JP4127023B2 - ウエザストリップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウエザストリップに係り、例えば、コンバーチブル車等に代表される車両本体のうち、幌を収容する収容室の室内側と室外側とを区画するボディフランジに取付けられるウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンバーチブル車等のように、天井部において幌が開閉可能に設けられた自動車にあっては、車両本体後部において、上記幌を折り畳み状態で収容する収容室が設けられるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような構成の下、収容室の室内側と室外側とを区画するボディフランジには、上記収容室の蓋体との間をシールするウエザストリップが取付けられる。
【0004】
ところで、上記ウエザストリップの大部分或いは全ては、ボディフランジに取付けられる断面略逆U字状のトリム部と、トリム部の頂部に一体形成された中空状のシール部とから構成され、これらが押出成形によって成形されるのが一般的である。トリム部には、その内壁からU字状の内方に向かって延びる保持リップが一体形成されているとともに、トリム部の内部には金属製のインサートが埋設されている。該トリム部がボディフランジに嵌め込まれることによって、上記ウエザストリップが安定して取付けられる。そして、上記収容室の蓋体が閉じられることで、上記中空状のシール部が変形し、これによってボディフランジと蓋体との間のシールが図られる。
【0005】
【特許文献1】
特許第3321634号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ボディフランジの部位に応じて急激な高低差がある場合、一律に同一の断面形状とする訳にはいかない。このため、例えば高低差の激しい両端部分を型成形部で構成することが考えられる。かかる型成形部にあっては、成形の都合上、押出成形部と同様の中空状のシール部を設けたり、保持リップを設けたりする訳にはいかない場合がある。そこで、所定のシール性を確保するべく、中空状のシール部に代えて、断面略く字状のリップ状のシール部を設けることが考えられる。
【0007】
ところが、型成形部においては、トリム部に保持リップ等が設けられないため、トリム部とボディフランジとの間に隙間が形成されてしまう場合がある。この場合、蓋体が閉じられたときの閉応力のかかる方向によっては、トリム部が室内側へ傾動してしまうというおそれがある。そのため、シール性が阻害され、水等が室内側へ浸入してしまう等のおそれがある。
【0008】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、シール性の低下を抑制でき、もって水漏れ等の不具合を回避することのできるウエザストリップを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0010】
手段1.室内側と室外側とを区画するボディフランジに取付けられ、断面略逆U字状をなすトリム部と、
前記トリム部の頂部に一体形成され、開閉可能な可動部材との間をシールするシール部とを備え、少なくとも長手方向端部が型成形部よりなり、該型成形部においては前記シール部の大部分又は全部が断面略く字状に形成されてなるウエザストリップであって、
前記断面略く字状のシール部は、屈曲部を境に下辺部と上辺部とから形成され、
前記シール部の付け根部は、前記トリム部の頂部の幅方向中心よりも室外側に配置されており、
前記シール部の屈曲部は、前記付け根部よりも室内側に配置されているとともに、前記トリム部の頂部の幅方向のほぼ中心上に配置されていることを特徴とするウエザストリップ。
【0011】
手段1によれば、ウエザストリップの断面略逆U字状をなすトリム部が、室内側と室外側とを区画するボディフランジに取付けられる。また、トリム部の頂部に一体形成されたシール部によって、開閉可能な可動部材との間がシールされる。かかるウエザストリップにあって、少なくとも長手方向端部が型成形部よりなり、該型成形部においてはシール部の大部分又は全部が断面略く字状に形成されている。さて、手段1では、当該断面略く字状のシール部の付け根部が、トリム部の頂部の幅方向中心よりも室外側に配置されている。このため、可動部材が閉じられることで押圧力がシール部に加えられたとき、型成形部において、ボディフランジとトリム部との間にたとえ隙間が形成されていたとしても、トリム部が傾動することが起こりにくい。そのため、トリム部の傾動に起因して、シール性が阻害されたり、水等が室内側へ浸入してしまったりする等の不具合を防止することができる。
