JP4127963B2 - 洗濯機サイクル識別および化学薬品供給識別のためのシステムおよび方法 - Google Patents

洗濯機サイクル識別および化学薬品供給識別のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、一般に商業用および産業用洗濯システムのための制御システムに関し、そして特に、化学薬品(洗剤)の分与を要求するだけでなく、洗濯される洗濯負荷のタイプを識別するためにプログラム可能な洗濯機により生成される電気的トリガ信号を用いるシステムおよび方法に関する。
【0002】
(背景技術)
洗濯される洗濯負荷(例えば、シャツ、タオル、その他)のタイプに従って、商業用洗濯機に供給される化学薬品の供給量をカスタマイズすることが望ましいことが良く知られている。マイクロプロセッサ制御による化学薬品ディスペンサが用いられるとき、洗濯負荷のタイプは、対応する洗濯分類コードをあらわす信号を送ることにより、化学薬品ディスペンサと通信することができる。
【0003】
プログラム可能な洗濯機は、通常、化学薬品ディスペンサに供給要求を通信するために用いられるトリガ信号を生成する能力を有している。化学薬品ディスペンサが、洗濯されるべき洗濯の各負荷に対する洗濯分類コードも受信するとき、トリガ信号は、各異なる洗濯分類コードについて異なって解釈され、化学薬品ディスペンサが、洗濯負荷のタイプに従って商業用洗濯機に供給される化学薬品の供給量をカスタマイズすることを可能とする。
【0004】
いくつかのプログラム可能な洗濯機は、液状化学薬品ディスペンサと通信するのに用いられる信号であるわずかな「トリガ」のみを有しており、そしていくつかは、一度にただ1つまたは2つのトリガ信号しか稼働させることができない。これらのトリガ発生の制限は、化学薬品ディスペンサに対して洗濯分類コードを通信するのにトリガ信号を使用することを、実用的でないものとしている。何故なら、多くの商業用および産業用洗濯機システムにおいて必要とされる個別の洗濯分類コードの数は、使用可能な個別のトリガ信号の数を超えているからである。
【0005】
洗濯分類に基づく化学薬品の供給およびデータのログの作成を達成するために、多くのプログラム可能な洗濯機におけるトリガ信号の制限にもかかわらず、いくつかの化学薬品ディスペンサの製造者は、「分類IDモジュール」を製造している。これらは、洗濯機に取り付けられ、そして、洗濯機を操作する人が、洗濯の新たな負荷の洗濯の開始時に、適切な洗濯分類コードをダイヤルで調整する。ディスペンサは、ダイヤルされた番号に対応する信号を受信し、そしてダイヤルされた洗濯分類に従って、固有の(カスタマイズされた)化学薬品の供給およびデータのログの作成を実行する。
【0006】
分類IDモジュールは、商業用洗濯機の購入および操作のコストを付加する。分類IDモジュールは、オペレータの誤りという付加的な機会をも生み出す。もしも、オペレータが、新たな負荷が洗濯されるときに、いつも正しい洗濯分類を入れなければ、オペレータが正しくない洗濯分類を入れた洗濯負荷に対して、正しくない化学薬品または分量が、洗濯機に分与されるであろう。
【0007】
本発明は、分類IDモジュールと同様の結果を生み出すが、「分類IDモジュール」を購入し且つ据え付けるコスト、およびその使用におけるオペレータの誤りの可能性を回避する。より詳細には、本発明は、プログラム可能な洗濯機に、典型的な商業用洗濯に用いられる全ての洗濯分類をカバーする充分な範囲の洗濯分類値を、化学薬品ディスペンサと通信することを許容させるようにして、プログラム可能な洗濯機におけるトリガ信号の制限を克服する方法を提供する。
【0008】
本発明のその他の目的は、化学薬品ディスペンサに、データのログの作成を目的として、洗濯機サイクルの開始および終了(すなわち、負荷の洗濯の開始および終了)を信頼性をもって検知させることを可能とすることにある。大部分のまたは多くの洗濯機は、化学薬品ディスペンサあるいは他のコンピュータ制御装置により検知するのに適するような、外部からアクセスし得るサイクル開始およびサイクル終了の信号を有していない。本発明は、プログラム可能な洗濯機において、信頼性のあるサイクル開始およびサイクル終了の信号を化学薬品ディスペンサに提供するために、トリガ信号を用いる方法を提供するものである。
【0009】
本発明のさらにその他の目的は、特別なタイプの洗濯機負荷に対して洗濯機に誤った化学薬品を分与することを回避するための保証できるシステムを提供することにある。もしも洗濯機が不適切にプログラムされていた場合、あるいはトリガ信号の1つが不備であった場合には、誤った化学薬品を分与することを回避することは不可能であるかもしれないものの、本発明は、化学薬品ディスペンサにおける停電に起因し、そして以前の洗濯サイクルが完了に達しないうちに洗濯機のオペレータが新たなサイクルを開始させたことに起因する、誤った化学薬品の分与を回避することの保証を提供するものである。
【0010】
(発明の規定)
本発明は、化学薬品の分与を制御する、および洗濯サイクルの開始と終了のログの作成を制御する、化学薬品分与システムコントローラおよび方法を提供するものである。該コントローラおよび方法は、一組の化学薬品供給源から化学薬品を分与する機構、および化学薬品供給源から分与されるべき化学薬品を要求するためにコントローラにトリガ信号を送信する装置と共に用いられる。コントローラは、所定の時間期間にわたる送信された(複数の)トリガ信号シーケンスを受信し蓄積する。各トリガ信号シーケンスは、1つまたはそれ以上のトリガ信号からなる。各トリガ信号シーケンスは、その間トリガ信号が受信されない所定期間の時間期間により、先行され且つ後続される。いくつかのトリガ信号シーケンスのうちの少なくともいくつかのトリガ信号は、同時に受信されることはない。蓄積されたトリガ信号を用いて通信され得る個別の化学薬品供給要求の数も、個々の個別のトリガ信号の数を超える。
【0011】
コントローラは、蓄積されたトリガ信号シーケンスの少なくとも第1番目のサブセットを、化学薬品供給要求にマップし、該化学薬品供給要求の各々は、分与すべき一定量の対応する化学薬品を要求する。該コントローラは、化学薬品供給要求に従って、化学薬品の分与を可能とする。
【0012】
蓄積されたトリガ信号シーケンスの第2番目のサブセットは、洗濯分類コードにマップされ、該洗濯分類コードの各々は、分与された化学薬品を用いて洗濯されるべき洗濯負荷のタイプを識別する。蓄積されたトリガ信号を用いて通信され得る個別の洗濯分類コードの数は、個別のトリガ信号の数を超えている。
【0013】
制御システムが、分類に依存する供給構成を用いるときは、各受信トリガ信号シーケンスに対応する化学薬品供給要求は、そのときの洗濯負荷タイプおよびトリガ信号の蓄積されたシーケンスに基づいて決定される。
【0014】
少なくとも1つの所定の蓄積されたトリガ信号シーケンスは、終了コードにマップされる。コントローラは、分類に依存する供給構成を用いるときは、最後に受信した洗濯サイクル終了コードに続く洗濯分類コードが存在しないときに、化学薬品供給要求にマップされたトリガ信号シーケンスを排除する。
