JP5205150B2 - 呼接続中にアクセス区間を切り替える方法、構内交換装置、端末及びプログラム - Google Patents

呼接続中にアクセス区間を切り替える方法、構内交換装置、端末及びプログラム Download PDF

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本発明は、呼接続中にアクセス区間を切り替える方法、構内交換装置、端末及びプログラムに関する。特に、LAN通信機能を備えた携帯電話機が、携帯電話網からLAN(Local Area Network)へ呼接続を切り替える技術に関する。
近年、携帯電話網のような広域無線通信ネットワークを介して通信する携帯電話機に、無線/有線LAN又はBluetoothのような狭域高速無線通信インタフェースを備えているものが普及しつつある。このような携帯電話機では、屋外では携帯電話網を用いて通信することができ、屋内では例えばLAN等を用いて通信することができる。
携帯電話網からLANへ通信を切り替える技術として、第1に、ネットワーク内に通信路切替サーバを配置し、当該サーバが、移動端末の無線システムの切り替えをサポートする技術がある(例えば非特許文献1参照)。第2に、モバイルIP(Internet Protocol)に基づくオールIPネットワークを用いて、携帯電話網と無線LANとの間で通信経路を切り替える技術もある(例えば特許文献1参照)。第3に、モバイルIPに代えてSIP(Session Initiation Protocol)を用いて、同様に携帯電話網と無線LANとの間で通信経路を切り替える技術もある(例えば非特許文献2参照)。第4に、無線LANを用いた通信中に、携帯電話網の利用時と同様のサービスを、ユーザが所持する携帯電話機に提供する技術もある(例えば非特許文献3参照)。この技術は、携帯電話網に備えられたエッジ装置が、携帯電話網で用いられるシグナリングやメッセージをIPでカプセル化し、そのカプセル化されたパケットを携帯電話機へ無線LANを介して送信する。携帯電話機は、そのカプセル化されたパケットに対して、カプセルの解放を実行する。
他の技術として、低廉な通話料金による通話サービスを提供するために、電話番号の頭に特定の番号を付加して、当該呼を、国際電話経由やIP電話経由で、相手方端末へ着呼させる技術もある(例えば非特許文献4参照)。この技術は、移動端末からの発呼された呼は、一旦、構内装置を経由して、国際電話網やIP電話網を介して相手方端末へ着呼させる。
図1は、従来技術におけるシステム構成図である。
図1のシステムによれば、発呼端末2と着呼端末3とは、広域通信ネットワークを介して呼接続をすることができる。また、発呼端末2は、構内に設置されたルータ8に接続することもでき、そのルータ8は、広域通信ネットワークに接続されている。ルータ8は、広域通信ネットワークと狭域高速通信ネットワーク(無線/有線LAN又はBluetooth)とを相互接続する。発呼端末2は、広域通信ネットワークに接続する第1の通信インタフェースと、狭域高速通信ネットワークに接続する第2の通信インタフェースとを有する。第2の通信インタフェースは、アクセスポイント71を介してルータ8に接続する。
広域通信ネットワークは、無線アクセスネットワーク4と、IPアクセスネットワーク5と、通信交換コアネットワーク(バックボーンネットワーク)6とからなる。通信交換コアネットワーク6は、通信事業者によって運用管理される事業者網であって、例えば携帯電話網の基幹ネットワークである。通信交換コアネットワーク6は、通信呼の回線交換を実行するMSC(Mobile Switching Center)61と、無線アクセスネットワーク4との間に介在するC−BSC(Centralized Base Station Controller)62と、加入者データベースであるHLR(Home Location Register)63とを含む。
無線アクセスネットワーク4は、例えば携帯電話網であるセルラRAN(Radio access
network)であり、複数の基地局41が接続されている。基地局41は、無線リンクを介して、発呼端末(携帯電話機)と通信する。無線アクセスネットワーク4は、例えばCDMA
2000 1xのシステムで構築されている。
IPアクセスネットワーク5は、例えばインターネットサービスプロバイダネットワークであり、ユーザ構内に配置されたルータ8に接続される。IPアクセスネットワークは、通信交換コアネットワーク6に相互接続されると共に、外部のインターネットへも接続される。
図1によれば、発呼端末2から着呼端末3へ向けた、呼の経路が表されている。発呼端末は、無線アクセスネットワーク4->通信交換コアネットワーク6を経由して、着呼端末3へ発呼する。このとき、発呼の電話番号は、着呼端末3宛となる。その後、発呼端末2を所持する利用者が、通話しながら、構内へ移動したとする。このとき、無線アクセスネットワーク4の基地局41からの電波が弱くなる一方で、ルータ8に接続されるアクセスポイント71からの電波を検出できる。そうすると、発呼端末2は、一度、無線アクセスネットワーク4を介した呼接続を、切断する。そして、発呼端末2は、ルータ8を介して、IPアクセスネットワーク5を経由して、着呼端末3へ発呼する。このように、携帯電話網とLANとの間では呼接続を維持することはできない。
特開2004−289460号公報 3GPP TS 23.206 v7.5.0, "Voice CallContinuity (VCC) between Circuit Switched (CS) and IP Multimedia Subsystem(IMS); Stage 2," Dec. 2007. Schulzrinne, H. and E. Wedlund,"Application-Layer Mobility Using SIP", ACM Mobile Computing andCommunications Review Vol.4, No.3, July 2000. 3GPP TS 43.318 V6.11.0, "Radio AccessNetwork; Generic Access Network (GAN); Stage 2," Nov. 2007. http://www.iptalk.net/news/200611.html
前述した特許文献1及び非特許文献1〜3に記載された技術によれば、いずれも、既存ネットワークに、サーバを設置するなどの変更が必要となり、サービス展開の迅速性や、コストの点から課題がある。特に、特許文献1及び非特許文献2に記載された技術によれば、オールIPネットワークを前提としており、現在主流の回線交換網を用いた移動体音声サービスへの対応は困難である。また、非特許文献4に記載された技術によれば、発呼時に通信経路を定めているが、目的は低廉な通信料であり、経路切替えには対応していない。
そこで、本発明は、既存ネットワーク及び通信(通話)相手端末に対して別途の機能及び装置を搭載することなく、通話中に、広域通信ネットワーク及び狭域高速通信ネットワークのアクセス区間を切り替えることができる方法、構内交換装置、端末及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、広域通信ネットワークを介して呼接続可能な発呼端末及び着呼端末と、広域通信ネットワーク及び狭域通信ネットワークに接続される構内交換装置とを有するシステムにおける呼接続のアクセス区間切替方法であって、
発呼端末が、広域通信ネットワークを介して構内交換装置へ、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に発呼する第1のステップと、
