JP4126815B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクロール型圧縮機に関するもので、蒸気圧縮式冷凍サイクルの圧縮機に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
スクロール型圧縮機は、周知のごとく、渦巻き状の渦巻壁及び渦巻壁が設けられた基盤からなる一対(2個)のスクロールのうち、一方側のスクロール(旋回スクール)を他方側のスクロール(固定スクロール)に対して旋回させることにより、両スクロールによって形成された作動室の体積を拡大縮小させて、冷媒等の流体を吸入圧縮するものである。
【0003】
このとき、スクロール型圧縮機の作動室は、旋回スクロールの旋回とともに渦巻外方側から渦巻中心側に移動しながらその体積を縮小させていくので、渦巻中心側に位置する作動室の内圧が最も高い。しかも、渦巻壁と基盤との繋ぎ部(渦巻壁の根本部)は、応力が集中し易いので、渦巻中心側の渦巻壁と基盤との繋ぎ部には、その他の部位(繋ぎ部)に比べて亀裂破損等の不具合が発生し易い。
【0004】
そこで、一般的には、図6に示すように、繋ぎ部12aの形状を円弧形状として(R部を形成して)応力集中を緩和するとともに、渦巻壁12の先端側のうち繋ぎ部12aに対応する角部12bに面取りを施すことにより、渦巻壁12の先端角部12bと繋ぎ部12aとの干渉を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、応力集中を緩和するには、繋ぎ部(R部)12aの曲率半径r(歯底r)をなるべく大きくすることが望ましいが、歯底rを大きくすると、これに伴って先端角部12bの面取り長さLも大きくせざるを得ないので、先端角部12bと繋ぎ部12aとの間に生じる隙間δが大きくなってしまい、この隙間δから漏れ出す流体量が大きくなり、スクロール型圧縮機の効率(性能)が低下してしまうという問題が発生する。
【0006】
この問題に対しては、例えば特開平10−68392号公報に記載のごとく、渦巻中心側のみにR部を形成して、その他の部位にはR部形成しない又はR部の曲率半径rを渦巻中心側に比べて小さくするといった手段が知られているが、この手段では、渦巻壁の部位によって曲率半径が相違するので、スクロールの製造時に、渦巻壁の部位によって加工用工具(ツール、カッター)を組み替える必要がある。したがって、この手段では、スクロールの製造工数(製造時間)が大きくなるので、製造原価低減を図ることが難しい。
【0007】
また、加工用工具を組み替える度に、加工中のスクロール(ワーク)に対して加工用工具を位置決めする必要があるため、さらに製造工数の増大を招くとともに、位置決め精度バラツキによる製品(スクロール)寸法バラツキを誘発するおそれもある。
【0008】
本発明は、上記点に鑑み、渦巻中心側における繋ぎ部の亀裂破損、及び圧縮機の効率低下を防止しつつ、製造原価低減を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、両渦巻壁(122、132)と両基盤(121、131)との繋ぎ部(12a)は円弧形状に形成されているとともに、この繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)は、両渦巻壁(122、132)の渦方向全周に渡って一定であり、
さらに、両渦巻壁(122、132)の先端側であって、繋ぎ部(12a)に対応する角部(12b)は、繋ぎ部(12a)と略相似な円弧形状からなる丸み部(12c)が形成されており、
丸み部(12c)の曲率半径(R)は繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)より大きいことを特徴とする。
【0010】
これにより、渦巻中心側から渦巻外周側に渦方向全周に渡って加工用工具を組み替えることなく、1つに加工用工具にて加工することができるので、両スクロール(120、130)の製造工数低減を図りつつ、加工用工具の組み替え作業に伴う製品(スクロール)寸法バラツキの誘発を未然に防止できる。
【0011】
また、繋ぎ部(12a)に対応する角部(12b)には、繋ぎ部(12a)と略相似な円弧形状からなる丸み部(12c)が形成されているので、繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)を大きくしても、角部(12b)に面取りを施したものに比べて、角部(12b)と繋ぎ部(12a)との間に生じる隙間(δ)を小さくすることができる。
【0012】