【0015】
分類に依存する供給構成を用いるシステムについては、コントローラは、制御システムの停電を検出し、且つそれらの期間を計測するための機構を含むことが望ましい。該コントローラは、その期間が所定の閾値を超える停電が最後に検出されてから、洗濯分類コードが受信されないときはいつも、化学薬品供給要求を排除する。
【0016】
本発明のさらなる目的および特徴は、図面を関連付けたときに、以下の詳細な記述および添付された特許請求の範囲によってより容易に明確にされるであろう。
【0017】
(好ましい実施形態の説明)
図1を参照すると、プログラム可能な洗濯機102および液体化学薬品ディスペンサ104を有する洗濯システム100が示されている。該洗濯機は、液体化学薬品ディスペンサ104へ、洗濯サイクルの始まりまたは終りを示し、且つ洗濯されるべき洗濯負荷のタイプを識別する洗濯分類をも示すために、電気的なトリガ信号すなわちパルスを送る。
【0018】
本発明の目的のために、洗濯機がどのようにして洗濯分類を決定するかは、特に重要ではない。それは、事実上全てのプログラム可能な洗濯機が、洗濯機に入れた洗濯負荷のタイプを、オペレータがそれによって特定することができるような、ユーザインタフェース(図示していない)を有しており、全てのそのようなプログラム可能な洗濯機は、洗濯サイクルのどの点においても、化学薬品ディスペンサに電気的トリガ信号を送信するようにプログラムされ得ることを知れば、それで充分である。さらに詳細には、洗濯機102は、トリガ信号の特定のシーケンスが、洗濯分類を示す特定の時間期間内に、トリガ信号の特定のシーケンスを送信するようにプログラムされ得る。
【0019】
典型的には、プログラム可能な洗濯機は、少なくとも4個、そしてある場合には8個またはそれ以上の個別のトリガ信号を、稼働させることができる。しかしながら、多くのマイクロプロセッサ制御によるプログラム可能な洗濯機は、一度に1個または2個のトリガ信号しか稼働させることができない。異なるトリガ信号を稼働させることにより、化学薬品ディスペンサが洗濯機に対して異なる化学薬品を送り込む。
【0020】
典型的なシステム構成
液体化学薬品ディスペンサ104は、望ましくは、
・ 相当数、典型的には数の上で4個から10個までの範囲の化学薬品供給源106と、
・ 化学薬品を該供給源から化学薬品供給ライン109を介して洗濯機102へ送り込むための対応する数のポンプ108と、
・ ポンプ108の動作を制御し、それによって洗濯機102への化学薬品の分与を制御するためのポンプコントローラ110と
を含んでいる。
【0021】
ポンプコントローラ110は、望ましくは、
・ 液体化学薬品ディスペンサ104の動作を制御するマイクロプロセッサ111または他のデータ処理装置と、
・ リードオンリメモリ(ROM)、フラッシュメモリまたは磁気ディスク記憶装置のような不揮発性メモリと、ランダムアクセスメモリ(RAM)とを含むメモリ112と、
・ ユーザコマンドを受信し、且つ状態情報を表示するためのユーザインタフェース114と、
・ データログ作成情報をホストコンピュータへ送信するような、ホストコンピュータ(図示していない)との通信のためのデータ通信インタフェース116と、
・ ポンプ108をオンおよびオフに切り換える信号を送るためのポンプインタフェース118と、
・ ポンプコントローラが停電を被ったときでさえも、時刻値を維持する(すなわち、連続的に更新する)ためのバッテリ電源供給されるクロック回路119と
を含んでいる。
【0022】
メモリ112に格納されるデータ処理手続きおよびデータ構造は、望ましくは、
・ 洗濯機102から受信したトリガ信号を解釈し且つ処理するためのトリガ信号取扱い手続き120と、
・ トリガ信号取扱い手続きに併合されていてもよく、トリガ信号パターンを化学薬品供給要求コードおよび洗濯分類コードにマップするためのトリガパターン表122と、
・ 化学薬品を洗濯機に分与するための化学薬品分与制御手続き124と、
・ マイクロプロセッサ111によるソフトウェア実行により維持されている時刻値を、バッテリ電源供給されるクロック回路119により維持されている時刻値と比較することにより、N分(例えば5分)よりも大きな停電が生じたときはいつも測定する停電検出手続き126と、
・ ポンプコントローラ110により受信されたトリガ信号シーケンスをあらわすデータを格納し、且つエラーであると思われるシーケンスを訴追するためのイベントログ128と
を含んでいる。
【0023】
オペレータインタフェース114は、望ましくは、システムの動作における重大なエラーを、洗濯システムオペレータに警告するための音響アラーム114Aを含んでおり、そして種々の警報条件に応答するための適切なオペレータ命令(例えば、その時点での洗濯負荷を再起動させ、あるいはシステムベンダを呼ぶ)を表示するための、オペレータ視認可能なディスプレイ114Bを含んでいてもよい。
【0024】
各有効なトリガ信号パターンに関連する化学薬品タイプおよび/または供給量が、処理されている洗濯負荷のタイプに依存する、分類に依存する供給構成が用いられるときは、分離されたトリガパターン表122が、各個々の有効な洗濯分類コード毎に用意されていてもよい。
【0025】
洗濯機102は、次に洗濯されるべき洗濯負荷のタイプを示すオペレータインタフェース130を有する。望ましくは、オペレータインタフェース130は、洗濯負荷の各異なる可能性のあるタイプ毎に1つのストップポイントを有するダイヤルか、または洗濯負荷の各異なる可能性のあるタイプ毎に分離したボタンかを含んでいる。チャート制御洗濯機においては、オペレータインタフェース130は、洗濯サイクル制御カードまたはドラムを挿入し且つ位置決めするためのポートを含んでいる。
【0026】
洗濯機のコントローラ132は、オペレータにより特定された洗濯負荷に従って、化学薬品ディスペンサ104に電気的なトリガ信号を送る。以下に説明するように、本発明の好ましい実施形態においては、トリガ信号は、洗濯サイクルの開始および終了点を識別させるために、各洗濯サイクルの始めおよび最後に送られ、そして他のトリガ信号は、洗濯機のコントローラ132により、洗濯サイクルの種々の点で、洗濯機のコントローラにより決定された通り、化学薬品の供給を要求するために送られる。洗濯機102がマイクロプロセッサ制御であるときには、該トリガ信号の送信は、各洗濯負荷タイプの制御プログラムにプログラムされる。洗濯機102がチャート制御であるときには、該トリガ信号の送信は、各洗濯負荷タイプに用いられる制御カードにプログラムされる。
【0027】
ポンプインタフェース118は、マイクロプロセッサ111からの信号を受信し、且つポンプ108に対する適切な作動信号を生成する。ポンプは、洗濯機で洗濯処理に共通に用いられる液体化学薬品を保持する液体化学薬品容器106のそれぞれ1つに結合されている。各ポンプは、液体化学薬品を、対応する液体化学薬品容器から吸込み導管を介してくみ上げ、それを出力導管119を介して洗濯機102に配置された化学薬品容器に送り込む。