構内交換装置が、発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶テーブルに記憶する第2のステップと、
構内交換装置が、着呼先番号を用いて、広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼する第3のステップと、
構内交換装置が、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する第4のステップと、
発呼端末が移動によって、狭域通信ネットワークを介して構内交換装置へ発呼する第5のステップと、
構内交換装置が、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継するようにアクセス区間を切り替える第6のステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、広域通信ネットワークを介して呼接続可能な発呼端末及び着呼端末と、広域通信ネットワーク及び狭域通信ネットワークに接続される構内交換装置とを有するシステムにおける呼接続のアクセス区間切替方法であって、
発呼端末が狭域通信ネットワークを介して構内交換装置へ、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に発呼する第1のステップと、
構内交換装置が、発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶テーブルに記憶する第2のステップと、
構内交換装置が、着呼先番号を用いて広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼する第3のステップと、
構内交換装置が、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する第4のステップと、
発呼端末が移動によって、広域通信ネットワークを介して構内交換装置へ発呼する第5のステップと、
構内交換装置が、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継するようにアクセス区間を切り替える第6のステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、広域通信ネットワークを介して呼接続可能な発呼端末及び着呼端末と、広域通信ネットワーク及び狭域通信ネットワークに接続される構内交換装置とを有するシステムにおける呼接続のアクセス区間切替方法であって、
発呼端末が、広域通信ネットワークを介して構内交換装置へ、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に発呼する第1のステップと、
構内交換装置が、発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶テーブルに記憶する第2のステップと、
構内交換装置が、着呼先番号を用いて、広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼する第3のステップと、
構内交換装置が、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する第4のステップと、
着呼端末が、移動によって、狭域通信ネットワークを介して構内交換装置へ発呼(接続)する第5のステップと、
構内交換装置が、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継するようにアクセス区間を切り替える第6のステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、広域通信ネットワークを介して呼接続可能な発呼端末及び着呼端末と、広域通信ネットワーク及び狭域通信ネットワークに接続される構内交換装置とを有するシステムにおける呼接続のアクセス区間切替方法であって、
発呼端末が、広域通信ネットワークを介して構内交換装置へ、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に発呼する第1のステップと、
構内交換装置が、発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶テーブルに記憶する第2のステップと、
構内交換装置が、着呼先番号を用いて、域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼する第3のステップと、
構内交換装置が、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する第4のステップと、
着呼端末が、移動によって、広域通信ネットワークを介して構内交換装置へ発呼(接続)する第5のステップと、
構内交換装置が、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継するようにアクセス区間を切り替える第6のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の呼接続のアクセス区間切替方法における他の実施形態によれば、
第1のステップについて、発呼端末に入力される電話番号は、「構内交換装置の電話番号」と「アンカー符号」と「着呼端末の電話番号」との組合せからなることも好ましい。
本発明の呼接続のアクセス区間切替方法における他の実施形態によれば、
広域通信ネットワークは、通信交換コアネットワークと、無線アクセスネットワークと、IP(Internet Protocol)アクセスネットワークとを有し、
広域通信ネットワークの無線アクセスネットワークは、携帯電話網であり、
広域通信ネットワークのIPアクセスネットワークは、呼制御プロトコルとしてはSIP(Session Initiation Protocol)を用いており、
狭域通信ネットワークは、無線/有線LAN又はBluetoothであり、
構内交換装置は、IP−PBX(Internet Protocol - Private Branch eXchange)であり、
発呼端末又は着呼端末は、無線アクセスネットワークに接続できる第1の通信インタフェースと、IPアクセスネットワークに接続できる第2の通信インタフェースとを有し、第2の通信インタフェースを用いて狭域通信ネットワークを介してIP−PBXへ、接続要求としてのSIP INVITEを送信する
ことを特徴とする。
本発明の呼接続のアクセス区間切替方法における他の実施形態によれば、
記憶テーブルに記憶された発呼元番号及び着呼先番号の組は、当該セッションが終了した際に削除されることも好ましい。
本発明によれば、広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される構内交換装置であって、
発呼端末から、広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
着呼先番号を用いて、広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
WAN着呼手段によって着呼した後、移動した発呼端末から、狭域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、LAN着呼受付手段の着呼後に、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される構内交換装置であって、
発呼端末から、狭域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
着呼先番号を用いて、広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
