JP4127400B2 - 通話管理サーバプログラム、通話管理方法、および通話管理サーバ - Google Patents

通話管理サーバプログラム、通話管理方法、および通話管理サーバ Download PDF

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Description

本発明は無線通信を行うための移動体端末装置、移動体端末装置制御プログラム、通話管理サーバプログラム、及び通話管理方法に関し、特に複数の通信手段を使用可能な移動体端末装置、移動体端末装置制御プログラム、通話管理サーバプログラム、及び通話管理方法に関する。
近年、インターネットやイントラネット上で音声通話を行うVoIP(Voice over Internet Protocol)が普及してきている。VoIPは、コンピュータネットワークにおけるデータ通信プロトコルを用いて音声情報を伝送し、端末間での音声通話を可能にしたものである。したがって、VoIPは、所定のデータ通信プロトコルを用いているネットワークであれば、有線、無線を問わずに適用できる。
そこで、無線LAN(Local Area Network)によるデータ通信機能を電話機に搭載することで、無線IP(Internet Protocol)電話機を構成することができる。無線IP電話機は、無線LANの基地局周辺で通話できると共に、ローミング機能の実現により、基地局間を移動しながらの通話も可能となる(たとえば、特許文献1参照)。
このような無線IP電話の機能を、携帯電話網やPHS(Personal Handyphone System)などの携帯電話機に搭載することもできる。また、無線LANが搭載されたPDA(Personal Digital(Data) Assistants)に、携帯電話やPHSの通信機能を搭載することもできる。
なお、携帯電話やPHS等の電話回線上でVoIPを使用することもできる。ただし、携帯電話やPHS等の電話回線上でVoIPを使用すると、帯域が狭いために音声が途切れたり大きな遅延が発生したりする。そのため、無線LAN等の帯域の大きなネットワークに接続したときにはVoIPを使用し、帯域の狭い携帯電話やPHS等の電話回線ではVoIPを使わずに電話通話を行うといった使い分けが必要となる。通常、VoIPによる通話機能と電話回線による通話機能との何れの通話機能により通話するのかは、通信状態等に基づいて通話開始前に選択する。
特開2002−125069号公報
ところで、移動体通信の場合、移動体端末装置の位置が移動することで、通信状態が変化する。そのため、通話中に通信状態が劣化する場合もあり得る。
しかし、従来の技術では、移動体端末装置側で、状況に応じて動的に通信媒体を切り替えることができなかった。すなわち、電話網による通話とコンピュータネットワークを介したVoIPの通話とを、動的に切り替えて通話を継続することができなかった。
さらに、移動体端末装置において電話通話とVoIP通話との両方の機能で待ち受けをすると、消費電力が過大となってしまう。しかも、無線LANデバイスの方が、携帯電話機よりも消費電力が大きい。無線LANの消費電力が大きくなる理由は以下の通りである。
無線LANでのMAC層での処理は、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)になっている。これは、TDMA(Time Division Multiple Access)と違い、アイドル時に他の端末のシグナルを検出(listen)しなくてはならない。そのため、送信電力(1650mW)/受信電力(1400mW)に対して、アイドル時の消費電力が1150mWと大きい。
一方、PHSカードデバイスのアイドル時の消費電力は数十mW程度である。なお、無線LANでも、PSM(Power Saving Mode)という、アイドル時にできるだけデバイスをスリープさせ消費電力を抑える機能が規定されているが、対応していない無線LANデバイスが多い。
このように、無線LANでネットワーク接続したままVoIPの待ち受けを行うと、携帯電話機のバッテリー内の電力がすぐになくなってしまう。そこで、一方の機能においてのみ待ち受けを行うことが望まれている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、無線通話が可能な複数の通信媒体を、通話中に動的に切り替えて使用することができる通話管理サーバプログラム、通話管理方法、および通話管理サーバを提供することを目的とする。
記課題を解決するために、コンピュータに、電話機5と他の移動体端末装置1との通話を管理させるための通話管理サーバプログラムにおいて、コンピュータに、電話網経由通話管理手段2aが、電話機5と移動体端末装置1との間の無線LAN3経由のセッションを用いた通話回線による電話機5と移動体端末装置1との間での通話中に、移動体端末装置1から無線電話網4を介した着呼があると、無線電話網4経由での移動体端末装置1との通話回線を接続し、接続した通話回線と、電話機5と移動体端末装置1との間に既に接続されているセッションを用いた通話回線とにより無線電話網4経由での移動体端末装置1と電話機5との通話回線を接続し、LAN経由通話管理手段2bが、無線LAN3経由での電話機5と移動体端末装置1との間の通話回線、および無線電話網4経由での電話機5と移動体端末装置1との間の通話回線による三者通話状態を経た後、移動体端末装置1との間の無線LAN3経由のセッションを切断し、LAN経由通話管理手段2bが、移動体端末装置1から無線LAN3経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、移動体端末装置1との間の無線LAN3経由のセッションを接続し、電話網経由通話管理手段2aが、移動体端末装置1との間の無線電話網4経由の通話回線を切断する、処理を実行させることを特徴とする通話管理サーバプログラムが提供される。
このような通話管理サーバプログラムをコンピュータに実行させることで、そのコンピュータにより、無線LAN3経由での電話機5と移動体端末装置1との間での通話中に、移動体端末装置1から無線電話網4を介した着呼があると、無線電話網4経由での移動体端末装置1との通話回線が接続し、接続した通話回線と、電話機5と移動体端末装置1との間に既に接続されているセッションを用いた通話回線とにより無線電話網4経由での移動体端末装置1と電話機5との通話回線が接続される。そして、無線LAN3経由での電話機5と移動体端末装置1との間の通話回線、および無線電話網4経由での電話機5と移動体端末装置1との間の通話回線による三者通話状態を経た後、移動体端末装置1との間の無線LAN3経由のセッションが切断される。その後、移動体端末装置1から無線LAN3経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、移動体端末装置との間の無線LAN3経由のセッションが接続される。そして、移動体端末装置1との間の無線電話網経由の回線が切断される。
本発明では、無線LANによる通話と無線電話網による通話とを動的に切り替え、通信状態に応じて無線LANを優先的に使用することができると共に、無線電話網経由での通話回線接続時における電話機との再接続処理の手順を省くことができる
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、実施の形態に適用される発明の概要について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。図1に示すように、移動体端末装置1と通話管理サーバ2とは、無線LAN3と無線電話網4との2つの無線の通信媒体で通信可能である。通話管理サーバ2には電話機5が接続され、電話機5の利用者と移動体端末装置1の利用者との通話が行われる。
移動体端末装置1は、電話網経由通話手段1a、LAN経由通話手段1b、及び通話切替手段1cを有している。
LAN経由通話手段1bは、無線LAN3を経由した通話機能を有する。なお、LAN経由通話手段1bは、無線LAN3による通信をしていないときは機能を停止させておくことができる。
電話網経由通話手段1aは、無線電話網4を経由した通話機能を有する。なお、電話網経由通話手段1aは、通話していないときは着呼の待ち受け状態となる。
通話切替手段1cは、LAN経由通話手段1bによる通話中に接続状態が所定の基準以下に悪化すると、電話網経由通話手段1aによる通話回線を接続して電話網経由通話手段1aによる通話に切り替え、電話網経由通話手段1aによる通話中にLAN経由通話手段1bによる接続状態が所定の基準より良好に回復するとLAN経由通話手段1bによる通話に切り替える。
また、通話切替手段1cは、電話網経由通話手段1aに対する着呼を検出すると、LAN経由通話手段1bによる接続状態を判断し、LAN経由通話手段1bによる接続状態が所定の基準以下の場合、電話網経由通話手段1aによる通話回線を接続し、LAN経由通話手段1bによる接続状態が所定の基準より良好な場合、電話網経由通話手段1aを起動して通話回線を接続する。
なお、回線切替の判断基準となるLAN経由通話手段1bの接続状態は、たとえば、LANの接続相手となるアクセスポイントから受け取る信号の強度で判断できる。その場合、信号の強度の閾値を、所定の基準として定める。
通話管理サーバ2は、電話網経由通話管理手段2aとLAN経由通話管理手段2bとを有している。