以上に述べたように、本発明によれば、渦巻中心側における繋ぎ部(12a)の亀裂破損、及びスクロール圧縮機の効率低下を防止しつつ、スクロール型圧縮機の製造原価低減を図ることができる。
【0013】
請求項に記載の発明では、渦巻壁(12)と基盤(11)との繋ぎ部(12a)は円弧形状に形成されているとともに、この繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)は、渦巻壁(12)の渦方向全周に渡って一定であり、
さらに、渦巻壁(12)の先端側であって、繋ぎ部(12a)に対応する角部(12b)は、繋ぎ部(12a)と略相似な円弧形状からなる丸み部(12c)が形成されており、
丸み部(12c)の曲率半径(R)は繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)より大きいことを特徴とする。
【0014】
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、渦巻中心側における繋ぎ部(12a)の亀裂破損、及びスクロール圧縮機の効率低下を防止しつつ、スクロール型圧縮機の製造原価低減を図ることができる。
【0015】
なお、本発明では、少なくとも、一方側のスクロールの繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)が渦巻全周に渡って一定であればよい。
【0016】
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載のスクロール型圧縮機において、繋ぎ部(12a)は、円弧部分の長さ(Lo)がrπ/2未満となる不完全R部であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明のごとく、請求項3に記載のスクロール型圧縮機において、渦巻壁(12)から繋ぎ部(12a)と基盤(11)との繋ぎ部(11a)までの寸法(a)は、曲率半径(r)の1/2より大きくすることが望ましい。
【0017】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係るスクロール型圧縮機(以下、圧縮機)を車両用冷凍サイクルに適用したものであって、図1は本実施形態に係る圧縮機100の軸方向断面図である。
【0019】
図1中、111はフロントハウジングであり、112はフロントハウジングに対して固定されて、後述する旋回スクロール130が旋回可動する空間を構成するシェルである。そして、シェル112に一体形成された固定側基盤121には、渦巻状の固定側渦巻壁122が一体形成されており、この固定側渦巻壁122及び固定側基盤121により固定スクロール120が構成されている。
【0020】
また、131は、固定渦巻壁122と噛み合うように接触する渦巻状の旋回側渦巻壁132が一体形成された旋回側基盤であり、この旋回側基盤131及び旋回側渦巻壁132により固定スクロール120に対して旋回可動する旋回スクロール130が構成されている。なお、以下、両渦巻壁122、132を総称するするときは渦巻壁12と表記し、両基盤121、131を総称するときは基盤11と表記する。
【0021】
そして、渦巻壁12と基盤11とを繋ぐ繋ぎ部(渦巻壁12の根本部)12aは、図2に示すように、円弧形状に形成されているとともに、この円弧形状の繋ぎ部(R部)12aの曲率半径rは、渦巻壁12の渦巻中心側から渦巻外周側に渦方向全周に渡って一定に形成されている。因みに、渦巻壁12、基盤11及び繋ぎ部12aは、エンドミル削り等の切削加工にて仕上げられている。
【0022】
ここで、繋ぎ部12aの曲率半径rは、渦巻壁12と基盤11との繋ぎ部12aのうち渦巻中心側で発生する応力の集中を緩和し、繋ぎ部12aに亀裂破損等の不具合が発生しない程度の寸法である。
【0023】
一方、渦巻壁12の先端側であって、繋ぎ部12aに対応する角部12bには、図3に示すように、繋ぎ部12aと略相似な円弧形状となるように丸み部12cが形成されており、この丸み部12cも繋ぎ部12aと同様に、渦方向全周に渡って一定の曲率半径Rで形成されている。なお、丸み部12cの曲率半径Rは、繋ぎ部12aの曲率半径rより大きく(R>r)なっている。
【0024】
また、図1中、140は、車両用走行エンジン等の外部駆動源(図示せず)から駆動力を得て旋回スクロール130を旋回駆動するシャフトであり、この旋回スクロール130は、シャフト140の旋回スクロール130側端部のうち、その回転中心から偏心した部位に形成された偏心部(クランク部)141に軸受142を介して連結されている。
【0025】