LAN着呼受付手段によって着呼した後、移動した発呼端末から、広域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、WAN着呼受付手段の着呼後に、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
を有することを特徴とする。
更に、本発明によれば、広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される構内交換装置であって、
発呼端末から、広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
着呼先番号を用いて、広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
WAN着呼手段によって着呼した後、移動した着呼端末から、狭域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、LAN着呼受付手段の着呼後に、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
を有することを特徴とする。
更に、本発明によれば、広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される構内交換装置であって、
発呼端末から、広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
着呼先番号を用いて、狭域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するLAN再発呼手段と、
WAN着呼受付手段が、更に、LAN再発呼手段によって着呼した後、移動した着呼端末から、広域通信ネットワークを介して着呼を受け付け、
LAN再発呼手段の再発呼後に、及び、WAN着呼受付手段の着呼端末からの着呼後に、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
を有することを特徴とする。
本発明の構内交換装置における他の実施形態によれば、
広域通信ネットワークは、通信交換コアネットワークと、無線アクセスネットワークと、IP(Internet Protocol)アクセスネットワークとを有し、
広域通信ネットワークの無線アクセスネットワークは、携帯電話網であり、
広域通信ネットワークのIPアクセスネットワークは、呼制御プロトコルとしてはSIP(Session Initiation Protocol)を用いており、
狭域通信ネットワークは、無線/有線LAN又はBluetoothであり、
構内交換装置は、IP−PBX(Internet Protocol - Private Branch eXchange)であることも好ましい。
本発明によれば、前述した構内交換装置と通信可能であって、広域通信ネットワークに接続される第1の通信インタフェースと、狭域通信ネットワークに接続される第2の通信インタフェースとを有する端末であって、
「構内交換装置の電話番号」と「アンカー符号」と「着呼端末の電話番号」との組合せからなる電話番号を入力可能な電話番号入力手段と、
発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に、構内交換装置へ発呼する発呼手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される装置に搭載されたコンピュータを機能させる構内交換用のプログラムであって、
発呼端末から、広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
着呼先番号を用いて、広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
WAN着呼手段によって着呼した後、移動した発呼端末から、狭域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、LAN着呼受付手段の着呼後に、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、本発明によれば、広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
発呼端末から、狭域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
着呼先番号を用いて、広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
LAN着呼受付手段によって着呼した後、移動した発呼端末から、広域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、WAN着呼受付手段の着呼後に、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
更に、本発明によれば、広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
発呼端末から、広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
着呼先番号を用いて、広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
WAN着呼手段によって着呼した後、移動した着呼端末から、狭域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、LAN着呼受付手段の着呼後に、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
更に、本発明によれば、広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
発呼端末から、広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
着呼先番号を用いて、狭域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するLAN再発呼手段と、
WAN着呼受付手段が、更に、LAN再発呼手段によって着呼した後、移動した着呼端末から、広域通信ネットワークを介して着呼を受け付け、
LAN再発呼手段の再発呼後に、及び、WAN着呼受付手段の着呼端末からの着呼後に、発呼端末に対する呼接続と、着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明のアクセス区間切替方法、構内交換装置、端末及びプログラムによれば、既存ネットワーク及び着呼端末に対して別途の機能及び装置を搭載することなく、通話中に、広域通信ネットワーク及び狭域高速通信ネットワークのアクセス区間を切り替えることができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明における第1のシステム構成図である。
図2によれば、ユーザ構内に配置されるルータ8に代えて、IP−PBXである構内交換装置1が備えられている。IP−PBXとは、IPネットワークにおけるIP電話端末の回線交換機として機能し、企業又は宅内等の組織内LANにおけるIP電話の内線電話網を実現する。特に、IP−PBXは、広域通信ネットワークのWAN(IPアクセスネットワーク5)と、狭域通信ネットワークのLANとの間の回線交換機能も有する。尚、IP−PBX1は、端末からの発呼要求を受け付けるために、SIPサーバの機能も搭載している。勿論、ルータ8を用いて、LANとIPアクセスネットワークとを相互接続し、そのLANにIP−PBX1を接続する構成であってもよい。そのIP−PBX1は、WANに対するインタフェースを備える必要はない。