【0028】
多くの商業用洗濯においては、単一の化学薬品ディスペンサ104が、2個またはそれ以上の洗濯機102に接続される。分かり易くするために、本発明の動作は、単一の洗濯機102と1つの化学薬品ディスペンサ104との間での相互作用に関して説明する。しかしながら、本発明は、単一の化学薬品ディスペンサ104が、2個またはそれ以上の洗濯機102に接続された洗濯システムに適用することができ、そして実際にそれに用いることを意図していることは理解されるべきである。
【0029】
化学薬品の分与の要求のためにトリガ信号を用いることに加えて、本発明は、トリガ信号を、洗濯される負荷のタイプを示すべく、洗濯分類情報を化学薬品ディスペンサに伝達するのに用いている。このことは、化学薬品ディスペンサが、データのログの作成ばかりでなく、異なる洗濯分類に対してカスタマイズされた化学薬品の供給を提供することを可能としている。大部分の商業用設備に用いられる異なる洗濯分類の数は、10個と30個との間である。
【0030】
第1の好ましい実施形態、ここでは「シンプルトリガ蓄積」実施形態と称する、においては、本発明は、洗濯機が、少なくとも6個の個別のトリガ信号を生成することができるとすれば、31個までの異なる洗濯分類を取り扱うことができる。
【0031】
第2の好ましい実施形態、ここでは「時間順序付けられたトリガ蓄積」実施形態と称する、においては、本発明は、洗濯機が少なくとも5個の個別のトリガ信号を生成することができるとすれば、31個までの異なる洗濯分類を取り扱うことができる。その他の、代替的な実施形態(本明細書において後述する「代替的な実施形態」セクション参照)においては、少なくとも4個の個別のトリガ信号を有する如何なる洗濯機も、本質的に制限なく、任意の多数の洗濯分類を取り扱うために用いることができる。
【0032】
もしも、洗濯機が同時に且つ選択的に5個のトリガ信号を稼働させることができれば、これらは、5桁の二進数のビットとして解釈することができ、1と31との間の値を化学薬品ディスペンサに送ることを許容する。しかしながら、この能力は、全ての5個のトリガを同時に稼働させることができる洗濯機に限定される。
【0033】
本発明の1つの目的は、洗濯機が、多数のトリガ信号を同時に稼働させ得るという要求を克服することである。多くのマイクロプロセッサ制御のプログラム可能な洗濯機は、一度に1個または2個のトリガ信号のみを稼働させることができる。
【0034】
本発明により用いられる基本的なコンセプトは、所定の時間期間にわたり、洗濯機からの「トリガを蓄積する」ことである。1つの実施形態においては、所定の時間期間にわたって化学薬品ディスペンサによって受信される全てのトリガ信号は、同時に受信されたものとみなされる。このような方法でトリガ信号を蓄積することによって、一度に1個のトリガを稼働できるだけの洗濯機でさえも、所定の時間期間内にトリガ信号のシーケンスを送ることにより、化学薬品ディスペンサに洗濯負荷分類情報を伝達することができる。トリガ蓄積の方法は、化学薬品ディスペンサに対する化学薬品供給要求を送るのにも用いることができる。
【0035】
トリガ蓄積
好ましい実施形態において、その間にトリガ信号が蓄積される時間期間は、少なくとも所定の時間期間DT1(例えば5秒)にわたり、全てのトリガ信号がオフとなっていた後に、いずれかのトリガ信号が受信されたときに始まる。蓄積は、少なくとも1つのトリガ信号が受信された後に、少なくとも所定の時間期間DT1にわたり、全てのトリガ信号がオフとなったときに終了する。トリガ蓄積期間の前後のガード時間は、好ましい実施形態では5秒である。
【0036】
トリガ蓄積は、洗濯サイクルの開始および終了の識別に使用されるトリガ信号、洗濯分類コードの識別に使用されるトリガ信号、および化学薬品供給要求に用いられるトリガ信号を含む、全てのトリガ信号の処理に用いられる。洗濯機によって化学薬品ディスペンサに送られるいくつかのトリガ信号の「組合せ」は、単一のトリガ信号により構成されるであろう。したがって、例えば、トリガ信号T2は、単独で送られたときは、特定の化学薬品の分与を要求するのに用いられるかもしれない。トリガ信号T2により要求される化学薬品のタイプは、洗濯される洗濯負荷のタイプに従って、交互に変るかもしれない。全てのケースにおいて、供給要求信号は、その間全てのトリガ信号がオフである期間DT1の休止期間に続いて、洗濯機によって送信される1個またはそれ以上のトリガ信号からなるであろう。単一の供給要求を形成するトリガ信号は、互いにガードタイム(例えば5秒)よりも少ない間隔だけ離れていなければならない。
【0037】
第1の好ましい実施形態
シンプルトリガ蓄積
最も単純な好ましい実施形態においては、トリガ信号は、所定時間期間の間蓄積される。所定の時間期間の間におけるトリガ信号の順序は無視される。所定時間期間の間における全てのトリガ信号の論理オアのアクティブが、システムにおいて使用できる各トリガ信号を1ビットとして、二進値を定義するのに用いられる。この実施形態においては、トリガ信号シーケンスT1T2が、トリガ信号シーケンスT2T1と同様に扱われる。
【0038】
この実施形態における、洗濯分類コードに対するトリガ信号のマッピングの例が、表1に示される。
【0039】
[表1]
洗濯分類コードまたは供給要求コードに対するトリガ信号の単純マッピングの例
所定時間期間の間のトリガ信号 洗濯分類コードまたは供給要求コード
T1 1
T2 2
T1 T2 3
T2 T1 3
T3 4
T3 T1 5
T1 T3 5
T3 T2 6
T2 T3 6
T3 T2 T1 7
T3 T1 T2 7
T1 T2 T3 7
T1 T3 T2 7
T2 T1 T3 7
T2 T3 T1 7
化学薬品ディスペンサのコントローラは、どの所定の時間期間の間にも受信されたトリガ信号を蓄積する。所定の時間期間が終了したとき、ディスペンサコントローラは、受信されたトリガ信号のセットを、洗濯分類コードまたは供給要求コードに変換する。好ましい実施形態においては、付加的なトリガ信号(例えばT6)を、トリガ信号シーケンスが、洗濯分類コードか供給要求コードかを示すために用いることができる。換言すれば、表1に示されたトリガ信号シーケンスは、それらがT6信号も含んでいるときは洗濯分類コードとして取り扱い、そして、それらがT6信号を含んでいないときは、供給要求コードとして取り扱う。
【0040】
上述したように、この「単純」な実施形態においては、コード変換のためのトリガ信号は、所定の時間期間の間におけるトリガ信号が受信された順序に無関係に取り扱われる。
【0041】
単純な実施形態は、単純なトリガ信号蓄積法を用いている限りは、全ての必要な洗濯分類コードをエンコードするために、利用可能なトリガ信号の数が充分に大きいシステムに向いている。例えば、洗濯機が少なくとも6個のトリガ信号を有するシステムにおいては、それらのうちの5個が洗濯分類コードを送るのに使用することができ、単純トリガ蓄積法を用いてエンコードすることができる異なる分類コードの数は、31(2−1=31)に等しい。大部分のシステムにおいては、31個の異なる洗濯分類コードは、充分以上である。
