JPH0440757B2 - - Google Patents
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- JPH0440757B2 JPH0440757B2 JP57502824A JP50282482A JPH0440757B2 JP H0440757 B2 JPH0440757 B2 JP H0440757B2 JP 57502824 A JP57502824 A JP 57502824A JP 50282482 A JP50282482 A JP 50282482A JP H0440757 B2 JPH0440757 B2 JP H0440757B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F9/00—Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
- G07F9/02—Devices for alarm or indication, e.g. when empty; Advertising arrangements in coin-freed apparatus
- G07F9/026—Devices for alarm or indication, e.g. when empty; Advertising arrangements in coin-freed apparatus for alarm, monitoring and auditing in vending machines or means for indication, e.g. when empty
Landscapes
- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Description
請求範囲
1 自動販売機の動作状態を監視する装置であつ
て、 自動販売機の動作発生に伴う電流の変化を検出
し監視用信号を生成するため、該自動販売機内の
幾つかの個所に取り付けられる複数の監視用電線
31−36; 該複数の監視用電線上の監視用信号夫々を特定
の時点で論理レベルに変換して、該複数の論理レ
ベルで監視用キヤラクタデータを構成する手段
1; 該自動販売機の動作状態の1つとして該監視用
キヤラクタデータを解釈するためのマスクデータ
をプログラム可能に予め設定する手段9; 該監視用キヤラクタデータを該プログラムされ
たマスクデータと照合して該自動販売機の動作状
態を決定する手段5;及び 自動販売機における該決定された動作状態に係
わる情報を収集する手段とからなる監視装置。 2 請求の範囲第1項に記載の監視装置におい
て、該マスクデータは、自動販売機への硬貨の投
入により商品を供給したという販売事象時に発生
する監視用キヤラクタデータに対応するようプロ
グラムされていることを特徴とする監視装置。 3 請求の範囲第1項に記載の監視装置におい
て、 該監視用電線上の信号は交流信号であることを
特徴とする監視装置。 4 自動販売機の動作発生に伴う電流の変化を検
出し監視用信号を生成するため、該自動販売機内
の幾つかの個所に取り付けられる複数の監視用電
線31−36; 該複数の監視用電線上の監視用信号夫々を特定
の時点で論理レベルに変換して、該複数の論理レ
ベルで監視用キヤラクタデータを構成する手段
1; 該自動販売機の動作状態の1つとして該監視用
キヤラクタデータを解釈するマスクデータをプロ
グラム可能に予め設定する手段9、該監視用キヤ
ラクタデータを該プログラムされたマスクデータ
を照合して該自動販売機の動作状態を決定する手
段5;及び 該決定された動作状態が販売事象であるとき、
自動販売機で取扱われた金額を記録する装置とか
らなる会計装置。 技術分野 本発明は自動販売機会計装置、一層詳しくは、
自動販売機での現金売りその他の事象を監視、記
録する装置に関する。 技術背景 ここ数年で、自動販売機はますます複雑になつ
てきている。今や、いろいろな価格の多種類の商
品がただ1つの自動販売機で供給され得る。硬貨
に加えて銀行預金通帳やクレジツトカードを用い
て或る装置では、買物を売り掛けで行なえるよう
になつている。このような自動販売機の管理を助
けるべく、自動販売機用会計装置が開発され、こ
れは自動販売機内での現金売りその他の事象を電
子的に監視、記録する。しかしながら、古い型の
機械では、その多くがこのような会計装置を持た
ず、また、このような会計装置が存在している場
合でも、自動販売機内で監視する現金売りその他
の事象が特定のものに決められており、融通性が
ない。したがつて、従来の自動販売機では、会計
装置に記録される情報を一時的にも永久的にも変
更することは禁じられている。 発明の開示 本発明の会計装置は、自動販売機内の任意の平
らな金属面にすえ付けることのできる小さいボツ
クス(箱)である。このボツクスからは複数の監
視用電線が延びており、これらの電線は自動販売
機内の監視のために選択された交流信号を搬送す
る電線に取付けるようになつている。この会計装
置は自動販売機を配線し直したり、その他重要な
物理的変更を施したりすることなくすえ付けるこ
とができる。ボツクスはマイクロプロセツサそし
て自動販売機からの監視データ及びマイクロプロ
セツサのプログラミング・データを記憶する記憶
装置とを収容している。記憶された特定のプログ
ラミング・データは、監視のために選択される特
定の交流信号やこれらの信号から求められる特定
の情報によつて異なる。 会計装置は硬貨機構の報告するような現金処理
を監視するほか、商品の販売、自動販売機動作あ
るいは故障、ならびに配達責任者による自動販売
機に対する作業に関する事象の発生、時刻、所要
時間も監視することができる。この会計装置は自
動販売機へのすえ付け時に中央コンピユータによ
つてプログラムされ、別の自動販売機にすえ付け
たり、同じ自動販売機でも異なつた交流信号を監
視したりする場合には、この中央コンピユータに
よつてプログラムし直される。これらの変更のい
ずれを行なうにも自動販売機または会計装置の配
線し直しは不要である。監視データを得るための
会計装置への質問は、自動販売機から会計装置を
外すことなく光学データ伝送リンクを通して行な
える。
て、 自動販売機の動作発生に伴う電流の変化を検出
し監視用信号を生成するため、該自動販売機内の
幾つかの個所に取り付けられる複数の監視用電線
31−36; 該複数の監視用電線上の監視用信号夫々を特定
の時点で論理レベルに変換して、該複数の論理レ
ベルで監視用キヤラクタデータを構成する手段
1; 該自動販売機の動作状態の1つとして該監視用
キヤラクタデータを解釈するためのマスクデータ
をプログラム可能に予め設定する手段9; 該監視用キヤラクタデータを該プログラムされ
たマスクデータと照合して該自動販売機の動作状
態を決定する手段5;及び 自動販売機における該決定された動作状態に係
わる情報を収集する手段とからなる監視装置。 2 請求の範囲第1項に記載の監視装置におい
て、該マスクデータは、自動販売機への硬貨の投
入により商品を供給したという販売事象時に発生
する監視用キヤラクタデータに対応するようプロ
グラムされていることを特徴とする監視装置。 3 請求の範囲第1項に記載の監視装置におい
て、 該監視用電線上の信号は交流信号であることを
特徴とする監視装置。 4 自動販売機の動作発生に伴う電流の変化を検
出し監視用信号を生成するため、該自動販売機内
の幾つかの個所に取り付けられる複数の監視用電
線31−36; 該複数の監視用電線上の監視用信号夫々を特定
の時点で論理レベルに変換して、該複数の論理レ
ベルで監視用キヤラクタデータを構成する手段
1; 該自動販売機の動作状態の1つとして該監視用
キヤラクタデータを解釈するマスクデータをプロ
グラム可能に予め設定する手段9、該監視用キヤ
ラクタデータを該プログラムされたマスクデータ
を照合して該自動販売機の動作状態を決定する手
段5;及び 該決定された動作状態が販売事象であるとき、
自動販売機で取扱われた金額を記録する装置とか
らなる会計装置。 技術分野 本発明は自動販売機会計装置、一層詳しくは、
自動販売機での現金売りその他の事象を監視、記
録する装置に関する。 技術背景 ここ数年で、自動販売機はますます複雑になつ
てきている。今や、いろいろな価格の多種類の商
品がただ1つの自動販売機で供給され得る。硬貨
に加えて銀行預金通帳やクレジツトカードを用い
て或る装置では、買物を売り掛けで行なえるよう
になつている。このような自動販売機の管理を助
けるべく、自動販売機用会計装置が開発され、こ
れは自動販売機内での現金売りその他の事象を電
子的に監視、記録する。しかしながら、古い型の
機械では、その多くがこのような会計装置を持た
ず、また、このような会計装置が存在している場
合でも、自動販売機内で監視する現金売りその他
の事象が特定のものに決められており、融通性が
ない。したがつて、従来の自動販売機では、会計
装置に記録される情報を一時的にも永久的にも変
更することは禁じられている。 発明の開示 本発明の会計装置は、自動販売機内の任意の平
らな金属面にすえ付けることのできる小さいボツ
クス(箱)である。このボツクスからは複数の監
視用電線が延びており、これらの電線は自動販売
機内の監視のために選択された交流信号を搬送す
る電線に取付けるようになつている。この会計装
置は自動販売機を配線し直したり、その他重要な
物理的変更を施したりすることなくすえ付けるこ
とができる。ボツクスはマイクロプロセツサそし
て自動販売機からの監視データ及びマイクロプロ