図2によれば、発呼端末2から着呼端末3へ向けた、呼の経路が表されている。発呼端末2は、無線アクセスネットワーク4->通信交換コアネットワーク6->IPアクセスネットワーク5を経由して、IP−PBX1へ発呼する。このとき、発呼の電話番号は、IP−PBX1宛となる。この発呼では、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報も、IP−PBX1へ送信される。発呼端末2から着呼したIP−PBX1は、着呼先番号を用いて、IPアクセスネットワーク5を経由して、着呼端末3へ発呼する。IP−PBX1は、発呼端末2に対する呼接続と、着呼端末3に対する呼接続とを中継するように動作する。
その後、発呼端末2は、屋内に移動している。発呼端末2は、屋内の無線LAN7によってアクセスポイント71を介して、IP−PBX1に接続(発呼)する。これによって、IP−PBX1は、発呼端末2に対する呼接続と着呼端末3に対する呼接続とを中継する。
図3は、本発明におけるシーケンス図である。
(S301)最初に、発呼端末2を操作する利用者が、「構内交換装置の電話番号」と「アンカー符号」と「着呼端末の電話番号」との組合せからなる電話番号を、発呼端末2に入力する。例えば、発呼端末2、着呼端末3及びIP−PBX1の電話番号を、以下のように表す。
発呼端末の電話番号 :「0x0-xxxx-yyyy」
着呼端末の電話番号 :「0a-bbbb-cccc」
IP−PBXの電話番号:「0h-iiii-jjjj」
このとき、本発明における電話番号は、以下のように表される。
「中継装置番号」+「アンカー符号」+「着呼先番号」
「0h-iiii-jjjj-*11#-0a-bbbb-cccc」
ここで、「*11#」は、「アンカー符号」である。これは、「0h-iiii-jjjj」を経由して(アンカーして)「0a-bbbb-cccc」へ発呼する、ことを意味する。
発呼端末2は、アクセスチャネル上で、Origination Messageを、基地局41へ送信する。Origination Messageは、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報であり、中継装置番号「0h-iiii-jjjj」を持つIP−PBX1へ発呼する。
Origination Messageを受信した基地局41は、その確認応答として、BS Ack
Orderを、発呼端末2へ返信する。
(S302)基地局41は、CM Service Request messageを生成する。そして、基地局41は、CM Service Request messageを含む、発呼要求としてのComplete L3 Infoメッセージを、C−BSC62を経由して、MSC61へ送信する。これに対し、MSC61は、基地局41へ、無線リソースを割り当てるよう指示する、発呼応答としてのAssignment Requestを返信する。
(S303)基地局41は、発呼端末2との間で、無線リソース(トラフィックチャネル)を確立する。その後、基地局41は、発呼確認としてのAssignment Completeを、C−BSC62を経由してMSC61へ送信する。
(S304)MSC61は、中継装置番号「0h-iiii-jjjj」を持つIP−PBX1へ、発呼要求(初期アドレスメッセージ:IAM(Initiation Address Message))を送信する。この発呼要求には、発呼元番号及び着呼先番号が含まれる。
(S305)着呼と共に発呼要求を受信したIP−PBX1は、発呼元番号「0x0-xxxx-yyyy」及び着呼先番号「0a-bbbb-cccc」の組を記憶テーブルに記憶する。
(S306)次に、IP−PBX1は、着呼先番号「0a-bbbb-cccc」を持つ着呼端末3へ、発呼要求(初期アドレスメッセージ:IAM)と共に再発呼する。
(S307)着呼端末(又は着呼端末側の交換機)は、アドレス完了メッセージ(ACM(Address Complete Message)を、IP−PBX1へ返信する。また、IP−PBX1は、そのアドレス完了メッセージを、MSC61へ更に返信する。
(S308)MSC61は、C−BSC62及び基地局41を介して、発呼端末2へ、リングバックトーンを送出する。これによって、発呼端末2を操作する発呼者は、呼び出し中であることを認識することができる。リングバックトーンとは、発呼端末が電話をかけた際、呼び出し中に聞こえる「呼び出し音」である。
(S309)また、着呼端末3は、IP−PBX1へ、呼経過メッセージ(CPG(Call
Proceeding))を送信する。IP−PBX1は、この呼経過メッセージを、MSC61へ更に送信する。
(S310)更に、着呼端末3は、利用者によってオフフックの操作がされた際に、IP−PBX1へ、応答メッセージ(ANM(ANswer Message))を送信する。応答メッセージには、発呼元番号(発呼端末2の電話番号)及び着呼先番号(着呼端末3の電話番号)を含む。その後、IP−PBX1は、この応答メッセージを、MSC61へ更に送信する。
その後、IP−PBX1は、この応答メッセージを、MSC61へ更に送信する。
IP−PBX1は、この応答メッセージを受信することによって、S305についての発呼元番号及び着呼先番号の組の記憶を確定する。逆に、応答メッセージを受信しなかった場合、IP−PBX1は、発呼元番号及び着呼先番号の組の記憶を消去する。また、IP−PBX1が、応答メッセージを受信したけれども、記憶テーブルに登録されていない発呼元番号及び着呼先番号の組の場合は、この応答メッセージを無視する。尚、記憶テーブルに記憶される発呼元番号及び着呼先番号の組は、呼接続が終了すると削除される。
(S311)発呼端末2と着呼端末3との呼接続は、IP−PBX1によってアンカーされる。即ち、IP−PBX1が、発呼端末2に対する呼接続と、着呼端末3に対する呼接続とを中継する。
(S312)続いて、発呼端末2が、構内に移動し、狭域高速無線通信ネットワークである無線LANのエリアに入ったとする。このとき、発呼端末2は、アクセスポイント71を発見する。
(S321)発呼端末2は、アクセスポイント71と通信可能となった際に、アクセスポイント71を介してIP−PBX1へ登録要求を送信し、登録シーケンスを実行する。IP−PBX1は、SIPサーバ(SIP Registrar)の機能を備えている。IPアクセスネットワークにおける呼制御プロトコルとしては、SIPが用いられる。
(S322)発呼端末2は、次に、アクセスポイント71を介してIP−PBX1へ、接続要求(SIP
INVITE)を送信する。接続要求は、送信元識別子及び宛先識別子を含む。例えば、送信元識別子及び宛先識別子は、以下のようなものである。
送信元識別子:「sip:+81x0xxxxyyyy@ippbx.example.com」
宛先識別子 :「sip:+81 abbbbcccc@corr.example.com」
(S323)IP−PBX1は、記憶テーブルに記憶されている発呼元番号及び着呼先番号の組と、送信元識別子及び宛先識別子の組とを比較する。送信元識別子及び宛先識別子については、@より前の値のみを比較する。即ち、送信元識別子「+81x0xxxxyyyy」及び宛先識別子「+81 abbbbcccc」が比較対象となる。
ここで、記憶テーブルに記憶されている発呼元番号及び着呼先番号の組と、送信元識別子及び宛先識別子の組とが一致した場合、当該呼について、アクセス区間を切り替える。ここで、記憶テーブルに記憶されている発呼元番号及び着呼先番号の組が、送信元識別子及び宛先識別子の組と一致すればよい。つまり、{発呼元番号と送信元識別子とが一致し、且つ、着呼先番号と宛先識別子とが一致する}又は{発呼元番号と宛先識別子とが一致し、且つ、着呼先番号と送信元識別子とが一致する}のいずれかの条件を満たせば、当該呼についてアクセス区間を切り替える。