【0042】
単純な実施形態の望ましい実施においては、M個の可能な蓄積されたトリガ信号の各々は、Mビットの値の1つの2進桁に対応する。受信されたトリガ信号の各々は、対応する2進桁の“1”値にマップされ、且つ蓄積期間の間に受信されないトリガ信号の各々は、それに対応する2進桁の“0”値にマップされる。それから、結果として得られる2進値(コードとも称される)は、有効な洗濯分類コードまたは有効な供給要求をあらわしているかどうかを判定するために、トリガパターン表122内で検索される。もしも、該2進コードが無効であれば、受信信号は、ログに記録され、さもなければ無視される。もしも、該2進コードが有効であれば、受信信号は、ログに記録され、且つ対応する動作がとられる。
【0043】
第2の好ましい実施形態
時間順序付けられたトリガ信号蓄積
第2の好ましい実施形態においては、化学薬品ディスペンサによって受信されたトリガ信号の順序が、所定の期間の間蓄積された受信トリガ信号を、選択分類または供給要求コードに変換する際に、考慮される。単純な実施形態においてそうであったように、化学薬品ディスペンサのコントローラは、如何なる所定時間期間の間にも受信されたトリガ信号を蓄積する。所定期間が終了したとき、該ディスペンサコントローラは、受信されたトリガ信号のセットを、洗濯サイクルにおけるトリガ信号が受信されたときに応じて、洗濯分類コード、または供給要求コードに変換する。
【0044】
例えば、表2は、洗濯分類コードおよび供給コードを示すために、ちょうど3個の個別のトリガ信号T1、T2およびT3を用いる洗濯機のために、洗濯分類コードに対して時間順序づけされたトリガ信号のマッピングを示す。この好ましい実施形態においては、各トリガ信号は、洗濯コードまたは化学薬品供給要求を識別するために、信号シーケンスの部分として一度だけ使用することができ、そして、それによって、表2に示されるように3個のトリガ信号を用いて通信することができる、15個(すなわち3+3×2+3×2×1)の個別の洗濯分類または供給要求コードが存在する。
【0045】
[表2]
Figure 0004127963
表2によって示されたように、トリガ信号のマッピングは、信号が受信された順序に依存する。もしも、所定の時間期間の間に1回以上同一のトリガ信号を使用することの禁止が、排除されたとすると、3個のトリガ信号を用いてエンコード可能な、選択分類コードおよび供給コードの数は、本質的に無限大になる。
【0046】
洗濯機が、洗濯分類コードを送るために使用可能な5個のトリガ信号を有するシステムにおいては、時間順序付けられたトリガ蓄積法を用いてエンコード可能な異なる洗濯分類コードの数は、325個(5+5×4+5×4×3+5×4×3×2×2=325)に等しい。もしも、洗濯機が、洗濯分類コードを送るのに使用可能な4個のトリガ信号を有していれば、時間順序付けられたトリガ蓄積法を用いてエンコード可能な異なる洗濯分類コードの数は、64個に等しい。
【0047】
大部分の実施においては、ディスペンサによって分与される個別の化学薬品の数は、5個から10個までの範囲かその位である。したがって、2個のトリガ信号のシーケンスは、洗濯機により要求される化学薬品を識別するのに、ほとんどいつも充分であろう。例えば、6個の個別のトリガ信号(T1からT6)を有するシステムにおいては、1個(T6)が、各洗濯サイクルの開始と終了を示すために残されて(以下においてより詳細に説明される)、5個のトリガ信号が、化学薬品供給要求に利用可能である。単純トリガ蓄積法を用いると、単一のトリガ信号シーケンスおよび2個のトリガ信号シーケンスによって表現され得る供給要求コードの数は、「単一トリガ信号シーケンス」で5個および「2個のトリガ信号シーケンス」で10個の、15個である。それに代えて、「2進コーディングアプローチ」を用いれば、4個のトリガ信号を、16個までの個別の供給要求コードを表現するのに用いることができる。時間順序付けられたトリガ蓄積法を用いれば、単一のトリガ信号シーケンスを用いて表現できる供給要求コードの数は、「単一トリガ信号シーケンス」で5個および「2個のトリガ信号シーケンス」で20個である。
【0048】
洗濯サイクルの開始および終了のマーキング、並びに誤った化学薬品供給の防止
記録されるところを除けば、本発明の説明の以下の部分は、単純トリガ蓄積を用いた実施形態および時間順序付けられたトリガ蓄積を用いた実施形態に、等しく適用することができる。
【0049】
図2は、好ましい実施形態に従って、特定のタイプの洗濯負荷に対して洗濯機によって生成される典型的な制御信号およびトリガ信号シーケンスを示す。トリガ信号シーケンスの種々の特徴は、次に説明される。図2の分離された列は、何時トリガ信号が生成されるか、および何時洗濯制御信号が生成されるかを示すのに用いられている。6個のトリガ信号が、T6〜T1として示される列によって示されている。示された洗濯制御信号は、(温水および冷水が洗濯機に「分与」されるのを可能とするための)WHおよびWC、洗濯負荷の撹拌を可能とするためのA、そして洗濯負荷の脱水および洗濯機からの水の排出のためのSである。図2に示される洗濯制御およびトリガ信号は、単なる例であり、発明の1つの実施から他の実施において相当変化するかもしれない。
【0050】
図2においては、トリガ信号の組合せの間の5秒の「トリガ信号がない期間」は、参照符号150A〜150Fで、そして全体に参照符号150で示されている。洗濯サイクルの開始および終了を識別するために用いられるトリガ信号の組合せは、参照符号152および154(すなわち、154A、154Bおよび154C)でそれぞれ示されている。最後に、化学薬品供給を要求するために用いられるトリガ信号の組合せは、参照符号156(すなわち、156A、156B、など)で示されている。ときどき、トリガ信号の組合せ(単一のトリガ信号からなる組合せを含む)は、「コード」と称される。
【0051】
発明のこの特徴を説明することを目的として、我々は、洗濯機が6個の個別のトリガ信号T6〜T1を送信する能力を有しているものと仮定する。しかしながら、本発明は、如何なるコンピュータまたはマイクロプロセッサ制御の、少なくとも4個の個別のトリガ信号を有する化学薬品分与システム洗濯機にも用いることが可能であることは理解されるべきである。
【0052】
洗濯機は、一度に1個以上のトリガ信号を送ることができるようにする必要はないが、トリガ信号の送信の間に5秒未満の隔たりをもって、トリガ信号のシーケンスを送ることができなければならない。
【0053】
両者共にトリガ信号を用いて洗濯機により送信される洗濯分類コードと供給要求コードとの、化学薬品ディスペンサにおける混乱を防止するため、好ましい実施形態においては、1組の特別なトリガ信号シーケンス(制御コードと称される)が、各洗濯サイクルの開始と終了を表すのに用いられている。
【0054】
各洗濯サイクル毎に化学薬品ディスペンサに伝達される必要がある、洗濯サイクル開始、洗濯分類コードおよび洗濯サイクル終了の3つのタイプの「制御コード」、が存在する。制御コードの数を低減するため、好ましい実施形態においては、サイクル開始制御コードおよび洗濯分類コードは、単一の制御コードに結合される。
