタル放送データを、受信しながら視
聴する場合の、本実施の形態におけるディジタル放送の
マルチ番組記録再生システムの動作については、上述し
た第1〜第3の実施の形態におけるディジタル放送のマ
ルチ番組記録再生システムの動作と同様であるので、説
明を省略する。
【0079】ディジタル放送データを記録媒体に記録す
る場合の、本実施の形態におけるディジタル放送のマル
チ番組記録再生システムの動作について説明する。
【0080】受信しながらの視聴時と同様にして、ディ
ジタル放送データが、チューナ/復調・誤り訂正部5か
らスイッチ12を介して番組情報解析部6に送られてく
る。このとき、スイッチ12は、図11のとおり、接点
a側に切り換えられている。番組情報解析部6は、送ら
れてきたディジタル放送データ中のPATを用いて、前
記ディジタル放送データ中に含まれている番組の表題情
報を作成する。システム制御部9は、この表題情報をデ
マルチプレクサ8およびデコーダ10を介して、ディス
プレイ3に表示させる。ユーザーはこの表題情報を見
て、再生時に最初に表示したい番組を特定して、番組選
択入力部11により特定した番組を指定する。当該ディ
ジタル放送データは、番組情報解析部6から、D−I/
F7を介して、記録再生装置2へ送られる。また、指定
された番組を表す表示番組情報は、番組選択入力部11
からの出力により、システム制御部9において作成さ
れ、D−I/F7を介して、記録再生装置2へ送られ
る。ここで、表示番組情報は、指定された番組に対応す
るPM−PIDをディジタル放送データ中のデータ付属
情報の所定の書込位置に書き込む旨のコマンドとして記
録再生装置2へ送られる。このコマンドとしては、例え
ば、図2で例示したIEEE1394のコマンドを用い
ることが考えられる。
【0081】記録再生装置2において、番組情報書込部
17は、D−I/F13を介して、ディジタル放送デー
タを受け取り、記録再生書込制御部18は、D−I/F
13を介して、コマンド形式の表示番組情報を受け取
る。記録再生書込制御部18は、コマンド形式の表示番
組情報にしたがって、番組情報書込部17に、指定され
た番組に対応するPM−PIDを、ディジタル放送デー
タ中のデータ付属情報であるところの、PATおよびP
MT以外のPIDのテーブル中の書込位置に表示番組情
報として書き込ませた後、記録再生部14に、これを記
録媒体(図示せず)に記録させる。本実施の形態におい
ても、第3の実施の形態と同様に、書込位置は、SIT
中のトランスミッションインフォループのディスクリプ
タであるとする。
【0082】なお、受信しながら視聴することと平行し
て、記録媒体に記録することも可能である。
【0083】次に、ディジタル放送データを記録媒体か
ら再生する場合の、本実施の形態におけるディジタル放
送のマルチ番組記録再生システムの動作について説明す
る。
【0084】記録再生部14は、記録媒体(図示せず)
に記録されたディジタル放送データを再生し、記録再生
書込制御部18およびD−I/F13を介して、これを
受信装置1へ送る。また、記録再生書込制御部18は、
再生されたディジタル放送データの所定の書込位置に書
き込まれた表示番組情報を読み取って、これを前述した
ようなコマンド形式に変換し、D−I/F13を介し
て、受信装置1へ送る。
【0085】受信装置1において、スイッチ12は、接
点b側に切り換えられている。したがって、記録再生装
置2から送られてきたディジタル放送データは、D−I
/F7およびスイッチ12を介して、デマルチプレクサ
8と番組情報解析部6に送られる。また、送られてきた
表示番組情報は、D−I/F7およびスイッチ12を介
して、番組情報解析部6経由でシステム制御部9に送ら
れる。システム制御部9は、送られてきた表示番組情報
に対応する番組を、ディスプレイに表示する番組として
特定し、デマルチプレクサ8に、ディジタル放送データ
のTSから特定された番組に対応する映像データ、音声
データ等の各個別のデータストリーム(データ列)を分
離してデコーダ10へ出力させる。デコーダ10は、こ
れらのデータストリームを復号して、ディスプレイ3、
スピーカ(図示せず)等へ出力する。
【0086】以上説明したところから、本実施の形態に
おけるディジタル放送のマルチ番組記録再生システム
は、記録されたマルチ番組を再生する際、最初に表示さ
れる番組を特定できるディジタル放送のマルチ番組記録
再生システムであることがわかる。
【0087】なお、本発明の表示番組情報は、本実施の
形態においては、受信装置と記録再生装置との間のデー
タの転送時にコマンド形式に変換されるとして説明した
が、第1の実施の形態と同様に、これに限るものではな
い。
【0088】また、本発明の表示番組情報は、本実施の
形態においては、再生時に最初に表示する番組を特定す
る情報であるとして説明したが、これに限らず、最初に
表示する番組に加えて、2番目以降に表示する番組の順
番を特定する情報であってもよい。この場合、第3の実
施の形態において説明したものと同様の対処が必要があ
る。
【0089】なお、上述した第1〜第4の実施の形態に
おいては、本発明のディジタル放送のマルチ番組記録再
生システムを中心に説明したが、本発明のディジタル放
送のマルチ番組記録再生方法は、上記説明中で、説明さ
れた方法である。
【0090】また、上述した第1〜第4の実施の形態に
おいては、MPEG2システムを用いたデジタル通信衛
星放送を例として説明したが、これに限らず、多重化さ
れたディジタル放送データの送受信に使用される、他の
システムを用いたものであってもよい。