(S324)IP−PBX1は、アクセス区間を切り替えると、接続応答である200OKメッセージを、発呼端末2へ送信する。これに対し、発呼端末2は、接続確認であるACKメッセージを、IP−PBX1へ返信する。
(S325)これによって、IP−PBX1が、LANを介して接続された発呼端末2に対する呼接続と、IPアクセスネットワークを介して接続された着呼端末3に対する呼接続とを中継する。即ち、発呼端末の通話中に、広域通信ネットワークの回線交換から狭域高速通信ネットワークのVoIPへ、アクセス区間を切り替えることができる。
(S326)発呼端末2は、基地局41へ、呼接続の解放要求を送信し、無線アクセスネットワーク4を介した呼接続を切断する。
図4は、本発明におけるIP−PBX及び発呼端末の機能構成図である。
図4によれば、IP−PBX1は、WANインタフェース101と、LANインタフェース102と、WAN着呼受付部111と、WAN再発呼部112と、LAN着呼受付部113と、LAN再発呼部114と、呼接続中継部115と、アクセス区間切替部116と、記憶テーブル117とを有する。WANインタフェース101及びLANインタフェース102以外のこれら機能構成部は、IP−PBXに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
WANインタフェース101は、広域通信ネットワークにおけるIPアクセスネットワーク5に接続する。IP−PBX1は、WANインタフェース101を介して、着呼端末と、移動前の屋外の発呼端末とそれぞれ、通信することができる。
LANインタフェース102は、無線/有線LAN又はBluetoothに接続される。図4によれば、無線LAN用のアクセスポイント71に接続される。IP−PBX1は、LANインタフェース102を介して、移動後の屋内の発呼端末2と通信することができる。
WAN着呼受付部111は、WANインタフェース101から、発呼要求(初期アドレスメッセージ:IAM)を含む着呼を受け付ける。発呼要求には、発呼元番号及び着呼先番号の呼情報が含まれる。WAN着呼受付部111は、発呼要求に基づく当該呼を呼接続中継部115で維持させると共に、WAN再発呼部112又はLAN再発呼部114へ着呼先番号を出力する。また、発呼元番号及び着呼先番号の組は、記憶テーブル117へ出力される。
LAN着呼受付部113は、LANインタフェース102から、接続要求(SIP INVITE)を含む着呼を受け付ける。接続要求には、発呼元番号及び着呼先番号の呼情報が含まれる。LAN着呼受付部113は、発呼要求に基づく当該呼を呼接続中継部115で維持させると共に、LAN再発呼部114又はWAN再発呼部112へ着呼先番号を出力する。また、発呼元番号及び着呼先番号の組は、記憶テーブル117へ出力される。尚、端末がWANにあるか又はLANにあるかは、SIP Registrar内のデータベースによって判断される。
WAN再発呼部112は、WAN着呼受付部111又はLAN着呼受付部113から出力された着呼先番号へ再発呼する。再発呼に基づく呼は、呼接続中継部115で維持される。
LAN再発呼部114は、LAN着呼受付部113又はWAN着呼受付部111から出力された着呼先番号へ再発呼する。再発呼に基づく呼は、呼接続中継部115で維持される。
記憶テーブル117は、WAN着呼受付部111から出力された発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する。
呼接続中継部115は、以下の4つのパターンの呼接続中継を切り替える。
(中継1)WANインタフェース101を介した発呼端末2に対する呼接続と、WANインタフェース101を介した着呼端末3に対する呼接続との中継

LANインタフェース102を介した発呼端末2に対する呼接続と、WANインタフェース101を介した着呼端末3に対する呼接続との中継
(中継2)LANインタフェース102を介した発呼端末2に対する呼接続と、WANインタフェース101を介した着呼端末3に対する呼接続との中継

WANインタフェース101を介した発呼端末2に対する呼接続と、WANインタフェース101を介した着呼端末3に対する呼接続との中継
(中継3)WANインタフェース101を介した発呼端末2に対する呼接続と、WANインタフェース101を介した着呼端末3に対する呼接続との中継

WANインタフェース101を介した発呼端末2に対する呼接続と、LANインタフェース102を介した着呼端末3に対する呼接続との中継
(中継4)WANインタフェース101を介した発呼端末2に対する呼接続と、LANインタフェース102を介した着呼端末3に対する呼接続との中継

WANインタフェース101を介した発呼端末2に対する呼接続と、WANインタフェース101を介した着呼端末3に対する呼接続との中継
アクセス区間切替部116は、発呼端末2がLANインタフェースを介して接続した場合、その発呼端末2が、記憶テーブル117に記憶された発呼端末又は着呼端末の電話番号と一致するか否かを判定する。一致する場合、呼接続中継部115に対して、(中継1)から(中継2)へ切り替えるように指示する。
図4によれば、端末2は、LANインタフェース201と、WANインタフェース202と、呼接続切替部211と、WAN発呼部212と、LAN発呼部213と、ユーザインタフェース部214とを有する。呼接続切替部211は、ユーザインタフェース部214の通話機能に対して、LANインタフェース201又はWANインタフェース202に切り替える。WAN発呼部212は、ユーザインタフェース部214に入力された「構内交換装置の電話番号」へ向けて発呼し、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報を送信する。ユーザインタフェース部214は、利用者によって、「構内交換装置の電話番号」と「アンカー符号」と「着呼端末の電話番号」との組合せからなる電話番号の入力を受け付ける。LAN発呼部213は、LANインタフェース201を介してIP−PBX1に接続した際に、接続要求を送信する。
図5は、本発明における第2のシステム構成図である。
図5によれば、発呼端末2は、無線LAN7によってアクセスポイント71を介して、IP−PBX1へ向けて発呼(接続)する。ここでは、例えば図3のS322と同じ接続要求が、IP−PBX1へ送信される。この発呼では、S322と同様に送信元識別子及び宛先識別子を含んでおり、IP−PBX1へ送信される。IP−PBX1は、そのメッセージの送信元識別子及び宛先識別子の組が、記憶テーブルに記憶されている発呼元番号及び着呼先番号の組と一致しないと判断し、その識別子の組を、新たに記憶テーブルに記憶する。発呼端末2から着呼したIP−PBX1は、着呼先番号を用いて、IPアクセスネットワーク5を経由して、着呼端末3へ発呼する。IP−PBX1は、発呼端末2に対する呼接続と、着呼端末3に対する呼接続とを中継するように動作する。
その後、発呼端末2は、屋外に移動している。発呼端末2は、無線LANの無線品質の劣化を検知した場合、無線アクセスネットワーク4によって基地局41を介して、IP−PBX1に発呼する。このとき、その電話番号は、「構内交換装置の電話番号」、「アンカー符号」、「着呼端末の電話番号」の組み合わせである。着呼したIP−PBX1は、その発呼元番号及び着呼先番号の組と、記憶テーブルに記憶されている送信元識別子及び宛先識別子の組を比較し、その組が一致した場合、その呼接続について、LANインタフェース102からWANインタフェース101への中継の切替を実行する。これによって、IP−PBX1は、発呼端末2に対する呼接続と着呼端末3に対する呼接続とを中継する。尚、勿論、図3のS301で前述した、初期発呼時のアンカー符号と異なることも好ましい。これによって、アンカー符号によって、IP−PBX1が、初期発呼か又は切り替え要求呼かを判断することができる。