電話網経由通話管理手段2aは、無線LAN3経由での電話機5と移動体端末装置1との間での通話中に、移動体端末装置1から無線電話網4を介した着呼があると、無線電話網4を介して移動体端末装置1と電話機5との通話回線を接続する。また、電話網経由通話管理手段2aは、移動体端末装置1との間の無線LAN3経由のセッションが接続されると、移動体端末装置1との間の無線電話網4経由の回線を切断する。
また、電話網経由通話管理手段2aは、電話機5からの接続要求に応じて、移動体端末装置1に対して、無線電話網4を介した発呼を行う。
LAN経由通話管理手段2bは、着呼に応じて無線電話網4を介した通話回線が接続されると、移動体端末装置1との間の無線LAN3経由のセッションを切断する。また、LAN経由通話管理手段2bは、移動体端末装置1から無線LAN3経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、移動体端末装置1との間の無線LAN3経由のセッションを接続する。
また、LAN経由通話管理手段2bは、電話機5から移動体端末装置1への接続要求に応じて、電話機5との間でセッションを接続し、移動体端末装置1から無線LAN3によるセッション開始要求を受け取ると、移動体端末装置1との間で無線LAN3経由でセッションを接続し、無線LAN3経由での電話機5と移動体端末装置1との間の回線を接続する。
このようなシステムによれば、通話が行われていないときに電話機5から接続要求があると、電話網経由通話管理手段2aにより、移動体端末装置1に対して無線電話網4を介した発呼が行われる。すると、移動体端末装置1の電話網経由通話手段1aで着呼が検出される。そのとき、通話切替手段1cにより、LAN経由通話手段1bによる接続状態が判断される。LAN経由通話手段1bによる接続状態が所定の基準以下の場合、通話切替手段1cによって、電話網経由通話手段1aによる通話回線が接続される。一方、LAN経由通話手段1bによる接続状態が所定の基準より良好な場合、通話切替手段1cによって、LAN経由通話手段1bが起動され通話回線が接続される。
また、LAN経由通話手段1bによる通話中に接続状態が所定の基準以下に悪化すると、通話切替手段1cによって、電話網経由通話手段1aによる通話回線が接続され、電話網経由通話手段1aによる通話に切り替えられる。すなわち、電話網経由通話手段1aから通話管理サーバ2へ無線電話網4経由の発呼が行われる。通話管理サーバ2では、その発呼に応じて、電話網経由通話管理手段2aにより、無線電話網4を介して移動体端末装置1と電話機5との通話回線が接続される。すると、LAN経由通話管理手段2bにより、移動体端末装置1との間の無線LAN3経由のセッションが切断される。
その後、電話網経由通話手段1aによる通話中にLAN経由通話手段1bによる接続状態が所定の基準より良好に回復すると、通話切替手段1cによって、LAN経由通話手段1bによる通話に切り替えられる。すなわち、LAN経由通話手段1bから通話管理サーバ2へ、無線LAN3を介したセッション開始要求が出される。通話管理サーバ2では、LAN経由通話管理手段2bにより、セッション開始要求を受け取ると、移動体端末装置1との間で無線LAN3経由でセッションが接続され、無線LAN3経由での電話機5と移動体端末装置1との間の回線が接続される。その際、電話網経由通話管理手段2aにより、移動体端末装置1との間の無線電話網4経由の回線が切断される。
このようにして、無線LAN3経由の通話が優先されるように、通話に使用する通信媒体を動的に切り替えることができる。すなわち、通話中に無線LAN3の接続状態が変化する場合(たとえば、移動体端末装置1の位置が移動中)であっても、無線LAN3で接続できるときはできる限り無線LAN3を介して通話することができる。一般に、無線LAN3経由の通話では通話時間当たりの課金は行われないため、無線LAN3経由で通話することで、電話料金の節約が可能となる。
しかも、通話していない状態では、LAN経由通話手段1bの機能を停止させておき、無線電話網4経由での着呼があったとき、無線LAN3経由の通話を開始することができる。その結果、待ち受け時のLAN経由通話手段1bの消費電力が最小限に抑えられ、移動体端末装置1の待ち受け時の消費電力を減少させることができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成例を示す図である。本実施の形態では、通話が可能な通信媒体として、携帯電話網10と、無線LANを含むインターネット11とが設けられている。携帯電話網10とインターネット11とには、通話管理サーバ200を介してIP電話機21が接続されている。IP電話機21は、VoIPによる通話機能を有している。
通話管理サーバ200は、携帯電話網10とインターネット11とに接続されている。そして、通話管理サーバ200は、電話回線とVoIPとのメディア変換や、通話データの転送を行う。また、通話管理サーバ200は、IP電話機21と移動体端末装置100,100aとの間の通話回線の接続や切替処理を行う。
通話管理サーバ200とインターネット11との通信経路上には、モバイルIPホームエージェント22が設けられている。モバイルIPホームエージェント22は、移動体端末装置100,100aの現在のIPアドレス等を管理しており、移動体端末装置100,100aに対して送信されるVoIPのパケットを中継して、移動体端末装置100,100aの現在のIPアドレスに変換して送信する。
インターネット11には、無線LANアクセスポイント23が接続されている。無線LANアクセスポイント23は、移動体端末装置100,100aと無線LANの通信を行う。
移動体端末装置100,100aは、携帯電話網10を介した通話機能と、インターネット11経由のVoIPによる通話機能とを備えている。インターネット11経由で通話する場合、移動体端末装置100,100aは、無線LANアクセスポイント23と無線通信を行い、無線LANアクセスポイント23を介して通話管理サーバ200に回線が接続される。
このようなシステム構成により、IP電話機21と移動体端末装置100,100aとの間での通話が可能となる。以下、移動体端末装置100とIP電話機21との間で通話する場合を例に採り、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図3は、移動体端末装置のハードウェア構成を示す図である。移動体端末装置100は、制御回路110によって全体が制御される。制御回路110には、無線LAN通信回路101、無線電話通信回路102、マイクロホン103、スピーカ104、入力キー105、モニタ106及びメモリ107が接続されている。
無線LAN通信回路101は、アンテナ101aを介して、無線LANアクセスポイント23との間で無線によるデータ通信を行う。無線電話通信回路102は、アンテナ101bを介して、携帯電話網の基地局との間で無線によるデータ通信を行う。
マイクロホン103は、ユーザから入力された音声を、制御回路110に渡す。スピーカ104は、制御回路110から出力された音声データに基づいて音声を出力する。
入力キー105は、テンキー等の複数のキーで構成されており、ユーザによって押下されたキーに応じた信号を制御回路110に渡す。モニタ106は、たとえば、液晶表示装置であり、制御回路110から送られた画像データを表示する。
メモリ107は、制御回路110で実行する処理内容を記述したプログラム、処理に必要なデータ等を記憶する。
次に、このようなハードウェア構成の移動体端末装置100において実現される機能を説明する。
図4は、移動体端末装置の機能を示すブロック図である。移動体端末装置100は、無線LAN通信部111、無線電話通信部112、音声入出力部113、通話切替部114、ネットワーク接続部115、モバイルIPフォーリンエージェント(FA)116、メディア監視部117、及びVoIP制御部118を有している。これらの各機能は、制御回路110が他の周辺機器を制御することによって実現される機能である。
無線LAN通信部111は、無線LANやインターネット11経由で通話管理サーバ200との間で通信を行う。また、無線LAN通信部111は、通話管理サーバ200によってIP電話機21との間の回線が接続された場合、IP電話機21との間で通信を行う。
無線電話通信部112は、携帯電話網10経由で通話管理サーバ200との間で通信を行う。また、無線電話通信部112は、通話管理サーバ200によってIP電話機21との間の回線が接続された場合、IP電話機21との間で通信を行う。
音声入出力部113は、マイクロホン103からの音声入力やスピーカ104への音声出力を制御する。具体的には、音声入出力部113は、マイクロホン103から入力された音声信号をデジタル信号に変換し、通話切替部114に渡す。また、音声入出力部113は、通話切替部114から音声データを受け取ると、アナログの音声信号に変えてスピーカ104から音声を出力する。
通話切替部114は、ユーザからの通話要求によりVoIP制御部118の起動や電話のダイヤリングを行う。また、通話切替部114は、電話の着呼を受け、そのときインタフェースネットワーク経由の通信回路が選択された場合、VoIP制御部118を起動する。さらに、通話切替部114は、無線LANと無線電話とのそれぞれの回線の状態に応じた通話の切替を行う。切替の指示は、ネットワーク接続部115から渡される。