【0091】さらに、上述した第1〜第4の実施の形態
においては、本発明の各手段は、本発明の受信装置、記
録再生装置のいずれかに備えられているとして説明した
が、第1〜第4の実施の形態の例に限らず、本発明の記
録再生手段以外の各手段は、本発明の受信装置、記録再
生装置のどちらに備えられていてもよい。ただし、受信
装置、記録再生装置間にまたがって各手段がデータのや
りとりを行う場合は、当該データのやりとりが、記録・
再生されるディジタル放送データに悪影響を及ぼさず
に、受信装置と記録再生装置との間を転送されるような
措置(例えば、第1の実施の形態において行った、表示
番組情報のコマンド化)を必要に応じてと実施する。ま
た、本発明の各手段が、受信装置および記録再生装置の
機能を一体化した装置に備えられているとしてもよい。
【0092】また、上述した第1〜第4の実施の形態に
おいては、本発明の番組選択入力手段から入力された番
組が、再生時に最初に表示される番組として特定される
として説明したが、これに限らず、例えば、記録媒体へ
の記録時に選択された時刻管理情報(例えば、PCR
(Program Clock Reference:
プログラム時刻基準参照値))に対応する番組を、再生
時に最初に表示される番組として特定してもよい。
【0093】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、請求項1の本発明は、記録されたマルチ番組を再生
する際、少なくとも最初に表示される番組を特定できる
ディジタル放送のマルチ番組記録再生方法を提供するこ
とができる。また、請求項3の本発明は、記録されたマ
ルチ番組を再生する際、少なくとも最初に表示される番
組を特定できるディジタル放送のマルチ番組記録再生シ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるディジタル
放送のマルチ番組記録再生システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における表示番組情
報のコマンドの一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における記録領域で
あるサブコードエリアを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における記録領域で
あるIDエリアを示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるディジタル
放送のマルチ番組記録再生システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるPATの書
換手順の一例を示すフロー図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるPAT内の
PM−PIDの配列の書換の一例を示す図である。
【図8】PATの構造を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるディジタル
放送のマルチ番組記録再生システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】SITの構造を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態におけるディジタ
ル放送のマルチ番組記録再生システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図12】TSの構成の一例をを示す図である。
【図13】従来のディジタル放送のマルチ番組記録再生
システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信装置 2 記録再生装置 3 ディスプレイ 4 アンテナ 5 チューナ/復調・誤り訂正部 6 番組情報解析部 7、13 D−I/F 8 デマルチプレクサ 9 システム制御部 10 デコーダ 11 番組選択入力部 12 スイッチ 14 記録再生部 15 記録再生制御部 16 番組情報書換処理部 17 番組情報書込部 18 記録再生書込制御部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化されたディジタル放送データを記
    録媒体に記録する際に、再生時に少なくとも最初に表示
    する番組を特定するための表示番組情報を、前記ディジ
    タル放送データとともに、あるいは、前記ディジタル放
    送データ中のデータ付属情報の一部に記録し、再生時に
    は、前記表示番組情報にしたがって、表示する番組を決
    定することを特徴とするディジタル放送のマルチ番組記
    録再生方法。
  2. 【請求項2】 前記表示番組情報を前記データ付属情報
    の一部に記録する場合、前記データ付属情報の別の一部
    を書き換えて記録することを特徴とする請求項1に記載
    のディジタル放送のマルチ番組記録再生方法。
  3. 【請求項3】 多重化されたディジタル放送データ中に
    含まれている番組のうち、再生時に少なくとも最初に表
    示する前記番組を特定するための表示番組情報を作成す
    る表示番組情報作成手段と、前記ディジタル放送データ
    を記録媒体に記録・再生する記録再生手段と、再生時に
    前記表示番組情報にしたがって前記特定された番組を表
    示することを決定する表示制御手段とを備え、前記表示