セツサのプログラミング・データを記憶する記憶
装置とを収容している。記憶された特定のプログ
ラミング・データは、監視のために選択される特
定の交流信号やこれらの信号から求められる特定
の情報によつて異なる。 会計装置は硬貨機構の報告するような現金処理
を監視するほか、商品の販売、自動販売機動作あ
るいは故障、ならびに配達責任者による自動販売
機に対する作業に関する事象の発生、時刻、所要
時間も監視することができる。この会計装置は自
動販売機へのすえ付け時に中央コンピユータによ
つてプログラムされ、別の自動販売機にすえ付け
たり、同じ自動販売機でも異なつた交流信号を監
視したりする場合には、この中央コンピユータに
よつてプログラムし直される。これらの変更のい
ずれを行なうにも自動販売機または会計装置の配
線し直しは不要である。監視データを得るための
会計装置への質問は、自動販売機から会計装置を
外すことなく光学データ伝送リンクを通して行な
える。
本発明は添付図面と一緒に考察することにより
容易に理解できよう。添付図面は次の通りのもの
である。 第1図は本発明の第1の実施例の構成図であ
る。第2図は第1図の実施例の交流検出回路の一
部の回路図である。第3図は第1図の実施例のク
ロツク回路の回路図である。第4図は第1図の実
施例の直流電源および電力制御回路の回路図であ
る。第5図は第1図の実施例の割込み制御回路の
回路図である。第6図は第1図の実施例のマスキ
ング・データのマトリツクスを示す図である。第
7図は第1図の実施例の硬貨入力データのフオー
マツトを示す図である。第8図は第1図の実施例
のデータ記憶構造を示す図である。第9図は本発
明の第2実施例の構成図である。第10図は第9
図の実施例のクレジツト母線インターフエイス回
路の回路図であり、この回路の受ける信号を示し
ている。第11図は第9図の実施例のマスキン
グ・データのマトリツクスを示す図である。 発明を実施するための最良の形態 本発明によるプログラム可能な自動販売機会計
装置27の概略構成が第1図に示してある。 この会計装置27の動作はすべて1基のマイク
ロプロセツサ5によつて制御される。非揮発性ラ
ンダム・アクセス・メモリ(RAM)9と非揮発
性電気的プログラム可能リードオンリーメモリ
(EPROM)11がアドレス・ラツチ7を介して
マイクロプロセツサ5に接続してあり、二方向性
データ母線29でマイクロプロセツサ5と連結す
る。RAM9およびEPROM11はマイクロプロ
セツサをプログラムするデータと自動販売機から
の監視データの両方を記憶する。監視されている
自動販売機内の特定の信号に固有なプログラム・
データとこれらの信号からのデータとはRAM9
に格納される。 監視のために選ばれた交流信号を搬送する自動
販売機内電線には、16本の交流監視用電線31,
33,35,37,39,41,43,45,4
7,49,51,53,55,57,59,61
が接続してある。これらの交流監視用電線は、自
動販売機電線配線に変更を加えることなく、
AMP,Inc.の製造する絶縁材穿刺クリツプ(タ
イプ、第53440番)で選定自動販売機配線に留め
てあるだけである。これら監視用電線の留められ
ている点で、自動販売機の動作の発生に伴う電流
変化を検出し監視用信号を生成する。交流監視用
電線31−61は、各々、交流検出回路1のセク
シヨンに接続してある。このセクシヨンは第2図
に詳しく示してある。交流検出回路1は20から
135ボルトの大きさを持つ監視用電線の交流信号
の存在を検出する。検出回路1の各セクシヨンは
対応した監視用電線に交流信号が存在するか否か
を示す論理レベル出力を発生する。出力レベルが
ゼロであると、それは交流信号の存在を示し、5
ボルトの出力レベルであれば、それは交流信号の
不在を示す。検出回路1のアース基準は一次交流
入力ライン63,65(L1,L2)の中点にある。
このアース基準は交流検出回路がL1またはL2極
性いずれかの交流信号の存在に反応するのを可能
とする。 交流検出回路1の出力は出力ライン67,6
9,71,73,75,77,79,81,8
3,85,87,89,91,93,97に現わ
れ、これらの出力ラインは16対1マルチプレクサ
3に接続してある。このマルチプレクサは、マイ
クロプロセツサからの制御ライン99の信号によ
つて、これらの出力ラインを連続的に走査させら
れる。第3図に示すタイミング制御回路23は
L1一次入力ライン63から方形波信号を発生し、
この信号をライン105を通してマイクロプロセ
ツサ5に与える。この信号はマイクロプロセツサ
に位相・タイミング基準を与え、マイクロプロセ
ツサがマルチプレクサ3を制御できるようにし、
その結果、検出回路1の16の出力のすべてが一次
交流信号の半サイクル毎に走査される。この信号
は、マイクロプロセツサがL1またはL2の正の半
サイクルに対し正しい基準を維持できるようにも
する。 一次交流入力ライン63,65は第4図に示す
直流電源21に115VACを与え、この電源はこれ
も第4図に示す電力制御回路19と関連して作動
し、全論理回路の正規動作のための良く調整され
た+5ボルト直流を発生する。電力制御回路19
はライン107に一次電力の損失が緊迫している
ことを警告する信号を与える。この警告信号は第
5図に示す割込み制御回路15に供給され、この
割込み制御回路はライン109を通してマイクロ
プロセツサ5に信号を与える。割込み制御回路か
らのこの信号を受けたとき、マイクロプロセツサ
5はRAM9への、またそこからのデータ転送を
完了し、すべてのデータ・フアイルの安全を確保
する。バツクアツプ電源17(長寿命非充電式リ
チウム蓄電池)が設けてあり、これは一次電力が
回復されるまで自動的にRAM9にバツクアツプ
電力を供給する。 現金処理データは2電線直列データリンク(会
計デイスプレイ母線またはACD母線と呼ぶ)を
通して得られる。このデータリンクはフオルクロ
フト特許のマースマネーシステムハンクコーポレ
イテツドが最近製造した、たとえば、モデル第
800番や第900番の硬貨機構に組込んである。電線
111,113がこの母線およびこれからデータ
を受け入れるインターフエイス回路25に接続し
てある。第7図に示すデータは販売毎の合計金額
およびキヤツシユボツクスに送られる各硬貨の値
の両方について監視される。 会計装置27はプログラミング・データを受信
し、二方向LED光学インターフエイス13を通
して、あるいはこの光学インターフエイスをバイ
パスし電線119を通して直接に監視データにつ
いて質問される。会計装置27からの出力データ
は直接電線121を通して、あるいはLED光学
インターフエイス13を通して送つてもよい。ラ
イン123は割込み制御回路15を付勢し、プロ
グラミング・データについての質問またはそれの
伝送が完了するまでマイクロプロセツサ5が交流
検出回路を走査するのを止めさせる。 第2図は交流検出回路1の1セクシヨンを示
す。図示したセクシヨンは交流監視用電線31と
出力電線67と関連して作動するものである。交
流検出回路1は会計装置27の16本の交流監視用
電線の交流信号を検出する、第2図に示すものと
同一の回路を16個包含する。第2図に示すよう
に、監視用電線31は260K抵抗器と直列である。
この抵抗器の出力は47K抵抗器を通してアースに
分路され、トランジスタQ1のベースに接続して
ある。トランジスタQ1のエミツタはアースして
あり、そのコレクタは10K抵抗器を通して+5ボ
ルト直流電源に接続してある。ダイオードD1は
監視用電線31に現われる交流信号の負の半サイ
クル中トランジスタのエミツタ・ベース結合部を
保護する。監視用電線に交流信号の不在のとき、
トランジスタQ1は非導通状態にあり、出力ライ
ン67は+5ボルトである。監視用電線31に交
流信号が現われたときには、それはトランジスタ
Q1を飽和させ、出力ライン67の電圧をアース
に駆動する。アース基準はL1,L2の一次交流入
力ラインの中間点にある。したがつて、交流検出
回路1ライン67及び他の出力ライン上のマルチ
プレクサ3への入力データは交流信号の有無を示
す一連の論理レベル・パルスとなる。交流検出回
路1は、20−135ボルトの大きさを有する交流信
号に対して論理レベル出力をもつて応答すること
になる。 第3図はタイミング制御回路23を示す。L1
一次交流入力ラインに接続したライン210が
470K抵抗器を通してトランジスタQ2のベース
に接続してある。ライン201の交流信号は、ト
ランジスタQ2を飽和状態と非導通状態とに切換
え、ライン205に方形波信号を発生させる。ダ
イオードD2は交流信号の負の半サイクル中トラ
ンジスタのエミツタ・ベース結合部を保護する。
方形波信号は0.1μfコンデンサとシユミツト・ト
リガ203によつて整形され、ライン105を通
つてマイクロプロセツサのピンT1に行く。この
信号はマイクロプロセツサ全動作のためのタイミ
ングを与え、マイクロプロセツサ5がマルチプレ
クサ3を制御して16本すべての監視用電線が入力
データについて一次交流入力信号の1半サイクル
である8.3ミリ秒ごとに走査され得るようにする。 第4図は直流電源回路21と電力制御回路19
を示す。電源回路は電線63,65を通して一次
交流入力を受け、これらの電線は過渡現象抑制装
置307と2つの100K抵抗器によつて互いに分
離されている。直流アースはこれら2つの100K
抵抗器の間に接続してある。一次交流電圧は変圧
器309によつて減圧され、全波ブリツジ整流器
301によつて整流される。22μfフイルタ・コン
デンサおよびレギユレータ303は+5ボルト直
流出力を発生する。470オーム抵抗器315と直