通話回線としてインターネット11経由の回線が選択された場合、通話切替部114は、VoIP制御部118との間で音声データの入出力を行う。また、通話回線として携帯電話網10経由の回線が選択された場合、通話切替部114は、無線電話通信部112との間で音声データの入出力を行う。さらに、通話切替部114は、選択された回線の状態を、通話管理サーバ200に対して通知する。
ネットワーク接続部115は、メディア監視部117からの監視情報に応じて、通話に使用する回線を選択する。選択した回線の種別は、通話切替部114に通知される。また、ネットワーク接続部115は、無線LAN通信部111と無線電話通信部112とに対して、動作指示を与える。たとえば、着呼の待ち受け状態での待機指示、動作停止の指示、あるいは、起動指示が出される。
モバイルIPフォーリンエージェント116は、LAN接続のローミングをサポートする。すなわち、モバイルIPフォーリンエージェント116は、ネットワーク側のモバイルIPホームエージェント22と連携し、LAN接続時のセッション維持を行う。具体的には、モバイルIPフォーリンエージェント116は、モバイルIPホームエージェント22に対して、無線LANを介したネットワーク上の自分の位置を通知する。自分の位置としては、通信可能な無線LANアクセスポイントの識別情報等が用いられる。
なお、モバイルIPフォーリンエージェント116と図2に示すモバイルIPホームエージェント22とによるインターネット上での端末の移動を透過的に行えるようにする仕組みは、インターネット関連の標準化団体IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化されている(RFC2002)。これにより、異なるサブネットに移動しても、元のIPアドレスを使用できるようになる。
メディア監視部117は、ネットワークメディアの状態を監視する。すなわち、メディア監視部117は、無線LAN通信部111と無線電話通信部112との状態を監視し、それぞれの通信回線の状態をネットワーク接続部115に渡す。
VoIP制御部118は、無線LAN通信部111を介したデータ通信上で、VoIPによる音声データの通信を行う。具体的には、VoIP制御部118は、通話切替部114から音声データを受け取ると、VoIPに従ったパケットを生成して無線LAN通信部111に渡す。また、VoIP制御部118は、無線LAN通信部111からVoIPによるパケットを受け取ると、元の音声データを再現して、通話切替部114に渡す。
次に、通話管理サーバ200について説明する。
図5は、通話管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。通話管理サーバ200は、CPU(Central Processing Unit)201によって装置全体が制御されている。CPU201には、バス208を介してRAM(Random Access Memory)202、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)203、グラフィック処理装置204、入力インタフェース205、および通信インタフェース206,207が接続されている。
RAM202には、CPU201に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM202には、CPU201による処理に必要な各種データが格納される。HDD203には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置204には、モニタ31が接続されている。グラフィック処理装置204は、CPU201からの命令に従って、画像をモニタ31の画面に表示させる。入力インタフェース205には、キーボード32とマウス33とが接続されている。入力インタフェース205は、キーボード32やマウス33から送られてくる信号を、バス208を介してCPU201に送信する。
通信インタフェース206は、携帯電話網10に接続されている。通信インタフェース206は、携帯電話網10を介して、移動体端末装置100,100aとの間でデータの送受信を行う。
通信インタフェース207は、インターネット11に接続されている。通信インタフェース206は、インターネット11を介して、移動体端末装置100,100aとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、通話管理サーバ200には、次の機能が実現される。
図6は、通話管理サーバの機能を示すブロック図である。通話管理サーバ200には、SIPサーバ211、交換機処理部212、メディア変換部213、端末状態管理部214、メディア選択部215、及び宛先管理部216が設けられている。
SIPサーバ211は、インターネット11を介したSIPによる通信を管理する。SIPとは、VoIPにおける一連の通信をセッションとし、その設定、解放、制御等を行うための通信プロトコルである。
交換機処理部212は、携帯電話網10を介して、移動体端末装置100,100aとの間の通信を行う。
メディア変換部213は、携帯電話網10経由で通信される情報のデータ形式と、VoIPにおけるデータ形式との間の相互のメディア変換(データ形式の変換)を行う。
端末状態管理部214は、端末状態(ネットワーク状態等)を、移動体端末装置100,100aから取得し、取得した情報を管理する。
メディア選択部215は、ネットワーク側からの発呼時に端末状態を見て最適メディアを選択する(本実施の形態では、無線LAN経由の通話回線が優先される)。
宛先管理部216は、各ユーザのSIPアドレス等の通話宛先を管理する。たとえば、宛先管理部216は、VoIP通話や携帯電話網10経由の音声通話を行っているときに同一の移動体端末装置からのダイヤリングまたはVoIP発呼があった場合、その電話通話とVoIP通話を3者通話の形で接続するように交換機機能、SIPサーバ211に要求する。そして、3者通話の接続状態の後、一方の通話回線を遮断する。これにより、通話が途切れずに済む。
なお、宛先管理部216は、通話宛先を管理するために、宛先情報216aと通話情報216bとを有している。
図7は、宛先情報のデータ構造例を示す図である。宛先情報216aには、ユーザ、宛先、優先度、状態、及び端末識別の欄が設けられている。ユーザの欄には、各ユーザの仮想ID(Virtual ID)が設定される。宛先の欄には、ユーザの移動体端末装置に対する宛先が設定される。宛先としては、SIPアドレス(01234567@telgw.abcd.com)、移動体端末装置のアドレス(IPアドレス)、移動体端末装置のIP電話のアドレス(URI)等が設定される。優先度の欄には、同一ユーザに対して複数の宛先がある場合の優先度が3段階(高、中、低)で設定される。優先度が高い程、その端末宛の通話の際の回線として、優先的に使用される。状態の欄には、対応する宛先で示される通信媒体経由の通信の接続状態(使用の可否)が設定される。なお、通信の状態は、端末状態管理部214によって管理され、適宜更新される。端末識別の欄には、端末(移動体端末装置やIP電話機)を識別するための識別子が設定される。
このような宛先情報216aを参照することで、無線LAN経由で通話、発呼、着呼を行っている端末と、携帯電話網経由で通話、発呼、着呼を行っている端末との同一性を判別することができる。
図8は、通話情報のデータ構造例を示す図である。通話情報216bは、通話リクエスト(発呼、転送等)に合わせて状態を管理するための情報である。通話情報216bの欄には、通話状態、宛先、及び発呼者の欄が設けられている。通話状態の欄には、管理している通信の状態(発呼中、通話中等)が設定される。宛先の欄には、通信の宛先が設定される。発呼者の欄には、通信の発呼を行ったユーザの仮想IDが設定される。
以上のような構成により、端末側で状況に応じてネットワークを自動的に切り替え、かつネットワークの切替にあわせて動的に電話通話とVoIP通話を切り替えて通話を継続することができ、待ち受けに関しては、VoIP通話の待ち受けをPHS等の電話メディアで行うことが可能になっている。
なお、この例では、1台の通話管理サーバ200で各機能が実現されているが、複数のサーバを用意し、それぞれのサーバに各機能を搭載し連携して動作させてもよい。
以上のような構成のシステムにより、以下のような処理が実行される。
図9は、移動体端末装置からの電話をかける場合の移動体端末装置での処理を示すフローチャートである。以下、図9に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]通話切替部114は、ユーザから通話宛先の入力を受け付ける。具体的には、通話切替部114は、ユーザによる入力キー105の操作を検知し、その操作によって指定された電話番号により通話宛先を認識する。なお、以下の説明では、通話相手がIP電話機21であるものとする。
[ステップS12]通話切替部114は、ネットワーク接続部115から現在使用できる通信媒体の情報を取得する。具体的には、通話切替部114からネットワーク接続部115に対して、使用可能な通信媒体情報の取得要求を出力する。すると、ネットワーク接続部115は、メディア監視部117から、無線LAN通信部111と無線電話通信部112との通信状態を示す情報を受け取る。
たとえば、メディア監視部117は、無線LAN通信部111が無線LANアクセスポイント23から受け取ることができる電波の強さを示す情報、及び無線電話通信部112が携帯電話網10の基地局から受け取ることができる電波の強さを示す情報をネットワーク接続部115に渡す。