また、断面略く字状のシール部の屈曲部が付け根部よりも室内側に配置されているため、室外側からの水を室外側に凹状をなす屈曲部及びその近傍において受け止める格好となり、より安定したシールを図ることができる。
さらに、屈曲部が、トリム部の頂部の幅方向のほぼ中心上に配置されているため、前記可動部材が閉じられることで押圧力がシール部に加えられたとき、変形のバランスが比較的崩されにくく、トリム部に室内方向への傾動応力がかかりにくくなる。結果として、トリム部の傾動が起こりにくいという上記作用効果をより確実なものとすることができる。
【0012】
手段2.幌を収容する収容室の室内と室外とを区画するボディフランジに取付けられ、断面略逆U字状をなすトリム部と、
前記トリム部の頂部に一体形成され、開閉可能な可動部材との間をシールするシール部とを備え、少なくとも長手方向端部が型成形部よりなり、それ以外は押出成形部よりなり、
前記押出成形部においては、前記トリム部内壁から前記ボディフランジに向かって延びる保持リップが一体形成されるとともに、前記シール部は中空状に形成され、
前記型成形部においては前記保持リップが省略されるとともに、前記シール部の大部分又は全部が断面略く字状に形成されてなるウエザストリップであって、
前記断面略く字状のシール部は、屈曲部を境に下辺部と上辺部とから形成され、
前記シール部の付け根部は、前記トリム部の頂部の幅方向中心よりも室外側に配置されており、
前記シール部の屈曲部は、前記付け根部よりも室内側に配置されているとともに、前記トリム部の頂部の幅方向のほぼ中心上に配置され、可動部材閉時における前記型成形部の傾動が規制されていることを特徴とするウエザストリップ。
【0013】
手段2によれば、ウエザストリップの断面略逆U字状をなすトリム部が、幌を収容する収容室の室内と室外とを区画するボディフランジに取付けられる。トリム部の頂部に一体形成されたシール部によって、開閉可能な可動部材との間がシールされる。かかるウエザストリップにあって、押出成形部においては、トリム部の内側壁からU字状の内方のボディフランジに向かって延びる保持リップが一体形成されているため、該保持リップによって、比較的安定してトリム部が取付けられる。また、シール部は中空状をなし、可動部材閉時にあっては該中空状のシール部が潰れ変形することでシールが図られる。これに対し、少なくとも長手方向端部の型成形部においては、保持リップが省略されており、トリム部とボディフランジとの間に隙間が形成されている。また、シール部の大部分又は全部が断面略く字状に形成されている。さて、手段2では、当該断面略く字状のシール部の付け根部が、トリム部の頂部の幅方向中心よりも室外側に配置され、これにより、可動部材閉時における型成形部の傾動が規制される。このため、可動部材が閉じられることで押圧力がシール部に加えられたとき、型成形部において、ボディフランジとトリム部との間にたとえ隙間が形成されていたとしても、トリム部が傾動してしまうことが起こりにくい。そのため、トリム部の傾動に起因して、シール性が阻害されたり、水等が室内側へ浸入してしまったりする等の不具合を防止することができる。
また、断面略く字状のシール部の屈曲部が付け根部よりも室内側に配置されているため、室外側からの水を室外側に凹状をなす屈曲部及びその近傍において受け止める格好となり、より安定したシールを図ることができる。
さらに、屈曲部が、トリム部の頂部の幅方向のほぼ中心上に配置されているため、前記可動部材が閉じられることで押圧力がシール部に加えられたとき、変形のバランスが比較的崩されにくく、トリム部に室内方向への傾動応力がかかりにくくなる。結果として、トリム部の傾動が起こりにくいという上記作用効果をより確実なものとすることができる。
【0018】
手段3.前記トリム部の頂部の水平面に対する前記下辺部の延び角度が、45度以上90度未満に設定されていることを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップ。
【0019】