    番組情報は、前記ディジタル放送データとともに、ある
    いは、前記ディジタル放送データ中のデータ付属情報の
    一部として、前記記録媒体に記録されることを特徴とす
    るディジタル放送のマルチ番組記録再生システム。
  4. 【請求項4】 前記ディジタル放送データの前記記録媒
    体への記録時に、前記表示番組情報が前記記録媒体の所
    定の記録領域に記録されるように、前記記録再生手段を
    制御する記録制御手段を備えることを特徴とする請求項
    3に記載のディジタル放送のマルチ番組記録再生システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記所定の記録領域は、サブコードエリ
    アまたはIDエリアであることを特徴とする請求項4に
    記載のディジタル放送のマルチ番組記録再生システム。
  6. 【請求項6】 前記表示番組情報を前記データ付属情報
    の所定の位置に書き込むデータ付属情報書込手段を備え
    ることを特徴とする請求項3に記載のディジタル放送の
    マルチ番組記録再生システム。
  7. 【請求項7】 前記データ付属情報書込手段は、前記表
    示番組情報を前記データ付属情報の所定の位置に書き込
    むとともに、前記データ付属情報の一部を書き換えるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のディジタル放送のマル
    チ番組記録再生システム。
  8. 【請求項8】 前記表示番組情報は、前記特定された番
    組に対応するプログラム・マップ・パケット識別子(P
    M−PID)であり、前記所定の位置は、プログラム・
    アソシエーション・テーブル(PAT)中に最初に設定
    されている前記PM−PIDに対応する位置であり、前
    記データ付属情報書込手段は、前記PATを書き換える
    ことを特徴とする請求項7に記載のディジタル放送のマ
    ルチ番組記録再生システム。
  9. 【請求項9】 前記表示番組情報は、前記特定された番
    組に対応するプログラム・マップ・パケット識別子(P
    M−PID)であり、前記所定の位置は、プログラム・
    アソシエーション・テーブル(PAT)およびプログラ
    ム・マップ・テーブル(PMT)以外のパケット識別子
    (PID)のテーブル中にあることを特徴とする請求項
    6または7に記載のディジタル放送のマルチ番組記録再
    生システム。
  10. 【請求項10】 前記所定の位置は、セレクション・イ
    ンフォメーション・テーブル(SIT)中のトランスミ
    ッションインフォループのディスクリプタ中にあること
    を特徴とする請求項9に記載のディジタル放送のマルチ
    番組記録再生システム。
  11. 【請求項11】 前記データ付属情報を解析して前記デ
    ィジタル放送データ中に含まれている番組の表題情報を
    作成する番組情報解析手段と、前記表題情報にしたがっ
    てユーザーが再生時に最初に表示したい前記番組を選択
    して入力する番組選択入力手段とを備え、前記番組選択
    入力手段において入力された前記番組は、前記再生時に
    最初に表示する番組として特定されることを特徴とする
    請求項3〜10のいずれかに記載のディジタル放送のマ
    ルチ番組記録再生システム。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体への記録時に選択された
    時刻管理情報に対応する前記番組を、前記再生時に最初
    に表示する番組として特定することを特徴とする請求項
    3〜10のいずれかに記載のディジタル放送のマルチ番
    組記録再生システム。
  13. 【請求項13】 前記記録再生手段は記録再生装置に備
    えられ、前記記録再生手段以外の前記各手段は、前記記
    録再生装置または受信装置のいずれかに備えられている
    ことを特徴とする請求項3〜12のいずれかに記載のデ
    ィジタル放送のマルチ番組記録再生システム。
  14. 【請求項14】 前記各手段は、一体化された装置に備
    えられていることを特徴とする請求項3〜12のいずれ
    かに記載のディジタル放送のマルチ番組記録再生システ
    ム。
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WO2003058957A1 (fr) * 2001-12-28 2003-07-17 Pioneer Corporation Support d'enregistrement de donnees, appareil et procede d'enregistrement de donnees, appareil et procede de lecture de donnees, appareil et procede d'enregistrement et de lecture de donnees, programme d'ordinateur destine a commander l'enregistrement ou la lecture, et structure de donnees contenant un signal de commande
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