なお、本実施の形態では、無線LAN通信部111は、通信を行っていないときには、機能を停止しておくことができる。その場合、メディア監視部117は、無線LAN通信部111を起動して、無線LANの接続状態を確認する。
ネットワーク接続部115は、無線LAN通信部111や無線電話通信部112における通信相手からの電波の強さに関する情報に基づいて、その通信媒体による通信の可否(所定の通話品質を保てるほどの通信状態確保できるか否か)を判断できる。そして、ネットワーク接続部115は、各通信媒体経由で通信が可能か否かを、通話切替部114に通知する。
[ステップS13]通話切替部114は、無線LAN経由で通信できるか否かを判断する。無線LAN経由で通信できる場合、処理がステップS14に進められる。無線LAN経由で通信できない場合、処理がステップS15に進められる。
[ステップS14]通話切替部114は、無線LAN経由のVoIPによる通話を開始する。具体的には、通話切替部114は、ネットワーク接続部115に対して、無線LANの接続を要求する。すると、ネットワーク接続部115は、無線LAN通信部111を起動する。無線LAN通信部111は、無線LANアクセスポイント23を介して、通話管理サーバ200と通信を開始する。
その後、通話切替部114は、VoIP制御部118を起動し、VoIP制御部118を介した通話を行う。具体的には、起動されたVoIP制御部118は、VoIPを使用しVoIPの呼制御を行いIP電話機21との間の通信を行う。そして、通話切替部114は、音声入出力部113から送られたユーザの音声データを、VoIP制御部118に渡す。VoIP制御部118は、受け取った音声データを、VoIPに従ったデータ形式に変換して、無線LAN通信部111に渡す。すると、無線LAN111を介して音声データがIP電話機21に送信され、IP電話機21で音声が出力される。
逆に、IP電話機21に対して入力された通話相手の音声は、VoIPに従った形式の音声データとして、無線LAN通信部111に送られる。無線LAN通信部111は、受け取った音声データを、VoIP制御部118に渡す。VoIP制御部118は、受け取った音声データを元のデータ形式に戻し、通話切替部114に渡す。通話切替部114は、VoIP制御部118から受け取った音声データを音声入出力部113に渡す。音声入出力部113は、受け取った音声データに基づいて、スピーカ104から音声を出力する。
[ステップS15]通話切替部114は、携帯電話網10経由の通話を開始する。具体的には、通話切替部114は、ネットワーク接続部115に対して、無線電話の接続を要求する。すると、ネットワーク接続部115は、無線電話通信部112を起動する。無線電話通信部112は、携帯電話網10を介してIP電話機21のダイヤリングを行い、通話管理サーバ200経由でのIP電話機21との通信を開始する。
その後、通話切替部114は、音声入出力部113から送られたユーザの音声データを、無線電話通信部112に渡す。無線電話通信部112は、受け取った音声データを、携帯電話網10を介して通話管理サーバ200に送る。そして、通話管理サーバ200により音声データがIP電話機21に転送され、IP電話機21で音声が出力される。
逆に、IP電話機21に対して入力された通話相手の音声は、通話管理サーバ200に渡される。通話管理サーバ200は、携帯電話網10を介して、音声データを移動体端末装置100に転送する。すると、音声データが無線電話通信部112から通話切替部114に渡される。通話切替部114は、無線電話通信部112から受け取った音声データを音声入出力部113に渡す。音声入出力部113は、受け取った音声データに基づいて、スピーカ104から音声を出力する。
このように、無線LAN等の広い帯域のメディアが使用できるときにはVoIPを使用しVoIPの呼制御を行い、帯域の狭い携帯電話やPHS等の電話回線しか使用できない場合は電話のダイヤリングを行うことができる。
次に、IP電話機21から移動体端末装置100へ電話をかける場合の処理について説明する。
図10は、IP電話機から移動体端末装置へ電話をかける場合の処理を示す概念図である。以下、図10に示す手順をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS21]IP電話機21から通話管理サーバ200に対して、移動体端末装置100への発呼要求が出されると、まずIP電話機21と通話管理サーバ200との間でSIPによるセッション処理が開始される。このとき、IP電話機21からの発呼要求では、SIPアドレスによって、移動体端末装置100が特定される。
[ステップS22]通話管理サーバ200では、宛先管理部216が、移動体端末装置100の電話番号を検索し、交換機処理部212に通知する。具体的には、宛先管理部216は、管理下にある移動体端末装置100,100aのSIPアドレスと電話番号との対応関係を管理している。そこで、宛先管理部216は、IP電話機21から指定された移動体端末装置100のSIPアドレスに対応する電話番号を検索し、検出された電話番号を交換機処理部212に通知する。
[ステップS23]交換機処理部212は、携帯電話網10に対して、受け取った電話番号のダイヤル発呼を行う。すると、移動体端末装置100の通話切替部114が通話管理サーバ200から着呼を検出する。
[ステップS24]通話切替部114は、無線LANが使用可能な場合はVoIP制御部118を起動する。なお、無線LANが使用不可能な場合、通話切替部114は、そのまま携帯電話網10を介した音声通話を行う。図10の例は、無線LANが使用可能な場合を示している。
[ステップS25]起動されたVoIP制御部118は、無線LANが使用可能な場合は、通話管理サーバ200との間でSIPによるセッションを開始する。これにより、IP電話機21から移動体端末装置100までのSIPセッションによる通信経路が確立し、移動体端末装置100と通話管理サーバ200との間でVoIPの通話が行われる。
次に、図10に示す処理によって受け渡される情報を具体的に説明する。
図11は、移動体端末装置による待ち受け時の処理(着呼後、VoIPで通話)を示すシーケンス図である。図11では、IP電話機21、SIPサーバ211、宛先管理部216、交換機処理部212及び移動体端末装置100間の情報の受け渡しが示されている。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]VoIP制御部118からSIPサーバ211に、セッション開始のリクエスト(INVITE)が出される。
[ステップS32]SIPサーバ211は、端末(宛先)の選択要求を、宛先管理部216に対して送信する。このとき、宛先となるユーザが、仮想IDによって指定されている。
選択要求を受け取った宛先管理部216は、宛先情報216aを参照して移動体端末装置の宛先を選択する。具体的には、指定された仮想IDに対応する宛先のうち、状態が「使用可」の宛先を抽出し、その中で最も優先度が高い宛先を選択する。ここでは、携帯電話網10上での移動体端末装置100のSIPアドレスが、宛先として選択されたものとする。宛先管理部216は、宛先を選択すると、通信状態「発呼中」、選択した宛先、発呼者の情報を、通話情報216bに新たなレコードとして登録する。
[ステップS33]宛先管理部216は、選択した宛先の情報(移動体端末装置100のSIPアドレスを含む)をSIPサーバ211に渡す。
[ステップS34]SIPサーバ211は、宛先管理部216から渡された宛先を指定したセッション開始のリクエスト(INVITE)を、交換機処理部212に対して出力する。
[ステップS35]交換機処理部212は、受信したSIPアドレスを電話番号に変換し、移動体端末装置100に対して、ダイヤル発呼(PSTN(Public Switched Telephone Network) call)を行う。
[ステップS36]移動体端末装置100では、交換機処理部212からの発信を認識し、無線LANの電波状態を検出する。そして、無線LANの電波状態が通信可能な程に良好であれば、移動体端末装置100は、SIPサーバ211に対して、移動体端末装置100のIPアドレスを含む状態登録要求を送信する。
[ステップS37]SIPサーバ211は、移動体端末装置100のIPアドレスを指定し、通話記録の参照要求を宛先管理部216に対し出力する。
[ステップS38]宛先管理部216は、通話情報216bを参照し、移動体端末装置100に対する発呼中であることを検出し、通話中であることをSIPサーバ211に通知する。
[ステップS39]SIPサーバ211は、交換機処理部212に対して、発呼のキャンセルを指示する。これにより、交換機処理部212は、携帯電話網10を介した移動体端末装置100への発呼を停止(Hung up)する。
[ステップS40]SIPサーバ211は、IP電話機21に対して、移動体端末装置100のIPアドレスを含む接続完了の通知を送信する。
[ステップS41]IP電話機21は、移動体端末装置100との間で、コネクションを確立し、通話を行う。
図12は、移動体端末装置による待ち受け時の処理(着呼後、携帯電話網経由で通話)を示すシーケンス図である。図12では、IP電話機21、SIPサーバ211、宛先管理部216、交換機処理部212及び移動体端末装置100間の情報の受け渡しが示されている。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS51]VoIP制御部118からSIPサーバ211に、セッション開始のリクエスト(INVITE)が出される。