列のLED311は「電力オン」表示を行なう。
2200μfコンデンサが設けてあつて、交流電力事故
があつた場合、電源21が充分な時間にわたつて
直流電力を与え、マイクロプロセツサ5がデータ
の紛失を防ぐに必要な仕事を完了できるようにす
る。ツエナダイオード305は10K抵抗器を電流
が流れてトランジスタQ3のエミツタ・ベース接
合部に正電圧を与え得るようにしている。この電
圧はこのトランジスタのコレクタに接続した1K
抵抗器を通して電流を流れさせる。ツエナダイオ
ード305は交流電力事故を検出すると、直ちに
導通状態を解き、トランジスタQ3を不作動にす
る。+5ボルトの信号がライン107に現われる。
このラインは割込み制御回路15に接続してあ
る。この回路はマイクロプロセツサ5に信号を与
え、データを確保すると共に一次電力の損失に備
える。 第5図は割込み制御回路15を示す。電力低下
警告ライン107の信号は一次交流電力の中断後
ただちに+5ボルトになる。この信号はトランジ
スタQ4を飽和させ、NORゲート405の両入
力をアースさせ、ライン407に現われるその出
力を+5ボルトまで高める。この出力はマイクロ
プロセツサ5のP1−2ピンおよびNORゲート4
03の入力部の1つに送られる。プログラミン
グ・データあるいは質問データをマイクロプロセ
ツサ5が現在受け取つていないならば、ライン4
09上のNORゲート403の第2入力部がアー
スとつながつており、したがつて、ライン407
の+5ボルト信号がNORゲート403の出力部
をアース電位にさせる。NORゲート403から
のこの出力はマイクロプロセツサ5の割込み
(INT)ピンに行き、マイクロプロセツサに交流
検出回路1の出力部の走査を止めさせ、一次交流
電力の中断に備える。 電線411に入つてきたプログラミング・デー
タあるいは質問データを初期受信は、この電線の
信号をアース電位にさせる。インバータ401が
この信号を反転させ、それを2K抵抗器を並列の
ダイオードD3を横切つてライン409を通して
NORゲート403の1つの入力部に与え、この
NORゲートの出力をアース電位にする。この
NORゲートからの出力はマイクロプロセツサ5
に交流監視用電線の走査を中止させ、プログラミ
ングまたは質問の命令を受け取らせる。 一次交流電力が回復すると、トランジスタQ4
は非導通状態にもどり、マイクロプロセツサのリ
セツト(RST)ピンのところに+5ボルトが現
われる。ライン411になんらデータが入つてき
ていない場合には、マイクロプロセツサはマルチ
プレクサ3をして交流検出回路1の出力の走査を
開始させる。リセツト・ライン413上の信号は
走査を再開始させた後にプログラミングと質問命
令の受領、実行を行なわせる。 会計装置27はそれをすえ付けようとしている
特定の自動販売機について、また、監視のために
選ばれたこの自動販売機内の特定の交流信号につ
いて中央コンピユータによつて特別にプログラム
される。会計装置のプログラミングはRAM9に
一連の16バイト(それぞれ8ビツト)のプログラ
ミング・データを格納することによつて達成され
る。これら16バイトのプログラミング・データ
(「マスク・バイト」と呼ぶ)は、16本の交流監視
用電線に現われたデータの解釈、処理を行なうよ
うにマイクロプロセツサ5を手びきする。通し番
号および機密保持コード(各々6つの16進文字か
らなる)もRAM9に格納されている。通し番号
は会計装置からの、データのソースを識別するた
めの全メツセージの一部である。機密保持コード
は各質問リクエストに先行している。マイクロプ
ロセツサ5は伝送されてき機密保持コードを
RAM9に格納されたコードと比較し、2つのコ
ードが合致したならば、質問事項(プロトコー
ル)が引続いて実行されることを許容する。コー
ドが合致しないときには、マイクロプロセツサ5
は一分間だけ質問リクエストのすべてを拒絶す
る。この拒絶動作は、ありそうな機密保持コード
全てを含む一連のメツセージによつて機密保持コ
ードを決定しようとするいかなる努力をも実行不
可能にする。 会計装置27は、(1)硬貨の投入により商品を供
給したことに対応する事象(「販売事象」)をカウ
ントすること、(2)販売機内の例えば冷蔵庫のコン
プレツサの作動のような商品供給と時機の合わな
い事象(「被カウント事象」)をカウントするこ
と、(3)カツプが売り切れた日時などのような或る
事象が惹起した日時(「時間事象」)を記録するこ
と、(4)ドア開放の日時、持続時間などの或る事象
が起きた日時およびその事象が持続した時間
(「時刻・持続時間事象」)を記録することについ
てプログラムし得る。さらに、この会計装置27
をマースマネーシステムインクコーポレイテツド
が最近製作した硬貨機構を含む自動販売機にすえ
付けたとき、会計装置は販売毎の合計金額と、キ
ヤツシユボツクスに送られる各硬貨の値の両方を
記録するようにプログラムできる。先に列記した
4つのカテゴリのいずれかに入る事象について最
高16の交流信号(ACD母線を通る硬貨処理信号
を除く)を監視することができる。 マスク・バイトは監視のために選択された各交
流信号の特定の特性および各信号から検索される
特定のデータについてマイクロプロセツサをプロ
グラムする。第6図の上部の表はマスキング・デ
ータのマトリツクスを示しており、各縦列は1つ
の交流監視用電線に現われたデータを解釈するた
めのマスク・バイトを表わしている。各マスク・
バイトは監視電線に現われたデータに関し以下の
8つの質問に答える。 (1) 監視している信号が販売事象であれば、その
信号は自動販売機からの実際に商品を販売しよ
うとしていることを示すベンド・イン・プログ
レス信号(「VIP」信号)の前に発生か?「1」
はイエスを意味し、「0」はノーを意味する。 (2) 監視している信号が販売事象であれば、この
信号はVIP信号の後に発生か?「1」はイエス
を意味し、「0」はノーを意味する。 (3) 監視用電線は被カウント事象を監視している
か?「1」であればイエス、「0」であればノ
ーである。 (4) 監視用電線は時間事象を監視しているか?
「1」はイエス、「0」はノーである。 (5) 監視されている信号は一次交流信号のL1ま
たはL2の正半サイクルのどれに基準を置いて
いるか?「1」は基準がL1に置かれているこ
とを意味し、「0」は基準がL2に基準を置いて
いることを意味している。 (6) 監視されている信号の持続時間は短い(48ミ
リ秒より小さい)か、長い(48ミリ秒より大き
い)か?「1」は持続時間が短いことを、「0」
は持続時間が長いことを意味する。 (7) 監視されている信号は通常存在するか、通常
不在であるか?「1」はこの信号が通常不在で
あることを、「0」はこの信号が通常存在する
ことを意味する。 (8) 監視用電線が監視しているのは時刻・持続時
間事象か?「1」はイエスと「0」はノーを意
味している。 監視されている交流信号のいずれかが販売事象
であれば、第1の監視用電線(第6図で監視用電
線31)が自動販売機からのVIP信号に接続しな
ければならない。この信号は、販売が行なわれる
ときにいつでもオープン回路となる。この監視用
電線上の信号を規定するバイトに関してVIPビツ
トは両方とも「0」であり、被カウント事象ビツ
トは「1」である。販売事象について監視されて
いる交流信号は第2監視用電線で始まる後続の監
視用電線に割当てなければならない。これらの電
線(第6図で監視用電線33,35,37,3
9,41,43)上の信号を定めるバイトについ
て「VIP以前」あるいは「VIP以後」のビツトは
「1」でなければならない。被カウント事象につ
いて監視を受けている交流信号は販売事象を監視
している最後の電線の直後の最初の電線で始まる
後続の監視用電線に割当てなければならない。第
6図の電線はいずれも被カウント事象を監視して
いない。時間事象について監視を受けている交流
信号は被カウント事象を監視した最後の電線の直
後の最初の電線で始まる後続の監視用電線に割当
てなければならない。第6図の監視用電線45,
47,49,51,53,55は時間事象を監視
するのに割当てられる。時刻・持続時間事象につ
いて監視を受けている交流信号は最初の3つのカ
テゴリのうちの或る事象を監視していた最後の電
線の直後の最初の電線で始まる後続の監視用電線
に割当てなければならない。第6図の監視用電線
57は時刻・持続時間事象を関し監視するのに割
当てられる。或る監視用電線上の信号を定めるマ
スク・バイトの第1、第2、第3、第4、第8の
ビツトがすべて「0」、すなわち、監視を受けて
いる事象が販売、被カウント、時間、時刻・持続
時間のカテゴリのいずれでもない場合には、電線
(第6図の監視用電線59,61)は用いられな
い。これら使用されない電線は使用される電線の
すべての後になければならない。1本より多い監
視用電線を同じ信号に割当てることができる。こ
れは、たとえば、その信号によつて定められる事
象が時間と被カウントの両方である場合である。 マスキング・データのマトリツクスは、第6図
の下部の表に示すような一連の32の16進文字とし
て線形に配置してある。各文字は、一番上の横列
から一番下の横列迄連続的に各横列を右から左に
横切つて進むマスク・マトリツクスの4つの連続
ビツトを表わしている。この線形のフオーマツト
は会計装置27のRAM9に連続的にマスキン
グ・データをプログラムするのに用いられる。 マルチプレクサ3は、一次交流信号の半サイク
ル毎に一度、交流検出回路1の出力をすべて走査
する。各半サイクルの走査毎に、マイクロプロセ
ツサ5は各マスク・バイトのL1,L2ビツトを基