【0055】
より詳細には、1つのトリガ信号が、「セットアサイド」であり、制御コードにのみ使用する。例えば、トリガ信号T6が、制御コード信号として用いることができる。好ましい実施形態においては、次のような信号エンコード体系が用いられる。
【0056】
Figure 0004127963
【0057】
洗濯機により化学薬品ディスペンサに送られるコードに基づくトリガ信号の通常のシーケンスは、サイクル開始/IDコード、それに続くいくつかの供給要求コード、それに続くいくつかのサイクル終了コードである。このパターンに適合しないシーケンスは、「同期はずれ」シーケンスと称され、化学薬品ディスペンサにおける解析およびエラー処理を要求する。また、「正常」に見えるシーケンスも、もし化学薬品ディスペンサが電源を失っており、そしてそのため洗濯機からのトリガ信号が欠落しているおそれがあるならば、エラー処理を要求する。
【0058】
起こり得るエラー条件および適切な応答は、洗濯機のタイプのみならず、使用される洗濯/ディスペンサ供給機構のタイプの両方に依存する。洗濯/ディスペンサ供給機構の2つのタイプは、ここでは、分類に独立した供給機構および分類に依存する供給機構と称される。
【0059】
分類に独立した供給機構
分類に独立した供給機構を用いるシステムにおいては、各個別の化学薬品供給要求コードは、いつも結果として、その時点での洗濯負荷の洗濯分類コードにかかわらず、分与される特定の化学薬品(あるいは化学薬品の特定の組合せ)の特定の量を得る。これらのタイプのシステムにおいては、洗濯分類コードは、もっぱらデータログの記録に用いられ、分与される化学薬品のタイプまたは量には影響しない。
【0060】
分類に独立した供給システムの化学薬品ディスペンサによって検出され得るエラーは、不確かなデータ記録を結果として生じ、誤った化学薬品または分量が洗濯機に注入される結果とはならず、それによって、そのようなシステムにおけるエラー処理は、単純にエラーを記録し且つ報告することに限定されるが、他の点では全ての化学薬品供給要求を守り続ける。
【0061】
分類に依存する供給機構
分類に依存する供給機構を用いるシステムにおいては、各化学薬品供給要求コードの意味を、洗濯サイクルの開始時に送られる洗濯分類コードにより指されるように、洗濯機における洗濯負荷のタイプに依存させることができる。それ故に、特別な供給要求コードに反応して分与されるべき化学薬品のタイプばかりでなく、分与される化学薬品の量は、洗濯分類コードに応じることができる。例えば、第1番目の供給要求は、通常特定の化学薬品(例えば、ブリーチ(漂白剤))の要求をあらわしているかもしれないが、供給要求コードによってあらわされる化学薬品の量は、洗濯分類コードに依存して変化するかもしれない。他の例においては、第2番目の供給要求コードは、第1のタイプの洗濯負荷(第1番目の洗濯分類コードによってあらわされる)に対する化学薬品を示しているかもしれず、第2番目のタイプの洗濯負荷(第2番目の洗濯分類コードによってあらわされる)に対する第2番目の異なる化学薬品に対する要求を示しているかもしれない。
【0062】
分類に依存する供給機構を用いるシステムにおけるエラーは、化学薬品ディスペンサに受信された最後の洗濯分類コードが、化学薬品供給要求が受信されたときにはもはや有効ではないときに生じる。例えば、N分(例えば5分)を超える期間の停電があったならば、最後に受信した洗濯分類コードは、無効であるとみなさなければならない。何故ならば、サイクル終了コードおよびサイクル開始/IDコードが送られたかもしれず、停電期間中にディスペンサによって失われたかもしれないからである。同様に、もしも、サイクル終了コードが停電の前に受信され、停電の後、サイクル開始/IDコードが受信される前に供給要求が受信されたならば、化学薬品ディスペンサは、停電の間にサイクル開始/IDの送信が失われたとみなさなければならない。これらの状況のいずれにおいても、化学薬品ディスペンサのコントローラは、化学薬品供給要求を排除し、それをエラーであるとの疑いがあるとして、データログ上にログ記録する。
【0063】
一般に、洗濯機に対して、誤った化学薬品を与えるよりも化学薬品を何も与えない方がよい。化学薬品供給要求の排除は、通常は、施設要員に警告し、且つ彼らにエラー状態を除去すべく介入させることを許容させるためのアラーム信号の生成が伴う。
【0064】
それに加えて、どのトリガ信号シーケンスがエラーであるかの決定には、洗濯機のタイプの相違を考慮に入れなければならない。洗濯機の2つの基本的なタイプは、マイクロプロセッサ制御機と、パンチカードまたはドラム制御機である(ここではチャート制御洗濯機と称する)。これら2つのタイプの洗濯機の間の主要な相違は、チャート機では、単一のチャートが、1つ以上のサイクル開始位置を持つことができることである。これは、洗濯機のオペレータにチャート(すなわち、カードまたはドラム)を交換することなく、洗濯機を起動する前に、可能ないくつかの開始点のうちの1つにチャートを位置決めするだけで、異なるタイプの洗濯負荷を洗濯することを可能としている。結果として、化学薬品ディスペンサは、これらの間で、2つまたはそれ以上のサイクル開始/IDコードを洗濯機から受信してよい。これは、マイクロプロセッサ制御洗濯機を用いたシステムではエラー状態であるが、チャート制御洗濯機を用いるシステムではエラー状態ではない。
【0065】
さらに、次のルールが、誤った化学薬品の供給を防止するため、化学薬品ディスペンサにおける制御ソフトウェアによって適用される。
【0066】
洗濯機が、チャート制御洗濯機でない限り、最後に受信した供給要求から、サイクル終了コードの受信なしにサイクル開始/IDコードを受信することは、エラー状態にあることを示している。このエラー状態の生起を低減するために、洗濯サイクルの間毎に洗濯機によって送信される第1番目のコードは、望ましくはサイクル終了コードであり、それにサイクル開始/IDコードが後続するようにする。化学薬品ディスペンサの電源が、N分(例えば5分)以上オフとならない限り、サイクル終了が失わないことを確実にするために、洗濯機は、毎洗濯サイクルがサイクル終了コードで終端され、最初のサイクル終了コードの5分後に他のサイクルエンドコードを後続させるようにプログラムされるべきである。
【0067】
もしも、チャート制御洗濯機が、サイクル開始/IDコードを送り、サイクル終了コードを送らずにゼロまたはそれ以上の供給要求コードを後続させ、それからその他のサイクル開始/IDコードを送ると、化学薬品ディスペンサは新たな洗濯分類コードを無視し、その事象を記録し、そして最初のサイクル開始/IDコードと共に受信した洗濯分類コードに基づいて化学薬品の供給を継続する。
【0068】
もしも、マイクロプロセッサ制御洗濯機が、サイクル開始/IDコードを送り、サイクル終了コードを送らずにゼロまたはそれ以上の供給要求コードを後続させ、それからその他のサイクル開始/IDコードを送ると、化学薬品ディスペンサは、新たな洗濯コード分類を受入れ、その事象を記録し、そして最後に受信したサイクル開始/IDコードにおける新たな洗濯分類コードに基づいて、それに続く供給要求を処理する。