[ステップS52]SIPサーバ211は、端末(宛先)の選択要求を、宛先管理部216に対して送信する。このとき、宛先となるユーザが、仮想IDによって指定されている。
選択要求を受け取った宛先管理部216は、宛先情報216aを参照して移動体端末装置の宛先を選択する。ここでは、携帯電話網10上での移動体端末装置100のSIPアドレスが、宛先として選択されたものとする。宛先管理部216は、宛先を選択すると、通信状態「発呼中」、選択した宛先、発呼者の情報を、通話情報216bに新たなレコードとして登録する。
[ステップS53]宛先管理部216は、選択した宛先の情報(移動体端末装置100のSIPアドレスを含む)をSIPサーバ211に渡す。
[ステップS54]SIPサーバ211は、宛先管理部216から渡された宛先を指定したセッション開始のリクエスト(INVITE)を、交換機処理部212に対して出力する。
[ステップS55]交換機処理部212は、受信したSIPアドレスを電話番号に変換し、移動体端末装置100に対して、ダイヤル発呼(PSTN call)を行う。
[ステップS56]移動体端末装置100では、交換機からの発信を認識し、無線LANの電波状態を検出する。そして、移動体端末装置100は、SIPサーバ211に対して、無線LANの電波状態が通信できない(接続不可)ことを検出し、交換機処理部212に対してPSTNの応答(PSTN receive)を返す。
[ステップS57]交換機処理部212は、SIPサーバ211に対して、交換機処理部212のIPアドレスを含む接続完了の通知を送信する。
[ステップS58]SIPサーバ211は、IP電話機21に対して、交換機処理部212のIPアドレスを含む接続完了の通知を送信する。
[ステップS59]IP電話機21は、交換機処理部212との間で、コネクションを確立する。すると、交換機処理部212を介在させて、IP電話機21と移動体端末装置100との通話が可能となる。
なお、VoIPで通話を開始した場合、通話管理サーバ200の交換機処理部212は、発呼の動作を停止する。すなわち、携帯電話網10を介した通話状態は発生せず、通話時間に応じた料金の課金も発生しない。
また、相手の電話番号とSIPアドレスとの対応関係を移動体端末装置100に搭載しておけば、移動体端末装置100から通話管理サーバ200を通さずに通話相手であるIP電話機21に直接(または他の一般的なSIPサーバを介して)アクセスすることができる。
なお、ステップS23におけるダイヤル発呼に応じて、通話切替部114から交換機処理部212に対して、使用可能な通信媒体の情報を送信することもできる。その場合、無線LANによる通信が可能であれば、SIPサーバ211から移動体端末装置100に対してVoIPの発呼を行う。
このようにして、移動体端末装置100とIP電話機21との間での通話が可能となる。ここで、通話中に使用可能な通信媒体に変化が生じることがある。その場合、通話切替部114は、ネットワーク接続部115からの接続可能な通信媒体の通知を受け取る。すると、通話切替部114は、接続可能な通信媒体にあわせてVoIP制御部118で通話を開始したり、電話回線のダイヤリングを行い携帯電話網10を介した通話を開始したりする。
この間、通話管理サーバ200では、一時的に3者通話モードにしてから通話を切り替える。無線LANや有線LAN同士のネットワーク切替に関しては、モバイルIPを使用する。これにより、アプリケーションから見てIPアドレスを変えずに済み、通話状態を維持できる。
次に、VoIPから携帯電話網10経由の音声通話へのローミングについて説明する。
図13は、VoIPから携帯電話網経由の音声通話へのローミング手順を示す図である。以下、図13に示す手順を、ステップ番号に沿って説明する。
[ステップS61]移動体端末装置100とIP電話機21との間で、SIPによりセッションが開始されVoIP通話が行われている。
[ステップS62]その後、無線LANを介した通信ができなくなる(通信状態が所定の基準以下となった場合を含む)と、ネットワーク接続部115がその旨を通話切替部114に通知する。
[ステップS63]通話切替部114は、通話管理サーバ200の交換機処理部212にダイヤル発呼を行う。
[ステップS64]通話管理サーバ200では、宛先管理部216が、先に接続されていたセッションの通信相手が同一であることを確認し、その旨を交換機処理部212に通知する。具体的には、宛先管理部216は、IP電話機21がVoIPで通話中の移動体端末装置100からのダイヤリングであることを検出する。
[ステップS65]交換機処理部212は、既存のVoIP通話と携帯電話網10経由の音声通話を接続する。その後、SIPサーバ211により、移動体端末装置100との間のインターネット11経由のセッションの切断処理が行われる。
図14は、VoIPから携帯電話網経由の音声通話へのローミング手順を示すシーケンス図である。図14では、IP電話機21、SIPサーバ211、宛先管理部216、交換機処理部212及び移動体端末装置100間の情報の受け渡しが示されている。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS71]移動体端末装置100からSIPサーバ211に対して、宛先としてIP電話機21の仮想IDを指定したセッション開始のリクエスト(INVITE)が送信される。
[ステップS72]SIPサーバ211から宛先管理部216に対して、宛先選択要求が出力される。宛先管理部216は、宛先情報216aを参照して移動体端末装置の宛先を選択する。ここでは、IP電話機21のSIPアドレスが、宛先として選択されたものとする。宛先管理部216は、宛先を選択すると、通信状態「発呼中」、選択した宛先、発呼者の情報を、通話情報216bに新たなレコードとして登録する。
[ステップS73]宛先管理部216は、選択した宛先の情報(IP電話機21のIPアドレスを含む)をSIPサーバ211に渡す。
[ステップS74]SIPサーバ211は、宛先管理部216から渡された宛先を指定したセッション開始のリクエスト(INVITE)を、IP電話機21に対して出力する。
[ステップS75]IP電話機21は、セッション接続完了の通知を、移動体端末装置100に対して送信する。
[ステップS76]移動体端末装置100とIP電話機21との間で、VoIPによる通話が開始される。
[ステップS77]その後、移動体端末装置100において電波状態を検出し、無線LANの使用が不可と判断されたとき、移動体端末装置100から交換機処理部212に対して、ダイヤル発呼(PSTN call)が行われる。
[ステップS78]交換機処理部212から宛先管理部216に対して宛先の電話番号が通知される。
[ステップS79]宛先管理部216は、通話情報216bを参照し、通話中のIP電話機21に対するダイヤル発呼であることを検出し、交換機処理部212のIPアドレスと共に、SIPサーバ211に対して通話中であることを通知する。
[ステップS80]SIPサーバ211は、IP電話機21に対して、交換機処理部212のIPアドレスを指定した転送要求を送信する。
[ステップS81]IP電話機21は、交換機処理部212に対して、IP電話機21のIPアドレスを指定したセッション接続完了の通知を送信する。
[ステップS82]IP電話機21と交換機処理部212との間で通話回線が接続される。
[ステップS83]交換機処理部212は、移動体端末装置100に対して、ダイヤル発呼への応答を返し、携帯電話網10を介した通話回線を接続する。これにより、IP電話機21と移動体端末装置100との間の通話が可能となる。
次に、携帯電話網10経由の音声通話からVoIPへのローミングについて説明する。
図15は、携帯電話網経由の音声通話からVoIPへのローミング手順を示す図である。以下、図15に示す手順をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS91]移動体端末装置100とIP電話機21との間で、音声通話が行われている。
[ステップS92]移動体端末装置100と無線LANアクセスポイント23との通信状態が回復すると、ネットワーク接続部115から通話切替部114に無線LANでネットワーク接続したことが通知される。
[ステップS93]移動体端末装置100の通話切替部114から通話管理サーバ200の端末状態管理部214へ、無線LANで接続したことが通知される。
[ステップS94]SIPサーバ211が、SIPによりIP電話機21と移動体端末装置100との間のセッションを開始する。なお、保留になっているSIPセッションがある場合、そのSIPセッションを復活する。
[ステップS95]交換機処理部212は、携帯電話網10経由の音声通話の回線を切断する。
図16は、携帯電話網経由の音声通話からVoIPへのローミング手順を示すシーケンス図である。図16では、IP電話機21、SIPサーバ211、宛先管理部216、交換機処理部212及び移動体端末装置100間の情報の受け渡しが示されている。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS101]移動体端末装置100から交換機処理部212に対して、ダイヤル発呼(PSTN call)が行われる。