因みに、本実施形態では、偏心部141と軸受142との間には、可動スクール130を偏心部141に対して微少に変位可能とするブッシング143が配設されており、このブッシング143を介して旋回スクロール130がその遠心力や圧縮反力等によりブッシング143の径方向に微少に変位することによって、両渦巻壁122、132の接触面圧が高められている。
【0026】
また、150はシャフト140が回転して旋回スクロール130が旋回する際に、旋回スクロール130が偏心部141周りに回転(自転)することを防止する自転防止機構であり、この自転防止機構150は、旋回側基盤131及びフロントハウジング111に圧入されたピン151及び両ピン151が挿入されたリング152から構成されている。このため、シャフト140が回転すると、旋回スクロール130はシャフト140の回転と共に自転せずに、シャフト140周りを旋回(公転)する。
【0027】
ところで、両渦巻壁122、132は、図4に示すように、複数箇所にて接触して流体(本実施形態では冷媒)が閉じ込めらる作動室(圧縮室)Pを形成しており、渦巻外方側に形成された作動室Pは、旋回スクロール130の旋回とともに渦巻外方側から渦巻中側に移動しながら、その体積を縮小させて冷媒を圧縮していく。なお、旋回スクロール130は、図4(a)→図4(b)→図4(c)→図4(d)→図4(a)の順に旋回可動する。
【0028】
また、図1中、123は作動室Pにて圧縮された流体を吐出する吐出ポートであり、この吐出ポート123は、吐出ポート123から吐出される流体の脈動を平滑化する吐出室113に連通している。そして、吐出室113は、固定側基盤121(シェル112)及びリアハウジング114から構成されている。
【0029】
124は吐出室113から作動室Pに流体が逆流することを防止するリード弁状の吐出弁であり、125は吐出弁124の最大開度を規制するストッパ(弁止板)である。144はシャフト140を回転可能に支持する軸受であり、145は流体が圧縮機100外に洩れることを防止するリップシールである。
【0030】
次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0031】
本実施形態によれば、渦巻壁12と基盤11とを繋ぐ繋ぎ部12aの曲率半径rは、渦巻壁12の渦巻中心側から渦巻外周側に渦方向全周に渡って一定に形成されているので、渦巻中心側から渦巻外周側に渦方向全周に渡ってエンドミル(加工用工具)を組み替えることなく、1つにエンドミルにて加工することができる。したがって、両スクロール120、130の製造工数低減を図りつつ、エンドミルの組み替え作業に伴う製品(スクロール)寸法バラツキの誘発を未然に防止できる。
【0032】
また、渦巻壁12の先端側であって、繋ぎ部12aに対応する角部12bには、繋ぎ部12aと略相似な円弧形状となるように丸み部12cが形成されているので、繋ぎ部12aの曲率半径rを大きくしても、角部12bに面取りを施したものに比べて、角部12bと繋ぎ部12aとの間に生じる隙間δを小さくすることができる。
【0033】
なお、図3の破線は面取りを施した場合を示すものであり、この図からも明らかなように、丸み部12cとすれば、角部12bに面取りを施した場合に比べて、角部12bはの先端側が繋ぎ部12aにより近づくので、隙間δを小さくすることができる。
【0034】
以上に述べたように、本実施形態によれば、渦巻中心側における繋ぎ部12aの亀裂破損、及び圧縮機100の効率低下を防止しつつ、圧縮機100の製造原価低減を図ることができる。
【0035】
因みに、角部12bの丸み部12cは、専用工具(専用刃物)にて行うため、丸み部12cを角部12bに設ける作業の工数と、角部12bに面取りを施す作業の工数とは、変わらない。
【0036】
(第2実施形態)
第1実施形態では、繋ぎ部12aは、円弧部分の長さLoが曲率半径rのπ/2(=2πr/4)倍となる(円弧部分と渦巻壁12の壁面及び基盤11とが滑らかに繋がるような)完全なR部であったが、本実施形態は、図5に示すように、円弧部分の長さLoがrπ/2未満となるような不完全なR部としたものである。
【0037】
ところで、円弧部分の長さLoが過度に小さくなると、曲率半径rを大きくしても、実質的な曲率半径rが小さくなり、繋ぎ部12aに応力集中が発生し易くなる。そこで、本実施形態では、渦巻壁12から繋ぎ部12aと基盤11との繋ぎ部11aまでの寸法aを曲率半径rの1/2より大きくしている。
【0038】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、両スクロールの繋ぎ部12aは、渦巻全周に渡って等しい曲率半径rを有するように円弧状に形成されていたが、本発明は、少なくとも、一方側のスクロールの繋ぎ部12aの曲率半径rが渦巻全周に渡って一定であればよい。