図6は、本発明における第3のシステム構成図である。
図6によれば、発呼端末2は、IPアクセスネットワーク5を介して、IP−PBX1へ向けて発呼する。このとき、発呼の電話番号は、IP−PBX1宛となる。この発呼では、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報も、IP−PBX1へ送信される。発呼端末2から着呼したIP−PBX1は、着呼先番号を用いて、IPアクセスネットワーク5->通信交換コアネットワーク6を経由して、着呼端末3へ発呼する。IP−PBX1は、発呼端末2に対する呼接続と、着呼端末3に対する呼接続とを中継するように動作する。
その後、着呼端末3は、屋内に移動している。着呼端末3は、無線LAN7によってアクセスポイント71を介して、IP−PBX1に発呼する。これによって、IP−PBX1は、発呼端末2に対する呼接続と着呼端末3に対する呼接続とを中継する。
図7は、本発明における第4のシステム構成図である。
図7によれば、発呼端末2は、IPアクセスネットワーク5を介して、IP−PBX1へ向けて発呼する。このとき、発呼の電話番号は、IP−PBX1宛となる。この発呼では、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報も、IP−PBX1へ送信される。発呼端末2から着呼したIP−PBX1は、着呼先番号を用いて、無線LANを経由して、着呼端末3へ発呼する。IP−PBX1は、発呼端末2に対する呼接続と、着呼端末3に対する呼接続とを中継するように動作する。
その後、着呼端末3は、屋外に移動している。着呼端末3は、無線アクセスネットワーク4によって基地局41を介して、IP−PBX1に発呼する。これによって、IP−PBX1は、発呼端末2に対する呼接続と着呼端末3に対する呼接続とを中継する。
以上、詳細に説明したように、本発明のアクセス区間切替方法、構内交換装置、端末及びプログラムによれば、既存ネットワーク及び通信(通話)相手端末に対して別途の機能及び装置を搭載することなく、通話中に、広域通信ネットワーク及び狭域高速通信ネットワークのアクセス区間を切り替えることができる。発呼端末から携帯電話網を介して発呼された呼を、構内交換装置にアンカーさせることにより、広域通信ネットワークに別途の設備を備えることなく、アクセスネットワークを切り替えることができる。
前述した本発明の種々の実施形態において、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
従来技術におけるシステム構成図である。 本発明における第1のシステム構成図である。 本発明におけるシーケンス図である。 本発明におけるIP−PBX及び発呼端末の機能構成図である。 本発明における第2のシステム構成図である。 本発明における第3のシステム構成図である。 本発明における第4のシステム構成図である。
符号の説明
1 構内交換装置、IP−PBX
101 WANインタフェース
102 LANインタフェース
111 WAN着呼受付部
112 WAN再発呼部
113 LAN着呼受付部
114 LAN再発呼部
115 呼接続中継部
116 アクセス区間切替部
117 記憶テーブル
2 発呼端末、発呼側携帯電話機
201 LANインタフェース
202 WANインタフェース
211 呼接続切替部
212 WAN発呼部
213 LAN発呼部
3 着呼端末、着呼側電話機
4 無線アクセスネットワーク、RAN
41 基地局
5 IPアクセスネットワーク
6 通信交換コアネットワーク
61 MSC
62 C−BSC
63 HLR
7 LAN
71 アクセスポイント

Claims (17)

  1. 広域通信ネットワークを介して呼接続可能な発呼端末及び着呼端末と、前記広域通信ネットワーク及び狭域通信ネットワークに接続される構内交換装置とを有するシステムにおける呼接続のアクセス区間切替方法であって、
    前記発呼端末が、前記広域通信ネットワークを介して前記構内交換装置へ、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に発呼する第1のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼元番号及び前記着呼先番号の組を記憶テーブルに記憶する第2のステップと、
    前記構内交換装置が、前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼する第3のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する第4のステップと、
    前記発呼端末が移動によって、前記狭域通信ネットワークを介して前記構内交換装置へ発呼する第5のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継するようにアクセス区間を切り替える第6のステップと
    を有することを特徴とする呼接続のアクセス区間切替方法。
  2. 広域通信ネットワークを介して呼接続可能な発呼端末及び着呼端末と、前記広域通信ネットワーク及び狭域通信ネットワークに接続される構内交換装置とを有するシステムにおける呼接続のアクセス区間切替方法であって、
    前記発呼端末が、前記狭域通信ネットワークを介して前記構内交換装置へ、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に発呼する第1のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼元番号及び前記着呼先番号の組を記憶テーブルに記憶する第2のステップと、
    前記構内交換装置が、前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼する第3のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する第4のステップと、
    前記発呼端末が移動によって、前記広域通信ネットワークを介して前記構内交換装置へ発呼する第5のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継するようにアクセス区間を切り替える第6のステップと
    を有することを特徴とする呼接続のアクセス区間切替方法。
  3. 広域通信ネットワークを介して呼接続可能な発呼端末及び着呼端末と、前記広域通信ネットワーク及び狭域通信ネットワークに接続される構内交換装置とを有するシステムにおける呼接続のアクセス区間切替方法であって、
    前記発呼端末が、前記広域通信ネットワークを介して前記構内交換装置へ、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に発呼する第1のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼元番号及び前記着呼先番号の組を記憶テーブルに記憶する第2のステップと、
    前記構内交換装置が、前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼する第3のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する第4のステップと、