[ステップS102]交換機処理部212からSIPサーバ211に対して、宛先の仮想IDが通知される。
[ステップS103]SIPサーバ211から宛先管理部216に対して、宛先選択要求が出力される。宛先管理部216は、宛先情報216aを参照して移動体端末装置の宛先を選択する。ここでは、IP電話機21のSIPアドレスが、宛先として選択されたものとする。宛先管理部216は、宛先を選択すると、通信状態「発呼中」、選択した宛先、発呼者の情報を、通話情報216bに新たなレコードとして登録する。
[ステップS104]宛先管理部216は、選択した宛先の情報(IP電話機21のIPアドレスを含む)をSIPサーバ211に渡す。
[ステップS105]SIPサーバ211は、宛先管理部216から渡された宛先を指定したセッション開始のリクエスト(INVITE)を、IP電話機21に対して出力する。
[ステップS106]IP電話機21は、セッション接続完了の通知を、SIPサーバ211に対して送信する。
[ステップS107]SIPサーバ211は、セッション接続完了の通知を、交換機処理部212に対して送信する。
[ステップS108]IP電話機21と交換機処理部212との間で通話回線が接続される。
[ステップS109]交換機処理部212は、移動体端末装置100に対して、ダイヤル発呼への応答を返し、携帯電話網10を介した通話回線を接続する。これにより、IP電話機21と移動体端末装置100との間の通話が可能となる。
[ステップS110]移動体端末装置100では、無線LANの電波状態を検出する。そして、無線LANの電波状態が通信可能な程に良好であれば、移動体端末装置100は、SIPサーバ211に対して、移動体端末装置100のIPアドレスを含む状態登録要求を送信する。
[ステップS111]SIPサーバ211は、移動体端末装置100のSIPアドレスを指定し、通話記録の参照要求を宛先管理部216に対し出力する。
[ステップS112]宛先管理部216は、通話情報216bを参照し、通話中であることをSIPサーバ211に通知する。
[ステップS113]SIPサーバ211は、交換機処理部212に対して、発呼のキャンセルを指示する。これにより、交換機処理部212は、携帯電話網10を介した移動体端末装置100への発呼を停止(Hung up)する。
[ステップS114]SIPサーバ211から移動体端末装置100に、セッション開始のリクエスト(INVITE)が出される。
[ステップS115]移動体端末装置100は、セッション接続完了の通知を、SIPサーバ211に対して送信する。
[ステップS116]SIPサーバ211は、IP電話機21に対して、交換機処理部212のIPアドレスを指定した転送要求を送信する。
[ステップS117]IP電話機21は、移動体端末装置100に対してセッション接続完了の通知を送信する。
[ステップS118]IP電話機21と移動体端末装置100との間で通話回線が接続される。
このようにして、移動体端末装置100側で状況に応じて通信媒体を自動的に切り替え、かつ通信媒体の切替にあわせて動的に電話通話とVoIP通話を切り替えて通話を継続することができる。
また、移動体端末装置100で無線電話通信部112での待ち受けを行い、移動体端末装置1での着信があると無線LAN等のネットワークデバイスでネットワーク接続を行い、VoIPによる通話を行うようにした。これにより、VoIPで通話を行う場合でも、携帯電話網10による待ち受けが可能になる。その結果、消費電力の大きい無線LANデバイスを立ち上げておく必要が無く、バッテリーの消費を抑えることができる。
また、通話管理サーバ200では、通話する通信媒体を切り替える際には、VoIPのセッションを保持しておき、三者通話機能により携帯電話網10経由の音声通話とVoIPの呼を接続している。これにより、SIPの再接続処理の手順を省くことができ、携帯電話網10経由の音声通話からVoIP、VoIPから携帯電話網10経由の音声通話へのスムース(連続して通話可能)な動的切替が行われる。
また、携帯電話網10経由で電話通話を行っている際に、移動体端末装置100が無線LANで通信可能となった場合は、それを通話管理サーバ200側に通知し、通話管理サーバ200から移動体端末装置100にVoIPで発呼するようにした。これにより、移動体端末装置100が無線LANで通信可能となったときに、直ぐVoIPの呼び出しを行うことができる。
なお、移動体端末装置100では、ユーザの電話番号とVoIPのアドレスの対応関係を管理しておき、直接相手端末のアドレスに発呼して通話を行うことができる。これにより、移動体端末装置100から通話管理サーバ200を通さずに相手IP電話に直接または他の一般的なSIPサーバを介してアクセスすることが可能となる。すなわち、通話管理サーバ200の負荷を減らすことができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、移動体端末装置や通話管理サーバが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) 無線による通話を行う移動体端末装置において、
無線LAN(ローカルエリアネットワーク)を経由した通話機能を有するLAN経由通話手段と、
無線電話網を経由した通話機能を有する電話網経由通話手段と、
前記LAN経由通話手段による通話中に接続状態が所定の基準以下に悪化すると、前記電話網経由通話手段による通話回線を接続して前記電話網経由通話手段による通話に切り替え、前記電話網経由通話手段による通話中に前記LAN経由通話手段による接続状態が前記所定の基準より良好に回復すると前記LAN経由通話手段による通話に切り替える通話切替手段と、
を有することを特徴とする移動体端末装置。
(付記2) 前記LAN経由通話手段は、前記無線LANによる通信をしていないときは機能を停止しており、
前記電話網経由通話手段は、通話していないときは着呼の待ち受け状態となっており、
前記通話切替手段は、前記電話網経由通話手段に対する着呼を検出すると、前記LAN経由通話手段による接続状態を判断し、前記LAN経由通話手段による接続状態が所定の基準以下の場合、前記電話網経由通話手段による通話回線を接続し、前記LAN経由通話手段による接続状態が所定の基準より良好な場合、前記LAN経由通話手段を起動して通話回線を接続することを特徴とする付記1記載の移動体端末装置。
(付記3) 前記LAN経由通話手段は、通話していないときは機能を停止しており、
前記通話切替手段は、前記電話機との通話を指示する操作入力を受け付けると、前記LAN経由通話手段を起動して前記無線LANによる接続状態を判断し、前記無線LANの接続状態が前記所定の基準より良好な場合には、前記LAN経由通話手段による通話回線を接続し、前記無線LANの接続状態が前記所定の基準以下の場合には、前記電話網経由通話手段による通話回線を接続することを特徴とする付記1記載の移動体端末装置。
(付記4) 無線による通話を行う移動体端末装置において、
無線LANを経由した無線通話機能を有し、無線LANによる通信をしていないときは機能を停止しているLAN経由通話手段と、
無線電話網を経由した無線通話機能を有し、通話していないときは着呼の待ち受け状態となる電話網経由通話手段と、
前記電話網経由通話手段に対する着呼を検出すると、前記LAN経由通話手段による接続状態を判断し、前記LAN経由通話手段の接続状態が前記所定の基準以下の場合、前記電話網経由通話手段による通話回線を接続し、前記LAN経由通話手段の接続状態が前記所定の基準より良好な場合、前記LAN経由通話手段を起動して通話回線を接続する通話切替手段と、
を有することを特徴とする移動体端末装置。
(付記5) コンピュータに、移動体端末装置を制御させるための移動体端末装置制御プログラムにおいて、
前記コンピュータに、
無線LANを経由した通話機能を有するLAN経由通話手段による通話中に接続状態が所定の基準以下に悪化すると、無線電話網を経由した通話機能を有する電話網経由通話手段による通話回線を接続して前記電話網経由通話手段による通話に切り替え、
前記電話網経由通話手段による通話中に前記LAN経由通話手段による接続状態が前記所定の基準より良好に回復すると前記LAN経由通話手段による通話に切り替える、
処理を実行させることを特徴とする移動体端末装置制御プログラム。
(付記6) コンピュータに、移動体端末装置を制御させるための移動体端末装置制御プログラムにおいて、
前記コンピュータに、
無線電話網を経由した無線通話機能を有し、通話していないときは着呼の待ち受け状態となる電話網経由通話手段に対する着呼を検出すると、無線LANを経由した無線通話機能を有し、無線LANによる通信をしていないときは機能を停止しているLAN経由通話手段による接続状態を判断し、
前記LAN経由通話手段による接続状態が所定の基準以下の場合、前記電話網経由通話手段による通話回線を接続し、前記LAN経由通話手段の接続状態が前記所定の基準より良好な場合、前記電話網経由通話手段を起動して通話回線を接続する、
処理を実行させることを特徴とする移動体端末装置制御プログラム。
(付記7) 無線による通話を行う移動体端末装置を制御するための移動体端末装置制御方法において、
無線LANを経由した通話機能を有するLAN経由通話手段による通話中に接続状態が所定の基準以下に悪化すると、無線電話網を経由した通話機能を有する電話網経由通話手段による通話回線を接続して前記電話網経由通話手段による通話に切り替え、