準にし、この半サイクルを基準とする信号からの
み処理用のデータを選定する。不在/存在ビツト
は、「付勢」状態(通常の状態と反対の状態)に
あるこれらの入力信号からのみ処理用の信号を選
定するのに用いられる。一次交流信号の各全サイ
クルの後に、マイクロプロセツサ5は2つのバイ
ト(16ビツト)の「サンプル・ワード」を発生
し、このサンプルワードにおいて、「1」は信号
が基準を置く半サイクル中に付勢された信号の検
出を示す。各「1」について、マイクロプロセツ
サはその信号を規定しているマスク・バイトの
長/短ビツトを参照する。このビツトが「0」
(長い持続時間)であれば、サンプル・ワードは
「ロング・スタツク」として登録される。 ロング・スタツクは一次交流信号の3回のサイ
クルよりも長く(48ミリ秒)続く交流事象を検出
するのに用いられる。このスタツクは3つの連続
するサンプル・ワードを含む。同じビツトが3つ
全部のサンプルで「1」であれば、「1」は長い
「状態ワード」のビツトとしてセツトされ、この
ビツトで表わされる事象の検出を示す。同様に、
このビツトが「0」である3つの連続サンプル
は、この監視事象を検出していないことを表示す
る。状態ワードのこのビツトを「0」にセツトさ
せる。 シヨート・スタツクは一次交流信号の3サイク
ルより短い期間だけ続く交流事象を検出するのに
用いられる。このスタツクは電流サンプル・ワー
ドを含み、この電流サンプル・ワードのいずれか
のビツトに変化がある場合には先行のサンプル・
ワードを含む。電流サンプルのビツトが「1」で
あり、先行サンプルの同じビツトが「0」であれ
ば、そのビツトについての「状態フラグ」がセツ
トされてそのビツトの表わす事象の検出を示す。
この状態フラグは、電流サンプルのこのビツトが
「0」であり、先行サンプルの同じビツトが「1」
であるときリセツトされる。 監視している事象の確認の後、マイクロプロセ
ツサ5は活性信号のマスク・バイトを質問して事
象のタイプ、すなわち、販売、被カウント、時
間、時刻、持続時間であるかどうかを決定する。
これが販売事象であれば、VIP信号についての関
係を質問する。この事象が販売あるいは被カウン
ト・カテゴリのものであれば、マイクロプロセツ
サ5はその事象についてのカウンターを1つ進
め、新しいカウントがRAM9に格納される。事
象が時間であれば、マイクロプロセツサはこの事
象がRAM9のデータ・フアイルで生じた時刻を
記憶する。マイクロプロセツサは経過時間を常時
保持しているようにプログラムされている。事象
が時刻・持続時間カテゴリのものであれば、マイ
クロプロセツサはこの事象の日時および持続時間
をRAM9に記憶させる。持続時間はマイクロプ
ロセツサの内部タイマを用いて決定され、このタ
イマは事象の開始、終了のそれぞれで付勢、消勢
される。 第7図は硬貨機構からのACD母線を通る入力
データのフオーマツトを示す。各メツセージは非
同期式に1200ボーで伝送される6つの文字を含
む。各文字はスタート・ビツト、8個のデータ・
ビツト及びストツプ・ビツトからなる。これらの
文字は3つの同一の対にグループ化され、各対は
メツセージの識別のためのアドレス文字とそれに
続く価値文字とからなる。この対は3回伝送され
て冗長度検査を行ない、雑音によるデータ誤差を
防ぐ。ACD母線の信号は通常+5ボルト(論理
「1」)であり、スタート・ビツトで0ボルトに低
下する。各文字についてのストツプ・ビツトは少
なくとも1ビツト期間の間+5ボルトに留る。ア
ドレス01,03は、それぞれ、コイン・ツー・キヤ
ツシユボツクス・メツセージとベンデツト・キヤ
ツシユ・メツセージを示す。マイクロプロセツサ
5はACD母線に現われる他のメツセージをすべ
て無視する。価値文字は1から255の範囲にあり、
各単位は5セントを表わしている。 監視データは、記憶、表示または中央局への通
信のために収集される。 RAM9での監視データの記憶は第8図に示す
ように4つの記憶フイールドに分けて行なわれ
る。これらのフイールドは、1)固定フイール
ド、2)被カウント・販売事象フイールド、3)
時間事象フイールド、4)時刻・持続時間事象フ
イールドからなる。各フイールドのデータ・フア
イルは自動販売機動作の監視が進行するにつれて
連続的に更新される。 会計装置27がACD母線を監視する場合、固
定フイールドの記憶形態は32の16進文字を包含す
る。会計装置27がACD母線を監視しない場合
には、このデータの記憶は配分された12の文字は
更新されない。固定フイールドは次の表に示すよ
うに組織化され、定義される。
容易に理解できよう。添付図面は次の通りのもの
である。 第1図は本発明の第1の実施例の構成図であ
る。第2図は第1図の実施例の交流検出回路の一
部の回路図である。第3図は第1図の実施例のク
ロツク回路の回路図である。第4図は第1図の実
施例の直流電源および電力制御回路の回路図であ
る。第5図は第1図の実施例の割込み制御回路の
回路図である。第6図は第1図の実施例のマスキ
ング・データのマトリツクスを示す図である。第
7図は第1図の実施例の硬貨入力データのフオー
マツトを示す図である。第8図は第1図の実施例
のデータ記憶構造を示す図である。第9図は本発
明の第2実施例の構成図である。第10図は第9
図の実施例のクレジツト母線インターフエイス回
路の回路図であり、この回路の受ける信号を示し
ている。第11図は第9図の実施例のマスキン
グ・データのマトリツクスを示す図である。 発明を実施するための最良の形態 本発明によるプログラム可能な自動販売機会計
装置27の概略構成が第1図に示してある。 この会計装置27の動作はすべて1基のマイク
ロプロセツサ5によつて制御される。非揮発性ラ
ンダム・アクセス・メモリ(RAM)9と非揮発
性電気的プログラム可能リードオンリーメモリ
(EPROM)11がアドレス・ラツチ7を介して
マイクロプロセツサ5に接続してあり、二方向性
データ母線29でマイクロプロセツサ5と連結す
る。RAM9およびEPROM11はマイクロプロ
セツサをプログラムするデータと自動販売機から
の監視データの両方を記憶する。監視されている
自動販売機内の特定の信号に固有なプログラム・
データとこれらの信号からのデータとはRAM9
に格納される。 監視のために選ばれた交流信号を搬送する自動
販売機内電線には、16本の交流監視用電線31,
33,35,37,39,41,43,45,4
7,49,51,53,55,57,59,61
が接続してある。これらの交流監視用電線は、自
動販売機電線配線に変更を加えることなく、
AMP,Inc.の製造する絶縁材穿刺クリツプ(タ
イプ、第53440番)で選定自動販売機配線に留め
てあるだけである。これら監視用電線の留められ
ている点で、自動販売機の動作の発生に伴う電流
変化を検出し監視用信号を生成する。交流監視用
電線31−61は、各々、交流検出回路1のセク
シヨンに接続してある。このセクシヨンは第2図
に詳しく示してある。交流検出回路1は20から
135ボルトの大きさを持つ監視用電線の交流信号
の存在を検出する。検出回路1の各セクシヨンは
対応した監視用電線に交流信号が存在するか否か
を示す論理レベル出力を発生する。出力レベルが
ゼロであると、それは交流信号の存在を示し、5
ボルトの出力レベルであれば、それは交流信号の
不在を示す。検出回路1のアース基準は一次交流
入力ライン63,65(L1,L2)の中点にある。
このアース基準は交流検出回路がL1またはL2極
性いずれかの交流信号の存在に反応するのを可能
とする。 交流検出回路1の出力は出力ライン67,6
9,71,73,75,77,79,81,8
3,85,87,89,91,93,97に現わ
れ、これらの出力ラインは16対1マルチプレクサ
3に接続してある。このマルチプレクサは、マイ
クロプロセツサからの制御ライン99の信号によ
つて、これらの出力ラインを連続的に走査させら
れる。第3図に示すタイミング制御回路23は
L1一次入力ライン63から方形波信号を発生し、
この信号をライン105を通してマイクロプロセ
ツサ5に与える。この信号はマイクロプロセツサ
に位相・タイミング基準を与え、マイクロプロセ
ツサがマルチプレクサ3を制御できるようにし、
その結果、検出回路1の16の出力のすべてが一次
交流信号の半サイクル毎に走査される。この信号
は、マイクロプロセツサがL1またはL2の正の半
サイクルに対し正しい基準を維持できるようにも
する。 一次交流入力ライン63,65は第4図に示す
直流電源21に115VACを与え、この電源はこれ
も第4図に示す電力制御回路19と関連して作動
し、全論理回路の正規動作のための良く調整され
た+5ボルト直流を発生する。電力制御回路19
はライン107に一次電力の損失が緊迫している
ことを警告する信号を与える。この警告信号は第
5図に示す割込み制御回路15に供給され、この
割込み制御回路はライン109を通してマイクロ
プロセツサ5に信号を与える。割込み制御回路か
らのこの信号を受けたとき、マイクロプロセツサ
5はRAM9への、またそこからのデータ転送を
完了し、すべてのデータ・フアイルの安全を確保
する。バツクアツプ電源17(長寿命非充電式リ
チウム蓄電池)が設けてあり、これは一次電力が
回復されるまで自動的にRAM9にバツクアツプ
電力を供給する。 現金処理データは2電線直列データリンク(会
計デイスプレイ母線またはACD母線と呼ぶ)を
通して得られる。このデータリンクはフオルクロ
フト特許のマースマネーシステムハンクコーポレ
イテツドが最近製造した、たとえば、モデル第
800番や第900番の硬貨機構に組込んである。電線
111,113がこの母線およびこれからデータ