【0069】
用いられる洗濯機のタイプにかかわらず、分類に依存する供給機構を用いるシステムにおいては、もしもサイクル終了コードが、化学薬品供給要求コードにより後続され、それらの間にサイクル開始/IDコードが送られないと、化学薬品供給要求は排除され、記録され、洗濯室の要員に警告するためにアラーム信号がオンに切り換えられる。それに続く全ての化学薬品供給要求は、サイクル開始/IDコードが受信されるまで排除される。
【0070】
さらにまた、分類に依存する供給機構を用いるシステムにおいては、化学薬品ディスペンサのコントローラが、N分(例えば5分)を超える停電を経験するときはいつも、化学薬品ディスペンサが、サイクル終了および新たなサイクル開始/IDコードを欠落したことを意味する。したがって、N分を超える停電後に、化学薬品ディスペンサによって受信される全ての化学薬品供給要求は、サイクル開始/IDコードが受信されるまで排除される。化学薬品供給要求は、記録され、且つ洗濯室の要員に警告するためにアラーム信号がオンに切り換えられる。N分未満の停電は、無視される。
【0071】
トリガ信号取扱い手続き
図3および図4は、トリガ信号取扱い手続き120の好ましい実施形態を表現している。各トリガ信号の組合せが、化学薬品ディスペンサによって一旦受信されると、手続き120が実行される。該手続きは、少なくともDT1秒(例えば5秒)間、何もトリガ信号が受信されなかった後に、トリガ信号が受信されると何時でも実行を開始する。該手続きは、それから、DT1秒の間トリガ信号が何も受信されなくなるまで、トリガ信号を蓄積する(ステップ200)。該手続きは、そのときの信号蓄積時間期間の間に受信された全てのトリガ信号の記録を保持することにより、トリガ信号を「蓄積」する。
【0072】
単純トリガ蓄積を用いる実施形態においては、該手続きは、受信された信号の経過を保持するが、それらが受信された順序は保持しない。これは典型的には、蓄積時間の開始に先立って、可能性のあるトリガ信号のセットをあらわす一組のフラグをクリアし、それから、該蓄積時間期間の間に受信される各トリガ信号に対応するフラグをセットすることにより達成される。
【0073】
時間順序付けられたトリガ信号蓄積を用いる実施形態においては、該手続きは、受信された信号の経過を保持するとともに、それらが受信された順序を保持する。これは典型的には、蓄積時間の開始に先立って、トリガ信号値のベクトルをクリアし、それから、該蓄積時間期間の間に受信される各トリガ信号についてのベクトルの連続する位置におけるトリガ信号値を格納することにより達成される。
【0074】
次に、蓄積されたトリガ信号は、蓄積されたトリガ信号を、トリガ信号検索表において検索することにより、「コード値」にマップされる(ステップ202)。該コード値は、開始フラグ、終了フラグ、検索エラーフラグ、および数値ID値を含む、いくつかの構成要素を含むことができる。開始フラグは、蓄積トリガ信号が、開始サイクル/IDコードをあらわしている場合にのみセットされる。終了フラグは、蓄積トリガ信号が、終了サイクルコードをあらわしている場合にのみセットされる。検索エラーフラグは、検索表が、蓄積されたトリガ信号のセットに対応するエントリを含んでいない。最後に、ID値は、もしもあれば、蓄積されたトリガ信号によって表現された、洗濯分類コードまたは化学薬品供給コードに対応する。もしも、蓄積されたトリガ信号が、(例えば、それらが終了サイクルコードを示しているという理由で)、ID値を持っていないならば、ID値はゼロにセットする。逆に、全ての可能性のある蓄積されたトリガ信号のセットは、数値にマップされる。そして、そこでは、いくつかの数値は、開始サイクル/IDコードだけに結合され、その他は、化学薬品供給要求だけに結合され、1つは、終了サイクルコードだけに結合され、その他の1つは、蓄積されたトリガ信号の不適正なセットを表現するために用いられる。
【0075】
もしも、蓄積されたトリガ信号の組合せが、所定の適正なトリガ信号の組合せにマッチしなければ(すなわち、受信されたトリガ信号の組合せが、トリガ組合せ表におけるエントリにマッチしなければ)(ステップ204)、受信されたトリガ信号の組合せは、エラーとしてログに記録され、そして、該洗濯システムのオペレータにエラー状態が発生したことを告知するように、オペレータアラームが有効となる(ステップ206)。
【0076】
もしも、蓄積されたトリガ信号の組合せが、終了サイクルコードを示していれば、その事象はログに記録される(ステップ208)。終了サイクルコードにそれ以外の「動作」を講じないならば、少なくとも1つの終了サイクルコードの受信は、次の洗濯サイクルの始まりを正確に識別するのに大切である。
【0077】
もしも、蓄積されたトリガ信号の組合せが、開始サイクル/IDコードを示していれば、該手続きは、その時点のコードの前に受信された最後のコードが、終了サイクルコードであるかの確認を、最初にチェックする(ステップ210)。もしも、判定が肯定(210でイエス)であれば、その事象は、ログに記録され、そして、その時点の洗濯負荷に対する洗濯負荷タイプが、受信されたトリガ信号の組合せで示される洗濯分類コードにセットされる(ステップ212)。さもなければ、もしもその時点でのコードの前に受信された最後のコードが、終了サイクルコードでなければ(ステップ210でノー)、該手続きの応答は、化学薬品ディスペンサにより受信されるタイプに依存する。もしも洗濯機が、チャート制御機であれば、そのときはその事象はログに記録されるが、洗濯負荷タイプは、変更されずに残される(ステップ214)。上述したように、チャート制御洗濯機においては、当該機に、洗濯サイクルの中間において開始サイクル/IDコードを送ることを可能とし、そしてそれによりそのようなサイクル中間コードが、サイクル中間の開始サイクル/IDコードとして好ましくはログに記録されるが、他の点では化学薬品ディスペンサによって無視される。
【0078】
もしも、その時点でのコードの前に受信された最後のコードが、終了サイクルコードでなく(ステップ210でノー)、洗濯機がマイクロプロセッサ制御機であったならば、そのときは、その事象は「シーケンス外れ」開始サイクル/IDコードとしてログに記録されるが、洗濯負荷タイプは、それにもかかわらず、受信されたトリガ信号の組合せによって示される洗濯分類コードにセットされる(ステップ212)。開始サイクル/IDコードの受信は、ほとんど停電の結果、または何らかの理由により早期の段階で中断された直前の洗濯サイクルの結果である。いずれのケースにおいても、特に、分類に依存する供給機構において、新たな洗濯分類コードを受け取ることが大切である。
【0079】