前記シール部の下辺部の前記トリム部の頂部の水平面に対する延び角度があまりにも低い場合には、シール部の反力があまり期待できず、しかもシール部からトリム部に対し、傾動方向への応力がかかりやすい。この点、手段3では、シール部の下辺部のトリム部の頂部の水平面に対する延び角度が上記のように設定されているため、適切なシール性が確保され、かつ、傾動による不具合をより確実に防止することができる。なお、前記延び角度を90度以上とした場合には、適切なシール性を確保できないおそれがある。
【0020】
手段4.前記トリム部の室外側には、ボディに当接可能なサブシールリップが形成されていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0021】
手段4によれば、トリム部の室外側に形成されたサブシールシップがボディに当接しうる。ここで、上記各手段によれば、トリム部の傾動を防止することができるため、サブシールリップのボディからの離間を抑制することができ、型成形部におけるサブシールリップによるシール性の低下をも防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0023】
図1に示すように、本実施の形態における自動車(コンバーチブル車)1には、その天井に対応する部位において幌2が開閉可能に設けられている。より詳しくは、幌2は、少なくともその両側縁部において、前後方向に複数に分断されたフレーム(図示略)を有しているとともに、各フレームに対応して前側から順に、前ルーフ部ウエザストリップアッセンブリ3、後ルーフ部ウエザストリップアッセンブリ4、リアクォータ部ウエザストリップ5、及び、両リアクォータ部ウエザストリップ5の両後端に当接されるリア部ウエザストリップ6が装着されている。
【0024】
幌2は、図示しないリンク機構及び駆動機構によって、各フレームの分断部分に沿って折り畳み可能に構成されている。自動車1の後部においては、前記幌2を収容する収容室10(図3等参照)が設けられており、該収容室10内に、折り畳まれた幌2が収容可能となっている。なお、かかる自動車1にあって、フロントピラー11及びフロントガラスルーフ部12に沿ってフロントウエザストリップ13が取付けられている。
【0025】
一方、車両本体には、モケットウエザストリップ21が取付けられている。該モケットウエザストリップ21の天壁部の平坦面部分に、前記リアクォータ部ウエザストリップ5の下端の後端部が当接しうるようになっている。
【0026】
さて、図2,3に示すように、前記収容室10の室内側と室外側とを区画するボディパネル30によって構成されたボディフランジ31には、収容室用のウエザストリップ41が設けられる。このウエザストリップ41は、全体として平面視略コ字状をなしている。そして、その両端部分は型成形部42(図2で散点模様を付した部位)よりなり、それ以外の大部分は押出成形部43よりなっている。これは、ボディフランジ31のうち、前記両端部分に相当する部位が他の部位に比べて高く位置しており、押出成形部43のみでウエザストリップ41を構成すると、かかる急激な高低差に追従できない場合があることによるものである。
【0027】
図3に示すように、ウエザストリップ41の押出成形部43は、ボディフランジ31に取付けられる断面略逆U字状のトリム部51と、トリム部51の頂部51aに一体形成された断面略菱形状の中空状のシール部52とから構成されている。シール部52の付け根部は、前記トリム部51の頂部51aの幅方向略中心部分に設定されている。トリム部51には、その側壁からU字形の内方に向かって延びる複数の保持リップ53が一体形成されており、トリム部51の内部には金属製のインサート54が埋設されている。そして、該トリム部51がボディフランジ31に嵌め込まれることで、ウエザストリップ41(押出成形部43)が安定的に取付けられている。なお、トリム部51の頂部51a裏面側にはシーラント55が設けられており、前記取付に伴い、シーラント55によってボディフランジ31及びトリム部51の頂部51a間の隙間が塞がれるようになっている。また、トリム部51の室外側側壁下部には、ボディパネル30の方へ向かって延びるシールリップ56が一体形成されており、前記トリム部51の取付に伴い、シールリップ56の先端がボディパネル30に当接する。これにより、室外側からトリム部51の内側へ水等が浸入するのが規制されるようになっている。
【0028】
収容室10の上部には可動部材としての蓋体32が自動開閉可能に設けられている。そして、該蓋体32が閉じられることで、同図2点鎖線で示すように前記シール部52が潰れ変形し、これによってボディフランジ31と蓋体32との間のシールが図られるようになっている。