を受け入れるインターフエイス回路25に接続し
てある。第7図に示すデータは販売毎の合計金額
およびキヤツシユボツクスに送られる各硬貨の値
の両方について監視される。 会計装置27はプログラミング・データを受信
し、二方向LED光学インターフエイス13を通
して、あるいはこの光学インターフエイスをバイ
パスし電線119を通して直接に監視データにつ
いて質問される。会計装置27からの出力データ
は直接電線121を通して、あるいはLED光学
インターフエイス13を通して送つてもよい。ラ
イン123は割込み制御回路15を付勢し、プロ
グラミング・データについての質問またはそれの
伝送が完了するまでマイクロプロセツサ5が交流
検出回路を走査するのを止めさせる。 第2図は交流検出回路1の1セクシヨンを示
す。図示したセクシヨンは交流監視用電線31と
出力電線67と関連して作動するものである。交
流検出回路1は会計装置27の16本の交流監視用
電線の交流信号を検出する、第2図に示すものと
同一の回路を16個包含する。第2図に示すよう
に、監視用電線31は260K抵抗器と直列である。
この抵抗器の出力は47K抵抗器を通してアースに
分路され、トランジスタQ1のベースに接続して
ある。トランジスタQ1のエミツタはアースして
あり、そのコレクタは10K抵抗器を通して+5ボ
ルト直流電源に接続してある。ダイオードD1は
監視用電線31に現われる交流信号の負の半サイ
クル中トランジスタのエミツタ・ベース結合部を
保護する。監視用電線に交流信号の不在のとき、
トランジスタQ1は非導通状態にあり、出力ライ
ン67は+5ボルトである。監視用電線31に交
流信号が現われたときには、それはトランジスタ
Q1を飽和させ、出力ライン67の電圧をアース
に駆動する。アース基準はL1,L2の一次交流入
力ラインの中間点にある。したがつて、交流検出
回路1ライン67及び他の出力ライン上のマルチ
プレクサ3への入力データは交流信号の有無を示
す一連の論理レベル・パルスとなる。交流検出回
路1は、20−135ボルトの大きさを有する交流信
号に対して論理レベル出力をもつて応答すること
になる。 第3図はタイミング制御回路23を示す。L1
一次交流入力ラインに接続したライン210が
470K抵抗器を通してトランジスタQ2のベース
に接続してある。ライン201の交流信号は、ト
ランジスタQ2を飽和状態と非導通状態とに切換
え、ライン205に方形波信号を発生させる。ダ
イオードD2は交流信号の負の半サイクル中トラ
ンジスタのエミツタ・ベース結合部を保護する。
方形波信号は0.1μfコンデンサとシユミツト・ト
リガ203によつて整形され、ライン105を通
つてマイクロプロセツサのピンT1に行く。この
信号はマイクロプロセツサ全動作のためのタイミ
ングを与え、マイクロプロセツサ5がマルチプレ
クサ3を制御して16本すべての監視用電線が入力
データについて一次交流入力信号の1半サイクル
である8.3ミリ秒ごとに走査され得るようにする。 第4図は直流電源回路21と電力制御回路19
を示す。電源回路は電線63,65を通して一次
交流入力を受け、これらの電線は過渡現象抑制装
置307と2つの100K抵抗器によつて互いに分
離されている。直流アースはこれら2つの100K
抵抗器の間に接続してある。一次交流電圧は変圧
器309によつて減圧され、全波ブリツジ整流器
301によつて整流される。22μfフイルタ・コン
デンサおよびレギユレータ303は+5ボルト直
流出力を発生する。470オーム抵抗器315と直
列のLED311は「電力オン」表示を行なう。
2200μfコンデンサが設けてあつて、交流電力事故
があつた場合、電源21が充分な時間にわたつて
直流電力を与え、マイクロプロセツサ5がデータ
の紛失を防ぐに必要な仕事を完了できるようにす
る。ツエナダイオード305は10K抵抗器を電流
が流れてトランジスタQ3のエミツタ・ベース接
合部に正電圧を与え得るようにしている。この電
圧はこのトランジスタのコレクタに接続した1K
抵抗器を通して電流を流れさせる。ツエナダイオ
ード305は交流電力事故を検出すると、直ちに
導通状態を解き、トランジスタQ3を不作動にす
る。+5ボルトの信号がライン107に現われる。
このラインは割込み制御回路15に接続してあ
る。この回路はマイクロプロセツサ5に信号を与
え、データを確保すると共に一次電力の損失に備
える。 第5図は割込み制御回路15を示す。電力低下
警告ライン107の信号は一次交流電力の中断後
ただちに+5ボルトになる。この信号はトランジ
スタQ4を飽和させ、NORゲート405の両入
力をアースさせ、ライン407に現われるその出
力を+5ボルトまで高める。この出力はマイクロ
プロセツサ5のP1−2ピンおよびNORゲート4
03の入力部の1つに送られる。プログラミン
グ・データあるいは質問データをマイクロプロセ
ツサ5が現在受け取つていないならば、ライン4
09上のNORゲート403の第2入力部がアー
スとつながつており、したがつて、ライン407
の+5ボルト信号がNORゲート403の出力部
をアース電位にさせる。NORゲート403から
のこの出力はマイクロプロセツサ5の割込み
(INT)ピンに行き、マイクロプロセツサに交流
検出回路1の出力部の走査を止めさせ、一次交流
電力の中断に備える。 電線411に入つてきたプログラミング・デー
タあるいは質問データを初期受信は、この電線の
信号をアース電位にさせる。インバータ401が
この信号を反転させ、それを2K抵抗器を並列の
ダイオードD3を横切つてライン409を通して
NORゲート403の1つの入力部に与え、この
NORゲートの出力をアース電位にする。この
NORゲートからの出力はマイクロプロセツサ5
に交流監視用電線の走査を中止させ、プログラミ
ングまたは質問の命令を受け取らせる。 一次交流電力が回復すると、トランジスタQ4
は非導通状態にもどり、マイクロプロセツサのリ
セツト(RST)ピンのところに+5ボルトが現
われる。ライン411になんらデータが入つてき
ていない場合には、マイクロプロセツサはマルチ
プレクサ3をして交流検出回路1の出力の走査を
開始させる。リセツト・ライン413上の信号は
走査を再開始させた後にプログラミングと質問命
令の受領、実行を行なわせる。 会計装置27はそれをすえ付けようとしている
特定の自動販売機について、また、監視のために
選ばれたこの自動販売機内の特定の交流信号につ
いて中央コンピユータによつて特別にプログラム
される。会計装置のプログラミングはRAM9に
一連の16バイト(それぞれ8ビツト)のプログラ
ミング・データを格納することによつて達成され
る。これら16バイトのプログラミング・データ
(「マスク・バイト」と呼ぶ)は、16本の交流監視
用電線に現われたデータの解釈、処理を行なうよ
うにマイクロプロセツサ5を手びきする。通し番
号および機密保持コード(各々6つの16進文字か
らなる)もRAM9に格納されている。通し番号
は会計装置からの、データのソースを識別するた
めの全メツセージの一部である。機密保持コード
は各質問リクエストに先行している。マイクロプ
ロセツサ5は伝送されてき機密保持コードを
RAM9に格納されたコードと比較し、2つのコ
ードが合致したならば、質問事項(プロトコー
ル)が引続いて実行されることを許容する。コー
ドが合致しないときには、マイクロプロセツサ5
は一分間だけ質問リクエストのすべてを拒絶す
る。この拒絶動作は、ありそうな機密保持コード
全てを含む一連のメツセージによつて機密保持コ
ードを決定しようとするいかなる努力をも実行不
可能にする。 会計装置27は、(1)硬貨の投入により商品を供
給したことに対応する事象(「販売事象」)をカウ
ントすること、(2)販売機内の例えば冷蔵庫のコン
プレツサの作動のような商品供給と時機の合わな
い事象(「被カウント事象」)をカウントするこ
と、(3)カツプが売り切れた日時などのような或る
事象が惹起した日時(「時間事象」)を記録するこ
と、(4)ドア開放の日時、持続時間などの或る事象
が起きた日時およびその事象が持続した時間
(「時刻・持続時間事象」)を記録することについ
てプログラムし得る。さらに、この会計装置27
をマースマネーシステムインクコーポレイテツド
が最近製作した硬貨機構を含む自動販売機にすえ
付けたとき、会計装置は販売毎の合計金額と、キ
ヤツシユボツクスに送られる各硬貨の値の両方を
記録するようにプログラムできる。先に列記した
4つのカテゴリのいずれかに入る事象について最
高16の交流信号(ACD母線を通る硬貨処理信号
を除く)を監視することができる。 マスク・バイトは監視のために選択された各交
流信号の特定の特性および各信号から検索される
特定のデータについてマイクロプロセツサをプロ
グラムする。第6図の上部の表はマスキング・デ
ータのマトリツクスを示しており、各縦列は1つ
の交流監視用電線に現われたデータを解釈するた
めのマスク・バイトを表わしている。各マスク・
バイトは監視電線に現われたデータに関し以下の
8つの質問に答える。 (1) 監視している信号が販売事象であれば、その
信号は自動販売機からの実際に商品を販売しよ
うとしていることを示すベンド・イン・プログ
レス信号(「VIP」信号)の前に発生か?「1」
はイエスを意味し、「0」はノーを意味する。 (2) 監視している信号が販売事象であれば、この
信号はVIP信号の後に発生か?「1」はイエス
を意味し、「0」はノーを意味する。 (3) 監視用電線は被カウント事象を監視している
か?「1」であればイエス、「0」であればノ
ーである。 (4) 監視用電線は時間事象を監視しているか?