もしも、蓄積されたトリガ信号の組合せが、供給要求コードを示し、そして分類に依存する供給機構が用いられているなら、手続きは(図4参照)、(A)化学薬品ディスペンサによって最後の開始サイクル/IDコードが受信されてから、N分より大きな停電があったか、あるいは、化学薬品ディスペンサコントローラが、最後に終了サイクルコードを受信してから、開始サイクル/IDコードを受信していないかどうかを、確認チェックする(ステップ220)。もしも、エラー状態が真ならば(220でイエス)、供給要求は排除され、その事象はログに記録され、そして該洗濯システムのオペレータにエラー状態が発生したことを告知するように、オペレータアラームが有効となる(ステップ224)。さらに、もしも、化学薬品ディスペンサのユーザインタフェースが、オペレータが視認することができるディスプレイを有しているならば、適切なオペレータ命令(例えば、その時点での洗濯負荷を再始動する)が表示される。供給要求は、洗濯負荷が未知である分類コードである。
【0080】
もしも、N分よりも長い停電がなく、最後の終了サイクルコードを受信してから該コントローラが開始サイクル/IDコードを受信したら(220でノー)、供給要求は受入れられ、ログに記録される(ステップ226)。それから、該供給要求コードは、当該手続きにより、化学薬品タイプおよび量にマップされる(ステップ228)。分類に依存する供給機構を用いるシステムにおいては、このマッピングは、その時点での洗濯負荷に対する洗濯負荷タイプ(すなわち、洗濯分類コード)に依存する。最後に、トリガ信号取扱い手続きは、化学薬品分与手続きを呼び出し(ステップ230)、そしてそれは、該化学薬品の適切な量を分与するために、必要な大きさの時間だけ、要求された化学薬品に対応する化学薬品供給ポンプ108(図1)を稼働させる。
【0081】
もしも、蓄積されたトリガ信号の組合せが、供給要求コードを示し、そして分類に独立した供給機構が用いられているなら、N分より長い停電があり、あるいはコントローラが、最後に終了サイクルコードを受信してから、開始サイクル/IDコードを受信していない場合でさえも、供給要求が結果として不適切な化学薬品が分与されることがないことを守るので、供給要求が受入れられ、そしてログに記録される(ステップ226)。それから、供給要求コードは、該手続きにより、化学薬品タイプおよび量にマップされる(ステップ228)。分類に独立した供給機構を用いるシステムにおいては、このマッピングは、全ての洗濯負荷タイプについて同様である。最後に、トリガ信号取扱い手続きは、化学薬品分与手続きを呼び出し(ステップ230)、そしてそれは、該化学薬品の適切な量を分与するために必要な大きさの時間だけ、要求された化学薬品に対応する化学薬品供給ポンプ108(図1)を稼働させる。
【0082】
代替的な実施形態
洗濯機が、4個またはそれより少ないトリガ信号を有するが、15を超える洗濯分類コードが必要なシステムのために、本発明の代替的な実施形態を用いることが可能である。この代替的な実施形態においては、トリガ信号は、それらの時間順序に関わって蓄積され、そしてさらに各トリガ信号は、単一のトリガシーケンスの間に、複数回使用することができる。例えば、4つのトリガ信号T4、T3、T2およびT1を有するシステムにおいて、T4は、洗濯サイクルの開始および終了を示すために確保され、開始サイクル/IDコードを示す適正なトリガ信号シーケンスは
T4 T3 T2 T1 T2 T3
T4 T1 T2 T1 T2 T1
等である。個々のトリガ信号を、各開始サイクル/IDコードおよび各供給要求コードにおいて、1回以上使用することを可能とすることにより、洗濯分類コードおよび供給要求コードの数は、事実上無限大になる。この代替的な実施形態においては、トリガパターン表は、1回以上使用する個々のトリガ信号を含む、全ての定義された(適正な)トリガ信号シーケンスを含むように拡張される。他の全ての点で、本発明の動作は変らずに維持される。
【0083】
本発明は、いくつかの詳細な実施形態に関して説明してきたが、記述は発明の説明するものであり、発明の制限を示すものではない。当業者によって、添付した請求項により規定される発明の真の精神および範囲から逸脱しない種々の変形が可能であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プログラム可能な洗濯機およびプログラム可能な化学薬品ディスペンサを有する、洗濯システムのブロック図である。
【図2】 洗濯機コントローラにより生成される典型的な制御およびトリガ信号の時間線図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態において用いられるトリガ信号処理手続きのフローチャートである。
【図4】本発明の好ましい実施形態において用いられるトリガ信号処理手続きのフローチャートである。

Claims (16)

  1. 1組の化学薬品供給源から化学薬品を分与する機構、および化学薬品供給源から分与されるべき化学薬品を要求するために制御システムにトリガ信号を送信する装置と共に用いるための制御システムであって、
    制御システムによって受信されるトリガ信号のシーケンスを蓄積するためのトリガ信号蓄積手段であって、各トリガ信号シーケンスが1個以上の受信されたトリガ信号からなり、各トリガ信号シーケンスの開始前と終了後には、トリガ信号が受信されないトリガ信号がない期間が設けられ、各洗濯サイクルの開始を表すのに用いられている、受信される1つの特別なトリガ信号シーケンスは、各々2個またはそれ以上のトリガ信号を含み、且ついくつかのトリガ信号シーケンスにおける少なくともいくつかのトリガ信号が、同時には受信されない、トリガ信号蓄積手段と、
    制御システムによって受信されたトリガ信号の蓄積されたシーケンスの少なくとも1つのサブセットを、対応する制御コードにマッピングするトリガ信号シーケンスマッピング手段と、
    制御コードに従って化学薬品供給源からの化学薬品の分与を制御する分与制御手段と、
    を具備する制御システム。
  2. トリガ信号シーケンスマッピング手段は、蓄積されたトリガ信号シーケンスの少なくとも第1番目のゼロでないサブセットを、化学薬品供給要求にマップし、各化学薬品供給要求は、化学薬品供給源の対応する1つから一定量の化学薬品を分与するための要求を含み、且つ分与制御手段が、化学薬品供給源からの化学薬品の分与を、化学薬品供給要求に従って制御する請求項1に記載の制御システム。
  3. トリガ信号シーケンスマッピング手段は、蓄積されたトリガ信号シーケンスの第2番目のゼロでないサブセットを、洗濯分類コードにマップし、各洗濯分類コードは、分与される化学薬品を用いて洗濯されるべき洗濯負荷のタイプを識別し、
    トリガ信号を送信する装置は、多くてもT個の個別のトリガ信号を送信することができ、蓄積されたトリガ信号シーケンスがマッピング手段によりマッピングされる洗濯分類コード要求は、少なくともW個の個別の洗濯分類コードを含み、且つWはTよりも大きく、そして
    制御システムは、洗濯分類コードおよび化学薬品供給要求のログを作成するためのデータログ手段を含む請求項2に記載の制御システム。