【0029】
一方、図4に示すように、ウエザストリップ41の型成形部42は、ボディフランジ31に取付けられる断面略逆U字状のトリム部61と、トリム部61の頂部61aに一体形成された断面略く字状のシール部62とから構成されている。上記押出成形部43とは異なり、当該トリム部61には、型成形の都合上、保持リップや、金属製のインサートが設けられていない。また、トリム部61の室外側側壁には前記ボディパネル30に当接可能なサブシールリップを構成するシールリップ63が設けられているものの、U字状内のシーラントは省略されている。かかる構成の下、ボディフランジ31とトリム部61との間には、所定の隙間が形成されていることとなる。
【0030】
さて、本実施の形態では、前記シール部62が断面略く字状に形成されていることは既に述べた。かかるシール部62についてより詳細に説明すると、シール部62は、屈曲部73を境に下辺部71と上辺部72と形成されている。そして、かかる断面略く字状のシール部62の付け根部が、トリム部61の頂部61aの幅方向中心よりも室外側に配置されている。また、前記屈曲部73は、前記付け根部よりも室内側に配置されている。さらに、屈曲部73は、トリム部61の幅方向のほぼ中心上に位置している。併せて、本実施の形態において、水平面(トリム部61の頂部61a)に対する前記下辺部71の延び角度が、略45度に設定されている。
【0031】
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
【0032】
上記のとおり、本実施の形態におけるウエザストリップ41にあっては、型成形部42において、押出成形部43のような保持リップ53が設けられておらず、トリム部61とボディフランジ31との間に隙間が形成されている。これに対し、本実施の形態では、断面略く字状のシール部62の付け根部が、トリム部61の頂部61aの幅方向中心よりも室外側に配置されている。このため、図5に示すように、蓋体32が閉じられたときにおけるトリム部61、ひいては型成形部42の傾動(図中反時計方向への傾動)が規制される。すなわち、蓋体32が閉じられることで押圧力がシール部62に加えられたとき、前記押圧力はトリム部61の主として室外側側壁部に伝えられる。従って、たとえ上記のような隙間が形成されていたとしても、トリム部61が傾動してしまうことが起こりにくい。そのため、トリム部61の傾動に起因して、シール性が阻害されたり、水等が室内側へ浸入してしまったりする等の不具合を防止することができる。
【0033】
特に、本実施の形態では、シール部62の屈曲部73が、前記付け根部よりも室内側に配置されている。そのため、室外側からの水を、室外側に凹状をなす屈曲部及びその近傍において受け止める格好となり、より安定したシールを図ることができる。さらに、屈曲部72が、トリム部61の頂部61aの幅方向のほぼ中心上に位置しているため、前記押圧力がシール部62に加えられたとき、変形のバランスが比較的崩されにくく、トリム部61に室内方向(図中時計方向)への傾動応力がかかりにくくなる。結果として、トリム部61の傾動が起こりにくいという上記作用効果をより確実なものとすることができる。
【0034】
なお、本実施の形態では、トリム部61の室外側には、ボディパネル30に当接可能なシールリップ63が形成されている。ここで、上記したように、トリム部61の傾動を防止することができることから、シールリップ63のボディパネル30からの離間を抑制することができる。結果として、型成形部42におけるシールリップ63によるシール性の低下をも防止することができる。
【0035】
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0036】
(a)上記実施の形態では、トリム部の頂部の水平面に対する前記シール部の下辺部71の延び角度が、略45度となるように設定されているが、当該角度は45度以上90度未満であれば、特に限定されるものではない。ただし、前記延び角度があまりにも低い場合には、シール部62の反力があまり期待できず、しかもシール部62からトリム部に対し、傾動方向への応力がかかりやすくなるおそれがある。また、延び角度を90度以上とした場合には、適切なシール性を確保できないおそれがある。
【0037】