「1」はイエス、「0」はノーである。 (5) 監視されている信号は一次交流信号のL1ま
たはL2の正半サイクルのどれに基準を置いて
いるか?「1」は基準がL1に置かれているこ
とを意味し、「0」は基準がL2に基準を置いて
いることを意味している。 (6) 監視されている信号の持続時間は短い(48ミ
リ秒より小さい)か、長い(48ミリ秒より大き
い)か?「1」は持続時間が短いことを、「0」
は持続時間が長いことを意味する。 (7) 監視されている信号は通常存在するか、通常
不在であるか?「1」はこの信号が通常不在で
あることを、「0」はこの信号が通常存在する
ことを意味する。 (8) 監視用電線が監視しているのは時刻・持続時
間事象か?「1」はイエスと「0」はノーを意
味している。 監視されている交流信号のいずれかが販売事象
であれば、第1の監視用電線(第6図で監視用電
線31)が自動販売機からのVIP信号に接続しな
ければならない。この信号は、販売が行なわれる
ときにいつでもオープン回路となる。この監視用
電線上の信号を規定するバイトに関してVIPビツ
トは両方とも「0」であり、被カウント事象ビツ
トは「1」である。販売事象について監視されて
いる交流信号は第2監視用電線で始まる後続の監
視用電線に割当てなければならない。これらの電
線(第6図で監視用電線33,35,37,3
9,41,43)上の信号を定めるバイトについ
て「VIP以前」あるいは「VIP以後」のビツトは
「1」でなければならない。被カウント事象につ
いて監視を受けている交流信号は販売事象を監視
している最後の電線の直後の最初の電線で始まる
後続の監視用電線に割当てなければならない。第
6図の電線はいずれも被カウント事象を監視して
いない。時間事象について監視を受けている交流
信号は被カウント事象を監視した最後の電線の直
後の最初の電線で始まる後続の監視用電線に割当
てなければならない。第6図の監視用電線45,
47,49,51,53,55は時間事象を監視
するのに割当てられる。時刻・持続時間事象につ
いて監視を受けている交流信号は最初の3つのカ
テゴリのうちの或る事象を監視していた最後の電
線の直後の最初の電線で始まる後続の監視用電線
に割当てなければならない。第6図の監視用電線
57は時刻・持続時間事象を関し監視するのに割
当てられる。或る監視用電線上の信号を定めるマ
スク・バイトの第1、第2、第3、第4、第8の
ビツトがすべて「0」、すなわち、監視を受けて
いる事象が販売、被カウント、時間、時刻・持続
時間のカテゴリのいずれでもない場合には、電線
(第6図の監視用電線59,61)は用いられな
い。これら使用されない電線は使用される電線の
すべての後になければならない。1本より多い監
視用電線を同じ信号に割当てることができる。こ
れは、たとえば、その信号によつて定められる事
象が時間と被カウントの両方である場合である。 マスキング・データのマトリツクスは、第6図
の下部の表に示すような一連の32の16進文字とし
て線形に配置してある。各文字は、一番上の横列
から一番下の横列迄連続的に各横列を右から左に
横切つて進むマスク・マトリツクスの4つの連続
ビツトを表わしている。この線形のフオーマツト
は会計装置27のRAM9に連続的にマスキン
グ・データをプログラムするのに用いられる。 マルチプレクサ3は、一次交流信号の半サイク
ル毎に一度、交流検出回路1の出力をすべて走査
する。各半サイクルの走査毎に、マイクロプロセ
ツサ5は各マスク・バイトのL1,L2ビツトを基
準にし、この半サイクルを基準とする信号からの
み処理用のデータを選定する。不在/存在ビツト
は、「付勢」状態(通常の状態と反対の状態)に
あるこれらの入力信号からのみ処理用の信号を選
定するのに用いられる。一次交流信号の各全サイ
クルの後に、マイクロプロセツサ5は2つのバイ
ト(16ビツト)の「サンプル・ワード」を発生
し、このサンプルワードにおいて、「1」は信号
が基準を置く半サイクル中に付勢された信号の検
出を示す。各「1」について、マイクロプロセツ
サはその信号を規定しているマスク・バイトの
長/短ビツトを参照する。このビツトが「0」
(長い持続時間)であれば、サンプル・ワードは
「ロング・スタツク」として登録される。 ロング・スタツクは一次交流信号の3回のサイ
クルよりも長く(48ミリ秒)続く交流事象を検出
するのに用いられる。このスタツクは3つの連続
するサンプル・ワードを含む。同じビツトが3つ
全部のサンプルで「1」であれば、「1」は長い
「状態ワード」のビツトとしてセツトされ、この
ビツトで表わされる事象の検出を示す。同様に、
このビツトが「0」である3つの連続サンプル
は、この監視事象を検出していないことを表示す
る。状態ワードのこのビツトを「0」にセツトさ
せる。 シヨート・スタツクは一次交流信号の3サイク
ルより短い期間だけ続く交流事象を検出するのに
用いられる。このスタツクは電流サンプル・ワー
ドを含み、この電流サンプル・ワードのいずれか
のビツトに変化がある場合には先行のサンプル・
ワードを含む。電流サンプルのビツトが「1」で
あり、先行サンプルの同じビツトが「0」であれ
ば、そのビツトについての「状態フラグ」がセツ
トされてそのビツトの表わす事象の検出を示す。
この状態フラグは、電流サンプルのこのビツトが
「0」であり、先行サンプルの同じビツトが「1」
であるときリセツトされる。 監視している事象の確認の後、マイクロプロセ
ツサ5は活性信号のマスク・バイトを質問して事
象のタイプ、すなわち、販売、被カウント、時
間、時刻、持続時間であるかどうかを決定する。
これが販売事象であれば、VIP信号についての関
係を質問する。この事象が販売あるいは被カウン
ト・カテゴリのものであれば、マイクロプロセツ
サ5はその事象についてのカウンターを1つ進
め、新しいカウントがRAM9に格納される。事
象が時間であれば、マイクロプロセツサはこの事
象がRAM9のデータ・フアイルで生じた時刻を
記憶する。マイクロプロセツサは経過時間を常時
保持しているようにプログラムされている。事象
が時刻・持続時間カテゴリのものであれば、マイ
クロプロセツサはこの事象の日時および持続時間
をRAM9に記憶させる。持続時間はマイクロプ
ロセツサの内部タイマを用いて決定され、このタ
イマは事象の開始、終了のそれぞれで付勢、消勢
される。 第7図は硬貨機構からのACD母線を通る入力
データのフオーマツトを示す。各メツセージは非
同期式に1200ボーで伝送される6つの文字を含
む。各文字はスタート・ビツト、8個のデータ・
ビツト及びストツプ・ビツトからなる。これらの
文字は3つの同一の対にグループ化され、各対は
メツセージの識別のためのアドレス文字とそれに
続く価値文字とからなる。この対は3回伝送され
て冗長度検査を行ない、雑音によるデータ誤差を
防ぐ。ACD母線の信号は通常+5ボルト(論理
「1」)であり、スタート・ビツトで0ボルトに低
下する。各文字についてのストツプ・ビツトは少
なくとも1ビツト期間の間+5ボルトに留る。ア
ドレス01,03は、それぞれ、コイン・ツー・キヤ
ツシユボツクス・メツセージとベンデツト・キヤ
ツシユ・メツセージを示す。マイクロプロセツサ
5はACD母線に現われる他のメツセージをすべ
て無視する。価値文字は1から255の範囲にあり、
各単位は5セントを表わしている。 監視データは、記憶、表示または中央局への通
信のために収集される。 RAM9での監視データの記憶は第8図に示す
ように4つの記憶フイールドに分けて行なわれ
る。これらのフイールドは、1)固定フイール
ド、2)被カウント・販売事象フイールド、3)
時間事象フイールド、4)時刻・持続時間事象フ
イールドからなる。各フイールドのデータ・フア
イルは自動販売機動作の監視が進行するにつれて
連続的に更新される。 会計装置27がACD母線を監視する場合、固
定フイールドの記憶形態は32の16進文字を包含す
る。会計装置27がACD母線を監視しない場合
には、このデータの記憶は配分された12の文字は
更新されない。固定フイールドは次の表に示すよ
うに組織化され、定義される。
【表】
通し番号フアイルは会計装置を識別するように
選定された任意数を記憶する。経過時間フアイル
はマイクロプロセツサ内部のカウンタの状態を示
し、このカウンタは一次電力が会計装置に送られ
ている限り歩進する。このカウンタの状態は連続
的に経過時間を計測するのに用いられる。固定フ
イールドの残りのフアイルは会計装置による自動
販売機の監視の開始から連続的にデータを蓄積す
る。ベンデツドキヤツシユ・フアイル(ACD母
線から得たデータを含む)はすべての商品販売の
合計金額を示す。キヤツシユボツクス・フアイル
(ACD母線から得たデータ)はキヤツシユボツク
スに行く全硬貨の合計金額を示す。販売カウン
ト・フアイルは自動販売機からの全商品の合計販
売数を示す。質問完了、質問拒絶フアイルは、そ
れぞれ、会計装置の質問の全成功回数、全不成功
回数を示す。 RAM9の残りのデータ・フイールドは販売、
被カウント、時間、持続時間事象の回数に応じて
長さを変える。被カウント、販売事象フイールド
の各監視事象に4つの文字が配分されて65,535
カウントまでの記憶を可能としている。このフイ
ールドは会計装置による自動販売機の監視開始か
ら連続的にデータを蓄積する。 時間と時刻・持続時間フイールド両方の各監視
事象に半分された文字は監視事象の最も新しい3
回の発生についてのデータを含む3つのグループ
に分けられている。時間事象フイールドにおける