    記着呼端末が、移動によって、前記狭域通信ネットワークを介して前記構内交換装置へ発呼(接続)する第5のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継するようにアクセス区間を切り替える第6のステップと
    を有することを特徴とする呼接続のアクセス区間切替方法。
  4. 広域通信ネットワークを介して呼接続可能な発呼端末及び着呼端末と、前記広域通信ネットワーク及び狭域通信ネットワークに接続される構内交換装置とを有するシステムにおける呼接続のアクセス区間切替方法であって、
    前記発呼端末が、前記広域通信ネットワークを介して前記構内交換装置へ、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に発呼する第1のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼元番号及び前記着呼先番号の組を記憶テーブルに記憶する第2のステップと、
    前記構内交換装置が、前記着呼先番号を用いて、前記域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼する第3のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する第4のステップと、
    記着呼端末が、移動によって、前記広域通信ネットワークを介して前記構内交換装置へ発呼(接続)する第5のステップと、
    前記構内交換装置が、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継するようにアクセス区間を切り替える第6のステップと
    を有することを特徴とする呼接続のアクセス区間切替方法。
  5. 第1のステップについて、発呼端末に入力される電話番号は、「構内交換装置の電話番号」と「アンカー符号」と「着呼端末の電話番号」との組合せからなることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の呼接続のアクセス区間切替方法。
  6. 前記広域通信ネットワークは、通信交換コアネットワークと、無線アクセスネットワークと、IP(Internet Protocol)アクセスネットワークとを有し、
    前記広域通信ネットワークの前記無線アクセスネットワークは、携帯電話網であり、
    前記広域通信ネットワークの前記IPアクセスネットワークは、呼制御プロトコルとしてはSIP(Session Initiation Protocol)を用いており、
    前記狭域通信ネットワークは、無線/有線LAN又はBluetooth(登録商標)であり、
    前記構内交換装置は、IP−PBX(Internet Protocol - Private Branch eXchange)であり、
    前記発呼端末又は前記着呼端末は、前記無線アクセスネットワークに接続できる第1の通信インタフェースと、前記IPアクセスネットワークに接続できる第2の通信インタフェースとを有し、第2の通信インタフェースを用いて前記狭域通信ネットワークを介して前記IP−PBXへ、接続要求としてのSIP INVITEを送信する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の呼接続のアクセス区間切替方法。
  7. 前記記憶テーブルに記憶された前記発呼元番号及び着呼先番号の組は、当該セッションが終了した際に削除されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の呼接続のアクセス区間切替方法。
  8. 広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される構内交換装置であって、
    前記発呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
    記発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
    前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
    前記WAN着呼手段によって着呼した後、移動した前記発呼端末から、前記狭域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
    前記WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、前記LAN着呼受付手段の着呼後に、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
    前記呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
    を有することを特徴とする構内交換装置。
  9. 広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される構内交換装置であって、
    前記発呼端末から、前記狭域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
    記発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
    前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
    前記LAN着呼受付手段によって着呼した後、移動した前記発呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
    前記WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、前記WAN着呼受付手段の着呼後に、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
    前記呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
    を有することを特徴とする構内交換装置。
  10. 広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される構内交換装置であって、
    前記発呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
    記発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
    前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
    前記WAN着呼手段によって着呼した後、移動した前記着呼端末から、前記狭域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
    前記WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、前記LAN着呼受付手段の着呼後に、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
    前記呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
    を有することを特徴とする構内交換装置。
  11. 広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される構内交換装置であって、