(b)上記実施の形態では、トリム部61の室外側側壁に、ボディパネル30に当接可能なシールリップ63が形成されているが、該シールリップを省略してもよい。
【0038】
(c)上記実施の形態では、型成形部42のシール部62を全て断面略く字状に形成することとしているが、大部分を断面略く字状とし、一部(押出成形部43に近い部分)を中空状に形成してもよい。
【0039】
(d)押出成形部43におけるインサート54、シーラント55等を省略することとしてもよい。
【0040】
(e)蓋体32以外の可動部材が設けられる箇所のウエザストリップにも適用することもできる。
【0041】
(f)上記実施の形態では、特に言及していないが、ウエザストリップ41等を構成する素材として、EPDM等のほか、種々の素材を採用することができる。従って、例えば、IR(イソブレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)等を用いてもよいし、また、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、或いは軟質のポリ塩化ビニル等のゴム状弾性を有する材料により構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態において自動車を模式的に示す斜視図である。
【図2】(a)はウエザストリップを示す部分平面図であり、(b)はウエザストリップを示す側面図である。
【図3】押出成形部を示す図2のJ−J線断面図である。
【図4】型成形部を示す図2のK−K線断面図である。
【図5】型成形部における蓋体閉時の作用を説明するための部分断面図である。
【符号の説明】
1…自動車、2…幌、10…収容室、30…ボディパネル、31…ボディフランジ、32…可動部材としての蓋体、41…ウエザストリップ、42…型成形部、43…押出成形部、51…トリム部、52…シール部、53…保持リップ、54…インサート、56…シールリップ、61…トリム部、61a…頂部、62…シール部、71…下辺部、72…屈曲部、73…上辺部。
Claims (4)
- 室内側と室外側とを区画するボディフランジに取付けられ、断面略逆U字状をなすトリム部と、
前記トリム部の頂部に一体形成され、開閉可能な可動部材との間をシールするシール部とを備え、少なくとも長手方向端部が型成形部よりなり、該型成形部においては前記シール部の大部分又は全部が断面略く字状に形成されてなるウエザストリップであって、
前記断面略く字状のシール部は、屈曲部を境に下辺部と上辺部とから形成され、
前記シール部の付け根部は、前記トリム部の頂部の幅方向中心よりも室外側に配置されており、
前記シール部の屈曲部は、前記付け根部よりも室内側に配置されているとともに、前記トリム部の頂部の幅方向のほぼ中心上に配置されていることを特徴とするウエザストリップ。 - 幌を収容する収容室の室内と室外とを区画するボディフランジに取付けられ、断面略逆U字状をなすトリム部と、
前記トリム部の頂部に一体形成され、開閉可能な可動部材との間をシールするシール部とを備え、少なくとも長手方向端部が型成形部よりなり、それ以外は押出成形部よりなり、
前記押出成形部においては、前記トリム部内壁から前記ボディフランジに向かって延びる保持リップが一体形成されるとともに、前記シール部は中空状に形成され、
前記型成形部においては前記保持リップが省略されるとともに、前記シール部の大部分又は全部が断面略く字状に形成されてなるウエザストリップであって、
前記断面略く字状のシール部は、屈曲部を境に下辺部と上辺部とから形成され、
前記シール部の付け根部は、前記トリム部の頂部の幅方向中心よりも室外側に配置されており、
前記シール部の屈曲部は、前記付け根部よりも室内側に配置されているとともに、前記トリム部の頂部の幅方向のほぼ中心上に配置され、可動部材閉時における前記型成形部の傾動が規制されていることを特徴とするウエザストリップ。 - 前記トリム部の頂部の水平面に対する前記下辺部の延び角度が、45度以上90度未満に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
- 前記トリム部の室外側には、ボディに当接可能なサブシールリップが形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップ。
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