【0039】
また、本発明に係る圧縮機は、車両用空調装置にその適用が限定されるものではなく、その他のものに適用してもよい。
【0040】
また、上述の実施形態では、吐出室113に冷媒中に混合された潤滑油(冷凍機油)を分離するオイルセパレータ(油分離器)を有していないものであったが、本発明はオイルセパレータを有する圧縮機にも適用することができる。
【0041】
また、オイルセパレータにて分離された潤滑油を両スクロール120、130等の摺動部に送る前に、潤滑油中の塵埃を除去するオイルフィルタを設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るスクロール型圧縮機の軸方向断面図である。
【図2】渦巻壁の根本部の拡大図である。
【図3】図1のA部拡大図である。
【図4】旋回スクロールの作動を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るスクロール型圧縮機における渦巻壁の根本部の拡大図である。
【図6】従来の技術に係るスクロール型圧縮機における渦巻壁の根本部の拡大図である。
【符号の説明】
11…基盤、12…渦巻壁、12a…繋ぎ部、12b…角部、
12c…丸み部、120…固定スクロール、121…固定側基盤、
122…固定側渦巻部、130…旋回スクロール、131…旋回側基盤、
132…旋回側渦巻部、δ…隙間。

Claims (4)

  1. 流体を吸入圧縮するスクロール型圧縮機であって、
    ハウジング(111、112、114)と、
    前記ハウジング(111、112、114)に対して固定され、渦巻き状の固定側渦巻壁(122)、及び前記固定側渦巻壁(122)が設けられた固定側基盤(121)を有する固定スクロール(120)と、
    前記固定側渦巻壁(122)と噛み合うように接触する旋回側渦巻壁(132)、及び前記旋回側渦巻壁(132)が設けられた旋回側基盤(131)を有し、前記固定スクロール(120)に対して旋回しながら流体を吸入圧縮する作動室(P)を形成する旋回スクロール(130)とを備え、
    前記両渦巻壁(122、132)と前記両基盤(121、131)との繋ぎ部(12a)は円弧形状に形成されているとともに、この繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)は、前記両渦巻壁(122、132)の渦方向全周に渡って一定であり、
    さらに、前記両渦巻壁(122、132)の先端側であって、前記繋ぎ部(12a)に対応する角部(12b)は、前記繋ぎ部(12a)と略相似な円弧形状からなる丸み部(12c)が形成されており、
    前記丸み部(12c)の曲率半径(R)は前記繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)より大きいことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 渦巻き状の渦巻壁(12)及び前記渦巻壁(12)が設けられた基盤(11)を有する一対のスクロール(120、130)のうち、一方側のスクロール(130)を他方側のスクロール(120)に対して旋回させることにより、流体を吸入圧縮するスクロール型圧縮機であって、
    前記渦巻壁(12)と前記基盤(11)との繋ぎ部(12a)は円弧形状に形成されているとともに、この繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)は、前記渦巻壁(12)の渦方向全周に渡って一定であり、
    さらに、前記渦巻壁(12)の先端側であって、前記繋ぎ部(12a)に対応する角部(12b)は、前記繋ぎ部(12a)と略相似な円弧形状からなる丸み部(12c)が形成されており、
    前記丸み部(12c)の曲率半径(R)は前記繋ぎ部(12a)の曲率半径(r)より大きいことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  3. 前記繋ぎ部(12a)は、円弧部分の長さ(Lo)がrπ/2未満となる不完全R部であることを特徴とする請求項1または2に記載のスクロール型圧縮機。
  4. 前記渦巻壁(12)から前記繋ぎ部(12a)と前記基盤(11)との繋ぎ部(11a)までの寸法(a)は、前記曲率半径(r)の1/2より大きいことを特徴とする請求項に記載のスクロール型圧縮機。
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