前記電話網経由通話手段による通話中に前記LAN経由通話手段による接続状態が前記所定の基準より良好に回復すると前記LAN経由通話手段による通話に切り替える、
ことを特徴とする移動体端末装置制御方法。
(付記8) 無線による通話を行う移動体端末装置を制御するための移動体端末装置制御方法において、
無線電話網を経由した無線通話機能を有し、通話していないときは着呼の待ち受け状態となる電話網経由通話手段に対する着呼を検出すると、無線LANを経由した無線通話機能を有し、無線LANによる通信をしていないときは機能を停止しているLAN経由通話手段による接続状態を判断し、
前記LAN経由通話手段による接続状態が所定の基準以下の場合、前記電話網経由通話手段による通話回線を接続し、前記LAN経由通話手段による接続状態が前記所定の基準より良好な場合、前記LAN経由通話手段を起動して通話回線を接続する、
ことを特徴とする移動体端末装置制御方法。
(付記9) コンピュータに、移動体端末装置を制御させるための移動体端末装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記コンピュータに、
無線LANを経由した通話機能を有するLAN経由通話手段による通話中に接続状態が所定の基準以下に悪化すると、無線電話網を経由した通話機能を有する電話網経由通話手段による通話回線を接続して前記電話網経由通話手段による通話に切り替え、
前記電話網経由通話手段による通話中に前記LAN経由通話手段による接続状態が前記所定の基準より良好に回復すると前記LAN経由通話手段による通話に切り替える、
処理を実行させることを特徴とする移動体端末装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記10) コンピュータに、移動体端末装置を制御させるための移動体端末装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記コンピュータに、
無線電話網を経由した無線通話機能を有し、通話していないときは着呼の待ち受け状態となる電話網経由通話手段に対する着呼を検出すると、無線LANを経由した無線通話機能を有し、無線LANによる通信をしていないときは機能を停止しているLAN経由通話手段による接続状態を判断し、
前記LAN経由通話手段による接続状態が所定の基準以下の場合、前記電話網経由通話手段による通話回線を接続し、前記LAN経由通話手段による接続状態が所定の基準より良好な場合、前記LAN経由通話手段を起動して通話回線を接続する、
処理を実行させることを特徴とする移動体端末装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記11) コンピュータに、電話機と他の移動体端末装置との通話を管理させるための通話管理サーバプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
電話網経由通話管理手段が、無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中に、前記移動体端末装置から無線電話網を介した着呼があると、前記無線電話網を介して、前記移動体端末装置と前記電話機との通話回線を接続し、
LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを切断し、
前記LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置から前記無線LAN経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを接続し、
前記電話網経由通話管理手段が、前記移動体端末装置との間の前記無線電話網経由の回線を切断する、
処理を実行させることを特徴とする通話管理サーバプログラム。
(付記12) 前記LAN経由通話管理手段は、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを切断する際には、前記電話機と前記無線LAN経由の前記移動体端末装置との通話回線、および前記電話機と前記無線電話網経由の前記移動体端末装置との通話回線を維持した3者通話状態を経た後、前記無線LAN経由のセッションを切断することを特徴とする付記11記載の通話管理サーバプログラム。
(付記13) コンピュータに、電話機と他の移動体端末装置との通話を管理させるための通話管理サーバプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
LAN経由通話管理手段が、前記電話機から前記移動体端末装置への接続要求に応じて、前記電話機との間でセッションを接続し、
電話網経由通話管理手段が、前記移動体端末装置に対して、無線電話網を介した発呼を行い、
前記LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置から無線LANによるセッション開始要求を受け取ると、前記移動体端末装置との間で前記無線LAN経由でセッションを接続し、前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の回線を接続する、
処理を実行させることを特徴とする通話管理サーバプログラム。
(付記14) 電話機と他の移動体端末装置との通話を管理する通話管理サーバにおいて、
無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中に、前記移動体端末装置から無線電話網を介した着呼があると、前記無線電話網を介して前記移動体端末装置と前記電話機との通話回線を接続し、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションが接続されると、前記移動体端末装置との間の前記無線電話網経由の回線を切断する電話網経由通話管理手段と、
前記着呼に応じて前記無線電話網を介した通話回線が接続されると、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを切断し、前記移動体端末装置から前記無線LAN経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを接続する前記LAN経由通話管理手段と、
を有することを特徴とする通話管理サーバ。
(付記15) 電話機と他の移動体端末装置との通話を管理する通話管理サーバにおいて、
前記電話機から前記移動体端末装置への接続要求に応じて、前記電話機との間でセッションを接続し、前記移動体端末装置から無線LANによるセッション開始要求を受け取ると、前記移動体端末装置との間で前記無線LAN経由でセッションを接続し、前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の回線を接続するLAN経由通話管理手段と、
前記接続要求に応じて、前記移動体端末装置に対して、無線電話網を介した発呼を行う電話網経由通話管理手段と、
を有することを特徴とする通話管理サーバ。
(付記16) 通話管理サーバにより、電話機と他の移動体端末装置との通話を管理するための通話管理方法において、
電話網経由通話管理手段が、無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中に、前記移動体端末装置から無線電話網を介した着呼があると、前記無線電話網を介して、前記移動体端末装置と前記電話機との通話回線を接続し、
LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを切断し、
前記LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置から前記無線LAN経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを接続し、
前記電話網経由通話管理手段が、前記移動体端末装置との間の前記無線電話網経由の回線を切断する、
ことを特徴とする通話管理方法。
(付記17) 通話管理サーバにより、電話機と他の移動体端末装置との通話を管理させるための通話管理方法において、
LAN経由通話管理手段が、前記電話機から前記移動体端末装置への接続要求に応じて、前記電話機との間でセッションを接続し、
電話網経由通話管理手段が、前記移動体端末装置に対して、無線電話網を介した発呼を行い、
前記LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置から無線LANによるセッション開始要求を受け取ると、前記移動体端末装置との間で前記無線LAN経由でセッションを接続し、前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の回線を接続する、
ことを特徴とする通話管理方法。
(付記18) コンピュータに、電話機と他の移動体端末装置との通話を管理させるための通話管理サーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記コンピュータに、
電話網経由通話管理手段が、無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中に、前記移動体端末装置から無線電話網を介した着呼があると、前記無線電話網を介して、前記移動体端末装置と前記電話機との通話回線を接続し、
LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを切断し、
前記LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置から前記無線LAN経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを接続し、
前記電話網経由通話管理手段が、前記移動体端末装置との間の前記無線電話網経由の回線を切断する、
処理を実行させることを特徴とする通話管理サーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記19) コンピュータに、電話機と他の移動体端末装置との通話を管理させるための通話管理サーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記コンピュータに、
LAN経由通話管理手段が、前記電話機から前記移動体端末装置への接続要求に応じて、前記電話機との間でセッションを接続し、
電話網経由通話管理手段が、前記移動体端末装置に対して、無線電話網を介した発呼を行い、
前記LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置から無線LANによるセッション開始要求を受け取ると、前記移動体端末装置との間で前記無線LAN経由でセッションを接続し、前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の回線を接続する、
処理を実行させることを特徴とする通話管理サーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
実施の形態に適用される発明の概念図である。 本実施の形態のシステム構成例を示す図である。 移動体端末装置のハードウェア構成を示す図である。 移動体端末装置の機能を示すブロック図である。 通話管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 通話管理サーバの機能を示すブロック図である。 宛先情報のデータ構造例を示す図である。 通話情報のデータ構造例を示す図である。 移動体端末装置からの電話をかける場合の移動体端末装置での処理を示すフローチャートである。 IP電話機から移動体端末装置へ電話をかける場合の処理を示す概念図である。 移動体端末装置による待ち受け時の処理(着呼後、VoIPで通話)を示すシーケンス図である。 移動体端末装置による待ち受け時の処理(着呼後、携帯電話網経由で通話)を示すシーケンス図である。 VoIPから携帯電話網経由の音声通話へのローミング手順を示す図である。 VoIPから携帯電話網経由の音声通話へのローミング手順を示すシーケンス図である。 携帯電話網経由の音声通話からVoIPへのローミング手順を示す図である。 携帯電話網経由の音声通話からVoIPへのローミング手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 移動体端末装置
1a 電話網経由通話手段
1b LAN経由通話手段
1c 通話切替手段
2 通話管理サーバ
2a 電話網経由通話管理手段
2b LAN経由通話管理手段
3 無線LAN
4 無線電話網
5 電話機

Claims (4)

  1. コンピュータに、電話機と他の移動体端末装置との通話を管理させるための通話管理サーバプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    電話網経由通話管理手段が、前記電話機と前記移動体端末装置との間の無線LAN経由のセッションを用いた通話回線による前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中に、前記移動体端末装置から無線電話網を介した着呼があると、前記無線電話網経由での前記移動体端末装置との通話回線を接続し、接続した通話回線と、前記電話機と前記移動体端末装置との間に既に接続されているセッションを用いた通話回線とにより前記無線電話網経由での前記電話機と前記移動体端末装置との通話回線を接続し、
    LAN経由通話管理手段が、前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の通話回線、および前記無線電話網経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の通話回線による三者通話状態を経た後、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを切断し、
    前記LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置から前記無線LAN経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを接続し、
    前記電話網経由通話管理手段が、前記移動体端末装置との間の前記無線電話網経由の通話回線を切断する、
    処理を実行させることを特徴とする通話管理サーバプログラム。
  2. 前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中は、前記電話機に対して、通信相手として前記移動体端末装置のアドレスが通知されており、前記電話網経由通話管理手段は、前記コンピュータのアドレスを含む転送要求を前記電話機に送信することで、前記電話機との間に既に接続されているセッションを用いた前記電話機と前記コンピュータとの通話回線を接続し、前記移動体端末装置からの着呼に応答して前記無線電話網経由の前記移動体端末装置と前記コンピュータとの通話回線を接続することで三者通話状態を構築することを特徴とする請求項1記載の通話管理サーバプログラム。
  3. 通話管理サーバにより、電話機と他の移動体端末装置との通話を管理するための通話管理方法において、
    電話網経由通話管理手段が、前記電話機と前記移動体端末装置との間の無線LAN経由のセッションを用いた通話回線による前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中に、前記移動体端末装置から無線電話網を介した着呼があると、前記無線電話網経由での前記移動体端末装置との通話回線を接続し、接続した通話回線と、前記電話機と前記移動体端末装置との間に既に接続されているセッションを用いた通話回線とにより前記無線電話網経由での前記電話機と前記移動体端末装置との通話回線を接続し、
    LAN経由通話管理手段が、前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の通話回線、および前記無線電話網経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の通話回線による三者通話状態を経た後、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを切断し、
    前記LAN経由通話管理手段が、前記移動体端末装置から前記無線LAN経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを接続し、
    前記電話網経由通話管理手段が、前記移動体端末装置との間の前記無線電話網経由の通話回線を切断する、
    ことを特徴とする通話管理方法。
  4. 電話機と他の移動体端末装置との通話を管理するための通話管理サーバにおいて、
    前記電話機と前記移動体端末装置との間の無線LAN経由のセッションを用いた通話回線による前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中に、前記移動体端末装置から無線電話網を介した着呼があると、前記無線電話網経由での前記移動体端末装置との通話回線を接続し、接続した通話回線と、前記電話機と前記移動体端末装置との間に既に接続されているセッションを用いた通話回線とにより前記無線電話網経由での前記移動体端末装置と前記電話機との通話回線を接続し、前記移動体端末装置から前記無線LAN経由での通信の回復を示す情報に応じて、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションが接続されると、前記移動体端末装置との間の前記無線電話網経由の通話回線を切断する電話網経由通話管理手段と、
    前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間での通話中に、前記無線電話網経由で前記電話機と前記移動体端末装置との通話回線が接続されると、前記無線LAN経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の通話回線、および前記無線電話網経由での前記電話機と前記移動体端末装置との間の通話回線による三者通話状態を経た後、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを切断し、前記移動体端末装置から前記無線LAN経由での通信の回復を示す情報を受け取ると、前記移動体端末装置との間の前記無線LAN経由のセッションを接続するLAN経由通話管理手段と、
    を有することを特徴とする通話管理サーバ。
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