各グループに4つの文字が配分されて或る事象の
経過時間(最も近い6分間)の記録を可能とす
る。時刻・持続時間事象フイールドには1グルー
プ当り6つの文字が配分され、事象の時刻につい
て4つ、持続時間については2つ文字が配分され
る。この事象の時刻に関して記録された情報は時
間事象フイールドのそれと同じである。持続時間
文字は最も近い6分間までの持続時間を記録し、
25日までの範囲を持つ。1分間続かない事象は記
録しない。 第1図に示す本発明の実施例は次の構成要素で
設計した。 マイクロプロセツサ5 インテル製作部品番号
8748 アドレス・ラツチ7 ナシヨナル セミコンダ
クタ製作部品番号74C373 RAM9 インテル製品部品番号5101L(記憶容
量128×8) EPROM11 インテル製作部品番号2758 マルチプレクサ3 ナシヨナル セミコンダク
タ製作部品番号74C150 本発明によるプログラム可能な会計装置の第2
実施例の構成を第9図に示してある。会計装置5
01はマイクロプロセツサ503によつて制御さ
れる。RAM505およびEPROM507は、会
計装置27のRAM9およびEPROM11と同様
の要領でプログラミング・データおよび監視デー
タを記憶し、アドレス・ラツチ515を通してマ
イクロプロセツサ503に関連して作動する。一
次交流入力ラインL1およびL2は115VACを直流電
源509に与え、この電源は電力制御回路511
と一緒に作動して+5ボルトのシステム電力を発
生する。電力制御回路511からの電力ライン5
13はRAM505に電力を与える。長寿命リチ
ウム蓄電池を包含するバツクアツプ電源514が
電力制御回路511に接続してあり、一次交流電
力が切れた場合でもRAM505への電力ライン
513を能動状態に保つ。光学インターフエイス
回路517、割込み制御回路519、タイミング
制御回路521およびACD母線インターフエイ
ス回路523は、会計装置27の光学インターフ
エイス回路13、割込み制御回路15、タイミン
グ制御回路23およびACD母線インターフエイ
ス回路25をほぼ同じ機能を果す。 交流検出回路525は自動販売機内の選定交流
監視点取付けるようになつている24本の交流監視
電線542−565とマルチプレクサ567に接
続される24本の出力電線とを包含する。各交流監
視電線は、第2図に示す会計装置27についての
セクシヨンとほぼ同様な交流監視回路のセクシヨ
ンに接続してあり、交流信号の有無を示す論理レ
ベル出力(OVまたは+5V)を発生する。 会計装置501はクレジツト母線インターフエ
イス回路527、テスト販売スイツチ529およ
び状態表示器531も含む。クレジツト母線イン
ターフエイス回路527はACD母線を含まない
硬貨機構のクレジツト母線(キヤツシユ・カウン
タとも呼ぶ)に接続してある。クレジツト母線の
信号は各販売の完了毎にその合計金額を決定する
のに用いられる。テスト販売スイツチ529は配
達責任者がデータ・フアイルを更新することなく
商品装填後の機械のテストあるいは保守を行なえ
るようにしている。このスイツチを作動させる毎
に、マイクロプロセツサ503が一分間テスト販
売モードを行なう。この期間、マイクロプロセツ
サはカウンタを更新して行なわれつつあるテスト
販売の全回数を記録する。状態表示器531は
LEDを含み、会計装置501が作動している間
安定点灯し、マイクロプロセツサ503がテスト
販売モードにあるときには点滅する。マイクロプ
ロセツサ503は自由販売の全回数、すなわち、
マイクロプロセツサがテスト販売モードでもない
し、ACD母線インターフエイス523あるいは
クレジツト母線インターフエイス527を経て硬
貨機構から相当する信号を受けてもいないときに
生じる事象を反映するようカウンタを更新する。 第10図はクレジツト母線インターフエイス回
路527とクレジツト母線に現われた信号を示し
ている。この信号は12Vの大きさおよび50ミリ秒
の持続時間を有する一連のパルスからなる。各パ
ルスは5セントに相当する。パルス掛ける5セン
トの合計数は或る完了した販売の合計金額であ
る。 クレジツト母線インターフエイス527は光学
カプラ533を直列の2K抵抗器を含む。ダイオ
ード539はクレジツト母線の信号の負の振幅か
ら光学カプラ533のLEDセクシヨン537を
保護する。クレジツト母線信号の+12ボルト正半
サイクルの間、電流は光学カプラ533のLED
セクシヨン537を通つて流れ、このカプラのフ
オトトランジスタ・セクシヨン535が導通状態
になり、データ・ライン541の電圧がアース電
位となる。クレジツト母線の信号がアース電位に
あるとき、電流はLEDセクシヨン537を通ら
ず、フオトトランジスタ・セクシヨン535が非
導通状態になり、データ・ライン541の電圧が
+5Vとなる。その結果、データ・ライン541
に生じた信号は、マイクロプロセツサ503に通
じる一連のパルスとなり、+5Vとアースとに交互
になり、その各々が5セントの価値を表わす。 第11図に示す会計装置501をプログラムす
るマスク・マトリツクスは会計装置27をプログ
ラムするために用いられたマトリツクスの変形で
ある。各監視用電線に現われる信号を定めるマス
ク・ワードは、時間事象カテゴリがないため8つ
ではなくて7つのビツトを含む。全時間事象につ
いて、その結果が時刻・持続時間事象となるよう
にも持続時間の決定がなされる。会計装置501
についてのマスク・ワードの各ビツトの意味は、
会計装置27のためのマスク・バイトの相当する
ビツトについての意味と同じである。ただし、被
カウント事象ビツトは被カウントと販売事象の両
方を監視するすべての電線について「1」であ
る。会計装置27の場合、監視されを事象が販売
事象であるならば、第1の監視電線(第11図の
監視電線542)が自動販売機からのVIP信号に
接続していなければならなず。両VIPビツトがこ
の監視電線の信号を定めるワードについて「0」
でなければならない。販売事象について監視され
る交流信号は第2の監視電線で始まる後続の監視
電線に割当てなければならず、VIPビツトの1つ
はこれらの電線(第11図の監視用電線543,
544,545,546,547,548,54
9)の信号を定めるワードについて「1」となら
ねばならない。被カウントについて監視される交
流信号は販売事象を監視した最後の電線の直後の
最初の電線で始まる後続の監視電線に割当てなけ
ればならない。これらの電線(第11図の監視用
電線550,551,552)について両VIPビ
ツトとも「0」である。時刻・持続時間事象につ
いて監視される交流信号は被カウント事象を監視
した最後の直後の最初の電線で始まる後続の監視
用電線に割当てなければならない。第11図の監
視用電線553,554,555,556,55
7,558,559,560,561は時刻・持
続時間事象を監視するように割当てられる。不使
用電線(第11図の監視用電線562,563,
564,565)の前に時刻・持続時間事象を監
視した最後の電線がなければならない。不使用電
線については、被カウント事象および時刻・持続
時間事象のビツトは「0」である。 会計装置501についてのマスキング・データ
のマトリツクスは42の一連の16進文字として配置
されており、各文字は一番上の横列から一番下の
横列迄連続的に各横列を横切つて左から右に進む
マスク・マトリツクスの4つの連続ビツトを表わ
す。このストリングの文字は会計装置501の
RAM505に連続的にプログラムされる。 会計装置501のRAM505に監視データを
記憶させるフオーマツトは会計装置27のRAM
9について第8図に示したものと同じであるが、
ただし、次の点で異なる。すなわち、1)固定フ
イールドは32ではなく40の文字を含む。付加的な
8つの文字がテスト販売の全回数を記録するフア
イルと自由販売の全回数を記録するフアイルと自
由販売の全回数を記録するフアイルとに等しく割
当てられる。両フアイルについての範囲は0〜
65,535カウントである。2)時間事象だけがな
い(持続時間の決定も行なわれる)ので、可変長
さのフイールドが2つだけ、すなわち、被カウン
ト・販売事象フイールドと時刻・持続時間事象フ
イードの2つだけである。 第9図に示す本発明の実施例は次のような構成
要素で作られている。 マイクロプロセツサ503 インテル製作部品
番号8035 アドレス・ラツチ515 ナシヨナル セミコ
ンダクタ製作部品番号74C5373 RAM505 2つの同じ256×4CMOS RAM
を用いた。ハリス セミコンダクタ製作部品番号
HM−6461 EPRO507 インテル製作部品番号2716(記
憶要領2K×8) マルチプレクサ567 3つの同一のマルチプ
レクサ・ユニツトを用いて構成(ナシヨナル セ
ミコンダクタ製作74C244番)
選定された任意数を記憶する。経過時間フアイル
はマイクロプロセツサ内部のカウンタの状態を示
し、このカウンタは一次電力が会計装置に送られ
ている限り歩進する。このカウンタの状態は連続
的に経過時間を計測するのに用いられる。固定フ
イールドの残りのフアイルは会計装置による自動
販売機の監視の開始から連続的にデータを蓄積す
る。ベンデツドキヤツシユ・フアイル(ACD母
線から得たデータを含む)はすべての商品販売の
合計金額を示す。キヤツシユボツクス・フアイル
(ACD母線から得たデータ)はキヤツシユボツク
スに行く全硬貨の合計金額を示す。販売カウン
ト・フアイルは自動販売機からの全商品の合計販
売数を示す。質問完了、質問拒絶フアイルは、そ