    前記発呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
    記発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
    前記着呼先番号を用いて、前記狭域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するLAN再発呼手段と、
    前記WAN着呼受付手段が、更に、前記LAN再発呼手段によって着呼した後、移動した前記着呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して着呼を受け付け、
    前記LAN再発呼手段の再発呼後に、及び、前記WAN着呼受付手段の着呼端末からの着呼後に、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
    前記呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
    を有することを特徴とする構内交換装置。
  12. 前記広域通信ネットワークは、通信交換コアネットワークと、無線アクセスネットワークと、IP(Internet Protocol)アクセスネットワークとを有し、
    前記広域通信ネットワークの前記無線アクセスネットワークは、携帯電話網であり、
    前記広域通信ネットワークの前記IPアクセスネットワークは、呼制御プロトコルとしてはSIP(Session Initiation Protocol)を用いており、
    前記狭域通信ネットワークは、無線/有線LAN又はBluetooth(登録商標)であり、
    前記構内交換装置は、IP−PBX(Internet Protocol - Private Branch eXchange)であることを特徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載の構内交換装置。
  13. 請求項8から12のいずれか1項に記載の構内交換装置と通信可能であって、前記広域通信ネットワークに接続される第1の通信インタフェースと、前記狭域通信ネットワークに接続される第2の通信インタフェースとを有する端末であって、
    「構内交換装置の電話番号」と「アンカー符号」と「着呼端末の電話番号」との組合せからなる電話番号を入力可能な電話番号入力手段と、
    発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に、前記構内交換装置へ発呼する発呼手段と
    を有することを特徴とする端末。
  14. 広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される装置に搭載されたコンピュータを機能させる構内交換用のプログラムであって、
    前記発呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
    記発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
    前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
    前記WAN着呼手段によって着呼した後、移動した前記発呼端末から、前記狭域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
    前記WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、前記LAN着呼受付手段の着呼後に、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
    前記呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする構内交換用のプログラム。
  15. 広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記発呼端末から、前記狭域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
    記発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
    前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
    前記LAN着呼受付手段によって着呼した後、移動した前記発呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
    前記WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、前記WAN着呼受付手段の着呼後に、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
    前記呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする構内交換用のプログラム。
  16. 広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記発呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
    記発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
    前記着呼先番号を用いて、前記広域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するWAN再発呼手段と、
    前記WAN着呼手段によって着呼した後、移動した前記着呼端末から、前記狭域通信ネットワークを介して着呼を受け付けるLAN着呼受付手段と、
    前記WAN再発呼手段の再発呼後に、及び、前記LAN着呼受付手段の着呼後に、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
    前記呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする構内交換用のプログラム。
  17. 広域通信ネットワークに相互接続された狭域通信ネットワークに配置される装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記発呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して、発呼元番号及び着呼先番号を含む呼情報と共に着呼を受け付けるWAN着呼受付手段と、
    記発呼元番号及び着呼先番号の組を記憶する記憶テーブル手段と、
    前記着呼先番号を用いて、前記狭域通信ネットワークを介して着呼端末へ再発呼するLAN再発呼手段と、
    前記WAN着呼受付手段が、更に、前記LAN再発呼手段によって着呼した後、移動した前記着呼端末から、前記広域通信ネットワークを介して着呼を受け付け、
    前記LAN再発呼手段の再発呼後に、及び、前記WAN着呼受付手段の着呼端末からの着呼後に、前記発呼端末に対する呼接続と、前記着呼端末に対する呼接続との間で中継する呼接続中継手段と、
    前記呼接続中継手段のアクセス区間を切り替えるアクセス区間切替手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする構内交換用のプログラム。
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