  4. トリガ信号シーケンスマッピング手段は、少なくとも1つの所定のトリガ信号シーケンスが、第1番目の洗濯負荷タイプに対する第1番目の化学薬品供給要求にマップされ、且つ第2番目の洗濯負荷タイプに対する個別の第2番目の化学薬品供給要求にマップされるように、蓄積されたトリガ信号シーケンスの第1番目のサブセットを、以前に受信し洗濯分類コードにマップされたトリガ信号シーケンスに従って、化学薬品供給要求にマップする請求項3に記載の制御システム。
  5. トリガ信号シーケンスマッピング手段は、少なくとも1つの所定の蓄積されたトリガ信号シーケンスを、洗濯サイクル終了コードにマップし、且つ
    トリガ信号シーケンスマッピング手段は、第2番目のサブセットにおける蓄積されたトリガ信号シーケンスが、洗濯サイクル終了コードにマップされる少なくとも1つの所定の蓄積されたトリガ信号シーケンスのうちの1つによって先行されていないときに、第2番目のサブセットにおける蓄積されたトリガ信号シーケンスを排除するための手段を含む請求項3に記載の制御システム。
  6. 制御システムは、制御システムの停電を検出し、そしてそのような制御システムの停電の持続期間を測定する停電検出手段を含み、且つ
    トリガ信号シーケンスマッピング手段は、(A)停電検出手段が所定の閾値を超える持続期間の停電を検出し、且つ(B)最後に停電検出手段が所定の閾値を超える持続期間の停電を検出してから、第2番目のサブセットのトリガ信号シーケンスが、受信されないときに、前記第1番目のサブセットの蓄積されたトリガ信号シーケンスを排除するための手段を含む請求項3に記載の制御システム。
  7. トリガ信号を送信する装置は、多くてもT個の個別のトリガ信号を送信することができ、蓄積されたトリガ信号シーケンスが、マッピング手段によりマッピングされる化学薬品供給要求は、少なくともR個の個別の化学薬品供給要求を含み、且つRはTよりも大きい請求項2に記載の制御システム。
  8. トリガ信号シーケンスマッピング手段は、蓄積されたトリガ信号シーケンスのゼロでないサブセットを洗濯分類コードにマップし、各洗濯分類コードは、分与される化学薬品を用いて洗濯されるべき洗濯負荷のタイプを識別し、
    トリガ信号を送信する装置は、多くてもT個の個別のトリガ信号を送信することができ、蓄積されたトリガ信号シーケンスが前記マッピング手段によりマッピングされる洗濯分類コード要求は、少なくともW個の個別の洗濯分類コードを含み、且つWはTよりも大きく、そして
    制御システムは、洗濯分類コードおよび化学薬品供給要求のログを作成するためのデータログ手段を含む請求項1に記載の制御システム。
  9. 1組の化学薬品供給源から化学薬品を分与する機構、および化学薬品供給源から分与されるべき化学薬品を要求するために制御システムにトリガ信号を送信する装置と共に用いるための化学薬品分与制御方法であって、
    送信されたトリガ信号のシーケンスを受信し且つ蓄積し、各トリガ信号シーケンスは1個以上のトリガ信号からなり、各トリガ信号シーケンスの開始前と終了後には、トリガ信号が受信されないトリガ信号がない期間が設けられ、各洗濯サイクルの開始を表すのに用いられている、受信される1つの特別なトリガ信号シーケンスは、各々2個またはそれ以上のトリガ信号を含み、且ついくつかのトリガ信号シーケンスにおける少なくともいくつかのトリガ信号は、同時には受信されず、
    制御システムによって受信されたトリガ信号の蓄積されたシーケンスの少なくとも1つのサブセットを、対応する制御コードにマッピングし、そして
    制御コードに従って化学薬品供給源からの化学薬品の分与を制御する制御方法。
  10. マッピングステップは、蓄積されたトリガ信号シーケンスの少なくとも第1番目のゼロでないサブセットを、化学薬品供給要求にマップし、各化学薬品供給要求は、化学薬品供給源の対応する1つから一定量の化学薬品を分与するための要求を含み、そして
    化学薬品供給源からの化学薬品の分与を、化学薬品供給要求に従って制御する請求項9に記載の制御方法。
  11. マッピングステップは、蓄積されたトリガ信号シーケンスの第2番目のゼロでないサブセットを、洗濯分類コードにマップし、各洗濯分類コードは、分与される化学薬品を用いて洗濯されるべき洗濯負荷のタイプを識別し、
    トリガ信号を送信する装置は、多くてもT個の個別のトリガ信号を送信することができ、蓄積されたトリガ信号シーケンスがマッピングされる洗濯分類コード要求は、少なくともW個の個別の洗濯分類コードを含み、且つWはTよりも大きく、そして
    方法は、洗濯分類コードおよび薬品供給要求のログを作成することを含む請求項10に記載の制御方法。
  12. マッピングステップは、少なくとも1つの所定のトリガ信号シーケンスが、第1番目の洗濯負荷タイプに対する第1番目の化学薬品供給要求にマップされ、且つ第2番目の洗濯負荷タイプに対する個別の第2番目の化学薬品供給要求にマップされるように、蓄積されたトリガ信号シーケンスの第1番目のサブセットを、以前に受信し洗濯分類コードにマップされたトリガ信号シーケンスに従って、化学薬品供給要求にマップする請求項11に記載の制御方法。
  13. マッピングステップは、少なくとも1つの所定の蓄積されたトリガ信号シーケンスを、洗濯サイクル終了コードにマップし、且つ
    マッピングステップは、前記第2番目のサブセットにおける該蓄積されたトリガ信号シーケンスが、洗濯サイクル終了コードにマップされる少なくとも1つの所定の蓄積されたトリガ信号シーケンスのうちの1つによって先行されていないときに、第2番目のサブセットにおける蓄積されたトリガ信号シーケンスを排除する請求項11に記載の制御方法。
  14. 方法は、制御システムの停電を検出し、そしてそのような制御システムの停電の持続期間を測定することを含み、且つ
    マッピングステップは、(A)所定の閾値を超える持続期間の停電が検出され、且つ(B)最後に所定の閾値を超える持続期間の停電が検出されてから、第2番目のサブセットのトリガ信号シーケンスが、受信されないときに、第1番目のサブセットの蓄積されたトリガ信号シーケンスを排除することを含む請求項11に記載の制御方法。
  15. トリガ信号を送信する装置は、多くてもT個の個別のトリガ信号を送信することができ、蓄積されたトリガ信号シーケンスが、マッピング手段によりマッピングされる化学薬品供給要求は、少なくともR個の個別の化学薬品供給要求を含み、且つRはTよりも大きい請求項10に記載の制御方法。
  16. マッピングステップは、蓄積されたトリガ信号シーケンスのゼロでないサブセットを、洗濯分類コードにマップし、各洗濯分類コードは、分与される化学薬品を用いて洗濯されるべき洗濯負荷のタイプを識別し、
    トリガ信号を送信する装置は、多くてもT個の個別のトリガ信号を送信することができ、蓄積されたトリガ信号シーケンスがマッピングされる洗濯分類コード要求は、少なくともW個の個別の洗濯分類コードを含み、且つWはTよりも大きく、そして
    方法は、洗濯分類コードおよび薬品供給要求のログを作成することを含む請求項9に記載の制御方法。
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