れぞれ、会計装置の質問の全成功回数、全不成功
回数を示す。 RAM9の残りのデータ・フイールドは販売、
被カウント、時間、持続時間事象の回数に応じて
長さを変える。被カウント、販売事象フイールド
の各監視事象に4つの文字が配分されて65,535
カウントまでの記憶を可能としている。このフイ
ールドは会計装置による自動販売機の監視開始か
ら連続的にデータを蓄積する。 時間と時刻・持続時間フイールド両方の各監視
事象に半分された文字は監視事象の最も新しい3
回の発生についてのデータを含む3つのグループ
に分けられている。時間事象フイールドにおける
各グループに4つの文字が配分されて或る事象の
経過時間(最も近い6分間)の記録を可能とす
る。時刻・持続時間事象フイールドには1グルー
プ当り6つの文字が配分され、事象の時刻につい
て4つ、持続時間については2つ文字が配分され
る。この事象の時刻に関して記録された情報は時
間事象フイールドのそれと同じである。持続時間
文字は最も近い6分間までの持続時間を記録し、
25日までの範囲を持つ。1分間続かない事象は記
録しない。 第1図に示す本発明の実施例は次の構成要素で
設計した。 マイクロプロセツサ5 インテル製作部品番号
8748 アドレス・ラツチ7 ナシヨナル セミコンダ
クタ製作部品番号74C373 RAM9 インテル製品部品番号5101L(記憶容
量128×8) EPROM11 インテル製作部品番号2758 マルチプレクサ3 ナシヨナル セミコンダク
タ製作部品番号74C150 本発明によるプログラム可能な会計装置の第2
実施例の構成を第9図に示してある。会計装置5
01はマイクロプロセツサ503によつて制御さ
れる。RAM505およびEPROM507は、会
計装置27のRAM9およびEPROM11と同様
の要領でプログラミング・データおよび監視デー
タを記憶し、アドレス・ラツチ515を通してマ
イクロプロセツサ503に関連して作動する。一
次交流入力ラインL1およびL2は115VACを直流電
源509に与え、この電源は電力制御回路511
と一緒に作動して+5ボルトのシステム電力を発
生する。電力制御回路511からの電力ライン5
13はRAM505に電力を与える。長寿命リチ
ウム蓄電池を包含するバツクアツプ電源514が
電力制御回路511に接続してあり、一次交流電
力が切れた場合でもRAM505への電力ライン
513を能動状態に保つ。光学インターフエイス
回路517、割込み制御回路519、タイミング
制御回路521およびACD母線インターフエイ
ス回路523は、会計装置27の光学インターフ
エイス回路13、割込み制御回路15、タイミン
グ制御回路23およびACD母線インターフエイ
ス回路25をほぼ同じ機能を果す。 交流検出回路525は自動販売機内の選定交流
監視点取付けるようになつている24本の交流監視
電線542−565とマルチプレクサ567に接
続される24本の出力電線とを包含する。各交流監
視電線は、第2図に示す会計装置27についての
セクシヨンとほぼ同様な交流監視回路のセクシヨ
ンに接続してあり、交流信号の有無を示す論理レ
ベル出力(OVまたは+5V)を発生する。 会計装置501はクレジツト母線インターフエ
イス回路527、テスト販売スイツチ529およ
び状態表示器531も含む。クレジツト母線イン
ターフエイス回路527はACD母線を含まない
硬貨機構のクレジツト母線(キヤツシユ・カウン
タとも呼ぶ)に接続してある。クレジツト母線の
信号は各販売の完了毎にその合計金額を決定する
のに用いられる。テスト販売スイツチ529は配
達責任者がデータ・フアイルを更新することなく
商品装填後の機械のテストあるいは保守を行なえ
るようにしている。このスイツチを作動させる毎
に、マイクロプロセツサ503が一分間テスト販
売モードを行なう。この期間、マイクロプロセツ
サはカウンタを更新して行なわれつつあるテスト
販売の全回数を記録する。状態表示器531は
LEDを含み、会計装置501が作動している間
安定点灯し、マイクロプロセツサ503がテスト
販売モードにあるときには点滅する。マイクロプ
ロセツサ503は自由販売の全回数、すなわち、
マイクロプロセツサがテスト販売モードでもない
し、ACD母線インターフエイス523あるいは
クレジツト母線インターフエイス527を経て硬
貨機構から相当する信号を受けてもいないときに
生じる事象を反映するようカウンタを更新する。 第10図はクレジツト母線インターフエイス回
路527とクレジツト母線に現われた信号を示し
ている。この信号は12Vの大きさおよび50ミリ秒
の持続時間を有する一連のパルスからなる。各パ
ルスは5セントに相当する。パルス掛ける5セン
トの合計数は或る完了した販売の合計金額であ
る。 クレジツト母線インターフエイス527は光学
カプラ533を直列の2K抵抗器を含む。ダイオ
ード539はクレジツト母線の信号の負の振幅か
ら光学カプラ533のLEDセクシヨン537を
保護する。クレジツト母線信号の+12ボルト正半
サイクルの間、電流は光学カプラ533のLED
セクシヨン537を通つて流れ、このカプラのフ
オトトランジスタ・セクシヨン535が導通状態
になり、データ・ライン541の電圧がアース電
位となる。クレジツト母線の信号がアース電位に
あるとき、電流はLEDセクシヨン537を通ら
ず、フオトトランジスタ・セクシヨン535が非
導通状態になり、データ・ライン541の電圧が
+5Vとなる。その結果、データ・ライン541
に生じた信号は、マイクロプロセツサ503に通
じる一連のパルスとなり、+5Vとアースとに交互
になり、その各々が5セントの価値を表わす。 第11図に示す会計装置501をプログラムす
るマスク・マトリツクスは会計装置27をプログ
ラムするために用いられたマトリツクスの変形で
ある。各監視用電線に現われる信号を定めるマス
ク・ワードは、時間事象カテゴリがないため8つ
ではなくて7つのビツトを含む。全時間事象につ
いて、その結果が時刻・持続時間事象となるよう
にも持続時間の決定がなされる。会計装置501
についてのマスク・ワードの各ビツトの意味は、
会計装置27のためのマスク・バイトの相当する
ビツトについての意味と同じである。ただし、被
カウント事象ビツトは被カウントと販売事象の両
方を監視するすべての電線について「1」であ
る。会計装置27の場合、監視されを事象が販売
事象であるならば、第1の監視電線(第11図の
監視電線542)が自動販売機からのVIP信号に
接続していなければならなず。両VIPビツトがこ
の監視電線の信号を定めるワードについて「0」
でなければならない。販売事象について監視され
る交流信号は第2の監視電線で始まる後続の監視
電線に割当てなければならず、VIPビツトの1つ
はこれらの電線(第11図の監視用電線543,
544,545,546,547,548,54
9)の信号を定めるワードについて「1」となら
ねばならない。被カウントについて監視される交
流信号は販売事象を監視した最後の電線の直後の
最初の電線で始まる後続の監視電線に割当てなけ
ればならない。これらの電線(第11図の監視用
電線550,551,552)について両VIPビ
ツトとも「0」である。時刻・持続時間事象につ
いて監視される交流信号は被カウント事象を監視
した最後の直後の最初の電線で始まる後続の監視
用電線に割当てなければならない。第11図の監
視用電線553,554,555,556,55
7,558,559,560,561は時刻・持
続時間事象を監視するように割当てられる。不使
用電線(第11図の監視用電線562,563,
564,565)の前に時刻・持続時間事象を監
視した最後の電線がなければならない。不使用電
線については、被カウント事象および時刻・持続
時間事象のビツトは「0」である。 会計装置501についてのマスキング・データ
のマトリツクスは42の一連の16進文字として配置
されており、各文字は一番上の横列から一番下の
横列迄連続的に各横列を横切つて左から右に進む
マスク・マトリツクスの4つの連続ビツトを表わ
す。このストリングの文字は会計装置501の
RAM505に連続的にプログラムされる。 会計装置501のRAM505に監視データを
記憶させるフオーマツトは会計装置27のRAM
9について第8図に示したものと同じであるが、
ただし、次の点で異なる。すなわち、1)固定フ
イールドは32ではなく40の文字を含む。付加的な
8つの文字がテスト販売の全回数を記録するフア
イルと自由販売の全回数を記録するフアイルと自
由販売の全回数を記録するフアイルとに等しく割
当てられる。両フアイルについての範囲は0〜
65,535カウントである。2)時間事象だけがな
い(持続時間の決定も行なわれる)ので、可変長
さのフイールドが2つだけ、すなわち、被カウン
ト・販売事象フイールドと時刻・持続時間事象フ
イードの2つだけである。 第9図に示す本発明の実施例は次のような構成
要素で作られている。 マイクロプロセツサ503 インテル製作部品
番号8035 アドレス・ラツチ515 ナシヨナル セミコ
ンダクタ製作部品番号74C5373 RAM505 2つの同じ256×4CMOS RAM
を用いた。ハリス セミコンダクタ製作部品番号
HM−6461 EPRO507 インテル製作部品番号2716(記
憶要領2K×8) マルチプレクサ567 3つの同一のマルチプ
レクサ・ユニツトを用いて構成(ナシヨナル セ
ミコンダクタ製作74C244番)
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